JP4038930B2 - 測色装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷装置の色合わせのために、その印刷装置によってサンプルメディア上に印刷された複数のカラーパッチを個々に測色する測色装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、カラープリンタ等の印刷装置の色合わせは、次のような作業によって行われている。先ず、色合わせしたい印刷装置によって、フィルム,記録紙等のサンプルメディア上に個々に色の異なる複数のカラーパッチを印刷する。続いて、汎用測色装置のプローブを各色のカラーパッチに密着させ、その密着によって外光を遮断しながら一色ずつ測色を行う。このようにして収集された各カラーパッチの色データを分析することにより、印刷装置の特性が判り、所望の色で印刷を行うためにはその印刷装置にどのような指令を送ればよいのかが判る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようなカラーパッチの測色は一色ずつ手作業で行わなければならず、場合によっては、色合わせのために750個以上のカラーパッチを測色する必要も生じる。このため、従来は、印刷装置の色合わせの作業には膨大な時間を必要としていた。そこで、本発明は、複数のカラーパッチの測色を能率的に行うことを目的としてなされた。特に、発明は、そのような測色を可能にする測色装置の提供を目的としてなされた。
【0004】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上記目的を達するためになされた請求項1記載の発明は、サンプルメディア上に印刷された複数のカラーパッチを非接触で測色するヘッドと、該ヘッドを、上記サンプルメディアの幅方向に移動させるヘッド移動手段と、該ヘッド移動手段が上記ヘッドを上記幅方向に1回移動させる毎に、上記サンプルメディアを上記ヘッドの移動方向とは直交する搬送方向に搬送するサンプルメディア搬送手段と、を備えた測色装置であって、上記複数のカラーパッチは、上記幅方向に互いに隣接して配設されると共に、上記サンプルメディアの上記幅方向端部における上記カラーパッチが上記搬送方向に行を跨いで連続して配設されており、上記ヘッドは、上記幅方向及び上記搬送方向において連続して上記複数のカラーパッチを測色することを特徴とする。
【0005】
このように構成された本発明では、ヘッド移動手段はヘッドをサンプルメディアの幅方向に移動させ、サンプルメディア搬送手段は、ヘッド移動手段が上記ヘッドを幅方向に1回移動させる毎に、サンプルメディアをヘッドの移動方向とは直交する搬送方向に搬送する。このため、上記ヘッド移動手段及び上記サンプルメディア搬送手段によってヘッドとサンプルメディアとの相対位置を二次元的に変化させて、ヘッドを各カラーパッチに対向配置することができる。
【0006】
しかも、ヘッドは対向配置されたカラーパッチを非接触で測色するので、ヘッドとサンプルメディアとの相対位置を変化させるに当たってヘッドをサンプルメディアに当接・離間させる必要がない。そこで、本発明では、上記ヘッドは、上記幅方向及び上記搬送方向において連続して上記複数のカラーパッチを測色する。
【0007】
このため、ヘッド移動手段によるヘッドの移動中にその移動方向に配列されたカラーパッチを自動的に測色することができ、その移動の度にサンプルメディアを搬送することにより、サンプルメディアに上記幅方向に互いに隣接して配設されると共に、上記サンプルメディアの上記幅方向端部において上記搬送方向に行を跨いで連続して配設されたカラーパッチを自動的にかつ極めて能率的に測色することができる。従って、本発明では、複数のカラーパッチの測色を極めて能率的に行うことができる。
【0008】
更に、本発明では、サンプルメディアを搬送して測色を行っているので、例えばヘッドを二次元的に移動させるいわゆるXYプロッタ型の機構を採用した場合に比べて、装置を一層小型化することができるといった効果も生じる。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された測色装置1の構成を表す縦断面図である。図1に示すように、この測色装置1では、本体を構成する筐体3の一側面(以下、後側ともいう)に、サンプルメディアMを積層保持する給紙トレイ5が設けられている。また、筐体3の内部には、ガイド7によって規定されるサンプルメディアMの搬送経路を挟んで、次に述べるプラテン9とヘッド11とが設けられている。
【0022】
図2(A)はヘッド11の拡大断面図であり、図2(B)はそのA−A線断面図である。図2(B)に示すように、ヘッド11は中央に光センサ13を備えており、その周囲には6個のLED15が配設されている。この6個のLED15は、図2(A)に示すように、その発した光がガイド7に案内されたサンプルメディアMによって反射されたとき、光センサ13に良好に集光するように配置され、しかも、時差的に異なる発光スペクトルによって波長400nm〜700nmの光を良好に測光できるようにされている。なお、波長400nm〜700nmの光を良好に測光できるのであれば、LED15の数は6個でなくてもよい。
【0023】
また、ヘッド11のケーシング17は、光センサ13の正面に比較的小さい円形の開口部17aを有しており、この開口部17aを、前述のLED15から発せられた光、及びその光に対するサンプルメディアMからの反射光が通過する。この開口部17aは充分に小さいため、図3に示すように、反射光が開口部17aを介して光センサ13に到達し得るサンプルメディアM上の直径(最小測色パッチ径)αも充分に小さい。また、LED15からの光が開口部17aを介して到達し得るサンプルメディアM上の直径(最小ワク径)βも充分に小さい。ヘッド11に対向配置されたカラーパッチCが少なくとも上記直径αの円を包含していればそのカラーパッチCの測色が良好に行える。また、隣接するカラーパッチCが少なくとも上記直径βの円外にあれば、そのカラーパッチCからの光が上記測色に影響を及ぼすいわゆるクロストークが防止できる。従って、ヘッド11では、カラーパッチCの比較的端部に対向している場合でも、非接触で良好な測色が行える。
【0024】
図1に戻って、ヘッド11のケーシング17の側面には窪み17bが形成されている。ヘッド11は、バネ21によって付勢された脱着コロ23がこの窪み17bに係合することによって、キャリッジ25に着脱自在に装着固定される。このキャリッジ25は、ガイド27,29によって案内されると共に、後部が無端状のベルト31に固定され、このベルト31の回転に応じて図1の紙面に垂直方向に移動可能とされている。また、ヘッド11をこのようにキャリッジ25に装着して使用する場合は、その上面にカバー33が装着される。ケーシング17の上面中央には、雌ネジからなる脱着ネジ部17cが形成されており、この脱着ネジ部17cにカバー33の脱着ネジ部33a(雄ネジ)を螺合させることによって、カバー33がヘッド11に装着される。
【0025】
プラテン9は、ヘッド11の上記移動経路に沿って伸びる円筒状に形成されており、その中心軸9a回りに回転可能に構成されている。また、プラテン9は、90°置きに形成された切欠35と、筐体3の底面に固定された板バネ37との係合により、90°毎の回転位置で固定可能に構成されている。
【0026】
図4に示すように、このプラテン9の、上記各回転位置においてサンプルメディアMを背後から支持する四つの支持部分には、その内の三つの部分に色パネル41,42,43が装着されており、残りの一つの部分には透孔45が形成されている。また、透孔45の背後には、レンズ47を介して光源49が配設されている。更に、色パネル41〜43としては、無彩色またはカラーのそれぞれ異なる色のパネルが、所望に応じて装着される。
【0027】
このため、プラテン9を回転させて、切欠35と板バネ37とが係合する位置にプラテン9を固定することにより、ヘッド11に対してサンプルメディアMを支持する支持部分の色を、無彩色,カラー,透過光源等、種々に切り換えることができる。すなわち、カラープリンタ等の印刷装置によって画像が印刷された印刷物は、看板等の各種構造物に貼着されたり、背後に透過光源を配設してその透過光を利用されたりする場合がある。また、上記印刷物が貼着される構造物の色もまちまちで、その印刷物の背後がどのような色(無彩色,透過光源を含む)であるかによって色の見た目が異なる。このため、印刷装置の色合わせは、その印刷物の使用状況に合わせて行うことが望ましい。そこで、測色装置1では、上記支持部分の色を、無彩色,カラー,または透過光源等、種々に切り換え可能とすることにより、印刷物の使用状況に応じた一層好適な色合わせを可能としているのである。なお、プラテン9のこのような回転は、筐体3の底面に形成された穴部3a(図1参照)から手を挿入することによって手動で行われる。
【0028】
次に、図1に示すように、給紙トレイ5は、バネ51によって上方に付勢されると共に上面にサンプルメディアMを支持する支持板53と、その支持板53に支持されたサンプルメディアMを最上部のものから順に給紙する給紙ローラ55とを備えている。給紙ローラ55は、断面円弧状に形成された円弧部55aと、平面状に切り欠かれた切欠部55bとを有するいわゆる周知の半月型ローラである。この給紙ローラ55は、円弧部55aを支持板53上のサンプルメディアMに接触させながら矢印A方向に回転することにより、そのサンプルメディアMを筐体3内に設けられた一対の搬送ローラ61,63の間に搬送し、サンプルメディアMに切欠部55bを対向させたときはそのサンプルメディアMに力を及ぼさない。なお、搬送ローラ61,63は、ヘッド11より上流側にガイド7を挟んで設けられ、ヘッド11より下流側には、排紙ローラ65,67がガイド7を挟んで設けられている。
【0029】
給紙ローラ55、搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,67は、搬送モータ71(図6参照)によって次のように駆動される。搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,67は、搬送モータ71の回転方向に応じて図1の矢印B方向へも矢印C方向へも回転可能である。これに対して、給紙ローラ55は図示しないワンウェイクラッチを介して搬送モータ71に接続され、搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,67を矢印C方向へ回転させるときにのみ、矢印A方向に回転する。
【0030】
このため、最初は搬送モータ71を正転させ、搬送ローラ61,63、及び排紙ローラ65,67を矢印C方向へ、給紙ローラ55を矢印A方向へ、それぞれ回転させる。すると、給紙トレイ5の最上部に積層保持されていたサンプルメディアMが給紙ローラ55によって搬送され、筐体3の給紙口3bより筐体3内に供給される。続いて、そのサンプルメディアMの先端は矢印C方向へ回転している搬送ローラ61,63によって係止され、厚さ方向に撓みを生じることによって斜行補正(スキュー補正)が行われる。
【0031】
給紙ローラ55の切欠部55bをサンプルメディアMに対向させた後、搬送モータ71を逆転させると、給紙ローラ55はそのまま停止してサンプルメディアMに力を及ぼさなくなり、2枚目以降のサンプルメディアMは供給されなくなる。一方、搬送ローラ61,63は矢印B方向に回転することによって前述のサンプルメディアMをヘッド11の対向部を通って搬送し、続いて、このサンプルメディアMは、排紙ローラ65,67によって筐体3の排紙口3cより筐体3の外に排出される。
【0032】
また、筐体3の給紙口3b及び排紙口3cには、図5に示すような外光遮断機構が設けられ、筐体3の内部に外部からの光が侵入しないように配慮されている。なお、図5の(A),(B),(C)は、それぞれ異なる形態の外光遮断機構を示しているが、測色装置1が使用されるサンプルメディアMの形態等に応じて、適切な形態の外光遮断機構を採用することができる。また、穴部3aにはこのような機構を特に設けていないが、穴部3aは通常机等の上に伏せた状態で配設されるので、この種の機構を設けなくても外部からの光の侵入が防止できる。
【0033】
図5(A)の外光遮断機構では、ガイド7の内面に所定長さLに渡って反射防止処理を施し、給紙口3bまたは排紙口3cにあらゆる方向から侵入した光P1 ,P2 等がその長さLを通り抜ける間に吸収されてしまうように構成している。図5(B)の外光遮断機構では、ガイド7の内面に、サンプルメディアMの搬送を許容しつつ外部からの光の侵入を防止する遮光ブラシ73が植毛されている。更に、図5(C)の外光遮断機構では、外部からの光の侵入を防止する遮光ローラ75を、バネ77によってサンプルメディアMに回転可能に圧接している。測色装置1では、このような構成によって筐体3に外部からの光が侵入するのを防止している。
【0034】
図6に示すように、測色装置1は、前述のヘッド11やサンプルメディア搬送手段としての搬送モータ71の他、ベルト31を介してキャリッジ25を移動させるヘッド移動手段としてのキャリッジモータ81、給紙トレイ5におけるサンプルメディアMの有無を検出する用紙センサ83、各種設定を行うための操作パネル85、及び警報等を発生するためのブザー87を備えている。そして、これらの各部は電子制御回路90に接続され、次のように制御されている。なお、電子制御回路90は、CPU91,ROM92,RAM93を主要部とする周知のマイクロコンピュータによって構成されている。以下、本実施の形態を理解するための参考例としての動作について説明する。本参考例では、電子制御回路90は、電源投入後に操作パネル85より測色の開始が指示されると、図7のフローチャートに示す処理を開始する。
【0035】
なお、本参考例では、図8(A)の平面図に示すサンプルメディアMを使用するものとする。図8(A)に示すように、サンプルメディアMは所定のA4紙からなり、そのサンプルメディアMには、次のように比較的長い長辺を幅方向に有する長方形状のカラーパッチCが、マトリックス状にかつ互いに密に隣接して印刷されている。
【0036】
すなわち、後述のように、測色装置1ではヘッド11をサンプルメディアMの幅方向に移動させながらカラーパッチCの測色を行うが、カラーパッチCを測色するためには、そのデータ収集にある程度の時間(例えば0.5秒)を必要とする。しかも、その測色処理の実行期間中は、対象となるカラーパッチCが図3に示す直径αの円を包含し続け、かつ、他のカラーパッチCが直径βの円外に存在し続けなければならない。そこで、サンプルメディアMでは、各カラーパッチCの長辺を、ヘッド11の移動速度にそのヘッド11の測色に要する時間を乗じた長さよりも、少なくとも上記β以上長くなるように設定している。
【0037】
また、カラーパッチCの長辺の長さがこのように設定されているので、サンプルメディアM上には、カラーパッチCの測色を開始すべき座標(以下測色開始座標という)を定義することができる。例えば、図8(B)に示すように、各カラーパッチCの境界の座標が0,100,200,300として定義されているとき、測色開始座標を10,110,210に設定すれば各カラーパッチCの測色を良好に行うことができる。なお、図8(B)では、光センサ13の移動軌跡全体を白矢印で、その光センサ13が測色を行いながら移動する移動軌跡を黒矢印で、それぞれ示している。図8(B)に示すように、測色開始座標をこのように設定した場合、ヘッド11の移動中に、測色の対象となるカラーパッチCが図3に示す直径αの円を包含し続け、かつ、他のカラーパッチCが直径βの円外に存在し続けるようにすることができる。
【0038】
このようにして設定された測色開始座標の値は、図7の処理に対応するプログラムと共に、ROM92に記憶されている。すなわち、ROM92は開始座標記憶手段に相当する。続いて、図7の処理について説明する。電子制御回路90が処理を開始すると、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、ヘッド11の位置を初期化する。例えば、ヘッド11を図8における最左端に移動させる。続くS3では、搬送モータ71を駆動してサンプルメディアMを搬送する搬送処理を実行する。処理の開始時には、この搬送処理によって、給紙トレイ5の一番上に積層されていたサンプルメディアMの、1行目に印刷されたカラーパッチCに光センサ13が対向配置される。
【0039】
続くS5では、キャリッジモータ81を駆動してヘッド11を移動させるヘッド移動処理を実行する。この処理によって、光センサ13は、図8(A)の最上行に示す黒矢印Dに沿って移動を開始する。続くS7では、その移動によってヘッド11が上記測色開始座標まで移動したか否かを判断し、未だ測色開始座標に達していないときは(S7:NO)、続くS9にて行端座標に達したか否かを判断する。ヘッド11の移動開始直後には、S7及びS9で共に否定判断して再びS5へ移行し、上記ヘッド移動処理を続行する。そして、前述の移動開始座標にヘッド11が達すると(S7:YES)、S11にて測色の開始を指示した後、前述のS5へ移行する。すると、図示しない他のルーチンにより、LED15から発せられてサンプルメディアMに反射された光を光センサ13によって受光し、測色データを収集する処理が実行される。なお、この測色処理は、充分なデータが収集されると自動的に中止される。
【0040】
このように、S5〜S9のループ処理を実行することにより、図8(B)の白矢印に沿って光センサ13を移動させながら(S5)、測色開始座標に達する毎に(S7:YES)、図8(B)の黒矢印で示す範囲上でカラーパッチCの測色を行うことができる(S11)。そして、ヘッド11が行端まで移動すると(S9:YES)、S13へ移行して、全てのカラーパッチCに対して測色が終了したかを判断する。すなわち、給紙トレイ5に積層保持された全てのサンプルメディアMの全ての行に対して測色を終了したか否かを判断する。なお、この判断は、用紙センサ83の検出信号等に基づいて行われる。
【0041】
全てのカラーパッチCに対して測色が終了していない場合は、S1へ移行してヘッド11の位置を初期化し、続いてS3の搬送処理を行う。ここでは、ヘッド11に現在対向しているサンプルメディアMをカラーパッチCの1行分だけ搬送する処理、または新たなサンプルメディアMを給紙トレイ5から搬送してその1行目のカラーパッチCをヘッド11に対向させる処理を、適宜実行する。そして、各行のカラーパッチCに対してS5〜S9の処理により測色を行い、全てのカラーパッチCに対して測色が終了すると(S13:YES)、処理を終了する。なお、上記処理において、S11は測色開始手段に相当する処理である。
【0042】
このように、測色装置1では、キャリッジモータ81はヘッド11をサンプルメディアMの幅方向に移動させ、搬送モータ71は、ヘッド11が幅方向に1往復する毎に、サンプルメディアMをヘッド11の移動方向とは直交する方向に搬送する。このため、ヘッド11とサンプルメディアMとの相対位置を二次元的に変化させることができ、サンプルメディアMにマトリックス状に配設された全てのカラーパッチCを自動的に測色することができる。
【0043】
しかも、ヘッド11は非接触で測色を行うので、ヘッド11とサンプルメディアMとの相対位置を変化させるに当たってヘッド11をサンプルメディアMに当接・離間させる必要がない。そこで、測色装置1では、前述のように、キャリッジモータ81によってヘッド11を移動させながら、そのヘッド11を停止することなくカラーパッチCの測色を行っている。このため、ヘッド11の移動中に上記幅方向に配列されたカラーパッチCを自動的に測色することができ、その移動の度にサンプルメディアMを搬送することにより、上記マトリックス状に配設されたカラーパッチCを自動的にかつ極めて能率的に測色することができる。従って、測色装置1では、複数のカラーパッチCの測色を極めて能率的に行うことができる。
【0044】
また、測色装置1では、搬送モータ71によって給紙ローラ55を回転させることにより、複数枚のサンプルメディアMを順次搬送してヘッド11による測色に提供することができる。このため、測色すべきカラーパッチCが1枚のサンプルメディアMに収まらず、複数枚のサンプルメディアMに渡った場合にも、そのサンプルメディアMを順次自動的に搬送することができ、手動給紙の必要がない。しかも、サンプルメディアMとしては前述のようにマトリックス状にカラーパッチCが配設されたものを使用することができるので、色合わせに必要となるサンプルメディアMの枚数も減らすことができる。従って、測色装置1では、複数のカラーパッチCの測色を極めて簡単かつ能率的に行うことができる。
【0045】
更に、測色装置1では、サンプルメディアMを搬送しながら測色を行っているので、例えばヘッド11を二次元的に移動させるいわゆるXYプロッタ型の機構を採用した場合に比べて、装置を一層小型化することができる。しかも、筐体3にはサンプルメディアMの搬入,排出が可能であるので、サンプルメディアMが筐体3よりも長さ方向に大きい場合でも、そのサンプルメディアMがキャリッジ25の移動範囲内の幅を有し、給紙トレイ5からこぼれ落ちない程度の長さを有しているのであれば、前述のように測色ができる。また、測色装置1では、サンプルメディアMの搬入,排出が可能で、かつ、外部からの光が遮断された筐体3の中にヘッド11を配設して測色を行っている。このため、前述のようにサンプルメディアMを搬送しながら測色を行う動作は可能としたままで、外部からの光の影響を排除して一層正確な測色を行うことができる。従って、測色装置1では、装置を大型化することなく一層正確な測色を行うことができる。
【0046】
更に、測色装置1では、ヘッド11が取り外し可能に構成されているので、そのヘッド11を取り外してカラーパッチCに手動で対向させ、個々に測色を行うこともできる。よって、サンプルメディアMが搬送に適さない材質のものであったり、規格外の大きさのものであったりした場合にも、上記手動での測色が可能となる。このため、測色装置1は極めて高い汎用性を有している。
【0047】
次に、上記サンプルメディアMを印刷するための印刷装置について説明する。図9は、印刷装置としてのインクジェットプリンタ201の構成を概略的に表す斜視図である。このインクジェットプリンタ201では、フレーム202内には、プラテン204が回転可能に取り付けられ、このプラテン204の軸と平行に移動するキャリッジ206上に、カラーパッチ印刷手段としてのインク噴射ヘッド208a,208b,208c,208dが配設されている。各インク噴射ヘッド208a,208b,208c,208dは、シアン,マゼンタ,イエロー,ブラックのインクを噴射する噴射ノズル212a,212b,212c,212dを有している。
【0048】
このインク噴射ヘッド208の噴射ノズル212の噴射口は、極めて微細なものであり詰まり易い。そこで、キャリッジ206の移動範囲の非記録領域には、記録休止時に噴射ノズル212の噴射面213を保護キャップ214で保護するキャップ装置218、強制的に噴射口内に激しいインクの流れを生じさせて、詰まりを解消させるインク吸引用キャップ216、噴射面213を拭って付着したインクを取り去るワイパ装置220等が設けられている。更に、インクジェットプリンタ201の全体を制御する電子制御回路223は、防護壁225を隔ててフレーム202の底面202aに設けられている。
【0049】
図10に示すように、電子制御回路223は、CPU225,ROM226,RAM227を主要部とする周知のマイクロコンピュータによって構成されている。この電子制御回路223は、インク噴射ヘッド208a,208b,208c,208dに個々に駆動信号を出力して各色のインクを所望に応じて噴射させると共に、キャリッジ206を移動させるキャリッジモータ231及びプラテン204を回転させるプラテンモータ233に駆動信号を出力してサンプルメディアMとインク噴射ヘッド208との相対位置を二次元的に変化させる。
【0050】
電子制御回路223には、各種数値を入力可能な操作パネル235も接続されている。この操作パネル235から、カラーパッチCの境界を表す前述の座標値0,100,200,300等を入力すると、電子制御回路223はその数値に基づいてインク噴射ヘッド208,キャリッジモータ231,及びプラテンモータ233に駆動信号を出力し、図8に示したカラーパッチCをサンプルメディアM上に印刷する。従って、このインクジェットプリンタ201を用いてサンプルメディアM上にカラーパッチCを印刷すれば、前述のように幅方向に長い長方形状のカラーパッチCを良好に印刷することができ、測色装置1による上記測色の能率化を極めて良好に達成することができる。
【0051】
なお、上記参考例ではヘッド11が1回往復する毎にサンプルメディアMを搬送しているが、ヘッド11が1回片道移動する毎にサンプルメディアMを搬送し、光センサ13を図11に示す黒矢印に沿って移動させてもよい。この場合、往路及び復路の両方で測色を行うこともできる。
【0052】
この処理は、前述の測色開始座標を往路及び復路に対して個々に設定してROM92に記憶すると共に、図7のS13にて否定判断したときにはS3へ移行するようにし、更に、S5及びS7の処理を次のように変更にすれば実現できる。この場合、1行目の測色が終了してヘッド11が行端まで移動し(S9:YES)、次の行が存在するときには(S13:NO)、ヘッド11の位置を初期化せずにS3へ移行する。S3にてサンプルメディアMを搬送した後、S5の処理では、ヘッド11を前回(往路)とは逆方向に移動させる。そして、この間にヘッド11が復路用の測色開始座標に達する毎に(S7:YES)、前述のように測色を開始させるのである(S11)。この場合、ヘッド11の往路及び復路のそれぞれにおいて、前述のようにヘッド11を停止させることなく移動中にカラーパッチCを測色することができる。従って、この場合、カラーパッチCの測色を一層能率的に行うことができる。
【0053】
また、図12に黒矢印で示すように、光センサ13を同一のカラーパッチC上で場所をずらして複数回移動させ、こうして複数回繰り返して得られた測色データを平均化してもよい。なお、図12(A),(B)はいずれも、同一のカラーパッチCに対して測色を3回繰り返す場合を表しており、(A)は最初に述べた参考例と同様に往路でのみ測色を行う場合を、(B)は前述の参考例と同様に往路及び復路で測色を行う場合を、それぞれ表している。
【0054】
図13は、図12(A)に示すように測色を行う場合の処理を表すフローチャートである。なお、図12の処理は、S3におけるサンプルメディアMの搬送量を少なくして光センサ13が同一のカラーパッチCと3回対向するようにした点と、後述のS21〜S29の処理を追加した点とにおいて図7の処理と異なる。そこで、図7の処理と同様の処理については同様の符号を付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0055】
1行目の測色が終了してヘッド11が行端まで移動すると(S9:YES)、S21へ移行し、起動時に1にセットされる変数nの値が3であるか否かを判断する。最初はn=1(≠3)であるので、否定判断してS23へ移行する。S23では、測色開始座標毎に(S7:YES)測色開始を指示して(S11)得られた測色データをRAM93の所定領域に一時記憶する。続くS25では、変数nに1を加算した後、前述のS1へ移行する。なお、S23の処理では、RAM93の上記所定領域に次の表1に例示するようなテーブルを作成しておき、S5〜S11のループ処理実行中に得られた全ての測色データをカラーパッチC毎に記憶する。この表1では、図12(A)に示す三つのカラーパッチCにカラーパッチ番号1,2,3を付与して個々に区別している。
【0056】
【表1】
Figure 0004038930
【0057】
S25からS1へ移行すると、ヘッド11の位置を初期化した後(S1)、サンプルメディアMの搬送が行われるが(S3)、この搬送量は少ないので光センサ13は前回と同一のカラーパッチCに対向したままである。そして、S5〜S11のループ処理により1行分の測色を行い、前述のS21へ移行する。ここでも、n=2(≠3)であるため(S21:NO)、S23にて測色データを一時記憶すると共に、S25にて変数nに1加算した後、前述のようにS1へ移行する。こうして、同一のカラーパッチCに対して3回目の測色を行った後は(S9:YES)、n=3となっているので(S21:YES)S27へ移行する。
【0058】
S27では、直前のS5〜S11のループ処理によって得られた測色データと、前2回に渡るS23の処理によってRAM93に記憶されている測色データとを平均化し、続くS29で変数nを1にセットした後、前述のS13へ移行する。すると、次の行にもカラーパッチCが存在する場合には(S13:NO)、その行のカラーパッチCに対して同様に3回の測色が行われる。なお、上記処理において、S27は平均化手段に相当する処理である。
【0059】
このように、同一のカラーパッチCに対して測色を複数回繰り返して実行し、得られた各測色データを平均化する場合、平均化された測色データは、1回だけ測色を行って得られた測色データに比べて高い信頼性を有する。従って、この場合、一層高い信頼性を有する測色データを得ることができる。
【0060】
次に、本発明の実施の形態としての測色装置1の動作を説明する。測色装置1では、搬送モータ71によるサンプルメディアMの搬送中にも、ヘッド11に対向配置されたカラーパッチCを測色するようにしてもよい。この場合、ヘッド11は、同一時間内に一層多くのカラーパッチCを測色することができ、複数のカラーパッチCの測色を一層能率的に行うことができる。
【0061】
また、この場合、例えば図14(A)に示すように、サンプルメディアMの、上記搬送中にヘッド11と対向する部分には、他のカラーパッチCよりも幅方向に短く、かつ、サンプルメディアMの搬送方向に行を跨いで連続したカラーパッチC1 を印刷してもよい。この場合も、図14(A)に白矢印で示した移動軌跡に沿って光センサ13を移動させながら、黒矢印で示した移動軌跡上で測色を行わせることにより、カラーパッチC,C1 の測色を良好にかつ能率的に行うことができる。
【0062】
また、この場合、前述のようにカラーパッチC1 は他のカラーパッチCよりも幅方向に短くてもよい。このため、サンプルメディアM上には、同一面積に一層多数のカラーパッチC,C1 を印刷することができる。例えば、サンプルメディアM上にカラーパッチCを3列印刷しようとすると、図14(B)に点線で示すようにサンプルメディアMからカラーパッチCがはみ出してしまう場合であっても、図14(A)の構成の採用により、サンプルメディアM上に多数のカラーパッチC,C1 を印刷することができる。また、このようなカラーパッチC,C1も、インクジェットプリンタ201の電子制御回路223にて所定のプログラムを実行することによって容易に印刷することができる。
【0063】
更に、上記実施の形態では、カラーパッチC,C1 を密に隣接させているが、カラーパッチの間に隙間を設けてもよい。この場合、ヘッド11によってその隙間を検出し、その検出結果に応じて測色開始を指示することもできる。なお、この場合、隙間の位置と測色を開始すべき位置とのずれを記憶したROM等の記憶領域が開始座標記憶手段に相当する。また更に、印刷装置としても、トナーを用いたいわゆる電子写真方式のプリンタ等、種々の形態のものが適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された測色装置の構成を表す縦断面図である。
【図2】その測色装置のヘッドの構成を詳細に表す断面図である。
【図3】そのヘッドが形成する光路を表す説明図である。
【図4】上記測色装置のプラテンの構成を詳細に表す断面図である。
【図5】上記測色装置の外光遮断機構の構成を表す断面図である。
【図6】上記測色装置の制御系の構成を表すブロック図である。
【図7】その制御系で実行される参考例としての処理を表すフローチャートである。
【図8】上記測色装置の参考例としての動作をサンプルメディアと共に表す平面図である。
【図9】印刷装置としてのインクジェットプリンタの構成を表す斜視図である。
【図10】そのインクジェットプリンタの制御系の構成を表すブロック図である。
【図11】上記測色装置の参考例としての動作の変形例をサンプルメディアと共に表す平面図である。
【図12】その動作の他の変形例をカラーパッチと共に表す平面図である。
【図13】図12の変形例の動作を実行するための処理を表すフローチャートである。
【図14】上記測色装置の本発明の実施の形態としての動作をサンプルメディアと共に表す平面図である。
【符号の説明】
1…測色装置 3…筐体 5…給紙トレイ 9…プラテン
11…ヘッド 13…光センサ 15…LED 23…脱着コロ
25…キャリッジ 41…色パネル 45…透孔 49…光源
71…搬送モータ 73…遮光ブラシ 75…遮光ローラ
81…キャリッジモータ 87…ブザー 90…電子制御回路
201…インクジェットプリンタ 204…プラテン 206…キャリッジ
208…インク噴射ヘッド 212…噴射ノズル 223…電子制御回路
231…キャリッジモータ 233…プラテンモータ
C,C1 …カラーパッチ M…サンプルメディア

Claims (1)

  1. ンプルメディア上に印刷された複数のカラーパッチを非接触で測色するヘッドと、
    該ヘッドを、上記サンプルメディアの幅方向に移動させるヘッド移動手段と、
    該ヘッド移動手段が上記ヘッドを上記幅方向に1回移動させる毎に、上記サンプルメディアを上記ヘッドの移動方向とは直交する搬送方向に搬送するサンプルメディア搬送手段と
    を備えた測色装置であって、
    上記複数のカラーパッチは、上記幅方向に互いに隣接して配設されると共に、上記サンプルメディアの上記幅方向端部における上記カラーパッチが上記搬送方向に行を跨いで連続して配設されており、
    上記ヘッドは、上記幅方向及び上記搬送方向において連続して上記複数のカラーパッチを測色することを特徴とする測色装置。
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