JP4038279B2 - 多極式磁場を利用した水処理装置 - Google Patents

多極式磁場を利用した水処理装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁場を作用させることにより、水を磁化し、もって、水を浄水化する水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、水道管は老朽化すると、内部に赤錆やスケールなどが付着し、水質を低下させる原因となっている。このように水質が低下した水道水の水質を再び向上させる水処理装置がこれまでに数多く提案されている。
【0003】
その一例として、特許第2622911号公報に記載された水処理装置を図8及び図9に示す。図8はこの水処理装置の平面図であり、図9は図8のB−B線における断面図である。
【0004】
図8に示す水処理装置50は、円筒形の外部ケース51と、被処理水が流入し、一旦貯留される第一被処理水貯留部52と、水処理された被処理水が一旦貯留される第二被処理水貯留部53と、を備えている。
【0005】
外部ケース51の内部には、図9に示すように、外側表面に遠赤外線放射材を塗布した4本の通水用パイプ54と、通水用パイプ54に隣接して通水用パイプ54の両側にそれぞれ配置された板状の永久磁石55とが設けられている。通水用パイプ54は2本ずつ2列に配置され、各列の両側に計3個の永久磁石55が配置されている。
【0006】
この水処理装置50は以下のように作用する。
【0007】
被処理水は、一旦、第一被処理水貯留部52において貯留された後、外部ケース51内に配置されている通水用パイプ54に送られる。通水用パイプ54の外側表面には遠赤外線放射材が塗布されているため、この遠赤外線放射材からの熱放射により、被処理水は活性化される。
【0008】
さらに、被処理水は、永久磁石55によって形成されている磁場に起因する電子励起作用を受け、微粒子化する。微粒子化された水は赤錆などの溶解を促進するため、水道管の内壁に付着している赤錆その他の汚れを除去し、赤錆が再付着することを防止する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、図8及び図9に示した従来の水処理装置50においては、外部ケース51の内部に複数個の永久磁石55を配置し、これらの永久磁石55により形成される磁場の作用によって、被処理水を微粒子化している。
【0010】
このように、磁気作用を利用して水を浄化する水処理装置においては、被処理水にいかに有効に磁場を作用させるかということは極めて重要な問題である。
【0011】
しかしながら、図8及び図9に示した従来の水処理装置50においては、通水用パイプ54の周囲に永久磁石55を単に並べているだけであり、必ずしも有効に被処理水に磁場を作用させているものではない。
【0012】
本発明は、このような従来の水処理装置における問題点に鑑みてなされたものであり、被処理水に有効に磁場を作用させ、水の浄化効率を高めることを可能にする水処理装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明 は、第一の態様として、非磁性部材からなる通水用パイプと、通水用パイプの内部を流れる流体に対して、異なる3方向から磁場を作用させる磁気手段と、を備え、前記通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成されており、前記磁気手段はこの6個の平面の各々に配置されており、前記通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、前記6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成したものである水処理装置を提供する。
【0014】
磁気手段としては、例えば、3組のN極及びS極の磁石を用いることができる。これら3組の磁石を通水用パイプの周囲に配置し、異なる3方向において、磁場を形成する。
【0015】
例えば、図9に示した従来の水処理装置50においては、通水用パイプ54の両側に永久磁石55が配置されているだけであるので、この永久磁石55によっては、1方向の磁場しか形成されない。
【0016】
これに対して、本発明の第一の態様に係る水処理装置においては、上述のように、異なる3方向の磁場が形成され、これらの磁場が同時に通水用パイプを流れる流体に作用するので、効率的に流体を磁化、ひいては、浄化することが可能である。
本発明の第一の態様に係る水処理装置においては、通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成され、磁気手段はこの6個の平面の各々に配置される。
例えば、永久磁石などの磁気手段は曲面上よりも平面上の方が取り付けやすい。このため、通水用パイプの外側表面に平面を形成し、磁気手段をその平面上に取り付けることにより、磁気手段を容易に通水パイプの外周に取り付けることが可能になる。また、磁気手段として板状の永久磁石などを用いる場合には、より強固に永久磁石を通水用パイプの外側表面に取り付けることができる。
さらに、本発明の第一の態様に係る水処理装置においては、通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成される。
通水用パイプとして、断面が6角形のものを最初から用いることも可能であるが、断面が円形の通水用パイプの外側表面を削り取ることにより、対向する一対の平面を通水用パイプの外側表面上に形成すれば、それらの平面上に配置される磁気手段相互間の距離を短縮することができるので、通水用パイプの内部を流れる流体に対して磁気手段をより近接して配置することができる。これによって、流体に作用させる磁場の大きさを増大させることができる。例えば、磁気手段を相互に1mm接近させると、約100ガウスだけ磁力が増す。
【0017】
本発明は、第二の態様として、非磁性部材からなる通水用パイプと、前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、第一の方向において磁場を作用させる第一の磁気手段と、前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第一の方向とは異なる第二の方向において磁場を作用させる第二の磁気手段と、前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第一及び第二の方向とは異なる第三の方向において磁場を作用させる第三の磁気手段と、を備え、前記第一、第二及び第三の磁気手段は前記通水用パイプの長さ方向において相互に隔置されており、前記通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成されており、前記第一、第二及び第三の磁気手段はこの6個の平面の各々に配置されており、前記通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、前記6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成したものである水処理装置を提供する。
【0018】
本発明の第二の態様に係る水処理装置によっても、通水用パイプの内部を流れる流体に対して、異なる3方向から磁場を作用させることができる。
【0019】
さらに、本発明の第二の態様に係る水処理装置においては、それぞれ3つの方向に磁場を形成するように配置されている第一、第二及び第三の磁気手段は相互に隔置されているため、本発明の第一の態様に係る水処理装置とは異なり、使用する磁気手段の数を減らすことができる。すなわち、本発明の第一の態様に係る水処理装置よりも少ない磁気手段の数で本発明の第一の態様に係る水処理装置と同等の効果を得ることができる。
本発明の第二の態様に係る水処理装置においては、本発明の第一の態様に係る水処理装置と同様に、通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成され、磁気手段はこの6個の平面の各々に配置される。
また、本発明の第二の態様に係る水処理装置においては、本発明の第一の態様に係る水処理装置と同様に、通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成される。
【0020】
また、本発明の第一及び第二の態様に係る水処理装置においては、上記の3方向又は上記の第一、第二及び第三の方向は相互に120度の角度をなす3つの方向であることが好ましい。
【0021】
このように磁場を形成する3つの方向を等間隔に設定することによって、通水用パイプの内部を流れる流体に対して、均等に磁場を作用させることができる。
【0026】
本発明は、第三の態様として、被処理水を貯留する第一被処理水貯留部と、上記の何れかの複数個の水処理装置と、前記水処理装置の通水用パイプを通過した被処理水を貯留する第二被処理水貯留部と、からなり、前記通水用パイプは前記第一被処理水貯留部及び前記第二被処理水貯留部の間を流体が連通し得るように接続されている水処理装置を提供する。
【0027】
通水用パイプの径を大きくすると、それに伴って、磁気手段相互間の距離も大きくなり、通水用パイプの内部を流れる流体に作用する磁場の大きさが低下する。このため、多量の水を処理しようとする際には、通水用パイプの径を大きくすることは適当ではない。
【0028】
本発明の第三の態様に係る水処理装置は、多量の水を処理しようとするときに生じるこのような問題を解決するものである。すなわち、本発明の第三の態様に係る水処理装置は小径の通水用パイプを複数個集合させることによって、各通水用パイプの径を大きくすることなく、多量の水を処理することを可能にするものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に係る水処理装置の第一の実施形態を示す。
【0030】
本実施形態に係る水処理装置10は、プラスチックやアルミニウムなどの非磁性部材からなり、断面が円形である通水用パイプ11と、磁気手段として、通水用パイプ11の外側表面に配置された3組の永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bとからなっている。
【0031】
各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bは板状をなしており、通水用パイプ11の長さ方向に延びている。
【0032】
図1に示すように、各組の永久磁石12aと12b、13aと13b、14aと14bはそれぞれ通水用パイプ11を間に挟んで対向するように、通水用パイプ11の外側表面上に取り付けられている。
【0033】
各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bはフェライト磁石からなり、1000乃至1800ガウスの磁力を有している。永久磁石12a、14a、13bはN極の極性を有しており、永久磁石13a、12b、14bはS極の極性を有している。すなわち、通水用パイプ11の外側表面上には、N極の永久磁石とS極の永久磁石とが交互に配置されている。
【0034】
各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bはそれぞれ等間隔に配置されている。すなわち、一の永久磁石は隣接する二つの永久磁石との間でそれぞれ60度の角度をなしている。例えば、永久磁石12aは隣接する永久磁石13aと14bとそれぞれ60度の角度をなしている。従って、永久磁石12aと12bとがなす方向、永久磁石13aと13bとがなす方向、及び、永久磁石14aと14bとがなす方向は相互に120度の角度をなしている。
【0035】
これら3組の永久磁石12aと12b、13aと13b、14aと14bは通水用パイプ11の内部を流れる流体に対して、異なる3方向から磁場を作用させる。
【0036】
本実施形態に係る水処理装置10は以下のように作用する。
【0037】
本実施形態に係る水処理装置10は、例えば、水処理プラントの一部として、あるいは、水道管の一部として配置される。
【0038】
被処理水が通水用パイプ11の内部を流れると、被処理水は各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bにより形成されている磁場を直角に横切ることになり、被処理水に電子励起作用が働く。水はある程度の電気伝導度を有していることから、水は磁場に触れると、水分子間でエネルギー転換が起こり、その結果として、水は微粒子化される。微粒子化された水はエネルギー準位が高く、赤錆などの汚れの分解を促進する作用を有している。このため、通水用パイプ11の内壁に付着していた赤錆その他の付着物は除去され、さらには、赤錆などが再び付着することが防止される。
【0039】
特に、本実施形態によれば、3組の永久磁石12aと12b、13aと13b、14aと14bによって、異なる3方向に磁場が形成されるため、通水用パイプ11内を流れる被処理水に有効に磁場が作用し、上記のような赤錆分解促進機能がより一層強化される。
【0040】
上述の実施形態に係る水処理装置10は上記の構成に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
【0041】
例えば、上述の実施形態においては、各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bは板状のものを使用したが、必ずしも板状のものを使用する必要はない。例えば、方形状の永久磁石を通水用パイプ11の長さ方向に列状に並べることにより、磁気手段を形成することも可能である。
【0042】
さらに、方形状の永久磁石を使用する場合には、図2に示すように、各組毎に隔置して配置させることが好ましい。
【0043】
図2に示す水処理装置においては、第一組の永久磁石15a、15bが相互に対向するように通水用パイプ11の外側表面に取り付けられている。第二組の永久磁石16a、16b(図2では、永久磁石16aのみ図示。永久磁石16bは永久磁石16aの反対側に位置しており、図2には現れない。)が相互に対向するように、かつ、第一組の永久磁石15a、15bがなす方向と120度の角度をなすように、通水用パイプ11の外側表面に取り付けられている。さらに、第三組の永久磁石17a、17b(図2では、永久磁石17aのみ図示。永久磁石17bは永久磁石17aの反対側に位置しており、図2には現れない。)が相互に対向するように、かつ、第一組の永久磁石15a、15b及び第二組の永久磁石16a、16bがなす方向とそれぞれ120度の角度をなすように、通水用パイプ11の外側表面に取り付けられている。
【0044】
これらの第一組の永久磁石15a、15b、第二組の永久磁石16a、16b第三組の永久磁石17a、17bは通水用パイプ11の長さ方向において相互に等間隔に隔置されている。
【0045】
3組の永久磁石をこのように配置することによって、図1に示した水処理装置よりも少ない数及び量の永久磁石で通水用パイプ11内の流体に対して異なる3方向から磁場を作用させることができる。
【0046】
また、上述の実施形態においては、通水用パイプ11は円形断面のものを使用したが、図3に示すように、六角形断面の通水用パイプ16を使用することもできる。図5は、六角形断面の通水用パイプ16の外側表面における6個の各平面に永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bを配置した例を示す。
【0047】
このように、通水用パイプ16の外側表面が平面であれば、通水用パイプ11のように外側表面が曲面である場合と比較して、各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bを取り付けやすくなる。また、外側表面が曲面である場合よりも、より強固に各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bを固着することができる。
【0048】
また、六角形断面の通水用パイプ16を用いる場合、図3に示すように、当初は円形であった通水用パイプ11(破線で示す)の外側表面を切削することにより、六角形断面の通水用パイプ16とすることが好ましい。
【0049】
このように、円形の通水用パイプ11の外側表面を切削し、六角形断面の通水用パイプとすることによって、各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14b又は15を取り付ける位置を通水用パイプの中心に近づけることが可能になるので、通水用パイプ16の内部を流れる被処理水と各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bとの間の距離をより一層短くすることができる。従って、各永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14b又は15によって形成される磁場をより一層強力に被処理水に作用させることができる。例えば、各永久磁石間の距離を約1mm縮めると、それらの永久磁石間に作用する磁場の強度は約100ガウス大きくなる。
【0050】
なお、通水用パイプ11の外側表面に6個の平面を形成する場合、通水用パイプ11を六角形断面にすることは必ずしも必要ではない。図4に示すように、通水用パイプ11の外側表面に等間隔に6個の平面17を形成し、これら6個の平面17の間は通水用パイプ11の円弧状の外側表面18が残っているようにしてもよい。
【0051】
図6及び図7は本発明に係る水処理装置の第二の実施形態を示す。図6は、本実施形態に係る水処理装置の横断面図であり、図7は、図6のA−A線における縦断面図である。
【0052】
本実施形態に係る水処理装置20は、流入してきた被処理水を一時的に貯留する半球形状の第一被処理水貯留部21と、該第一被処理水貯留部21に接続された複数個の通水用パイプ22と、通水用パイプ22を通過してきた被処理水を貯留する半球形状の第二被処理水貯留部23とからなる。
【0053】
各通水用パイプ22は図1に示した第一の実施形態における通水用パイプ11と永久磁石12a、12b、13a、13b、14a、14bとからなる水処理装置と同一のものである。図7に示すように、第一被処理水貯留部21と第二被処理水貯留部23との間には、5本の通水用パイプ22が均等に配列されており、各通水用パイプ22は第一被処理水貯留部21及び第二被処理水貯留部23と流体が連通し得るように接続されている。
【0054】
水処理装置により処理される水の量を増加させるためには、通水用パイプの径を大きくすることが考えられるが、通水用パイプの径を大きくすると、それに伴って、通水用パイプ22の外側表面に取り付けられている一組の永久磁石相互間の距離も大きくなり、通水用パイプの内部を流れる流体に作用する磁場の大きさが低下する。
【0055】
これに対して、本実施形態に係る水処理装置20によれば、小径の通水用パイプ22を複数個集合させることによって、各通水用パイプの径を大きくすることなく、多量の水を処理することが可能になる。
【0056】
なお、本実施形態においては、図1に示した水処理装置に代えて、図2、図3又は図4に示した水処理装置を用いることも可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る水処理装置によれば、通水用パイプの内部を流れる流体に対して異なる3方向から磁場を作用させる磁気手段によって、被処理水に有効に磁場を作用させることができ、ひいては、水の浄化効率を高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水処理装置の第一の実施形態の斜視図である。
【図2】本発明に係る水処理装置の第一の実施形態の変形例の斜視図である。
【図3】本発明に係る水処理装置の第一の実施形態の変形例の断面図である。
【図4】本発明に係る水処理装置の第一の実施形態の変形例の断面図である。
【図5】本発明に係る水処理装置の第一の実施形態の変形例の斜視図である。
【図6】本発明に係る水処理装置の第二の実施形態の横断面図である。
【図7】図6のA−A線における縦断面図である。
【図8】従来の水処理装置の平面図である。
【図9】図8のB−B線における縦断面図である。
【符号の説明】
10 第一の実施形態に係る水処理装置
11 通水用パイプ
12a、12b、13a、13b、14a、14b 永久磁石
15a、15b、16a、16b、17a、17b 永久磁石
16 通水用パイプ
17 平面
18 円弧状外側表面
20 第二の実施形態に係る水処理装置
21 第一被処理水貯留部
22 通水用パイプ
23 第二被処理水貯留部
50 従来の水処理装置
51 外部ケース
52 第一被処理水貯留部
53 第二被処理水貯留部
54 通水用パイプ
55 永久磁石

Claims (4)

  1. 非磁性部材からなる通水用パイプと、
    前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、異なる3方向から磁場を作用させる磁気手段と、
    を備え
    前記通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成されており、前記磁気手段はこの6個の平面の各々に配置されており、
    前記通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、前記6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成したものである水処理装置。
    を備える水処理装置。
  2. 非磁性部材からなる通水用パイプと、
    前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、第一の方向において磁場を作用させる第一の磁気手段と、
    前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第一の方向とは異なる第二の方向において磁場を作用させる第二の磁気手段と、
    前記通水用パイプの内部を流れる流体に対して、前記第一及び第二の方向とは異なる第三の方向において磁場を作用させる第三の磁気手段と、
    を備え、
    前記第一、第二及び第三の磁気手段は前記通水用パイプの長さ方向において相互に隔置されており、
    前記通水用パイプはその外側表面に6個の平面が形成されており、前記第一、第二及び第三の磁気手段はこの6個の平面の各々に配置されており、
    前記通水用パイプは断面が円形の中空パイプであり、前記6個の平面は円弧状の外側表面を切削することにより形成したものである水処理装置。
  3. 前記3方向又は前記第一、第二及び第三の方向は相互に120度の角度をなす3つの方向であることを特徴とする請求項1又は2に記載の水処理装置。
  4. 被処理水を貯留する第一被処理水貯留部と、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の複数個の水処理装置と、
    前記水処理装置の通水用パイプを通過した被処理水を貯留する第二被処理水貯留部と、
    からなり、
    記通水用パイプは前記第一被処理水貯留部及び前記第二被処理水貯留部の間を流体が連通し得るように接続されている水処理装置。
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