JP2016182593A - マイナスイオン水生成器 - Google Patents
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Abstract
【課題】水に対するマイナスイオンの溶解速度を向上させ、さるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させるマイナスイオン水生成器の提供。【解決手段】本体11と、マイナスイオン発生器12と、超音波発生器13と、電源供給モジュール14と、容器Cとを含むマイナスイオン水生成器1であって、マイナスイオン発生器は、本体に結合され、それぞれ管121及びエアポンプ122が連結され、管は、マイナスイオン発生器から離れる端にマイナスイオン放出口121aが形成され、超音波発生器は、本体に結合され、ロッド132により振動体131が連結され、電源供給モジュールは、本体に結合され、それぞれマイナスイオン発生器、エアポンプ及び超音波発生器に電気接続し、容器は、開口C1を有し、マイナスイオン放出口及び超音波発生器の振動体が容器の内部に形成されるように、管及びロッドは、開口より容器の内部へ延伸するマイナスイオン水生成器。【選択図】図1
Description
本発明は、マイナスイオン水生成器に関し、特に、水クラスタを小さくし、マイナスイオンをさらに溶解させることに有益であるマイナスイオン水生成器に係るものである。
図12に示される従来のマイナスイオン水生成器9は、タンク91及びマイナスイオン発生器92を有し、このマイナスイオン発生器92は、タンク91の外部に固定され、かつ、前記マイナスイオン発生器92は、マイナスイオン放出口921を有し、このマイナスイオン放出口921は、タンク91の外壁に開設される貫通孔911に向かって設置される。
これにより、マイナスイオン発生器92は、マイナスイオン放出口921からマイナスイオンを放出し続け、前記貫通孔911を通してマイナスイオンをタンク91に進入させて水に溶解させ、このタンク91に収容される水をマイナスイオン水に形成させる。
従来のマイナスイオン水生成器9は、例えば、特許文献1を参照。
これにより、マイナスイオン発生器92は、マイナスイオン放出口921からマイナスイオンを放出し続け、前記貫通孔911を通してマイナスイオンをタンク91に進入させて水に溶解させ、このタンク91に収容される水をマイナスイオン水に形成させる。
従来のマイナスイオン水生成器9は、例えば、特許文献1を参照。
しかしながら、マイナスイオン放出口921から放出されるマイナスイオンは、貫通孔911を通してタンク91に進入した後、水体Wの液面にしか接触しないため、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度が遅れ、かつ、水体Wにある程度のマイナスイオンが溶解した後、マイナスイオンは、水体Wの液面に近い箇所における濃度が高く、水体Wは、その液面からさらなるマイナスイオンを溶解させることができなくなる。
これにより、マイナスイオン水生成器9を用いてマイナスイオン水を製作する際、マイナスイオンの水に対する溶解速度が遅すぎて、マイナスイオン水生成器9の実用性を低下させる場合がある。
これにより、マイナスイオン水生成器9を用いてマイナスイオン水を製作する際、マイナスイオンの水に対する溶解速度が遅すぎて、マイナスイオン水生成器9の実用性を低下させる場合がある。
さらに、水の分子構造は、水素結合の影響により、一つの水分子と近隣する水分子との間に引き合う力が生じ、その力は、水分子が集結して形成した水体に凝集力を有させ、かつ、水体には大量の水分子が含まれているため、水素結合の影響により、水体における水分子は、互いに引き合って自然に多数の水クラスタを形成する。
一般的に、水道水の水クラスタは、およそ14個以上の水分子からなるものである。
水体Wにおいて、外力の影響を受けない場合、水分子が自然に形成した水クラスタに含まれる水分子の数量が多く、水体Wにおける水クラスタの体積を増大させるため、マイナスイオンは、水分子に付着しにくく、水体Wへの溶解に成功したマイナスイオンの比率を低下させる。
よって、従来のマイナスイオン水生成器9により製作されるマイナスイオン水は低いマイナスイオン濃度を有する。
一般的に、水道水の水クラスタは、およそ14個以上の水分子からなるものである。
水体Wにおいて、外力の影響を受けない場合、水分子が自然に形成した水クラスタに含まれる水分子の数量が多く、水体Wにおける水クラスタの体積を増大させるため、マイナスイオンは、水分子に付着しにくく、水体Wへの溶解に成功したマイナスイオンの比率を低下させる。
よって、従来のマイナスイオン水生成器9により製作されるマイナスイオン水は低いマイナスイオン濃度を有する。
これに鑑みて、「マイナスイオンの水に対する溶解速度が遅すぎる」、「製作されたマイナスイオン水のマイナスイオン濃度が低い」など、従来のマイナスイオン水生成器9によりマイナスイオン水を製作する際の問題を解決できる、改良したマイナスイオン水生成器が必要である。
本発明は、マイナスイオン発生器を本体に結合し、前記マイナスイオン発生器は、管を連結し、前記管は、前記マイナスイオン発生器から離れる端にマイナスイオン放出口が形成され、前記管は、容器の内部へ延伸し、マイナスイオン放出口を容器の内部に形成させることにより、前記水体に対するマイナスイオンの溶解速度を向上させるマイナスイオン水生成器を提供することを目的とする。
本発明は、超音波発生器を本体に結合し、前記超音波発生器は、ロッドより振動体が連結され、前記ロッドは、前記容器の内部へ延伸し、前記振動体を容器の内部に形成させることにより、前記マイナスイオン水生成器に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果を有するマイナスイオン水生成器を提供することをもう一つの目的とする。
前記目的に達成するために、本発明の技術的手段は、以下のとおりである。
本体と、マイナスイオン発生器と超音波発生器と電源供給モジュールと容器とを含むマイナスイオン水生成器であって、前記マイナスイオン発生器は、前記本体に結合され、前記マイナスイオン発生器は、それぞれ管及びエアポンプが連結され、前記管は、前記マイナスイオン発生器から離れる端にマイナスイオン放出口が形成され、前記超音波発生器は、前記本体に結合され、前記超音波発生器は、ロッドより振動体が連結され、前記電源供給モジュールは、前記本体に結合され、前記電源供給モジュールは、それぞれ前記マイナスイオン発生器、前記エアポンプ及び超音波発生器に電気接続し、前記容器は、開口を有し、前記マイナスイオン発生器のマイナスイオン放出口及び前記超音波発生器の振動体が前記容器の内部に形成されるように、前記管及びロッドは、前記開口より前記容器の内部へ延伸することを特徴とするマイナスイオン水生成器。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記本体がスタンド及び台座を含み、前記スタンドが台座に結合され、かつ、前記スタンドが縦方向に沿って台座から離れる方向へ延伸し、前記マイナスイオン発生器及び超音波発生器がそれぞれ前記スタンドに結合される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記マイナスイオン発生器の管が、前記本体のスタンドの外部へ突出し、かつ、縦方向に沿って台座へ延伸し、前記超音波発生器のロッドも、前記本体のスタンドの外部へ突出し、かつ、縦方向に沿って台座へ延伸する。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記容器が本体の台座に隣接して設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、さらに磁化器を含み、この磁化器が、硬磁性材料により製造される永久磁化体であり、前記磁化器が、本体の台座に隣接して設置され、かつ、縦方向に沿って前記管及びロッドに対向する。
本発明のマイナスイオン水生成器は、さらに磁化器を含み、前記磁化器が、電磁コイルからなり、前記磁化器が、前記本体に結合され、かつ、前記電源供給モジュールに電気接続される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記本体の台座が、載せ面を有し、前記載せ面が、縦方向に沿ってマイナスイオン発生器の管及び超音波発生器のロッドに対向し、前記磁化器が、前記台座の載せ面に隣接する位置に設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記容器が前記台座の載せ面に設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記電源供給モジュールが電源線を含み、前記電源線がマイナスイオン水生成器の外部の電源に電気接続するのに用いられる。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記容器が吐水管に連結され、前記吐水管の末端は、吐水口に連通し、かつ、前記吐水管は、さらに磁化器を含み、前記磁化器は、永久磁石を有し、前記永久磁石は、前記吐水管に設置され、磁場強度が、3000〜5000 Gsである。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記永久磁石の磁場強度が4000±10% Gsである。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記永久磁石が前記吐水管の外周に設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記永久磁石の磁極面が前記吐水管の外周壁に貼り合わせて固定される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記吐水管の外周壁に結合面が設置され、前記永久磁石の磁極面が前記結合面に貼り合わされる。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記磁化器が磁場遮断部材を有し、前記永久磁石の一個の磁極面が露出して前記吐水管に貼り合わせるように、前記磁場遮断部材は、永久磁石を覆う。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記磁化器がカバーを有し、前記カバーが前記磁場遮断部材を覆う。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記磁場遮断部材とカバーとの間に錆防止層を有する。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記錆防止層が前記磁場遮断部材の外表面又は前記カバーの内表面に形成される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記磁化器が少なくとも一個の固定部材を有し、前記永久磁石、磁場遮断部材及びカバーを前記吐水管に固く縛るように、前記固定部材が前記カバーに当接される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記磁化器がさらにもう一つの永久磁石を有し、前記の二つの永久磁石が前記吐水管の外周壁に沿って間隔を取って設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記の二つの永久磁石が前記吐水管の径方向にて異なる磁極をもって相対して設置される。
本発明のマイナスイオン水生成器は、前記永久磁石の吐水管に貼り合わせる表面を曲面とする。
本発明のマイナスイオン水生成器は、マイナスイオン発生器のマイナスイオン放出口を容器の内部に形成させることにより、水体に対するマイナスイオンの溶解速度を向上させ、さらに、超音波発生器の振動体を容器の内部に形成させることにより、水体を振動させ、前記マイナスイオン水生成器に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる。
本発明の実施の一形態について、以下、図面を参照して説明する。
本発明の明細書全文に述べられる「マイナスイオン水」(negative ion water)は、水体にマイナスイオン化した水分子を含むものを指す。
詳しく述べると、陰電気を有する水酸化物イオン(OH―)が水分子に付着し、水分子をマイナスイオン化した水分子に形成させる(H2O3 ―)。
本発明の明細書全文に述べられるマイナスイオン濃度は、水体に含まれるマイナスイオン化した水分子の濃度を指し、当業者が理解し得るものである。
詳しく述べると、陰電気を有する水酸化物イオン(OH―)が水分子に付着し、水分子をマイナスイオン化した水分子に形成させる(H2O3 ―)。
本発明の明細書全文に述べられるマイナスイオン濃度は、水体に含まれるマイナスイオン化した水分子の濃度を指し、当業者が理解し得るものである。
図1に示される本発明の第一実施例に係るマイナスイオン生成機1は、本体11、マイナスイオン発生器12、超音波発生器13及び電源供給モジュール14を有する。
前記マイナスイオン発生器12、超音波発生器13及び電源供給モジュール14は、それぞれ本体11に結合することができる。
前記マイナスイオン発生器12、超音波発生器13及び電源供給モジュール14は、それぞれ本体11に結合することができる。
詳しく述べると、前記本体11は、スタンド111及び台座112を含み、前記スタンド111は、台座112に結合される。
前記台座112は、卓の表面又はその他物体の表面に結合するのに用いられ、前記スタンド111は、縦方向Xに沿って台座112から離れる方向へ延伸することができる。
前記マイナスイオン発生器12及び超音波発生器13は、それぞれスタンド111に結合することができ、これにより、前記台座112が、卓の表面又はその他物体の表面に結合される際、前記マイナスイオン発生器12及び超音波発生器13は、縦方向Xにて卓又はその他物体と間隔を取ることができる。
前記台座112は、卓の表面又はその他物体の表面に結合するのに用いられ、前記スタンド111は、縦方向Xに沿って台座112から離れる方向へ延伸することができる。
前記マイナスイオン発生器12及び超音波発生器13は、それぞれスタンド111に結合することができ、これにより、前記台座112が、卓の表面又はその他物体の表面に結合される際、前記マイナスイオン発生器12及び超音波発生器13は、縦方向Xにて卓又はその他物体と間隔を取ることができる。
前記マイナスイオン発生器12は、管121及びエアポンプ122がそれぞれ連結され、前記管121は、マイナスイオン発生器12から離れる端にマイナスイオン放出口121aが形成される。
なお、前記管121は、本体11のスタンド111の外部へ突出し、かつ、縦方向Xに沿って台座112へ延伸する。
前記エアポンプ122は、公知のマイクロエアポンプであってもよく、かつ、前記マイナスイオン発生器12及び前記エアポンプ122は、それぞれ電源供給モジュール14に電気接続することにより、前記マイナスイオン発生器12及びエアポンプ122の作動に必要な電気を得ることができる。
これにより、前記エアポンプ122は、空気をマイナスイオン発生器12へ打ち込み、このマイナスイオン発生器12は、例えば、パルス電流や振動子などの公知の昇圧素子により低電圧をマイナス直流高電圧へ転換し、その内部の空気を電離しマイナスイオンを形成させる。
前記エアポンプ122は、空気をマイナスイオン発生器12へ打ち込み続けるので、このマイナスイオン発生器12を通した空気は、マイナスイオンと共に管121を通して前記マイナスイオン放出口121aから放出される。
マイナスイオン発生器12の作動原理は、当業者が理解し実施できるものであるため、マイナスイオン発生器12及びエアポンプ122に係る詳しい作動方法については省略する。
なお、前記管121は、本体11のスタンド111の外部へ突出し、かつ、縦方向Xに沿って台座112へ延伸する。
前記エアポンプ122は、公知のマイクロエアポンプであってもよく、かつ、前記マイナスイオン発生器12及び前記エアポンプ122は、それぞれ電源供給モジュール14に電気接続することにより、前記マイナスイオン発生器12及びエアポンプ122の作動に必要な電気を得ることができる。
これにより、前記エアポンプ122は、空気をマイナスイオン発生器12へ打ち込み、このマイナスイオン発生器12は、例えば、パルス電流や振動子などの公知の昇圧素子により低電圧をマイナス直流高電圧へ転換し、その内部の空気を電離しマイナスイオンを形成させる。
前記エアポンプ122は、空気をマイナスイオン発生器12へ打ち込み続けるので、このマイナスイオン発生器12を通した空気は、マイナスイオンと共に管121を通して前記マイナスイオン放出口121aから放出される。
マイナスイオン発生器12の作動原理は、当業者が理解し実施できるものであるため、マイナスイオン発生器12及びエアポンプ122に係る詳しい作動方法については省略する。
前記超音波発生器13は、振動体131を連結し、詳しく述べると、前記超音波発生器13は、ロッド132により振動体131を連結し、前記ロッド132は、本体11のスタンド111の外部へ突出し、かつ、縦方向Xに沿って台座112へ延伸する。
前記超音波発生器13は、前記電源供給モジュール14に電気接続することにより、超音波発生器13の作動に必要な電気を得ることができる。
前記超音波発生器13は、周波数20kHzを超える振動波を発生させるために用いるものであり、前記ロッド132により前記振動波を振動体131に伝え、この振動体131を振動させる。
前記超音波発生器13は、前記電源供給モジュール14に電気接続することにより、超音波発生器13の作動に必要な電気を得ることができる。
前記超音波発生器13は、周波数20kHzを超える振動波を発生させるために用いるものであり、前記ロッド132により前記振動波を振動体131に伝え、この振動体131を振動させる。
前記電源供給モジュール14は、電源転換装置(例えば、変圧器)であってもよく、これにより、電源供給モジュール14は、電源線141によりマイナスイオン水生成器1の外部の電源(例えば市内電源)に電気接続することができ、かつ、前記電源供給モジュール14は、電源線141より輸入される電源に対して変圧及び交流・直流転換などの処理を行っても良く、これにより、前記マイナスイオン発生器12、エアポンプ122又は超音波発生器13の作動に必要な電気を供給する。
ただし、前記電源供給モジュール14は、独立の電源供給装置(例えば、バッテリーセット)であってもよく、これにより、前記電源供給モジュール14は、直接に、前記マイナスイオン発生器12、エアポンプ122又は超音波発生器13の作動に必要な電気を供給することができ、別に、マイナスイオン水生成器1の外部の電源に電気接続しなくても良いことは、当業者が容易に推知できる。
ただし、前記電源供給モジュール14は、独立の電源供給装置(例えば、バッテリーセット)であってもよく、これにより、前記電源供給モジュール14は、直接に、前記マイナスイオン発生器12、エアポンプ122又は超音波発生器13の作動に必要な電気を供給することができ、別に、マイナスイオン水生成器1の外部の電源に電気接続しなくても良いことは、当業者が容易に推知できる。
前記構造により、さらに図1を参照すると、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、実際に使用する際、容器Cを本体11の台座112に隣接して設置しても良く、前記容器Cは開口C1を有し、かつ、前記開口C1は、前記マイナスイオン発生器12の管121及び前記超音波発生器13のロッド132に対向しても良い。
これにより、前記管121及び前記ロッド132が前記開口C1より前記容器Cの内部へ延伸し、前記マイナスイオン発生器12のマイナスイオン放出口121a及び前記超音波発生器13の振動体131が前記容器Cの内部に形成される。
これにより、前記管121及び前記ロッド132が前記開口C1より前記容器Cの内部へ延伸し、前記マイナスイオン発生器12のマイナスイオン放出口121a及び前記超音波発生器13の振動体131が前記容器Cの内部に形成される。
前記容器Cの内部は、水体Wを収容し、これにより、マイナスイオン放出口121a及び振動体131が、水体Wの中に形成される。
第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、起動後、マイナスイオン発生器12が、マイナスイオンを生成し、管121を通してマイナスイオン放出口121aよりマイナスイオンを放出し、マイナスイオンが、マイナスイオン放出口121aより水体Wに進入する。
同時に、前記超音波発生器13は、振動波を発生させ、ロッド132により、振動波を振動体131に伝え、この振動体131を振動させ、さらに、水体Wを振動させる。
これにより、マイナスイオンは、水体Wに効果的に溶解し、水体Wに含まれる水分子に付着し、水体Wに含まれる水分子をマイナスイオン化した水分子に形成させ、さらに、水体Wをマイナスイオン水に形成させる。
第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、起動後、マイナスイオン発生器12が、マイナスイオンを生成し、管121を通してマイナスイオン放出口121aよりマイナスイオンを放出し、マイナスイオンが、マイナスイオン放出口121aより水体Wに進入する。
同時に、前記超音波発生器13は、振動波を発生させ、ロッド132により、振動波を振動体131に伝え、この振動体131を振動させ、さらに、水体Wを振動させる。
これにより、マイナスイオンは、水体Wに効果的に溶解し、水体Wに含まれる水分子に付着し、水体Wに含まれる水分子をマイナスイオン化した水分子に形成させ、さらに、水体Wをマイナスイオン水に形成させる。
注意すべきなのは、マイナスイオン発生器12のマイナスイオン放出口121aは、容器Cの内部に形成されるため、マイナスイオン放出口121aが水体Wの中に形成され、かつ、前記マイナスイオン発生器12は、エアポンプ122に連結され、このエアポンプ122は、空気をマイナスイオン発生器12に送り続けてマイナスイオンをマイナスイオン放出口121aから強制的に放出させるので、マイナスイオンが、マイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入し、水体Wに含まれる水分子に十分に接触することができる。
従来のマイナスイオン生成機9は、マイナスイオン放出口921から放出されるマイナスイオンが水体Wの液面にしか接触せず、マイナスイオンと水体Wとの接触面積が小さいのに対し、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入し、マイナスイオンと水体Wとの接触面積をより大きく形成させるため、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度を向上させる効果を確実に有する。
従来のマイナスイオン生成機9は、マイナスイオン放出口921から放出されるマイナスイオンが水体Wの液面にしか接触せず、マイナスイオンと水体Wとの接触面積が小さいのに対し、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入し、マイナスイオンと水体Wとの接触面積をより大きく形成させるため、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度を向上させる効果を確実に有する。
さらに、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1を用いてマイナスイオン水を製作する際、従来のマイナスイオン水生成器9のような水体Wにある程度のマイナスイオンが溶解した後、マイナスイオンの水体Wの液面に近い箇所における濃度が高いことによる影響で、水体Wは、その液面からさらなるマイナスイオンを溶解させることができなくなることが発生しない。
一方、本実施例において、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入するため、マイナスイオンは、均一的に水体Wに溶解し、マイナスイオン化した水分子を水体Wに均一的に分散させるので、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度は、水体Wにおけるマイナスイオンの濃度の上昇に応じて低下しにくくなる。
一方、本実施例において、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入するため、マイナスイオンは、均一的に水体Wに溶解し、マイナスイオン化した水分子を水体Wに均一的に分散させるので、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度は、水体Wにおけるマイナスイオンの濃度の上昇に応じて低下しにくくなる。
さらに、前記超音波発生器13は、周波数20kHzを超える振動波を発生させることができると知られており、超音波発生器13より発生される振動波が振動体131に伝わり、水体Wを振動させる際、水分子構造における水素結合を破壊することができ、近隣する水分子同士の引き合う力を減少させて、水体Wに含まれる水クラスタにおける水分子数量を効果的に低減させることができる。
これにより、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、超音波発生器13を設置することにより、水体Wに含まれる水クラスタの体積を縮小させ、マイナスイオンが水分子に付着する難易度を低下させることができ、さらに、水体Wへの溶解に成功したマイナスイオンの比率を向上させ、マイナスイオン水生成器1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果を確実に有する。
これにより、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、超音波発生器13を設置することにより、水体Wに含まれる水クラスタの体積を縮小させ、マイナスイオンが水分子に付着する難易度を低下させることができ、さらに、水体Wへの溶解に成功したマイナスイオンの比率を向上させ、マイナスイオン水生成器1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果を確実に有する。
図2に示される本発明の第二実施例に係るマイナスイオン生成機1は、第一実施例と異なる点として、さらに、磁化器15を含み、この磁化器15は、硬磁性材料により製造される永久磁化体であり、かつ、前記磁化器15は、本体11の台座112に隣接して設置される。
前記磁化器15は、縦方向Xに沿って管121及びロッド132に対向しても良く、これにより、容器Cを磁化器15の上面に設置することにより、前記管121及びロッド132は、開口C1より容器Cの内部へ延伸することができる。
前記磁化器15は、縦方向Xに沿って管121及びロッド132に対向しても良く、これにより、容器Cを磁化器15の上面に設置することにより、前記管121及びロッド132は、開口C1より容器Cの内部へ延伸することができる。
本発明の第二実施例に係るマイナスイオン生成機1は、台座112の載せ面112aに隣接する位置に磁化器15を設置することにより、前記磁化器15は、永久磁化体であるため、静磁場を発生し続けることができ、この静磁場は、磁化器15の上面に設置された容器Cを覆うことができ、これにより、容器Cの水体Wに磁化処理を行う。
前記水体Wに含まれる水クラスタは、前記磁化器15が発生する磁場の影響を受ける際に磁化反応が発生し、水クラスタにおける水分子数量を減少させ、さらに、水体Wに含まれる水クラスタの体積を減少させる。
これにより、本発明の第二実施例に係るマイナスイオン生成機1は、超音波発生器13及び磁化器15を同時に使用して水体Wの水クラスタの体積を減少させることができ、前記マイナスイオン生成機1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果をさらに顕著なものにする。
前記水体Wに含まれる水クラスタは、前記磁化器15が発生する磁場の影響を受ける際に磁化反応が発生し、水クラスタにおける水分子数量を減少させ、さらに、水体Wに含まれる水クラスタの体積を減少させる。
これにより、本発明の第二実施例に係るマイナスイオン生成機1は、超音波発生器13及び磁化器15を同時に使用して水体Wの水クラスタの体積を減少させることができ、前記マイナスイオン生成機1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果をさらに顕著なものにする。
また、図3に示される本発明の第三実施例に係るマイナスイオン生成機1は、同じく磁化器15’を含み、第二実施例と異なる点として、前記磁化器15’は、電磁コイルからなり、前記台座112に結合されて電源供給モジュールに電気接続される。
詳しく述べると、本実施例において、前記本体11の台座112は、載せ面112aを有し、この載せ面112aは、前記縦方向Xに沿ってマイナスイオン発生器12の管121及び超音波発生器13のロッド132に対向することが好ましく、これにより、前記容器Cを台座112の載せ面112aに設置することができ、かつ、前記容器Cは開口C1から離れる側が載せ面112aに結合され、これにより、前記管121及びロッド132が開口C1より容器Cの内部へ延伸する。
前記磁化器15’は、前記台座112の載せ面112aに隣接する位置に設置しても良い。
前記磁化器15’は、電源供給モジュール14に電気接続することができ、これにより、磁化器15’の作動に必要な電気を得る。
詳しく述べると、本実施例において、前記本体11の台座112は、載せ面112aを有し、この載せ面112aは、前記縦方向Xに沿ってマイナスイオン発生器12の管121及び超音波発生器13のロッド132に対向することが好ましく、これにより、前記容器Cを台座112の載せ面112aに設置することができ、かつ、前記容器Cは開口C1から離れる側が載せ面112aに結合され、これにより、前記管121及びロッド132が開口C1より容器Cの内部へ延伸する。
前記磁化器15’は、前記台座112の載せ面112aに隣接する位置に設置しても良い。
前記磁化器15’は、電源供給モジュール14に電気接続することができ、これにより、磁化器15’の作動に必要な電気を得る。
本発明の第三実施例に係る水クラスタマイナスイオン生成機1は、台座112における載せ面112aに隣接する位置に電磁コイルからなる磁化器15’を設置することにより、前記磁化器15’は、交流電流を用いて交流磁場を発生させることができ、この交流磁場は、台座112を通して載せ面112aに設置される容器Cを覆うことができ、容器Cの水体Wに磁化処理を行う。
水体Wに含まれる水クラスタは、磁化器15’に発生される交流磁場の影響を受ける際に磁化反応を発生させ、かつ、静磁場を用いて容器Cの水体Wに磁化処理を行う第二実施例に比べ、本実施例における前記磁化器15’は、交流磁場を発生して容器Cの水体Wに磁化処理を行い、水体Wに含まれる水クラスタの体積を減少させる効果をさらに向上させ、水体Wにマイナスイオンを溶解させる効率を向上させる。
水体Wに含まれる水クラスタは、磁化器15’に発生される交流磁場の影響を受ける際に磁化反応を発生させ、かつ、静磁場を用いて容器Cの水体Wに磁化処理を行う第二実施例に比べ、本実施例における前記磁化器15’は、交流磁場を発生して容器Cの水体Wに磁化処理を行い、水体Wに含まれる水クラスタの体積を減少させる効果をさらに向上させ、水体Wにマイナスイオンを溶解させる効率を向上させる。
図4及び図5に示される本発明の第四実施例に係るマイナスイオン生成機1は、同じく磁化器15を含み、第二及び第三実施例と異なる点として、前記磁化器15は、少なくとも永久磁石151を有し、この永久磁石151は、硬磁性材料により製造される永久磁化体であり、容器Cは、吐水管C2が連結される。
前記吐水管C2の末端は、吐水口C3に連通してもよく、これにより、容器Cに収容される水体Wは、吐水管C2及び吐水口C3を通して流出し、使用者に利用される。
前記永久磁石151は、吐水管C2に設置され、永久磁石151の磁力により吐水管C2を通す水体Wを磁化させ、その水クラスタを小さくする。
前記永久磁石151の磁場強度は、約3000〜5000 Gsであり、好ましくは、4000±10% Gsである。
なお、前記永久磁石151は、吐水管C2の外周に設置されてもよく、或いは、吐水管C2の内部に固定されてもよい。
前記永久磁石151が吐水管C2の外周に設置される場合、永久磁石151が吐水管C2の外周に接近すればするほど、吐水管C2を通す蒸留水を磁化する効果が良くなるため、前記磁化器15は、永久磁石151の磁極面(N極またはS極)をもって吐水管C2の外周壁に貼り合わせて固定することができる。
前記吐水管C2の末端は、吐水口C3に連通してもよく、これにより、容器Cに収容される水体Wは、吐水管C2及び吐水口C3を通して流出し、使用者に利用される。
前記永久磁石151は、吐水管C2に設置され、永久磁石151の磁力により吐水管C2を通す水体Wを磁化させ、その水クラスタを小さくする。
前記永久磁石151の磁場強度は、約3000〜5000 Gsであり、好ましくは、4000±10% Gsである。
なお、前記永久磁石151は、吐水管C2の外周に設置されてもよく、或いは、吐水管C2の内部に固定されてもよい。
前記永久磁石151が吐水管C2の外周に設置される場合、永久磁石151が吐水管C2の外周に接近すればするほど、吐水管C2を通す蒸留水を磁化する効果が良くなるため、前記磁化器15は、永久磁石151の磁極面(N極またはS極)をもって吐水管C2の外周壁に貼り合わせて固定することができる。
前記磁化器15は、前記のように、永久磁石151より水体Wを磁化するという基本的な機能以外に、前記磁化器15の使用安全性及び組立利便性を向上させるように、必要に応じて部品を増加しても良い。
前記磁化器15の幾つかの実施態様を、以下のように説明する。
前記磁化器15の幾つかの実施態様を、以下のように説明する。
図6及び図7に示される磁化器15の第一実施態様において、前記磁化器15の永久磁石151は概して立方体を成し、前記永久磁石151と吐水管C2との結合安定性を向上させるために、前記吐水管C2の外周壁に結合面C21を設置してもよく、これにより、前記永久磁石151の磁極面を結合面C21に貼り合わせる。
本発明は、磁場強度がかなり高い永久磁石151を使用するため、前記磁化器15は、さらに磁場遮断部材152を有することが好ましく、前記永久磁石151の一個の磁極面が露出して吐水管C2に貼り合わせるように、前記磁場遮断部材152が永久磁石151を覆い、これにより、前記永久磁石151の磁力の漏れを防ぎ、磁性物質が永久磁石151に引き寄せられ前記マイナスイオン水生成器1の外部に貼り付いて前記マイナスイオン水生成器1の外部から引き剥がしにくくなること、ひいては、体内に心臓ペースメーカー(cardiac pacemaker)などの植込み型医療機器を植え込まれている使用者の命の危険に及ぼすことを防ぐ。
なお、前記磁場遮断部材152は、低炭素鋼、ステンレス鋼またはその他磁場遮断効果を有する金属材料により製作されても良い。
なお、前記磁場遮断部材152は、低炭素鋼、ステンレス鋼またはその他磁場遮断効果を有する金属材料により製作されても良い。
また、前記磁化器15は、さらにカバー153を設置することができ、このカバー153は、磁場遮断部材152を覆い、緩衝能力を有し、前記永久磁石151及び磁場遮断部材152を保護し、外力を受ける際に損傷を受けさせにくくなる。
本実施例において、前記磁場遮断部材152及びカバー153は、互いに噛み合わせることができる。
さらに、前記磁場遮断部材152とカバー153との間に錆防止層Rを有することが好ましく、前記錆防止層Rにより水気や酸素を隔離し、前記永久磁石151及び磁場遮断部材152が経時的に錆びることを防ぐ。
なお、構造を簡単化して組立利便性を向上させるために、前記磁場遮断部材152の外表面または前記カバー153の内表面にニスまたは電気めっき(例えばニッケルめっき)などを選択して錆防止層Rを形成することができる。
本実施例において、前記磁場遮断部材152及びカバー153は、互いに噛み合わせることができる。
さらに、前記磁場遮断部材152とカバー153との間に錆防止層Rを有することが好ましく、前記錆防止層Rにより水気や酸素を隔離し、前記永久磁石151及び磁場遮断部材152が経時的に錆びることを防ぐ。
なお、構造を簡単化して組立利便性を向上させるために、前記磁場遮断部材152の外表面または前記カバー153の内表面にニスまたは電気めっき(例えばニッケルめっき)などを選択して錆防止層Rを形成することができる。
前記磁化器15の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を前記吐水管C2に結合し固定する手段は、限定されず、例えば、前記永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を粘着により、吐水管C2の外周壁に貼り合わせて固定することができる。
あるいは、前記磁化器15は、さらに少なくとも一個の固定部材154を設けることができ、前記固定部材154をカバー153に当接し、この固定部材154により、前記永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2に固く縛り、これにより、前記永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153が吐水管C2から解けることを防ぐ。
あるいは、前記磁化器15は、さらに少なくとも一個の固定部材154を設けることができ、前記固定部材154をカバー153に当接し、この固定部材154により、前記永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2に固く縛り、これにより、前記永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153が吐水管C2から解けることを防ぐ。
図8に示される磁化器15の第二実施態様において、この器15は、二組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を含み、二つの永久磁石151は、吐水管C2の外周壁に沿って間隔を取って設置され、例えば、二つの永久磁石151は、吐水管C2の径方向にて相対して設置されても良い。
本実施例における各組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153は、第一実施例に述べたものと同様であるため、ここでその説明を省略する。
これにより、二つの永久磁石151の磁力により同時に吐水管C2を通す水体Wを磁化し、水クラスタを小さくする効果を向上させることができる。
注意すべきなのは、二つの永久磁石151を吐水管C2の径方向にて相対して設置する場合、二つの永久磁石151を異なる磁極をもって相対させるようにすべきであり、これにより、水体Wを磁化する効果を向上させる。
なお、本実施態様における磁化器15もさらに少なくとも一個の固定部材154を含み、前記固定部材154を二つのカバー153の外周に固く縛ることにより、二組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153が吐水管C2に安定的に結合することを確保する。
本実施例における各組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153は、第一実施例に述べたものと同様であるため、ここでその説明を省略する。
これにより、二つの永久磁石151の磁力により同時に吐水管C2を通す水体Wを磁化し、水クラスタを小さくする効果を向上させることができる。
注意すべきなのは、二つの永久磁石151を吐水管C2の径方向にて相対して設置する場合、二つの永久磁石151を異なる磁極をもって相対させるようにすべきであり、これにより、水体Wを磁化する効果を向上させる。
なお、本実施態様における磁化器15もさらに少なくとも一個の固定部材154を含み、前記固定部材154を二つのカバー153の外周に固く縛ることにより、二組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153が吐水管C2に安定的に結合することを確保する。
図9、図10に示される磁化器15の第三実施態様において、この器15は、同じく二組の永久磁石151、磁場遮断部材152及びカバー153を含み、第二実施態様と異なる点として、本実施態様においては、それぞれの磁石151の吐水管C2に貼り合わせる表面を曲面とすることにより、二つの永久磁石151が吐水管C2の外周壁を覆う面積を増加させ、水体Wを磁化する効果をさらに向上させる。
なお、永久磁石151の形態では、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2の径方向に沿って直接覆うことができないため、本実施例の磁場遮断部材152及びカバー153は、側面に開口を設置することができ、これにより、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2の軸方向に沿って直接覆わせて、後に開口を密封することができる。
または、磁場遮断部材152を環状とすることにより、永久磁石151を吐水管C2の外周壁に被せることもできる。
なお、永久磁石151の形態では、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2の径方向に沿って直接覆うことができないため、本実施例の磁場遮断部材152及びカバー153は、側面に開口を設置することができ、これにより、磁場遮断部材152及びカバー153を吐水管C2の軸方向に沿って直接覆わせて、後に開口を密封することができる。
または、磁場遮断部材152を環状とすることにより、永久磁石151を吐水管C2の外周壁に被せることもできる。
特に、磁化器15が二つ或いは二つ以上の永久磁石151を有する場合、複数の永久磁石151は、吐水管C2の径方向にて相対して設置しなくても良く、吐水管C2の軸方向に外周壁に沿って間隔を取って設置することができ、これにより、区間を分けて水体Wを磁化し、吐水管C2に複数の湾曲を有する実施例に好適である。
水クラスタの測定について、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonance、略してNMR)を用いて水の振動周波数を測定することにより、水クラスタの水分子数量を知る方法が知られている。
すなわち、振動周波数が高ければ高いほど、含まれる水分子数量が多く、水の品質が低い。
一方、振動周波数が低ければ低いほど、含まれる水分子数量が少なく、水の品質が高い。
一般的に、水クラスタには、5〜9個の水分子が含まれれば、「マイクロクラスタ水」と称し、その振動周波数は、90Hzより低い。
マイクロクラスタ水は、多くの利点を有し、それらは、当業者が理解し得るものであり、例えば、マイクロクラスタ水は細胞組織に対して浸透力が強く、細胞膜の緻密なプロテインの隙間(「水通路」とも称され、幅は約2μm)を容易に出入することができるため、人体に吸収されやすく、新陳代謝を促進する効果を有する。
また、マイクロクラスタ水は、概して、弱塩基性であるため、人体の酸性化を抑制することができ、健康の維持に有益である。
すなわち、振動周波数が高ければ高いほど、含まれる水分子数量が多く、水の品質が低い。
一方、振動周波数が低ければ低いほど、含まれる水分子数量が少なく、水の品質が高い。
一般的に、水クラスタには、5〜9個の水分子が含まれれば、「マイクロクラスタ水」と称し、その振動周波数は、90Hzより低い。
マイクロクラスタ水は、多くの利点を有し、それらは、当業者が理解し得るものであり、例えば、マイクロクラスタ水は細胞組織に対して浸透力が強く、細胞膜の緻密なプロテインの隙間(「水通路」とも称され、幅は約2μm)を容易に出入することができるため、人体に吸収されやすく、新陳代謝を促進する効果を有する。
また、マイクロクラスタ水は、概して、弱塩基性であるため、人体の酸性化を抑制することができ、健康の維持に有益である。
前記構造により、図4に示される本発明の第四実施例に係るマイナスイオン生成機1が作動する際、マイナスイオン発生器12がマイナスイオンを生成し前記管121を通してマイナスイオン放出口121aからマイナスイオンを放出することにより、マイナスイオンは、マイナスイオン放出口121aから水体Wへ進入し、マイナスイオンは、水体Wに効果的に溶解することができ、水体Wの水分子に付着し、水体Wにの水分子をマイナスイオン化した水分子に形成させ、さらに、水体Wをマイナスイオン水に形成させる。
同時に、使用者が吐水口C3から水体Wを採取する際、水体Wは、吐水管C2を通して磁化器15の永久磁石151に磁化されてその水クラスタを小さくするため、水体Wは、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを形成し、吐水口C3から流れ出して飲用やその他の用途に用いられる。
同時に、使用者が吐水口C3から水体Wを採取する際、水体Wは、吐水管C2を通して磁化器15の永久磁石151に磁化されてその水クラスタを小さくするため、水体Wは、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを形成し、吐水口C3から流れ出して飲用やその他の用途に用いられる。
図11を参照すると、第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、磁化器15により水体Wの水クラスタを小さくすることができ、これにより、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを生成することを検証するために、ドイツのブルカー社(Bruker Corporation)製の核磁気共鳴装置を用いて吐水口C3から採取した水体Wを測定した結果、吸収ピークが化学シフト3.18ppmに現れたため、振動周波数(吸収ピークの周波数)が、68.17Hzであると推定し、振動周波数が、90Hzより小さいので、「マイクロクラスタ水」の定義に合致する。
よって、第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを確実に生成することができる。
これにより、水体Wは、水クラスタが大きい水源(例えば水道水)から取ったものでも、使用者は、第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1により、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを利便に取得することができ、健康の維持に有益である。
よって、第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを確実に生成することができる。
これにより、水体Wは、水クラスタが大きい水源(例えば水道水)から取ったものでも、使用者は、第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1により、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを利便に取得することができ、健康の維持に有益である。
上記した構造により、本発明の第一、第二、第三及び第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1の主な特徴は、下記のとおりである。
マイナスイオン発生器12及び超音波発生器13を本体11に結合し、マイナスイオン発生器12は、管121を連結し、この21は、マイナスイオン発生器12から離れる端にマイナスイオン放出口121aが形成され、超音波発生器13は、ロッド132により振動体131を連結する。
マイナスイオン発生器12は、マイナスイオンを生成し前記マイナスイオン放出口121aからマイナスイオンを放出し、超音波発生器13振動波を発生し、振動波を振動体131に伝える。
マイナスイオン発生器12は、マイナスイオンを生成し前記マイナスイオン放出口121aからマイナスイオンを放出し、超音波発生器13振動波を発生し、振動波を振動体131に伝える。
これにより、容器Cが本体11の台座112に隣接して設置される際、管121及びロッド132は、容器Cの開口C1より容器Cの内部へ延伸し、マイナスイオン発生器12のマイナスイオン放出口121a及び超音波発生器13の振動体131が、容器Cの内部に形成される。
以上から分かるように、マイナスイオンが、マイナスイオン放出口121aから放出された後は水体Wへ直接進入しており、従来のマイナスイオン水生成器9のマイナスイオン放出口921から放出されるマイナスイオンが、水体Wの液面にしか接触せず、マイナスイオンと水体Wとの接触面積が小さいのに対し、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入し、マイナスイオンと水体Wとの接触面積をより大きく形成させるため、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度を向上させる効果を確実に有する。
以上から分かるように、マイナスイオンが、マイナスイオン放出口121aから放出された後は水体Wへ直接進入しており、従来のマイナスイオン水生成器9のマイナスイオン放出口921から放出されるマイナスイオンが、水体Wの液面にしか接触せず、マイナスイオンと水体Wとの接触面積が小さいのに対し、本発明の第一実施例に係るマイナスイオン水生成器1は、マイナスイオンがマイナスイオン放出口121aから放出された後は直接に水体Wに進入し、マイナスイオンと水体Wとの接触面積をより大きく形成させるため、水体Wに対するマイナスイオンの溶解速度を向上させる効果を確実に有する。
さらに、振動体131は、水体Wの中に形成されるため、超音波発生器13より発生される振動波が振動体131に伝わる際、振動体131が振動して水体Wを振動させ、水体Wに含まれる水クラスタの体積を縮小させることができ、さらに、水体Wへの溶解に成功したマイナスイオンの比率を向上させ、マイナスイオン水生成器1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果を確実に有する。
一方、本発明の第二及び第三実施例に係るマイナスイオン水生成器1において、さらに磁化器15、15’を含み、これらの磁化器15、15’は、磁場を発生させ、かつ、この磁場を用いて容器Cの水体Wに磁化処理を行い、水体Wに含まれる水クラスタの体積を減少させることができ、マイナスイオン水生成器1に製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果をさらに顕著なものにする。
或いは、本発明の第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1において、磁化器15は、約3000〜5000 Gsの磁場強度を有する永久磁石151であり、この永久磁石151の磁力により吐水管C2を通す水体Wを磁化させ、その水クラスタを小さくし、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを生成できる。
或いは、本発明の第四実施例に係るマイナスイオン水生成器1において、磁化器15は、約3000〜5000 Gsの磁場強度を有する永久磁石151であり、この永久磁石151の磁力により吐水管C2を通す水体Wを磁化させ、その水クラスタを小さくし、マイナスイオン化した水分子を有する水クラスタを生成できる。
以上により、本発明のマイナスイオン水生成器1は、水に対するマイナスイオンの溶解速度を向上させる効果、及び、製作されるマイナスイオン水のマイナスイオン濃度を向上させる効果に確実に達する。
本発明は、その精神と必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。
従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は、例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
従って、本明細書に記載した好ましい実施形態は、例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
1 マイナスイオン水生成器
11 本体
111 スタンド
112 台座
112a 載せ面
12 マイナスイオン発生器
121 管
121a マイナスイオン放出口
122 エアポンプ
13 超音波発生器
131 振動体
132 ロッド
14 電源供給モジュール
141 電源線
15 磁化器
15’ 磁化器
151 永久磁石
152 磁場遮断部材
153 カバー
154 固定部材
X 縦方向
C 容器
C1 開口
C2 吐水管
C21 結合面
C3 吐水口
W 水体
R 錆防止層
9 従来のマイナスイオン水生成器
91 タンク
911 貫通孔
92 マイナスイオン発生器
921 マイナスイオン放出口
11 本体
111 スタンド
112 台座
112a 載せ面
12 マイナスイオン発生器
121 管
121a マイナスイオン放出口
122 エアポンプ
13 超音波発生器
131 振動体
132 ロッド
14 電源供給モジュール
141 電源線
15 磁化器
15’ 磁化器
151 永久磁石
152 磁場遮断部材
153 カバー
154 固定部材
X 縦方向
C 容器
C1 開口
C2 吐水管
C21 結合面
C3 吐水口
W 水体
R 錆防止層
9 従来のマイナスイオン水生成器
91 タンク
911 貫通孔
92 マイナスイオン発生器
921 マイナスイオン放出口
Claims (22)
- 本体とマイナスイオン発生器と超音波発生器と電源供給モジュールと容器とを含むマイナスイオン水生成器であって、
前記マイナスイオン発生器は、前記本体に結合され、前記マイナスイオン発生器は、それぞれ管及びエアポンプが連結され、前記管は、前記マイナスイオン発生器から離れる端にマイナスイオン放出口が形成され、
前記超音波発生器は、前記本体に結合され、前記超音波発生器は、ロッドより振動体が連結され、
前記電源供給モジュールは、前記本体に結合され、前記電源供給モジュールは、それぞれ前記マイナスイオン発生器、エアポンプ及び超音波発生器に電気接続し、
前記容器は、開口を有し、前記マイナスイオン発生器のマイナスイオン放出口及び前記超音波発生器の振動体が前記容器の内部に形成されるように、前記管及びロッドは、前記開口より前記容器の内部へ延伸することを特徴とするマイナスイオン水生成器。 - 前記本体がスタンド及び台座を含み、前記スタンドが前記台座に結合され、かつ前記スタンドが縦方向に沿って前記台座から離れる方向へ延伸し、前記マイナスイオン発生器及び前記超音波発生器がそれぞれ前記スタンドに結合されることを特徴とする請求項1に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記マイナスイオン発生器の管が、前記本体のスタンドの外部へ突出し、かつ、前記縦方向に沿って台座へ延伸し、前記超音波発生器のロッドも前記本体のスタンドの外部へ突出し、かつ、前記縦方向に沿って台座へ延伸することを特徴とする請求項2に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記容器が、前記本体の台座に隣接して設置されることを特徴とする請求項3に記載のマイナスイオン水生成器。
- さらに、磁化器を含み、前記磁化器が、硬磁性材料により製造される永久磁化体であり、前記磁化器が、前記本体の台座に隣接して設置され、かつ、前記縦方向に沿って前記管及びロッドに対向することを特徴とする請求項3に記載のマイナスイオン水生成器。
- さらに、磁化器を含み、前記磁化器が、電磁コイルからなり、前記磁化器が、前記本体に結合され、かつ、前記電源供給モジュールに電気接続されることを特徴とする請求項3に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記本体の台座が、載せ面を有し、前記載せ面が、前記縦方向に沿って前記マイナスイオン発生器の管及び前記超音波発生器のロッドに対向し、前記磁化器が、前記台座の載せ面に隣接する位置に設置されることを特徴とする請求項6に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記容器が、前記台座の載せ面に設置されることを特徴とする請求項7に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記電源供給モジュールが、電源線を含み、前記電源線が、前記マイナスイオン水生成器の外部の電源に電気接続するのに用いられることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一つに記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記容器は、吐水管が連結され、前記吐水管の末端は、吐水口に連通し、かつ、前記吐水管は、さらに磁化器を含み、前記磁化器は、永久磁石を有し、前記永久磁石は、前記吐水管に設置され、磁場強度が、3000〜5000 Gsであることを特徴とする請求項4に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記永久磁石の磁場強度が、4000±10% Gsであることを特徴とする請求項10に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記永久磁石が、前記吐水管の外周に設置されることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記永久磁石の磁極面が、前記吐水管の外周壁に貼り合わせて固定されることを特徴とする請求項12に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記吐水管の外周壁に結合面が設置され、前記永久磁石の磁極面が、前記結合面に貼り合わされることを特徴とする請求項13に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記磁化器が、磁場遮断部材を有し、前記永久磁石の一個の磁極面が露出して前記吐水管に貼り合わせるように、前記磁場遮断部材は、前記永久磁石を覆うことを特徴とする請求項13に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記磁化器が、カバーを有し、前記カバーが、前記磁場遮断部材を覆うことを特徴とする請求項15に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記磁場遮断部材とカバーとの間に錆防止層を有することを特徴とする請求項16に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記錆防止層が、前記磁場遮断部材の外表面又は前記カバーの内表面に形成されることを特徴とする請求項17に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記磁化器が、少なくとも一個の固定部材を有し、前記永久磁石、磁場遮断部材及びカバーを前記吐水管に固く縛るように、前記固定部材が、前記カバーに当接されることを特徴とする請求項16に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記磁化器が、さらにもう一つの永久磁石を有し、前記二つの永久磁石が、前記吐水管の外周壁に沿って間隔を取って設置されることを特徴とする請求項13に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記二つの永久磁石が、前記吐水管の径方向にて異なる磁極をもって相対して設置されることを特徴とする請求項20に記載のマイナスイオン水生成器。
- 前記永久磁石の前記吐水管に貼り合わせる表面を曲面とすることを特徴とする請求項13に記載のマイナスイオン水生成器。
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2016
- 2016-01-26 JP JP2016012176A patent/JP2016182593A/ja active Pending
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