JP4037250B2 - 質問応答装置、質問応答プログラムおよび該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ユーザから自然言語で入力された質問事項に対し、所定の情報源から回答を検索し出力する情報検索機能を有する質問応答装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータのユーザが情報検索のために入力した質問に対し、その回答を提示する手法として、後述する特許文献1の特開2002−132812公報に開示された技術がある。この開示技術における質問応答システムは、例えば、「ロシアの大統領は誰ですか?」との質問文に対し、当該質問文の中の「ロシア」および「大統領」をキーワードとして文書検索を行い、検索された文書から「プーチン」および「エリツィン」等の回答候補を得る。さらに、各回答候補について所定の手順でスコアリングを行った後、全ての回答候補の中から適正な回答を選定し、それらを出力する。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−132812公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の質問応答システムでは、複数の回答候補が存在する場合、各々の内容に関わらず各回答候補が回答欄に羅列されることから、たとえその中に同一内容を示す回答候補が存在しても、ユーザは、それらが全て異なる内容を示すものと誤認するおそれがある。また、ユーザが回答候補の羅列を閲覧したとき、各回答候補がどのような関係にあるのか、あるいは、当該質問にとって有益な回答候補はどれであるか等の疑問を生じ易いという不都合がある。
【0005】
本発明は、前記した課題に鑑みてなされたものであり、ユーザからの質問に対し、当該ユーザが適正な回答を円滑に取得することができる質問応答装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成1〉
本発明に係る質問応答装置は、質問情報の質問に対する回答を示す回答情報を出力する質問応答装置であって、質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出する質問解析部と、文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索する文書検索部と、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し該抽出した各回答要素を用いて回答情報を形成する回答形成部と、前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付ける対応付け処理部とを備え、前記回答形成部は、前記回答情報を形成すべく、前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列する。
【0007】
前記対応付け処理部は、相互に部分的に一致する回答要素を対応付けるようにすることができる。
【0008】
〈構成2〉
本発明に係る質問応答装置は、質問情報の質問に対する回答を示す回答情報を出力する質問応答装置であって、質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出する質問解析部と、文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索する文書検索部と、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し該抽出した各回答要素を用いて回答情報を形成する回答形成部と、回答情報における回答要素の重要度を回答の属性毎に規定する重要度判定情報に基づいて、前記抽出された回答要素の重要度を判定し、該判定の結果を前記回答形成部に供給する重要度判定部とを備え、前記回答形成部は、回答情報を形成すべく、前記判定結果が示す重要度の順位に従って前記回答要素を配列する。
【0009】
本発明に係る質問応答装置に、さらに、前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付ける対応付け処理部を備え、前記回答形成部は、前記配列すべき回答要素を、前記対応付けられた回答要素毎に集合させる。
【0010】
〈構成3〉
本発明に係るプログラムは、質問情報がコンピュータに供給されたとき質問に対する回答を示す回答情報を当該コンピュータに出力させる質問応答プログラムであって、質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出し、文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索し、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し、前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付け、回答情報を形成すべく前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列する。
【0011】
〈構成4〉
本発明に係る記録媒体は、コンピュータに質問を示す質問情報が供給されたとき当該質問に対する回答を示す回答情報を当該コンピュータに出力させる質問応答プログラムを記録した記録媒体であって、前記質問応答プログラムは、質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出し、相互に異なる文書情報を有する文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索し、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し、前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付け、回答情報を形成すべく前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を具体例を用いて説明する。
〈具体例1〉
図1は、本発明に係る質問応答装置の具体例1の構成を示すブロック図である。
具体例1の質問応答装置101は、ユーザに情報検索サービスを提供すべく、汎用のパーソナルコンピュータあるいは公共機関に設置された情報検索端末等に通信可能に接続され、これらの端末から質問情報を与えられたとき、その回答となる回答情報を出力する。質問応答装置101およびユーザ端末間の接続は、インターネットのようなネットワークを介して行うように構成することができる。
【0013】
質問応答装置101は、図1に示すように、ユーザから入力された質問文を示す質問情報を解析する質問解析部10と、情報検索のための文書情報が予め保持されている文書データベース11と、当該質問に対する回答を検索するための文書情報を文書データベース11から検索する文書検索部12と、該文書検索部で検索された文書情報に対し、従来よく知られた形態素解析のような手法により属性の付与を行う属性付与部13と、回答情報を形成するための回答要素の集合を前記文書情報から抽出し、当該回答要素を用いて回答情報を形成する回答形成部14と、該回答形成部で抽出された回答要素の集合のうち、同一内容を示す回答要素を相互に対応付ける対応付け処理部15とを備える。
【0014】
質問応答装置101における各構成部分の動作を、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
質問解析部10は、与えられた質問情報が示す質問文について形態素解析を行い、検索のための検索要素となる検索キーワード、および、当該質問により要求される回答の属性となる回答タイプを求める(ステップS1)。例えば、質問文が「ノーベル賞を受賞したのは誰ですか」である場合、当該質問文の「〜は誰ですか」に着目し、回答タイプが人名であることを解析する。また、形態素解析において、当該質問文は「ノーベル/賞/を/受賞/した/の/は/誰/です/か」のような各形態素に分割され、これらの形態素のうち、「を」「は」のような付属語と、質問意図を示す「誰」とが不要語として削除され、「ノーベル」、「賞」および「受賞」は、検索キーワードとして検出される。
【0015】
文書検索部12は、質問解析部10で求められた検索キーワードに基づいて、文書データベース11の文書情報を検索する(ステップS2)。前記した「ノーベル」、「賞」および「受賞」を検索キーワードとした場合、例えば、文書ファイル1となる「ノーベル賞を受賞した人は、湯川秀樹(物理学)、川端康成(文学)などである。」、および、文書ファイル2となる「湯川博士が中間子理論でノーベル物理学賞を受賞した。」などが検索結果となる。
【0016】
文書検索部12により検索結果が出されると、属性付与部13は、前記した文書ファイル1および2のような各文書情報について、形態素解析により、文書中の自立語に属性付与を行う(ステップS3)。例えば、文書ファイル1においては、「人」:一般名詞、「湯川秀樹」:人名、「川端康成」:人名のように属性が付与される。
【0017】
回答形成部14は、前記した属性付与の結果を受け、回答タイプに対応する属性を持つ全ての回答要素を回答候補として抽出する(ステップS4)。前記例では、回答タイプが人名であることから、回答候補には、文書ファイル1の「湯川秀樹」、「川端康成」、および、文書ファイル2の「湯川」が抽出される。
【0018】
対応付け処理部15は、回答形成部14で抽出された回答候補と、抽出に用いた文書情報とにより、同一内容を示す回答候補の対応付け処理を行い、その結果を回答形成部14に供給する(ステップS5)。
【0019】
ここで、対応付け処理部15による前記した対応付け処理について、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
対応付け処理においては、回答タイプに関連する属性が予め設定されており、その属性が示す語句を関連語句として文書情報から取得する(ステップS5−1)。例えば、回答タイプが人名である場合、これに関連する属性としては組織や専門分野などを採用することができる。その他、例えば「〈所属部署〉の〈人名〉さん」のような文の係り受け関係に基づき、関連語句を取得することができる。前記した例においては、「湯川秀樹」に対する関連語句として「物理学」が取得され、「川端康成」には「文学」、「湯川」には「物理学」が得られる。
【0020】
次に、前記ステップS5−1で取得した各関連語句について、当該関連語句に対応する回答候補の中で文字列が最大長となる回答候補を検出する(ステップS5−2)。前記した例では、「物理学」を関連語句とする回答候補は、「湯川秀樹」および「湯川」であり、そのうち文字列が最大のものは「湯川秀樹」である。
【0021】
さらに、最大長の文字列となる回答候補と部分的に一致する回答候補が、同一の関連語句に対応する回答候補の集合内に存在するか否かを調べ、存在すれば、それらを同一内容を示す語句として対応付ける(ステップS5−3)。前記した例では、関連語句が「物理学」となる回答候補は、「湯川秀樹」の他に「湯川」が存在し、この「湯川」は、最大文字列の「湯川秀樹」と部分的に一致することから、両者は同一内容を示すものとして対応付けられる。このとき、同義語展開により、「ゆかわ」のような表記ゆれにも対応するように設定することができる。
【0022】
前記した関連語句について、当該関連語句に対応する他の回答候補があるか否かを判定し(ステップS5−4)、ある場合は前記ステップS5−2へ戻り、無いと判定されれば、後述するステップS5−5へ移行する。前記した例では、関連語句が「物理学」となる回答候補は、「湯川秀樹」および「湯川」の他に存在しないことから、ステップS5−5へ進む。
【0023】
当該関連語句についての処理が終わると、前記S5−2およびS5−3の処理が行われていない他の関連語句を選択し、それらの処理を行う(ステップS5−5)。前記した例では、関連語句の「物理学」については処理が終了したことから、次に「文学」についての処理が行われる。
【0024】
そして、全ての関連語句についての処理が終了したとき、同一内容を示す回答候補の対応付けの結果を回答形成部14へ供給する。これを以って、対応付け処理部15の処理が完了する。
【0025】
回答形成部14は、対応付け処理部15から供給された対応付け処理の結果に基づいて、回答情報を形成し、これを出力する(図2:ステップS6)。
図4に、ユーザに提示される回答情報の表示例を示す。図示の例では、質問文に対する回答の欄に、互いに同一内容を示す「湯川秀樹」および「湯川」が一括的に配置されている。
【0026】
具体例1の質問応答装置101によれば、抽出された回答候補の関連語句を用いて、同一内容を示す回答候補の対応付けを行うことから、ユーザに提示する回答情報においては、同一内容の各回答候補が散在することなく、それらを集合させて表示することができる。これにより、ユーザは、質問に対する回答を適正に把握することができる。
【0027】
具体例1の質問応答装置101に関する前記した説明では、回答タイプが1つである例を示したが、これに限らず、例えば「人名」の他に、その関連属性である「組織名」も回答タイプとする場合にも適用することができる。その場合、「人名」を「組織名」の関連属性として利用する。
【0028】
〈具体例2〉
図5は、本発明に係る質問応答装置の具体例2の構成を示すブロックである。具体例2の質問応答装置102は、図5に示すように、前記した具体例1の質問応答装置101における質問解析部10、文書データベース11、文書検索部12、属性付与部13および回答形成部14と基本的な機能を同じくする、質問解析部20、文書データベース21、文書検索部22、属性付与部23および回答形成部24を備える。
【0029】
質問応答装置102は、さらに、回答形成部24で抽出された回答候補の重要度を判定する重要度判定部26と、該判定部での前記判定の基準を規定する重要度判定情報が保持されている重要度判定データベース27とを備える。
【0030】
回答候補の重要度とは、当該回答候補の関連語句に付与された所定の順位を示し、より上位にある関連語句を持つ回答候補が、回答情報において優先的に提示される。例えば、関連語句の属性が役職名である場合、「社長」、「専務」、「部長」、「課長」、・・・の順に重要度を設定することができ、このような順位を規定する重要度判定情報が重要度判定データベース27に保持されている。
【0031】
質問応答装置102の動作を説明する。以下の説明では、会社内で特定の資格を持つ社員名を検索する例を示す。本具体例の質問応答装置102では、質問を与えられてから、回答要素を抽出するまでの手順は、図2に沿って説明した具体例1の質問応答装置101におけるステップS1〜S4と同様な手順である。従って、ここでは当該ステップの説明は省略する。
【0032】
前記した質問を与えられた後、回答形成部24で回答候補が抽出されると、重要度判定部26は、図6に示すフローチャートの手順に沿って重要度判定処理を行う。
この重要度判定処理では、前記具体例1の質問応答装置101における対応付け処理部15に関するステップS5−1(図2参照)と同様な手順で、各回答候補について関連語句を取得する(ステップS11)。例えば、回答候補となる「鈴木」、「田中」および「佐藤」について、役職名および所属部署名を関連語句とする処理を行った場合、「鈴木」:「課長」「総務部」、「田中」:「課長」「営業部」、「佐藤」:「部長」「営業部」との結果が出される。このとき、文書情報中における各回答候補の出現数を検出する。例えば、「鈴木」:出現数2、「田中」:出現数3、「佐藤」:出現数3との結果を得る。
【0033】
次に、いずれかの関連語句について、当該関連語句を持つ回答候補の出現数を集計する(ステップS12)。前記した例で、所属部署名を選択した場合、それぞれの出現数は、「総務部」:出現数2(鈴木2)、「営業部」:出現数6(田中3、佐藤3)となる。
【0034】
そして、前記関連語句を出現数が多い順に並べる(ステップS13)。前記した例では、「営業部」(出現数6)の次に「総務部」(出現数2)が配置される。
【0035】
また、1つの関連語句に複数の回答候補が対応する場合、重要度判定データベース27から重要度判定情報を取得し、当該情報と他の関連語句に基づいて、いずれの回答候補を優先的に配列するかを決定する(ステップS14)。前記した例では、関連語句の「営業部」に、「田中」および「佐藤」という2つの回答候補が対応していることから、他の関連語句の属性である役職名を用いて優先度を判定する。ここでは、役職名に関し予め設定された重要度判定情報に基づき、「課長」である「田中」よりも、「部長」である「佐藤」の優先順位が高いと判定される。従って、前記した例における3つの回答候補は、「佐藤」、「田中」、「鈴木」の順に重要度が設定され、この設定の内容が重要度判定部26から回答形成部24に通知される。
【0036】
回答形成部24は、重要度判定部26から供給された重要度の判定結果に基づき配列した回答候補から回答情報を形成する。図7に、ユーザに提示される回答情報の表示例を示す。図示の例では、質問文に対する回答欄に、前記した重要度の順位に従って配列された回答候補が表示されている。
【0037】
具体例2の質問応答装置102によれば、抽出された回答候補の関連語句に基づいて、各回答候補の重要度を設定することから、回答情報における回答候補のを所定の順序に沿って配列することができる。これにより、複数の回答候補を提示する際、各回答候補間の関係や、いずれの回答候補が重要であるか等を示唆することができる。従って、例えば、会社内の役職名別の社員検索や、当選順位別の当選者発表のように、各回答候補間の差別化を図る際に利用することにより、ユーザが回答内容を把握し易くなる。
【0038】
本発明の適用範囲は前記した各具体例の内容に限定されず、例えば、具体例2の質問応答装置102における回答形成部24および重要度判定部26間に、具体例1で説明した対応付け処理部15と同様の機能を持つ構成部分を追加した質問応答装置を適用することができる。これにより、同一内容を示す回答候補を集合させて配列しつつ、各回答候補を所定の重要度の順に表示することができる。
【0039】
また、前記した各具体例では、ユーザが利用する端末からの質問に対し、その回答を当該端末に通知する例を示したが、これに替えて、例えば指定した他の端末に回答を供給するように設定することができる。
【0040】
前記した各具体例の動作手順に沿った質問応答プログラムをコンピュータに導入することにより、種々のコンピュータを質問応答装置として動作させることができる。さらに、このプログラムを記録媒体に記録し、当該記録媒体をコンピュータに利用することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明に係る質問応答装置によれば、抽出された回答要素の関連属性を用いて、同一内容を示す回答要素の対応付けを行うことから、ユーザに提示する回答情報においては、同一内容の各回答要素が散在することなく、それらを集合させて表示することができる。これにより、ユーザは、質問に対する回答を適正に把握することができる。
【0042】
また、抽出された回答要素の関連属性に基づいて、各回答要素の重要度を設定することから、回答情報における回答要素のを所定の順序に沿って配列することができる。これにより、複数の回答要素を提示する際、各回答要素間の関連や、より有益な回答要素等を示唆することができ、当該回答を得たユーザの満足感を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る質問応答装置の具体例1の構成を示すブロック図である。
【図2】具体例1の質問応答装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】具体例1の対応付け処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】具体例1の回答情報を説明するための説明図である。
【図5】本発明に係る質問応答装置の具体例2の構成を示すブロック図である。
【図6】具体例2の重要度判定処理の手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】具体例2の回答情報を説明するための説明図である。
【符号の説明】
101、102 質問応答装置
10、20 質問解析部
11、21 文書データベース
12、22 文書検索部
13、23 属性付与部
14、24 回答形成部
15 対応付け処理部
26 重要度判定部
27 重要度判定データベース
Claims (6)
- 質問情報の質問に対する回答を示す回答情報を出力する質問応答装置であって、
質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出する質問解析部と、文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索する文書検索部と、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し該抽出した各回答要素を用いて回答情報を形成する回答形成部と、
前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付ける対応付け処理部とを備え、
前記回答形成部は、前記回答情報を形成すべく、前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列することを特徴とする質問応答装置。 - 前記対応付け処理部は、相互に部分的に一致する回答要素を対応付ける請求項1記載の質問応答装置。
- 質問情報の質問に対する回答を示す回答情報を出力する質問応答装置であって、
質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出する質問解析部と、文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索する文書検索部と、前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し該抽出した各回答要素を用いて回答情報を形成する回答形成部と、回答情報における回答要素の重要度を回答の属性毎に規定する重要度判定情報に基づいて、前記抽出された回答要素の重要度を判定し、該判定の結果を前記回答形成部に供給する重要度判定部とを備え、
前記回答形成部は、回答情報を形成すべく、前記判定結果が示す重要度の順位に従って前記回答要素を配列することを特徴とする質問応答装置。 - 前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付ける対応付け処理部を備え、
前記回答形成部は、前記配列すべき回答要素を、前記対応付けられた回答要素毎に集合させる請求項3記載の質問応答装置。 - 質問情報がコンピュータに供給されたとき質問に対する回答を示す回答情報を当該コンピュータに出力させる質問応答プログラムであって、
質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出し、
文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索し、
前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し、
前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付け、
回答情報を形成すべく前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列することを特徴とする質問応答プログラム。 - コンピュータに質問を示す質問情報が供給されたとき当該質問に対する回答を示す回答情報を当該コンピュータに出力させる質問応答プログラムを記録した記録媒体であって、
前記質問応答プログラムは、
質問情報が示す質問により要求される回答の属性を解析し、該解析された属性に基づいて、回答を検索するための検索要素を前記質問情報から抽出し、
相互に異なる文書情報を有する文書情報群から前記検索要素を含む文書情報を検索し、
前記検索された文書情報から前記回答の属性に対応する全ての回答要素を抽出し、
前記各回答要素毎に前記回答に関連する属性に基づき、前記文書情報から前記回答要素 に関連する語句を取得し、該取得した語句が同一の回答要素を対応付け、
回答情報を形成すべく前記対応付けられた各回答要素を同一内容として配列することを前記コンピュータに行わせることを特徴とする記録媒体。
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