JP4037034B2 - 情報記録再生装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多層状に記録層を有する情報記録媒体に対して情報の記録および/または再生を行なう情報記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の情報記録再生装置として、例えば特開平4−301226号公報に記載されているものがある。この情報記録再生装置は、対物レンズに近い側にガイドトラック層を、対物レンズから離れる側に多層状に記録層を有する情報記録媒体に対して、ガイド用光源と記録再生用の走査用光源とを用いて情報の記録/再生を行なうもので、ガイド用光源からのガイドビームはガイド用コリメータレンズで平行光束に変換した後、ビーム結合素子、ガルバノミラーおよび対物レンズを経て情報記録媒体のガイドトラック層に集光させている。また、走査用光源からの走査ビームは、走査用コリメータレンズで平行光束に変換した後、光軸方向偏移器により収束度、発散度を調整して上記ビーム結合素子でガイドビームと結合し、上記ガルバノミラーおよび対物レンズを経て情報記録媒体の所望の深さの記録層に集光させるようにしている。
【0003】
このようにして、情報の記録においては、ガイドビームをガイドトラック層に集光させ、その戻り光に基づいてフォーカス制御およびトラック制御を行なうと共に、対物レンズに入射する走査ビームの平行度を光軸方向偏移器で制御しながら、走査ビームを所望の深さの記録層に集光させて情報を記録し、また所望の深さの記録層に記録されている情報の再生や消去においては、走査ビームを所望の深さの記録層に集光させ、その戻り光に基づいてフォーカス制御およびトラック制御を行いながら、情報を再生あるいは消去するようにしている。
【0004】
ところで、上記のように共通の対物レンズによりガイドビームを情報記録媒体のガイドトラック層に集光させ、走査ビームは光軸方向にずれた所望の深さの記録層に集光させて情報の記録/再生を行なう場合には、走査ビームの集光位置すなわち記録層の位置が変わって走査ビームに対する媒体厚さが変わると、その媒体厚さの変化に応じて走査ビームスポットに球面収差が生じ、これがためスポットが大きくなると共に、ピーク強度が低下して記録/再生性能が劣化し、深さ方向の各記録層に対して安定した記録/再生ができなくなる。
【0005】
そこで、上記従来の情報記録再生装置においては、光源とコリメータレンズとの間、および光検出器とコリメータレンズとの間の光路中に、異なる厚さ区域を有する収差補正素子をそれぞれ配置し、これらの収差補正素子を選択された記録層の深さ位置に応じて所定の厚さ区域が光路中に位置するように独立して駆動して、球面収差を補正するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の情報記録再生装置にあっては、光源および光検出器に対して独立した収差補正素子を要すると共に、これらを独立して駆動する駆動機構を要するため、部品点数が多くなって構成が複雑かつ大型になり、コストアップを招くことになる。
【0007】
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、簡単かつ小型、安価にでき、深さ方向の各記録層に対して安定して記録/再生できる情報記録再生装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に係る情報記録再生装置の発明は、深さ方向にそれぞれ多層状に記録層を有する複数の記録領域を有すると共に、これら複数の記録領域にそれぞれ対応する複数のガイドトラック層を有する情報記録媒体と、
第1の光ビームを放射する第1の光源と、
第2の光ビームを放射する第2の光源と、
光軸方向に移動可能に設けられ、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを前記情報記録媒体内に集光させる共通の対物レンズと、
前記第2の光源と前記対物レンズとの間の前記第2の光ビームの光路中に光軸方向に移動可能に設けたコリメータレンズと、
前記コリメータレンズの移動位置を検出する位置検出器とを有し、
前記対物レンズを光軸方向に移動させて、前記第1の光ビームを前記情報記録媒体内の任意のガイドトラック層に集光し、前記コリメータレンズを、前記対物レンズによって発生する収差と該コリメータレンズによって発生する収差とを相殺するように、前記記録層に対応して予め設定した移動データに基づいて移動させると共に、該コリメータレンズの移動位置を前記位置検出器の出力を用いて制御して、前記第2の光ビームを前記第1の光ビームが集光するガイドトラック層と対応する前記記録領域内の所望の記録層に集光させて情報を記録または再生するよう構成したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1実施の形態を示す図である。図1において、情報記録媒体1は、それぞれグルーブを有する例えば5層のガイドトラック層からなるガイドトラック部2と、このガイドトラック部2上に記録/再生用レーザ光の吸収層3を介して設けられたフォトポリマ、フォトリフラクティブ結晶、フォトクロミック材料等からなる情報記録部4と、この情報記録部4の表面およびガイドトラック部2の他方の面上にそれぞれ設けられた保護層5とを有し、情報記録部4中の異なる深さ位置においてその屈折率や光吸収率を変化させて情報を記録することにより、情報記録部4に多層状に記録層6を形成するようになっている。本実施の形態では、かかる情報記録媒体1に、その情報記録部4側からフォーカス制御およびトラック制御を行うためのサーボ用レーザ光(第1のビーム)10と、記録/再生用レーザ光(第2のビーム)20とを照射して所望の記録層6に対して情報の記録/再生を行なう。なお、サーボ用レーザ光10は記録/再生用レーザ光20とは異なる波長、例えば記録/再生用レーザ光20の波長よりも長くする。
【0016】
サーボ用レーザ光10は、光源ユニット11から出射させる。この光源ユニット11には、半導体レーザ(第1の光源)12、光検出器13およびホログラム14を設け、半導体レーザ12からホログラム14を経てサーボ用レーザ光10を出射させる。この光源ユニット11からのサーボ用レーザ光10は、コリメータレンズ15で若干発散光束とし、絞り18を経てダイクロイックプリズム16で反射させた後、情報記録部2の記録/再生すべき所望の記録層が位置する後述する記録領域に応じて、対物レンズ17によりガイドトラック部2の対応するガイドトラック層にサーボスポットを形成するように集光させる。
【0017】
また、情報記録媒体1で反射されるサーボ用レーザ光10は、往路とは逆の経路をたどって、対物レンズ17を経てダイクロイックプリズム16で反射させ、絞り18およびコリメータレンズ15を経て光源ユニット11のホログラム14に入射させて回折させ、その回折光を光検出器13で受光して、公知のビームサイズ法やフーコー法等によりフォーカスエラー信号を、プッシュプル法等によりトラックエラー信号をそれぞれ検出すると共に、ガイドトラックに予め記録されているトラック番号および後述する記録領域の情報を検出する。
【0018】
一方、記録/再生用レーザ光20は、半導体レーザ(第2の光源)21から出射させる。この半導体レーザ21から出射したレーザ光は、偏光ビームスプリッタ23にP偏光で入射させ、該偏光ビームスプリッタ23を透過するレーザ光をコリメータレンズ22および1/4波長板24を経てダイクロイックプリズム16を透過させ、このダイクロイックプリズム16を透過する記録/再生用レーザ光20をサーボ用レーザ光10と共通の光路に導いて、対物レンズ17により情報記録媒体1の所望の記録層6の情報トラック上に記録/再生スポットを形成するように集光させる。
【0019】
また、情報記録媒体1で反射される記録/再生用レーザ光20の戻り光は、往路とは逆の経路をたどって、対物レンズ17、ダイクロイックプリズム16および1/4波長板24を経て偏光ビームスプリッタ23に入射させる。ここで、偏光ビームスプリッタ23に入射する情報記録媒体1からの戻り光は、往路と復路とで1/4波長板24を透過するのでS偏光となり、偏光ビームスプリッタ23で反射される。この偏光ビームスプリッタ23で反射されるレーザ光は、その集光点においてピンホール25を介してPINフォトダイオードよりなる光検出器27で受光し、その出力に基づいて情報信号を検出すると共に、各記録層6に予め記録されているトラックおよびフォーカス用のウォブルマークから記録/再生スポットの微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号を検出する。
【0020】
なお、対物レンズ17は、対物レンズ駆動手段(図示せず)により情報記録媒体1に対してフォーカス方向およびトラッキング方向に駆動可能に構成する。また、コリメータレンズ22は、一軸アクチュエータ(図示せず)により光軸方向に駆動可能に構成し、その光軸方向位置をポジションセンサ26で検出するようにする。
【0021】
次に、図2を参照して情報記録媒体1の一例の構成について説明する。図2において、情報記録部4は、対物レンズ17側から記録領域4−1,4−2,4−3,4−4および4−5の5つの記録領域を有してなり、各記録領域は例えば約110μmの深さ(ピッチ)を有し、その深さ領域の中に例えば10層の記録層を有している。また、ガイドトラック部2は、情報記録部4側からガイドトラック層2−1,2−2,2−3,2−4および2−5の5つのガイドトラック層を有してなり、隣接するガイドトラック層の間隔(ピッチ)は、例えば記録領域のピッチのほぼ1/2の55μmとなっている。これらガイドトラック層2−1〜2−5は、各ガイドトラック層からのサーボ用レーザ光10の戻り光の強度がほぼ同じになるように、情報記録部4から離れるに従って反射率が高くなっている。また、ガイドトラック部2のトラックピッチは、情報記録部4のトラックピッチよりも大きく設定されている。
【0022】
本実施の形態では、例えば、半導体レーザ12から出射するサーボ用レーザ光10の波長を780nm、半導体レーザ21から出射する記録/再生用レーザ光20の波長を650nm、コリメータレンズ22の焦点距離を12.2mm、対物レンズ17の焦点距離を2.6mmとする。また、記録/再生用レーザ光20は、対物レンズ17によりNA(開口数)が0.52で集光させ、サーボ用レーザ光10は絞り18で対物レンズ17を通過する光束を制限して、NAが0.36で集光させる。
【0023】
対物レンズ17は、図2の(1)に実線で示すように、記録/再生用レーザ光20が平行光束で入射して中間の記録領域4−3の中心の記録層6Aに集光するときに、記録/再生スポットの収差が0となるように設計する。
【0024】
また、コリメータレンズ15は、記録/再生用レーザ光20が中間の記録領域4−3の中心の記録層6Aに集光する状態で、サーボ用レーザ光10が若干発散光として対物レンズ17に入射してガイドトラック部2の中間のガイドトラック層2−3に集光するように、予め位置調整して固定しておく。なお、この場合、ガイドトラック層2−3に形成されるサーボスポットには、サーボ用レーザ光10が対物レンズ17に発散光で入射するために、そのままでは収差が増加することになる。すなわち、対物レンズ17に発散光を入射させることで発生するアンダの球面収差と、色収差による結像位置のずれも含め、サーボ用レーザ光10の集光位置が記録/再生用レーザ光20の集光位置よりも深くなることで発生するオーバの球面収差との差分収差が発生することになる。そこで、本実施の形態では、この差分収差をキャンセルする収差を他の光学素子、例えばコリメータレンズ15に持たせて、サーボスポットの収差を良好にしておく。
【0025】
以下、本実施の形態の動作の一例について説明する。
先ず、記録/再生スポットを任意の記録層から中間の記録領域4−3の中心の記録層6Aに位置させる場合について説明する。この場合には、先ず、対物レンズ17をフォーカス方向に移動させて、サーボスポットを各ガイドトラック層方向に移動させる。ここで、例えばサーボスポットが、ガイドトラック層2−1からガイドトラック層2−5に向けて各ガイドトラック層を通過するように移動したとすると、光検出器13の出力から、図3に示すようにガイドトラック層2−1,2−2,2−3,2−4および2−5の順で、それぞれSカーブのフォーカスエラー信号が得られる。そこで、3番目のSカーブのフォーカスエラー信号のゼロクロスでフォーカスサーボを閉じて、サーボスポットがガイドトラック層2−3に位置するように対物レンズ17をフォーカス制御する。
【0026】
その後、光検出器13の出力から得られるトラックエラー信号でトラッキングサーボをかけて、ガイドトラック層の層番地と半径方向のトラック位置とを読み取って、サーボスポットが目的の位置にいることを確認する。
【0027】
次に、ポジションセンサ26の出力に基づいてコリメータレンズ22を光軸方向へ移動して、記録/再生用レーザ光20が対物レンズ17に平行光束で入射する基準位置に調整し、これにより記録/再生スポットを中間の記録領域4−3の中心の記録層6Aにほぼ位置させる。
【0028】
その後、光検出器27の出力から得られるウォブルマークに基づく微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号を用いて記録/再生スポット位置を微調整して、記録/再生スポットを記録層6Aのトラック上に位置させ、そのトラック番地を光検出器27の出力から読み取ることで記録層6Aの番地を確認する。なお、この記録/再生スポット位置の微調整は、微調整用フォーカスエラー信号によってコリメータレンズ22を光軸方向へ微動させ、微調整用トラックエラー信号によって対物レンズ17をトラッキング方向へ移動させることにより行う。
【0029】
次に、記録/再生スポットを、図2の(1)に破線で示すように記録層6Aから、該記録層6Aが位置する中間の記録領域4−3の最深の記録層6Bへ移動させる場合について説明する。この場合には、先ず、微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号によるサーボをオフとして、コリメータレンズ22をポジションセンサ26の出力に基づいて半導体レーザ21に近づく方向へ所定量移動させる。ここで、コリメータレンズ22を基準位置(0mm)から半導体レーザ21に近づく方向へ移動させると、その移動量と情報記録媒体1内での記録/再生スポットの移動量との関係は、図4に実線アで示すようになる。したがって、この関係からコリメータレンズ22を、予め光学系の倍率で決まる位置、例えば基準位置から半導体レーザ21側へ0.75mm離れた位置へ移動させ、これにより記録/再生スポットを中間の記録領域4−3の最深の記録層6Bにほぼ位置させる。
【0030】
その後、微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号によるサーボをオンとして、上記の場合と同様に記録/再生スポット位置を微調整して記録/再生スポットを記録層6Bのトラック上に位置させ、そのトラック番地を光検出器27の出力から読み取ることで記録層6Bの番地を確認する。
【0031】
次に、上記の状態、すなわち記録/再生スポットが中間の記録領域4−3の最深の記録層6Bに位置する状態から、記録/再生スポットを一つ深い記録領域4−4の中心の記録層6Cへ移動させる場合について説明する。この場合には、先ず、微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号によるサーボをオフとし、コリメータレンズ22の位置を固定した状態で、図示しない対物レンズ駆動装置へガイドトラック層移動用の駆動パルスを供給して対物レンズ17を情報記録媒体1に近づく方向へ移動させ、これによりサーボスポットを強制的に一つ深い側のガイドトラック層2−4へジャンプさせる。ここで、ガイドトラック層の間隔は、ほぼ55μmであるので、この場合は対物レンズ17を情報記録媒体1側へ、55μm/n、移動させる。ただし、nは情報記録媒体1の屈折率を示す。
【0032】
これにより、記録/再生スポットは、図2の(2)に破線で示すように、記録領域4−4の中心の記録層6Cにほぼ位置するので、その後は、上記の場合と同様に、微調整用フォーカスおよびトラックエラー信号によるサーボをオンとして記録/再生スポット位置の微調整を行なうことで、記録/再生スポットを記録層6Cのトラック上に位置させ、そのトラック番地を光検出器27の出力から読み取ることで記録層6Cの番地を確認する。
【0033】
次に、情報記録媒体1内に形成される記録/再生スポットおよびサーボスポットの収差について、図4および図5を参照して説明する。
【0034】
先ず、記録/再生スポットの収差の発生について説明する。上述したように、コリメータレンズ22を基準位置(平行光が出射する位置)からずらしていくと、記録/再生スポットの媒体内での位置が移動する。ここで、対物レンズ17が一枚の非球面レンズからなり、この対物レンズ17に発散光を入射することで発生するアンダ側の球面収差をS1とし、記録/再生スポットが媒体の深い側へ移動することで発生するオーバ側の球面収差をS2とすると、それらの発生量はS1>S2の関係にあり、本実施の形態の光学系の場合には、概略S1=S2×2、の関係が成立する。すなわち、コリメータレンズ22を半導体レーザ21に近づく方向へ移動させて、記録/再生スポットを情報記録媒体1内で深さが深くなる方向へ移動させていくと、図5に実線イで示すように収差が増加することになる。
【0035】
この記録/再生スポットの球面収差は、コリメータレンズ22の移動による情報記録媒体1内での記録/再生スポットの移動量と同じ移動量だけ、対物レンズ17を移動させることによりほぼゼロにすることができる。すなわち、アンダ側の球面収差S1に対して、媒体厚さを約2倍厚くしてオーバ側の球面収差を2倍(S2×2)発生させることでキャンセルすることができる。したがって、図4に破線ウで示す関係で、コリメータレンズ22の移動量と情報記録媒体1内での記録/再生スポットの移動量とを制御すれば、記録/再生スポットの収差を図5に破線エで示すように常にゼロに近い値に維持することが可能となる。
【0036】
ところが、本実施の形態では、サーボスポットも同じ対物レンズ17によりフォーカスさせるので、具体的には以下のように動作させる。
【0037】
すなわち、図4および図5において、許容できる波面収差量を±0.02λrmsとし、コリメータレンズ22の移動により記録/再生スポットが記録層6Aから55μm移動して記録層6Bに位置したら(S1−S2=0.02λrms)、その2倍の位置(記録領域4−4の中心の記録層6C)に記録/再生スポットが移動するように、対物レンズ17を55μm/nだけ情報記録媒体1に近づく方向へ移動させる。これにより、記録/再生スポットをほぼS1−S2=0λrmsの状態で記録層6Cに位置させ、サーボスポットをガイドトラック層2−3から55μm離れた一つ深い側のガイドトラック層2−4へジャンプさせる。そして、サーボスポットがガイドトラック層2−4に位置する状態で、コリメータレンズ22を移動させて、図2の(2)に示すように記録領域4−4内の所望の記録層に記録/再生スポットを位置させる。ここで、コリメータレンズ22をほぼ基準位置に戻すと、記録/再生スポットは記録層6Bに位置し、逆にオーバの球面収差(S1−S2=−0.02λrms)が発生することになる。
【0038】
また、記録/再生スポットが記録領域4−4の最深の記録層6Dの位置にきてアンダの球面収差が増加したら、さらに記録/再生スポットを情報記録媒体1に対する深さが深くなる方向へ55μm移動させるために、対物レンズ17を55μm/nだけ情報記録媒体1に近づけて、記録/再生スポットをほぼS1−S2=0λrmsの状態で最深の記録領域4−5の中心の記録層6Eに位置させると共に、サーボスポットをガイドトラック層2−4から55μm離れた最深のガイドトラック層2−5へジャンプさせる。そして、サーボスポットがガイドトラック層2−5に位置する状態で、コリメータレンズ22を移動させて、記録領域4−5内の最深の記録層6Fを含む所望の記録層に記録/再生スポットを位置させる。
【0039】
図2において、記録領域4−3内の記録層6Aよりも浅い側の各記録層、記録領域4−2内の各記録層および記録領域4−1内の各記録層については、コリメータレンズ22を半導体レーザ21から離れる方向に基準位置から移動させて、記録/再生用レーザ光20を対物レンズ17に収束光で入射させることにより、記録/再生スポットを所望の記録層に位置させる。
【0040】
この場合には、上記とは逆に、記録/再生スポットを記録領域4−3から記録領域4−2へ、さらに記録領域4−2から記録領域4−1へと順次移動させる毎に、対物レンズ17を55μm/nだけ情報記録媒体1から離れる方向へ移動させて、記録領域4−2ではサーボスポットをガイドトラック層2−2に位置させ、記録領域4−1ではサーボスポットをガイドトラック層2−1に位置させる。
【0041】
以上のようにコリメータレンズ22および対物レンズ17を動作させることにより、記録領域4−1〜4−5のすべてにおいて、記録/再生スポットの収差発生量を±0.02λrms以下に抑えることができる。
【0042】
また、サーボスポットについては、NAが0.36と小さいため、図5に一点鎖線オで示すように、中心のガイドトラック層2−3から0.165mm(0.55μm×3)深い位置に移動しても、収差発生量は0.02λrms未満となり、同様にガイドトラック層2−3から0.165mm(0.55μm×3)浅い位置に移動しても、収差発生量は0.02λrms未満となるので、どの記録領域においてもS/Nの良好なサーボ信号を得ることができる。
【0043】
以上のように、本実施の形態によると、それぞれ約110μmの深さを持つ記録領域4−1〜4−5のすべてにおいて、記録/再生スポットの収差発生量を±0.02λrms以下に抑えることができるので、情報記録媒体1の記録容量をアップできると共に、情報を高精度で記録/再生することができる。また、対物レンズ17に入射するサーボ用レーザ光10のNAを絞り18で小さく抑えているので、S/Nの良好なサーボ信号を得ることができる。さらに、記録/再生スポットを異なる記録領域へ移動させる毎に、対物レンズ17を記録領域の厚さに応じて移動させるようにしたので、記録/再生スポットを各記録層に位置させるためのコリメータレンズ22の移動量を小さく抑えることができる。また、従来例で説明したような収差補正素子を用いる必要がないので、構成を簡単にできると共に、小型かつ安価にできる。
【0044】
図6は、本発明の第2実施の形態を説明するための図である。本実施の形態は、第1実施の形態において情報記録媒体1のガイドトラック層2−1〜2−5を情報記録部4内に設けたものである。すなわち、記録領域4−3に対応するガイドトラック層2−3は記録領域4−3の中心の記録層6Aに形成し、記録領域4−4に対応するガイドトラック層2−4は記録層6Aから55μm深い記録層6Bに形成し、記録領域4−5に対応するガイドトラック層2−5は記録層6Bから55μm深い記録層6Cに形成する。同様に、記録領域4−2に対応するガイドトラック層2−2は記録層6Aから55μm浅い記録層6B′に形成し、記録領域4−1に対応するガイドトラック層2−1は記録層6B′から55μm浅い記録層6C′に形成する。
【0045】
本実施の形態では、図1に示す光学系において、サーボ用レーザ光10を対物レンズ17に若干収束光で入射させて、対物レンズ17を光軸方向へ移動させることで所望のガイドトラック層にサーボスポットを位置させ、その状態で第1実施の形態と同様にコリメータレンズ22を光軸方向に移動して対物レンズ17に入射する記録/再生用レーザ光20の平行度を調整し、これにより対応する記録領域内の所望の記録層に記録/再生スポットを位置させて情報の記録/再生を行う。
【0046】
すなわち、記録領域4−3に対する記録/再生においては、図6の(1)に示すように、サーボスポットを記録層6Aのガイドトラック層2−3に位置させ、記録領域4−4に対する記録/再生においては、図6の(2)に示すように、サーボスポットを記録層6Bのガイドトラック層2−4に位置させ、記録領域4−5に対する記録/再生においては、図6の(3)に示すように、サーボスポットを記録層6Cのガイドトラック層2−5に位置させる。同様に、記録領域4−2に対する記録/再生においては、サーボスポットを記録層6B′のガイドトラック層2−2に位置させ、記録領域4−1に対する記録/再生においては、サーボスポットを記録層6C′のガイドトラック層2−1に位置させる。
【0047】
本実施の形態によると、第1実施の形態と同様の効果が得られる他、記録領域4−1〜4−5の全体に亘って、情報記録媒体1内でのサーボスポットと記録/再生スポットとの間隔を小さくでき、対物レンズ17に入射させるサーボ用レーザ光10の球面収差発生量が微少となるので無視でき、したがって他の光学部品による収差キャンセルの必要性がなくなる。
【0048】
図7は、本発明とともに開発した情報記録再生装置の参考例を示すものである。図7において、図1と同一作用をなす素子には同一符号を付して、その説明を省略する。本参考例では、図1に示した光学系において、記録/再生用の半導体レーザ21側の光学系だけを用い、ダイクロイックプリズム16を削除し、偏光ビームスプリッタ23と光検出器27との間にホログラム28を挿入する。また、光検出器27は、二つの受光部27a,27bをもって構成し、情報記録媒体1からの戻り光の内、ホログラム28で回折されない0次光を受光部27aで受光して情報信号の読み出しを行い、ホログラム28で回折された例えば1次回折光を受光部27bで受光して、非点収差法によりフォーカスエラー信号を、プッシュプル法によりトラックエラー信号をそれぞれ検出するようにする。また、情報記録媒体1としては、ガイドトラックを持つ層変化媒体や光磁気記録媒体等と同じ記録層を多層状に有するものを用いる。ここでは、図7に部分拡大図を示すように、それぞれサーボ用のガイドトラックを有する11層の記録層を55μmの間隔で有するものとする。なお、図7の部分拡大図では、中央の記録層を符号6Aで示し、それよりも深い位置にある順次の記録層を符号6B〜6Fで示し、浅い位置にある順次の記録層を符号6B′〜6F′で示している。
【0049】
すなわち、本参考例では、一つの光源として半導体レーザ21のみを用い、コリメータレンズ22および対物レンズ17を適宜光軸方向に移動させて記録/再生スポットを所望の記録層に位置させる。コリメータレンズ22は、基準位置にあるときに記録/再生用レーザ光20が平行光で対物レンズ17に入射して、中央の記録層6Aに記録/再生スポットが形成されるものとする。したがって、記録層6Aに記録/再生スポットを位置させる場合には、記録/再生スポットが例えば記録層6F′から記録層6Fに向けて各記録反射面を通過するようにコリメータレンズ22は基準位置にしておき、対物レンズ17を光軸方向に移動させ、その際に光検出器27の出力から得られる6番目のSカーブのフォーカスエラー信号のゼロクロスでフォーカスサーボを閉じることで、記録/再生用レーザ光20を記録層6Aにフォーカスさせる。その後は、記録層6Aのガイドトラックが持つグルーブによるトラックエラー信号を用いて対物レンズ17にトラッキングサーボをかける。
【0050】
次に、本参考例の動作の一例について説明する。本参考例では、対物レンズ17を、記録/再生用レーザ光20が平行光束で入射して中央の記録層6Aに集光するときに、記録/再生スポットの収差が0となるように設計する。この状態から記録/再生スポットを記録層6Cおよび記録層6Eにジャンプさせる場合には、コリメータレンズ22を図4に破線ウで示す位置に基準位置から移動させる。すなわち、記録層6Cにジャンプさせる場合には、コリメータレンズ22を半導体レーザ21に近づく方向へ約0.8mm移動させ、記録層6Eにジャンプさせる場合には、同様にコリメータレンズ22を約1.4mm移動させる。これにより、媒体深さが深くなることにより生じるオーバの球面収差を、記録/再生用レーザ光20を対物レンズ17に発散光で入射させることにより生じるアンダの球面収差でキャンセルして、記録層6Cおよび記録層6Eにおいて記録/再生スポットの収差をほぼゼロにする。
【0051】
また、記録/再生スポットを記録層6Bに位置させる場合には、コリメータレンズ22が基準位置にある状態で対物レンズ17を移動させ、記録層6Dに位置させる場合には、コリメータレンズ22が基準位置から約0.8mm移動して記録層6Cに対応する位置にある状態で対物レンズ17を移動させ、記録層6Fに位置させる場合には、コリメータレンズ22が基準位置から約1.4mm移動して記録層6Eに対応する位置にある状態で対物レンズ17を移動させて行う。
【0052】
同様に、記録/再生スポットが記録層6Aに位置する状態から記録層6C′および記録層6E′にジャンプさせる場合には、それぞれの位置において記録/再生スポットの収差がほぼゼロとなる位置にコリメータレンズ22を基準位置から移動させる。なお、この場合には、コリメータレンズ22を半導体レーザ21から離れる方向に移動させて、記録/再生用レーザ光20を対物レンズ17に収束光で入射させる。
【0053】
また、記録/再生スポットを記録層6B′に位置させる場合には、コリメータレンズ22が基準位置にある状態で対物レンズ17を移動させ、記録層6D′に位置させる場合には、コリメータレンズ22が記録層6C′に対応する位置にある状態で対物レンズ17を移動させ、記録層6F′に位置させる場合には、コリメータレンズ22が記録層6E′に対応する位置にある状態で対物レンズ17を移動させて行う。
【0054】
このようにして、情報記録媒体1内で記録/再生スポットを移動させることにより、記録/再生スポットの収差を、記録層6Aではゼロ、記録層6C,6C′,6E,6E′ではほぼゼロとすると共に、記録層6B,6B′,6D,6D′,6F,6F′では±0.02λrmsに抑えることができる。
【0055】
上記の説明では、記録/再生スポットを記録層6C,6C′,6E,6E′に位置させる場合にコリメータレンズ22を移動させるようにしたが、図4の破線ウの関係となるように、各記録層毎にコリメータレンズ22を移動させて収差をキャンセルするようにしてもよい。また、コリメータレンズ22の移動位置を示す移動データは、図示しないメモリ内に記録層に応じて予め格納しておき、ポジションセンサ26の出力をフィードバックして位置制御する。このコリメータレンズ22の位置制御については、第2実施の形態の場合も同様である。
【0056】
本参考例においても、情報記録媒体の深さ方向に亘って記録/再生スポットの球面収差を良好に抑えることができるので、情報記録媒体の記録領域を深さ方向に増加でき、記録容量を増加することができる。また、一本のビームで記録/再生を行うので、第1,2実施の形態に比べて構成をさらに簡単にできると共に、小型かつ安価にできる。
【0057】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、深さ方向の各記録層に対して収差増加を効果的に抑えることができ、情報の記録/再生を安定して行うことができる。また、収差増加を効果的に抑えることができることから、情報記録媒体の記録容量を増加することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態を示す図である。
【図2】 情報記録媒体の一例の構成を示す図である。
【図3】 第1実施の形態において対物レンズをフォーカス方向に移動させた際に得られるフォーカスエラー信号を示す図である。
【図4】 第1実施の形態によるコリメータレンズの移動量と媒体内での記録/再生スポットの移動量との関係を説明するための図である。
【図5】 同じく、媒体内でのスポットの移動量と波面収差との関係を説明するための図である。
【図6】 本発明の第2実施の形態を説明するための図である。
【図7】 本発明とともに開発した情報記録再生装置の参考例を示す図である。
【符号の説明】
1 情報記録媒体
2 ガイドトラック部
2−1〜2−5 ガイドトラック層
3 吸収層
4 情報記録部
4−1〜4−5 記録領域
5 保護層
6,6A,6B〜6F,6B′〜6F′ 記録層
10 サーボ用レーザ光
11 光源ユニット
12 半導体レーザ(第1の光源)
13 光検出器
14 ホログラム
15 コリメータレンズ
16 ダイクロイックプリズム
17 対物レンズ
18 絞り
20 記録/再生用レーザ光
21 半導体レーザ(第2の光源)
22 コリメータレンズ
23 偏光ビームスプリツタ
24 1/4波長板
25 ピンホール
26 ポジションセンサ
27 光検出器
28 ホログラム

Claims (1)

  1. 深さ方向にそれぞれ多層状に記録層を有する複数の記録領域を有すると共 に、これら複数の記録領域にそれぞれ対応する複数のガイドトラック層を有する情報記録 媒体と、
    第1の光ビームを放射する第1の光源と、
    第2の光ビームを放射する第2の光源と、
    光軸方向に移動可能に設けられ、前記第1の光ビームおよび前記第2の光ビームを前記情報記録媒体内に集光させる共通の対物レンズと、
    前記第2の光源と前記対物レンズとの間の前記第2の光ビームの光路中に光軸方向に移動可能に設けたコリメータレンズと、
    前記コリメータレンズの移動位置を検出する位置検出器とを有し、
    前記対物レンズを光軸方向に移動させて、前記第1の光ビームを前記情報記録媒体内の任意のガイドトラック層に集光し、前記コリメータレンズを、前記対物レンズによって発生する収差と該コリメータレンズによって発生する収差とを相殺するように、前記記録層に対応して予め設定した移動データに基づいて移動させると共に、該コリメータレンズの移動位置を前記位置検出器の出力を用いて制御して、前記第2の光ビームを前記第1の光ビームが集光するガイドトラック層と対応する前記記録領域内の所望の記録層に集光させて情報を記録または再生するよう構成したことを特徴とする情報記録再生装置。
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