JP4031935B2 - 一軸型作業機用箱体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンの下方に伝動部を介して走行軸を兼ねる作業部軸を配置した一軸型作業機において、作業部軸を収納することのできる一軸型作業機用箱体に関する。
【0002】
【従来の技術】
一軸型作業機として、例えば▲1▼実開昭57−67863号公報「歩行形農業機械のスタンド装置」や▲2▼特開平5−55804号公報「管理機における移動輪取付装置」が知られている。
上記▲1▼は、同公報の第1図によれば、エンジンフレーム7にスタンド8を取付け、非作業時における本機の姿勢を保つようにしたものである。
上記▲2▼は、同公報の図1によれば、エンジン2をフレーム1に搭載し、このフレーム1に対して抵抗棒5及び移動輪20を跳ね上げ可能に取付けることで、これらの抵抗棒5又は移動輪20を取外すことなく使用できるようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記▲1▼の歩行形農業機械では、例えば、車両に本機を積載するときには、スタンド8で車両床を痛めたり、作業部分に付着した土砂が車両床に付くことがある。
また、上記▲2▼の管理機では、例えば、車両に本機を積載するときには、抵抗棒5で車両床を痛めたり、作業部分又は移動輪20に付着した土砂が車両床に落ち、車両床を汚すことがある。
すなわち、管理機、特に一軸型作業機を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることのない工夫が望まれる。
【0004】
そこで、本発明の目的は、一軸型作業機を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることのない技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の一軸型作業機用箱体は、エンジンの下方に伝動部を介して走行軸を兼ねる作業部軸を配置した一軸型作業機のために準備する箱体であり、この箱体は作業部軸を収納する収納空間を有し、この収納空間に作業部軸を受ける受け部を箱体に一体的に設けたことを特徴とする。
【0006】
エンジンの下方に伝動部を介して走行軸を兼ねる作業部軸を配置した一軸型作業機に、作業部軸を収納する収納空間を有し、この収納空間に作業部軸を受ける受け部を箱体に一体的に設けた一軸型作業機用箱体を備えるようにした。すなわち、一軸型作業機に、作業部軸を収納する収納空間を有し、この収納空間に作業部軸を受ける受け部を箱体に一体的に設けた一軸型作業機用箱体を備えることで、一軸型作業機を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることはない。この結果、一軸型作業機の利便性の向上を図ることができる。
【0007】
請求項2は、一軸型作業機に、作業部軸の上方にフェンダを備え、このフェンダに箱体の上蓋を兼ねさせたことを特徴とする。
一軸型作業機に、作業部軸の上方にフェンダを備え、このフェンダに箱体の上蓋を兼ねさせることで、作業部軸の廻りに付着した土砂が飛出すことを防止することができ、一軸型作業機の作業部軸の収納性の向上を図ることができる。この結果、さらなる一軸型作業機の利便性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は作業者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Lは左側、Rは右側を示す。また、図面は符号の向きに見るものとする。
【0009】
図1は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の斜視図であり、10は一軸型作業機、11はエンジン、12はケーシング、13は耕耘作業をさせる作業部、14作業部軸、15・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)は耕耘爪、16はエンジン11の回転を作業部軸14に伝える伝動部、17は抵抗棒、18はハンドル、21はリコイルスタータ、、22は燃料タンク、23はタンクキャップ、24はオイル注入口、25はオイルキャップ、27はエンジンカバー、28,29は左右のサイドカバー(本図では29は不図示)を示し、一軸型作業機10は、後述するように、エンジン11の下方に伝動部16を介して走行軸を兼ねる作業部軸14を配置した管理機であって、作業部軸14を収納することのできる一軸型作業機用箱体を備えたものである。
【0010】
図2は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の側面図であり、一軸型作業機10は、車両のシャーシに相当するケーシング12と、このケーシング12に搭載したエンジン11と、このエンジン11にクラッチ31を介して接続した駆動シャフト32と、この駆動シャフト32の先端に取付けたウォーム33と、このウォーム33に噛み合わせたウォームホイール34と、このウォームホイール34に嵌合させると共にケーシング12に回転自在に取付けた作業部軸14と、この作業部軸14に取付けた複数の耕耘爪15・・・と、を備えたものであって、エンジン11の回転をクラッチ31、駆動シャフト32、ウォーム33、ウォームホイール34を介して作業部軸14に伝えることで、土壌を耕耘しながら前進することのできる歩行型の自走式耕耘機である。
【0011】
すなわち、作業部13は、ケーシング12と、伝動部16でエンジン11の回転を伝える作業部軸14と、この作業部軸14に取付けた耕耘爪15・・・と、抵抗棒17とから構成する。また、伝動部16は、クラッチ31、駆動シャフト32、ウォーム33、ウォームホイール34を主要構成とする。
抵抗棒17は、耕耘爪15・・・で土壌を耕耘する際に、土壌の中に差込むことで耕耘爪15・・・による耕深量を設定するとともに耕耘爪15・・・のけん引力に対する抵抗力を付加する働きをする役目を担い、耕耘作業の要となる部材と言える。
【0012】
キャリア把手35は、ハンドル18の構成部品であるハンドルポスト36に貫通させるとともに一体的に取付けた本体部47と、この本体部47の一端を前方に折り曲げ形成した把持部49と、抵抗棒17を取付けるために本体部47の他端に形成した取付け部51と、から構成する略L字状の部材であり、一軸型作業機10の重心をG、この一軸型作業機10の重心を通る鉛直線をC1とするときに、一軸型作業機10の重心Gを通る鉛直線C1がキャリア把手35の把持部49の先端と中心との間を通るように把持部49を位置決めし、且つ重心Gと把持部49の中心とを通る線分が鉛直線C1となす角度θ1だけ把持部49を前上がりに傾斜させたものである。なお、C2は重心Gから把持部49に直角に引いた線分を示す。
【0013】
言い換えれば、キャリア把手35は、把持部49の中心が一軸型作業機10の重心Gを通る鉛直線C1より後方に位置し、把持部49の先端が鉛直線C1より前方に位置するように把持部49を位置決めし、且つ重心Gと把持部49の中心とを通る線分C2が鉛直線C1となす角度だけ把持部49を前上がりに傾斜させたものである。
【0014】
例えば、管理機(一軸型作業機10)を持上げるときに管理機が大きく回転したり、衣服を汚すことのない構造を有するキャリア把手が管理機に付いているとすれば、好ましいことである。
そこで、キャリア把手35の把持部49の中心が一軸型作業機10の重心Gを通る鉛直線C1より後方に位置し、把持部49の先端が鉛直線C1より前方に位置するように把持部49を位置決めし、且つ重心Gと把持部49の中心とを通る線分C2が鉛直線C1となす角度だけ把持部49を前上がりに傾斜させることで、キャリア把手35を握って一軸型作業機10を持上げるときに一軸型作業機10が大きく回転することはないので運搬が容易にできる。
さらに、一軸型作業機10を両手で抱える必要はないので一軸型作業機10を運搬するときに衣服を汚す心配を回避することができる。
【0015】
また、一軸型作業機10は、キャリア把手35の下方に作業部13の耕耘高さ調整をするための抵抗棒17を取付ける取付け部51を備えたものであるとも言える。
キャリア把手35の下方に作業部13の耕耘高さ調整をするための抵抗棒17を取付ける取付け部51を備えることで、一軸型作業機10の構造の簡素化を図ることができる。この結果、一軸型作業機10のコストの低減を推進することができる。
【0016】
図3は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の平面図であり、ハンドル18は、ケーシング12(図1参照)から延出したハンドルポスト36と、このハンドルポスト36に折畳み自在に取付けた略V字の操作ハンドル37と、この操作ハンドル37の左右端部に設けた左右のハンドルグリップ38,38と、これらのハンドルグリップ38,38に設けた左右のクラッチレバー39,39と、からなる。
なお、42はハンドルポスト36に操作ハンドル37を固定するノブ付き止めねじである。また、操作ハンドル37の左右にクラッチレバー39,39を設けることで、これらのクラッチレバー39,39の一方を握ることで、クラッチ31(図2参照)の操作をできるようにした。従って、一軸型作業機10の操作性の向上を図ることができる。
【0017】
また、一軸型作業機10は、エンジン11(図1参照)を、エンジンカバー27及び左右のサイドカバー28,29で覆ったものであって、これらのエンジンカバー27及び左右のサイドカバー28,29は、自動二輪車を例にとると、カウリングとほぼ同様の機能を果たす部材である。
【0018】
図4は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の正面図であり、一軸型作業機10は、ケーシング12とエンジン11との間を仕切るフェンダ44を備え、自動車を例にとると、フェンダ44は特にマッドガードの役目をさせる部材であり、作業時の土砂をエンジンなどに付着することを防止する。
また、一軸型作業機10は、作業部軸14を収納することのできる一軸型作業機用箱体としてのキャリングケース45を備えたものであり、一軸型作業機10を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることはない。
さらに、一軸型作業機10は、エンジン11の前方にプロテクタ46とを備える。自動車を例にとると、プロテクタ46はフロントバンパの役目をさせる部材であり、作業時に、草、枝や小木などからエンジン11などの本体部分を十分に保護する。
【0019】
図5は本発明に係る一軸型作業機用箱体にハンドルを折畳んだ状態の管理機を収納した状態の側面図であり、キャリングケース45は、ケーシング12、作業部軸14及び耕耘爪15・・・及び抵抗棒17から構成する作業部13を収納するケース本体52と、このケース本体52に一体的に形成することで作業部軸14を受ける受け部53・・・(本図では1個のみ示す)と、ケース本体52を一軸型作業機10側に止めるためにフェンダ44の上部に廻すたことのできるベルト54,54(奥側の55は不図示)と、これらのベルト54,54を締めるためのバックル55,55(奥側の55は不図示)と、からなる。
【0020】
図6は本発明に係る管理機のハンドルを折畳んだ状態の平面図であり、言い換えれば、キャリングケース45は、エンジン11(図1参照)の下方に伝動部16を介して走行軸を兼ねる作業部軸14を配置した一軸型作業機10のために準備する箱体であり、この箱体は作業部軸14を収納する収納空間Sを有する一軸型作業機用箱体であると言える。
【0021】
一軸型作業機10を車両に積載する際に、車両床を痛めない若しくは汚さないようにすることは好ましいことである。
そこで、エンジン10(図1参照)の下方に伝動部16を介して走行軸を兼ねる作業部軸14(図1参照)を配置した一軸型作業機10に、作業部軸14を収納する収納空間Sを有するキャリングケース45(一軸型作業機用箱体)を備えるようにした。
すなわち、一軸型作業機10に、作業部軸14を収納する収納空間Sを有するキャリングケース45(一軸型作業機用箱体)を備えることで、一軸型作業機10を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることはない。この結果、一軸型作業機10の利便性の向上を図ることができる。
【0022】
図7は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機のプロテクタの正面図であり、プロテクタ46は、エンジン11(図1参照)の前方を覆う略板状部57と、この略板状部57に一体的に形成することでエンジン11の両側後方に延出した左右の延出部58,59と、略板状部57に形成することでエンジン11側にボルト締めするボス部61,61と、略板状部57に形成することで一軸型作業機10を運搬するときに人手をかけることのできる凹部62と、からなる。
【0023】
図8は図7の8−8線断面図であり、一軸型作業機10は、エンジン11(図1参照)の後方にハンドル18を備え、エンジン11の下に作業部13(図1参照)を備え、エンジン11の前方にプロテクタ46を備えた一軸型作業機10(管理機)において、プロテクタ46を、エンジン11の前方を覆う略板状部57と、この略板状部57に一体的に形成することでエンジン11の両側後方に延出した延出部58,59(図7参照)とから構成したものと言える。
【0024】
管理機が大きな立木に接触したときや管理機が草、枝や小木などに接触したときに、管理機のエンジンを含む本体部分を、十分に保護するようにすることは好ましいことである。
そこで、プロテクタ46を、エンジン11の前方を覆う略板状部57と、この略板状部57に一体的に形成するとともにエンジン11の両側後方に延出した延出部58,59(図7参照)とから構成することで、一軸型作業機10(管理機)が大きな立木に接触したときも、又は管理機が草、枝や小木などに接触したときも、一軸型作業機10のエンジン11(図1参照)を含む本体部分を十分に保護できるようにした。この結果、一軸型作業機10に不必要な注意をはらうことなく、作業に集中することができる。
【0025】
また、一軸型作業機10は、略板状部57に、エンジン11(図1参照)に固定するためのボス部61を備え、このボス部61にボルト63を貫通させることでエンジン11側に取付けたものとも言える。
略板状部57に、エンジン11側に固定するためのボス部61を備え、このボス部61にボルト63を貫通させることでエンジン11側に取付けることで、プロテクタ46の剛性を確保する。この結果、一軸型作業機10のエンジン11を含む本体部分を保護するためにプロテクタ46の保護機能の増大を図ることができる。
【0026】
さらに、一軸型作業機10は、略板状部57に、運搬するときに人手をかけることのできる凹部62を形成したものとも言える。
略板状部57に、一軸型作業機10を運搬するときに人手をかけることのできる凹部62を形成することで、プロテクタ46の保護機能を損うことなく、一軸型作業機10の利便性の向上を図ることができる。
【0027】
以上に述べたキャリングケース45(一軸型作業機用箱体)の作用を次に説明する。
図9(a),(b)は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備える管理機の作用説明図(その1)である。
(a)において、使用状態の一軸型作業機10の姿を示し、ハンドル18の操作ハンドル37はハンドルポスト36に直線的に延ばした状態にあり、抵抗棒17の先端は後方に向けた状態にある。
(b)において、操作ハンドル37を矢印▲1▼の如く前方に向けて折畳み、抵抗棒17を矢印▲2▼の如く下方に抜き、矢印▲3▼の如く回転して矢印▲4▼の如く差込む。
【0028】
図10(a),(b)は本発明に係る一軸型作業機用箱体を備える管理機の作用説明図(その2)である。
(a)において、一軸型作業機10を持上げ、作業部13を矢印▲5▼の如くキャリングケース45に向けて降ろす。
(b)において、一軸型作業機10の作業部軸14をキャリングケース45の受け部53に載せ、フェンダ44の上面にベルト54を廻し、このベルト54をバックル55に止める。
すなわち、一軸型作業機10に、作業部軸14を収納することのできるキャリングケース45(一軸型作業機用箱体)を備えることで、一軸型作業機10を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることはない。この結果、一軸型作業機10の利便性の向上を図ることができる。
【0029】
図11(a)〜(c)は本発明に係る第2実施の形態の一軸型作業機用箱体の斜視図である。
(a)において、一軸型作業機用箱体としてのキャリングケース75は、箱状のケース本体76と、このケース本体76に形成したストラップ支持部77・・・と、これらのストラップ支持部77・・・に廻したストラップ78と、このストラップ78に通した止め具79と、から構成する。
(b)において、一軸型作業機70は、一軸型作業機10(図5参照)と略同一構成の管理機であり、作業部72をキャリングケース75に矢印b1の如く入れ、一軸型作業機70のフェンダ71上部に矢印b2,b2の如くストラップ78を廻す。
(c)において、止め具79を押えてストラップ78を矢印c1の如く引くことで、一軸型作業機70側にキャリングケース75を固定する。
【0030】
一軸型作業機70に、作業部軸74の上方にフェンダ71を備え、このフェンダ71にキャリングケース75(箱体)の上蓋を兼ねさせることで、作業部軸73の廻りに付着した土砂が飛出すことを防止することができ、一軸型作業機70の作業部軸74の収納性を向上させることができる。この結果、さらなる一軸型作業機70の利便性の向上を図ることができる。
【0031】
図12は本発明に係る第3実施の形態の一軸型作業機用箱体を示す側面断面図である。
一軸型作業機用箱体としてのキャリングケース85は、箱状のケース本体86と、このケース本体86に形成することでフェンダ81に差込む突起部87,87(奥側の87は不図示)と、ケース本体86に取付けたロック部材88,88(本図では1個のみ示す)と、ケース本体86内部に形成した作業部軸84を受ける受け部89・・・(本図では1個のみ示す)と、からなる。
一軸型作業機80は、一軸型作業機10(図5参照)と略同一構成の管理機であり、フェンダ81に、突起部87,87を差込む差込み孔82,82(本図では1個のみ示す)と、ロック部材88,88をかける凹部83,83とを形成した。すなわち、一軸型作業機80にキャリングケース85をタイトにロックさせることができる。
【0032】
図13は本発明に係る第4実施の形態の一軸型作業機用箱体を示す側面断面図である。
一軸型作業機用箱体としてのキャリングケース95は、箱状のケース本体96と、このケース本体96に形成することで作業部軸94を受ける受け部99・・・(本図では1個のみ示す)と、これらの受け部99・・・の先端に形成することで作業部軸94を弾性的に嵌合させる嵌合部98・・・(本図では1個のみ示す)とからなる。
キャリングケース95は、一軸型作業機90の作業部軸94を収納することで、一軸型作業機90側を作業部軸94にワンタッチにてロックさせることができる。なお、一軸型作業機90は一軸型作業機10(図5参照)と略同一構成の管理機である。
【0033】
尚、実施の形態では図5に示すように、一軸型作業機10のフェンダ44にキャリングケース45をベルト54で止め、図11に示すように、一軸型作業機70のフェンダ71にストラップ78で止め、図12に示すように、一軸型作業機80のフェンダ81にロック部材88で止め、図13に示すように、一軸型作業機90の作業部軸94にワンタッチで止めた例を示したが、これらのベルト54、ストラップ78、ロック部材88又はワンタッチ止めを便宜的に組合せたものであってもよい。
【0034】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1では、エンジンの下方に伝動部を介して走行軸を兼ねる作業部軸を配置した一軸型作業機のために準備する箱体であり、この箱体は作業部軸を収納する収納空間を有し、この収納空間に作業部軸を受ける受け部を箱体に一体的に設けた。従って、一軸型作業機を車両に積載する際に、車両床を痛めたり又は汚したりすることはない。この結果、一軸型作業機の利便性の向上を図ることができる。
【0035】
請求項2では、一軸型作業機に、作業部軸の上方にフェンダを備え、このフェンダに箱体の上蓋を兼ねさせたので、作業部軸に付着した土砂が飛出すことを防止することができ、一軸型作業機の作業部軸の収納性の向上を図ることができる。この結果、さらなる一軸型作業機の利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の斜視図
【図2】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の側面図
【図3】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の平面図
【図4】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の正面図
【図5】本発明に係る一軸型作業機用箱体にハンドルを折畳んだ状態の管理機を収納した状態の側面図
【図6】本発明に係る一軸型作業機用箱体にハンドルを折畳んだ状態の管理機を収納した状態の平面図
【図7】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機のプロテクタの正面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の作用説明図(その1)
【図10】本発明に係る一軸型作業機用箱体を備えた管理機の作用説明図(その2)
【図11】本発明に係る第2実施の形態の一軸型作業機用箱体の斜視図
【図12】本発明に係る第3実施の形態の一軸型作業機用箱体を示す側面断面図
【図13】本発明に係る第4実施の形態の一軸型作業機用箱体を示す側面断面図
【符号の説明】
10…一軸型作業機、14…作業部軸、44…フェンダ、45,75,85,95…一軸型作業機用箱体(キャリングケース)、S…収納空間。

Claims (2)

  1. エンジンの下方に伝動部を介して走行軸を兼ねる作業部軸を配置した一軸型作業機のために準備する箱体であり、この箱体は前記作業部軸を収納する収納空間を有し、この収納空間に前記作業部軸を受ける受け部を前記箱体に一体的に設けたことを特徴とする一軸型作業機用箱体。
  2. 前記一軸型作業機は、作業部軸の上方にフェンダを備え、このフェンダに箱体の上蓋を兼ねさせたことを特徴とする請求項1記載の一軸型作業機用箱体。
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