JP4030445B2 - 電子カメラ - Google Patents

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JP4030445B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子カメラに関し、ストロボの発光に関連してイメージセンサで生成された電荷に基づいてストロボの最適発光量を求める、電子カメラに関する。
【0002】
【従来技術】
従来のこの種の電子カメラとして、シャッタボタンが操作される前にイメージセンサで生成された電荷に基づく被写界のリアルタイム動画像(スルー画像)をモニタに表示し、シャッタボタンの操作に応答したストロボのプリ発光時にイメージセンサで生成された電荷に基づいてストロボの本発光量を算出するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術では、イメージセンサで生成された電荷は、スルー画像の出力時であるか本発光量の算出時であるかに関係なく、さらに被写体(主要被写体)までの距離に関係なく、同じ転送方法でイメージセンサから出力されていた。このため、電荷の飽和あるいはストロボ発光量のばらつきによって、本発光量を正確に算出できない可能性があった。
【0004】
つまり、被写体までの距離が近ければ、ストロボから放出され被写体で反射される光の量が多くなり、イメージセンサで電荷が飽和してしまう。スロトボの発光量を抑制すれば飽和を回避できるが、そうすると、発光量が不安定となる。本発光量の算出にはプリ発光で得られた電荷に基づく輝度評価値とプリ発光量とが必要であるため、プリ発光によって電荷が飽和しても、プリ発光量が不安定になっても、算出される本発光量が最適値からずれることになる。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、ストロボの最適発光量を正確に求めることができる、電子カメラを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明に従う電子カメラは、被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と前記電荷を転送する転送レジスタとを有するイメージセンサ、イメージセンサの露光によって生成された電荷を第1転送方法に従ってイメージセンサから読み出す読み出し手段、および読み出し手段によって読み出された電荷に基づく被写界像を表示する表示手段を備える電子カメラにおいて、ストロボを発光させる必要があるという発光条件を含む所定条件が満足されたとき電荷混合度が第1転送方法よりも低い第2転送方法を第1転送方法に代えて読み出し手段に設定する設定手段、およびストロボの発光時にイメージセンサで生成されかつ第2転送方法に従ってイメージセンサから読み出された電荷に基づいてストロボの最適発光量を算出する算出手段をさらに備えることを特徴とする。
【0007】
第2の発明に従う電子カメラは、被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と電荷を転送する転送レジスタとを有するイメージセンサ、被写体までの距離が近いほど電荷の混合度が低い電荷転送方法を選択する選択手段、ストロボを発光させる第1発光手段、第1発光手段の発光に関連してイメージセンサで生成された電荷を選択手段によって選択された電荷転送方法に従ってイメージセンサから読み出す読み出し手段、および読み出し手段によって読み出された電荷に基づいてストロボの最適発光量を算出する算出手段を備える。
【0008】
【作用】
第1の発明では、イメージセンサは、被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と、電荷を転送する転送レジスタとを有する。かかるイメージセンサの露光によって生成された電荷は第1転送方法に従ってイメージセンサから読み出され、読み出された電荷に基づく被写界像が表示される。ただし、ストロボを発光させる必要があるという発光条件を含む所定条件が満足されると、電荷混合度が第1転送方法よりも低い第2転送方法が第1転送方法に代えて設定される。ストロボの最適発光量は、ストロボの発光時にイメージセンサで生成されかつ第2転送方法に従ってイメージセンサから読み出された電荷に基づいて算出される。
【0009】
ストロボを発光させたときは、ストロボを発光させないときに比べて電荷が飽和しやすくなる。そこで、この発明では、ストロボを発光させる必要があるという発光条件を含む所定条件が満足されたときに電荷混合度が低い第2転送方法を設定するようにしている。これによって、転送時に電荷が飽和する可能性が低くなり、最適発光量の正確な算出が可能となる。
【0010】
好ましくは、所定条件は、被写体までの距離が閾値未満であるという距離条件をさらに含む。近くに存在する被写体にスロトボ光を照射する場合に、電荷が飽和する可能性が高くなる。かかる場合に第2転送方法を設定することで、本願発明の効果が顕著に現れる。
【0011】
好ましくは、ストロボは、最適発光量の算出にあたって、発光量が安定する最小の発光量で発光される。これによって、発光量のばらつきによる最適発光量の算出精度の低下を防止することができる。
【0012】
好ましくは、最適発光量によるストロボの発光に関連してイメージセンサで電荷が生成されると、この電荷に基づく画像信号が記録媒体に記録される。これによって、記録画像の品質を向上させることができる。
【0013】
第2の発明では、イメージセンサは、被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と、生成された電荷を転送する転送レジスタとを有する。電荷の転送方法としては、被写体までの距離が近いほど電荷の混合度が低い電荷転送方法が選択される。ストロボの発光に関連してイメージセンサで生成された電荷は、選択された電荷転送方法に従ってイメージセンサから読み出される。ストロボの最適発光量は、読み出された電荷に基づいて算出される。
【0014】
被写体までの距離が近いほど、ストロボから放出されかつ被写体で反射される光の量が多くなり、電荷が飽和しやすくなる。そこで、この発明では、被写体までの距離に応じて電荷の混合度を変化させるようにしている。これによって、転送時に電荷が飽和する可能性が低くなり、最適発光量の正確な算出が可能となる。
【0015】
好ましくは、被写体までの距離が閾値以上のとき、混合度が第1数の第1転送方法が選択され、被写体までの距離が閾値未満のとき、混合度が第1数よりも小さい第2数の第2転送方法が選択される。
【0016】
第2転送方法が選択されると、ストロボは、発光量が安定する最小の発光量で発光される。これによって、発光量のばらつきによる最適発光量の算出精度の低下を防止することができる。
【0017】
ストロボ発光時間を包含するようにイメージセンサの露光時間を調整すれば、算出精度はさらに向上する。
【0018】
好ましくは、最適発光量によるストロボの発光に関連してイメージセンサで電荷が生成されると、この電荷に基づく画像信号が記録媒体に記録される。これによって、記録画像の品質を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】
第1の発明によれば、ストロボを発光させる必要があるという発光条件を含む所定条件が満足されたときに電荷混合度が低い第2転送方法を設定するようにしたため、転送時に電荷が飽和する可能性が低くなる。これによって、最適発光量の正確な算出が可能となる。
【0020】
第2の発明によれば、被写体までの距離に応じて電荷の混合度を変化させるようにしたため、転送時に電荷が飽和する可能性が低くなる。これによって、最適発光量を正確に算出することができる。
【0021】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0022】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のディジタルカメラ10は、インターライン転送方式のCCDイメージャ18を含む。CCDイメージャ18の受光面は、色フィルタ14によって覆われ、被写界の光学像は、絞りユニット12および色フィルタ14を経てCCDイメージャ18の受光面に照射される。
【0023】
図2を参照して、色フィルタ14は、赤色の色要素(R要素),緑色の色要素(G要素)および青色の色要素(B要素)がモザイク状に配置された原色フィルタである。垂直方向には、R要素およびG要素が水平方向に交互に配置されたRGラインと、G要素およびB要素が水平方向に交互に配置されたGBラインとが、交互に配置される。かかる色要素は、図5(A),図6(A)または図7(A)に示すようにCCDイメージャ18の受光面に形成された受光素子18aつまり画素に1対1で対応し、各々の受光素子18aで光電変換によって生成される電荷つまり画素信号は、R,GまたはBの色情報を有する。
【0024】
被写界のスルー画像をLCDモニタ38に表示するべくカメラモードが選択されると、CPU44は、ドライバ16を制御して絞り量Apを絞りユニット14に設定し、プリ露光時間Ep(=初期値)およびHVpmixモードをTG(Timing Generator)24に設定し、そしてASIC25にスルー画像表示処理を命令する。
【0025】
TG24は、垂直同期信号が発生する毎に、プリ露光時間Epに従うプリ露光をCCDイメージャ18に施し、このプリ露光によって生成された電荷をHVpmixモードに従ってCCDイメージャ18から読み出す。HVpmixモードでは、図5(A)に斜線で示す画素が読み出しの対象となり、かかる画素で生成された電荷が図5(B)〜図5(F)に示す要領でCCDイメージャ18から読み出される。
【0026】
図5(A)を参照して、RGライン→GBライン→RGラインの順で垂直方向に連続する3ラインつまりベルトB1では、2つのRGラインが読み出しラインとなり、GBライン→RGライン→GBラインの順で垂直方向に連続する3ラインつまりベルトB2では、2つのGBラインが読み出しラインとなる。
【0027】
ベルトB1およびB2の各々を垂直3ライン×水平2画素のマトリクスMTの集合と考えると、まずベルトB1の偶数番目のマトリクスMTで生成された電荷が、図5(B)に示すタイミングで読み出され、垂直転送レジスタ18bにおいて同じ色情報を持つ電荷どうしで混合される。混合された電荷は、図5(C)に示すように水平転送レジスタ18cによって水平方向に転送され、ベルトB1の奇数番目のマトリクスMTから読み出された電荷と図5(D)に示すタイミングで混合される。こうして、同じ色情報を持つ4画素分の電荷が1つにまとめられる。
【0028】
ベルトB2の偶数番目のマトリクスMTで生成された電荷は、図5(D)に示すタイミングで読み出され、垂直転送レジスタ18bにおいて同じ色情報を持つ電荷どうしで混合される。混合された電荷は図5(E)に示すように水平転送レジスタ18cによって水平方向に転送され、ベルトB2の奇数番目のマトリクスMTから読み出された電荷と図5(F)に示すタイミングで混合される。このため、ベルトB2についても、同じ色情報を持つ4画素分の電荷が1つにまとめられる。
【0029】
つまり、HVpmixモードとは水平方向に存在する2つの電荷と垂直方向に存在する2つの電荷とを互いに混合するモードであり、電荷の混合度は“4”となる。
【0030】
こうしてCCDイメージャ18から出力された各フレームの低解像度生画像信号は、CDS/AGC回路20によってノイズ除去およびレベル調整を施され、A/D変換器22によってディジタルデータ(低解像度生画像データ)に変換される。スルー画像をモニタ38に表示するとき、スイッチSW1を端子S1と接続される。したがって、A/D変換器22から出力された低解像度生画像データは、スイッチSW1を介して信号処理回路26に与えられ、スルー画像表示に対応する信号処理によって低解像度YUVデータに変換される。信号処理回路26から出力された低解像度YUVデータは、ズーム回路28による縮小ズーム処理を経てバッファコントロール回路32に与えられる。
【0031】
図4を参照して、バッファコントロール回路32は、データを一時的に格納するバッファ322a〜322fが個別に割り当てられたコントローラ321a〜321fを有する。SDRAM36へのデータ書き込みはコントローラ321a〜321cによって行われ、SDRAM36からのデータ読み出しはコントローラ321d〜321fによって行われる。
【0032】
図1に示すズーム回路28から出力された低解像度YUVデータは、コントローラ321aおよびバッファ322aを介してSDRAMコントロール回路34に与えられる。SDRAM36は図3に示す要領でマッピングされており、SDRAMコントロール回路34は、与えられた低解像度YUVデータを表示画像エリア36aに書き込む。
【0033】
表示画像エリア36aに格納された低解像度YUVデータは、SDRAMコントロール回路34によって読み出され、コントローラ321eおよびバッファ322eを経てビデオエンコーダ38に出力される。ビデオエンコーダ38では低解像度YUVデータがコンポジット画像信号に変換され、変換されたコンポジット画像信号がLCDモニタ40に与えられる。この結果、スルー画像がモニタ画面に表示される。
【0034】
輝度評価回路30は、信号処理回路26から出力されたYデータを1フレーム期間毎に積分し、これによって求められた輝度評価値をCPU44に与える。CPU44は、与えられた輝度評価値に基づいてプリ露光時間Epを更新する。これによって、LCDモニタ40から出力されるスルー画像の輝度が調整される。
【0035】
シャッタボタン46が半押しされると、CPU44は、被写界の明るさを正確に測定するべく、プリ露光時間Epを測光用の時間に更新する。更新されたプリ露光時間Epに従うプリ露光の実行と、このプリ露光に基づく電荷の読み出しとには、2フレーム期間を要する。このため、CPU44は、垂直同期信号を2回カウントした後に輝度評価値30から輝度評価値を取り込み、取り込んだ輝度評価値に基づいて最適絞り量Asおよび最適露光時間Esを算出する。算出が完了すると、まず最適絞り量Asが絞りユニット12に設定される。CPU44は続いて、ストロボ50を発光させる必要があるかどうかを判定するとともに、被写体までの距離を測定する。
【0036】
被写界が暗く、ストロボ50について“発光必要”との判定結果が得られた場合、CPU44は、シャッタボタン46の全押しに応答してストロボ50をプリ発光させ、このプリ発光に基づく輝度評価値に所定演算を施して本発光量Lmを算出する。
【0037】
ただし、被写体までの距離が近ければ、プリ発光によってストロボ50から放出され被写体で反射される光の量が多くなり、CCDイメージャ18で電荷が飽和してしまう。スロトボ50の発光量を抑制すれば電荷の飽和を回避できるが、そうすると、発光量が不安定となる。本発光量の算出にはプリ発光で得られた電荷に基づく輝度評価値とプリ発光量とが必要であるため、電荷が飽和しても、プリ発光量が不安定になっても、算出される本発光量が最適値からずれることになる。
【0038】
そこで、この実施例では、プリ発光量の下限を設けるとともに、被写体までの距離が近いほどCCDイメージャ18で生成される電荷の混合度を低くするようにしている。
【0039】
具体的には、被写体までの距離dが閾値THを上回れば、電荷が飽和することはないとみなし、数1に従ってプリ発光量Lpを求める。
【0040】
【数1】
Lp=MIN*d2
これに対して、被写体までの距離dが閾値TH以下のときは、スロトボ発光量のばらつきを防止するべくプリ発光量Lpを図8に示す最小安定値MINに設定し、電荷の飽和を防止するべく電荷転送モードをHVpmixモードからVpmixモードに変更する。
【0041】
また、設定されたプリ発光量Lpに対応するプリ発光時間Tpを図8に示すグラフを参照して検出し、検出したプリ発光時間Tpが包含されるようにプリ露光時間Epを更新する。なお、図8に示すグラフに対応するデータは、フラッシュメモリ52に記憶される。
【0042】
Vpmixモードでは、図6(A)に斜線で示す画素が読み出しの対象となり、かかる画素で生成された電荷が図6(B)〜図6(E)に示す要領でCCDイメージャ18から読み出される。
【0043】
まず、図6(A)に示すベルトB1の下側のRGライン生成された電荷が垂直転送レジスタ18bに読み出され、図6(B)ように水平転送レジスタ18cまで転送される。次に、ベルトB1の上側のRGラインで生成された電荷が垂直転送レジスタ18bに読み出され、水平転送レジスタ18cへ転送される。電荷は、図6(C)に示すように同じ色情報を持つ電荷どうしで混合される。混合された電荷の出力が完了すると、ベルトB2の下側のRGライン生成された電荷が垂直転送レジスタ18bに読み出され、図6(D)ように水平転送レジスタ18cまで転送される。続いて、ベルトB2の上側のRGラインで生成された電荷が垂直転送レジスタ18bに読み出され、水平転送レジスタ18cへ転送される。電荷は、図6(D)に示すように同じ色情報を持つ電荷どうしで混合された後、出力される。このように、Vpmixモードでは同じ色情報を持つ2画素分の電荷が1つにまとめられる。
【0044】
つまり、Vpmixモードとは垂直方向に存在する2つの電荷を互いに混合するモードであり、電荷の混合度は“2”となる。
【0045】
電荷転送モード,プリ発光量Lpおよびプリ露光期間Epが確定すると、CPU44は、垂直同期信号の発生に応答してストロボ50をプリ発光させ、このプリ発光に基づく輝度評価値を次の垂直同期信号に応答して取り込み、そして取り込まれた輝度評価値に基づいて本発光量Lmを算出する。CPU44はさらに、最適露光時間EsをTG24に設定し、その次のフレームでストロボ50を本発光させる。これによって、CCDイメージャ18が最適な状態で本露光を施されることになる。
【0046】
CPU44は、本露光が完了した直後の垂直同期信号に応答して、CCDイメージャ18の電荷転送モードを個別転送モードに変更し、記録処理をASIC25に命令する。
【0047】
個別転送モードでは、図7(A)に示すように全ての画素が読み出しの対象となる。TG24は、1フィールド目に図7(B)に示すRGラインの電荷を読み出し、2フィールド目に図7(C)に示すGBラインの電荷を読み出す。
【0048】
こうしてCCDイメージャ18から出力された1フレームの高解像度生画像信号は、CDS/AGC回路20を通過し、A/D変換器22において高解像度生画像データに変換される。変換された高解像度生画像データは、バッファコントロール回路32に直接入力され、コントローラ321bおよびバッファ322bを介してSDRAMコントロール回路34に与えられる。高解像度生画像データは、SDRAMコントロール回路34によって図3に示す生画像エリア36bに書き込まれる。
【0049】
なお、シャッタボタン46が操作されてから1フレームの高解像度生画像データが生画像エリア36bに取り込まれる間、ビデオエンコーダ38はオフされ、LCDモニタ40には黒画像が表示される。
【0050】
生画像エリア36bに格納された高解像度生画像データは、SDRAMコントロール回路34によって読み出される。奇数フィールドの生画像データおよび偶数フィールドの高解像度生画像データは1ラインずつ交互に読み出され、これによってインタレーススキャンデータがプログレッシブスキャンデータに変換される。変換された高解像度生画像データは、コントローラ321fおよびバッファ322fを介して図1に示す端子S2に出力される。
【0051】
スイッチSW1は記録命令に応答して端子S2と接続され、コントローラ321fから出力された高解像度生画像データは、スイッチSW1を介して信号処理回路26に与えられる。信号処理回路26は、与えられた高解像度生画像データに画像記録に対応する信号処理を施し、これによって高解像度YUVデータが生成される。生成された高解像度YUVデータはズーム回路28に与えられ、縮小ズーム処理によって表示用の低解像度YUVデータに変換される。
【0052】
変換された低解像度YUVデータは、図4に示すコントローラ321aおよびバッファ322aを介してSDRAMコントロール回路34に与えられ、SDRAMコントロール回路34によってSDRAM36の表示画像エリア36aに書き込まれる。表示画像エリア36aに格納された低解像度YUVデータは、スルー画像出力時と同様の処理によってビデオエンコーダ38に与えられる。この結果、被写体のフリーズ画像がLCDモニタ40に表示される。
【0053】
フリーズ画像に対応する低解像度YUVデータの表示画像エリア36aへの書き込みが完了すると、生画像エリア36bに格納された高解像度生画像データがSDRAMコントロール回路34によって再度読み出される。このときも、奇数フィールドの高解像度生画像データと偶数フィールドの高解像度生画像データとが1ライン毎に交互に読み出される。読み出された高解像度生画像データは、上述と同じ要領で信号処理回路26に与えられ、高解像度YUVデータに変換される。
【0054】
ズーム回路28の水平ズーム倍率および垂直ズーム倍率は、フリーズ画像に対応する低解像度YUVデータが得られた後に初期化される。このため、高解像度YUVデータは、ズーム処理を施されることなくズーム回路26から出力される。
【0055】
出力された高解像度YUVデータは、図4に示すコントローラ321aおよびバッファ322aを通してSDRAMコントロール回路34に与えられ、SDRAMコントロール回路36によって図3に示すJPEGワークエリア36cに書き込まれる。JPEGワークエリア36cに格納された高解像度YUVデータは、その後SDRAMコントロール回路34によって読み出され、図4に示すコントローラ321dおよびバッファ322dを介してJPEGコーデック42に与えられる。JPEGコーデック42は、与えられた高解像度YUVデータにJPEG圧縮を施してJPEGデータが生成する。生成されたJPEGデータは、図4に示すコントローラ321cおよびバッファ322cを介してSDRAMコントロール回路34に与えられ、SDRAMコントロール回路34によって図3に示す圧縮画像エリア36dに書き込まれる。
【0056】
JPEGデータが圧縮画像エリア36dに確保された後、CPU44は、SDRAMコントロール回路34を通してSDRAM36にアクセスし、JPEGデータを圧縮画像エリア36dから読み出す。CPU44はさらに、読み出されたJPEGデータを含む画像ファイルつまりJPEGファイルを作成し、作成したJPEGファイルを記録媒体48に記録する。
【0057】
CPU44は、カメラモードが選択されたとき、図9〜図12に示すフロー図に従う処理を実行する。なお、このフロー図に対応する制御プログラムは、フラッシュメモリ52に記憶される。
【0058】
まず、ステップS1で絞り量Apを絞りユニット12に設定し、ステップS3でプリ露光時間Ep(=初期値)をTG24に設定し、そしてステップS5でHVpmixモードをTG24に設定する。絞りユニット12およびTG24の設定が完了すると、ステップS7でスルー画像処理をASIC25に命令する。この結果、スルー画像がLCDモニタ40から出力される。ステップS9ではシャッタボタン46が半押しされたかどうか判断し、NOであればステップS11でモニタ用AF処理を繰り返し実行する。これによって、スルー画像の輝度が適切に調整される。
【0059】
シャッタボタン46が半押しされると、ステップS13に進み、TG24に設定されたプリ露光期間Epを測光用の期間に更新する。更新後に垂直同期信号が2回発生すると、ステップS15からステップS17に進み、輝度評価回路30から輝度評価値を取り込む。取り込まれた輝度評価値は測光用のプリ露光に基づく評価値であり、ステップS19ではこの輝度評価値に基づいて最適絞り量Asおよび最適露光時間Esを算出する。
【0060】
算出が完了すると、ステップS21で最適絞り量Asを絞りユニット12に設定する。さらに、ストロボ50を発光させる必要があるか否かをステップS23で判定し、被写体までの距離dをステップS25で測定する。
【0061】
ステップS27およびS29では、シャッタボタン46の操作状態を判別する。シャッタボタン46の半押しが解除されたときは、ステップS29からステップS31に進み、TG24に設定されたプリ露光期間Epを初期化する。ステップS33では絞り量Apを絞りユニット12に設定し、設定が完了するとステップS9に戻る。
【0062】
シャッタボタン46が半押し状態から全押し状態に移行したときは、ステップS27からステップS35に進み、ステップS23の判定結果を参照する。判定結果が“発光不要”であれば、直接ステップS59に進むが、判定結果が“発光必要”であれば、ステップS37〜S57の処理を経てステップS59に進む。
【0063】
まずステップS37で、被写体までの距離dを閾値THと比較する。ここでd≧THと判断されると、ステップS39で数1に従ってプリ発光量Lpを算出する。一方、d<THと判断されると、ステップS41でストロボ50のプリ発光量Lpを最小安定値MINに決定し、ステップS43でVpmixモードをTG24に設定する。ステップS39またはS43の処理が完了すると、ステップS45に進み、プリ発光量Lpが得られるプリ発光時間Tpを図8に示すグラフに基づいて検出する。ステップS47では、TG24に設定されたプリ露光時間Epをこのプリ発光時間Tpが包含される最短の期間に更新する。
【0064】
こうして電荷転送モード,プリ発光量Lpおよびプリ露光期間Epが確定すると、ステップS49で垂直同期信号の発生を待つとともに、ステップS50でプリ露光の開始を待つ。プリ露光が開始されると、ステップS51でストロボ50をプリ発光量Lpで発光させる。このプリ発光に基づく輝度評価値は、プリ発光の次のフレームで求められるため、ステップS53で垂直同期信号の発生を待った後、ステップS55で輝度評価回路30から輝度評価値を取り込む。ステップS57では、取り込まれた輝度評価値に基づいて本発光量Lmを算出する。
【0065】
ステップS59ではステップS19で算出された最適露光期間EsをTG24に設定し、その後、垂直同期信号の発生に応答してステップS61からステップS63に進む。ステップS63では、ストロボ50の発光に関する判定結果を参照する。判定結果が“発光不要”のときは直接ステップS67に進むが、判定結果が“発光必要”のときは、ステップS64で本露光の開始を待ってからステップS65でストロボ50を本発光量Lmで発光させ、その後ステップS67に進む。ステップS65の発光処理によって、CCDイメージャ18は最適な状態で本露光を施される。
【0066】
ステップS67では垂直同期信号の発生の有無を判別し、YESであればステップS69で個別転送モードをTG24に設定し、ステップS71でASIC25に記録処理を命令する。本露光によって生成された電荷つまり生画像信号は個別転送モードに従ってCCDイメージャ18から出力され、ASIC25によって記録処理を施される。この結果、フリーズ画像がLCDモニタ40に表示され、JPEGファイルが記録媒体48に記録される。記録処理が完了すると、ステップS73でYESと判断してステップS1に戻る。
【0067】
以上の説明から分かるように、CCDイメージャ18は、被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子18aと、生成された電荷を転送する垂直転送レジスタ18bおよび水平転送レジスタ18cとを有する。スルー画像出力時は、電荷の混合度が高い電荷転送モードが選択されるが、ストロボ50をプリ発光させるときは、被写体までの距離が近いほど電荷の混合度が低い電荷転送モードが選択される。
【0068】
具体的には、スルー画像出力時は、混合度が“4”のHVpmixモードが選択される。ストロボ50をプリ発光させるときは、被写体までの距離dが閾値TH以上であればHVpmixモードが維持され、被写体までの距離dが閾値TH未満であれば混合度が“2”のVpmixモードが選択される。
【0069】
ストロボ50のプリ発光量Lpは、選択された電荷転送モードに従う態様で決定される。つまり、HVpmixモードが選択されると、ストロボ50のプリ発光量Lpは数1に従って決定され、Vpmixモードが選択されると、ストロボ50のプリ発光量Lpは最小安定値MINに決定される。
【0070】
ストロボ50のプリ発光に関連してCCDイメージャ18で生成された電荷は、選択された電荷転送モードに従ってCCDイメージャ18から読み出される。ストロボ50の本発光量Lmは、こうして読み出された電荷に基づいて算出される。
【0071】
このように、ストロボ50を発光させる必要があり、かつ被写体までの距離が近いときは、ストロボ50は最小安定値MINでプリ発光し、プリ発光によって生成された電荷はVpmixモードで転送される。このため、電荷の飽和およびプリ発光量Lpのばらつきが防止され、本発光量Lmの正確な算出が可能となる。
【0072】
なお、この実施例では、被写体までの距離が近いときに垂直方向においてのみ電荷を混合させるようにしているが、これに代えて電荷の混合を完全に止めるようにしてもよい。この場合、混合度は“1”となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1実施例に適用される色フィルタの一例を示す図解図である。
【図3】図1実施例に適用されるSDRAMのマッピング状態の一例を示す図解図である。
【図4】図1実施例に適用されるバッファコントロール回路の一例を示すブロック図である。
【図5】HVpmixモードで電荷を読み出すときのCCDイメージャの動作の一部を示すタイミング図である。
【図6】Vpmixモードで電荷を読み出すときのCCDイメージャの動作の一部を示すタイミング図である。
【図7】個別転送モードで電荷を読み出すときのCCDイメージャの動作の一部を示すタイミング図である。
【図8】ストロボの発光時間と発光量との関係を示すグラフである。
【図9】図1実施例の動作の一部を示すフロー図である。
【図10】図1実施例の動作の他の一部を示すフロー図である。
【図11】図1実施例の動作のその他の一部を示すフロー図である。
【図12】図1実施例の動作のさらにその他の一部を示すフロー図である。
【符号の説明】
10…ディジタルカメラ
18…CCDイメージャ
26…信号処理回路
30…輝度評価回路
32…バッファコントロール回路
38…ビデオエンコーダ
42…JPEGコーデック
44…CPU
50…ストロボ

Claims (9)

  1. 被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と前記電荷を転送する転送レジスタとを有するイメージセンサ、
    前記イメージセンサの露光によって生成された電荷を第1転送方法に従って前記イメージセンサから読み出す読み出し手段、および
    前記読み出し手段によって読み出された電荷に基づく被写界像を表示する表示手段を備える電子カメラにおいて、
    ストロボを発光させる必要があるという発光条件を含む所定条件が満足されたとき電荷混合度が前記第1転送方法よりも低い第2転送方法を前記第1転送方法に代えて前記読み出し手段に設定する設定手段、および
    前記ストロボの発光時に前記イメージセンサで生成されかつ前記第2転送方法に従って前記イメージセンサから読み出された電荷に基づいて前記ストロボの最適発光量を算出する算出手段をさらに備えることを特徴とする、電子カメラ。
  2. 前記所定条件は、被写体までの距離が閾値未満であるという距離条件をさらに含む、請求項1記載の電子カメラ。
  3. 前記ストロボは前記最適発光量の算出にあたって発光量が安定する最小の発光量で発光する、請求項1または2記載の電子カメラ。
  4. 前記最適発光量に従う前記ストロボの発光に関連して前記イメージセンサで生成された電荷に基づく画像信号を記録媒体に記録する記録手段をさらに備える、請求項1ないし3のいずれかに記載の電子カメラ。
  5. 被写界の光学像に対応する電荷を生成する複数の受光素子と前記電荷を転送する転送レジスタとを有するイメージセンサ、
    被写体までの距離が近いほど前記電荷の混合度が低い電荷転送方法を選択する選択手段、
    ストロボを発光させる第1発光手段、
    前記第1発光手段の発光に関連して前記イメージセンサで生成された電荷を前記選択手段によって選択された電荷転送方法に従って前記イメージセンサから読み出す読み出し手段、および
    前記読み出し手段によって読み出された電荷に基づいて前記ストロボの最適発光量を算出する算出手段を備える、電子カメラ。
  6. 前記選択手段は、前記被写体までの距離が閾値以上のとき前記混合度が第1数の第1転送方法を選択し、前記被写体までの距離が前記閾値未満のとき前記混合度が前記第1数よりも小さい第2数の第2転送方法を選択する、請求項5記載の電子カメラ。
  7. 前記第1発光手段は、前記選択手段によって前記第2転送方法が選択されたとき発光量が安定する最小の発光量で前記ストロボを発光させる、請求項6記載の電子カメラ。
  8. 前記第1発光手段によって前記ストロボが発光する時間を包含するように前記イメージセンサの露光時間を調整する調整手段をさらに備える、請求項5ないし7のいずれかに記載の電子カメラ。
  9. 前記最適発光量で前記ストロボを発光させる第2発光手段、および
    前記第2発光手段の発光に関連して前記イメージセンサで生成された電荷に基づく画像信号を記録媒体に記録する記録手段をさらに備える、請求項5ないし8のいずれかに記載の電子カメラ。
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