JP4029665B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のドライブシャフト等の回転軸外周面に挿嵌されて、回転軸に生じる振動入力を減衰させるダイナミックダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のダイナミックダンパは、例えば筒状の質量金具と、その内周面から軸心方向に延設された筒状のゴム弾性体部とを備えている。ゴム弾性体部は、軸心側に配置された取付筒部と、取付筒部と質量金具とを連結する腕部とからなり、取付筒部が制振対象であるドライブシャフト等の回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによって、質量金具をドライブシャフトに対して弾性的に支持している。このダイナミックダンパは、ドライブシャフトの回転に伴って生じる曲げ振動やねじり振動等の有害な振動入力に対して、質量金具の振動による共振作用によってゴム弾性体部の圧縮変形がもたらされ、このような圧縮変形により振動入力を吸収して減衰させるものである。このダイナミックダンパにおいては、取付筒部のドライブシャフトへの取付強度を高めるため、リング状の締結バンドが取付筒部の一部に巻装されて締め付けられている。これにより、ダイナミックダンパは、ドライブシャフトに強固に位置決め固定され、ドライブシャフトの振動によるダイナミックダンパの軸方向への移動が抑えられることにより、安定した防振特性を発揮できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記ダイナミックダンパをドライブシャフトに強固に固定して軸方向へ移動させないようにするために、ダイナミックダンパの取付筒部を上記締結バンドによって締め付けてドライブシャフトに圧着させる必要がある。そのため、ダイナミックダンパの組付け工程において、締結バンドによる締付けの手間を要すると共に、別部材として締結バンドが必要となることから、ダイナミックダンパの組み付けを含めたトータルコストが高価になるという問題がある。これに対して、ゴム弾性体部の取付筒部のドライブシャフトへの圧入の締め代を高めることにより、ゴム弾性体部のドライブシャフトへの取付強度が高められる。しかし、この場合、ゴム弾性体部の圧縮の程度が非常に大きくなるため、ゴム弾性体部全体にへたりが生じ易く、その耐久性が損なわれるおそれがある。また、取付部のドライブシャフトへの圧入の締め代が非常に高いことにより、ダイナミックダンパのドライブシャフトへの圧入作業が非常に困難になるという問題もある。
【0004】
本発明は上記した問題を解決しようとするもので、締結バンドを用いることなく回転軸に強固に固定され、ゴム弾性体部の耐久性を適正に確保できると共に、回転軸への取付作業が容易であるダイナミックダンパを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、上記請求項1に記載の発明の構成上の特徴は、筒状の質量金具と、質量金具に対して同軸状にかつ軸心側に配置されたゴム弾性体製の取付筒部と、取付筒部と質量金具とを連結するゴム弾性体製の腕部とからなるゴム弾性体部と、を備え、取付筒部が制振対象である回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによってゴム弾性体部が質量金具を回転軸に対して弾性的に支持するダイナミックダンパにおいて、ゴム弾性体部の取付筒部が、腕部連結されている部分を含む筒状の支持部と、回転軸への圧入前の内径と回転軸外径との差を該圧入前の内径で割った値である締め代が支持部の締め代より大きい筒状の取付部と、支持部と取付部の間を連結して取付部における回転軸への圧入に伴う変形の影響を支持部に及ぼさないようにする筒状の連結部とにより構成されており、連結部が支持部及び取付部より薄肉であり、取付部は、支持部及び連結部に対して内周面側が径方向内方に膨出していることにある。
【0006】
上記のように構成した請求項1の発明においては、ダイナミックダンパは、ゴム弾性体部の取付筒部が制振対象である回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによって回転軸に固定され、ゴム弾性体部によって質量金具が回転軸に対して弾性的に支持される。ここで、取付筒部における取付部の締め代が支持部の締め代より大きくなっているため、ゴム弾性体部は主として取付部によって強固に回転軸に固定される。そのため、ダイナミックダンパは、締結バンドを用いなくても、回転軸からの振動入力を受けることによる軸方向への移動が抑えられ、安定した取付位置が確保される。また、腕部が連結されて質量金具を直接支持する取付筒部の支持部は、取付部に対して締め代が小さいため、ゴム弾性体のへたりが抑えられてその耐久性が確保される。さらに、支持部と締め代の大きい取付部との間に連結部が設けられており、回転軸に圧入された取付部におけるゴム弾性体の圧縮変形による影響が支持部に及ぼさないようにされている。そのため、ダイナミックダンパは、支持部が回転軸に均一に固定されるため、その振動減衰性能が適正に維持される。また、ゴム弾性体部の内、締め代の大きい部分は取付部のみなので、ゴム弾性体部全体としては、回転軸への圧入作業の困難さも軽減される。さらに、連結部が、支持部及び取付部より薄肉であり、さらに取付部が支持部及び連結部に対して内周面側が径方向内方に膨出しているため、締め代の大きい取付部が回転軸に圧入されることによるゴム弾性体の大きな変形が、薄肉部分で吸収されて、支持部にまで影響を与えることはない。そのため、請求項1の発明においては、支持部が回転軸に均一に固定されるため、ゴム弾性体部による振動減衰性能が一層適正に維持される
【0007】
また、上記請求項2の発明の構成上の特徴は、筒状の質量金具と、質量金具の両端から軸方向外方に所定距離を隔てて質量金具に対して同軸状にかつ軸心側に配置されたゴム弾性体製の第1及び第2取付筒部と、第1及び第2取付筒部と質量金具の両端部間を連結するゴム弾性体製で筒状の一対の腕部とからなるゴム弾性体部と、を備え、第1及び第2取付筒部が制振対象である回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによってゴム弾性体部が質量金具を回転軸に対して弾性的に支持するダイナミックダンパにおいて、ゴム弾性体部の第1又は2取付筒部が、腕部に連結されている筒状の支持連結部と、回転軸への圧入前の内径と回転軸外径との差を圧入前の内径で割った値である締め代が支持連結部の締め代より大きい筒状の取付部とを有し、支持連結部の質量金具側の一部が支持部として機能しその他の部分が連結部として機能し、連結部に相当する部分が、支持部に相当する部分及び取付部より薄肉であるか又は、軸方向に所定の緩衝長さを有し、取付部における回転軸への圧入に伴う変形の影響を支持連結部の支持部に相当する部分に及ぼさないようにするものであり、取付部は、その内径が支持連結部の内径より小さくされていることにある。ここで、緩衝長さとは、取付部における回転軸への圧入に伴う変形の影響を支持連結部の支持部に相当する部分に及ぼさないために必要な連結部として機能する部分の長さを意味するものである。
【0008】
請求項2の発明においては、連結部として機能する部分が、支持部に相当する部分及び取付部より薄肉であるか又は、軸方向に所定の緩衝長さを有するものであるため、締め代の大きい取付部が回転軸に圧入されることによるゴム弾性体の大きな変形が、薄肉部分あるいは緩衝長さで吸収されて、支持連結部の支持部に相当する部分にまで影響を与えることはない。そのため、請求項2の発明においては、支持連結部が回転軸に均一に固定されるため、ゴム弾性体部による振動減衰性能が一層適正に維持される。
【0009】
また、上記請求項3の発明の構成上の特徴は、前記請求項1又は2に記載のダイナミックダンパにおいて、支持部又は支持連結部の締め代が5〜20%であり、取付部の締め代が20〜50%であることにある。なお、支持部又は支持連結部の締め代については、5〜20%であればよいが、好ましくは10%前後である。また、取付部の締め代については、20〜50%であればよいが、好ましくは30%前後である。
【0010】
このように、支持部の締め代が5〜20%の範囲にあれば、支持部のへたりが抑えられ、その耐久性が確保される。また、取付部の締め代が20〜50%とすることにより、取付部の回転軸への取付強度が十分に確保され、ダイナミックダンパの回転軸に対する軸方向への移動が抑えられ、その安定した取付位置が確保される。
【0011】
また、上記請求項4の発明の構成上の特徴は、前記請求項1から3のいずれか1項に記載のダイナミックダンパにおいて、取付部の内周面に、同軸状にリング状の突起を設けたことにある。このように、取付部内周面にリング状の突起が設けられることにより、ゴム弾性体部を回転軸に圧入したときに、取付部は、高い締め代による強固な圧着力に加えて、突起により一層強固に回転軸に圧着固定される。
【0012】
また、上記請求項5の発明の構成上の特徴は、前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイナミックダンパにおいて、取付部の内周面に、ハロゲン化ポリマーとポリジニトロソベンゼンとからなる処理液タイプの簡易接着剤が塗布されていることにある。このように、取付部内周面に簡易接着剤が塗布されることにより、弾性体支持部を回転軸に圧入したときに、取付部は、高い締め代による強固な圧着力に加えて、簡易接着剤による接着力により一層強固に回転軸に固定される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1及び図2は、第1実施形態である自動車のドライブシャフト(回転軸)Sに取り付けられるダイナミックダンパ10を、I−I線方向の断面図及び左側面図により示したものである。また、図3は、ダイナミックダンパ10をドライブシャフトSに圧入により挿嵌した状態を軸線に沿った断面図により示したものである。
【0014】
ダイナミックダンパ10は、円筒状の質量金具11と、質量金具11の内周面から軸心方向に延設されたゴム弾性体部13と、質量金具11の表面を被覆するゴム被覆層19とを備えてなり、ゴム弾性体部13及びゴム被覆層19が質量金具11に対して加硫成形によりかつ非接着で一体で形成されている。ゴム弾性体部13は、質量金具11の軸方向内方に所定距離を隔てて同軸状に配設され、制振対象であるドライブシャフトSの外周面に圧入により挿嵌される筒状の取付筒部14と、質量金具11と取付筒部14間を弾性的に連結する環状の腕部15とにより構成されている。
【0015】
質量金具11は、取付筒部14より軸方向長さが短い厚肉の円筒形の金具である。質量金具11は、鉄あるいは鉄合金製であって、冷間あるいは熱間鍛造法、焼結金属法、プレス巻き法等により形成される。なお、質量金具については、その一部に貫通孔を設けたものであってもよい。これにより、質量金具の内周面側と外周面側のゴム弾性体を貫通孔に充填したゴム弾性体で連結させることにより、質量金具とゴム弾性体との一体化が強固にされる。また、質量金具の内周面に、周方向に沿って間隔を隔てて配置されて軸心方向にわずかに突出する突起部を設けてもよい。これにより、質量金具とゴム弾性体との一体化が強固にされ、質量金具がゴム弾性体部に非接着であってもその周方向の移動を防止することができる。
【0016】
取付筒部14は、略円筒形状で質量金具11に比べて軸方向長さが長く、軸方向一端(図示左端)から他端(図示右端)に向けて順次配列された取付部18、連結部17及び支持部16を一体で備えている。支持部16は、質量金具11の径方向内方に隙間を隔てて対向して配設されており、質量金具11と軸方向長さが略同一であって、連結部17及び取付部18に対して外周面側が径方向外方にわずかに膨出して、その外径がわずかに大きくされている。取付部18は、支持部16及び連結部17に対して内周面側が径方向内方に膨出してその内径がわずかに小さくされている。連結部17は、支持部16及び取付部18に比べて薄肉になっており、軸方向一端側にてその内周面が断面円弧形状になって取付部18に繋げられている。
【0017】
ここで、支持部16と取付部18の内径については、ドライブシャフトSの外径より小さく、かつドライブシャフトSに対するそれぞれの締め代により規定されている。締め代とは、支持部16、取付部18のドライブシャフトSへの圧入前の内径とドライブシャフトSの外径との差を、圧入前の内径で割った割合である。支持部16の締め代は、通常10%前後であるが、5〜20%内であればよい。また、取付部18の締め代は、通常30%前後であるが、20〜50%内であればよい。
【0018】
腕部15は、上記支持部16の略軸方向中間位置にてその外周面から径方向外方に延出して、質量金具11の内周面とその軸方向中間位置で接触している。腕部15は、周方向に交互に配置された各5つの主連結部15a及び薄肉連結部15bとにより環状に構成されている。各主連結部15aは、軸方向及び幅方向に肉厚な略四角柱形状であり、取付筒部14の外周面の周方向に等間隔な5箇所から径方向外方に延出している。各薄肉連結部15bは、薄肉の膜状であり、各主連結部15a間を周方向に延びて連結している。また、各薄肉連結部15bの周方向の中間位置には、それぞれ質量金具11側からわずかに突出したゴム凸部15cが設けられている。ゴム凸部15cは、質量金具11の径方向の移動を制限するストッパーとして機能するものである。なお、主連結部15a及び薄肉連結部15bの数については、上記5つに限るものではない。
【0019】
また、薄肉のゴム被覆層19は、質量金具11の内周面、両端面及び外周面のほぼ全面を被覆しており、腕部15と一体になっている。ゴム被覆層19の軸方向一端側端部の周方向の等間隔な4箇所は、質量金具11を後述する加硫成型用の金型に位置決めするために金型に設けた位置決め突起に対応する部分であり、これによりこの部分はゴム弾性体のない欠肉部19aになっている。
【0020】
上記ゴム弾性体部13及びゴム被覆層19は、接着剤が塗布されていない質量金具11を成形金型にセットした状態で、金型内にゴム材料を注入して高温で加熱処理する加硫成形によって一体で形成され、これによりダイナミックダンパ10が得られる。
【0021】
このように製造されたダイナミックダンパ10は、図3に示すように、圧入液が塗布された車両のドライブシャフトSの外周に、人手によりあるいは治具を用いて圧入により嵌め合わされて、取付筒部14において固定される。ゴム弾性体部13のドライブシャフトSへの圧入に際して、予め取付部18の内周面には、ハロゲン化ポリマーとポリジニトロソベンゼンとからなる処理液タイプの簡易接着剤が塗布されている。ハロゲン化ポリマーは、脂肪族系又は芳香族系ポリマーの水素原子の一部がハロゲン原子で置き換えられた構造を有するもので、例えばクロロスルホン化ポリエチレン(商品名「ハイパロン」:デュポン株式会社製)を用い、これをキシレンとトリクロロエチレンの混合溶剤に溶解後、これにさらにポリジニトロソベンゼンを混合分散させて処理液とする。その際、ハロゲン化ポリマーを70〜65重量%及びポリジニトロソベンゼンを30〜35重量%の割合とすることが好ましい。ただし、取付部18内周面への上記簡易接着剤の塗布については、必要に応じて省略することができる。
【0022】
ダイナミックダンパ10は、ゴム弾性体部13が制振対象であるドライブシャフトSの外周面に圧入により挿嵌されることによってドライブシャフトSに固定され、ゴム弾性体部13によって質量金具11がドライブシャフトSに対して弾性的に支持される。ここで、取付部18の締め代が支持部16の締め代より大きい30%前後の値にされているため、図3に示すように、取付部18が径方向外方に大きく拡径され、ゴム弾性体部13は主として取付部18によって強固にドライブシャフトSに圧着される。さらに、取付部18の内周面には、上記簡易接着剤が塗布されているため、取付部18は、ドライブシャフトSにさらに強固に固定される。そのため、ダイナミックダンパ10は、締結バンドによる締付けが行われていないが、ドライブシャフトSからの振動入力を受けても、軸方向へ移動することはない。その結果、ダイナミックダンパ10のドライブシャフトSに対する取付位置が安定に確保され、その振動減衰性能が適正に維持される。
【0023】
さらに、ダイナミックダンパ10のドライブシャフトSへの位置決め固定が、締結バンドを用いなくても確実に行われるため、締結バンドのコストが削減されると共に、ドライブシャフトSへの取付作業が簡易にされることにより、取付作業コストが低減される。
【0024】
また、質量金具11の径方向内方近傍に配設されて腕部15を介して質量金具11を支持する支持部16は、取付部18に対して締め代が小さい10%前後の適正な値に設定されている。そのため、支持部16は、ゴム弾性体の過大な変形によるへたりの発生が抑えられ、その耐久性が確保される。さらに、支持部16と締め代の大きい取付部18との間には薄肉かつ所定軸方向長さの連結部17が設けられており、取付部18のドライブシャフトSへの圧入に伴う大きな変形の影響を支持部16に及ぼさないようにしている。その結果、ダイナミックダンパ10は、支持部16がドライブシャフトSに均一に固定されるため、安定した振動減衰性能を確保できる。
【0025】
また、ゴム弾性体部13の内、締め代の大きい部分は取付部18のみなので、ゴム弾性体部13のドライブシャフトSへの圧入作業の困難さも軽減される。なお、本実施形態においては、質量金具11に接着剤を塗布する必要がないため、ダイナミックダンパ10の製造工程の簡略化と材料費の削減により、その製造コストの低減を達成することができる。
【0026】
つぎに、上記実施形態の変形例1について説明する。
変形例1においては、連結部17Aは、図4に示すように、その内周面及び外周面側に凹みを設けることにより、一層顕著な薄肉にされている。これにより、取付部18の大きな変形の影響を連結部17Aが確実に吸収することができ、その支持部16への影響を確実に抑えることができる。
【0027】
つぎに、上記実施形態の変形例2について説明する。
変形例2においては、図5に示すように、取付部18の内周面に、わずかに突出したリング状の突起18aを同軸状に設けたものである。これにより、突起18aがドライブシャフトSに強固に密着するため、取付部18のドライブシャフトSへの取付強度がさらに高められ、その軸方向への移動が一層確実に抑えられる。ただし、突起の数については、1個に限らず複数個であってもよい。
【0028】
なお、上記第1実施形態及び変形例においては、連結部17は、支持部16に対して薄肉にされているが、これに代えて、軸方向の長さを適正な長さにして取付部18の変形の影響を支持部16に及ばせないようにすることを条件として、支持部16と同等の肉厚にすることも可能である。
【0029】
つぎに、第2実施形態について図面を用いて説明する。図6及び図7は、同実施形態であるダイナミックダンパを、VI−VI線断面図及び左側面図により示したものである。ダイナミックダンパ20は、円筒状の質量金具21と、その右端及び左端から軸方向外方に所定距離を隔てて同軸状に配設されたゴム弾性体製で筒状の第1取付筒部22及び第2取付筒部23と、質量金具21の両端部と第1及び第2取付筒部22,23間を周方向全周に沿って連結するゴム弾性体製で筒状の一対の腕部26,27と、質量金具21の内外周面を被覆する薄肉のゴム被覆層28a,28bとを備えている。第1取付筒部22と腕部26、第2取付筒部23と腕部27が、それぞれゴム弾性体部を構成している。質量金具21については、上記質量金具11と材質及び製法共に同様であり、また一部に貫通孔を設けたものでもよい。なお、質量金具21については、軸方向両端面に周方向に沿って間隔を隔てて配置されて軸方向外方にわずかに突出する突起部を設けてもよい。これにより、質量金具とゴム弾性体との一体化が強固にされ、質量金具がゴム弾性体部に非接着であってもその周方向の移動を防止することができる。
【0030】
第1取付筒部22は、内径が質量金具21内周面を被覆するゴム被覆層28aの内径より小さくなっている。第2取付筒部23は、質量金具21側の支持連結部24と,その軸方向外側の取付部25とを有している。支持連結部24は、軸方向長さが第1取付筒部22の軸方向長さの2倍程度の長さであり、その内外径は第1取付筒部22の内外径と略同一である。支持連結部24は、質量金具21側の一部が支持部としての機能を有するものであり、その他の部分が取付部25のドライブシャフトへの圧入に伴う変形の影響を吸収する連結部としての機能を有するものである。すなわち、支持連結部24における連結部に相当する部分の長さが緩衝長さに相当するものである。取付部25は、その内径が支持連結部24の内径より小さくされて支持連結部24より肉厚にされている。支持連結部24は、取付部25側にてその内周面が断面円弧形状になって取付部25に繋げられている。
【0031】
また、第1取付筒部22及び第2取付筒部23の内径については、ドライブシャフトの外径より小さく、かつドライブシャフトに対するそれぞれの上記締め代により規定されている。第1取付筒部22及び支持連結部24の締め代は、通常10%前後であるが、5〜20%内であればよい。また、取付部25の締め代は、通常30%前後であるが、20〜50%内であればよい。
【0032】
一対の腕部26,27は、第1及び第2取付筒部22,23と質量金具21の軸方向両端部間を連結するものであり、第1取付筒部22及び支持連結部24から質量金具21の端部に向けて漏斗状に拡げられており、その内端がゴム被覆層28a,28bに一体で連結されている。ただし、外周側のゴム被覆層28bについては、必要に応じて省略することもできる。これら第1及び第2取付筒部22,23、一対の腕部26,27及びゴム被覆層28a,28bは、接着剤が塗布されていない質量金具21を成形金型にセットした状態でゴム加硫成形により一体的に形成され、それによりダイナミックダンパ20が得られる。
【0033】
上記ダイナミックダンパ20は、第1及び第2取付筒部22,23が制振対象である圧入液が塗布されたドライブシャフトの外周面に、人手によりあるいは治具を用いて圧入することにより挿嵌され、ドライブシャフトに固定される。これにより、第1及び第2取付筒部22,23及び腕部26,27によって質量金具21がドライブシャフトに対して弾性的に支持される。第1及び第2取付筒部22,23のドライブシャフトへの圧入に際して、取付部25の内周面には、予め上記ハロゲン化ポリマーとポリジニトロソベンゼンとからなる処理液タイプの簡易接着剤が塗布されることが望ましい。ダイナミックダンパ20は、ドライブシャフトの回転に伴って生じる曲げ振動やねじり振動等の有害な振動入力に対して、質量金具21の振動による共振作用によって一対の腕部26,27の剪断変形により振動入力を吸収して減衰させるものである。
【0034】
ここで、取付部25の締め代が支持連結部24の締め代より大きい30%前後の値にされているため、第2取付筒部23は取付部25によって強固にドライブシャフトに圧着固定されている。さらに、取付部25の内周面には、上記簡易接着剤が塗布されているため、取付部25は、ドライブシャフトにさらに強固に固定される。そのため、ダイナミックダンパ20は、締結バンドによる締付けが行われていないが、ドライブシャフトからの振動入力を受けても、軸方向への移動が抑えられ、その取付位置が安定に確保される。その結果、ダイナミックダンパ20の振動減衰性能が安定して確保される。
【0035】
さらに、本実施形態においても、ダイナミックダンパ20のドライブシャフトへの位置決め固定が、締結バンドを用いなくても確実に行われるため、締結バンドのコストが削減されると共に、ドライブシャフトへの取付作業が簡易にされることにより、取付作業コストが低減される。
【0036】
また、腕部27を介して質量金具21を支持する支持連結部24の質量金具21側の支持部に相当する部分は、取付部25に対して締め代が小さい10%前後の適正な値に設定されているため、ゴム弾性体のへたりが防止されその耐久性が高められる。さらに、支持連結部24の軸方向長さが長くなっているため、取付部25のドライブシャフトへの圧入による大きな変形の影響が支持連結部24の支持部に相当する部分には及ぼさないようにされている。その結果、ダイナミックダンパ20は、支持連結部24の支持部に相当する部分がドライブシャフトに均一に固定されるため、安定した振動減衰性能を確保できる。また、第1及び第2取付筒部22,23の内、締め代の大きい部分は取付部25のみなので、第1及び第2取付筒部22,23のドライブシャフトへの圧入作業の困難さも軽減される。
【0037】
また、本実施形態においては、質量金具21に接着剤を塗布する必要がないため、ダイナミックダンパ20の製造工程の簡略化と材料費の削減により、その製造コストの低減を達成することができる。また、ゴム被覆層28a,28bを設けたことにより、質量金具21を保護し、その汚れや腐食を防止することができる。
【0038】
つぎに、上記実施形態の変形例3について説明する。
変形例3においては、上記支持連結部は、図8に示すように、その内周面及び外周面側に凹みを設けることにより、質量金具21側の厚肉の支持部31と、薄肉にされた連結部32に分けて形成されている。これにより、取付部25のゴム弾性体の変形の影響を薄肉の連結部32で確実に吸収することができ、その支持部31への影響を確実に抑えることができる。
【0039】
つぎに、上記実施形態の変形例4について説明する。
変形例4においては、図9に示すように、取付部25の内周面に、わずかに突出したリング状の突起25aを同軸状に設けたものである。これにより、取付部25のドライブシャフトへの取り付け強度がさらに高められ、その軸方向への移動が一層確実に抑えられる。ただし、突起の数については、1個に限らず複数個であってもよい。
【0040】
なお、上記第2実施形態及び変形例3,4においては、第1取付筒部22は、ストレートでその内外径は支持連結部24と同等になっているが、第2取付筒部23と同様に、質量金具21側の支持連結部と、その軸方向外側の取付部とを有する構成とすることもできる。これにより、第1取付筒部においても、締結バンドを用いなくても取付部からの支持連結部の支持部に相当する部分への影響を及ぼすことなくその軸方向への移動が抑えられ、ダイナミックダンパ20のドライブシャフトへの取付位置がさらに安定に確保される。
【0041】
なお、上記各実施形態においては、質量金具がゴム弾性体に対して非接着にされているが、必要に応じてゴム弾性体に接着されたものであってもよい。また、ダイナミックダンパを車両のドライブシャフトの振動低減用として適用しているが、その他の同様の振動低減用の用途に対しても適用することができる。その他、上記実施形態に示したダイナミックダンパについては、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
【0042】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、ダイナミックダンパは、締め代が大きい取付部によって強固に回転軸に固定されるため、締結バンドを用いなくても、回転軸からの振動入力による軸方向への移動が抑えられ、取付位置が安定して確保される。その結果、請求項1の発明によれば、ダイナミックダンパの振動減衰性能が確保され、さらに締結バンドのコストを削減することができると共にドライブシャフトへの取付作業が簡易にされることにより、ダイナミックダンパの取付コストを低減することができる。また、質量金具の近傍に配設された支持部は、取付部に対して締め代が小さいため、へたりが抑えられてその耐久性が確保される。さらに、請求項1の発明によれば、取付部におけるゴム弾性体の圧縮変形による影響が連結部によって支持部に及ぼさないようにされているため、ダイナミックダンパは、支持部が回転軸に均一に固定されその振動減衰性能が適正に維持される。また、ゴム弾性体部の内、締め代の大きい部分は取付部のみなので、ゴム弾性体部全体としては、回転軸への圧入作業の困難さも軽減される。連結部の構造としては、支持部及び取付部より薄肉でかつ取付部が、支持部及び連結部に対して内周面側が径方向内方に膨出していればよい。又は、ダイナミックダンパが、質量金具と、質量金具の両端から軸方向外方に所定距離を隔てて配置された第1及び第2取付筒部と、第1及び第2取付筒部と質量金具の両端部間を連結する筒状の一対の腕部とからなるゴム弾性体部からなるものについては、支持連結部の質量金具側の一部が支持部として機能しその他の部分が連結部として機能し、連結部に相当する部分が、支持部に相当する部分及び取付部より薄肉であるか又は、軸方向に所定の緩衝長さを有し、取付部の内径が支持連結部の内径より小さくされていればよい(請求項2の発明の効果)
【0043】
ダイナミックダンパにおいて、支持部又は支持連結部の締め代が5〜20%の範囲にあれば、支持部又は支持連結部の耐久性が確保され、また、取付部の締め代20〜50%とすることにより、取付部の回転軸への取付強度が十分に確保され、ダイナミックダンパの回転軸に対する軸方向への移動が抑えられる(請求項3の発明の効果)。
【0044】
また、取付部内周面にリング状の突起が設けられることにより、取付部は、高い締め代による強固な圧着に加えて、突起により一層強固に回転軸に圧着固定される(請求項4の発明の効果)。また、取付部内周面に簡易接着剤が塗布されることにより、取付部は、高い締め代による強固な圧着に加えて、簡易接着剤による接着力により一層強固に回転軸に固定される(請求項5の発明の効果)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるダイナミックダンパを示す図2のI−I線方向の断面図である。
【図2】同ダイナミックダンパを示す左側面図である。
【図3】同ダイナミックダンパの使用状態を示す軸線位置での断面図である。
【図4】変形例1のダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。
【図5】変形例2のダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。
【図6】第2実施形態であるダイナミックダンパを示す図7のVI−VI線方向の断面図である。
【図7】同ダイナミックダンパを示す左側面図である。
【図8】変形例3のダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。
【図9】変形例4のダイナミックダンパを示す軸線位置での断面図である。
【符号の説明】
10…ダイナミックダンパ、11…質量金具、13…ゴム弾性体部、14…取付筒部、15…腕部、16…支持部、17…連結部、18…取付部、18a…突起、19…ゴム被覆層、20…ダイナミックダンパ、21…質量金具、22…第1取付筒部、23…第2取付筒部、24…支持連結部、25…取付部、25a…突起、26,27…腕部、28a,28b…ゴム被覆層、31…支持部、32…連結部、S…ドライブシャフト。

Claims (5)

  1. 筒状の質量金具と、
    該質量金具に対して同軸状にかつ軸心側に配置されたゴム弾性体製の取付筒部と、該取付筒部と前記質量金具とを連結するゴム弾性体製の腕部とからなるゴム弾性体部と、を備え、
    前記取付筒部が制振対象である回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによって該ゴム弾性体部が前記質量金具を該回転軸に対して弾性的に支持するダイナミックダンパにおいて、
    前記ゴム弾性体部の取付筒部が、前記腕部連結されている部分を含む筒状の支持部と、前記回転軸への圧入前の内径と該回転軸外径との差を該圧入前の内径で割った値である締め代が前記支持部の締め代より大きい筒状の取付部と、該支持部と該取付部の間を連結して該取付部における前記回転軸への圧入に伴う変形の影響を該支持部に及ぼさないようにする筒状の連結部とにより構成されており、該連結部が、前記支持部及び取付部より薄肉であり、該取付部は、該支持部及び連結部に対して内周面側が径方向内方に膨出していることを特徴とするダイナミックダンパ。
  2. 筒状の質量金具と、
    該質量金具の両端から軸方向外方に所定距離を隔てて該質量金具に対して同軸状にかつ軸心側に配置されたゴム弾性体製の第1及び第2取付筒部と、該第1及び第2取付筒部と前記質量金具の両端部間を連結するゴム弾性体製で筒状の一対の腕部とからなるゴム弾性体部と、を備え、
    前記第1及び第2取付筒部が制振対象である回転軸の外周面に圧入により挿嵌されることによって該ゴム弾性体部が前記質量金具を該回転軸に対して弾性的に支持するダイナミックダンパにおいて、
    前記ゴム弾性体部の第1又は2取付筒部が、前記腕部連結されている筒状の支持連結部と、前記回転軸への圧入前の内径と該回転軸外径との差を該圧入前の内径で割った値である締め代が前記支持連結部の締め代より大きい筒状の取付部とを有し、該支持連結部の前記質量金具側の一部が支持部として機能しその他の部分が連結部として機能し、該連結部に相当する部分が、該支持部に相当する部分及び該取付部より薄肉であるか又は、軸方向に所定の緩衝長さを有し、該取付部における前記回転軸への圧入に伴う変形の影響を該支持連結部の該支持部に相当する部分に及ぼさないようにするものであり、該取付部は、その内径が前記支持連結部の内径より小さくされていることを特徴とするダイナミックダンパ。
  3. 前記支持部又は支持連結部の締め代が5〜20%であり、前記取付部の締め代が20〜50%であることを特徴とする前記請求項1又は2に記載のダイナミックダンパ。
  4. 前記取付部の内周面に、同軸状にリング状の突起を設けたことを特徴とする前記請求項1から3のいずれか1項に記載のダイナミックダンパ。
  5. 前記取付部の内周面に、ハロゲン化ポリマーとポリジニトロソベンゼンとからなる処理液タイプの簡易接着剤が塗布されていることを特徴とする前記請求項1から4のいずれか1項に記載のダイナミックダンパ。
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