JP4029512B2 - 研削工具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、円環状に形成されたワークにおいて、このワークの内周面にスプラインボール溝を形成する研削工具に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、スプラインボール溝の形成、特にトロイダル形無段変速装置の入出力ディスクなどのワークの内周面に断面円弧状のスプラインボール溝を形成する際には、図3に示す研削工具101が用いられてきた。
【0003】
なお、前述したワークが、軸などにボールスプライン係合によって取付けられる際には、前記ワークには前記軸が通る貫通穴が形成されており、この貫通穴の内周面に形成されたスプラインボール溝と、前記軸の外周面に形成されたスプラインボール溝と、これらのスプライン係合溝が対向合致した際にこれらの溝内に挿入される玉とを用いる。前記ワーク及び軸のスプラインボール溝は、断面円弧状に形成されている。
【0004】
図3に例示された研削工具101は、ロボットアームなどによって支持される工具本体102と、この工具本体102に支持された支持軸103と、この支持軸103の外周に設けられた転がり軸受104と、転がり軸受104によって支持軸103に対しこの支持軸103の軸線R1回りに回転自在に支持された砥石ホルダ106と、この砥石ホルダ106に支持された砥石107と、を備えている。
【0005】
工具本体102は、アーム状に形成された第1の本体部材110と、この第1の本体部材110とともに支持軸103を挟持する第2の本体部材111と、を備えている。第1及び第2の本体部材110,111は、ボルト112などによって互いに固定されている。
【0006】
支持軸103は、第1の本体部材110の先端部113に支持される。支持軸103は、第1及び第2の本体部材110,111によって挟み込まれて固定される。支持軸103は、その軸線R1が、前記第1の本体部材110の長手方向に対し直交などの交差する方向に沿うように、第1及び第2の本体部材110,111に支持される。
【0007】
転がり軸受104は、図4に示すように、支持軸103の外周に複数設けられている。それぞれの転がり軸受104は、内輪131と外輪132とこれらの内外輪131,132の間に転動自在に設けられた転動体としての玉133と、を備えている。転がり軸受104の内輪131は、それぞれ支持軸103に嵌合している。内輪131の互いの間にはスペーサ134が設けられており、転がり軸受104の互い間の距離が常に一定に保たれている。
【0008】
砥石ホルダ106は、円管状に形成されており、その内周面が転がり軸受104の外輪132の外周面に接した状態で、これらの外輪132に嵌合している。砥石ホルダ106は、転がり軸受104などによって、支持軸103に対し回転自在に支持されている。砥石ホルダ106の一端部の外周には、プーリ139が嵌合している。このプーリ139には、駆動ベルト140が掛け渡される。前記工具本体102の基端部には図示しない駆動モータが取り付けられており、この駆動モータの回転軸に駆動プーリが取付けられ、前記駆動ベルト140が掛け渡されている。
【0009】
また、砥石ホルダ106の一端部には、砥石107の端面と当接する砥石支持部125が一体に形成されている。砥石ホルダ106の他端部の外周には、ナット124などが螺合するねじ溝123が形成されている。
【0010】
砥石107は、円環状に形成されている。砥石107は、その内周面が砥石ホルダ106の外周面に接した状態で砥石ホルダ106に支持されている。砥石107は、その外周面154が断面円弧状または断面ゴシックアーチ形状に形成されている。砥石107は、砥石ホルダ106のねじ溝123にナット124が螺合することによって、このナット124と砥石支持部125との間に挟み込まれた状態で固定される。砥石107は、砥石ホルダ106が前述した駆動モータによって回転駆動された状態で、外周面154をワークの内周面に当接することによって、スプラインボール溝を形成する。また、前記砥石107の内周面と砥石ホルダ106の外周面との間には、0.05mmから0.1mmまでの隙間が存在している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述した研削工具101は、砥石107がナット124と砥石ホルダ106の砥石支持部125とによって挟み込まれた状態で砥石ホルダ106に固定されている。このため、砥石107と砥石ホルダ106とを回転させると、砥石107と砥石ホルダ106との間に存在する0.05mmから0.1mmの隙間と、研削する際の抵抗及び振動によって、研削中に砥石が微少に動き、スプラインボール溝を形成する際に誤差が生じる。このため、高精度なスプラインボール溝を形成するのは困難となっていた。また、最悪の場合、前述した抵抗及び振動によって、砥石107が破損することが考えられる。
【0012】
したがって、本発明の目的は、ワークにスプラインボール溝を高精度に形成できるとともに、砥石の破損を防止できる研削工具を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の研削工具は、第1の本体部材と第2の本体部材からなる工具本体と、前記工具本体の第1の本体部材の一端と第2の本体部材の先端部に支持軸受け部を形成し、各支持軸受け部に支持軸の各端部が支持された支持軸と、前記支持軸の外周に内輪スペーサ及び外輪スペーサを介して離間して設けられた複数の軸受と、前記軸受に潤滑材を供給する潤滑剤供給手段と、前記支持軸に対し回転自在に前記軸受によって支持された円管状の砥石ホルダと、前記砥石ホルダの外周面に接着されかつ固定された砥石とを備え、前記潤滑剤供給手段は、第1の本体部材内に形成された第1の潤滑剤供給通路と、支持軸内に形成された第2の潤滑剤供給通路と、前記内輪スペーサに形成された貫通孔とを備え、第1の潤滑剤供給通路は、第1の本体部材の一端に向って延びて形成されて第1の本体部材の支持軸受け部内に開口し、第2の潤滑剤供給通路は、その通路の一端が、第1の本体部材の支持軸受け部に開口し、その一端から支持軸の軸線に沿ってこの支持軸の長手方向に延び次いで支持軸の外周面に向って延びて支持軸の外周面に開口し、前記内輪スペーサの内周面から外周面に亘って貫通した貫通孔に接続された、ことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、前記砥石の外周面の断面がゴシックアーチ形状であることを特徴とする請求項1記載の研削工具である。
【0014】
この研削工具は、砥石が砥石ホルダの外周面に接着されて固定されているので、ワークに研削加工を施す研削中に砥石が微少に動くことが抑制される。また、潤滑剤供給手段が軸受内に潤滑剤を供給するので、砥石及び砥石ホルダのスムーズな回転が許容される。したがって、ワークに高精度なスプラインボール溝を形成できるとともに、砥石の破損を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施形態を図1及び図2を参照して説明する。
【0016】
図1などに示す研削工具1はスプラインボール溝の形成、例えば、トロイダル形無段変速装置の入出力ディスクなどのワークの内周面に断面円弧状又は断面ゴシックアーチ形状のスプラインボール溝を形成する際に用いられる。
【0017】
なお、前記ワークには軸が通る貫通穴が形成されている。このワークを前記軸などにボールスプライン係合によって取付ける際には、貫通穴の内周面に形成されたスプラインボール溝と、前記軸の外周面に形成されたスプラインボール溝と、これらのスプライン係合溝が対向合致した際にこれらの溝内に挿入される玉とを用いる。前記ワーク及び軸のスプラインボール溝は、断面円弧状又は断面ゴシックアーチ形状に形成されている。
【0018】
研削工具1は、図1などに示すように、ロボットアームなどによって支持される工具本体2と、支持軸3と、軸受としての転がり軸受4と、潤滑剤供給手段5と、砥石ホルダ6と、砥石7と、を備えている。
【0019】
工具本体2は、アーム状に形成された第1の本体部材10と、この第1の本体部材10とともに支持軸3を挟持する第2の本体部材11と、を備えている。第1及び第2の本体部材10,11は、ボルト12などによって互いに固定される。
【0020】
第1の本体部材10の一端部13と、この一端部13と対向する第2の本体部材11の先端部14には、互いの間に前記支持軸3、砥石ホルダ6及び砥石7などを保持する保持部15,16がそれぞれ形成されている。第1の本体部材10の保持部15は、第1の本体部材10が一端部13側に位置する端面と側面とに亘って切り欠かれて形成されている。第2の本体部材11の保持部16は、第2の本体部材11が先端部14側に位置する端面と側面とに亘って切り欠かれて形成されている。
【0021】
第1の本体部材10の保持部15には、図2に示すように、支持軸受け部17が形成されている。第2の本体部材11の保持部16には、支持軸受け部18が形成されている。これらの支持軸受け部17,18は、それぞれの保持部15,16を形成する壁面15a,16aから凹に形成されている。これらの支持軸受け部17,18には、それぞれ、支持軸3の端部3a,3bが係合するようになっている。
【0022】
これらの支持軸受け部17,18は、それぞれ支持軸3の端部3a,3bが係合することによって、支持軸3を、その軸線Rが第1の本体部材10の長手方向に対し例えば直交などの交差する方向に沿う姿勢で支持する。
【0023】
また、第1の本体部材10の他端部19には、駆動手段としての駆動モータ20が配されている。この駆動モータ20は、その回転軸21が支持軸3の軸線Rと平行に配されている。駆動モータ20の回転軸21には駆動プーリ22が取付けられている。
【0024】
支持軸3は、第1の本体部材10の一端部13に支持される。支持軸3は、第1及び第2の本体部材10,11の支持軸受け部17,18によって挟み込まれて固定される。支持軸3は、その軸線Rが、前記第1の本体部材10の長手方向に対し直交などの交差する方向に沿うように、第1及び第2の本体部材10,11によって支持される。
【0025】
支持軸3の第1の本体部材10の支持軸受け部17によって支持される端部3aの外周面には、図2に示すように、全周に亘ってねじ溝23が形成されている。このねじ溝23には、ナット24が螺合するようになっている。
【0026】
また、支持軸3の第2の本体部材11の支持軸受け部18によって支持される端部3bには、転がり軸受4の後述する内輪31の端面と当接する軸受受け部25が形成されている。
【0027】
転がり軸受4は、支持軸3の外周に複数設けられている。図示例において、転がり軸受4,4は、互いに離間して一対設けられている。それぞれの転がり軸受4は、図2に示すように、内輪31と外輪32とこれらの内外輪31,32の間に転動自在に設けられた転動体としての玉33と、を備えている。
【0028】
転がり軸受4の内輪31は、それぞれ支持軸3に嵌合している。内輪31,31の互いの間には内輪スペーサ34が設けられているとともに、外輪32,32の互いの間には外輪スペーサ35が設けられている。これらのスペーサ34,35は、それぞれ円管状に形成されており、転がり軸受4,4の互いの間隔を一定に保つようになっている。
【0029】
また、転がり軸受4,4は、一方の軸受4の内輪31の端面が支持軸3の軸受支持部25と当接しかつ前記他方の軸受4の内輪31の端面が支持軸3のねじ溝23に螺合したナット24に当接した状態で、支持軸3の外周に取付けられる。転がり軸受4は、支持軸3の軸受支持部25とナット24とによって挟み込まれた状態で支持軸3の外周に設けられている。
【0030】
砥石ホルダ6は、円管状に形成されており、その内周面が転がり軸受4の外輪32の外周面に接した状態で、それぞれの外輪32に嵌合している。砥石ホルダ6は、転がり軸受4などによって、支持軸3に対し軸線R回りに回転自在に支持されている。
【0031】
砥石ホルダ6の第1の本体部材10の近傍に位置する一端部6aには、その内周面に、全周に亘ってねじ溝36が形成されている。このねじ溝36には、雄ねじ部材37が螺合する。この雄ねじ部材37は、ナット24の外径より大きな内径を有する円環状に形成されかつその外周面にねじ溝38を備えている。
【0032】
砥石ホルダ6の第2の本体部材11の近傍に位置する他端部6bの外周には、プーリ39が嵌合している。このプーリ39は、砥石ホルダ6と一体に回転する。このプーリ39には、駆動ベルト40が掛け渡される。この駆動ベルト40は、前記駆動モータ20の回転軸21に取付けられた駆動プーリ22に掛け渡されている。
【0033】
砥石ホルダ6の他端部6bの内周には、転がり軸受4,4のうち一方の軸受4の外輪32の端面と当接する軸受支持部41が一体に形成されている。
【0034】
前述した構成によって、転がり軸受4,4は、一方の軸受4の外輪32の端面が砥石ホルダ6の軸受支持部41に当接しかつ他方の軸受4の外輪32の端面が円環状の雄ねじ部材37に当接した状態で配されている。このように転がり軸受4は、円環状の雄ねじ部材37と軸受支持部41とによって挟み込まれた状態で設けられる、
砥石ホルダ6の外周面51には、ローレット加工などによって形成された粗面部52が形成されている。この粗面部52は、比較的大きな摩擦係数に形成されている。
【0035】
砥石7は、円環状に形成されている。砥石7は、その内周面53が砥石ホルダ6の外周面51に形成された粗面部52に接した状態で砥石ホルダ6に支持されている。砥石7は、その外周面54が断面円弧状又は断面ゴシックアーチ形状に形成されている。砥石7は、接着剤などによって、内周面53が砥石ホルダ6の粗面部52などに接着されて固定されている。
【0036】
前記潤滑剤供給手段5は、第1の本体部材10内に形成された第1の潤滑剤供給通路61と、支持軸3内に形成された第2の潤滑剤供給通路62と、前記内輪スペーサ34に形成された貫通孔63と、を備えている。
【0037】
第1の潤滑剤供給通路61は、一端61aが第1の本体部材10の側面10aに開口しているとともに、この一端61aから、駆動モータ20の回転軸21及び支持軸3の軸線Rに沿って延びてから、第1の本体部材10の一端部13に向って延びて形成されている。第1の潤滑剤供給通路61の他端61bは第1の本体部材10の支持軸受け部17内に開口している。
【0038】
第2の潤滑剤供給通路62は、図2に示すように、一端62aが、第1の本体部材10の支持軸受け部17に開口している。第2の潤滑剤供給通路62は、一端62aから支持軸3の軸線Rに沿ってこの支持軸3の長手方向の中央部まで一旦延びてから支持軸3の外周面に向って延びている。第2の潤滑剤供給通路62の他端62bは、支持軸3の外周面に開口している。第2の潤滑剤供給通路62は、支持軸3の外周面の複数箇所に開口している。
【0039】
貫通孔63は、前記内輪スペーサ34の内周面から外周面に亘って貫通している。貫通孔63は、支持軸3の外周面に開口した第2の潤滑剤供給通路62の他端62bに相対する位置にそれぞれ設けられている。
【0040】
前述した構成によって、潤滑剤供給手段5は、第1の潤滑剤供給通路61の一端61aから供給された潤滑剤が、第1の潤滑剤供給通路61内を通って第1の本体部材10の支持軸受け部17内に供給される。この第1の本体部材10の支持軸受け部17内に供給された潤滑剤は第2の潤滑剤供給通路62内及び内輪スペーサ34の貫通孔63を通って内輪スペーサ34の外周側に供給される、この内輪スペーサ34の外周側に供給された潤滑剤が、スペーサ34,35の間を通って転がり軸受4の内輪31と外輪32との間に供給される。
【0041】
特に潤滑剤供給手段の一端61aより加圧したオイルエア又はオイルミストを注入すると、そのエア又はミストの流れにより、軸受4の内部が外部より高圧となり研削くずなどが軸受4内に侵入することが防止でき、軸受4の寿命がさらに延びる。
【0042】
前述した構成によれば、駆動モータ20の回転駆動力は、駆動プーリ22、駆動ベルト40、プーリ39及び砥石ホルダ6を介して砥石7を支持軸3の軸線R回りに回転させることなる。砥石7が駆動モータ20によって回転駆動された状態で、外周面54をワークの内周面に当接することによって、スプラインボール溝を形成する。
【0043】
本実施形態の研削工具1は、砥石7が砥石ホルダ6の外周面51に接着されて固定されているので、ワークに研削加工を施す研削中に、砥石7が微少に動くことが抑制される。また、砥石7が比較的摩擦係数が大きな砥石ホルダ6の粗面部52に接着されて固定されているので、研削中に砥石7が砥石ホルダ6の外周面51から剥離することが抑制される。さらに、潤滑剤供給手段5が転がり軸受4内に潤滑剤を供給するので、砥石7及び砥石ホルダ6のスムーズな回転が許容される。このため、研削する際の抵抗及び振動によって生じる砥石7の微少な動きを抑制できる。
【0044】
したがって、ワークに高精度なスプラインボール溝を形成できる。さらに、砥石7の破損を防止でき、研削工具1自体の寿命を短くすることを防止できる。
【0045】
【発明の効果】
本発明の研削工具は、砥石が砥石ホルダの外周面に接着されて固定されているので、研削中に砥石が微少に動くことを抑制できる。また、潤滑剤供給手段が軸受内に潤滑剤を供給するので、砥石及び砥石ホルダのスムーズな回転が許容される。したがって、ワークに高精度なスプラインボール溝を形成することができる。さらに、砥石の破損を防止でき、研削工具の寿命の短縮化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の一実施形態の研削工具を示す側面図。
(B)は、図1(A)中のIB−IB線に沿う断面図。
【図2】図1(B)中のII−II線に沿う断面図。
【図3】(A)は、従来の研削工具を示す側面図。
(B)は、図3(A)中のIIIB−IIIB線に沿う断面図。
【図4】図3(B)中のIV−IV線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…研削工具
2…工具本体
3…支持軸
4…転がり軸受(軸受)
5…潤滑剤供給手段
6…砥石ホルダ
7…砥石
51…砥石ホルダの外周面

Claims (2)

  1. 第1の本体部材と第2の本体部材からなる工具本体と、前記工具本体の第1の本体部材の一端と第2の本体部材の先端部に支持軸受け部を形成し、各支持軸受け部に支持軸の各端部が支持された支持軸と、前記支持軸の外周に内輪スペーサ及び外輪スペーサを介して離間して設けられた複数の軸受と、前記軸受に潤滑材を供給する潤滑剤供給手段と、前記支持軸に対し回転自在に前記軸受によって支持された円管状の砥石ホルダと、前記砥石ホルダの外周面に接着されかつ固定された砥石とを備え、前記潤滑剤供給手段は、第1の本体部材内に形成された第1の潤滑剤供給通路と、支持軸内に形成された第2の潤滑剤供給通路と、前記内輪スペーサに形成された貫通孔とを備え、第1の潤滑剤供給通路は、第1の本体部材の一端に向って延びて形成されて第1の本体部材の支持軸受け部内に開口し、第2の潤滑剤供給通路は、その通路の一端が、第1の本体部材の支持軸受け部に開口し、その一端から支持軸の軸線に沿ってこの支持軸の長手方向に延び次いで支持軸の外周面に向って延びて支持軸の外周面に開口し、前記内輪スペーサの内周面から外周面に亘って貫通した貫通孔に接続された、ことを特徴とする研削工具。
  2. 前記砥石の外周面の断面がゴシックアーチ形状であることを特徴とする請求項1記載の研削工具。
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