JP4028825B2 - Rail for panel curtain - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパネルからなるパネルカーテンの取り付けに使用されるパネルカーテン用レールに関し、より詳しくは、既存のカーテンレールに容易に取り付け可能で、パネルの前後方向の揺動を抑えたパネルカーテン用レールに関する。
【０００２】
【従来技術】
従来、窓の遮光や部屋の間仕切りのために使用される、複数のパネルから構成されるパネルカーテンにおいて、各パネルは個々のカーテンレールに取り付けられていた。そのため、少なくともパネルの枚数と同じ本数のカーテンレールを必要としていた。従来のカーテンレールとしては、例えば、特許文献１に開示されたカーテンレールがある。
【０００３】
【特許文献１】
特開平１０−３３３５９号公報（第２〜３頁、第１〜５図）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、多数のカーテンレールを必要とするので、施工時の手間がかかった。また、既築の住宅においては、新たなカーテンレールを設置しなければならず物理的な制約があるため、施工が困難であった。カーテンレールを設置できても、パネルカーテン用レールは、取り付けられるパネルの幅と同程度の長さを有するので、取り付ける際に周囲の壁や天井に当たり、パネルカーテンの取り付けが困難なこともあった。
【０００５】
取付後においても、各パネルが個々のカーテンレールに独立に取り付けられているので、パネルが前後に揺動しやすい欠点もあった。
【０００６】
従って、本発明の目的は、新築・既築のいずれの住宅にも容易に施工でき、パネルの揺動を抑えたパネルカーテン用レールを提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、鋭意研究を重ねた結果、請求項１の発明は、複数のパネルを取り付け可能なパネルカーテン用レールにおいて、
前記パネルを取り付け可能で、前後方向に配置された複数のレール部を備え、前記各レール部の少なくとも両端に支持部が取り付けられ、前記支持部は、凹部を備えたカーテンランナーに挿嵌可能な第１の突起、もしくは、隣接するレール部の側面に刻まれたパネル移動方向に延びる断面凹状溝に挿嵌可能な第２の突起の少なくとも一方を備え、前記各レール部の前記第１の突起が略直線状に配置されたパネルカーテン用レールとした。
【０００８】
複数のレール部に分割され、各レール部の両端に取り付けられた支持部により各レール部が支持される。支持部は、第１の突起又は第２の突起によりカーテンランナー又は隣接するレール部に取り付けられて支持される。隣接するレール部の断面凹状溝に第２の突起が挿嵌されているので、レール部間の前後方向の動きも制限され、パネルの前後方向の揺動も抑えられる。
【０００９】
パネルカーテンの幅が広がるようにレール部が移動すると、隣接するレール部に取り付けられた支持部同士が当接する。その結果、パネルの幅方向に隙間ができないようにパネルを広げることができる。
【００１０】
第１の突起が略直線状に配置されているので、複数のカーテンレールを必要とせず、１本のカーテンレールに施工が容易となる。特に、既存のカーテンレールに対しても取り付け可能となる。
【００１１】
請求項２の発明は、前記レール部の移動を制限するストッパーが少なくとも１つの前記レール部に備えられた請求項１に記載のパネルカーテン用レールとした。
【００１２】
前記レール部の移動を制限するストッパーにより、支持部同士が当接する前にストッパーと支持部とが当接するので、隣接するパネルの重なり具合を任意に調整することができる。したがって、窓の幅や間仕切る部屋に合わせて、パネルカーテンが最大に広がったときの幅を調節することができる。
【００１３】
請求項３の発明は、隣接する前記レール部に延びる第３の突起が少なくとも１つの前記支持部に備えられた請求項１に記載のパネルカーテン用レールとした。
【００１４】
支持部から隣接するレール部に延びる第３の突起によりレール部間の接近が制限され、パネルの前後方向の揺動を抑えることができる。また、該第３の突起が隣接するレール部を摺動するように延びていれば、よりパネルのスライド移動も滑らかになり、摺動可能なローラーを第３の突起の先端に設けてもよい。
【００１５】
また、本願発明に使用されるカーテンランナーは、１組のローラーを備え、カーテン取り付け用レール上を摺動可能なカーテンランナーにおいて、
前記ローラーの直径が前記カーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さく、前記カーテン取り付け用レール内に挿入した状態で挿入方向を軸として少なくとも９０度以上回転可能であり、かつ、突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えたカーテンランナーとした。
【００１６】
すなわち、本発明のパネルカーテン用レールの取り付けに使用されるカーテンランナーにおいて、ローラーの直径がカーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さいので、既存のカーテン取り付け用レール（カーテンレール）の下方から挿入でき、しかも、挿入後、カーテンランナーを回転させることにより、該カーテンレールに摺動可能に取り付けることができる。
【００１７】
しかも、突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えているので、下方から本発明のパネルカーテン用レールの第１の突起を挿嵌することができ、周囲の壁や天井が支障とならず既存のカーテンレールに対しても容易に取り付けることができる。
【００１８】
請求項４の発明は、前記第１の突起が前記挿嵌可能な凹部に挿嵌され、１組のローラーの直径が前記カーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さく、前記カーテン取り付け用レール内に挿入した状態で挿入方向を回転軸として少なくとも９０度以上回転可能であり、かつ、前記パネル用カーテンの第１の突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えたカーテンランナーが回転可能に取り付けられた請求項１乃至３のいずれかに記載のパネルカーテン用レールとした。
【００１９】
予めカーテンランナーをパネルカーテン用レールに取り付けておけば、下方から既存のカーテンレールにカーテンランナーを挿入し、回転させることにより、容易に取り付けることができる。
【００２０】
請求項５の発明は、前記第１の突起を備えた前記支持部の頂面に、前記支持部の側面に開口部を有し、前記開口部の溝幅が狭い、前記第１の突起を中心とする円弧状の溝が刻まれ、前記底面部に第４の突起を備え、１組のローラーの直径が前記カーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さく、前記カーテン取り付け用レール内に挿入した状態で挿入方向を回転軸として少なくとも９０度以上回転可能であり、かつ、前記パネル用カーテンの第１の突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えたカーテンランナーが回転可能に取り付けられ、前記第４の突起が前記円弧状の溝に嵌入されている請求項１乃至３のいずれかに記載のパネルカーテン用レールとした。
【００２１】
回転可能に挿嵌されたカーテンランナーが回転すると、カーテンランナーの底面部に備えられた第４の突起は支持部の頂面に刻まれた円弧状の溝を移動する。しかも、円弧状の溝の開口部の溝幅が狭くなっているので、第４の突起は該溝の内部に嵌合される。その結果、カーテンレールに取り付けた後、カーテンランナーが回転することなく固定される。
【００２２】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図１は本発明に係るパネルカーテン用レールを示す概略図で、パネルカーテンを開いたとき（パネル全体の幅が最も狭いとき）の図である。図１（ａ）は上面図、図１（ｂ）はＡ方向から見た正面図を示す。パネルカーテン用レール１は、パネル（図示せず）が取り付け可能なレール部２ａ〜２ｃを備え、窓側Ｗより室内側Ｒへ（前後方向に）向かって、２ａ、２ｂ、２ｃの順に配置されている。また、レール部２ａ、２ｂ、２ｃの両端には、支持部３ａと３ｂ、４ａと４ｂ、５ａと５ｂが取り付けられている。そして、支持部３ａ、４ａ、４ｂ、５ａ、５ｂは第１の突起６を、支持部３ｂは第２の突起７を、それぞれ備えている。
【００２３】
第１の突起６はパネル移動方向Ｓに平行な直線Ｌ上に配置され、後述するカーテンランナーに挿嵌可能であり、既存の１本のカーテンレール（カーテン取り付け用レール）に取り付け可能となる。レール部２ｂ及び２ｃは、支持部４ａなどに備えられた第１の突起６がカーテンランナーに挿嵌され支持されている。
【００２４】
また、Ｂ方向から見た側面図である図２（ａ）に示すように、レール部２ａに取り付けられた支持部３ｂが備える第２の突起７は、隣接するレール部２ｂの側面に刻まれたパネル移動方向Ｓに延びる断面凹状溝８に挿嵌され、断面凹状溝８を摺動可能に支持されている。他端では、他のレール部と同様に支持部３ａが備える第１の突起６がカーテンランナーに挿嵌され支持されている。
【００２５】
なお、図２（ｂ）に示すように、レール部２ａなどは、断面凹状溝８の他、パネル用取り付け溝９、支持部３ａなどをビスなどで螺着可能な取り付け溝１０を備えている。また、材質としてアルミニウムなどの金属が好適に採用できる。
【００２６】
また、第２の突起７の顎部７ａと断面凹状溝８の棚部８ａとが係止する構造とすれば、隣接するレール部の開きを抑えることができ、ひいては、パネルの前後方向の揺動を防止できる。そのため、他のレール部において、第２の突起７を備えた別途の支持部を設け、第２の突起７を隣接するレール部の断面凹状溝８に挿嵌してもよい。第１の突起７が合成樹脂製であると、弾性変形により容易に挿嵌できる。
【００２７】
パネルカーテンの開閉は、第１の突起６がカーテンランナーに挿嵌され、該カーテンランナーがカーテンレールを摺動し、各レール部２ａなどがパネル移動方向Ｓにスライド移動することによりなされる。図３（ａ）において、レール部２ｃが右にスライド移動すると、レール部２ｃの支持部５ｂの右側は他の支持部がないので自由に移動できる。支持部５ａは支持部３ｂに当接することなく、レール部２ｂの支持部４ｂに当接するまでレール部２ｃは移動する。
【００２８】
さらに、図３（ｂ）において、パネルを右にスライド移動させると、レール部２ｂも右にスライド移動し始める。レール部２ｂの支持部４ａとレール部２ａの支持部３ｂが当接する構造としておけば、支持部３ｂの第２の突起７がレール部２ｂの溝８から脱離することなく、パネルのスライド移動が完了する（パネル全体の幅が最も広い状態となる）。
【００２９】
図４（ａ）及び（ｂ）は、ストッパーによりパネルのスライド幅を調節した様子を示す図である。図４（ａ）において、レール部２ｃにストッパー１０が取り付けられている。Ｃ−Ｃ’断面図である図４（ｃ）に示すように、ストッパー１０はＬ字形状をしており、ビス１２とナット１３によりレール部２ｃの溝８に締め付けら取り付けられている。そのため、レール部２ｃのスライド移動により、ストッパー１０と隣接するレール部２ｂに取り付けられた支持部４ｂとが当接し、スライド移動が制限される。また、ストッパー１０の位置を変えることにより、パネルのスライド幅を調節することができる。
【００３０】
図４（ｂ）においては、レール部２ｂにストッパー１１が取り付けられている。Ｄ−Ｄ’断面図である図４（ｄ）に示すように、ストッパー１１はビスでもありナット１３によりレール部２ｂの溝８に締め付けら取り付けられている。同様に、レール部２ｂのスライド移動により、ストッパー１１と隣接するレール部２ａに取り付けられた支持部３ｂの第２の突起７とが当接し、スライド移動が制限される。また同じく、ストッパー１１の位置を変えることにより、パネルのスライド幅を調節することができる。このように、隣接するパネルの重なり具合を任意に調整することができ、窓の幅や間仕切る部屋に合わせて、パネルカーテンが最大に広がったときの幅を調節することができる。
【００３１】
また、図４（ａ）では支持部５ａに隣接するレール部２ｂに延びるローラー１６を備えた第３の突起１５が、（ｂ）では支持部４ａに隣接するレール部２ａに第３の突起１５がそれぞれ設けられている。その結果、隣接するレール部が必要以上に接近することがなく、パネルの前後方向の揺動を抑えることができる。
【００３２】
図４（ｅ）のＥ−Ｅ’断面図、図４（ｆ）のＦ−Ｆ’断面図に示すように、第３の突起１５又はローラー１６が隣接するレール部の側壁９に摺動可能に接しているので、パネルのスライド移動も滑らかになる。
【００３３】
次に、本発明のパネルカーテン用レールの取り付けに使用されるカーテンランナーについて説明する。図５（ａ）において、カーテンランナー２０は回転可能な１組のローラー２１を備えて、底面部２２に凹部２３を備えている。ローラー２１の直径Ｄは、カーテンレール３０の開口幅ｄより小さいので、ローラー２１の回転軸がカーテンレール３０に沿った状態で開口部３１からカーテンレール３０内に挿入方向Ｃに挿入できる。
【００３４】
そして、図５（ｂ）に示すように、ローラー２１がカーテンレール３０の内部に入った状態で、挿入方向Ｃを回転軸とする方向に略９０度カーテンランナー２０を回転させる。ローラー２１が摺動縁３２に当接するので、カーテンランナー２０はカーテンレール３０内を摺動可能となる。したがって、カーテンレール３０の端部の開口からカーテンランナー２０を挿入しなくても、取り付けることができる。
【００３５】
そして、図５（ｃ）に示すように、カーテンレール３０に予めカーテンランナー２０を取り付けた後、第１の突起６を凹部２３に挿嵌する方法により、パネルカーテン用レール１を取り付けることができる。第１の突起６の顎部６ａと凹部２３の棚部２３ａが係止する構造となっているので、下方に脱落することがない。なお、第１の突起６（支持部３ａなど）やカーテンランナー２０は、合成樹脂製であると、弾性変形により容易に挿嵌できる。
【００３６】
また、予めパネルカーテン用レール１の第１の突起６をカーテンランナー２０の凹部２３に回転可能に挿嵌した状態にして、ローラー２１をカーテンレール３０内に挿入した後、カーテンランナー２０を回転させる方法でもよい。いずれの方法においても、カーテンレール３０の下方より取り付けるので、パネルカーテン用レール１が周囲の壁や天井に当たることなく支障なく取り付けることができる。
【００３７】
図６（ａ）は第１の突起６を備えた支持部３ａの上面図である。図において、側面３ｓに開口部４０ａを有し、開口部４０ａの溝幅が狭い、第１の突起６を中心とする円弧状の溝４０が頂面３ｔに刻まれている。そして、図６（ｂ）に示すように、カーテンランナー２０の底面部２２に第４の突起４１が設けられているので、第１の突起６が凹部２３に挿嵌され、また、第４の突起４１が円弧状の溝４０に嵌入されている。
【００３８】
回転可能に挿嵌されたカーテンランナー２０が回転すると、第４の突起４１は円弧状の溝４０を移動する。しかも、円弧状の溝４０の開口部４０ａの溝幅が狭くなっているので、第４の突起４１は溝４０の内部に嵌合される。その結果、カーテンレールに取り付けた後、カーテンランナー２０が回転することなく固定される。
【００３９】
以上、レール部が３本である場合について説明したが、レール部を４本以上とすることも可能である。この場合においても、一部の支持部において、第２の突起を隣接するレール部の断面凹状溝に挿嵌した構造を採ることにより、支障なくパネルを開閉することができる。
【００４０】
なお、本発明において、パネルはレール部の幅に合わせた短冊状であれば、材質は特に限定されない。短冊状のカーテン生地や金属製や合成樹脂製の板であってもよい。カーテン布地とする場合、図７に示すように、上端５０ａは芯５１が巻かれて縫製され、下端５０ｂはウェイト５２が巻かれて縫製されたパネル５０が好適である。また、レール部２ａの溝部５３に上端５０ａを挿入して取り付けることができる。
【００４１】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のパネルカーテン用レールは、既築・新築を問わず容易に施工ができ、しかもパネルの前後方向の揺動を抑えることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るパネルカーテン用レールを示す概略図で、（ａ）は上面図で、（ｂ）はＡ方向から見た正面図である。
【図２】本発明に係るパネルカーテン用レールを示す概略図で、（ａ）はＢ方向から見た側面図で、（ｂ）はレール部の断面図である。
【図３】（ａ）及び（ｂ）は本発明に係るパネルカーテン用レールのスライドの様子を示す概略図である。
【図４】（ａ）及び（ｂ）はストッパー及び第３の突起が取り付けられた様子を示す概略図で、（ｃ）〜（ｆ）は各断面図である。
【図５】本発明に係るカーテンランナーを示す概略図で、（ａ）は取り付け時、（ｂ）は使用時、（ｃ）は第１の突起が凹部に挿嵌された様子を示す。
【図６】（ａ）は支持部の上面部を、（ｂ）はカーテンランナーが取り付けられた様子を示す。
【図７】パネルの一例を示す図である。
【符号の説明】
１ パネルカーテン用レール
２ａ〜２ｃ レール部
３ａ、３ｂ、４ａ、４ｂ、５ａ、５ｂ 支持部
６ 第１の突起
７ 第２の突起
１０、１１ ストッパー
１５ 第３の突起
２０ カーテンランナー
３０ カーテンレール[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a rail for a panel curtain used for mounting a panel curtain composed of a plurality of panels. More specifically, the present invention relates to a panel curtain that can be easily mounted on an existing curtain rail and suppresses the swing of the panel in the front-rear direction. For rails.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a panel curtain composed of a plurality of panels used for shielding a window or partitioning a room, each panel is attached to an individual curtain rail. Therefore, at least as many curtain rails as the number of panels are required. As a conventional curtain rail, for example, there is a curtain rail disclosed in Patent Document 1.
[0003]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 10-33359 (pages 2 to 3, FIGS. 1 to 5).
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, since a large number of curtain rails are required, it takes time and effort during construction. Moreover, in an existing house, construction has been difficult because a new curtain rail has to be installed and there are physical restrictions. Even if the curtain rail can be installed, the panel curtain rail has the same length as the width of the panel to be installed, so it may be difficult to install the panel curtain by hitting the surrounding wall or ceiling when installing. .
[0005]
Even after the mounting, each panel is independently mounted on each curtain rail, so that there is a drawback that the panel easily swings back and forth.
[0006]
Accordingly, an object of the present invention is to provide a panel curtain rail that can be easily constructed in both newly built and existing houses, and that suppresses panel swinging.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, as a result of intensive research, the invention of claim 1 is a panel curtain rail to which a plurality of panels can be attached.
The panel can be attached and includes a plurality of rail portions arranged in the front-rear direction, and support portions are attached to at least both ends of each rail portion, and the support portions can be inserted into a curtain runner having a recess. At least one of a first protrusion or a second protrusion that can be inserted into a groove having a cross-section extending in the panel moving direction carved on the side surface of the adjacent rail part, and the first protrusion of each rail part The panel curtain rail is arranged in a substantially straight line.
[0008]
Each rail portion is supported by support portions that are divided into a plurality of rail portions and attached to both ends of each rail portion. The support portion is attached to and supported by the curtain runner or the adjacent rail portion by the first protrusion or the second protrusion. Since the second protrusion is inserted into the concave groove in the adjacent rail portion, the movement in the front-rear direction between the rail portions is limited, and the swinging of the panel in the front-rear direction is also suppressed.
[0009]
When the rail portion moves so that the width of the panel curtain increases, the support portions attached to the adjacent rail portions come into contact with each other. As a result, the panel can be widened so that there is no gap in the width direction of the panel.
[0010]
Since the first protrusions are arranged substantially linearly, a plurality of curtain rails are not required, and the construction is facilitated on one curtain rail. In particular, it can be attached to an existing curtain rail.
[0011]
According to a second aspect of the present invention, there is provided the panel curtain rail according to the first aspect in which at least one of the rail portions is provided with a stopper for restricting the movement of the rail portion.
[0012]
Since the stopper and the support part come into contact with each other before the support parts come into contact with each other by the stopper that restricts the movement of the rail part, it is possible to arbitrarily adjust the overlapping state of the adjacent panels. Therefore, the width when the panel curtain spreads to the maximum can be adjusted according to the width of the window and the room to partition.
[0013]
According to a third aspect of the present invention, there is provided the panel curtain rail according to the first aspect, wherein a third protrusion extending to the adjacent rail portion is provided on at least one of the support portions.
[0014]
The third protrusion extending from the support portion to the adjacent rail portion restricts the approach between the rail portions, and can suppress swinging of the panel in the front-rear direction. Further, if the third protrusion extends so as to slide on the adjacent rail portion, the sliding movement of the panel becomes smoother, and a slidable roller may be provided at the tip of the third protrusion. .
[0015]
In addition, the curtain runner used in the present invention is provided with a set of rollers, and is capable of sliding on a curtain mounting rail.
The roller has a diameter smaller than the opening width of the curtain mounting rail, can be rotated at least 90 degrees around the insertion direction in the state of being inserted into the curtain mounting rail, and can be fitted with a protrusion. The curtain runner was provided with a recess on the bottom.
[0016]
That is, in the curtain runner used for mounting the panel curtain rail of the present invention, the diameter of the roller is smaller than the opening width of the curtain mounting rail, so that it can be inserted from below the existing curtain mounting rail (curtain rail). And after insertion, by rotating a curtain runner, it can be slidably attached to the curtain rail.
[0017]
In addition, since the bottom portion is provided with a recess into which the protrusion can be inserted, the first protrusion of the panel curtain rail of the present invention can be inserted from below, and the surrounding wall and ceiling do not become an obstacle. It can be easily attached to existing curtain rails.
[0018]
According to a fourth aspect of the present invention, the first protrusion is inserted into the insertable recess, and the diameter of one set of rollers is smaller than the opening width of the curtain mounting rail, In the inserted state, a curtain runner that is rotatable at least 90 degrees about the insertion direction as a rotation axis and that has a concave portion into which the first projection of the panel curtain can be inserted is rotatably attached. The panel curtain rail according to any one of claims 1 to 3.
[0019]
If the curtain runner is previously attached to the panel curtain rail, it can be easily attached by inserting the curtain runner into the existing curtain rail from below and rotating it.
[0020]
According to a fifth aspect of the present invention, the first protrusion having an opening on a side surface of the support portion on a top surface of the support portion having the first protrusion and a narrow groove width of the opening portion. A central arc-shaped groove is engraved, the bottom surface is provided with a fourth protrusion, and the diameter of one set of rollers is smaller than the opening width of the curtain mounting rail, and is inserted into the curtain mounting rail. A curtain runner which is rotatable at least 90 degrees or more with the insertion direction as a rotation axis in the state and has a concave portion in which the first projection of the panel curtain can be fitted in the bottom surface portion is rotatably attached, The panel curtain rail according to any one of claims 1 to 3, wherein a fourth protrusion is fitted into the arc-shaped groove.
[0021]
When the curtain runner inserted rotatably is rotated, the fourth protrusion provided on the bottom surface of the curtain runner moves in an arc-shaped groove formed on the top surface of the support portion. In addition, since the groove width of the opening of the arc-shaped groove is narrow, the fourth protrusion is fitted into the groove. As a result, the curtain runner is fixed without rotating after being attached to the curtain rail.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a schematic view showing a rail for a panel curtain according to the present invention, and is a view when the panel curtain is opened (when the width of the entire panel is the narrowest). 1A is a top view, and FIG. 1B is a front view as viewed from the A direction. The panel curtain rail 1 includes rail portions 2a to 2c to which panels (not shown) can be attached, and is arranged in the order of 2a, 2b, and 2c from the window side W to the indoor side R (in the front-rear direction). Yes. Support portions 3a and 3b, 4a and 4b, and 5a and 5b are attached to both ends of the rail portions 2a, 2b, and 2c. The support portions 3a, 4a, 4b, 5a, and 5b include the first protrusions 6, and the support portion 3b includes the second protrusions 7, respectively.
[0023]
The first protrusion 6 is disposed on a straight line L parallel to the panel movement direction S, can be inserted into a curtain runner described later, and can be attached to one existing curtain rail (curtain mounting rail). The rail portions 2b and 2c are supported by the first protrusion 6 provided in the support portion 4a and the like being inserted into the curtain runner.
[0024]
Further, as shown in FIG. 2A, which is a side view seen from the B direction, the second protrusion 7 provided in the support portion 3b attached to the rail portion 2a is carved on the side surface of the adjacent rail portion 2b. The concave groove 8 is inserted into the cross-sectional concave groove 8 extending in the panel moving direction S, and is supported so as to be slidable. At the other end, the first protrusion 6 provided in the support portion 3a is inserted into and supported by the curtain runner, like the other rail portions.
[0025]
As shown in FIG. 2B, the rail portion 2a and the like include a mounting groove 10 in which the panel mounting groove 9, the support portion 3a, and the like can be screwed together with screws, in addition to the concave groove 8 in cross section. . Moreover, metals, such as aluminum, can be employ | adopted suitably as a material.
[0026]
Further, if the jaw portion 7a of the second protrusion 7 and the shelf portion 8a of the cross-sectionally recessed groove 8 are locked, the opening of the adjacent rail portion can be suppressed, and as a result, the panel can be swung back and forth. Can be prevented. Therefore, in another rail part, the separate support part provided with the 2nd protrusion 7 may be provided, and the 2nd protrusion 7 may be inserted in the cross-section concave groove 8 of the adjacent rail part. If the first protrusion 7 is made of synthetic resin, it can be easily inserted by elastic deformation.
[0027]
The panel curtain is opened and closed by inserting the first protrusion 6 into the curtain runner, the curtain runner sliding on the curtain rail, and the rail portions 2a and the like slidingly moving in the panel moving direction S. In FIG. 3A, when the rail portion 2c slides to the right, the right side of the support portion 5b of the rail portion 2c is free to move because there is no other support portion. The support portion 5a does not contact the support portion 3b, but the rail portion 2c moves until it contacts the support portion 4b of the rail portion 2b.
[0028]
Further, in FIG. 3B, when the panel is slid to the right, the rail portion 2b also starts to slide to the right. If the support portion 4a of the rail portion 2b and the support portion 3b of the rail portion 2a are in contact with each other, the second protrusion 7 of the support portion 3b is not detached from the groove 8 of the rail portion 2b, and the panel slides. Is completed (the width of the entire panel is the widest state).
[0029]
FIGS. 4A and 4B are views showing a state where the slide width of the panel is adjusted by the stopper. In FIG. 4A, the stopper 10 is attached to the rail portion 2c. As shown in FIG. 4C, which is a cross-sectional view taken along the line CC ′, the stopper 10 has an L shape and is fastened to the groove 8 of the rail portion 2 c by screws 12 and nuts 13. Therefore, the slide movement of the rail portion 2c makes contact with the stopper 10 and the support portion 4b attached to the adjacent rail portion 2b, and the slide movement is restricted. Further, the slide width of the panel can be adjusted by changing the position of the stopper 10.
[0030]
In FIG.4 (b), the stopper 11 is attached to the rail part 2b. As shown in FIG. 4D, which is a DD ′ cross-sectional view, the stopper 11 is also a screw and is fastened to the groove 8 of the rail portion 2b by a nut 13. Similarly, due to the slide movement of the rail portion 2b, the stopper 11 comes into contact with the second protrusion 7 of the support portion 3b attached to the adjacent rail portion 2a, and the slide movement is limited. Similarly, the slide width of the panel can be adjusted by changing the position of the stopper 11. In this manner, the overlapping degree of adjacent panels can be arbitrarily adjusted, and the width when the panel curtain spreads to the maximum can be adjusted in accordance with the width of the window and the room to be partitioned.
[0031]
4A, the third protrusion 15 provided with the roller 16 extending to the rail portion 2b adjacent to the support portion 5a is shown, and in FIG. 4B, the third protrusion 15 is applied to the rail portion 2a adjacent to the support portion 4a. Are provided. As a result, the adjacent rail portions do not approach more than necessary, and the panel can be prevented from swinging in the front-rear direction.
[0032]
As shown in the EE ′ sectional view of FIG. 4E and the FF ′ sectional view of FIG. 4F, the third protrusion 15 or the roller 16 can slide on the side wall 9 of the adjacent rail portion. Because it is in contact with the panel, the panel slides smoothly.
[0033]
Next, the curtain runner used for attachment of the rail for panel curtains of this invention is demonstrated. In FIG. 5A, the curtain runner 20 includes a set of rotatable rollers 21 and includes a recess 23 in the bottom surface portion 22. Since the diameter D of the roller 21 is smaller than the opening width d of the curtain rail 30, the roller 21 can be inserted into the curtain rail 30 from the opening 31 in the insertion direction C in a state where the rotation axis of the roller 21 is along the curtain rail 30.
[0034]
Then, as shown in FIG. 5B, the curtain runner 20 is rotated approximately 90 degrees in a direction with the insertion direction C as the rotation axis in a state where the roller 21 enters the curtain rail 30. Since the roller 21 comes into contact with the sliding edge 32, the curtain runner 20 can slide in the curtain rail 30. Accordingly, the curtain runner 20 can be attached without being inserted from the opening at the end of the curtain rail 30.
[0035]
And after attaching the curtain runner 20 to the curtain rail 30 beforehand as shown in FIG.5 (c), the rail 1 for panel curtains can be attached by the method of inserting the 1st protrusion 6 in the recessed part 23. FIG. . Since the jaw portion 6a of the first protrusion 6 and the shelf portion 23a of the recess 23 are engaged, they do not fall downward. In addition, the 1st processus | protrusion 6 (support part 3a etc.) and the curtain runner 20 can be easily inserted by elastic deformation, if it is made of synthetic resin.
[0036]
Further, the first protrusion 6 of the panel curtain rail 1 is inserted into the recess 23 of the curtain runner 20 in a rotatable manner in advance, and the roller 21 is inserted into the curtain rail 30 and then the curtain runner 20 is rotated. The method may be used. In any method, since the panel curtain rail 1 is attached from below the curtain rail 30, the panel curtain rail 1 can be attached without any trouble without hitting the surrounding wall or ceiling.
[0037]
FIG. 6A is a top view of the support portion 3 a provided with the first protrusion 6. In the figure, an arc-shaped groove 40 having an opening 40a on the side surface 3s and a narrow groove width of the opening 40a and having the first protrusion 6 as the center is carved on the top surface 3t. And since the 4th protrusion 41 is provided in the bottom face part 22 of the curtain runner 20 as shown in FIG.6 (b), the 1st protrusion 6 is inserted by the recessed part 23, and 4th The protrusion 41 is fitted in the arc-shaped groove 40.
[0038]
When the curtain runner 20 inserted rotatably is rotated, the fourth protrusion 41 moves in the arc-shaped groove 40. In addition, since the groove width of the opening 40 a of the arc-shaped groove 40 is narrow, the fourth protrusion 41 is fitted into the groove 40. As a result, the curtain runner 20 is fixed without rotating after being attached to the curtain rail.
[0039]
Although the case where the number of rail portions is three has been described above, the number of rail portions may be four or more. Even in this case, the panel can be opened and closed without any trouble by adopting a structure in which the second protrusion is inserted into the concave groove in the adjacent rail portion in a part of the support portions.
[0040]
In the present invention, the material of the panel is not particularly limited as long as the panel has a strip shape matching the width of the rail portion. It may be a strip-shaped curtain fabric or a metal or synthetic resin plate. In the case of curtain fabric, as shown in FIG. 7, a panel 50 in which a core 51 is wound around the upper end 50 a and sewed and a weight 52 is wound around the lower end 50 b is preferable. Moreover, the upper end 50a can be inserted and attached to the groove part 53 of the rail part 2a.
[0041]
【The invention's effect】
As described above, the rail for the panel curtain of the present invention can be easily constructed regardless of whether it is an existing construction or a new construction, and can suppress the swing of the panel in the front-rear direction.
[Brief description of the drawings]
1A and 1B are schematic views showing a panel curtain rail according to the present invention, in which FIG. 1A is a top view and FIG. 1B is a front view as viewed from the direction A;
2A and 2B are schematic views showing a panel curtain rail according to the present invention, in which FIG. 2A is a side view seen from the direction B, and FIG. 2B is a cross-sectional view of a rail portion;
FIGS. 3A and 3B are schematic views showing how the panel curtain rail slides according to the present invention.
FIGS. 4A and 4B are schematic views showing a state in which a stopper and a third protrusion are attached, and FIGS. 4C to F are cross-sectional views.
FIGS. 5A and 5B are schematic views showing a curtain runner according to the present invention, in which FIG. 5A shows a state in which the first protrusion is inserted into the recess, FIG.
6A is a top view of a support portion, and FIG. 6B is a state where a curtain runner is attached.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a panel.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Panel curtain rail 2a-2c Rail part 3a, 3b, 4a, 4b, 5a, 5b Support part 6 1st protrusion 7 2nd protrusion 10, 11 Stopper 15 3rd protrusion 20 Curtain runner 30 Curtain rail

Claims (5)

複数のパネルを取り付け可能なパネルカーテン用レールにおいて、
前記パネルを取り付け可能で、前後方向に配置された複数のレール部を備え、前記各レール部の少なくとも両端に支持部が取り付けられ、前記支持部は、凹部を備えたカーテンランナーに挿嵌可能な第１の突起、もしくは、隣接するレール部の側面に刻まれたパネル移動方向に延びる断面凹状溝に挿嵌可能な第２の突起の少なくとも一方を備え、前記各レール部の前記第１の突起が略直線状に配置されたパネルカーテン用レール。In the panel curtain rail that can be attached to multiple panels,
The panel can be attached and includes a plurality of rail portions arranged in the front-rear direction, and support portions are attached to at least both ends of each rail portion, and the support portions can be inserted into a curtain runner having a recess. At least one of a first protrusion or a second protrusion that can be inserted into a groove having a cross-section extending in the panel moving direction carved on the side surface of the adjacent rail part, and the first protrusion of each rail part The panel curtain rails are arranged in a substantially straight line. 前記レール部の移動を制限するストッパーが少なくとも１つの前記レール部に備えられた請求項１に記載のパネルカーテン用レール。  The panel curtain rail according to claim 1, wherein a stopper for restricting movement of the rail portion is provided on at least one of the rail portions. 隣接する前記レール部に延びる第３の突起が少なくとも１つの前記支持部に備えられた請求項１に記載のパネルカーテン用レール。  The panel curtain rail according to claim 1, wherein a third protrusion extending to the adjacent rail portion is provided on at least one of the support portions. 前記第１の突起が前記挿嵌可能な凹部に挿嵌され、１組のローラーの直径が前記カーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さく、前記カーテン取り付け用レール内に挿入した状態で挿入方向を回転軸として少なくとも９０度以上回転可能であり、かつ、前記パネル用カーテンの第１の突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えたカーテンランナーが回転可能に取り付けられた請求項１乃至３のいずれかに記載のパネルカーテン用レール。The first protrusion is inserted into the insertable recess, the diameter of one set of rollers is smaller than the opening width of the curtain mounting rail, and the insertion direction is set in a state of being inserted into the curtain mounting rail. The curtain runner which is rotatable at least 90 degrees or more as a rotation axis and has a concave portion into which the first projection of the panel curtain can be fitted is attached to the bottom portion of the curtain runner . The rail for panel curtains as described in any one. 前記第１の突起を備えた前記支持部の頂面に、前記支持部の側面に開口部を有し、前記開口部の溝幅が狭い、前記第１の突起を中心とする円弧状の溝が刻まれ、前記底面部に第４の突起を備え、１組のローラーの直径が前記カーテン取り付け用レールの開口幅よりも小さく、前記カーテン取り付け用レール内に挿入した状態で挿入方向を回転軸として少なくとも９０度以上回転可能であり、かつ、前記パネル用カーテンの第１の突起が挿嵌可能な凹部を底面部に備えたカーテンランナーが回転可能に取り付けられ、前記第４の突起が前記円弧状の溝に嵌入されている請求項１乃至３のいずれかに記載のパネルカーテン用レール。An arc-shaped groove centered on the first protrusion, the top surface of the support section having the first protrusion having an opening on the side surface of the support section, and the groove width of the opening is narrow. Is provided with a fourth protrusion on the bottom surface portion, and the diameter of the pair of rollers is smaller than the opening width of the curtain mounting rail, and the rotation direction is set in the insertion direction in the state where the roller is inserted into the curtain mounting rail. And a curtain runner having a concave portion on the bottom surface that is rotatable at least 90 degrees and into which the first projection of the panel curtain can be fitted, and the fourth projection is the circle. The rail for panel curtains in any one of Claims 1 thru | or 3 currently fitted by the arc-shaped groove | channel.

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