JP4028591B2 - 伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器 - Google Patents

伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器 Download PDF

Info

Publication number
JP4028591B2
JP4028591B2 JP2007531124A JP2007531124A JP4028591B2 JP 4028591 B2 JP4028591 B2 JP 4028591B2 JP 2007531124 A JP2007531124 A JP 2007531124A JP 2007531124 A JP2007531124 A JP 2007531124A JP 4028591 B2 JP4028591 B2 JP 4028591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat transfer
fin
raised
raised portion
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007531124A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2007122996A1 (ja
Inventor
修 小川
晃 小森
宏樹 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4028591B2 publication Critical patent/JP4028591B2/ja
Publication of JPWO2007122996A1 publication Critical patent/JPWO2007122996A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/10Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
    • F28F1/12Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
    • F28F1/24Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely
    • F28F1/32Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element and extending transversely the means having portions engaging further tubular elements
    • F28F1/325Fins with openings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28DHEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
    • F28D1/00Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/047Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag
    • F28D1/0477Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits the conduits being bent, e.g. in a serpentine or zig-zag the conduits being bent in a serpentine or zig-zag

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

本発明は、伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器に関するものである。
従来から、例えば、家庭用または自動車用の空気調和装置、冷凍・冷蔵装置、除湿機、給湯機等において、各種の伝熱フィンが用いられている。また、伝熱フィンと伝熱管とを組み合わせたフィンチューブ型熱交換器もよく用いられている。フィンチューブ型熱交換器は、所定のフィンピッチで並べられた複数の伝熱フィンと、これらのフィンを貫通する伝熱管とによって構成されている。
このような熱交換器では、フィン表面を流れる流体の速度を増加させると、フィンの熱伝達率が大きくなる。ところが、フィン表面を流れる流体の速度が大きくなると、流体が熱交換器を通過する際の圧力損失が増加する。このように、熱交換器において、熱伝達率と圧力損失とは、トレードオフの関係にある。そこで、熱交換器の性能向上のために、圧力損失の増加を抑えつつ、熱伝達率を向上させることが望まれている。
従来より、熱伝達率の向上や圧力損失の低減を目的として、フィン形状に工夫を施したものが知られている。例えば、特開昭64−90995号公報には、板状フィンを波状に折り曲げたコルゲートフィンが開示されている。また、特開平7−239196号公報には、フィン表面に微小なディンプルを多数設けたフィンチューブ型熱交換器が開示されている。特開昭63−294494号公報には、フィンの表面に三角錐状の突起を設けたフィンチューブ型熱交換器が開示されている。特開平6−300474号公報には、フィンの表面に四角錐状の突部を設けたフィンチューブ型熱交換器が開示されている。
しかしながら、近年、熱交換器の更なる性能向上が望まれており、従来のフィンチューブ型熱交換器の仕様の最適化を図ったとしても、必ずしも満足のいく性能が得られるとは限らなかった。そこで、全く新規なフィン形状を有するフィンチューブ型熱交換器が待ち望まれていた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、圧力損失の増加を抑制しつつ熱伝達率を向上させる新たなフィンおよびフィンチューブ型熱交換器を提供することにある。
本発明に係る伝熱フィンは、フィン表面側に***した***部と、前記***部よりも所定の上流側に形成された切り欠きとを備え、前記***部が、前記切り欠きに隣接する上流側部分として、上流側に向かって先細り状の翼部を有するものである。
前記***部は、フィン基面から***した略楕円丘または略円丘である原***部に前記翼部が形成されるように前記切り欠きを設けた後の残存部分からなっていることが好ましく、前記略楕円丘または略円丘の頂点に対する接平面が前記フィン基面に対して平行であることが好ましい。前記***部が形成されていない部分の主面を含む平面を、伝熱フィンのフィン基面として定義することができる。
なお、ここで、「楕円丘」とは、フィン基面への正射影による投影像の輪郭が楕円形であり、頂点を含む縦断面の輪郭が曲線(例えば、正弦曲線や余弦曲線等)になっている***部分のことである。一方、「円丘」とは、フィン基面への正射影による投影像の輪郭が円形であり、頂点を含む縦断面の輪郭が曲線(例えば、正弦曲線や余弦曲線等)になっている***部分のことである。
前記***部は、フィン基面から***した略楕円錐または略多角錐である原***部に前記翼部が形成されるように前記切り欠きを設けた後の残存部分からなっていてもよい。
ここで、「錐状」とは、平面(フィン基面)上の閉じた曲線(または折れ線)の周上を一周する点と、この平面外の一定点(頂点)とを結ぶ直線によってつくられる形状のことである。「楕円錐状」とは、上記平面上の閉じた曲線が楕円形となっているものである。「多角錐状」とは、上記平面上の閉じた曲線が多角形となっているものである。なお、「円錐」とは、上記平面上の閉じた曲線が円形となっているものである。
前記***部はフィン基面から***し、前記翼部は前記フィン基面と平行であってもよい。また、前記翼部は、上流側にいくほど前記フィン基面に近づくように傾斜していてもよい。あるいは、前記翼部は、上流側にいくほど前記フィン基面から離れるように傾斜していてもよい。
また、本発明の伝熱フィンは、第1の流体と第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器に使用することができる。この場合、伝熱フィンには、前記第2の流体が流通するべき伝熱管を嵌め合わせる予定の複数の伝熱管用貫通孔を、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に沿って等間隔で設けることができ、さらに、隣り合う2つの前記伝熱管用貫通孔の間に前記***部を設けることができる。前記切り欠きは、当該伝熱フィンの主面に沿って流通する前記第1の流体が、前記***部に差し掛かる際に当該伝熱フィンの第1主面側から第2主面側に流通可能となるように、前記***部の前記翼部に沿って形成されているとよい。
本発明に係るフィンチューブ型熱交換器は、互いに間隔を空けて平行に並べられた複数の伝熱フィンと、前記伝熱フィンを貫通する複数の伝熱管とを備え、前記伝熱フィンの表面側を流れる第1の流体と前記伝熱管の内部を流れる第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器であって、前記伝熱管には、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に並ぶ第1および第2の伝熱管が含まれ、前記伝熱フィンは、前記第1の伝熱管と前記第2の伝熱管との間に、フィン表面側に***して前記第1の流体を前記第1の伝熱管側と前記第2の伝熱管側とに導く***部と、前記***部よりも前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に形成された切り欠きとを有し、前記***部が、前記切り欠きに隣接する上流側部分として、上流側に向かって先細り状の翼部を有するものである。
前記伝熱管および前記***部は、前記伝熱管の軸方向から見てそれぞれ千鳥状に配列され、前記列方向に隣り合うそれぞれの伝熱管の間に前記***部が配置されていることが好ましい。
他の側面において、本発明は、
第1の流体と第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器であって、
前記第1の流体が流通するべき空間を形成するために、互いに間隔を空けて平行に並べられた複数の伝熱フィンと、
前記複数の伝熱フィンを貫通し、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に並んで配置された、前記第2の流体が流通するべき複数の伝熱管とを備え、
前記伝熱フィンは、(a)前記列方向に関して互いに隣り合う第1の伝熱管と第2の伝熱管との間に形成された***部と、(b)当該伝熱フィンの主面に沿って流通する前記第1の流体が、前記***部に差し掛かる際に当該伝熱フィンの第1主面側から第2主面側に流通可能となるように、前記第1の流体の流れ方向に関する前記***部の上流側部分に沿って形成された孔とを有し、
前記***部および前記孔は、それぞれ、前記第1の伝熱管の中心と前記第2の伝熱管の中心とを最短距離で結ぶ線分の垂直2等分線を含む鏡映面に関して鏡映対称であり、
前記伝熱フィンを平面視したときに観察される前記***部と前記孔との境界線が、前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に向かって凸形状を示し、
前記***部は、前記境界線によって輪郭が規定される前記上流側部分として、前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に進むにつれて前記列方向に関する幅が減少する翼部を有する、フィンチューブ型熱交換器を提供する。
本発明によれば、圧力損失の増加を抑制しつつ伝熱フィンの熱伝達率を向上させることができる。また、本発明によれば、新規な形状を有する高性能なフィンチューブ型熱交換器を実現することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、実施形態に係るフィンチューブ型熱交換器1は、空気Aが流通するべき空間を形成するために所定間隔かつ平行に並べられた複数のフィン3と、これらのフィン3を貫通する複数の伝熱管2とを備えている。熱交換器1は、伝熱管2の内部を流れる流体と、フィン3の表面に沿って流れる流体とを熱交換させるものである。本実施形態では、フィン3の表面に沿って空気Aが流れ、伝熱管2の内部には冷媒Bが流れる。ただし、伝熱管2の内部を流れる流体およびフィン3の表面に沿って流れる流体の種類や状態は、特に限定される訳ではない。それら流体は、気体であってもよく、液体であってもよい。複数の伝熱管2は、1本につながっていてもよいし、つながっていなくてもよい。
フィン3は長方形状の略平板状に形成されており、図示のY方向に沿って並べられている。本実施形態では、フィン3は一定のフィンピッチで並べられている。フィンピッチは、例えば1.0〜1.5mm等である。ただし、フィンピッチは必ずしも一定である必要はなく、異なっていてもよい。なお、図3に示すように、フィンピッチFPは、隣り合うフィン3の中心位置同士の距離で表される。フィン3には、例えば、打ち抜き加工された肉厚0.08〜0.2mmのアルミニウム製の平板を好適に用いることができる。なお、フィン3の表面には、ベーマイト処理または親水性塗料の塗布などの親水性処理か、あるいは撥水性処理が施されていることが好ましい。
図2Aに示すように、本実施形態では、伝熱管2は2列設けられている。各列の伝熱管2は、フィン3の長手方向(以下、単にZ方向あるいは列方向という)に沿って配列されている。つまり、フィン3には、伝熱管2を嵌め合わせるための複数の伝熱管用貫通孔が、空気Aの流れ方向と交差する所定の列方向に沿って等間隔で設けられている。伝熱管用貫通孔の周囲には、フィンカラー3aが設けられている。1列目の伝熱管2と2列目の伝熱管2とは、Z方向に管ピッチの1/2だけずれている。すなわち、伝熱管2は千鳥状に配置されている。なお、管ピッチは、列方向に隣り合う伝熱管2の中心同士の距離で表される。伝熱管2の外径Dは、例えば1〜20mmである。伝熱管2は、フィンカラー3aと密着しており、当該フィンカラー3aに嵌合されている。なお、伝熱管2は、内面が平滑な平滑管であってもよく、溝付き管であってもよい。
熱交換器1は、空気Aの流れ方向(図1のX方向)がフィン3の積層方向(Y方向)および伝熱管2の列方向(Z方向)とほぼ直交するような姿勢で設置される。ただし、十分な熱交換量を確保できる限り、気流方向はX方向から若干傾斜していてもよい。
フィン3の表面には、複数の***部5が形成されている。各***部5は、X方向に細長い楕円丘の上流側の一部を切り取ったような形状に形成されている。空気Aの流れ方向に関する***部5の上流側部分として、上流側に向かって先細り状の三角翼部6が形成されている。言い換えると、***部5は、半楕円丘状の後半部7と、後半部7の上流側に位置する三角翼部6とによって形成されている。本実施形態の三角翼部6は、略三角形状のいわゆるデルタ翼形状に形成されている。***部5よりも上流側には、***部5に隣接して孔8(切り欠き)が形成されている。
孔8は、伝熱フィン3の主面に沿って流通する空気Aが、***部5に差し掛かる際に当該伝熱フィン3の第1主面側(表面側)から第2主面側(裏面側)に流通可能となるように、空気Aの流れ方向に関する***部5の上流側部分6(三角翼部6)に沿って形成されている。
***部5は、フィン3の一方の面から***している。空気Aの流れ方向と交差するZ方向に関して隣り合う2つの伝熱管2,2の一方を第1の伝熱管2A、他方を第2の伝熱管2Bとすると、***部5は、第1の伝熱管2Aと第2の伝熱管2Bとの間に、1つだけ配置されている。さらに、本実施形態では、***部5は、列方向に隣り合う伝熱管2の間の中間位置に配置されている。すなわち、伝熱管2の軸方向から見たときに、伝熱管2は千鳥状に配置されており、***部5も千鳥状に配置されている。
図2Bの部分拡大図から理解できるように、***部5および孔8は、それぞれ、第1の伝熱管2Aの中心C11と第2の伝熱管2Bの中心C21とを最短距離で結ぶ線分LSの垂直2等分線を含む鏡映面PSに関して鏡映対称である。フィン3を平面視したときに観察される***部5と孔8との境界線BLは、空気Aの流れ方向に関する上流側に向かって凸形状を示す。***部5は、境界線BLによって輪郭が規定される上流側部分6として、空気Aの流れ方向の上流側に進むにつれて列方向(Z方向)に関する幅が減少する翼部6を有している。
***部5は、フィン基面から***した略楕円丘である原***部に翼部6が形成されるように孔9(切り欠き)を設けた後の残存部分からなっている。言い換えれば、***部5および孔8の平面像が、全体として、楕円形を示す。楕円の長軸はX方向に一致し、短軸はZ方向に一致している。なお、後述する他の例(図6,図7参照)においては、***部5および孔8の平面像が、円形または多角形を示す。
***部5の基礎となる楕円丘(切り欠きのない状態の原***部)9のフィン基面への投影像の面積は、伝熱管2の面積と同等以上に設定されている。すなわち、楕円丘9の投影像の等価直径d(πd2/4=S(面積)で定義されるd)は、伝熱管2の外径D以上である。本実施形態では、楕円丘9の投影像の長径は伝熱管2の外径Dよりも大きく、短径も伝熱管2の外径Dよりも大きい。なお、符号L1は、楕円丘9の気流方向長さ(X方向長さ)を示し、符号L2は***部5の気流方向長さを示している。フィン基面とは、***部5が形成されていない部分の主面を含む平面のことである。
1列目の楕円丘9の中心(頂点)C12は、1列目の伝熱管2の中心C11よりも下流側に位置している。一方、1列目の***部5の上流端6aは、1列目の伝熱管2の中心C11よりも上流側に位置している。2列目の楕円丘9の中心(頂点)C22は、2列目の伝熱管2の中心C21よりも上流側に位置している。1列目の楕円丘9と2列目の楕円丘9とは、Z方向から見て一部重なっている。X方向に隣り合う***部5と伝熱管2とは、Z方向に関して互いに揃った位置に配置されている。すなわち、1列目の楕円丘9の中心C12と2列目の伝熱管2の中心C21とは、Z方向に関して揃った位置に位置づけられている。また、1列目の伝熱管2の中心C11と2列目の***部5の中心(頂点)C22も、Z方向に関して揃った位置に位置づけられている。
すなわち、翼部6の一部または全部が、第1の伝熱管2Aの中心C11と第2の伝熱管2Bの中心C21とを通過する直線よりも、空気Aの流れ方向に関する上流側に位置している。このような位置に翼部6があることにより、空気Aを第1の伝熱管2Aと第2の伝熱管2Bとに効率よく誘導することができる。
図2Aに示すフィン3の平面図において、Z方向(列方向)に平行かつ三角翼部6の上流端6aを通過する直線と、三角翼部6の一辺とがなす角度を後退角θとする。後退角θを適宜変更することにより、三角翼部6の大きさ(面積)を調整することができる。後退角θの値は特に限定されないが、例えば30度〜50度が好ましく、本実施形態では約30度に設定されている。本実施形態では、三角翼部6の前縁は直線状に形成されているが、三角翼部6の前縁は曲線状に形成されていてもよい。なお、翼部は三角形状でなくてもよく、その他の多角形状等であってもよい。
図3に示すように、フィン基面3bからの***部5の頂点C12までの高さ(以下、単に***部5の高さという)Hは、フィンピッチFPよりも小さい。ただし、***部5の高さHの値は特に限定されず、例えば、フィンピッチFPの1/3〜2/3であってもよい。本実施形態では、***部5の高さHは、フィンピッチFPの略2/3に設定されている。
図3およびフィン3のX方向から見た図である図4に示すように、三角翼部6は、上流側にいくほどフィン基面3bとの距離が小さくなるように傾斜している。すなわち、三角翼部6は、いわゆる頭下がりの状態に形成されている。
***部5の頂点C12に対する接平面20は、フィン基面3bと平行となっている。このように、***部5は、空気の流れを徒に乱さないように、フィン基面3bと調和した形状に形成されている。
次に、本熱交換器1における空気の流れについて説明する。
図5に示すように、フィン3の前方から流れてきた気流A1は、三角翼部6に衝突する。この際、いわゆる前縁効果によって、三角翼部6の表面に薄い温度境界層が形成される。そのため、三角翼部6において、熱伝達率の向上が図られる。一方、三角翼部6によって、気流の直交方向成分(三角翼部6の前縁と直交する方向の成分)が小さくなり、圧力損失の低減が図られる。
三角翼部6上を流れた気流A2は、次に、三角翼部6の下流側に位置する後半部7上を流れる。三角翼部6は気流を左右に切り分けるように形成されており、また、後半部7は半楕円丘状に形成されているので、気流A2は***部5によって左右に誘導される。そのため、一部の気流A2は伝熱管2A側に誘導され、他の気流A2は伝熱管2B側に誘導される。そして、伝熱管2A側に誘導された気流A2は、当該伝熱管2Aの後方に回り込む。また、伝熱管2B側に誘導された気流A2は、当該伝熱管2Bの後方に回り込む。その結果、フィン3における伝熱管2Aおよび2Bの後方部分において、死水域が小さくなり、熱伝達率の低下が抑制される。
次に、いったん伝熱管2Aの後方に回り込んだ気流A3は、2列目の***部5に衝突する。そして、前述と同様に、三角翼部6において、前縁効果による熱伝達率の向上と、圧力損失の低減とが図られる。2列目の***部5の三角翼部6上を流れた気流A4は、次に、当該***部5の後半部7上を流れる。これにより、気流A4の一部は、後半部7の半楕円丘形状に沿って伝熱管2C側に誘導され、当該伝熱管2Cの後方に回り込む。その結果、2列目の伝熱管2Cの後方部分においても、死水域が小さくなり、熱伝達率の低下が抑制される。
また、本実施形態では、三角翼部6が空気の流れを一方の伝熱管2A側と他方の伝熱管2B側とに切り分けた後、***部5の後半部7と各伝熱管2A,2Bとの間の空間で空気の流れが加速される。そのため、空気が加速された分だけ、フィン3の熱伝達率が向上する。
また、加速した空気は、下流側に設けた***部5に衝突する。その結果、下流側の***部5の三角翼部6において、温度境界層が薄くなる。そのため、下流側の***部5における熱伝達率の向上が図られ、ひいてはフィン3全体の熱伝達率が向上する。
また、本熱交換器1によれば、***部5は、第1の伝熱管2Aと第2の伝熱管2Bとの間に1つのみ形成されている。***部5の基礎となる楕円丘9(原***部)の投影像の等価直径dは、伝熱管2の外径D以上であり、***部5は比較的大きく形成されている。そのため、比較的大きな規模で流れ方向を変更させることができる。したがって、空気の流速が比較的小さい場合(例えば、前面風速が2m/s未満)や特に小さい場合(例えば、前面風速が1m/s未満)であっても、伝熱管2の後方に空気を良好に誘導することができる。本熱交換器1によれば、層流状態の気流に対しても、良好な伝熱特性を発揮することができる。
また、***部5よりも上流側に孔8が形成されているので、伝熱フィン3の最前縁部から伝熱管2への伝熱量が適度に制限される。そのため、伝熱フィン3の最前縁部の熱伝達率が局所的に高くなりにくく、本熱交換器1を蒸発器として用いた場合に、伝熱フィン3の最前縁部への着霜を抑制する効果が期待できる。しかも、伝熱フィン3の最前縁部の熱伝達率低下による伝熱性能の低下は、***部5による伝熱性能の向上によって補うことができる。また、先細り状の翼部6の前縁部において着霜が生じた場合でも、空気Aの一部は、孔8を通過することができるので、圧力損失の増大を最小限に食い止めることができる。
なお、***部5の基礎となる楕円丘9(原***部)の形状は、当該楕円丘9をZ方向と直交する断面で切断したときにその輪郭が正弦曲線状または余弦曲線状になるような形状であってもよい。言い換えると、楕円丘9を上記断面で切断したときの輪郭が、Kを定数としてy=Kcos(x)で表される余弦曲線であってもよい。なお、ここで、xは−180°≦x≦180°の変数である。
また、***部5の基礎となる原***部の形状は、楕円丘に限らず、円丘(図6参照)であってもよく、多角錐(図7は多角錐の一例の四角錐)であってもよい。また、円錐や楕円錐等であってもよい。なお、頂点が尖っている円錐、楕円錐等の形状を採用すると、より良好な伝熱特性を得ることができる。一方、頂点がなだらかな円丘、楕円丘等の形状を採用すると、製造が容易となる。
次に、上記フィン3の製造方法について説明する。このフィン3の製造にあたっては、まず、三角翼部6を打ち抜き成形するための型を予め作製しておき、この型を平板状のフィン材に押し当て、プレス加工を行う。その結果、フィン材の一部が打ち抜かれ、***前の状態の三角翼部6が形成される。次に、***部5の基礎となる楕円丘9の型(この型も予め作製しておく)を、所定の位置に位置決めした後、上記フィン材に押し当てる。その結果、打ち抜かれた部分の下流側の一部が略楕円丘状に***し、***部5(三角翼部6および後半部7)が形成される。
上記フィンチューブ型熱交換器1は、以下のようにして製造する。すなわち、上述のようにして製造したフィン3に対し、伝熱管2が貫通する所定位置に孔を設けるとともに、当該孔の周囲を立ち上げ、フィンカラー3aを形成する。次に、所定枚数の上記フィン3を所定のフィンピッチで並べ、上記孔に伝熱管2を挿入する。そして、伝熱管2とフィン3とを接合(例えば、拡管接合等)する。これにより、上記フィンチューブ型熱交換器1が製造される。
なお、上述のフィン3およびフィンチューブ型熱交換器1の製造方法は一例であり、それらの製造方法は上記方法に限定される訳ではない。
ところで、フィン3の厚みが小さい場合や***部5が大きい場合等では、***部5を作成する際に、フィン材に捩れが生じたり、フィン材の表面に意図しない凹凸が形成されるおそれがある。そこで、そのような捩れや凹凸を吸収するように、図8に示すように、予めフィン材にスリット12を設けておくようにしてもよい。スリット12は、斜め方向に隣り合う***部5の間(特に中間)の位置に形成されていることが好ましい。また、スリット12は、***部5の頂点同士を結ぶ線と直交する方向に延びていることが好ましい。このように、フィン材にスリット12を設けておくことにより、フィン材に型を押し当てたときに無理な応力が生じにくくなり、適正な形状および大きさの***部5を形成しやすくなる。
表1に、従来のコルゲートフィン(フィンを波状に折り曲げたフィン。例えば、特開昭64−90995号公報の第1図および第2図参照)を備えたフィンチューブ型熱交換器と、本実施形態のフィンチューブ型熱交換器(具体的形状は図9参照)とを比較したシミュレーション結果を示す。本シミュレーションにあたっては、フィンの厚みは0.1mm、フィンピッチは1.49mm、伝熱管の外径は7.0mm、前面風速Vairは1m/sとした。
Figure 0004028591
ここで、フィンの種類における「楕円丘」、「円丘」、「円錐」、および「四角錐」とは、***部5の基礎となる原***部の形状を表している。なお、表1の「円丘」および「楕円丘」は、Z方向と直交する断面で切断したときの輪郭が正弦曲線状または余弦曲線状になるものである。
表1から分かるように、本実施形態のフィンチューブ型熱交換器によれば、コルゲートフィンを備えた従来のフィンチューブ型熱交換器に比べて、圧力損失が低減しかつ熱伝達率が向上する。
以上のように、本実施形態に係るフィンチューブ型熱交換器1のフィン3は、***部5と、***部5よりも上流側に形成された孔8(切り欠き)とを備え、***部5が、孔8(切り欠き)に隣接する上流側部分として、上流側に向かって先細り状の三角翼部6を有している。そのため、三角翼部6において、前縁効果による熱伝達率向上と流れの直交方向成分の減少による圧力損失の低減とが図られ、さらに、***部5によって、伝熱管2の後方に気流を導くことができ、伝熱管2の後方における熱伝達率の向上も図られる。したがって、本実施形態に係るフィンチューブ型熱交換器1によれば、圧力損失の増大を抑制しつつ熱伝達率を向上させることができる。なお、本実施形態では、***部5の基礎となる原***部は略楕円丘状に形成されていたが、原***部が略楕円錐状に形成されていても、ほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、前記実施形態では、三角翼部6は、上流側にいくほどフィン基面3bに近づくように傾斜している。これにより、フィン3の上面(図5のY軸プラス方向)を流れる気流A1の流速が加速され、熱伝達率の向上という効果が得られる。
ただし、三角翼部6は、フィン基面3bと平行であってもよい。つまり、三角翼部6の最上流端6aと、***部5の頂点C12とを結ぶ線分がフィン基面3bと平行となっていてもよい。このような場合には、三角翼部6を通過する気流A1がスムーズに流れるため、圧力損失の低減という効果が得られる。
また、三角翼部6は、上流側にいくほどフィン基面3bから離れるように傾斜していてもよい。このような場合には、フィン3の裏面側(図5のY軸マイナス方向)を流れる気流A1の流速が加速され、熱伝達率の向上という効果が得られる。
本実施形態では、1列目の***部5および2列目の***部5のいずれにも、三角翼部6が形成されていた。しかし、三角翼部6は、1列目の***部5および2列目の***部5のうち、いずれか一方にのみ形成されていてもよい。すなわち、他方の***部5は、孔(切り欠き)を形成する前の楕円丘形状等の原***部そのものであってもよい。また、列方向に並ぶ複数の***部5のうち、いずれかには三角翼部6が形成されていなくてもよい。すなわち、三角翼部6を有する***部5と三角翼部6のない***部(原***部)とが、列方向に並んでいてもよい。
本実施形態は、フィン3をフィンチューブ型熱交換器1の伝熱フィンとして利用した形態であったが、本発明に係るフィンの適用対象は、フィンチューブ型熱交換器に限定されず、他の形式の熱交換器であってもよく、放熱器または冷却器等であってもよい。
以上説明したように、本発明は、伝熱フィン、それを備えたフィンチューブ型熱交換器、並びに、それを備えた各種機器、例えば、ヒートポンプシステムおよびそれを用いた給湯機、家庭用または自動車用の空気調和装置、冷蔵庫等について有用である。
フィンチューブ型熱交換器の斜視図 フィンの平面図 図2Aの部分拡大図 図2AのIII−III線断面図 フィンの一部を上流側から見た正面図 空気の流れを示すフィンの斜視図 変形例に係るフィンの平面図 変形例に係るフィンの平面図 変形例に係るフィンの平面図 シミュレーションモデルの平面図

Claims (14)

  1. フィン表面側に***した***部と、
    前記***部よりも所定方向の上流側に形成された切り欠きとを備え、
    前記***部が、前記切り欠きに隣接する上流側部分として、上流側に向かって先細り状の翼部を有する、伝熱フィン。
  2. 前記***部は、フィン基面から***した略楕円丘または略円丘である原***部に前記翼部が形成されるように前記切り欠きを設けた後の残存部分からなり、
    前記略楕円丘または略円丘の頂点に対する接平面が前記フィン基面に対して平行である、請求項1に記載の伝熱フィン。
  3. 前記***部は、フィン基面から***した略楕円錐である原***部に前記翼部が形成されるように前記切り欠きを設けた後の残存部分からなる、請求項1に記載の伝熱フィン。
  4. 前記***部は、フィン基面から***した略多角錐である原***部に前記翼部が形成されるように前記切り欠きを設けた後の残存部分からなる、請求項1に記載の伝熱フィン。
  5. 前記***部はフィン基面から***しており、
    前記翼部は前記フィン基面と平行である、請求項1に記載の伝熱フィン。
  6. 前記***部はフィン基面から***しており、
    前記翼部は、上流側にいくほど前記フィン基面に近づくように傾斜している、請求項1に記載の伝熱フィン。
  7. 前記***部はフィン基面から***しており、
    前記翼部は、上流側にいくほど前記フィン基面から離れるように傾斜している、請求項1に記載の伝熱フィン。
  8. 第1の流体と第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器に使用するために、前記第2の流体が流通するべき伝熱管を嵌め合わせる予定の複数の伝熱管用貫通孔が、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に沿って等間隔で設けられ、
    隣り合う2つの前記伝熱管用貫通孔の間に前記***部が設けられており、
    当該伝熱フィンの主面に沿って流通する前記第1の流体が、前記***部に差し掛かる際に当該伝熱フィンの第1主面側から第2主面側に流通可能となるように、前記***部の前記翼部に沿って前記切り欠きが形成されている、請求項1に記載の伝熱フィン。
  9. 互いに間隔を空けて平行に並べられた複数の伝熱フィンと、
    前記伝熱フィンを貫通する複数の伝熱管とを備え、
    前記伝熱フィンの表面側を流れる第1の流体と前記伝熱管の内部を流れる第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器であって、
    前記伝熱管には、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に並ぶ第1および第2の伝熱管が含まれ、
    前記伝熱フィンは、前記第1の伝熱管と前記第2の伝熱管との間に、フィン表面側に***して前記第1の流体を前記第1の伝熱管側と前記第2の伝熱管側とに導く***部と、前記***部よりも前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に形成された切り欠きとを有し、
    前記***部が、前記切り欠きに隣接する上流側部分として、上流側に向かって先細り状の翼部を有する、フィンチューブ型熱交換器。
  10. 前記伝熱管および前記***部は、前記伝熱管の軸方向から見てそれぞれ千鳥状に配列され、
    前記列方向に隣り合うそれぞれの伝熱管の間に前記***部が配置されている、請求項9に記載のフィンチューブ型熱交換器。
  11. 第1の流体と第2の流体とを熱交換させるフィンチューブ型熱交換器であって、
    前記第1の流体が流通するべき空間を形成するために、互いに間隔を空けて平行に並べられた複数の伝熱フィンと、
    前記複数の伝熱フィンを貫通し、前記第1の流体の流れ方向と交差する所定の列方向に並んで配置された、前記第2の流体が流通するべき複数の伝熱管とを備え、
    前記伝熱フィンは、(a)前記列方向に関して互いに隣り合う第1の伝熱管と第2の伝熱管との間に形成された***部と、(b)当該伝熱フィンの主面に沿って流通する前記第1の流体が、前記***部に差し掛かる際に当該伝熱フィンの第1主面側から第2主面側に流通可能となるように、前記第1の流体の流れ方向に関する前記***部の上流側部分に沿って形成された孔とを有し、
    前記***部および前記孔は、それぞれ、前記第1の伝熱管の中心と前記第2の伝熱管の中心とを最短距離で結ぶ線分の垂直2等分線を含む鏡映面に関して鏡映対称であり、
    前記伝熱フィンを平面視したときに観察される前記***部と前記孔との境界線が、前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に向かって凸形状を示し、
    前記***部は、前記境界線によって輪郭が規定される前記上流側部分として、前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に進むにつれて前記列方向に関する幅が減少する翼部を有する、フィンチューブ型熱交換器。
  12. 前記***部は、前記第1の伝熱管と前記第2の伝熱管との間に1つのみ形成されている、請求項11に記載のフィンチューブ型熱交換器。
  13. 前記***部および前記孔の平面像が、全体として、楕円形、円形または多角形を示す、請求項11に記載のフィンチューブ型熱交換器。
  14. 前記翼部の一部または全部が、前記第1の伝熱管の中心と前記第2の伝熱管の中心とを通過する直線よりも、前記第1の流体の流れ方向に関する上流側に位置している、請求項11に記載のフィンチューブ型熱交換器。
JP2007531124A 2006-04-21 2007-04-04 伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器 Expired - Fee Related JP4028591B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006117591 2006-04-21
JP2006117591 2006-04-21
PCT/JP2007/057547 WO2007122996A1 (ja) 2006-04-21 2007-04-04 伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4028591B2 true JP4028591B2 (ja) 2007-12-26
JPWO2007122996A1 JPWO2007122996A1 (ja) 2009-09-03

Family

ID=38624902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007531124A Expired - Fee Related JP4028591B2 (ja) 2006-04-21 2007-04-04 伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8505618B2 (ja)
EP (1) EP2015018B1 (ja)
JP (1) JP4028591B2 (ja)
CN (1) CN101427094B (ja)
WO (1) WO2007122996A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWM403013U (en) * 2010-11-03 2011-05-01 Enermax Tech Corporation Heat dissipating device having swirl generator
TWM403012U (en) * 2010-11-03 2011-05-01 Enermax Tech Corporation Heat dissipating device having swirl generator
US8459248B2 (en) * 2010-12-06 2013-06-11 Solarlogic, Llc Solar fluid heating and cooling system
DE202013006214U1 (de) * 2012-11-30 2014-03-03 Bundy Refrigeration International Holding B.V. Wärmetauscher
WO2015015545A1 (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 株式会社日立製作所 熱交換器及び空気調和機
JP6381905B2 (ja) * 2013-12-24 2018-08-29 株式会社パロマ 熱交換器
EP3306251B1 (en) * 2015-05-29 2022-07-13 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger
JP6710205B2 (ja) * 2015-05-29 2020-06-17 三菱電機株式会社 熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP2017044431A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 日立アプライアンス株式会社 ヒートポンプ式給湯機
WO2017158714A1 (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2017166757A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 熱交換器及び空気調和装置
US10378835B2 (en) * 2016-03-25 2019-08-13 Unison Industries, Llc Heat exchanger with non-orthogonal perforations
US11774187B2 (en) * 2018-04-19 2023-10-03 Kyungdong Navien Co., Ltd. Heat transfer fin of fin-tube type heat exchanger
EP4130634B1 (en) * 2020-03-30 2024-06-19 Mitsubishi Electric Corporation Heat exchanger and refrigeration cycle device
TWI736460B (zh) * 2020-10-30 2021-08-11 華擎科技股份有限公司 散熱鰭片及散熱模組
CN113486467B (zh) * 2021-07-12 2023-04-14 河南科技大学 一种换热器管束建模方法及计算机可读存储介质

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1739672A (en) * 1926-12-13 1929-12-17 Long Mfg Co Inc Fin construction
US1982931A (en) * 1933-06-17 1934-12-04 Mccord Radiator & Mfg Co Radiator core
US3631922A (en) * 1970-05-04 1972-01-04 Chrysler Corp Heat exchanger fin
JPS5620715Y2 (ja) 1973-07-17 1981-05-15
JPS50134168U (ja) 1974-04-19 1975-11-05
AU487906B2 (en) 1974-04-23 1977-10-21 Linoln David Washington Heat exchanger fin
JPS6027916B2 (ja) * 1978-04-24 1985-07-02 ダイキン工業株式会社 熱交換器
JPS5575190A (en) * 1978-12-04 1980-06-06 Matsushita Refrig Co Heat-exchanger
JPS6049838B2 (ja) * 1978-12-04 1985-11-05 松下冷機株式会社 熱交換器
JPS56133596A (en) 1980-03-19 1981-10-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd Heat exchanger
JPS63294494A (ja) 1987-05-27 1988-12-01 Nippon Denso Co Ltd 熱交換器
JPS6490995A (en) 1987-09-30 1989-04-10 Matsushita Refrigeration Heat exchanger
DE3737217C3 (de) * 1987-11-03 1994-09-01 Gea Luftkuehler Happel Gmbh Wärmeaustauscherrohr
US4984626A (en) * 1989-11-24 1991-01-15 Carrier Corporation Embossed vortex generator enhanced plate fin
JPH06300474A (ja) 1993-04-12 1994-10-28 Daikin Ind Ltd フィン付熱交換器
US5628362A (en) 1993-12-22 1997-05-13 Goldstar Co., Ltd. Fin-tube type heat exchanger
JPH08170889A (ja) 1994-12-16 1996-07-02 Daikin Ind Ltd クロスフィン熱交換器
DE19531383A1 (de) * 1995-08-26 1997-02-27 Martin Dipl Ing Behle Wärmeübertrager
KR19990021475A (ko) * 1997-08-30 1999-03-25 윤종용 핀형 열교환기
JP3430921B2 (ja) 1997-10-03 2003-07-28 株式会社日立製作所 熱交換器
WO2000022366A1 (en) 1998-10-09 2000-04-20 S.C. Romradiatoare S.A. High efficiency heat exchanger with oval tubes
JP2001174181A (ja) * 1999-10-06 2001-06-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フィンアンドチューブ熱交換器及びこれを備えた空気調和機
FR2866104A1 (fr) * 2004-02-06 2005-08-12 Lgl France Ailette metallique pour echangeur thermique a air

Also Published As

Publication number Publication date
US8505618B2 (en) 2013-08-13
CN101427094A (zh) 2009-05-06
EP2015018A1 (en) 2009-01-14
US20090133863A1 (en) 2009-05-28
CN101427094B (zh) 2012-07-18
WO2007122996A1 (ja) 2007-11-01
EP2015018A4 (en) 2009-06-03
JPWO2007122996A1 (ja) 2009-09-03
EP2015018B1 (en) 2013-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4028591B2 (ja) 伝熱フィンおよびフィンチューブ型熱交換器
JP4050910B2 (ja) 熱交換器
WO2007108386A1 (ja) フィンチューブ型熱交換器、熱交換器用フィンおよびヒートポンプ装置
US6786274B2 (en) Heat exchanger fin having canted lances
US10072898B2 (en) Fin tube heat exchanger
JP5523495B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器及び冷凍サイクル装置
JP4022250B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器
EP2985558B1 (en) Fin-and-tube heat exchanger and refrigeration cycle device
JP5958744B2 (ja) フィンチューブ熱交換器
JP2008215670A (ja) 伝熱フィン、フィンチューブ型熱交換器および冷凍サイクル装置
JP5958771B2 (ja) フィンチューブ熱交換器
US20060266503A1 (en) Heat transfer fin, heat exchanger, evaporator and condenser for use in car air-conditioner
JP2001174181A (ja) フィンアンドチューブ熱交換器及びこれを備えた空気調和機
JP4884140B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器およびヒートポンプ装置
JP2007278571A (ja) 伝熱部材およびそれを用いた熱交換器
JP2008170035A (ja) フィンチューブ型熱交換器、熱交換器用フィンおよびヒートポンプ装置
JP2013092306A (ja) フィンチューブ熱交換器
JP5958917B2 (ja) フィンチューブ型熱交換器
CN112888909B (zh) 热交换器和具有该热交换器的空气调节器
JP2005121348A (ja) 熱交換器および伝熱部材
JP2015001307A (ja) フィンチューブ熱交換器
CN107388636B (zh) 一种换热器及具有其的空调
JP2013087977A (ja) フィンチューブ型熱交換器
JP2014126212A (ja) フィンチューブ熱交換器
JP2006317117A (ja) 熱交換器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071011

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101019

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4028591

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111019

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121019

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131019

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees