JP4027960B2 - 成膜処理装置 - Google Patents

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本発明は、コールドウォール形の成膜処理装置に関する
半導体集積回路の成膜工程に使用されるCVD装置は、処理容器全体を電気炉の中に入れて半導体ウエハを加熱するホットウォール形と、処理容器の温度に影響を与えずに半導体ウエハを加熱するコールドウォール形とに分けられる。一般に、ホットウォール形が一度に多数枚の半導体ウエハを成膜するバッチ処理に用いられるのに対し、コールドウォール形は半導体ウエハを1枚毎に成膜する枚葉処理に用いられる。
コールドウォール形CVD装置では、サセプタ(基板設置台)に半導体ウエハを設置し、適当なヒータによりサセプタを介して半導体ウエハを加熱しながら、あるいはサセプタを介さず外部よりウエハに直接光を当てて加熱しながら、半導体ウエハの表面に所定のガスを供給し、そのガスの分解生成物あるいは反応生成物をウエハ上に堆積させる。このようにして半導体ウエハ上に皮膜が形成される時、半導体ウエハ周囲のサセプタ、ウエハ保持手段等の表面にも、反応ガスの分解生成物あるいは反応生成物が堆積して皮膜が付着する。また、処理容器の内側壁面にもそのような皮膜が付着することがある。
従来から、コールドウォール形CVD装置内をクリーニングする方法として、NF3 を含むクリーニングガスを装置内に供給し、このクリーニングガスで上記のようなサセプタやウエハ保持手段等に付着した皮膜をエッチングして除去する方法が知られている(たとえば特許文献1参照)。このクリーニング方法では、NF3 自体の分解性がよくないので、プラズマを利用する。つまり、処理容器においてサセプタと対向する位置に電極板を配置し、サセプタと該電極板との間に高周波電圧を印加して、そこにプラズマを発生させ、そのプラズマによってNF3 を活性状態に励起するようにしている。
特開平3−47968号公報
上記のようなNF3プラズマクリーニング方法は、プラズマと接触するサセプタ表面側やウエハ保持手段表面側の皮膜を効果的に除去することはできるが、プラズマの及ばないサセプタ裏面側などの部分の皮膜を除去できなかった。また、プラズマを利用するものであるため、処理容器内でプラズマを生成できないコールドウォール形成膜処理装置においては実施できないという制約もある。
また、排ガス規制の面から、CVD装置においても排気ガスから有害、危険なガス成分を分解除去するための高価な除去装置を付設するのが通例となっているが、NF3 は分解しにくいガスであるため、反応ガス等の他の排気ガスと共通の除去装置が使えず、別個に専用の除去装置が必要であり、このため2台の除去装置を設置しなければならなかった。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたもので、処理装置内の隅々まで成膜時に各部に付着した不所望な皮膜を効果的にクリーニングすることができ、かつ特別な除去装置を必要としない成膜処理装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の成膜処理装置は、コールドウォール形の成膜処理装置であって、真空可能な処理容器と、前記処理容器内で被処理基板を載置する基板設置台と、前記基板設置台を加熱する設置台加熱手段と、前記処理容器の壁を加熱する壁加熱手段と、成膜処理工程において成膜用の処理ガスを前記基板設置台と対向する多孔板を介して前記処理容器内に供給する処理ガス供給手段と、クリーニング工程においてClF3ガスを前記多孔板を介して前記処理容器内に供給するクリーニングガス供給手段とを有し、前記クリーニング工程において前記設置台加熱手段により前記基板設置台を構成する材料の前記ClF3ガスに対する耐食温度の範囲内で前記基板設置台を第一の温度に加熱し、前記壁加熱手段により前記壁を構成する材料の前記ClF3ガスに対する耐食温度の範囲内で前記壁を第二の温度に加熱した状態で、前記クリーニングガス供給手段により前記ClF3ガスを前記処理容器内に供給し、プラズマのない雰囲気中で前記基板設置台及び前記壁に付着している皮膜を除去する。
本発明においては、成膜処理装置の処理容器内で枚葉式の成膜処理(処理容器内で被処理基板を載置した基板設置台を設置台加熱手段で加熱し、前記処理容器内に多孔板から反応ガスを導入して被処理基板上に成膜する処理)が行われた後に、処理容器内のクリーニングが行われる。このクリーニングでは、基板設置台加熱手段により基板設置台を耐食温度の範囲内で加熱しながら該多孔板を介して処理容器内にClF3を含むクリーニングガスを供給する。その際、プラズマを用いない。ClF3ガスは非常に活性であるため、耐食温度の範囲内の温度下で被膜と容易に反応する。つまり、ClF3ガスの一部が反応して反応熱を発生すると、その反応熱で付近のClF3ガスが活性化されて反応し、その反応熱によってさらに多くのClF3ガスが活性化されて反応するという具合に自発的にエッチングを展開する。
本発明の好適な一態様として、基板設置台の材質は、窒化アルミニウム、石英、炭化シリコンまたはアルミナを含む。
また、本発明の成膜処理装置は、好適な一態様として、処理容器の壁を加熱する壁加熱手段を有し、クリーニング工程において該壁加熱手段により処理容器の壁を耐食温度の範囲内で加熱する。この場合、壁加熱手段は発熱手段を処理容器の壁に埋設して構成するのが好ましく、壁の材質はアルミニウムを好適に用いることができる。
本発明の成膜処理装置によれば、上記のような構成および作用により、処理装置内の隅々まで成膜時に各部に付着した不所望な皮膜を効果的にクリーニングすることができるとともに、特別な除去装置を不要とすることができる。
以下、添付図を参照して、本発明をコールドウォール形の枚葉式CVD装置に適用した実施形態を説明する。
図1において、このCVD装置の処理容器10はたとえばアルミニウムからなる円筒状のチャンバで、その中央部にサセプタ(基板設置台)12が配設されている。成膜処理が行われる時、サセプタ12上には点線で示すように半導体ウエハ14が載置される。処理容器10の一側壁にはゲートバルブ16が設けられ、このゲートバルブ16を介して半導体ウエハ14が出し入れされるようになっている。
サセプタ12の上方にはガスを均一に供給するための多孔板18が取付され、この多孔板18の奥(上部)よりガス導入管20のガス吐出部20aが垂直に容器内に入れられている。このガス導入管20には、反応ガス供給系22とクリーニングガス供給系24とが接続されており、これらの切り替えはバルブ26,28によって行われる。
クリーニングガス供給系24には、エッチングガスとしてClF3 を供給するClF3 ガス供給部30と、希釈用キャリアガスとしてN2 ガスを供給するN2 ガス供給部32とが備えられ、これらのガス供給部30,32はそれぞれガス流量調整器(MFC)34,36およびバルブ38,40等を介してガス導入管20に接続される。ガス流量調整器34,36でClF3 ガスおよびN2ガスそれぞれの供給流量が調節されることによって、ClF3 が所定の濃度に希釈されたクリーニングガスがガス導入管20に供給されるようになっている。
処理容器10の下部において、容器底面10aには複数の排気口42が設けられている。処理容器10内で発生した反応生成物のガスや余った反応ガスまたはクリーニングガスは、これらの排気口42から排気管44を通って真空ポンプ46側へ排出される。この真空ポンプ46としては、オイルフリーのドライポンプを用いるのが好ましい。これは、クリーニングガスとしてClF3 を用いるために、ウェットポンプを使用するとポンプオイルの劣化やオイル中に混入した塩素やフッ素によってポンプ自体の劣化を生ずるおそれがあるからである。
真空ポンプ46より後段の排出系には、このポンプから排出された反応ガスまたはクリーニングガスの排ガスから有害、危険なガス成分を除去するための除去装置48が設けられている。この除去装置48には、有害、危険なガス成分を吸着または分解するための薬剤が入った筒50が収容されている。
また、サセプタ12の下方の容器底面にはクォーツウィンドウ52が取付されその下に加熱用のハロゲンランプ54が配設されている。成膜工程時、このハロゲンランプ54からの光はクォーツウィンドウ52を通ってサセプタ12の裏面を照射し、その光エネルギでサセプタ12がたとえば650〜700℃に加熱され、この加熱されたサセプタ12を介して半導体ウエハ14がたとえば500℃〜550℃程度に加熱されるようになっている。
次に、このCVD装置におけるタングステン系皮膜の成膜工程と、このCVD装置のクリーニング工程について説明する。
先ず、タングステン系皮膜の成膜工程について説明する。成膜処理を受ける半導体ウエハ14は、ゲートバルブ16を介してハンドアーム等のウエハ搬送機構(図示せず)によりサセプタ12上にローディングされる。次に、反応ガスとして、たとえばWF6 (六フッ化タングステン)およびSi H2 C12(ジクロールシラン)がそれぞれ所定の流量で反応ガス供給系22よりガス導入管20を介して処理容器10内に導入され、この導入された反応ガスが多孔板18を通って半導体ウエハ14に吹き付けられることにより、半導体ウエハ14の表面にWSi (タングステン・シリサイド)の皮膜が形成される。また、別の反応ガスとしてWF6 とH2 を用いたときは、W(タングステン)の皮膜が半導体ウエハ14の表面に形成される。
この成膜工程において、半導体ウエハ14はサセプタ12を介して加熱ランプ54によって加熱されるが、処理容器10自体は常温(室温)状態におかれる。また、反応ガスの分解生成物または反応生成物の大部分は半導体ウエハ14の表面に堆積するが、一部はサセプタ12の外周縁部やウエハ保持部材(図示せず)に付着し、処理容器10の内壁面にもわずかであるが付着する。そして、成膜工程が終了すると、半導体ウエハ14は上記ウエハ搬送機構によりサセプタ12からアンローディングされる。このアンローディングまたはローディングの際に、半導体ウエハ14あるいはサセプタ12、ウエハ保持部材等から皮膜が剥がれ落ちることがあり、その剥がれ落ちた皮膜片は処理容器10の底面10a等に付着する。
上記のような成膜工程が所定回数実施されると、成膜工程が一時中断され、反応ガス供給系22および加熱ランプ54がオフに切り替えられ、処理容器10内に半導体ウエハ14が入っていない状態で、常温のまま、本実施例によるクリーニングが行われる。このクリーニングに先立ち、H2 ガスまたはN2 ガス等によるパージが行われ、処理容器10から反応ガスが除去される。
本実施例によるクリーニングにおいては、上記のようにクリーニングガス供給系24よりClF3 ガスをN2 ガスで所定の濃度に希釈したクリーニングガスがガス導入管20を介して処理容器10内に導入され、その導入されたクリーニングガスは多孔板18からサセプタ12その他の装置各部へ供給される。
ClF3 ガスは化学的に活性なガスで、プラズマがなくても、皮膜、特にタングステン系の皮膜とよく反応する。したがって、クリーニングガスが処理容器10内に充満するようにその供給流量が制御されることで、ClF3 ガスが処理容器10内の隅々まで行き渡り、各部に付着しているWSi 皮膜もしくはW皮膜はClF3 ガスの供給を受けるだけで効果的にエッチングされることになる。
これにより、従来のNF3 のプラズマ式クリーニング方法によっては除去することが難しい容器底面10a上の皮膜も、本実施例のクリーニング方法によれば容易に除去される。したがって、作業員の手を煩わせるマニュアルクリーニングは不要である。なお、ClF3 ガスが排気口42、排気管44を通る際に、そこに付着している皮膜もエッチングされ除去される。
また、ClF3 ガスは分解性がよく、アルカリ溶液等にも容易に溶けるため、その排ガスを反応ガスの排ガスと同様に共通の除去装置48で処理することができる。したがって、クリーニング用の特別な除去装置は不要である。
図2〜図5は、本実施例のクリーニング方法によるエッチング効果を示すグラフである。図示のデータは、表面にW皮膜が形成された半導体ウエハを試験材としてサセプタ12上に置き、種々の条件の下で上記のClF3 ガスを含むクリーニングガスを供給したときの該半導体ウエハのW皮膜のエッチングレートを測定した実験例で得られたものである。
まず、図2のグラフは、室温下で、クリーニングガス中のClF3 ガス、N2ガスの流量をそれぞれ500sccmに一定に保ち、ガスの圧力を変化させたときのエッチングレートの特性を示す。この図2に示されるように、ガス圧を高くするほど、ClF3 ガスとW皮膜との反応が促進されてエッチングレートが上がり、10〜50Toorの圧力に対して約2000〜4000オングストローム/minのエッチングレートが得られることが判る。
図3のグラフは、室温下で、N2 ガスの流量を1500sccm、圧力を10Toorにそれぞれ一定に保ち、ClF3 ガスの流量を変えたときのエッチングレートの特性を示す。図3から、ClF3 ガスの流量を大きくするほどClF3 ガスの供給量が増大してエッチングレートが上がり、400〜1000sccmのClF3 ガス流量に対して約3000〜6000オングストローム/minのエッチングレートが得られることが判る。
図4のグラフは、室温下で、ClF3 ガスの流量を500sccm、圧力を10Toorにそれぞれ一定に保ち、N2 ガスの流量を変えたときのエッチングレートの特性を示す。この図4から、N2 ガスの流量を大きくするほどClF3 ガスが希釈されてエッチングレートが下がり、500〜5000sccmのN2 ガス流量に対して約4500〜2500オングストローム/minのエッチングレートが得られることが判る。
図5のグラフは、室温下で、圧力を10Torrに保ち、ClF3 ガスとN2 ガスの流量比を一定(1:3)にして全流量を変化させたときのエッチングレートの特性を示す。この図から、クリーニングガスの流量を上げるほどClF3 ガスの供給量が増大してエッチングレートが上がり、400/1200〜1000/3000のClF3 /N2 ガスの流量に対して約3600〜4800オングストローム/minのエッチングレートが得られることが判る。
このように、ClF3 ガスを用いるクリーニング方法によれば、室温でも、ガスの流量、圧力、ClF3 ガスの濃度等の条件を適当に選ぶことで、3000オングストローム/min以上のエッチングレートを容易に得ることができる。なお、WSi 皮膜においても同様のエッチングレートが得られることが実験で確認できた。この点、従来のNF3 ガスによるプラズマ式のクリーニング方法で得られるエッチングレートは高々2000オングストローム/min程度であるから、クリーニング効率においても従来方法に勝るとも劣らない効果が得られる。
次に、本発明の一実施形態について説明する。本発明の一実施形態は、コールドウォール形の処理装置、たとえば図1に示すような処理装置において、サセプタ14、ウエハ保持部材(図示せず)、処理容器10の内壁等の加熱可能な部分をClF3 に対して耐食温度の範囲内で高温に維持した状態で、そこにClF3 を含むクリーニングガスを供給して、容器10等の各部、特に加熱可能な部分のクリーニングを行うものである。
図6は、本発明のコールドウォール形処理装置内の加熱可能な部分に利用可能な好ましい材質、すなわちSUS430、SUS304、SUS316、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、インコネル、石英、アルミナ(Al2)、炭化シリコン(SiC)、酸化ジルコニウム(ZrO2)および窒化アルミニウム(AlN)のClF3 に対する各耐食温度を示す。これらの材料をサセプタ、ウエハ保持部材、処理容器等の加熱可能な部分に用いた場合は、それらを高温にするほどクリーニング速度が大きくなる。しかし、耐食範囲を越えると、その部材自体から逆にパーティクルが発生するので、具合が悪い。したがって、高温にするとはいっても、各部の耐食温度以下に抑えるのが望ましい。
図7は、コールドウォール形処理装置内の加熱可能部分を炭化シリコン(SiC)で構成し、容器内の真空度(10Torr)、クリーニングガス(ClF3 /N2 )の流量(100/2000sccm)、クリーニングガス供給法(ClF3 /N2 の同時出し)、クリーニング時間(20秒間)の諸条件を固定し、クリーニング温度を変化させたときのエッチングレートの特性を示す。この図7に示されるように、クリーニング温度を高くするほどエッチングレートは上昇し、200℃付近の高温下では約3200オングストローム/minのエッチングレートが得られることがわかる。
なお、加熱手段としては、図1のハロゲンランプ54のような加熱処理用の加熱手段を利用してもよく、さらにはクリーニング用としてニクロム線等の発熱手段を処理容器10の壁等の内部に埋設してもよい。
上述した実施形態はW皮膜またはWSi 皮膜を除去してクリーニングを行うものであったが、タングステン系の皮膜に限らず、他の成膜材料の不所望な皮膜に対しても本発明のクリーニング方法を用いることができる。また、上述した実施形態におけるコールドウォール形処理装置は枚葉式CVD装置であったが、本発明のクリーニング方法はその種の成膜処理装置に限定されるものではなく、スパッタ装置等の他の方式のコールドウォール形成膜処理装置にも使用できるものである。
本発明の一実施形態によるクリーニング方法を実施するためのコールドウォール形枚葉式CVD装置の全体構成を示す略断面図である。 実施形態のクリーニング方法における圧力に対するエッチングレートの特性を示すグラフである。 実施形態のクリーニング方法におけるClF3 ガスの流量に対するエッチングレートの特性を示すグラフである。 実施形態のクリーニング方法におけるN2 ガスの流量に対するエッチングレートの特性を示すグラフである。 実施形態のクリーニング方法におけるクリーニングガスの総流量に対するエッチングレートの特性を示すグラフである。 実施形態におけるコールドウォール形成膜処理装置内の加熱可能部分に利用可能な種々の材質のClF3 に対する各耐食温度を示す表である。 実施形態のクリーニング方法における温度に対するエッチングレートの特性を示すグラフである。
符号の説明
10 処理容器
12 サセプタ
14 半導体ウエハ
22 反応ガス供給系
24 クリーニングガス供給系
30 ClF3 ガス供給部
32 N2 ガス供給部
48 除去装置

Claims (8)

  1. コールドウォール形の成膜処理装置であって、
    真空可能な処理容器と、
    前記処理容器内で被処理基板を載置する基板設置台と、
    前記基板設置台を加熱する設置台加熱手段と、
    前記処理容器の壁を加熱する壁加熱手段と、
    成膜処理工程において成膜用の処理ガスを前記基板設置台と対向する多孔板を介して前記処理容器内に供給する処理ガス供給手段と、
    クリーニング工程においてClF3ガスを前記多孔板を介して前記処理容器内に供給するクリーニングガス供給手段と
    を有し、前記クリーニング工程において前記設置台加熱手段により前記基板設置台を構成する材料の前記ClF3ガスに対する耐食温度の範囲内で前記基板設置台を第一の温度に加熱し、前記壁加熱手段により前記壁を構成する材料の前記ClF3ガスに対する耐食温度の範囲内で前記壁を第二の温度に加熱した状態で、前記クリーニングガス供給手段により前記ClF3ガスを前記処理容器内に供給し、プラズマのない雰囲気中で前記基板設置台及び前記壁に付着している皮膜を除去する成膜処理装置。
  2. 前記壁加熱手段は、発熱手段を前記壁に埋設して構成することを特徴とする請求項1記載の成膜処理装置。
  3. 前記壁の材質はアルミニウムであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の成膜処理装置。
  4. 前記基板設置台の材質は窒化アルミニウムを含むことを特徴とする請求項1記載の成膜処理装置。
  5. 前記基板設置台の材質は石英を含むことを特徴とする請求項1記載の成膜処理装置。
  6. 前記基板設置台の材質は炭化シリコンを含むことを特徴とする請求項1記載の成膜処理装置。
  7. 前記基板設置台の材質はアルミナを含むことを特徴とする請求項1に記載の成膜処理装置。
  8. 前記第一の温度及び前記第二の温度は50℃〜400℃の範囲にある請求項1〜のいずれか一項記載の成膜処理装置。
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