JP4026064B2 - 色変換演算子生成装置、方法、プログラム、記録媒体およびプロジェクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、部屋の照明やスクリーンの色などによって変化する投影画像の見えを補正する画像処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
周囲の環境の変化によるプロジェクタの投影画像における見え方の変化を補正する画像処理技術として特許文献1がある。当該特許文献1に記載の技術では、スクリーンの情報からRGBのゲインの補正量を計算し、当該計算結果に基づく1D−LUTを用いて投影画像の見えの変化を補正している。この際、ある固定値を有する補正量調整パラメータを定義して、無補正と完全補正との中間状態をとることによって過補正を防いでいる。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−94822公報
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、スクリーンの色に対する補正において過補正の原因となるのは、補正後の出力映像と投影画像の近傍にあるスクリーンの色との対比効果である。このため、部屋の明るさによって周囲のスクリーンにおける色の見え方が変化する場合、当該変化に応じて過補正であると人間が感じる補正量も変化することから、固定の補正量パラメータでは対応することが困難であった。
【0004】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、周囲環境が変化しても適切な色再現が可能な色変換演算子生成装置、方法、プログラム、記録媒体、プロジェクタおよびアダプタを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題に鑑み、本発明による色変換演算子生成装置は、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する装置であって、投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成手段と、を備えて構成される。
【0006】
上記本発明による変換演算子生成装置によれば、色変換演算子によって、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化が補正される。まず、パラメータ算出手段によって、投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータが算出される。そして、色変換演算子生成手段によって、当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子が生成される。
【0007】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記色変換演算子による補正量を、前記パラメータに応じて、前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態から、無補正の状態へと段階的に調整するように構成される。
【0008】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記情報が、投影面の明るさに対応する値であるように構成される。
【0009】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記色変換演算子による補正量を、前記明るさに対応する値が小さいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、前記明るさに対応する値が大きくなるにつれて、無補正の状態へと徐々に近づけるように構成される。
【0010】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記情報が、投影面の色に関する情報であるように構成される。
【0011】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記投影面の色に関する情報が基準投影面の色と使用投影面の色との色度差であり、前記色変換演算子による補正量を、前記色度差が小さいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、前記色度差が大きくなるにつれて無補正の状態へと徐々に近づけるように構成される。
【0012】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記情報が、投影領域と投影面との面積比に関する情報であるように構成される。
【0013】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記色変換演算子による補正量を、投影領域と投影面の大きさがほぼ等しいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、投影面の大きさに対して投影領域の大きさが小さくなるにつれて無補正の状態へと徐々に近づけるように構成される。
【0014】
上記本発明による色変換演算子生成装置では、前記投影画像の見え方に関する情報を測定する測定手段をさらに備えるように構成される。
【0015】
また、プロジェクタは、上記本発明による色変換演算子生成装置を備えるように構成される。
【0016】
さらに、本発明による色変換演算子生成方法は、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する方法であって、投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出工程と、当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成工程と、を備えて構成される。
【0017】
また、本発明によるプログラムは、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出処理と、当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成処理と、をコンピュータに実行させるように構成される。
【0018】
さらに、本発明による記録媒体は、上記プログラムを記録してコンピュータによって読取可能に構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。
【0020】
第1実施形態
1) システム構成
図1に、本発明に係る画像表示装置の一実施形態にかかるプロジェクタ20を用いたシステムの概略説明図を示す。本発明の画像表示装置としては、プロジェクタの他、CRT、液晶ディスプレイなども含まれる。
【0021】
当該システムにおいては、スクリーン(投影面)10のほぼ正面に設けられたプロジェクタ20から所定の画像が投影され、センサ60によって所望の情報(スクリーンの色、照明の明るさ、スクリーンサイズなど)が検出される。センサ60としては、多画素のエリアセンサを用いる。
【0022】
ここで、スクリーン10中の画像が投影されている領域を投影領域12とし、センサ60による前記情報の検出可能な領域をセンシング領域14とする。この際、図1に示すように、投影領域12がスクリーン10内に収まり、センシング領域14がスクリーン10投影領域12をカバーできるようにスクリーン10、プロジェクタ20およびセンサ60を配置する。また、投影領域12の横幅をW、縦幅をHとした場合に、センシング領域の横幅が1.2〜2.0W、縦幅が1.2〜2.0Hとすることが好ましいことを実験によって確かめた。
【0023】
図2に、本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ20の機能ブロック図を示す。
【0024】
本発明の第1実施形態に係るプロジェクタ20は、色変換演算子を生成するための色変換演算子生成部100と、当該色変換演算子生成部100によって生成された色変換演算子を用いて、入力される映像信号に対して所望の変換処理を施す映像信号変換部110と、液晶ライトバルブを駆動して画像の投影表示を行うためのL/V(ライトバルブ)駆動部140と、を備えて構成される。
【0025】
前記色変換演算子生成部100は、変換行列合成部100a、基準環境データ保存部100b、使用環境データ保存部100c、パッチデータ生成部120、パラメータα生成部130および測定部200を備えている。
【0026】
前記測定部200は、変換行列Md0生成部200a、変換行列Md生成部200b、スクリーンサイズ演算部200c、スクリーンの色演算部200dおよび照明の明るさ演算部200eを備えている。各部の動作については、以下でフローチャートを参照して詳述する。
【0027】
本発明によるプロジェクタでは、色変換演算子生成部100によって使用環境に応じた色変換演算子が生成される。そして、映像信号変換部110によって、パーソナルコンピュータなどから供給される映像信号が、色変換演算子生成部100において生成された色変換演算子を用いて変換される。L/V駆動部140は、当該変換されたアナログ信号に基づき、液晶ライトバルブを駆動して画像の投影表示を行う。
【0028】
2) 色変換演算子生成部100の動作
次に、図3〜図10を参照して、本発明に係る色変換演算子生成部100の動作を説明する。なお、以下に説明する色変換演算子生成処理などの色変換演算子生成部100による処理は、プロジェクタ20のプログラム格納部(図示せず)に記録された処理プログラムを実行することによって行われる。前記プログラム格納部は、当該処理プログラムを記録した媒体を構成する。さらに、当該処理プログラム自体も、本願発明の範囲内に包含される。
【0029】
2−1) 事前処理(図3)
図3に、本発明に係る色変換演算子生成処理の事前処理(基準環境下)を説明するためのフローチャートを示す。
【0030】
当該実施形態では、基準環境(暗室、基準スクリーン)でのプロジェクタの特性データが必要となる。そこで、変換行列Md0生成部200aによって、事前に基準環境下で測定を行い、変換行列Md0を生成し、基準環境データ保存部100bに保存しておく必要がある。
【0031】
図3に示す事前処理では、まず投影領域12の特定を行い(S10)、基準環境下でのプロジェクタ20の出力色の測定および変換行列の生成並びに保存を行なった後(S12)、図4の本処理に移行する。
【0032】
2−1−1) 投影領域の特定(S10)
次に、図6に示すフローチャートを参照して、図3のS10に示す投影領域12の特定処理について説明する。
【0033】
まず、プロジェクタ20からスクリーン10に対して白を出力し(S60)、センサ60によってスクリーン10における反射光を測定する(S62)。次に、プロジェクタ20からスクリーン10に対して黒を出力し(S64)、センサ60によってスクリーン10における反射光を測定する(S66)。そして、S62およびS66における2回の測定値の差分を求め、当該測定値の差分に基づき投影領域12を特定し(S68)、投影領域特定処理を終了する。
【0034】
当該実施形態では、プロジェクタから白および黒をスクリーンに対して出力して、反射光の輝度値の差分から投影領域を特定しているが、プロジェクタからの出力光は白および黒に特定されず、色または輝度に差があれば投影領域を特定することが可能である。
【0035】
2−1−2) 基準環境下での色測定および変換行列の生成・保存(S12)
次に、図5に示すフローチャートを参照して、図3のS12に示す基準環境下での色測定および変換行列の生成・保存処理について説明する。
【0036】
まず、基準環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して黒(K)を出力し(S40)、センサ60によってスクリーン10における反射光の三刺激値を測定する(S42)。そして、投影領域12内の値を平均化する(S44)。平均化した値をXK0,YK0,ZK0とする。
【0037】
次に、基準環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)の何れかを出力し(S46)、センサ60によってスクリーン10における反射光の三刺激値を測定する(S48)。そして、投影領域12内の値を平均化する(S50)。白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)についての平均化した値を、それぞれ
XW0,YW0,ZW0
XR0,YR0,ZR0
XG0,YG0,ZG0
XB0,YB0,ZB0
とする。そして、各色についての測定値から黒についての測定値を減算して正規化する(S52)。Rの三刺激値の場合
XRd0=(XR0−XK0)/(YW0−YK0)
YRd0=(YR0−YK0)/(YW0−YK0)
ZRd0=(ZR0−ZK0)/(YW0−YK0)
となる。W、GおよびBについても同様に算出できる。
【0038】
そして、S46〜S52の処理をW、R、GおよびBの4色について繰り返えす。なお、当該実施形態では、4色を用いる場合について説明したが、3色でも同様に変換行列Md0を生成できる。しかし、4色を用いた場合の方が3色を用いた場合よりも精度が高い。
【0039】
次に、変換行列Md0生成部200aは、
【0040】
【数1】
に基づき、基準環境下における変換行列Md0を生成する(S54)。
【0041】
ここで、
【0042】
【数2】
であり、
xRd0=XRd0/(XRd0+YRd0+ZRd0)
yRd0=YRd0/(XRd0+YRd0+ZRd0)
zRd0=ZRd0/(XRd0+YRd0+ZRd0)
である。なお、
xGd0,yGd0,zGd0,xBd0,yBd0,zBd0についても同様である。
【0043】
そして、生成された変換行列Md0を基準環境データ保存部100bに保存して(S56)、図4に示す本処理に移行する。
【0044】
2−2) 本処理(図4)
次に図4を参照して、本発明に係る色変換演算子を用いての環境補正処理の本処理を説明する。
【0045】
図4に示す本処理では、事前処理と同様に、まず投影領域12の特定を行い(S20)、使用環境下でのプロジェクタ20の出力色の測定および変換行列の生成並びに保存を行う(S22)。
【0046】
S20における投影領域の特定処理およびS22における使用環境下での色測定および変換行列の生成・保存処理は、それぞれ図6を参照して説明したS10における処理および図5を参照して説明したS12における処理を、基準環境下で行う代わりに使用環境下で行なったものである。
【0047】
2−2−1) 投影領域の特定(S20)
S20における投影領域の特定処理は、図6を参照して説明したS10における処理と同様であるので、その説明を省略する。
【0048】
2−2−2) 使用環境下での色測定および変換行列の生成・保存(S22)
次に、事前処理の場合と同様に、図5に示すフローチャートを参照して、図4のS22に示す使用環境下での色測定および変換行列の生成・保存処理について説明する。
【0049】
まず、使用環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して黒(K)を出力し(S40)、センサ60によってスクリーン10における反射光の三刺激値を測定する(S42)。そして、投影領域12内の値を平均化する(S44)。平均化した値をXK,YK,ZKとする。ここで、使用環境時の照明の明るさはプロジェクタの黒を投影した場合の輝度YKに相当する。
【0050】
次に、使用環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)の何れかを出力し(S46)、センサ60によってスクリーン10における反射光の三刺激値を測定する(S48)。そして、投影領域12内の値を平均化する(S50)。白(W)、赤(R)、緑(G)、青(B)についての平均化した値を、それぞれ
XW,YW,ZW
XR,YR,ZR
XG,YG,ZG
XB,YB,ZB
とする。そして、各色についての測定値から黒についての測定値を減算して正規化する(S52)。Rの三刺激値の場合
XRd=(XR−XK)/(YW−YK)
YRd=(YR−YK)/(YW−YK)
ZRd=(ZR−ZK)/(YW−YK)
となる。W、GおよびBについても同様に算出できる。
【0051】
そして、S46〜S52の処理をW、R、GおよびBの4色について繰り返えす。なお、当該実施形態では、4色を用いる場合について説明したが、3色でも同様に変換行列Md0を生成できる。しかし、4色を用いた場合の方が3色を用いた場合よりも精度が高い。
【0052】
次に、変換行列Md生成部200bは、
【0053】
【数3】
に基づき、使用環境下における変換行列Mdを生成する(S54)。
【0054】
ここで、
【0055】
【数4】
であり、
xRd=XRd/(XRd+YRd+ZRd)
yRd=YRd/(XRd+YRd+ZRd)
zRd=ZRd/(XRd+YRd+ZRd)
である。なお、
xGd,yGd,zGd,xBd,yBd,zBdについても同様である。
【0056】
そして、生成された変換行列Mdを使用環境データ保存部100cに保存して(S56)、図4のS24における処理に移行する。
【0057】
2−2−3) スクリーン上での照明の明るさ測定処理(S24)
部屋の照明がある程度の明るさを有していなければ、投影領域近傍の色も知覚できないので、対比効果は生じない。そこで、照明の明るさ演算部200eが、スクリーン上での照明の明るさを測定する。
【0058】
図7に、S24のスクリーン上での照明の明るさ測定処理を説明するためのフローチャートを示す。
【0059】
まず、使用環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して黒(K)を出力し(S70)、センサ60によってスクリーン10における反射光を測定する(S72)。
【0060】
具体的には、以下で説明するYを測定する。プロジェクタから黒を出力したときの投影領域内の明るさは、プロジェクタの黒の輝度が小さければ、スクリーン上の照明の明るさに対応した値とみなすことができる。これをYとし対比パラメータの算出に用いる。YはS44で測定したYKと同じものなので、その値をそのまま用いても良い。
【0061】
そして、投影領域12内のY値を平均化する(S74)。これを数式で具体的に示すと、
Y=YK={Σ(投影領域内)YK(i,j)}/N … (1)
となる。ここで、YK(i,j)は、センサの各画素における測定輝度であり、Nは、投影領域内の画素数であり、Σ(投影領域内)は、投影領域内の画素について和を取ることを示す。
【0062】
S74における処理の後、図4のS26における処理に移行する。
【0063】
2−2−4) スクリーン色の測定処理(S26)
投影画像は基準の白色スクリーンに投影したときの色と同じになるように補正されるので、スクリーンの色が白色から大きく外れるほどスクリーンとの対比効果が大きくなる。基準環境下(暗室、白色スクリーン)と使用環境下においてプロジェクタから白を出力したときの色との色度差は、両環境下におけるスクリーン色の差に対応する値とみなすことができる。
【0064】
図8に、S26のスクリーン色の測定処理(スクリーンの色演算部による処理)を説明するためのフローチャートを示す。
【0065】
まず、使用環境下において、プロジェクタ20からスクリーン10に対して白(W)を出力し(S80)、センサ60によってスクリーン10における反射光を測定する(S82)。そして、S74と同様に、投影領域12内においてS82における測定値を平均化し(S84)、色度を算出する(S86)。
【0066】
次に、図3を参照して説明した基準環境下でのプロジェクタの白の測定値をデータ格納部から読み出し(S88)、色度を算出する(S90)。
【0067】
そして、S86において算出された色度と、S90において算出された色度との差を算出する(S92)。基準環境下(暗室、白色スクリーン)と使用環境下においてプロジェクタから白を出力したときの色との色度差(両環境下におけるスクリーン色の差に対応する値)をΔとし、対比パラメータの算出に用いる。当該実施形態においては、Δを計算する際の色空間をYxy表色系とするが、L*a*b*表色系など任意の色空間を用いることができる。Yxy表色系を用いた場合のΔは、
Δ={(xW−xW0)2+(yW−yW0)2}1/2 … (2)
によって算出される。
【0068】
ここで、
xW0=XW0/(XW0+YW0+ZW0)
yW0=YW0/(XW0+YW0+ZW0)
xW=XW/(XW+YW+ZW)
yW=YW/(XW+YW+ZW)
である。
【0069】
XW0,YW0,ZW0は、基準環境下におけるプロジェクタの白の三刺激値であり、図3のS12において測定された値である。また、XW,YW,ZWは、使用環境下におけるプロジェクタの白の三刺激値であり、図4のS22において測定された値である。
【0070】
上記のように、Δの計算にYxy表色系を用いた場合、L*a*b*表色系を用いた場合に比べて計算量は少なくなる。しかし、Yxy表色系の特性上、広い色域に渡って考えた場合、Δの値が人が見たときに感じる色度差と必ずしも一致しないという欠点がある。したがって、より高い精度が求められる場合には、以下のようにL*a*b*表色系を用いることが好ましい。L*a*b*表色系を用いる場合のΔは、
Δ={a*W 2+b*W 2}1/2
によって算出される。
ここで、
a*W=500[(XW/XN)1/3−(YW/YN)1/3]
b*W=200[(YW/YN)1/3−(ZW/ZN)1/3]
XN=XW0 YW/YW0
YN=YW
ZN=ZW0 YW/YW0
である。
【0071】
S92における処理の後、図4のS28における処理に移行する。
【0072】
2−2−5) 投影領域とスクリーンとの面積比の測定処理(S28)
スクリーンの大きさが投影領域よりも広くなければ、スクリーンの色との対比効果は起こらない。そこで、スクリーンサイズ演算部200cが、投影領域近傍で投影領域と近い色をしている領域を検出し、投影領域との面積比を求める。当該面積比をRとし、対比パラメータの算出に用いる。
【0073】
図9に、図4のS28における投影領域とスクリーンとの面積比の測定処理を説明するためのフローチャートを示す。
【0074】
まず、プロジェクタ20からスクリーン10に対して黒(K)を投影して(S100)、センサの各画素における色度xK(i,j)、yK(i,j)を測定する(S102)。ここで、
xK(i,j)=XK(i,j)/{XK(i,j)+YK(i,j)+ZK(i,j)}
yK(i,j)=YK(i,j)/{XK(i,j)+YK(i,j)+ZK(i,j)}
である。ここで、YK(i,j)は、センサの各画素における測定輝度である。
【0075】
そして、投影領域内の値を平均化して、投影領域内の平均色度xK,yKを求める。これを数式で具体的に示すと、
xK={Σ(投影領域内)xK(i,j)}/N
yK={Σ(投影領域内)yK(i,j)}/N
となる。ここで、Nは、投影領域内の画素数であり、Σ(投影領域内)は、投影領域内の画素について和を取ることを示す。
【0076】
次に投影領域外の各画素について、投影領域内の平均色度との色度差を求め、閾値以内に収まっている画素数をカウントする(S106〜S112)。
【0077】
すなわち、投影領域外の画素を順に選択し(S106)、投影領域内の平均色度との色度差SK(i,j)を算出し(S108)、SK(i,j)が閾値内であれば、カウンタNSを1加算する(S110)。S106〜S110を全ての画素について繰り返す(S112)。S106〜S112を数式によって表現すると、
SK(i,j)=1 (|xK(i,j)−xK|≦Δxかつ|yK(i,j)−yK|≦Δyのとき)
SK(i,j)=0 (上記以外の場合)
NS=Σ(投影量域外)S(i,j)
となる。ここで、Σ(投影領域内外)は、投影領域内外の画素について和を取ることを示す。なお、閾値ΔxおよびΔyは定数であり、0.005〜0.05が適当である。
【0078】
そして、総カウンタ数NS=Σ(投影量域外)S(i,j)からスクリーンの大きさを算出し(S114)、次式:
R=(N+NS)/N … (3)
によって投影領域とスクリーンとの面積比Rを算出する(S116)。
【0079】
S116における処理の後、図4のS30における処理に移行する。
【0080】
2−2−6) 対比パラメータαの算出処理(S30)
パラメータα生成部130は、スクリーン上での照明の明るさY、スクリーンの色(基準スクリーンとの色度差)Δおよび投影領域とスクリーンとの面積比Rに基づき、対比効果の程度を示すパラメータαを算出する。
【0081】
図10に、対比パラメータαの算出処理を説明するための図を示す。
【0082】
対比パラメータαは、
α=αmin+(1−αmin)×α1×α2×α3 … (4)
によって求められる。入力映像信号に対して、αが0のときに無補正(0パーセント補正)の状態となり、αが1のとき完全補正(100パーセント補正、すなわち、投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態)がかかる。実験より、αminは0.3〜0.8の範囲の値が好適である。
【0083】
そして、式(4)のパラメータα1は、
【0084】
【数5】
とする。ここで、Y1の値は0〜200[cd/m2]の範囲が好適であり、Y2の値は20〜500[cd/m2]の範囲が好適であることを実験により確かめた。
【0085】
図10(a)に、横軸をスクリーン上での照明の明るさY、縦軸をパラメータα1とした場合のグラフを示す。図10(a)に示すように、スクリーン上での照明の明るさYが明るいほど、α1の値が小さな値となるようにして補正量を小さくする。なお、図10(a)に示すα1のグラフは、単なる一例であり、傾きがゼロまたは負であり、最大値が1、最小値がゼロであれば良い。
【0086】
式(4)のパラメータα2は、
【0087】
【数6】
とする。xy座標系で色度差を求めた場合、Δ1の値は0.00〜0.15の範囲が好適であり、Δ2の値は0.05〜0.20の範囲が好適であることを実験により確かめた。
【0088】
図10(b)に、横軸を基準スクリーンとの色度差Δ、縦軸をパラメータα2とした場合のグラフを示す。図10(b)に示すように、基準スクリーンの色を白とすると使用スクリーンの彩度が大きくなるほど(色度差Δが大きくなるほど)、α2の値が小さくなるようにして補正量を小さくする。なお、図10(b)に示すα2のグラフは、単なる一例であり、傾きがゼロまたは負であり、最大値が1、最小値がゼロであれば良い。
【0089】
式(4)のパラメータα3は、
【0090】
【数7】
とする。R1の値は1.0〜2.0の範囲が好適であり、R2の値は1.5〜3.0の範囲が好適であることを実験により確かめた。
【0091】
図10(c)に、横軸を投影領域とスクリーンとの面積比R、縦軸をパラメータα3とした場合のグラフを示す。図10(c)に示すように、スクリーンが大きくなるほど、α3の値が小さな値となるようにして、補正量を小さくする。すなわち、色変換演算子による補正量を、投影領域と投影面の大きさがほぼ等しいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、投影面の大きさに対して投影領域の大きさが小さくなるにつれて無補正の状態へと徐々に近づける
なお、図10(c)に示すα3のグラフは、単なる一例であり、傾きがゼロまたは負であり、最大値が1、最小値がゼロであれば良い。
【0092】
上記の説明では、S24においてスクリーン上での照明の明るさの測定が行われてYが求められ、S26においてスクリーンの色が測定されてΔが求められ、S28において投影領域とスクリーンとの面積比Rが求められた場合について説明した。しかし、S24、S26およびS28は何れか一つを行えば本発明による周囲環境の変化に応じた色補正を行うことができる。従って、S24における処理を行わずYを算出しなかった場合にはα1=01とし、S26における処理を行わずΔを算出しなかった場合にはα2=01とし、S28における処理を行わずRを算出しなかった場合にはα3=01とする。
【0093】
S30における処理の後、S32における処理に移行する。
【0094】
2−2−7) 変換行列の合成処理(S32)
変換行列合成部100aは、基準環境データ保存部100bおよび使用環境データ保存部100cにそれぞれ保存した変換行列Md0およびMdを読み出し、式(4)で求めたパラメータαを重み付け係数として、
M=Md −1[αMd0+(1−α)Md] …(5)
によって変換行列Md0およびMdを合成して最終的な変換行列M(色変換演算子)を求める(S32)。
【0095】
S32における処理の後、S34における処理に移行する。
【0096】
2−2−8) 映像信号に対する環境補正処理(S34)
映像信号変換部110は、式(5)で求めた変換行列Mを用いて、入力される映像信号Rin,Gin,Binに対して環境補正処理を施し、補正後の映像信号Rout,Gout,Boutを求める。
【0097】
図11に、変換行列Mを用いての映像信号に対する環境補正処理を説明するためのフローチャートを示す。
【0098】
まず、入力される映像信号Rin,Gin,Binは、
rin=(Rin/255)γ
gin=(Gin/255)γ
bin=(Bin/255)γ
によってrin,gin,binに変換される(S94)。
【0099】
次に、rin,gin,binは、式(5)で求めた変換行列Mを用いて、
【0100】
【数8】
によって、rout,gout,boutに変換される(S96)。
【0101】
但し、rout<0のときにはrout=0とし、rout>1のときにはrout=1とする。goutおよびboutについても同様である。
【0102】
そして、rout,gout,boutは、
Rout=255(rout)1/ γ
Gout=255(gout)1/ γ
Bout=255(bout)1/ γ
によってRout,Gout,Boutに変換される(S98)。
【0103】
上記S94〜S98は映像信号の各画素について繰り返される。映像信号の全ての画素についてS94〜S98の処理が終了すると、本発明に係る色変換演算子生成処理の本処理が終了する。
【0104】
当該実施形態によれば、スクリーン上での照明の明るさY、スクリーンの色(基準スクリーンとの色度差)Δおよび投影領域とスクリーンとの面積比Rに基づいて算出された可変パラメータαを重み付け係数として用いて、変換行列Md0およびMdを合成して最終的な変換行列M(色変換演算子)を求めている。このため、周囲環境の変化に応じて、過補正であると人間が感じる補正量が変化したとしても、可変パラメータαを用いて適切な色再現が可能な色変換演算子Mを生成し、当該色変換演算子Mによって適切な環境補正処理を行うことができる。
【0105】
第2実施形態
図12に、本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ20およびアダプタ300の機能ブロック図を示す。第1実施形態と同一の構成要素に関しては、第2実施形態においても同一の参照番号を付す。
【0106】
第1実施形態においてはプロジェクタ20が色変換演算子生成部100を備えているが、図12に示すように、色変換演算子生成部100を、アダプタ300としてプロジェクタとは別個に構成してもよい。図12のように構成しても、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像表示装置の一実施形態にかかるプロジェクタ20を用いたシステムの概略説明図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかるプロジェクタ20の機能ブロック図である。
【図3】本発明に係る色変換演算子生成処理の事前処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明に係る色変換演算子を用いての環境補正処理の本処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図3のS12に示す基準環境下での色測定および変換行列の生成・保存処理について説明するためのフローチャートである。
【図6】図3のS10に示す投影領域の特定処理について説明するためのフローチャートである。
【図7】図4のS24におけるスクリーン上での照明の明るさ測定処理を説明するためのフローチャートである。
【図8】図4のS26におけるスクリーン色の測定処理を説明するためのフローチャートである。
【図9】図4のS28における投影領域とスクリーンとの面積比の測定処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】対比パラメータαの算出処理を説明するための図である。
【図11】変換行列Mを用いての映像信号に対する環境補正処理を説明するためのフローチャートである。
【図12】本発明の第2実施形態に係るプロジェクタ20およびアダプタ300の機能ブロック図である。
【符号の説明】
10 スクリーン(投影面)
12 投影領域
14 センシング領域
20 プロジェクタ
60 センサ
100 色変換演算子生成部
100a 変換行列合成部
100b 基準環境データ保存部
100c 使用環境データ保存部
110 映像信号変換部
120 パッチデータ生成部
130 パラメータα生成部
140 L/V(ライトバルブ)駆動部
200 測定部
200a 変換行列Md0生成部
200b 変換行列Md生成部
200c スクリーンサイズ演算部
200d スクリーンの色演算部
200e 照明の明るさ演算部
Claims (13)
- 周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する装置であって、
投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出手段と、
当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成手段と、
を備える色変換演算子生成装置。 - 請求項1に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記色変換演算子による補正量を、前記パラメータに応じて、前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態から、無補正の状態へと段階的に調整する、色変換演算子生成装置。 - 請求項1または2に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記情報が、投影面の明るさに対応する値である、色変換演算子生成装置。 - 請求項3に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記色変換演算子による補正量を、前記明るさに対応する値が小さいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、前記明るさに対応する値が大きくなるにつれて、無補正の状態へと徐々に近づける、色変換演算子生成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記情報が、投影面の色に関する情報である、色変換演算子生成装置。 - 請求項5に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記投影面の色に関する情報が基準投影面の色と使用投影面の色との色度差であり、前記色変換演算子による補正量を、前記色度差が小さいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、前記色度差が大きくなるにつれて、無補正の状態へと徐々に近づける、色変換演算子生成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記情報が、投影領域と投影面との面積比に関する情報である、色変換演算子生成装置。 - 請求項7に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記色変換演算子による補正量を、投影領域と投影面の大きさがほぼ等しいときには前記投影画像の色が基準投影面に投影した場合とほぼ同じ色になるように補正した状態とし、投影面の大きさに対して投影領域の大きさが小さくなるにつれて無補正の状態へと徐々に近づける、色変換演算子生成装置。 - 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の色変換演算子生成装置であって、
前記投影画像の見え方に関する情報を測定する測定手段をさらに備える色変換演算子生成装置。 - 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の色変換演算子生成装置を備えるプロジェクタ。
- 周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する方法であって、
投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出工程と、
当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成工程と、
を備える色変換演算子生成方法。 - 周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
投影面上の投影領域における投影画像の見え方に関する情報に基づき、投影画像と投影面の色との対比効果を示すパラメータを算出するパラメータ算出処理と、
当該算出されたパラメータに基づき、周囲環境の変化による、投影面における投影画像の見え方の変化を補正するための色変換演算子を生成する生成処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 請求項12に記載のプログラムを記録したコンピュータによって読取可能な記録媒体。
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