JP4022894B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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本発明は、交通情報センターが定めたリンクの正確な所要時間を求めて送信できるようにしたナビゲーション装置に関する。
ある地点間、特に交差点間の所要時間を車載装置にて測定し、交通情報センター(以下、センター)に送信する技術において、従来技術として交差点間の所要時間を測定し、両交差点の座標とともに所要時間を送信するものがある。このような従来技術はあくまでも点の間の所要時間を送信するものであるため、例えば交差点間において途中で道路から外れ、再び元の道路に復帰した場合には真の所要時間を得ることができず、また、同じ2点の交差点を有する道路が複数あった場合にはどの道路に対する所要時間であるかを認識することができない。
このような問題を解決する方法として、道路というリンクに対応させて、所要時間を送信する方法が考えられる。この場合、センター側が各道路に対してリンク番号を定めているため、ナビゲーション装置側はこのセンターが定めたリンク番号に対応する所要時間を送信しなくてはならない。センター側が定めたリンク(VICSリンク)とナビゲーション装置側が有するリンク(ナビリンク)の始点、終点が一致して1:1で対応している場合には、ナビリンクの所要時間をそのまま送信し、複数のナビリンクに対して1つのVICSリンクが対応している場合には、各ナビリンクの番号と各所要時間の合計をVICSリンクの所要時間として送信するものである。
しかし、ナビゲーション装置で得られリンクの所要時間は、全てが正確な情報であるとは限らないため、センターへ送信する所要時間には、正確な情報ではないものが含まれてしまうことがある。また、正確ではない所要時間を送信することにより、送信負荷も大きくなってしまう。
本発明は上記課題を解決しようとするもので、正確なリンク通過所要時間を送信することを目的とする。
本発明は、車両位置を検出する車両位置検出手段と、ナビリンクを通過するのに要する時間をリンク通過所要時間として測定する測定手段と、前記測定されたリンク通過所要時間をセンターへ送信する送信手段とを備え、前記測定手段は、車両がナビリンクを走行中にナビリンクから外れたことを検出した場合、リンク通過所要時間の測定を中止して、外れた地点の車両位置とそれまでのリンク通過所要時間を記憶し、再び外れた地点に戻ったことを記憶した車両位置から検出すると、リンク通過所要時間の測定を再開して前記記憶されているリンク通過所要時間に加算することを特徴とする。
本発明は、ナビリンクを走行中にナビリンクを外れた後、外れた地点に戻った場合にはリンク通過所要時間を加算することができるので正確な所要時間をセンターへ送信することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本実施形態のナビゲーション装置の構成例を示す図である。
本実施形態に係る車両用ナビゲーション装置は、経路案内に関する情報を入力する入力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データや経路案内に必要な表示/音声の案内データとプログラム(アプリケーション及び/又はOS)等が記録されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示/音声案内処理を行うと共に、システム全体の制御を行う中央処理装置4、車両の走行に関する情報である例えば道路情報、交通情報を送受信したり、車両の現在位置に関する情報を検出したり、さらに現在位置に関する情報を送受信したりする情報送受信装置5、経路案内に関する情報を出力する出力装置6から構成されている。
入力装置1は、目的地を入力したり、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするタッチスイッチやリモートコントローラ等を用いることができる。また、音声入力を可能にするための音声認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して情報提供する情報センターや、地図データや目的地データ、簡易地図、建造物形状地図などのデータを有する携帯型の電子装置等の情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
現在位置検出装置2は、衛星航法システム(GPS)を利用して車両の現在位置情報を入手するもの、車両の進行方位を、例えば地磁気を利用することにより絶対方位で検出する絶対方位センサ、車両の進行方位を、例えばステアリングセンサ、ジャイロセンサを利用することにより相対方位で検出する相対方位センサ、例えば車輪の回転数から車両の走行距離を検出する距離センサ等から構成される。
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えばCD−ROM等からなっている。プログラムは、経路探索などの処理を行うためのプログラム、本実施例記載のフローチャートに示される処理プログラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納されている。記憶されるデータとしては、地図データ、探索データ、案内データ、マップマッチングデータ、目的地データ、登録地点データ、幅情報を含む道路データ、ジャンル別データ、ランドマークデータ等のファイルからなり、ナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。なお、本実施形態は、CD−ROMにはデータのみ格納し、プログラムは中央処理装置に格納するタイプのものにも適用可能である。
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU40、情報記憶装置3のCD−ROMからプログラムを読み込んで格納するフラッシュメモリ41、フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納したROM42、設定された目的地の地点座標、道路名コードNo.等の探索された経路案内情報や演算処理中のデータを一時的に格納するRAM43からなっている。また、この他にも図示は省略するが、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカに出力する音声プロセッサ、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェースおよび現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計などを備えている。なお、前記した更新処理を行うプログラムを外部記憶装置に格納しておいてもよい。
本実施形態に係るプログラム、その他ナビゲーションを実行するためのプログラムは全て外部記憶媒体であるCD−ROMに格納されてもよいし、それらプログラムの一部または全てが本体側のROM42に格納されていてもよい。
この外部記憶媒体に記憶されたデータやプログラムが外部信号としてナビゲーション装置本体の中央処理装置に入力されて演算処理されることにより、種々のナビゲーション機能が実現される。
本実施形態に係るナビゲーション装置は、上記のように外部記憶装置のCD−ROMからプログラムを読み込むための比較的大容量のフラッシュメモリ41、CDの立ち上げ処理を行うプログラム(プログラム読み込み手段)を格納した小容量のROM42を内蔵する。フラッシュメモリ41は、電源が切断しても記憶情報が保持される、つまり不揮発性の記憶手段である。そして、CDの立ち上げ処理として、プログラム読み込み手段であるROM42のプログラムを起動してフラッシュメモリ41に格納したプログラムチェックを行い、情報記憶装置3のCD−ROMのディスク管理情報等を読み込む。プログラムのローディング処理(更新処理)は、この情報とフラッシュメモリ41の状態から判断して行われる。
情報送受信装置5は、衛星航法システム(GPS)を利用して情報を入手するGPS受信装置、FM多重放送、電波ビーコン、光ビーコン等を利用して情報を入手するためのVICS情報受信装置、携帯電話、パソコン等を利用することにより、情報センター(例えばATIS)や他車両と情報を双方向に通信するためのデータ送受信装置等から構成される。
出力装置6は、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力したり、中央処理装置4でナビゲーション処理されたデータなどをプリント出力する機能を備えている。そのための手段として、入力データを画面表示したり、経路案内画面を表示するディスプレイ、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ、経路案内を音声で出力するスピーカなどを備えている。
ディスプレイは、簡易型の液晶表示器等により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく交差点拡大図画面、目的地名、時刻、距離、進行方向矢印等を表示する。ディスプレイへ送られてくる画像データは、2値画像データ(ビットマップデータ)であるので、専用の画像信号線を介してではなく、シリアル通信等で使用する通信線を使用し、また、他の通信線を兼用することもできる。なお、ディスプレイにはビットマップデータを一時的に保持するメモリが備えられている。
このディスプレイは、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者はこれを見ることにより自車両の現在地を確認したり、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、図示は省略するが、ディスプレイの表示画面にタッチパネル、タッチスクリーン等を含むタブレットを使用し、画面に触れる、或いは画面をなぞることにより、地点入力、道路入力等を行えるように構成してもよい。
図2は本実施形態にかかるナビゲーション装置システム全体の処理の流れを説明するための図である。
まずイニシャライズ処理を行い、CPU40はCD−ROMからナビゲーションプログラムを読出し、フラッシュメモリ41に格納する(S1)。次に、このナビゲーションプログラムに従って、現在位置検出装置2により現在位置を検出する処理を行い、現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称等を表示する(S2)。次いで、電話番号や住所、施設名称、登録地点等を用いて目的地を設定する処理を行い(S3)、現在位置から目的地までの経路探索処理を行う(S4)。目的地に到着するまでの経路は図12(b)に示すように、案内するナビリンク番号を並べたナビリンク番号データとして設定される。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまでの経路案内の表示出力、音声出力の処理を行う(S5)。
図3はナビリンクをVICSリンクに変換するテーブルを示している。
変換テーブルはナビリンク番号、このナビリンクに対応する最初のVICSリンクの終端からの距離で表わされる始点位置、ナビリンクに対応する最後のVICSリンクの終端からの距離で表わされる終点位置、ナビリンクの距離、対応するVICSリンク数、そのVICSリンクのリンク番号及び距離が格納されている。
例えば、ナビリンクとVICSリンクが図4乃至図6のように対応している場合には具体的な数値は図7のようになる。
図4〜図7を参照して変換テーブルを説明すると、ナビリンク番号aは、VICSリンクAと図4に示すような関係にあり、最初のVICSリンク(リンク番号A)の終端からの距離で表わされる始点位置はLA 、最後のVICSリンク(リンク番号A)の終端からの距離で表わされる終点位置は0、ナビリンクの距離はla 、VICSリンク数は1、VICSリンク番号はA、VICSリンクの距離はLA となる。
また、ナビリンク番号b、ナビリンク番号cはVICSリンクBと図5に示すような関係にある。ナビリンク番号bは、最初のVICSリンク(リンク番号B)の終端からの距離で表わされる始点位置はLB 、最後のVICSリンク(リンク番号B)の終端からの距離で表わされる終点位置はLB ′、ナビリンクの距離はlb 、VICSリンク数は1、VICSリンク番号はB、VICSリンクの距離はLB となる。また、ナビリンク番号cは、最初のVICSリンク(リンク番号B)の終端からの距離で表わされる始点位置はLB ′、最後のVICSリンク(リンク番号B)の終端からの距離で表わされる終点位置は0、ナビリンクの距離はlc となる。
また、ナビリンク番号d〜fはVICSリンクC、Dと図6に示すような関係にある。ナビリンク番号dは最初のVICSリンク(リンク番号C)の終端からの距離で表わされる始点位置はLC 、最後のVICSリンク(リンク番号C)の終端からの距離で表わされる終点位置はLC ′、ナビリンクの距離はld 、VICSリンク数は1、VICSリンク番号はC、VICSリンクの距離はLC となる。また、ナビリンク番号eは、最初のVICSリンク(リンク番号C)の終端からの距離で表わされる始点位置はLC ′、最後のVICSリンク(リンク番号D)の終端からの距離で表わされる終点位置はLD ′、ナビリンクの距離はle 、VICSリンク数は2、VICSリンク番号はC、D、VICSリンクの距離はLC 、LD となる。また、ナビリンク番号fは、最初のVICSリンク(リンク番号D)の終端からの距離で表わされる始点位置はLD ′、最後のVICSリンク(リンク番号D)の終端からの距離で表わされる終点位置は0、ナビリンクの距離はlf 、VICSリンク数は1、VICSリンク番号はD、VICSリンクの距離はLD となる。
次に、リンク所要時間測定処理について説明する。図8はリンク所要時間測定処理フローを示す図である。ここでは、左側から右側に車両が走行しているとして、それぞれのリンクの左側の端点を始点、右側の端点を終点とする。
まず、S11でナビリンクの始点を通過したか否かを判断する。始点を通過していれば、S12に進みタイマーをスタートし、ナビリンク番号を一旦RAMに記憶する。次に、S13に進み、ナビリンクの終端を通過したか否かを判断する。通過したと判断されるとS14に進み、タイマーをストップし、通過したナビリンク番号を走行するのに要した時間Tをリンク番号とともにRAMに記憶する。
次に、図9によりナビリンク変換及び送信処理について説明する。なお、ここではナビリンクとVICSリンクの始点及び終点がずれている図6のような3つのナビリンクと2つのVICSリンクが対応している場合を例にとって説明する。
まず、車両がナビリンクdを通過すると(図6参照)、リンク所要時間測定処理(図8参照)によって、ナビリンク番号dと所要時間Td が記憶される。そして、S21においてナビリンク番号に対応するVICSリンクがあるか否かをCD−ROMに記憶されている変換テーブルを参照して判断する。この場合、図7の変換テーブルを参照すると、ナビリンク番号dに対応してVICSリンクCがあるため、判断は「YES」となり、S22へ進む。S22ではこの対応するVICSリンク番号Cの情報を取得する。次に、S24ではナビリンク番号の始点がVICSリンク番号の始点と一致するか否かを判断する。この場合、ナビリンク番号dの始点が対応するVICSリンク番号Cの始点と一致するため「YES」となり、S25へ進む。S25ではナビリンク番号dに対応するVICSリンク番号Cのデータを図10のようにセットする。図10はVICSリンク番号、VICSリンク距離、VICSリンク始点からナビリンクの終点までの距離、及び所要時間からなる。
このようにS25でセットされるVICSリンクデータについて、図4乃至図6のケースで図11を参照して説明する。
図11(a)は、ナビリンク番号aに対応するVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はA、VICSリンク距離はLA 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLA 、所要時間(ナビリンク番号aを走行するのに要した時間、すなわちナビリンク距離la に対応)はTa となる。
図11(b)はナビリンク番号bに対応するVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はB、VICSリンク距離はLB 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLB −LB ′、所要時間(ナビリンク番号bを走行するのに要した時間、すなわちナビリンク距離lb に対応)はTb となる。
図11(c)は、ナビリンク番号cに対応するVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はB、VICSリンク距離はLB 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLB −LB ′+LB ′、所要時間は、VICSリンク番号Bの前半部分、すなわちナビリンク番号bを走行するのに要した時間Tb にナビリンク番号cを走行するのに要した時間Tc を加算したTb +Tc となる(VICSリンク距離LB に対応)。
図11(d)は、ナビリンク番号dに対応するVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はC、VICSリンク距離はLC 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLC −LC ′、所要時間(ナビリンク番号dを走行するのに要した時間、すなわちナビリンク距離ld に対応)はTd となる。
図11(e)は、ナビリンク番号eに対応する最初のVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はC、VICSリンク距離はLC 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLC +LD −LD ′、所要時間(VICSリンク距離LC に対応)は、ナビリンク距離le 、ナビリンク番号eを走行するのに要した時間Te から按分によりLC ′の所要時間を求めてTd に加算して得られるので、Td +(LC ′/le )Te となる。
図11(f)は、ナビリンク番号eに対応する最後のVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はD、VICSリンク距離はLD 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLD −LD ′、所要時間(LD −LD ′に対応)は、Te からLC ′の所要時間(LC ′/le )Te を減算して求められ、Te −(LC ′/le )Te となる。
図11(g)は、ナビリンク番号fに対応するVICSリンクのデータであり、VICSリンク番号はD、VICSリンク距離はLD 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離はLD −LD ′+LD ′、所要時間(VICSリンク距離LD に対応)は、Te と(LC ′/le )Te の差と、ナビリンクリンク距離lf の所要時間との和で求められ、Te −(LC ′/le )Te +Tf となる。
図9の処理のS25に戻って、ナビリンク番号dに対応するVICSリンク番号Cのデータとして、図11(d)に示すようなVICSリンク番号C、VICSリンク距離LC 、VICSリンク始点からナビリンク終点までの距離Lc−Lc′、所要時間Td がセットされる。次に、S28に進み、得られた所要時間に対応するVICSリンク始点からの距離が、VICSリンク全体の距離に一致するか否かを判断する。この場合、得られた所要時間Td に対応するVICSリンク番号Cの始点からナビリンク番号dの終点までの距離「LC −LC ′」がVICSリンク全体の距離「LC 」に一致しないため「NO」となり、処理はS21へ戻る。
車両がナビリンク番号dを通過後、ナビリンク番号eを通過すると、ナビリンク番号eの所要時間が測定されてナビリンク番号と所要時間TeがRAMに一旦記憶される。S21では、ナビリンク番号eに対応するVICSリンクがあるか否かを判断し、この場合、図7の変換テーブルを参照するとVICSリンク番号C及びVICSリンク番号Dがあるため「YES」となり、S22に進んで対応するVICSリンクの情報を取得する。次いで、S24ではナビリンク番号eの始点とVICS番号Cの始点が一致しないためS26に進む。S26では、図11のように記憶されている情報が現在対象となっているVICSリンク番号のものであるか否かを判断する。この場合、図11(d)のようにVICSリンク番号Cの情報が記憶されているため、判断は「YES」となり、S25に進む。S25では、ナビリンクeのVICSリンクCに対応する分(LC ′)のデータを、記憶されている図11(d)のデータに加算する。すなわち、ナビリンク番号eの所要時間が得られているので、図11(e)のように、所要時間Td に所要時間(Lc′/le )Te を加算して記憶する。次に、S28に進み、得られた所要時間Td +(LC ′/le )Te を加算して記憶する。次にS28に進み、得られた所要時間Td +(LC ′/le )Te に対応するVICSリンク番号Cの始点からの距離「LC −LC ′+LC ′(=LC )」がVICSリンク全体の距離「LC 」に一致するため、S29に進み、センターにリンク番号とその所要時間を送信する。最後に、S30に進み、記憶されている図11(e)のデータをクリアする。以後、順次、同様にしてVICSリンク番号とその所要時間を求めて送信を行う。
上記の説明では、車両がナビリンクを通過する毎に変換テーブルを参照するため、CD−ROMを読み込んでいる。しかし、ナビゲーション装置は現在位置が常に地図上の正確な位置に表示されるようマップマッチング処理を行っているため、いちいちCD−ROMを読み込んでいてはナビゲーション装置の負荷が増加してしまい、マップマッチング処理等の他の機能に影響を与えてしまう。
そこで、ナビゲーション装置に負荷をかけることなく、センター側にVICSリンク所要時間を送信できるようにする例について以下に説明する。
図12は経路探索で得られるナビリンク番号のデータを説明するための図である。
この例は、図2の処理フローのS5において、経路案内を行う前に、予めナビリンク番号を並べたナビリンクデータに基づいて、CD−ROMの変換テーブルから関連するVICSリンクデータを予め読み出すものである。
例えば、図12(a)のように、ナビリンクa→ナビリンクb→……→ナビリンクfを通る経路が算出された場合、ナビリンクデータは、図12(b)のように、ナビリンク数6、ナビリンク番号a〜fが設定される。次に、CD−ROMの変換テーブルからナビリンクa〜ナビリンクfのデータを読み出してRAMに記憶させておき、後は図9の場合と同様な処理を行う。
図9の例ではS21において1つのナビリンクを走行するたびにCD−ROMの変換テーブルから関連するデータを読み出していたが、この例では探索された経路に関するデータを予めCD−ROMから読み出しておくため、ナビリンクを走行する毎にいちいちCD−ROMを読み込みに行かなくてすみ、マップマッチング等の他のナビゲーション機能に影響を与えることなく、所要時間を送信することができる。また、車両が経路を外れて目的地までの経路を再探索した場合も、同様に、再探索した経路に関するデータを予めCD−ROMから読み出すようにする。
なお、探索された経路だけでなく、探索範囲を決定した時点でその探索範囲内にあるナビリンクに関連する変換データを予め読み出しておくことも可能である。すなわち、図2のS4の経路探索処理は現在位置と目的地に基づいて経路探索範囲を設定し、経路探索範囲にあるナビリンクを用いて行うものであるが、この経路探索範囲内に存在するナビリンクの変換データを予めCD−ROMから読み出しておく。このことにより、車両が経路から外れて元の経路に戻るような経路を探索する際には、予め読み込んでおくことにより、変換テーブルを用いることができるため、さらにCD−ROMの読み込み処理が少なくなる。
なお、本実施形態は上記の例に限定されるものではなく、いろいろな変形が可能である。例えば、目的地周辺では、車両がゆっくり走ったり、周回することがあるため、目的地周辺に到着したら所要時間の送信はしないようにしてもよい。また、地図データとリンクさせ、例えばコンビニ等に車両が入ったことを判断してタイマーをストップする。この場合、地図データからではなく、ハンドブレーキが引かれたことやギアがパーキングにはいったことを判断材料としてもよい。これにより、停車時間を含んだ長い所要時間を送信してしまうことを防ぐことができる。さらに図10のナビリンクに対応してセットされるVICSリンクのデータとして、現在位置検出装置により検出された車両位置座標も記憶することができる。このことにより、例えば1つのナビリンクを走行中にナビリンクから外れた場合、その外れた地点の位置座標を記憶しておくと共に、タイマーをストップして、それまでの所要時間を記憶しておく。そして再び元の地点に戻ったことを記憶した位置座標から検出するとタイマーを再スタートさせ、記憶しておいた所要時間に加算することにより正確な所要時間を送信することが可能となる。
本発明は、正確な所要時間をセンターへ送信することができるため、産業上の利用価値は極めて大きい。
本実施形態の車両用ナビゲーション装置の構成例を示す図である。 本実施形態にかかるナビゲーション装置システム全体の処理の流れを説明するための図である。 ナビリンクをVICSリンクに変換するテーブルの説明図である。 ナビリンクとVICSリンクが1:1に対応している例を示す図である。 ナビリンクとVICSリンクが2:1に対応している例を示す図である。 ナビリンクとVICSリンクが3:2に対応している例を示す図である。 図4乃至図6に対応する変換テーブルを示す図である。 リンク所要時間処理フローを示す図である。 ナビリンク変換及び送信処理フローを示す図である。 ナビリンクに対応してセットされるVICSリンクのデータを示す図である。 図4乃至図6に対応してセットされるVICSリンクのデータを示す図である。 探索経路のナビリンク番号データを示す図である。
符号の説明
1…入力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、5…情報送受信装置、6…出力装置。

Claims (1)

  1. 車両位置を検出する車両位置検出手段と、
    ナビリンクを通過するのに要する時間をリンク通過所要時間として測定する測定手段と、前記測定されたリンク通過所要時間をセンターへ送信する送信手段とを備え、
    前記測定手段は、車両がナビリンクを走行中にナビリンクから外れたことを検出した場合、リンク通過所要時間の測定を中止して、外れた地点の車両位置とそれまでのリンク通過所要時間を記憶し、再び外れた地点に戻ったことを記憶した車両位置から検出すると、リンク通過所要時間の測定を再開して前記記憶されているリンク通過所要時間に加算することを特徴とするナビゲーション装置。
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