JP4022687B2 - 地下構造物の構築工法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、比較的浅い位置に構築される地下構造物の構築工法に関し、開削で施工できない場合の大断面トンネル特に幅の狭い道路や限られた用地の下に地下構造物を構築する場合に適し、例えば地下道、地下鉄などの地下交通施設、電力、ガス、上下水道などのライフライン施設、さらには地下鉄の駅舎、地下街、地下駐車場などの都市施設として広く利用される地下構造物の建設に用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで、都市部における道路、鉄道、河川、公園などの公共施設の限られた施設内の地盤面下に地下交通施設などの地下構造物を構築する方法としては、敷地面積が広く敷地に比較的余裕があるときは、地上から施工する開削工法が用いられ、他の施工方法として円形または矩形の大断面シールド工法、さらに大断面トンネルの外殻部を複数の小断面または中断面シールドマシンで構築した後、内部を掘削して大断面地下空間を完成するMMST工法などが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、開削工法の場合、掘削規模が非常に大きいと周囲の地山を保持する山止め壁、支持杭、支保工などの仮設工事が大規模なものとなり、また大量の掘削土と埋戻し土が発生し、その処理・取り扱いが大きな課題になっていた。
【0004】
特に、非常に限られた敷地内で比較的面積が広く、しかも掘削断面幅が途中で変化するような地下構造物を開削工法で構築する場合、掘削のための山止め壁を周辺構造物に近接させて施工する必要があるため、大規模掘削に伴い発生する周辺地盤の変形・沈下が周辺の地上構造物に大きな影響を及ぼし、その影響を低減するには地盤改良などの防護工が必要であった。
【0005】
また施工中、地上に広大な作業帯が必要になることから、地上の道路や公園などの地上施設の使用を一部制限せざるを得ず、交通渋滞を招く等して市民生活に大きな影響を及ぼす場合もあった。
【0006】
一方、大断面シールド工法の場合、シールドマシンが大掛りなものとなる等してきわめて不経済な施工を強いられ、特に円形断面シールド工法の場合、形状的にいわゆるデットスペースが生じ、しかも掘削土量が膨大になり、トンネルの掘削コストが嵩み、きわめて不経済なものとなり、残土処理などの環境上の課題があった。
【0007】
また、間口の広い断面や断面幅が途中で変化する地下構造物を施工するには、特殊仕様のシールドマシンが必要になり、施工可能なシールド孔の断面も非常に限られたものになる等の課題があった。
【0008】
本願発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、近隣の既存構造物への影響がきわめて少なく、かつ都市部などのきわめて限られた道路や用地の下に可能な限り大きな空間を持つ地下構造物をきわめて効率的に、かつ安全に構築できる地下構造物の構築工法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の地下構造物の構築工法は、複数階をなす地下構造物を構築する地下構造物の構築工法であって、シールド孔を掘進する工程と、当該シールド孔より下方に山止め壁を構築する工程と、前記シールド孔より下方の地盤を掘削する工程と、各階の床スラブを構築する工程と、各階の側壁を構築する工程とからなり、前記シールド孔は地下一階分の空間を有する矩形断面形に掘進すると共に、鋼殻または鋼製セグメントと中柱によって地山を保持しつつ掘進し、前記山止め壁は前記シールド孔を作業空間にして構築し、前記各階の床スラブと側壁のうち地下一階の床スラブは前記シールド孔の床部分に構築し、前記地下一階の側壁は前記シールド孔内に構築し、当該地下一階の床スラブおよび側壁より下方に地下二階以降の各階の床スラブと側壁を構築することを特徴とするものである。
【0010】
この場合のシールド孔は、施工後地下構造物の地下一階として用いられる部分であり、また施工に際しては、地下構造物を構築する際の作業空間として利用する部分であるため、少なくとも地下一階分の空間を有するシールド孔とする必要がある。
【0011】
また、シールド孔の地山は、例えば図6に図示するような鋼殻または鋼製セグメントで覆工するが、他にRCセグメント等の既成セグメントで覆工してもよく、特に鋼殻は厚手の鋼板からシールド孔の大きさや形状に応じて任意大きさのものまで比較的容易にしかも廉価に形成することができ、また必要に応じてコンクリートを充填して全体または部分的に補強できるので、製作および施工時の自由度が高く、この場合の覆工材として適している。
【0012】
また、地下構造物の間口(幅)が非常に大きい場合には、複数のシールド孔を所定間隔離して並列に掘進した後、各シールド孔間の地盤部を掘削して一つの大空間を形成し、この大空間を作業空間として山止め壁を施工し、地下構造物を構築することもできる。
【0013】
請求項2記載の地下構造物の構築工法は、請求項1記載の地下構造物の構築工法において、地下二階以降の各階の床スラブと側壁は、シールド孔より下方の地盤を掘削しながら最下階まで順に構築することを特徴とするものである。
【0014】
本工法は、いわゆる逆巻きコンクリート工法であり、本工法によれば構築後の側壁および床スラブを、次の階の側壁と床スラブを構築する際の山止めと切り梁として利用することにより施工の効率化を図ることができる。
【0015】
請求項3記載の地下構造物の構築工法は、請求項1記載の地下構造物の構築工法において、地下二階以降の各階の床スラブと側壁は、シールド孔より下方の地盤を最下階まで掘削した後、最下階から上階に順に構築工することを特徴とするものである。
【0016】
請求項4記載の地下構造物の構築工法は、請求項1〜3のいずれかに記載の地下構造物の構築工法において、シールド孔の鋼殻または鋼製セグメントに、当該鋼殻または鋼製セグメントより下方に山止め壁を構築するための開口部を前記シールド孔の掘進方向に連続して設け、その両側に補強梁を設置し、当該補強梁間に複数の横梁を設置することを特徴とするものである。
【0017】
請求項5記載の地下構造物の構築工法は、請求項1〜4のいずれかに記載の地下構造物の構築工法において、山止め壁を柱列式地中連続壁工法でシールド孔より構築することを特徴とするものである。
【0018】
柱列式地中連続壁工法の一例として、SMW工法があり、例えば先端に削孔ビットを備えた削孔機を用い、この削孔機で掘削した掘削土と注入したセメントミルク等を攪拌混合して柱列体を造成し、この柱列体に芯杭としてH形鋼などの形鋼を挿入する地中連続壁の施工方法である。この他に地中連続壁RC工法などを用いることもできる。
【0019】
請求項6記載の地下構造物の構築工法は、請求項1〜5のいずれかに記載の地下構造物の構築工法において、シールド孔より下方に中間杭を施工することを特徴するものである。本工法は、地下構造物の間口(幅)が非常に広い場合や施工地盤が必ずしも安定しない場合などにシールド孔の下方に支持杭として中間杭を施工することにより、必要な支持力を確保するものである。
【0020】
なお、請求項1〜6記載のいずれの工法においても、各シールド孔の断面形状は特に限定されるものではないが、シールド孔の掘削断面を矩形断面とした場合、地下空間として利用する上で無駄な空間が発生しにくく、また掘削土量も掘削断面に比して少なく望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本願発明の地下構造物の構築工法によって構築された地下構造物の一例を示し、図において比較的浅い位置に地下一階の天井スラブ1が配置され、その下側に各階の床スラブ2a,2bと基礎スラブ3が配置され、その両側に各階の側壁4a,4b,4cが配置されている。
【0022】
また、地下一階の天井スラブ1と床スラブ2aとの間、各階の床スラブ2a,2bの間、および基礎スラブ3とその直上階の床スラブ2bとの間には各階の柱または間仕切り壁5a,5b,5cがそれぞれ配置されていることもある。
【0023】
地下一階の天井スラブ1、各階の床スラブ2a,2b、基礎スラブ3および各階の側壁4a,4b,4c、そして各階の柱または間仕切り壁5a,5b,5cは、いずれもRC構造やSRC構造などによって構築されている。
【0024】
このような構成において、次に地下構造物の構築工法の一例を図2〜図8に示す例に基いて説明する。
【0025】
▲1▼ 最初に、シールドマシンの発進基地として予め構築した立坑(図省略)内にシールドマシン(図省略)を組み立てる。この場合のシールドマシンには、切り羽を掘削するための複数の面板とシールド孔の径を変更するための拡径および縮径の機能を備え、偏平な矩形状に構成されたシールドマシンを用いる。
【0026】
▲2▼ 次に、この立坑からシールドマシンを推進させて構築しようとする地下構造物Aの地下一階分の空間を有するシールド孔6を矩形断面形に掘進する。同時に、シールドマシンのテール部において鋼殻7を組立て、シールド孔6の地山を複数の鋼殻7からなる鋼殻セグメント7Aによって覆工する。また、鋼殻セグメント7A内に中柱8を建て付ける(STEP.1参照)。
この場合、必要に応じてシールドマシンの拡径および縮径機能を作動させてシールド孔6の径を変える。
【0027】
ここで用いる鋼殻7には、例えば図8(a),(b)に図示するように、ほぼ平行に設置された複数の主桁板7a,7aとこの主桁板7a,7aの端部間にそれぞれ設置された継手板7b,7bと主桁板7a,7a間に所定間隔おきに設置された複数のリブ板7cと、これらの部材からなる枠体の地山側に設置されたスキンプレート7dとから矩形板状に形成されたものを用いる。
【0028】
また特に、後述する中間杭を打ち込む位置の鋼殻7には、例えば図8(c)に図示するように中間杭を打ち込むための杭建込み孔7eが形成され、かつその周囲に補強リブ7fが取り付けられた鋼殻を用いる。
【0029】
そして、このように形成された鋼殻7は、シールド孔6の地山にその周方向と掘進方向にそれぞれ互いに隣接させて設置し、かつシールド孔6の周方向と掘進方向に隣接する鋼殻7どうしを継手ボルト等の継手金具によってそれぞれ接合する。
【0030】
中柱8は鋼殻セグメント7Aの補強材であり、H形鋼などの形鋼を用い、シールド孔6内に掘進方向に所定間隔おきに建て付ける。この場合、鋼殻リング7Aの床部と天井部に受け土台(図省略)と受け梁(図省略)をシールド孔6の掘進方向または径方向に架け渡し、この受け土台と受け針梁との間に中柱8を建て込むものとする。
【0031】
▲3▼ 次に、シールド孔6内の空間を作業空間にして、シールド孔6より下方の地盤中に中間杭9を打ち込む(STEP.2参照)。中間杭9は杭建込み孔7eから地盤中に打ち込む。
この場合の中間杭9にはH形鋼などの形鋼を用い、シールド孔6内において形鋼を適宜継ぎ足しながら打ち込む。また、各中間杭9の上端部に中柱8と同様の目的で中柱9aを建て込み、その上端部は中柱8の上端部と同様に受け梁(図省略)で受ける。
【0032】
▲4▼ 次に、鋼殻セグメント7Aの床部の両端部分イに、鋼殻セグメント7Aの一部を撤去してシールド孔6の掘進方向に連続する開口部10を形成する(STEP.3参照)。また、例えば図6(c)および図7に図示するように、開口部10の両側に補強梁11,11をシールド孔6の掘進方向に連続させて設置し、かつこの補強梁11,11間に横梁12を所定間隔おきに架け渡すことにより、開口部10を形成したことによる鋼殻セグメント7Aの強度低下を防ぐ。なお、この場合の補強梁11と横梁12にはH形鋼などを用いるものとする。
【0033】
▲5▼ 次に、開口部10より下方に山止め壁13を施工する(STEP.4〜6参照)。この場合の山止め壁13は、例えば先端に削孔ビットを備えた削孔機を用い、この削孔機で掘削した掘削土と注入したセメントミルクとを攪拌混合して柱列体13aを造成し、この柱列体13aに芯杭13bとしてH形鋼などの形鋼や鋼管を挿入する柱列式地中連続壁工法などによって施工する。なお、開口部10は山止め壁13を施工した後、コンクリート13cを打設して埋める。
【0034】
▲6▼ 次に、山止め壁13の上端部に中柱14を建て付け、かつ中柱14,14間に切梁15を架け渡して鋼殻セグメント7Aを補強し、そして鋼殻セグメント7Aの床部の鋼殻7と中柱8を撤去する(STEP.7参照)。なお、この場合の中柱14と切梁15にはH形鋼などの形鋼を用いる。
【0035】
▲7▼ 次に、鋼殻7を撤去した位置に地下一階の床スラブ2aを構築し、また地下一階の天井スラブ1、側壁4a,4aおよび地下一階の柱または間仕切り壁5aをそれぞれ構築する(STEP.8参照)。この場合、中柱14は側壁4aの鉄骨材として用い、中柱9aは柱または間仕切り壁5aの鉄骨材として用いる。
【0036】
▲8▼ 次に、床スラブ2aの下側の地盤を地下二階分の深さまで掘り下げ、そしてその底部に地下二階の床スラブ2bを構築し、また地下二階の側壁4b,4bをそれぞれ構築する(STEP.9参照)。
以下、同様にして床スラブ2bの下側の地盤を地下三階分の深さまで掘り下げた後、地下三階の床スラブとともに基礎スラブ3、側壁4c,4cをそれぞれ構築する(STEP.10,11参照)。
【0037】
▲9▼ そして、切梁15と不要な中柱を撤去して工事を完了する(STEP.12参照)。
なおこの場合、山止め壁13,13と各階の床スラブ2a,2b,2cおよび基礎スラブ3を先に構築し、その後から各階の側壁4a,4b,4cおよび各階の柱または間仕切り5a,5b,5cを構築してもよい。
【0038】
また特に、地下構造物Aの間口(幅)が特に広い場合には、例えば図9に図示するように、複数のシールド孔6,6を所定間隔離して並列に掘進した後、各シールド孔6,6間の地盤部Bを掘削して一つの大空間6Aを形成し、この大空間6Aを作業空間として山止め壁13を施工し、地下構造物Aを構築することもできる。
【0039】
この場合、シールド孔6,6間の地盤部Bを掘削するには、例えばシールド孔6,6の上端部間に山止め材として鋼管や形鋼などを並列に架け渡し、その後シールド孔6側から山止め材の下側の地盤部Bを掘削して大空間6Aを形成し、そして地山を鋼殻で覆工し、さらに鋼殻セグメントの補強材として複数の中柱を建て付ける。
【0040】
【発明の効果】
本願発明は以上説明したとおりであり、必要な地下空間を有する地下構造物を非開削工法により容易に構築することができ、特に大規模な掘削が不要なことから地上施設の構造変更、供用制限は不要であり、また仮設構造物、掘削土量を最少に抑えることができ、しかも埋め戻し土量は発生せず、さらに周囲の既存構造物に対して悪影響を及ぼすことも少ない。
【0041】
また、掘削断面を自由に変更できるため、非開削工法でありながら幅の広い断面や幅が変化する地下構造物をも、限られた用地幅、既存の埋設物で挟まれた空間を有効に利用して容易に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、地下構造物の一例を示す縦断面図である。
【図2】(a)〜(c)は、施工工程を示す縦断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、施工工程を示す縦断面図である。
【図4】(a)〜(c)は、施工工程を示す縦断面図である。
【図5】(a)〜(c)は、施工工程を示す縦断面図である。
【図6】シールド孔の一例を示し、(a)はシールド孔の一部斜視図、(b)は(c)におけるA部拡大図、(c)は(a)におけるB−B線断面図である。
【図7】図6(a)におけるC部拡大断面図である。
【図8】鋼殻の一例を示し、(a),(b)は鋼殻の平面図、(c)は鋼殻の断面図である。
【図9】(a)〜(d)は、施工工程を示す平面図である。
【符号の説明】
1 地下一階の天井スラブ
2a 各階の床スラブ
2b 各階の床スラブ
3 基礎スラブ
4a 各階の側壁
4b 各階の側壁
4c 各階の側壁
5a 各階の柱または間仕切り壁
5b 各階の柱または間仕切り壁
5c 各階の柱または間仕切り壁
6 シールド孔
7 鋼殻
7A 鋼殻セグメント
8 中柱
9 中間杭
10 開口部
11 補強梁
12 横梁
13 山止め壁
14 中柱
15 切梁
Claims (6)
- 複数階をなす地下構造物を構築する地下構造物の構築工法であって、シールド孔を掘進する工程と、当該シールド孔より下方に山止め壁を構築する工程と、前記シールド孔より下方の地盤を掘削する工程と、各階の床スラブを構築する工程と、各階の側壁を構築する工程とからなり、前記シールド孔は地下一階分の空間を有する矩形断面形に掘進すると共に、鋼殻または鋼製セグメントと中柱によって地山を保持しつつ掘進し、前記山止め壁は前記シールド孔を作業空間にして構築し、前記各階の床スラブと側壁のうち地下一階の床スラブは前記シールド孔の床部分に構築し、前記地下一階の側壁は前記シールド孔内に構築し、当該地下一階の床スラブおよび側壁より下方に地下二階以降の各階の床スラブと側壁を構築することを特徴とする地下構造物の構築工法。
- 地下二階以降の各階の床スラブと側壁は、シールド孔より下方の地盤を掘削しながら最下階まで順に構築することを特徴とする請求項1記載の地下構造物の構築工法。
- 地下二階以降の各階の床スラブと側壁は、シールド孔より下方の地盤を最下階まで掘削した後、最下階から上階に順に構築工することを特徴とする請求項1記載の地下構造物の構築工法。
- シールド孔の鋼殻または鋼製セグメントに、当該鋼殻または鋼製セグメントより下方に山止め壁を構築するための開口部を前記シールド孔の掘進方向に連続して設け、その両側に補強梁を設置し、当該補強梁間に複数の横梁を設置することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の地下構造物の構築工法。
- 山止め壁を柱列式地中連続壁工法によってシールド孔よりで構築することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の地下構造物の構築工法。
- シールド孔より下方に中間杭を施工することを特徴する請求項1〜5のいずれかに記載の地下構造物の構築工法。
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