JP4022036B2 - 生ごみの処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、野菜くずや残飯などの生ごみを自動的に処理できる生ごみの処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、家庭、レストラン、スーパーマーケット、食品工場から出る野菜くずなどの生ごみは堆肥などに利用するために、脱水してからそのまま又はある程度の大きさに破砕(切断)してから生ごみ処理容器に移して醗酵処理しているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来例によると、生ごみの脱水や破砕に手間がかかるなど処理作業に関して簡易かつ効率的な処理に改善の余地があった。
この発明の目的は生ごみを簡易かつ効率的に処理することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の特徴は、脱水・破砕装置及び処理槽を具備しており、上記脱水・破砕装置は、脱水・破砕室と、この脱水・破砕室の一部を構成し、底部に連絡口を設けてある連絡室と、上記脱水・破砕室内に配置してある脱水用スクリュー及び破砕カッター並びに脱水板と、上記連絡室内に配置してある送込み羽根とを備えているところにある。上記脱水・破砕室は一側上部に流し台の排水口に通じている生ごみ取り入れ口を、室底部に脱水排出口をそれぞれ設け、支持部を挟んで上記連絡室に通じており、上記脱水用スクリューは軸部と羽根部とからなりかつ上記生ごみ取り入れ口から取り入れられた生ごみを脱水し上記破砕カッター側へ搬送可能であり、上記破砕カッターは上記支持部の近傍の位置で上記軸部に取り付けられ、搬送された脱水生ごみを破砕可能であり、上記脱水板は上記脱水・破砕室と上記連絡室との境界に設けてある支持部に取り付けられ、上記軸部が貫通されており、複数の孔を開けてあると共に、各孔を通過する破砕された上記脱水生ごみの水分を除去するものであり、上記送込み羽根は上記軸部に取り付けてあって、上記脱水・破砕室から上記連絡室内に押し出されてきた上記脱水生ごみを上記連絡口を介して上記処理槽へ送り込むためのものであり、上記処理槽は、被処理脱水生ごみを醗酵乾燥処理するための処理室と、この処理室内に配置しかつ被処理脱水生ごみを攪拌可能である回転攪拌手段と、上記処理室内を加熱可能である加熱手段とを備えており、上記処理室は上記連絡室と通じており、上記被処理脱水生ごみを室外へ取り出すための取り出し口を設けている。
この発明の第2の特徴は、上記第1の特徴を備えると共に、上記脱水用スクリューの軸部がその径が生ごみ取り出し口側から破砕カッター側に向けて次第に大きくなっている軸部部分を有していることにある。上記軸部を上記のように構成することによって確実に生ごみの脱水効果が得られる。
この発明の第3の特徴は、上記第1または第2の特徴を備えると共に、脱水板の孔は全面にかつ密接状態に開けられていることにある。
この発明の第4の特徴は、上記第1乃至第3のいずれかの特徴を備えると共に、送込み羽根は連絡口の真上に配置されていることにある。
この発明の第5の特徴は、上記第1乃至第4のいずれかの特徴を備えると共に、処理槽の処理室は、前段側に配置している醗酵室と、後段側に上記醗酵室に隣接して配置している乾燥室とからなることにある。処理室を仕切り壁によって醗酵室と乾燥室とに仕切ることにより、醗酵工程と乾燥工程とが区別されて、処理を効率的に行える。
この発明の第6の特徴は、上記第1乃至第4のいずれかの特徴を備えると共に、処理槽の処理室は、前段側に配置している醗酵室と、後段側に上記醗酵室に隣接して配置している乾燥室とからなり、回転攪拌手段が上記処理室を貫通している回転主軸とこの回転主軸に取付けている複数の攪拌体とを備えており、各攪拌体は上記醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能であることにある。処理室を仕切り壁によって醗酵室と乾燥室とに仕切ることにより、醗酵工程と乾燥工程とが区別されて、処理を効率的に行える。そして攪拌体によって上記醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌することにより、醗酵及び乾燥が促進される。
この発明の第7の特徴は、上記第1乃至第4のいずれかの特徴を備えると共に、処理槽の処理室は、第一醗酵室とこれに隣接している第二醗酵室を備えている醗酵室と、この第二醗酵室に隣接している乾燥室とからなり、回転攪拌手段は、上記処理室を貫通している回転主軸とこの回転主軸に取付けている複数の攪拌体とを備えており、各攪拌体は上記第一、第二の醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能であり、加熱手段は上記処理室の外壁に取付けている線状のヒーターで構成されていることにある。醗酵室を第1,2醗酵室に仕切ることによって、醗酵が確実に行われる。撹拌体によって被処理脱水ごみを攪拌することにより、醗酵及び乾燥が促進される。線状のヒーターを用いることにより、加熱手段の構成を簡単にすることができる。
この発明の第8の特徴は、上記第1乃至第7のいずれかの特徴を備えると共に、脱水・破砕室と脱水排出口を介して連絡されている排水溜りを設けてあることにある。排水溜りを設けることにより、排水を一時的に貯めておくことができるから排水が円滑に行える。
この発明の第9の特徴は、上記第8の特徴を備えると共に、処理槽と排水溜りとの間に脱臭装置を配置してあり、この脱水装置は処理室内で発生する臭気を脱臭可能であり、排気を上記排水溜りへ排出可能であることにある。脱臭装置を設けることにより、周辺の空気の汚染を抑制できる。
この発明の第10の特徴は、上記第1乃至第9のいずれかの特徴を備えると共に、生ごみ取り入れ口は、流し台の排水口に連結ホースによって接続されていることにある。
この発明の第11の特徴は、脱水・破砕装置、処理槽及び排水溜りを具備していること にある。上記脱水・破砕装置は、脱水・破砕室と、この脱水・破砕室の一部を構成し、底部に連絡口を設けてある連絡室と、上記脱水・破砕室内に配置してある脱水用スクリュー及び破砕カッター並びに脱水板と、上記連絡室内に配置してある送込み羽根とを備えている。上記脱水・破砕室は一側上部に流し台の排水口に通じている生ごみ取り入れ口を、室底部に脱水排出口をそれぞれ設け、支持部を挟んで上記連絡室に通じている。上記脱水用スクリューは軸部と羽根部とからなりかつ上記生ごみ取り入れ口から取り入れられた生ごみを脱水し上記破砕カッター側へ搬送可能である。上記破砕カッターは上記支持部の近傍の位置で上記軸部に取り付けられ、搬送された脱水生ごみを破砕可能である。上記脱水板は上記脱水・破砕室と上記連絡室との境界に設けてある支持部に取り付けられ、上記軸部が貫通されており、複数の孔を開けてあると共に、各孔を通過する破砕された上記脱水生ごみの水分を除去するものであり、上記送込み羽根は上記軸部に取り付けてあって、上記脱水・破砕室から上記連絡室内に押し出されてきた上記脱水生ごみを上記連絡口を介して上記処理槽へ送り込むためのものである。上記処理槽は、仕切り壁によって醗酵室と乾燥室とに仕切られている処理室と、この処理室内に配置しかつ上記醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能である回転攪拌手段と、上記処理室内を加熱可能である加熱手段とを備えている。上記醗酵室は上記連絡室と通じており、上記乾燥室に被処理脱水生ごみを室外へ取り出すための取り出し口を設けており、上記排水溜りは、上記脱水・破砕室と上記脱水排出口を介して連絡されている。
【0005】
【発明の実施の形態】
本装置は、図1乃至図4に示すように脱水・破砕装置1、処理槽2及び排水溜り3及び脱臭装置4を具備しており、流し台15の下方に設置されるものである。
脱水・破砕装置1は、図5及び図6に示すように脱水・破砕室6とこの脱水・破砕室の一部を構成している連絡室7とを有する本体室である本体筒5と、上記脱水・破砕室内に配置してある脱水用スクリュー9及び破砕カッター10と、連絡室内に配置してある送込み羽根11とを備えている。
脱水・破砕室6は、図5右側の室上部に生ごみ取り入れ口12を、室底部に脱水排出口13をそれぞれ設けてあり、同図左側に位置している連絡室7と支持部8を挟んで通じている。生ごみ取り入れ口12は、流し台15の排水口と連結ホース16によって接続されている(図1)。連結ホース16は伸縮自在のゴム部材からなり、上下端を連結バンド17によって流し台15の排水口と生ごみ取り入れ口12とに固定されている。
脱水用スクリュー9は図5に示すように軸部18と羽根部19とからなり、かつ生ごみ取り入れ口12から取り入れられた生ごみを脱水し、破砕カッター10側(図5左側)へ搬送可能である。軸部18は図5及び図6に示すように、本体筒5の軸心に配置されていると共に、本体筒を貫通し、その両端部が両側板20に取付けている軸受けカバー21に回転可能に軸受けされている。軸部18において、脱水・破砕室6内における軸部部分18aの径が図5右側から左側に向けてすなわち、生ごみ取り入れ口12側から連絡室7側に向けて次第に大きくなっている。軸部部分18aの外周に羽根部19を螺旋状に形成してある。
脱水・破砕室6内の生ごみは、脱水用スクリュー9の回転によってプレスされながら図5右側から左側に向けて搬送されつつ脱水され、脱水された水は脱水排出口13へ落下可能となる。脱水・破砕室6における一側(図5右側)の側板20から突出している軸部18の先端部にスプロケット22を取付けてある。図3及び図4に示すように、スプロケット22と、脱水用スクリュー9の回転駆動手段となる例えばギアードモータなどのようなモータ23の駆動車24との間にチェーンベルト25が掛け回されている。モータ23の駆動力はチェーンベルト25を通じて脱水用スクリュー9に伝達される。また図5に示すように脱水・破砕室6内の軸部18に図5左側の位置に破砕カッター10を取付けてある。この破砕カッターは連絡室7に近接して配置されており、図7の例では軸部の回りに2本のカッター用羽根26を対向して設けている。破砕カッター10は脱水用スクリュー9の後端側(図5左端側)に搬送されてくる脱水生ごみを破砕可能である。脱水生ごみは、後述する処理槽2において処理しやすくするために、破砕カッター10によりある程度の大きさに破砕されるものである。また脱水・破砕室6内は破砕カッター10の図5左側に近接して脱水板27をこの脱水・破砕室と連絡室7との境界に設けてある支持部8に取付けてある。脱水板27として図8の例では多数の孔27aを開けている板が使用されている。
連絡室7内には脱水用スクリュー9の軸部18の後端部が位置しており、この後端部に送込み羽根11を取付けてある(図9)。送込み羽根11は、脱水・破砕室6から連絡室7内へ押し出されてきた脱水生ごみを円滑に底部側に設けてある連絡口14を通じて上記処理槽2内へ送込むためのものである。11aは羽根部である。
【0006】
処理槽2は、図1乃至図4に示すように本体筒5の下部に配置されている。
処理槽2は、図10乃至図14に示すように仕切り壁29,30によって醗酵室31,32と乾燥室33とに仕切られている処理室28と、この処理室内に配置しかつ上記醗酵室及び乾燥室内の被処理生ごみを攪拌可能である回転攪拌手段36と、上記処理室内を加熱可能である加熱手段44を備えているものである。
処理室28の外側は蓋の部分を除いてその外周が断熱材2aによって被覆されている。処理室28は、内部上部側で上記連絡室7に通じている。図示の例ではその内部がその長さ方向(図11左右方向)に仕切り壁29,30によって3室に分かれている。各3室の処理室は図11左側(前段側)から右側(後段側)に向けて第1醗酵室31、第2醗酵室32及び乾燥室33が並んで配置されている。前段側の第1醗酵室31及び第2醗酵室32はいずれも処理すべき脱水生ごみを醗酵処理するためのものであり、第1醗酵室には醗酵菌が投入される。後段の乾燥室33において、醗酵処理された被処理脱水生ごみは乾燥仕上げされて粒状又は粉末状に最終処理される。乾燥室33の外側壁には処理を終えた被処理脱水生ごみを室外へ取り出すための取出し口34を設けてある。取出し口34の先端から排出された最終的に処理された被処理脱水生ごみを受け入れる取出し受35を設けてある(図1及び図4)。
仕切り壁29,30に関して説明する。第1、第2醗酵室31,32間を仕切る仕切り壁29及び第2醗酵室31と乾燥室33との間を仕切り壁30は、いずれも石綿などの断熱材で構成された断熱壁から構成されている。このため、各室における処理熱が隣室へ及ぶことを抑制している。また仕切り壁29,30には、図12及び図13に示すように移送用開口部29a,30aが設けられている。移送用開口部29aは図11及び図12の例では仕切り壁29の上部を切欠くことによって、被処理脱水生ごみは隣室の第2醗酵室32へオーバーフローによって移動可能となる。移送用開口部30aは、図13に示す例では仕切り壁30を厚み方向に貫通して設けられた複数の通孔で構成されている。各移送用開口部29a,30aは、第1醗酵室31から乾燥室33まで移送される処理ごみの通路を形成している。
【0007】
回転攪拌手段36について説明する。
回転攪拌手段36は、図10乃至図15に示すように、第1、第2醗酵室31,32及び乾燥室33内を貫通している回転主軸37と、この回転主軸の周囲から起立している複数の攪拌体38と、回転主軸を回転させる駆動モータ39とで構成されている(図10,図15)。
回転主軸37の両端部は、図10及び図11に示すように、処理室28の両側板に設けてある軸受け部42によって回転可能に軸受されている。回転主軸37に一端側(図10左端側)にスプロケット41が取付けられている。駆動モータ39の駆動軸にスプロケット40が取付けられている。駆動モータ39の駆動力は、スプロケット40,41及び両スプロケットに掛け回されているチェーンベルト43(図2)を通じて回転主軸37に伝達される。
各攪拌体38は、醗酵室31,32及び乾燥室33内の被処理脱水生ごみを攪拌すると共に、図11左方から右方へ移送する機能を持つものである。そのために、各攪拌体38は、醗酵室31,32及び乾燥室33内のそれぞれに配置され、図11の例によれば、その先端部に攪拌パドル38aを設けている。図11乃至図14の例によれば、第1、第2醗酵室31,32内の各攪拌体の本数は6本、乾燥室33内の各攪拌体38の本数は4本であるが、その本数は上例に限定されない。攪拌体38の形状や本数は、処理室28の処理容積、処理能力及び被処理脱水生ごみの種類などに応じて適宜選択される。
【0008】
加熱手段44について説明する。
この加熱手段は図10乃至図15に示すように、処理槽2の外側に設けられており、図示の例では電線を配線した線状のヒーター45で構成されており、処理槽の長さ方向に間隔を置いて配置されている。各ヒーター45は、処理槽2の断面U形の本体の外周に沿って立ち上がっている対の保持枠2b間に配線されて、両上端に電源につなげるための結線ボルト45a(図10)が接続されている。各ヒーター45は、第1、第2醗酵室31,32及び乾燥室33の各外周壁を囲むようにそれぞれ設けられている。このためにヒーター45から生じる熱は、第1、第2醗酵室31,32及び乾燥室33内で処理される被処理脱水生ごみに対してこれを囲む方向から均等に加熱可能となっている。ヒーター45は第1、2醗酵室31,32内の被処理脱水生ごみの醗酵と、乾燥室33の乾燥との促進を図っている。
第1,第2醗酵室31,32及び乾燥室33は断熱材2aで被覆されており、各室内の加熱状態を維持するようにしている。
なお、加熱手段44の構成はこの例に限らない。
【0009】
排水溜り3は、図1乃至図4に示すように処理槽2に並んで配置されている。排水溜り3は、脱水・破砕室6と脱水排出口13及び連絡排水通路46を介して連絡されている。連絡排水通路46は一端側で脱水排出口13と接続し、他端側は排水溜り3に接続されている。このため、脱水・破砕室6からの脱水排水は排水溜り3に排出されて排水口3aから下流側へ流されるか、排出量によって一時的に貯留される。
【0010】
脱臭装置4は、図1乃至図4に示すように吸気部(例えばエアーポンプ)47と脱臭部48とを備えている。エアーポンプ47は、図3に示すように一方において処理槽2と吸気ホース49によって接続されており、他方において連結ホース50によって脱臭部48と接続されている。脱臭部48はその内部に木炭等の吸気材を充填されているものであり、中央部に吸気ガイド51を設けてある。この吸気ガイドの一端に連結ホース50が連結されている。脱臭部48は排水溜り3と排気ホース52によって接続されている。排気ホース52の一端部は吸気ガイド51と連なっている。このため、処理槽2内で発生した臭気はエアーポンプ47によって脱臭部48内に圧送され、吸気ガイド51から臭気が放出され、そこで脱臭されてから、排気ホース52を経て排水溜り3内へ送られる。
図1及び図2において、53は駆動モータ39の補強板である。
【0011】
次に、本装置を用いて生ごみを醗酵乾燥処理する方法について説明する。
まず、生ごみは流し台15の排出口から連絡ホース16及び生ごみ取り入れ口12を経て本体筒5内に入る。本体筒5内で脱水用スクリュー9における羽根部19の回転に伴って圧縮されながら徐々に図5左側へ送られて行き、この過程で生ごみは脱水される。除去された水は脱水排出口13から排水溜り3へ送られ、排水口3aから排出される。脱水生ごみはやがて破砕カッター10の位置まで運ばれると、この破砕カッターの回転によって破砕され、脱水板27の孔27aを通過して連絡室7に押し出される。脱水板27を通過する際にも脱水生ごみは水分が除去される。連絡室7内に運ばれた脱水生ごみは送込み羽根11によって処理室28における第1醗酵室31内へ強制的に送られる。この第1醗酵室内では、脱水生ごみを外側からヒーター45で加熱しながら回転主軸37を回転させ、攪拌体38で攪拌する。攪拌により脱水生ごみは醗酵が促進されると同時に乾燥と共に破砕も行われる。処理室28の排気は、脱臭装置4によって処理室外へ排出され、最終的に排水溜り3へ排気される。このように、第1醗酵室31内の被処理脱水生ごみは、ヒーター45と攪拌体38とによって加熱されながら攪拌され、水分調節され、減量されると共に、細かく破砕され、また投入された醗酵菌によって醗酵処理される。第1醗酵室31内の被処理脱水生ごみは、連絡室7から順次送られてくる脱水生ごみによって、この第1醗酵室内の処理容積を超えた分量だけオーバーフローされて移送用開口部29aから第2醗酵室32内へ移送される。
第2醗酵室32内の被処理脱水生ごみは、ヒーター45及び攪拌体38によって加熱されながら攪拌され、水分調整され、第1醗酵室31内の処理に比較してより一層減量されると共に、細かく破砕され、醗酵処理される。同時に、第2醗酵室32内の被処理脱水生ごみは攪拌体38によって仕切り壁30の移送用開口部30aより乾燥室33へ少しずつ移送される。
また、乾燥室33内の被処理脱水生ごみも加熱されながら攪拌され、粉末状又は粒状に処理され、乾燥したごみとなる。乾燥されたごみは、取出し口34から取出され、取出し受35に納められる。
処理室28における撹拌体38の回転は、例えば回転主軸37を所定時間(例えば約2時間)正転させて、一時(例えば10分程度)停止し、その後所定時間(例えば約2時間)逆転させるというに正転、一時停止、逆転の工程を繰り返すのがよい。この過程で、第2醗酵室32内の被処理脱水生ごみは第1醗酵室31と第2醗酵室32との間を行き交い、また乾燥室33内の被処理脱水生ごみは第2醗酵室32と乾燥室33の間を行き交うことになり、処理室28の処理スペースが広くなくても処理のためのごみの移動距離を長くとれるので、最終処理されたごみの品質(乾燥状態、粒度、醗酵状態、雑菌の含有状態等)を高めることができる。
このように、処理室28では第1醗酵室31内へバクテリアなどの醗酵菌を投入して脱水生ごみの醗酵をする。被処理脱水生ごみは、連続して連絡室7から第1醗酵室31に移送されるので、第1醗酵室が満杯になると、仕切り壁29の移送用開口部29aによりオーバーフローされて第2醗酵室32に移送される。第2醗酵室32内の被処理脱水生ごみは醗酵が促進され、攪拌体38の回転により、第2醗酵室32から乾燥室33へ仕切り壁30の移送用開口部30aより少量ずつ移送される。また上述したように、回転主軸37の回転方向を交互に変えることによって、一層良質の乾燥処理が可能となる。
【0012】
図1乃至図4に示す例では本体筒5が流し台15の排水口に直接通じているので、例えば流し台15から生ごみを流すことにより簡易に処理でき、従来のように生ごみをまとめて脱水処理してから処理機まで運ぶ手間が省ける。もちろん、流し台15に直結したり、その下方に設置する例に限定されない。
破砕カッター10による脱水生ごみの破砕の大きさは適宜である。
処理室28は第1、第2醗酵室31,32及び乾燥室33の3室としたが、さらに室数を増減させてもよく、また仕切ることなく1室で醗酵乾燥を行っても良く、室数は例示のものに限定されない。
ヒーター45は図示の例によれば、処理室28の外周壁に回転主軸37を囲むように曲線的に配置したものを複数回転主軸の長さ方向に間隔を置いて配置しているが、他の例として上記回転主軸の長さ方向に直線的に配置したものを複数回転主軸37を中心として間隔を置いて配置しても良い。
排水溜り3はこれを設けることにより、下流側の多量の排水に伴う弊害を防止できるが、本発明に不可欠なものではない。
【0013】
【発明の効果】
この発明によれば、生ごみを脱水処理して加熱しながら攪拌し、しかも醗酵室から乾燥室へ移送されながら醗酵乾燥処理をするものであり、連続して処理が行えるので、生ごみの処理が簡易にかつ能率的に行え、手間数を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す一部切欠正面図である。
【図2】 図1の左側面図である。
【図3】 図1の平面図である。
【図4】 図1の右側面図である。
【図5】 脱水・破砕装置を示す拡大断面図である。
【図6】 脱水・破砕装置を示す平面図である。
【図7】 破砕カッターの取付け状態を示す要部の拡大側面図である。
【図8】 脱水板の取付け状態を示す拡大側面図である。
【図9】 送込み羽根の取付け状態を示す拡大側面図である。
【図10】 処理槽を示す一部切欠拡大正面図である。
【図11】 処理槽内における攪拌体の取付け状態を示す一部切欠拡大正面図である。
【図12】 図11のXII−XII線断面図である。
【図13】 図11のXIII−XIII線断面図である。
【図14】 図11のXIV−XIV線断面図である。
【図15】 処理槽と駆動モータとの関係を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
1 脱水・破砕装置
2 処理槽
3 排水溜り
4 脱臭装置
5 本体筒(本体室)
6 脱水・破砕室
7 連絡室
8 支持部
9 脱水用スクリュー
10 破砕カッター
11 送込み羽根
12 生ごみ取り入れ口
13 脱水排出口
14 連絡口
15 流し台
18 軸部
18a 軸部部分
19 羽根部
27 脱水板
27a 孔
28 処理室
29,30 仕切り壁
31 第1醗酵室
32 第2醗酵室
33 乾燥室
34 取出し口
36 回転攪拌手段
37 回転主軸
38 攪拌体
44 加熱手段
45 ヒーター
Claims (11)
- 脱水・破砕装置及び処理槽を具備しており、
上記脱水・破砕装置は、脱水・破砕室と、この脱水・破砕室の一部を構成し、底部に連絡口を設けてある連絡室と、上記脱水・破砕室内に配置してある脱水用スクリュー及び破砕カッター並びに脱水板と、上記連絡室内に配置してある送込み羽根とを備えており、
上記脱水・破砕室は一側上部に流し台の排水口に通じている生ごみ取り入れ口を、室底部に脱水排出口をそれぞれ設け、支持部を挟んで上記連絡室に通じており、
上記脱水用スクリューは軸部と羽根部とからなりかつ上記生ごみ取り入れ口から取り入れられた生ごみを脱水し上記破砕カッター側へ搬送可能であり、
上記破砕カッターは上記支持部の近傍の位置で上記軸部に取り付けられ、搬送された脱水生ごみを破砕可能であり、
上記脱水板は上記脱水・破砕室と上記連絡室との境界に設けてある支持部に取り付けられ、上記軸部が貫通されており、複数の孔を開けてあると共に、各孔を通過する破砕された上記脱水生ごみの水分を除去するものであり、
上記送込み羽根は上記軸部に取り付けてあって、上記脱水・破砕室から上記連絡室内に押し出されてきた上記脱水生ごみを上記連絡口を介して上記処理槽へ送り込むためのものであり、
上記処理槽は、被処理脱水生ごみを醗酵乾燥処理するための処理室と、この処理室内に配置しかつ被処理脱水生ごみを攪拌可能である回転攪拌手段と、上記処理室内を加熱可能である加熱手段とを備えており、
上記処理室は上記連絡室と通じており、上記被処理脱水生ごみを室外へ取り出すための取り出し口を設けている
ことを特徴とする生ごみの処理装置。 - 脱水用スクリューの軸部は、その径が生ごみ取り出し口側から破砕カッター側に向けて次第に大きくなっている軸部部分を有していることを特徴とする請求項1に記載の生ごみの処理装置。
- 脱水板の孔は全面にかつ密接状態に開けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の生ごみの処理装置。
- 送込み羽根は連絡口の真上に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生ごみの処理装置。
- 処理槽の処理室は、前段側に配置している醗酵室と、後段側に上記醗酵室に隣接して配置している乾燥室とからなることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生ごみの処理装置。
- 処理槽の処理室は、前段側に配置している醗酵室と、後段側に上記醗酵室に隣接して配置している乾燥室とからなり、
回転攪拌手段は、上記処理室を貫通している回転主軸とこの主軸に取付けている複数の攪拌体とを備えており、各攪拌体は上記醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生ごみの処理装置。 - 処理槽の処理室は、第一醗酵室とこれに隣接している第二醗酵室とを備えている醗酵室と、この第二醗酵室に隣接している乾燥室とからなり、
回転攪拌手段は、上記処理室を貫通している回転主軸とこの回転主軸に取付けている複数の攪拌体とを備えており、各攪拌体は上記第一、第二の醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能であり、
加熱手段は、上記処理室の外壁に取付けている線状のヒーターで構成されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の生ごみの処理装置。 - 脱水・破砕室と脱水排出口を介して連絡されている排水溜りを設けてあることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の生ごみの処理装置。
- 処理槽と排水溜りとの間に脱臭装置を配置してあり、この脱水装置は処理室内で発生する臭気を脱臭可能であり、排気を上記排水溜りへ排出可能であることを特徴とする請求項8に記載の生ごみの処理装置。
- 生ごみ取り入れ口は、流し台の排水口に連結ホースによって接続されていることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の生ごみの処理装置。
- 脱水・破砕装置、処理槽及び排水溜りを具備しており、
上記脱水・破砕装置は、脱水・破砕室と、この脱水・破砕室の一部を構成し、底部に連絡口を設けてある連絡室と、上記脱水・破砕室内に配置してある脱水用スクリュー及び破砕カッター並びに脱水板と、上記連絡室内に配置してある送込み羽根とを備えており、
上記脱水・破砕室は一側上部に流し台の排水口に通じている生ごみ取り入れ口を、室底部に脱水排出口をそれぞれ設け、支持部を挟んで上記連絡室に通じており、
上記脱水用スクリューは軸部と羽根部とからなりかつ上記生ごみ取り入れ口から取り入れられた生ごみを脱水し上記破砕カッター側へ搬送可能であり、
上記破砕カッターは上記支持部の近傍の位置で上記軸部に取り付けられ、搬送された脱水生ごみを破砕可能であり、
上記脱水板は上記脱水・破砕室と上記連絡室との境界に設けてある支持部に取り付けられ、上記軸部が貫通されており、複数の孔を開けてあると共に、各孔を通過する破砕された上記脱水生ごみの水分を除去するものであり、
上記送込み羽根は上記軸部に取り付けてあって、上記脱水・破砕室から上記連絡室内に押し出されてきた上記脱水生ごみを上記連絡口を介して上記処理槽へ送り込むためのものであり、
上記処理槽は、仕切り壁によって醗酵室と乾燥室とに仕切られている処理室と、この処理室内に配置しかつ上記醗酵室及び乾燥室内の被処理脱水生ごみを攪拌可能である回転攪拌手段と、上記処理室内を加熱可能である加熱手段とを備えており、上記醗酵室は上記連絡室と通じており、上記乾燥室に被処理脱水生ごみを室外へ取り出すための取り出し口を設けており、
上記排水溜りは、上記脱水・破砕室と上記脱水排出口を介して連絡されている
ことを特徴とする生ごみの処理装置。
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