JP4015061B2 - ワイヤーハーネス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワイヤーハーネスに関する。
【0002】
【従来の技術】
現行の自動車の車両電源は、14Vの低電圧であるが、近年、自動車の燃費に有利なモータ・ジェネレータを搭載した42Vの高電圧自動車の開発が進んでいる。このような車両電装部品の42V化に伴い、42V系負荷と14V系負荷との混在が予想され、42V系回路の複数の電線と14V系回路の複数の電線とをワイヤーハーネスとして引き回す必要がある。
【0003】
そして、ワイヤーハーネスの配索は、車両条件により配索スペースが限定されており、14V系と42V系とが混在した場合おいても14V系と42V系での別経路の確保は困難が想定される。ここで、14V系回路の電線と42V系回路の電線とを引き回す単一のワイヤーハーネスの構成として、図10に示すものが一般に想定される。
【0004】
図10のワイヤーハーネス50は、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを共に集束し、この集束した電線W1,W2の外周を拘束テープ51で拘束することによって構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−100155号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ワイヤーハーネス50では、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とが混在して配置されているため、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2との間の沿面距離が小さい。このように沿面距離が小さく、且つ、42Vの高電圧が印加されるワイヤーハーネス50では、図11に示すように、車両衝突時等によって電線W1,W2の被覆材に傷52が付いたりすると、リーク電流、アーク電流が発生し易いという問題があった。さらに、図12に示すように、分岐電線53をジョイントするために被覆材を剥した箇所54でも、リーク電流、アーク電流が発生し易いという問題があった。
【0007】
また、14V系回路の電線W1と42V系回路の電線W2とが混在して配置されるため、14V系回路が42V系回路の電線W2で発生する電磁ノイズの影響を受けるおそれが十分にあり、その対策が必要であった。
【0008】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、低電圧系回路の電線と高電圧系回路の電線とを配索するものにあって、リーク電流やアーク電流の発生を確実に防止することができるワイヤーハーネスを提供することを目的とする。また、本発明は、低電圧系回路の電線と高電圧系回路の電線とを配索するものにあって、リーク電流やアーク電流の発生を確実に防止することができ、且つ、高電圧系回路の電線から発生する電磁ノイズによる低電圧系回路への悪影響を防止することができるワイヤーハーネスを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、低電圧系回路の複数の電線と、高電圧系回路の複数の電線とを有し、これら低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを同一の経路に沿って配索するワイヤーハーネスであって、前記低電圧系回路の複数の電線と前記高電圧系回路の複数の電線とを分けると共に、これら低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線との全外周を別々に包み込むよう折り曲げた1枚の絶縁シートによって外装を施し、かつこの絶縁シートにシールドシートを積層し、このシールドシートを前記絶縁シートと共に折り曲げ、前記シールドシートが高電圧系回路の複数の電線の全外周を包み込むようにしたことを特徴とする。
【0010】
このワイヤーハーネスでは、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とは互いに分離され、且つ、双方の間に絶縁シートが介在されることから従来例より大きい沿面距離を持って配置される。特に、高電圧系回路の電線から発生される電磁ノイズがシールドシートによって遮蔽される。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1記載のワイヤーハーネスであって、前記低電圧系回路の複数の電線同士及び前記高電圧系回路の複数の電線同士は、それぞれ集束された状態で外周が拘束テープで巻き付けられたことを特徴とする。
【0012】
このワイヤーハーネスでは、請求項1の発明の作用に加え、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とは、双方の間に拘束テープも介在されることから更に大きい沿面距離を持って配置される。また、絶縁シートで低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを別々に包み込む作業が容易になる。
【0017】
請求項3の発明は、請求項1記載のワイヤーハーネスであって、前記シールドシートは、アース線によってアースされていることを特徴とする。
【0018】
このワイヤーハーネスでは、請求項1の発明の作用に加え、高電圧系回路の電線や低電圧系回路の電線とシールドシートとの間でショート事故が発生した場合に、ショート事故による悪影響が抑制される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1〜図4は本発明の参考形態を示し、図1は図4中A−A線に沿う断面図、図2は14V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図、図3は42V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図、図4は絶縁シートの巻き付けが完了した状態を示す斜視図である。
【0021】
図1に示すように、ワイヤーハーネス1Aは、低電圧系回路である14V系回路の複数の電線W1と高電圧系回路である42V系回路の複数の電線W2とを分け、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2との全外周を別々に包み込むよう折り曲げた絶縁シート2によって外装が施されている。この絶縁シート2は、塩化ビニールなどの絶縁製材より形成される。
【0022】
次に、ワイヤーハーネス1Aの製造方法を説明する。
【0023】
先ず、ワイヤーハーネス1Aは、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを有し、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とに仕分けする。そして、14V系回路の複数の電線W1同士を集束し、集束した複数の電線W1の外周を拘束テープ3で巻き付けることによって14V系電線束4を製造する。同様にして、42V系回路の複数の電線W2同士を集束し、集束した複数の電線W2の外周を拘束テープ3で巻き付けることによって42V系電線束5を製造する。
【0024】
次に、図2に示すように、絶縁シート2の上に14V系電線束4を載置し、14V系電線束4を包み込むようにして絶縁シート2の一端側を矢印a方向に折り曲げる。この折り曲げた絶縁シート2の一端側と絶縁シート2の略中央箇所とを両面テープ6で接着する。
【0025】
次に、図3に示すように、絶縁シート2の上に42V系電線束5を載置し、42V系電線束5を包み込むようにして絶縁シート2の他端側を矢印b方向に折り曲げる。この折り曲げた絶縁シート2の他端側と14V系電線束4を包み込んでいる絶縁シート2の箇所とを両面テープ7で接着する。以上の作業によって、図4に示すように、絶縁シート2によって外装を施したワイヤーハーネス1Aが完成する。尚、絶縁シート2の外周に更に拘束テープ(図示せず)を巻き付けても良い。
【0026】
前記ワイヤーハーネス1Aでは、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とは、互いに分離され、且つ、双方の間に絶縁シート2が介在されることから、従来例より大きい沿面距離を持って14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを配置することができる。従って、リーク電流やアーク電流の発生を確実に防止することができる。
【0027】
上記参考形態では、14V系回路の複数の電線W1同士、及び、42V系回路の複数の電線W2同士は、それぞれ集束された状態で外周が拘束テープ3,3で巻き付けられているので、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とは、双方の間に拘束テープ3,3も介在されることから更に大きい沿面距離を持って14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを配置することができる。従って、リーク電流やアーク電流の発生をより確実に防止することができる。また、絶縁シート2で14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを別々に包み込む作業を容易に行うことができる。
【0028】
さらに、ワイヤーハーネス1Aは、1枚の絶縁シート2のみを使用し、且つ、絶縁シート2を折り曲げれば良いため、低コストで、且つ、簡単な作業によって製造することができる。
【0029】
図5〜図9は本発明の実施形態を示し、図5は図9中C−C線に沿う断面図、図6は14V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図、図7は42V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図、図8は図7中B−B線に沿う断面図、図9は絶縁シートの巻き付けが完了した状態を示す斜視図である。
【0030】
図5に示すように、ワイヤーハーネス1Bは、低電圧系回路である14V系回路の複数の電線W1と高電圧系回路である42V系回路の複数の電線W2とを分け、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2との全外周を別々に包み込むよう折り曲げた絶縁シート2及びシールドシートであるアルミ箔シート10によって外装が施されている。絶縁シート2は、塩化ビニールなどの絶縁製材より形成される。また、アルミ箔シート10にはアース線11が接続されている。
【0031】
次に、ワイヤーハーネス1Bの製造方法を説明する。
【0032】
先ず、ワイヤーハーネス1Bは、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とを有し、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とに仕分けする。そして、14V系回路の複数の電線W1同士を集束し、集束した複数の電線W1の外周を拘束テープ3で巻き付けることによって14V系電線束4を製造する。同様にして、42V系回路の複数の電線W2同士を集束し、集束した複数の電線W2の外周を拘束テープ3で巻き付けることによって42V系電線束5を製造する。
【0033】
次に、図6に示すように、絶縁シート2とアルミ箔シート10が積層され、そのアルミ箔シート10の上に14V系電線束4を載置し、14V系電線束4を包み込むようにして絶縁シート2の一端側を矢印c方向に折り曲げる。この折り曲げた絶縁シート2の一端側と絶縁シート2の他端側とを両面テープ12で接着する。
【0034】
次に、図7及び図8に示すように、2つに折り曲げられた絶縁シート2の上に42V系電線束5を載置し、42V系電線束5を包み込むようにして絶縁シート2の一端側及び他端側の双方を矢印d方向に折り曲げる。折り曲げた絶縁シート2の一端側及び他端側と14V系電線束4を包み込んでいる絶縁シート2の箇所とを両面テープ13で接着する。尚、絶縁シート2の外周に更に拘束テープ(図示せず)を巻き付けても良い。
【0035】
最後に、アルミ箔シート10にアース線11の一端を接続すれば良い。アース線11の他端は、ワイヤーハーネス1Bの配索時に車体ボディ(図示せず)に接続することになる。以上の作業によって、図9に示すように、絶縁シート2によって外装を施したワイヤーハーネス1Bが完成する。
【0036】
この実施形態のワイヤーハーネス1Bでは、前記参考形態と同様に、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とが分離され、且つ、双方の間に絶縁シート2及びアルミ箔シート10が介在されることから従来例より大きい沿面距離を持って14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とが配置される。従って、リーク電流やアーク電流の発生を確実に防止することができる。
【0037】
また、実施形態では、絶縁シート2にアルミ箔シート10を積層し、このアルミ箔シート10を絶縁シート2と共に折り曲げ、アルミ箔シート10が14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2の双方の全外周を包み込むよう構成されている。従って、42V系回路の電線W1から発生される電磁ノイズがアルミ箔シート10によって遮蔽されるため、42V系回路の電線W2から発生する電磁ノイズによる14V系回路への悪影響を防止することができる。尚、実施形態では、アルミ箔シート10が14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2の双方の全外周を包み込むように構成されているが、アルミ箔シート10が14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2のいずれか一方の全外周を包み込むよう構成しても良い。
【0038】
実施形態では、アルミ箔シート10は、42V系回路の複数の電線W2の全外周を包み込み、内周側に絶縁シート2が、外周側にアルミ箔シート10が、それぞれ配置されている。従って、車両衝突時等によって42V系回路の電線W2の被覆材に傷が付いた場合に、42V系回路の電線W2とアルミ箔シート10間のショートを確実に防止することができる。
【0039】
また、実施形態では、アルミ箔シート10は、アース線11によってアースされているので、42V系回路の電線W2や14V系回路の電線W1とアルミ箔シート10との間でショート事故が発生した場合に、ショート事故による悪影響を抑制することができる。
【0040】
尚、前記実施形態では、シールドシートはアルミ箔シート10にて構成されているが、電磁ノイズを遮蔽できる材質のシートであれば良い。また、前記参考形態及び実施形態によれば、高電圧系回路が42Vであり、低電圧系回路が14Vであるが、各電源電圧値(42V,14V)はこれに限定されるものではない。また、前記参考形態及び実施形態で示した絶縁シート2の折り曲げ方は、一例であり、絶縁シート2の折り曲げ方は、種々考えられる。さらに、前記参考形態及び実施形態では、14V系回路の複数の電線W1と42V系回路の複数の電線W2とが拘束テープ3で拘束されているが、拘束テープ3で拘束することなく絶縁シート2で外装するようにしても良い。さらに、前記参考形態及び実施形態では、折り曲げた絶縁シート2を両面テープ6,7,12,13で接着したが、両面テープ6,7,12,13以外の手段、例えば接着剤で接着しても良い。
【0041】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを分け、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線との全外周を別々に包み込むよう折り曲げた1枚の絶縁シートによって外装を施したので、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とは互いに分離され、且つ、双方の間に絶縁シートが介在されることから従来例より大きい沿面距離を持って低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを配置することができる。これにより、リーク電流やアーク電流の発生を確実に防止することができる。特に、絶縁シートにシールドシートを積層し、このシールドシートを絶縁シートと共に折り曲げ、シールドシートが高電圧系回路の複数の電線の全外周を包み込むようにしたので、高電圧系回路の電線から発生される電磁ノイズをシールドシートによって遮蔽することができる。これにより、高電圧系回路の電線から発生する電磁ノイズによる低電圧系回路への悪影響を防止することができる。
【0042】
請求項2の発明によれば、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線は双方の間に拘束テープを介在するため、低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを更に大きい沿面距離を持って配置することができる。従って、リーク電流やアーク電流の発生をより防止することができる。また、絶縁シートで低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを別々に包み込む作業を容易に行うことができる。
【0045】
請求項3の発明によれば、シールドシートはアース線によってアースされているので、高電圧系回路の電線や低電圧系回路の電線とシールドシートとの間でショート事故が発生した場合に、ショート事故による悪影響を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考形態を示し、図4中A−A線に沿う断面図である。
【図2】 本発明の参考形態を示し、14V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図である。
【図3】 本発明の参考形態を示し、42V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図である。
【図4】 本発明の参考形態を示し、絶縁シートの巻き付けが完了した状態を示す斜視図である。
【図5】 本発明の実施形態を示し、図9中C−C線に沿う断面図である。
【図6】 本発明の実施形態を示し、14V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態を示し、42V系電線束に絶縁シートを巻き付ける状態を示す斜視図である。
【図8】 本発明の実施形態を示し、図7中B−B線に沿う断面図である。
【図9】 本発明の実施形態を示し、絶縁シートの巻き付けが完了した状態を示す斜視図である。
【図10】 従来例のワイヤーハーネスの断面図である。
【図11】 従来例における14V系回路の電線と42V系回路の電線との沿面距離を示す図である。
【図12】 従来例における14V系回路の電線のジョイント部と42V系回路の電線とのジョイント部との沿面距離を示す図である。
【符号の説明】
1A,1B ワイヤーハーネス
2 絶縁シート
3 拘束テープ
10 アルミ箔シート(シールドシート)
11 アース線
W1 14V系回路の電線(低電圧系回路の電線)
W2 42V系回路の電線(高電圧系回路の電線)
Claims (3)
- 低電圧系回路の複数の電線と、高電圧系回路の複数の電線とを有し、これら低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線とを同一の経路に沿って配索するワイヤーハーネスであって、
前記低電圧系回路の複数の電線と前記高電圧系回路の複数の電線とを分けると共に、これら低電圧系回路の複数の電線と高電圧系回路の複数の電線との全外周を別々に包み込むよう折り曲げた1枚の絶縁シートによって外装を施し、かつこの絶縁シートにシールドシートを積層し、このシールドシートを前記絶縁シートと共に折り曲げ、前記シールドシートが高電圧系回路の複数の電線の全外周を包み込むようにしたことを特徴とするワイヤーハーネス。 - 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
前記低電圧系回路の複数の電線同士及び前記高電圧系回路の複数の電線同士は、それぞれ集束された状態で外周が拘束テープで巻き付けられたことを特徴とするワイヤーハーネス。 - 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
前記シールドシートは、アース線によってアースされていることを特徴とするワイヤーハーネス。
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