JP4014607B2 - 引込戸 - Google Patents

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本発明は、出入口に設けられて収納部に引込み可能な引込戸に関し、特に収納部の内側を容易に掃除しうる引込戸に関する。
従来から、建物の出入口などに設けられている引戸のうち、開閉形式が引込み式の建具には、開口部の片側または両側に戸袋が設けられることで、その内側に引戸を引き込むことができるようになされている。このような引戸としては、例えば、特許文献1、2等に記載されているような構造が知られている。
この種の引戸は、鴨居と敷居に案内されるとともに敷居溝に戸車を走行させて戸体をスライドさせ、壁内部の収納部や側部の戸袋に戸体を引き込んで収納できるように構成されている。これにより、開口部全体を開放することができ、開放時に戸体が邪魔にならないという利点がある。
特開平4−140133号公報 特開平10−184170号公報
上記のような戸袋を備えた引戸は、長期間使用するうちに戸袋内に埃やゴミがたまってしまうものである。しかし、収納部や戸袋は、戸体とほぼ同寸または戸体よりやや大きい程度の寸法で形成されているのが一般的であり、戸体を開口部から取り外しても内側には手が届きにくく、箒や掃除機などの掃除用具も入りにくいため、埃やゴミを取り除くことが難しい。また、敷居上にたまったゴミや埃は、戸体の開閉に伴って戸袋の奥へと押し込まれてしまったり、戸車に巻き付いて戸体を走行させにくくなったりして、開閉にも支障が出るおそれもあった。
そこで本発明は、上記のような問題点にかんがみてなされたものであり、通常は手の届かない引込戸の収納部の内側を掃除できるようにして、メンテナンスを容易にし、長期的にスムーズな開閉を維持することのできる引込戸を提供するものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、スライドレールに沿って走行する戸体が、壁の内部または側部の戸袋状の収納部に引き込まれる引込戸において、戸体の下部に、引込み方向の手前側から奥側へと流れる通水経路が設けられ、通水経路の基端側には水栓に接続した通水管が接続可能となされるとともに、先端側がスライドレールに面して開口されたことを特徴としている。
この構成によれば、通水経路の基端側に通水管を接続することで、スライドレールに面した通水経路の先端側から水を流し、スライドレールにたまった塵埃を洗い流すことができる。これにより、手の届きにくい収納部の内側を容易に掃除することができ、良好な戸体の走行を維持することができるようになる。
また本発明は、上記構成の引込戸において、通水経路には、引込み方向の手前側から奥側方向へ傾斜する水勾配が設けられていることを特徴とする。通水経路に適切な水勾配が設けられることにより、よどむことなく通水できるので好ましい。
通水経路としては、戸体の奥側の見込面に開口して設けられていることが好ましく、収納部の奥まで洗浄することができる。
また、通水管の接続しやすさや、清掃時の戸体の引出しやすさを考慮すれば、通水経路は戸体の手前側の見付面に開口して設けられていてもよい。
また本発明は、上記構成の引込戸において、通水経路の先端側にはスライドレール上面を摺動する洗浄ノズルが接続されたことを特徴としている。これにより、引込戸の開閉動作に連動させて、スライドレール上に洗浄ノズルを動かすことができ、効率よく塵埃を洗い流すことができる。
さらに、本発明の引込戸は、戸体の四周に框が配設されており、戸体を収納部から引出して閉鎖したときに出会う引込口の側部と戸体の縦框とに、互いに係合して気密を保持する気密部材が高さ方向に配設されていることが好ましい。
この構成によると、戸体の内外で空気の流出入や、湿気の流入を防ぐことができ、屋外への出入口や浴室等への出入口にも好適に実施することができる。
上述のように構成される本発明の引込戸によれば、通常は手の届かない引込戸の収納部の内側を洗い流して塵埃を除去し、容易に掃除することができる。これにより、引込戸のメンテナンスが格段にしやすくなり、定期的に掃除を行うことが容易になるので、戸体のスムーズな開閉状態を維持することができる。
また、本発明の引込戸は、戸体を収納部から引出して閉鎖したときに出会う引込口の側部と戸体の縦框とに気密部材を配設したので、引込戸の内外で気密性を確保することができる。
以下、本発明に係る引込戸を実施するための最良の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明に係る引込戸の一例を示し、図1は引込戸の正面図、図2は引込戸の横断面図、図3は引込戸の戸体下部を示す説明図、図4は戸体下部の見込面を示す側面図、図5は収納部の清掃時を示す戸体下部の説明図である。
例示の形態において、建物の外壁4には開口部41が設けられ、この開口部41に開口部枠42が設置されている。引込戸1の戸体2は、この開口部枠42の内側に建て込まれて開口部41を開閉可能とするものである。
上下の開口部枠42にはスライドレール43が備えられており、このスライドレール43に沿って戸体2が走行するように構成されている。戸体2はその四周に、上下框21,22および左右の縦框23,23がそれぞれ配設され、その内側に面材(ガラス)24が嵌め込まれている。戸体2の手前側の縦框23には開閉操作用の取手231が設けられている。下框22には、戸体2をスライドレール43に沿ってスムーズ開閉させる戸車221が備えられている。
また、開口部41の側部の壁内部には収納部44が形成されている。この収納部44は、戸体2をスライドレール43に沿って引込んでその全体を収納し、また引出すことができる大きさに形成されている。収納部44の奥部には戸当り45が配設されている。
かかる戸体2の下框22には、引込み方向の手前側から奥側へ連通して内部に通水可能な通水経路3が設けられている。この通水経路3は、例えば樹脂製のホースやパイプ等を連通させて形成されている。また、通水経路3には、引込み方向の手前側から奥側方向へ傾斜する水勾配が設けられている。
例示の形態では、左右の縦框23,23の下部、および下框22に連通して設けられたホース挿通空間25が形成されており、この挿通空間25内に可撓性を有する蛇腹状の通水ホース31が通されて経路が確保されている。
この通水ホース31は、戸体2の奥側の見込面に開口して配設され、見込面の外側に、先端部がスライドレール43に面した洗浄ノズル32が装着されている。例示の形態では、洗浄ノズル32には先端部にブラシ322が備えられている。これによりブラシ322は、戸体2の走行に連動してスライドレール43の上面を摺動するように構成されている。また、このブラシ322は、水圧により回転するような機構のものであってもよい。
また、通水ホース31の基端側は、戸体2の縦框23下部の見込面に開口するように配設されている。この通水ホース31の基端側には、適宜の水栓に接続されたホース等の通水管5が接続される。見込面に形成された通水管5を接続する差込口33には、開閉自在なシャッター331が内装されており、例示するような略円筒状の継手部材51を差込口33に差し込むことで差込口33が開放されるように構成されている。そして、この継手部材51に対して通水管5を水密状態に接続することにより、通水経路3に水を流すことができるようになっている。
また、このようにホース挿通空間25に通す通水ホース31を可撓性のあるものとすることで、戸体2に挿通空間25を設けた後に通水ホース31を挿し通しやすくし、通水経路3を形成しやすくすることができる。なお、通水ホース31は例示のような蛇腹状のホースに限らず、直円筒状のホースやパイプ等が使用されてもよい。
かかる通水ホース31の基端側は、戸体2の下部の見付面に開口して設けられていてもよい。より好ましくは、手前側の縦框23に開口して設けられる。この場合、通水ホース31の差込口33に通水管5を接続しやすくなり、戸体2と開口部枠42との間に通水管5が挟まることがないので、戸体2を完全に閉鎖した状態でも使用することができる。
さらに、引込み方向奥側の縦框23には、戸体2を収納部44から引出して開口部41を閉鎖したときに出会う引込口441の側部との間に、互いに係合して気密を保持する気密部材26が高さ方向に配設されている。図2に示すように、気密部材26は、横断面が略L字状に形成されて、縦框23の見付面に突設されている。また、引込口441の側部、すなわち例示の形態における室外側の開口部枠42の内側面にも、横断面が略L字状の気密部材421が突設されている。
これらの気密部材26,421は、戸体2を閉鎖したときに互いに係合して開口部41を密閉することができる。これにより、戸体2の室内側と室外側とで空気の流出入や、湿気の流入を防ぐことができるようになされている。
このように引込戸1が構成されることで、差込口33に継手部材51を介して通水管5を接続し、通水経路3(通水ホース31)内に水を流すことで、水勾配に従って戸体2の引込み方向の手前側から奥川へと通水できる。水は、通水経路3から洗浄ノズル32へと流れ、収納部44の内側に配設されているスライドレール43上の塵埃を、洗い流して除去することができる。
そして、戸体2をスライドレール43に沿って走行させながら通水するようにすれば、洗浄ノズル32がスライドレール43上を摺動して塵埃をこすり取り、洗浄ノズル32の先端から出る水によって塵埃をくまなく流し去るので、通常は手の届かない収納部44の奥部まで簡単に掃除することが可能になる。また、水に洗浄剤等を混ぜて通水すれば洗浄力が高まるので、洗浄剤で汚れを浮き上がらせた後、もう一度通水して水洗いすることで、収納部44の内側をより一層きれいに掃除することができる。
なお、本発明の引込戸1における戸体2の開閉形式は、前記したような片引き式だけでなく、開口部の両側部に収納部が設けられた引き分け式であっても、好適に実施することができ、外部と接する壁面に設けられた開口部だけでなく、排水の容易な浴室等の出入口にも適用することができる。
この発明は、出入口を開閉する引戸で戸袋状の収納部に対して引込み及び引出し自在に収納される引込戸に好適であり、収納部の内側を容易に掃除するのに利用することができる。
本発明に係る引込戸の一例を示す正面図である。 前記引込戸の横断面図である。 前記引込戸の戸体下部の見付面を示す説明図である。 前記引込戸の戸体下部の見込面を示す側面図である。 前記引込戸において収納部の清掃時における戸体下部を示す説明図である。
符号の説明
1 引込戸
2 戸体
21 上框
22 下框
23 縦框
26 気密部材
3 通水経路
31 通水ホース
32 洗浄ノズル
33 差込口
4 外壁面
41 開口部
42 開口部枠
421 気密部材
43 スライドレール
44 収納部
441 引込口
5 通水管

Claims (5)

  1. スライドレールに沿って走行する戸体が、壁の内部または側部の戸袋状の収納部に引き込まれる引込戸において、
    戸体の下部に、引込み方向の手前側から奥側へと流れる通水経路が設けられ、通水経路の基端側には水栓に接続した通水管が接続可能となされるとともに、先端側がスライドレールに面して開口されており、前記通水経路には、引込み方向の手前側から奥側方向へ傾斜する水勾配が設けられていることを特徴とする記載の引込戸。
  2. 通水経路は戸体の奥側の見込面に開口して設けられたことを特徴とする請求項1に記載の引込戸。
  3. 通水経路は戸体の手前側の見付面に開口して設けられたことを特徴とする請求項1または2に記載の引込戸。
  4. 通水経路の先端側にはスライドレール上面を摺動する洗浄ノズルが接続されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の引込戸。
  5. 戸体は四周に框が配設されており、戸体を収納部から引出して開口部を閉鎖したときに出会う引込口の側部と戸体の縦框とに、互いに係合して気密を保持する気密部材が高さ方向に配設されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の引込戸。
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