JP4013511B2 - 透明タッチパネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器の操作に用いられる透明タッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の高機能化や多様化が進むに伴い、LCD等の表示素子の前面に透明タッチパネルを装着し、この透明タッチパネルを通して表示素子に表示された文字や記号、絵柄等の視認、選択を行い、透明タッチパネルの操作によって機器の各機能の切換えを行うものが増えている。
【0003】
このような従来の透明タッチパネルについて、図4〜図6を用いて説明する。
【0004】
図4は従来の透明タッチパネルの平面図、図5は同上下基板の平面図であり、同図において、1はポリエチレンテレフタレートやポリカーボネートフィルム等の透明な上基板で、この下面には、酸化インジウム錫や酸化錫等の、透明な上導電層2が真空スパッタ等によって形成されている。
【0005】
そして、3及び4は銀やカーボン等のペーストによって印刷形成された一対の上電極で、図5(a)に示すように、上導電層2の両端から、エッチングやレーザカッティングにより部分的に上導電層2が除去され素地を露出させた上基板1上を延出し、端部には一対の上導出部3Aと4Aが設けられている。
【0006】
また、5はガラスまたはアクリルやポリカーボネート樹脂等の下基板で、この上面には、上導電層2と同様に透明な下導電層6が形成されると共に、図5(b)に示すように、上導電層2とは直交方向の両端から一対の下電極7及び8が下導電層6が除去された下基板5上を延出している。
【0007】
そして、この下電極7及び8の端部には一対の下導出部7Aと8Aが設けられると共に、下導電層6上面には、上導電層2と所定の間隙を保つための複数のドットスペーサ(図示せず)が、エポキシやシリコン等の絶縁樹脂によって所定の間隔で形成されている。
【0008】
また、これら上基板1と下基板5は、図4に示すように、上下面に粘着剤が塗布された額縁状のスペーサ9によって、上導電層2と下導電層6が所定の間隙を空けて対向するように外周が貼り合わされると共に、上基板1と下基板5の導出部の間には、複数の配線パターンが下面に形成された配線基板10に挟持されている。
【0009】
そして、図6の断面図に示すように、上下基板1,5の各導出部と配線基板10の配線パターン間には異方導電接着剤11が塗布され、上基板1の上導出部3Aと4Aは、貫通孔内に導電剤が充填されたスルーホールによって下面の配線パターン12と13に接続された、配線基板10上面の配線パターン12Aと13Aに接着接続されている。
【0010】
また、下基板5の下導出部7Aと8Aは、同様に異方導電接着剤11によって、配線基板10下面の配線パターン14と15に接着接続されて、透明タッチパネルが構成されている。
【0011】
以上の構成において、配線基板10の各配線パターンが接続用コネクタ等によって電子機器の検出回路に接続され、上基板1の上面を指或いはペン等で押圧操作すると、上基板1が撓み、押圧された箇所の上導電層2が下導電層6に接触し、上電極3と4、及び下電極7と8の各々の間の抵抗比によって、この押圧された位置を検出するように構成されているものであった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の透明タッチパネルにおいては、上電極3,4や下電極7,8が延出する上基板1、下基板5上の上導電層2や下導電層6はエッチング等で除去することが必要であり、この箇所の分だけ押圧操作及びその位置検出が可能な動作有効エリアが減じるため、所定の動作有効エリアに対し外形寸法は大きなものとなるという課題があった。
【0013】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、所定の動作有効エリアを確保しつつ全体の小型化を図れる透明タッチパネルを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0015】
本発明の請求項1に記載の発明は、上基板の下面側に形成された方形形状の透明な上導電層が、下基板の上面側に形成された方形形状の透明な下導電層に対して、所定間隔を保つと共に、上記上導電層の一方の対辺に設けた上電極が、上記下導電層の一方の対辺に設けた下電極に対して直交関係で位置するように上記上基板および下基板が配されて構成された透明タッチパネルであって、上記下基板は、上記下電極と平行関係となる側の一つの側面部に、上記上電極毎に対応する接続電極が個々に設けられると共に、その接続電極の各一端側と上記下電極のそれぞれからの引き回し部分に対して配線基板が装着され、上記接続電極の他端に対しての上記上電極の接続は、上記配線基板が装着される側面部側に突出形成された上記上基板の突出部の下面に上記上電極から延設された接合部を配したものとされ、その突出部が上記下基板の配線基板が装着される側面部側に折り曲げられて上記接合部を介して上記上電極が上記接続電極の他端にそれぞれ接続された透明タッチパネルとするものである。上下基板の導出部や接続部を下基板の側面に設ける当該構成であれば、上基板の下面及び下基板の上面の殆ど全面に動作有効エリアを形成できるため、所定の動作有効エリアを確保しつつ全体の小型化を図れる透明タッチパネルを得ることができるという作用を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0017】
なお、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0018】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による透明タッチパネルの外観斜視図、図2は同上下基板の外観斜視図であり、同図において、20は厚さ150〜200μm前後のポリエチレンテレフタレートやポリカーボネートフィルム等の透明な上基板で、両端に突出部20A,20Bが設けられ、下面全面に、酸化インジウム錫や酸化錫等の、透明な上導電層21が真空スパッタ等によって形成されている。
【0019】
そして、22A及び22Bは銀やカーボン等のペーストによって印刷形成された一対の上電極で、図2(a)に示すように、上導電層21の両端から延出し、突出部20A,20Bには接合部23A,23Bが設けられている。
【0020】
また、24はガラスまたはアクリルやポリカーボネート樹脂等の下基板で、この上面には、上導電層21と同様に透明な下導電層25が形成されると共に、図2(b)に示すように、上導電層21とは直交方向の両端から一対の下電極26A及び26Bが延出している。
【0021】
そして、下基板24の右側面に下電極26Aに接続された下導出部29Aが、銀やカーボン等のペーストを印刷形成して設けられると共に、下電極26Bは左側面から下面を経由して右側面に延出され、この右側面に下導出部29Bが設けられている。
【0022】
さらに、この下基板24右側面には一端に上導出部27B,28B、他端に接続部27A,28Aが設けられた接続電極27,28が形成されている。
【0023】
従って、従来上下基板に設けられていた導出部が下基板24の側面に配置されたことになり、上基板20の下面と下基板24の上面の上電極22A,22Bと下電極26A,26B以外の箇所は、全面が押圧操作及びその位置検出が可能な動作有効エリアとなっている。
【0024】
また、下導電層25上面には、上導電層21と所定の間隙を保つための複数のドットスペーサ(図示せず)が、エポキシやシリコン等の絶縁樹脂によって所定の間隔で形成され、上基板20と下基板24は、図1に示すように、上下面に粘着剤が塗布された額縁状のスペーサ9によって、上導電層21と下導電層25が所定の間隙を空けて対向するように外周が貼り合わされる。
【0025】
そして、図3(a)に示すように、上基板20の接合部23A,23Bは下方へ直角に折り曲げられ、図3(b)に示すように、クロロプレンゴムやポリエステル、エポキシ等の合成樹脂内に、金属粉または金属や樹脂粉に貴金属メッキを施した導電粉を分散した異方導電接着剤11によって接続部27A,28Aに接着接続される。
【0026】
そして、図1に示すように、配線基板30下面の配線パターンは異方導電接着剤11によって上導出部27B,28B及び下導出部29A,29Bに各々接着接続される。
【0027】
従って、上基板20の上電極22A,22Bは突出部20A,20Bの接合部23A,23Bから下基板24の接続部27A,28Aを介して上導出部27B,28Bで、また下基板24の下電極26A,26Bは下導出部29A,29Bで配線基板30下面の配線パターンに接着接続され、透明タッチパネルが構成されている。
【0028】
以上の構成において、配線基板30の各配線パターンが接続用コネクタ等によって電子機器の検出回路に接続され、上基板20の上面を指或いはペン等で押圧操作すると、上基板20が撓み、押圧された箇所の上導電層21が下導電層25に接触する。
【0029】
そして、上電極22Aと22B、及び下電極26Aと26Bの各々の間の抵抗比によって、この押圧された箇所を検出回路が検出するように構成されている。
【0030】
このように本実施の形態によれば、上基板20の透明な上導電層21の両端から延出した上電極22A,22Bの端部に接合部23A,23Bを設けると共に、この上導電層21と所定の間隙を空けて対向する下基板24の透明な下導電層25の両端から延出した下電極26A,26B端部の下導出部29A,29B、及び一端に上導出部27B,28Bが形成され他端の接続部27A,28Aに、上基板20の接合部23A,23Bを接続する接続電極27,28を下基板24の側面に設けて透明タッチパネルを構成することによって、上下基板の導出部や接続部が下基板の側面に設けられ、上基板の下面及び下基板の上面の殆ど全面に動作有効エリアを形成できるため、所定の動作有効エリアを確保しつつ全体の小型化を図れる透明タッチパネルを得ることができるものである。
【0031】
【発明の効果】
以上のように本発明は、上基板の下面側に形成された方形形状の透明な上導電層が、下基板の上面側に形成された方形形状の透明な下導電層に対して、所定間隔を保つと共に、上記上導電層の一方の対辺に設けた上電極が、上記下導電層の一方の対辺に設けた下電極に対して直交関係で位置するように上記上基板および下基板が配されて構成された透明タッチパネルであって、上記下基板は、上記下電極と平行関係となる側の一つの側面部に、上記上電極毎に対応する接続電極が個々に設けられると共に、その接続電極の各一端側と上記下電極のそれぞれからの引き回し部分に対して配線基板が装着され、上記接続電極の他端に対しての上記上電極の接続は、上記配線基板が装着される側面部側に突出形成された上記上基板の突出部の下面に上記上電極から延設された接合部を配したものとされ、その突出部が上記下基板の配線基板が装着される側面部側に折り曲げられて上記接合部を介して上記上電極が上記接続電極の他端にそれぞれ接続された透明タッチパネルとしたものである。これによれば、所定の動作有効エリアを確保しつつ全体の小型化を図れる透明タッチパネルを得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による透明タッチパネルの外観斜視図
【図2】(a)(b)は同上下基板の外観斜視図
【図3】(a)(b)は同組立てを説明する外観斜視図
【図4】従来の透明タッチパネルの平面図
【図5】(a)(b)は同上下基板の平面図
【図6】同断面図
【符号の説明】
9 スペーサ
11 異方導電接着剤
20 上基板
21 上導電層
22A,22B 上電極
23A,23B 接合部
24 下基板
25 下導電層
26A,26B 下電極
27,28 接続電極
27A,28A 接続部
27B,28B 上導出部
29A,29B 下導出部
30 配線基板

Claims (1)

  1. 上基板の下面側に形成された方形形状の透明な上導電層が、下基板の上面側に形成された方形形状の透明な下導電層に対して、所定間隔を保つと共に、上記上導電層の一方の対辺に設けた上電極が、上記下導電層の一方の対辺に設けた下電極に対して直交関係で位置するように上記上基板および下基板が配されて構成された透明タッチパネルであって、上記下基板は、上記下電極と平行関係となる側の一つの側面部に、上記上電極毎に対応する接続電極が個々に設けられると共に、その接続電極の各一端側と上記下電極のそれぞれからの引き回し部分に対して配線基板が装着され、上記接続電極の他端に対しての上記上電極の接続は、上記配線基板が装着される側面部側に突出形成された上記上基板の突出部の下面に上記上電極から延設された接合部を配したものとされ、その突出部が上記下基板の配線基板が装着される側面部側に折り曲げられて上記接合部を介して上記上電極が上記接続電極の他端にそれぞれ接続された透明タッチパネル。
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