JP4011971B2 - ネットワークデバイス管理装置およびネットワークデバイス管理方法および記憶媒体 - Google Patents

ネットワークデバイス管理装置およびネットワークデバイス管理方法および記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された複数のデバイスを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置およびネットワークデバイス管理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、大規模ネットワークシステムを構成するネットワーク上のデバイスを管理するための方法として、これまでにいくつかの試みが数多くの標準機関でなされている。国際標準化機構(ISO)は開放型システム間相互接続(Open System Interconnection,OSI)モデルと呼ばれる汎用基準フレームワークを提供されている。
【0003】
ここで、ネットワーク管理プロトコルのOSIモデルは、共通管理情報プロトコル(Comon Management Information Protocol,CWIP)と呼ばれる。CMIPはヨーロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0004】
また、近年では、より共通性の高いネットフーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プロトコル(Simple Network Managment Protocol,SNMP)と呼ばれるCMIPに関連する一変種のプロトコルがあることが、例えば「TCP/IPネットワーク管理人間実用的な管理をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳(株)トッパン発行1992年8月20日初版に記載されている。
【0005】
このSNMPネットワーク管理技術によれば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つのネットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエージェントを含むいくつかの管理対象ノード、及び管理ステーションやエージェントが管理情報を交換するために使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
【0006】
そして、ユーザは、NMS上でネットワーク管理ソフトウエアを用いて管理対象ノード上のエージェントソフトウェアと通信することにより、ネットワーク上のデータを得たり、また設定すべきデータを変更することができるように構成されている。
【0007】
ここで、エージェントとは、各々のターゲット装置についてのバックラウンドプロセスとして走るソフトウエアである。
【0008】
この場合、ユーザがネットワーク上の装置に対して管理データを要求すると、管理ソフトウエアはオブジェクト識別情報を管理パケットまたはフレームに入れてターゲットエージェントヘ送り出す。そして、エージェントは、そのオブジェクト識別情報を解釈して、そのオブジェクト識別情報に対応するデータを取り出し、そのデータをパケットに入れてユーザに送り返す。時には、データを取り出すために対応するプロセスが呼び出される場合もある。
【0009】
また、上記エージェントは、自分の状態に関するデータをデータベースの形式で保持している。このデータベースのことを、MIB(Management lnformationBase)と呼んでいる。MIBは木構造のデータ構造をしており、全てのノードが一意に番号付けされている。このノードの識別子のことを、オブジェクト識別子(OBJECT IDENTIFIER)と呼んでいる。
【0010】
このMIBの構造は、管理情報構造(SMI:Structure of Management Information)と呼ばれ、RFCl155 Structure and Identification of Management Information for TCP/IP−based Internetsで規定されている。
【0011】
次に、SNMPプロトコルについて詳細に説明する。
【0012】
ネットワーク管理ユーティリティソフトウェアが動作しているPC(以下、マネージャと呼称する)とSNMPエージェントが動作している管理対象ネットワークデバイス(以下、エージェントと呼称する)とは、SNMPプロトコルを用いて通信を行う。SNMPプロトコルには5種類のコマンドがあり、それぞれGetRequest、GetNextRequest、GetResponse、SetRequest、Trapと呼ばれる。
【0013】
GetRequestおよびGetNextRequestは、マネージャがエージェントのMIBオブジェクトの値を取得するために、マネージャがエージェントに対して送出するコマンドである。このコマンドを受け取ったエージェントは、GetResponseコマンドをマネージャに対して送出することによりMIBオブジェクトの値(設定値)を知らせる。
【0014】
一方、SetRequestは、マネージャがエージェントのMIBオブジェクトの値を設定するために、マネージャがエージェントに対して送出するコマンドである。このコマンドを受け取ったエージェントは、設定結果をマネージャに通知するために、マネージャに対してGetRespohseコマンドを送出する。
【0015】
Trapは、エージェントが自分自身の状態の変化をマネージャに対して通知するために、エージェントがマネージャに対して送出するコマンドである。
【0016】
SNMPプロトコルによってやり取りされる情報は多岐にわたるが、典型的なものとしてはエージェントが動作するネットワークインタフェースの各種設定、通信の統計的な履歴,現在の状態といった通信関係の情報がある。
【0017】
この他、当該ネットワークインタフェースによりネットワークインタフェースに接続されているデバイスに関する情報も多い。
【0018】
例えばネットワークプリンタの場合、プリンタ本体の動作状態、性能・装備に関する情報などである。
【0019】
SNMPプロトコルによってエージェントとマネージャの間でやり取りされるネットワークインタフェースの各種設定としては、Ethernet(登録商標)、TokenRingなどの通信メディアレベルの設定(フレームタイプ等)、TCP/IPネットワークで使用されるIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイのIPアドレス等が含まれる。
【0020】
マネージャは前述したGetRequestやGetNextRequestによってエージェントに現在の設定値を問い合わせ、エージェントはそれに応答してGetResponseによって返答する。
【0021】
また、マネージャ側で編集された設定値はSetRequestによってエージェント側に送信され、エージェントはネットワークインタフェース等の然るべき設定を変更する。
【0022】
このように、デバイス外部のマネージャとデバイス側の機器内部に組み込まれた(ユーザインタフェースを持たない)エージェントとの間の通信によって様々な設定を行う方法により、ネットワークデバイスに設定用の物理的なユーザインタフェースを持たせることなく、マネージャ側が動作するシステム(例えばパーソナルコンピュータ)の持つグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を利用して、非常に使い勝手の良いネットワークデバイスの遠隔管理システムを実現することができる。
【0023】
ところで、SNMPプロトコルを利用することによって、上記のようなネットワークあるいはデバイスパラメータの設定だけでなく、マネージャからデバイスに対してある種の指示を出すことが可能である。
【0024】
例えば、マネージャがあるMIBオブジェクトの値を規定のある値に変更した時、エージェントがその値に予め対応づけられた特定の動作をとるようにすれば、それはマネージャからエージェントに対してその動作をとる指示を与えたことに等しい。
【0025】
例えば、図10に定義を与えたcanPrtPerfrestPrintなるある仮想的なMIBオブジェクトを考える。このオブジェクトをプリンタのネットワークインタフェースに実装されたエージェントに用いた場合、通常はtestPrintPerfNone(1)の値をとるが、マネージャがこのオブジェクトの値をtestPrintPerfNetworkConfig(2)に変更すると、エージェントはネットワーク設定のパラメータの一覧をプリントアウトするようプリンタに指示を出す。テストプリントが行われている間はこのオブジェクトはtestPrintPerfNetworkConfig(2)の値を取り続け、マネージャは他の値に変更することはできない。
【0026】
テストプリントが終了すると、エージェントは値を再びtestPrintPerfNone(1)に戻す。
【0027】
同様に、マネージャがこのオブジェクトの値をtestPrintPerfPDLParams(3)に変更すると、エージェントはプリンタに対してPDL(ページ記述言語)のデフォルト設定値の一覧をプリントアウトするよう指示を出し、エージェントがTestPrintPerfFontList(4)に変更した場合は、プリンタにデータが搭載されているフォント名のリストをプリントアウトするようプリンタに指示を出す。
【0028】
SNMPプロトコルを利用したネットワークデバイスの遠隔管理プログラムの典型的なものは、図11に掲げたようなユーザインタフェースを持つ。
【0029】
図11は、この種の情報処理装置におけるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0030】
図11において、ネットワークに接続された管理対象であるネットワークデバイスのリストを表示するデバイスリスト501が存在する。
【0031】
従来の遠隔管理プログラムでは、デバイスリスト501に表示された複数のデバイスのうちひとつのデバイスをユーザが選択して所望の管理操作を行っていた。
【0032】
例えば、図11中に現れているStatusタブ504、Featuresタブ505、Setupタブ506は、デバイスリストで選択されたデバイスに関する下記のような詳細情報を表示する。
【0033】
図11において、Statusタブ504は、デバイスの状態を表示する。例えばエラーが起きていればどんなエラーが起きているかを表示して、ユーザの注意を喚起する。
【0034】
Featuresタブ505は、デバィスの装備情報の設定状態を表示する。これは例えばネットワークプリンタの場合、プリンタの各カセットに積載されている用紙のサイズ・残量、両面印刷ユニットの有無、ページ記述言語サポートなどの情報である。
【0035】
Setupタブ506は、ネットワークインタフェースの設定を行う際に、TCP/IP系では、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレス等の設定状態を表示する。
【0036】
また、ネットワーク制御がNetWare系では、PSERVER、NPRINTERといったプリントアプリケーションの設定が含まれる。
【0037】
これらのタブに表示された情報から、ユーザは当該デバイスに関する情報を得、またそのネットワークインタフェースの設定を行うことができる。
【0038】
ところで、ネットワークデバイスの遠隔管理プログラムでは、必ずしもSNMPプロトコルを全面的に使用する必要はない。例えば、上述のJobsタブのように場合によっては、NetWareやWindows(登録商標)NTのようなネットワークOSで使用されるAPI(Application Program Interface)を利用することもあるし、またデバイスに固有な特殊なプロトコルを使用することもある。
【0039】
また、ファームウエアの更新を遠隔管理プログラムから行うことができる機能をサポートするデバイスが存在するが、方法としては(1)独自プロトコルを用いてファームウエアのイメージファイルをデバイスに転送する方法、(2)FTPのような既存のプロトコルを利用してファームウエアのイメージファイルをデバイス内部のファイルシステムに転送する方法(特定のディレクトリにファイルをFTPコピーすると、リセット後このファイルをRAMに展開して動作する等が考えられる。
【0040】
さらに、遠隔管理プログラムでは、図11に示すようなメニューバーあるいはそれに代わるものが利用可能なことが多い。この中で、”Device”というメニューについてどのような選択肢が用意されているかを例示したのが図12である。
【0041】
図12で、”TestPrint”という項目は、デバイスリスト上で選択されているデバイスに対して前述のようにSNMPプロトコルを利用してテストプリントの出力を指示する。
【0042】
また、”Flash Network Board...”では、ユーザがこれを選択すると、図示しないダイアログが表示され、ユーザは新しいファームウエアのイメージファイルを指定することができる。ユーザが指定したファイルによって、デバイスリスト上で選択されているデバイスのファームウエアは更新される。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ネットワークデバイスの遠隔管理プログラムでは、テストプリント、デバイスのファームウエアの遠隔更新といった機能は、ユーザインタフェースで提供される設定画面上のデバイスリスト上で選択された一つのデバイスに対して適応されるに過ぎない。
【0044】
しかしながら、現実にはユーザはネットワーク上の複数のデバイスに対して同じ操作を同時に行いたい場合が多い。
【0045】
例えば、ある機種のファームウエアのバージョンアップがあった場合、この機種でネットワークに接続されたもの全てにつきファームウエアの更新をする必要があるが、このような時ユーザは、デバイスをデバイスリストで選択し、”Flash Network Board...”のメニューを選び、ファームウェアイメージファイルを選ぶというステップを、各デバイス毎に踏まなければならず手間がかかってしまう。
【0046】
また、新しいデバイスを何台か同時にネットワークに導入した場合など、複数のデバイスのテストプリントを出力する必要が生じることがあるが、こうした場合でも、デバイスをデバイスリストで選択し、”Test Print”メニューを選ぶというステップをデバイス毎に踏まなければならず、やはり面倒であり、利便性が極めて悪い等の問題点があった。
【0047】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合と、選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合とに適応して表示される指示部の操作に基づいて、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを送信できる仕組みを提供することである。
【0048】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るネットワークデバイス管理装置は、以下の特徴的構成を備える。
ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置において、管理対象となっている印刷デバイスの一覧をユーザインタフェース上に表示するデバイス表示手段と、前記デバイス表示手段により表示された印刷デバイスの中から複数の印刷デバイスを選択状態とする選択手段と、前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスがあるか、及び、前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に、ファームウェアの遠隔配信コマンドに対応する印刷デバイスとして、同種のデバイスのみがあるか、を判定する判定手段と、前記判定手段により、前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合、遠隔テストプリントのコマンド指示部を有効に表示し、指示部を指示可能に表示し、前記判定手段により、前記選択手段が選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合、ファームウェアを遠隔配信を指示する指示部を使用不能に表示するプリント指示部表示手段と、テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部が指示されたことを検知する検知手段と、テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部を介して一回の指示があったことを前記検知手段が検知するのに応答して、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを当該複数のデバイスにおいて実行させるために送信する制御手段と、を有することを特徴とする。
【0049】
本発明に係るネットワークデバイス管理方法は、以下の特徴的構成を備える。
ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置におけるネットワークデバイス管理方法において、管理対象となっている印刷デバイスの一覧をユーザインタフェース上に表示するデバイス表示工程と、前記デバイス表示工程により表示された印刷デバイスの中から複数の印刷デバイスを選択状態とする選択工程と、前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスがあるか、及び、前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に、ファームウェアの遠隔配信コマンドに対応する印刷デバイスとして、同種のデバイスのみがあるか、を判定する判定工程と、前記判定工程により、前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合、遠隔テストプリントのコマンド指示部を有効に表示し、指示部を指示可能に表示し、前記判定工程により、前記選択工程が選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合、ファームウェアを遠隔配信を指示する指示部を使用不能に表示するプリント指示部表示工程と、テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部が指示されたことを検知する検知工程と、テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部を介して一回の指示があったことを前記検知工程が検知するのに応答して、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを当該複数のデバイスにおいて実行させるために送信する制御工程と、を有することを特徴とする。
【0059】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施形態を示すネットワーク管理装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明するブロック図であり、ネットワーク管理ソフトウエアが管理するデバイスが接続されているネットワークシステムの例に対応する。
【0060】
図1において、101はネットワークボード(NB)で、開放型アーキテクチャをもつプリンタ102をネットワークに接続する。NB101は、ローカルエリアネットワーク(LAN)100に、同軸コネクタをもつEthernet(登録商標)インタフェース10Base2や、RJ−45をもつ10BaseTなどのLANインタフェースを介して接続される。
【0061】
PC103、PC104などの複数のパーソナルコンピュータ(PC)もまたLAN100に接続されており、ネットワークオペレーティングシステムの制御のもと、これらのPC103、PC104はNB101と通信することができる。
【0062】
従って、PCの1つ、例えばPC103をネットワーク管理用に使用することができる。また、PC104に接続されているプリンタ105のようなローカルプリンタを接続してもよい。
【0063】
LAN100には、ファイルサーバ106が接続されており、ファイルサーバ106は大容量(例えば、100億バイト程度)のネットワークディスク107に記憶されたファイルヘのアクセスを管理する。
【0064】
プリントサーバ108は、接続された複数のプリンタ109、または遠隔地にあるプリンタ105などのプリンタに印刷を行わせる。また、他の図示しない周辺機器をLAN100に接続してもよい。
【0065】
また、ファイルサーバ106は、LANメンバ間でファイルの受信や、記憶、キューイング、キャッシング、および送信を行う、ファイル管理部としての役割を果たす。
【0066】
例えば、PC103およびPC104のそれぞれにより作成されたデータファイルは、ファイルサーバ106へ送られ、ファイルサーバ106は、これらのデータファイルを順に並べ、そしてプリントサーバ108からのコマンドに従って、並べられたデータファイルをプリンタ109の1つに送信する。
【0067】
クライアントとしてのPC103とリモートプリンタとしてのPC104は、それぞれデータファイルの生成や、生成したデータファイルのLAN100への送信や、また、LAN100からのファイルの受信や、更に、それらのファイルの表示および/または処理を行うことができ、一般的なパーソナルコンピュータで構成される。
【0068】
なお、図1にはパーソナルコンピュータ機器が示されているが、ネットワークソフトウェアを実行するのに適切であるような、他のコンピュータ機器を含んでもよい。例えば、UNIX(登録商標)のソフトウエアを使用している場合に、UNIX(登録商標)ワークステーションをネットワークに含んでも良く、これらのワークステーションは、適切な状況下で、図示されているPCと共に使用することができる。
【0069】
通常、LAN100などのLANは、1つの建物内の1つの階または連続した複数の階でのユーザグループ等の比較的ローカルなユーザグループにサービスを提供する。
【0070】
例えば、ユーザが他の建物や他県に居るなど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。
【0071】
WANは、基本的には、いくつかのLANをサービス総合ディジタルネットワーク(ISDN)などの高速度ディジタル回線で接続することにより形成された集合体である。
【0072】
従って、図1に示すように、LAN100、LAN110、LAN120とは、モデム/トランスポンダ130およびバックボーン140を介して接続され、WANを形成する。
【0073】
それぞれのLANは、専用のPCを含み、また、必要に応じて、ファイルサーバやプリントサーバを含むこともある。
【0074】
図1に示すように、LANl10は、PClll、PCl12、ファイルサーバ113、ネットワークディスク114、プリントサーバ115、プリンタ116を含む。対照的に、LAN120,PC121とPC122のみを含む。LAN100、LANl10,およびLAN120に接続されている機器は、WAN接続を介して他のLANに接続された機器の機能にアクセスすることができる。
【0075】
また、LAN100には、WWWサーバ150が接続されており、WWWサーバ150上にインストールされたネットワーク管理ソフトウエアが生成したHTMLドキュメントを、PC103上にインストールされたWWWブラウザを使って表示したり、PC103上のWWWブラウザ上で行ったプリンタの設定を、WWWサーバ150上のネットワーク管理ソフトウエアを介して特定のプリンタに送信することもできる。
【0076】
更に詳しくは、図1に示すネットワークは、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行うために、NovellやUNIX(登録商標)のソフトウエアなどのネットワークソフトウェアを使用することができる。どのネットワークソフトウェアを使用することも可能であるが、例えば、Novell社のNetWare(Novell社の登録商標)ソフトウエアを使用することができる。このソフトウェアパッケージに関する詳細な説明は、NetWareパソケージに同梱されているオンラインドキュメンテーションに記されている。これは、Novell社からNetWareパッケージと共に購入することができる。
【0077】
図2は、図1に示したクライアント103の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
【0078】
図2において、103はネットワーク管理ソフトウエアが稼動するPCであり、図1における103のPC(クライアント)と同等である。
【0079】
PC103は、ROM202もしくはハードディスク(HD)211に記憶された、あるいはフロッピー(登録商標)ディスク(FD)212より供給されるネットワーク管理プログラムを実行するCPU201を備え、システムデス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
【0080】
203はRAMで、CPU201の主メモリ、ワークエリアなどとして機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)209や不図示のポインティングデバイスなどからの指示入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRTC)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。
【0081】
207はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、およびネットワーク管理プログラムなどを記憶するハードディスク(HD)211およびフロッピー(登録商標)ディスク(FD)212とのアクセスを制御する。208は、ネットワークインタフェースカード(NIC)で、LAN100を介して、エージェントあるいはネットワーク機器と双方向にデータをやりとりする。
【0082】
図3は、本発明に係るネットワーク管理装置におけるネットワーク管理ソフトウエア(ネットワークデバイス遠隔管理装置のソフトウエア)のモジュール構成を説明するブロック図である。なお、本発明に係るネットワーク管理ソフトウエア300は、図2に示したハードディスク211(他の記憶媒体であってもよい)に格納されており、CPU201によって実行される。その際、CPU201はワークエリアとしてRAM203を使用する。
【0083】
図3において、全体制御部301は、ソフトウエア全体の動作を管理するもので、このソフトウエアが起動されると、まずこの部分に制御が渡される。起動後全体制御部301は、まずデバイスリスト表示部302およびデバイス詳細情報表示部303に対して初期化を行うよう指示する。
【0084】
デバイスリスト表示部302およびデバイス詳細情報表示部303は自分自身の初期化を行うと同時に、デバイス探索部304、デバイス固有情報取得設定部305に初期化を指示する。
【0085】
そして、初期化が終わると、全体制御部301はデバイスリスト表示部302にデバイスリストの内部的な生成および表示を指示し、該指示を受けたデバイスリスト表示部302はデバイス探索部304にデバイス探索、すなわちネットワークに存在する管理対象になるデバイスの検出を行うよう指示する。
【0086】
次に、デバイス探索部304は探索パケットに必要な情報を生成してSNMPプロトコル処理層306に渡すと、SNMPプロトコル処理層306は、該デバイス探索部304より渡された情報をSNMPパケット化して、さらに下位のTCP/IPプロトコル処理層307に渡す。
【0087】
これにより、TCP/IPプロトコル処理層307は、該SNMPプロトコル処理部306より渡された情報をIPパケットとして物理ネットワークアクセス層308に渡すと、該物理ネットワークアクセス層308は渡された情報をEthemetのようなネットワークメディアに伝送し、デバイスからのレスポンスを受け取る。そして、受け取られた情報は今説明したのとは逆の向きに伝えられ、デバイス検索結果としてデバイスリスト表示部302に至る。
【0088】
デバイス探索部304から探索結果を得たデバイスリスト表示部302は、検出されたデバイスのプロファイル情報を得るようデバイス固有情報取得設定部305に指示を出す。ここで、プロファイル情報とは、デバイス名、デバイス種類、アドレス、デバイスステータスである。
【0089】
デバイス固有情報取得設定部305は、SNMPプロトコル処理層306に対してプロファイル情報を持つMIBオブジェクトの値を取得するように指示する。この指示は、前述のデバイス探索で行われたのと同様に順次TCP/IPプロトコル処理層307、物理ネットワークアクセス層308へ伝えられ、デバイスからの応答は各層を逆の向きに辿ってデバイス固有情報取得設定部305に伝えられる。
【0090】
デバイスリスト表示部302は、デバイス固有情報取得設定部305からデバイスのプロファイル情報を受け取ると、デバイスのリストを内部的に生成し、さらに、図4に示すユーザインタフェース上にデバイスリスト503を表示する。図4は、図2に示したCRT210上に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0091】
ここでは、デバイスの種類により異なるアイコンが使用されている。またアイコンの下にデバイス名、あるいはデバイス名が定義されていないデバイスについてはMACアドレスが表示される。
【0092】
なお、デバイス探索部304は起動時だけでなく、その後も定期的に自らデバイス探索を行い、その度に結果をデバイスリスト表示部302に通知する。デバイスリスト表示部302は受け取った結果に応じて内部およびユーザインタフェース上のデバイスリスト503を更新する。
【0093】
ここで、ユーザがデバイスリスト503上のアイコンを選択すると、この情報は全体制御部301に伝えられ、全体制御部301はそれに応じてデバイス詳細情報表示部303に選択されたデバイスの詳細情報を表示するよう指示する。デバイス詳細情報は、上述した3つの種類(Status504、Features505、Setup506)がある。
【0094】
本遠隔管理ソフトウエアは、図4に示したメニューバー501に示したメニューをサポートする。この中の”Device”プルダウンメニューをクリックするとさらに図5のような項目が表示される。各項目は選択されているデバイスに応じて、デバイスがサポートしているものだけがアクティブになりユーザが選択でき、それ以外の項目はグレーアウトされる。なお、現在デバイスリストで選択されているデバイスが”Test Print”をサポートしていると仮定する。
【0095】
図5は、図4に示したメニューバー501の”Device”プルダウンメニューの構造を説明する図である。
【0096】
図5において、ユーザが”Device”メニューの中の、”Test Print”を選ぶと、本遠隔管理ソフトウエアはネットワーク上のエージェントに対してネットワーク設定の各項目を記したテストプリントを出力するよう要求する。
【0097】
これは、エージェントがサポートする、図10に示されるMIBオブジェクトを用いて行われる。すなわち、本遠隔管理ソフトウエアは、ユーザが”TestPrint”メニューを選ぶと、図3に示したデバイス詳細情報表示部303さらにデバイス固有情報取得設定部305を経てSNMPプロトコルによって、エージェントの内蔵するcanPrtPeftestPrintオブジェクト・インスタンスの値をtestPrintPerfNetworkConfig(2)の値に変更する。
【0098】
これによって前述のようにデバイス(ここではネットワークプリンタ)にテストプリントを出力させることができる。
【0099】
また、図5に示した”Device”メニューの”Flash Network Board...”項目をユーザが選択すると、図6に示すダイアログが図2に示したCRT210上に表示され、ここで、ユーザがファームウェアイメージを選択すると、そのデータを用いて現在選択されているデバイスのファームウエアが遠隔更新される。
【0100】
図6は、図2に示したCRT210上に表示されるFlash Network Boardの一例を示す図である。
【0101】
前述のように、ファームウエアの遠隔更新は特殊なプロトコルを用いたり、FTPプロトコルを用いたりデバイスにより異なるが、その方法自体は本発明にとって本質的ではないので詳細は省略する。
【0102】
ところで、”Device”メニューには”Select Devices By...”という項目があるが、これをユーザが選択すると、図7に示すようなダイアログが現れる。
【0103】
図7は、図2に示したCRT210上に表示されるSelect Devices Byの一例を示す図であり、ユーザは、次の3つの方法のうちのどれかによってデバイスを複数選択することができる。
【0104】
図7において、「By Type」を選択すると、現在選択されているのと同じ種類のデバイスをすべて選択する。
【0105】
また、「IP Address」を選択すると、指定したIPアドレス範囲内のデバイスを全て選択する。
【0106】
さらに、「MAC Address...」を選択すると、MACアドレスのベンダーコードが現在選択されているデバイスと同じもの全てを選択する。なお、図7に示す表示例では、現在「By Type」が選択された状態(チェックボタンCB1〜CB3中のチェックボタンCB1が反転表示状態)に対応する。
【0107】
図7に示したダイアログを閉じると、選択された複数のデバイスは、図4に示したデバイスリスト503上でアイコンの背景が中抜けになる。(すなわち、通常1つのデバイスが選択された時には背景全体が着色されるが、複数選択された場合はアイコンを囲む矩形の枠部のみに色づけされ、内部は選択されていないアイコンの背景と同色の状態となる。)
もし、図7に示した”By Type”によって複数のデバイスを選択した場合は、この状態で”Flash Network Board...”を選択すると、前述の図5に示したメニューが一度だけ表示され、図6に示したユーザインタフェースでユーザがファームウエアのイメージファイルを指定すると、選択されている同種の複数のデバイス全てに対して順次ファームウエアの遠隔更新が行われる。
【0108】
また、上記二つの方法のいずれを選んだ場合でも、その状態で”Test Print”メニュー項目をユーザが選択すると、テストプリントをサポートするデバイスについて”順次テストプリント要求が送られ、”Test Print”メニューを一度選択するだけで、選択されたすべてのデバイスがテストプリントを出力する。
【0109】
複数のデバイスの選択の方法としては、他にOSがマクロソフト社のWindows(登録商標)系のPCでは、キーボード上のAltキー(Macintosh社のMACOSでは”Option”キー、OSがUNIX(登録商標)ではコントロールキー)を押しながら、マウス等のポインタデバイスでデバイスリストのアイコンを一つずつ選択していく方法もある。
【0110】
そして、選択されたデバイスのアイコンの背景は、図4に示すように選択した時と同様に中抜けになる。
【0111】
なお、選択された複数のデバイスが異なる種類の場合、”Flash Network Board...”メニューはグレーアウトされる。
【0112】
また、”Test Print”は、一つでもテストプリントをサポートしているデバイスが含まれていればアクティブになる。
【0113】
図8は、本発明に係るネットワーク管理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜(13)は各ステップを示す。
【0114】
先ず、デバイスリスト表示部302は、デバイス固有情報取得設定部305からデバイスのプロファイル情報を受け取ると、デバイスのリストを内部的に生成し、図4に示すユーザインタフェースによるデバイス管理メニュー(図4に示すデバイスリストを含むユーザインタフェース参照)を表示する(1)。そして、ユーザによるメニュー選択を待機し、デバイスメニューDeviceが選択されたかどうかを判定して(2)、デバイスメニューDeviceが選択されていないと判定した場合には、ステップ(3)へ進み、他の処理を実行する。
【0115】
一方、ステップ(2)で、デバイスメニューDeviceが選択されていると判定した場合には、ステップ(4)で、デバイスメニューDeviceに従属するサブメニュー中の項目(図5に示す項目)が選択されるのを待機し、サブメニュー中の項目が選択されたら、さらに、ステップ(5)で、デバイス選択に対応するselectdeviceが選択されるのを待機し、該selectdeviceが選択されたら、ステップ(6)で、その種別が図7に示す「BYTYPE」かどうかを判定して、YESならば、ステップ(13)へ進み、選択された複数のデバイスのアイコンを図4に示すユーザインタフェース中のデバイスリスト503上に識別表示して、ステップ(10)以降へ進む。
【0116】
一方、ステップ(6)で、NOと判定された場合には、ステップ(7)で、選択された種別が図7に示す「IP Address」かどうかを判定して、YESならば、ステップ(12)へ進み、選択された複数のデバイスのアイコンを図4に示すユーザインタフェース中のデバイスリスト503上に識別表示して、ステップ(10)以降へ進む。
【0117】
一方、ステップ(7)で、NOと判定された場合には、ステップ(8)で、選択された種別が図7に示す「MAC Address」かどうかを判定して、NOならば、ステップ(1)へ戻り、YESならば、ステップ(9)へ進み、選択された複数のデバイスのアイコンを図4に示すユーザインタフェース中のデバイスリスト503上に識別表示して、ステップ(10)以降へ進む。
【0118】
そして、ステップ(10)で、選択された各デバイスに設定コマンドを順次出力し、ステップ(11)で、各デバイスからのreponseを受信するのを待機し、各デバイスからのreponseを受信したら、種々の管理情報を更新してステップ(1)へ戻る。
【0119】
上記実施形態によれば、同一の機能処理、例えばテストプリントや同一のファームウエア更新等の際に、各デバイス毎に同じ操作を繰り返す煩雑さを無くすことができ、ユーザであるネットワーク管理者の作業効率をより高めることが可能となる。
【0120】
以下、図9に示すメモリマップを参照して本発明に係るネットワーク管理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
【0121】
図9は、本発明に係るネットワーク管理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【0122】
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0123】
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
【0124】
本実施形態における図8に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0125】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0126】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0127】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROM,EEPROM等を用いることができる。
【0128】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0129】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0130】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合と、選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合とに適応して表示される指示部の操作に基づいて、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを送信できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すネットワーク管理装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明するブロック図である。
【図2】図1に示したクライアントの構成をを説明するブロック図である。
【図3】本発明に係るネットワーク管理装置におけるネットワーク管理ソフトウエアのモジュール構成を説明するブロック図である。
【図4】図2に示したCRT上に表示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【図5】図4に示したメニューバーの”Device”プルダウンメニューの構造を説明する図である。
【図6】図2に示したCRT上に表示されるFlash Network Boardの一例を示す図である。
【図7】図2に示したCRT上に表示されるSelect Devices Byの一例を示す図である。
【図8】本発明に係るネットワーク管理装置におけるデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】本発明に係るネットワーク管理装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
【図10】この種のネットワークデバイスの遠隔管理システムにおけるオブジェクトの一例を示す図である。
【図11】この種のネットワークデバイスの遠隔管理システムにおけるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【図12】図11に示したユーザインタフェースにおけるメニュー構造を説明する図である。
【符号の説明】
201 ネットワークデバイス遠隔管理プログラムを実行するCPU
202 ROM
203 RAM
204 システムバス
205 キーボードコントローラ(KBC)
206 CRTコントローラ(CRTC)
207 ディスクコントローラ(DKC)
208 ネットワークインタフェースカード(NIC)
209 キーボード(KB)
210 CRTディスプレイ(CRT)
211 ハードディスク(HD)
212 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(FD)
300 ネットワークデバイス遠隔管理プログラム
301 全体制御部
302 デバイスリスト表示部
303 デバイス詳細情報表示部
304 デバイス探索部
305 デバイス固有情報取得設定部
306 SNMPプロトコル処理層
307 TCP/IPプロトコル処理層
308 物理ネットワークアクセス層

Claims (3)

  1. ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置において、
    管理対象となっている印刷デバイスの一覧をユーザインタフェース上に表示するデバイス表示手段と、
    前記デバイス表示手段により表示された印刷デバイスの中から複数の印刷デバイスを選択状態とする選択手段と、
    前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスがあるか、及び、前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に、ファームウェアの遠隔配信コマンドに対応する印刷デバイスとして、同種のデバイスのみがあるか、を判定する判定手段と、
    前記判定手段により、前記選択手段が選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合、遠隔テストプリントのコマンド指示部を有効に表示し、指示部を指示可能に表示し、前記判定手段により、前記選択手段が選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合、ファームウェアを遠隔配信を指示する指示部を使用不能に表示するプリント指示部表示手段と、
    テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部が指示されたことを検知する検知手段と、
    テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部を介して一回の指示があったことを前記検知手段が検知するのに応答して、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを当該複数のデバイスにおいて実行させるために送信する制御手段と、
    を有することを特徴とするネットワークデバイス管理装置。
  2. ネットワークに接続された複数の印刷デバイスを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置におけるネットワークデバイス管理方法において、
    管理対象となっている印刷デバイスの一覧をユーザインタフェース上に表示するデバイス表示工程と、
    前記デバイス表示工程により表示された印刷デバイスの中から複数の印刷デバイスを選択状態とする選択工程と、
    前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスがあるか、及び、前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に、ファームウェアの遠隔配信コマンドに対応する印刷デバイスとして、同種のデバイスのみがあるか、を判定する判定工程と、
    前記判定工程により、前記選択工程が選択した印刷デバイスの中に少なくとも一台の遠隔テストプリントのコマンドに対応している印刷デバイスが存在すると判定された場合、遠隔テストプリントのコマンド指示部を有効に表示し、指示部を指示可能に表示し、前記判定工程により、前記選択工程が選択したデバイスの中に複数種類のデバイスが存在すると判定された場合、ファームウェアを遠隔配信を指示する指示部を使用不能に表示するプリント指示部表示工程と、
    テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部が指示されたことを検知する検知工程と、
    テストプリント若しくはファームウェアの遠隔配信を指示する指示部を介して一回の指示があったことを前記検知工程が検知するのに応答して、複数の選択されたデバイスに対して遠隔テストプリントのコマンド、若しくは、ファームウェアを遠隔配信するコマンドを当該複数のデバイスにおいて実行させるために送信する制御工程と、
    を有することを特徴とするネットワークデバイス管理方法。
  3. 請求項2に記載のネットワークデバイス管理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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