JP4008931B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4008931B2
JP4008931B2 JP2005086815A JP2005086815A JP4008931B2 JP 4008931 B2 JP4008931 B2 JP 4008931B2 JP 2005086815 A JP2005086815 A JP 2005086815A JP 2005086815 A JP2005086815 A JP 2005086815A JP 4008931 B2 JP4008931 B2 JP 4008931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor element
substrate
film
laminated film
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005086815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005311345A (ja
Inventor
孝志 井本
隆治 細川
知章 田窪
義久 井守
隆夫 佐藤
哲也 黒澤
美佳 桐谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005086815A priority Critical patent/JP4008931B2/ja
Publication of JP2005311345A publication Critical patent/JP2005311345A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4008931B2 publication Critical patent/JP4008931B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/151Die mounting substrate
    • H01L2924/153Connection portion
    • H01L2924/1531Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface
    • H01L2924/15311Connection portion the connection portion being formed only on the surface of the substrate opposite to the die mounting surface being a ball array, e.g. BGA
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16152Cap comprising a cavity for hosting the device, e.g. U-shaped cap

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Description

本発明は、半導体素子のパッケージング技術に係わり、特に半導体素子を樹脂封止してパッケージングした半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、半導体素子中の配線間寄生容量による信号遅延や素子のリーク電流を低減するために、半導体素子の多層配線層間絶縁体として比誘電率が3以下の低誘電体層が用いられている。また、より低い比誘電率2以下を実現するために、誘電体層内部に0.1から100nm程度の微細な空孔を形成し、比誘電率の小さい空気の多孔質の絶縁体としている。このような低誘電体膜は、材料そのものの強度が低く、同時に微細な空気を含むため非常に脆弱である。
一方、半導体素子はウェハから砥石で機械的に切断され、エポキシ系若しくはシリコーン系の樹脂で封止されて半導体パッケージとなる。このとき、半導体素子の端部は砥石で切断されるため、素子の端部はほぼ90度で切り立った形状で、素子上の多層絶縁層も露出することになる。また、半導体素子の切り立った側面は、純粋なシリコンの結晶方位が揃った劈開状となり、封止樹脂との密着強度が低い。
半導体パッケージを形成した際、封止樹脂,基板,半導体素子の熱膨張係数差により、半導体素子の表面,側面,裏面に応力が発生する。構造体としての半導体パッケージにおいては、中心から周辺に離れるに従ってより高い応力が加わり、特に半導体素子の周端部や側面といった半導体素子周辺に高い応力が発生する。その応力が原因となり、低誘電体膜を内蔵する半導体素子表面上の多層配線膜内部にて、低誘電体膜内部若しくは多層配線層界面にて剥離が生じるという問題がある。半導体素子表面は素子端ほど熱応力が大きく、また多層絶縁膜端部が僅かでも剥離すると、ここを起点として層間剥離が進展する。
また、半導体素子の側面や半導体素子が切断された近傍は、上述のように封止樹脂と高い接着強度が得られないため、熱応力が高い半導体素子側面の封止樹脂は容易に剥離し、前述の半導体素子周端付近の多層配線を含む代表面の応力は極端に大きくなり、脆弱な低誘電体層の剥離が加速されるという問題がある。
特開2003−197564号公報
このように従来、脆弱な低比誘電率の層間絶縁膜を備えた半導体素子を樹脂封止し、半導体パッケージを構成すると、半導体素子の周辺に加わる応力によって低比誘電率の層間絶縁膜の剥離が生じ、素子の信頼性を低下させるという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的とするところは、脆弱な低比誘電率層間絶縁膜を備えた半導体素子を樹脂封止した構造において、素子周辺部に加わる応力に起因する層間隔離を防止することができ、素子信頼性の向上をはかり得る半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち本発明の一態様は、半導体素子を樹脂封止してパッケージングした半導体装置において、半導体基板の表面上に比誘電率が2以下の低比誘電率の層間絶縁膜を含む複数の層からなる積層膜が形成され、前記基板の周端部に沿って該周端部から一定距離おいた内側の一部において前記積層膜が除去されかつ前記基板が基板表面から所定の深さまで除去されている半導体素子と、前記半導体素子がマウントされるマウント基板と、前記半導体素子の少なくとも表面側を樹脂封止するための樹脂層と、を具備してなることを特徴とする。
また、本発明の別の態様は、半導体素子を樹脂封止してパッケージングした半導体装置の製造方法において、半導体基板の表面上に比誘電率が2以下の低比誘電率の層間絶縁膜を含む複数の層からなる積層膜が形成された半導体素子に対し、前記基板の周端部に沿って該周端部から一定距離おいた内側の一部において前記積層膜を基板表面が露出する深さまでさらに前記基板を基板表面から所定の深さまでRIEまたはレーザビームにより除去する工程と、前記半導体素子をマウント基板上にマウントする工程と、前記半導体素子の少なくとも表面側を樹脂材料により樹脂封止する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、半導体素子の周辺部の積層膜を除去して素子周辺部の基板表面を露出させることにより、素子周辺部をシリコン等の半導体若しくはその酸化膜とすることができ、封止樹脂との接着強度を飛躍的に高めることができる。従って、樹脂により半導体素子の表面側を封止した際に素子表面の周辺部に応力が発生しても樹脂の剥離が生じることが無く、内部の絶縁層が剥がれるのを未然に防止できる。このため、半導体素子の信頼性の向上をはかることができる。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる半導体装置の概略構成を示す断面図である。
マウント基板11上に半導体チップ(半導体素子)12が接着剤13によりマウントされ、半導体素子12の電極パッド(図示せず)はボンディングワイヤ14を介してマウント基板11上の配線(図示せず)に接続されている。マウント基板11の下面には半田ボール15が設けられている。そして、半導体素子12はエポキシ系やシリコーン系の樹脂16により封止されている。
上記のパッケージングされた構造、即ちP−BGAパッケージの基本構造は従来と同じであるが、本実施形態では次に述べるように、半導体素子12の周辺部の構造が従来とは異なっている。
図2は、本実施形態に使用した半導体素子12の周辺部構造を拡大して示す断面図である。なお、図2において説明を簡単にするために、接着剤13や半田ボール15などは省略している。
半導体素子12は、半導体基板21上に各種の層間絶縁膜22を積層し、これらの絶縁膜22の間にそれぞれ配線層23を形成して構成される。ここで、絶縁膜22のうちの少なくとも1層は、比誘電率2以下の低誘電体膜を含むものである。
この半導体素子12は、ウェハの状態で積層膜24(22,23)が形成され、最終的にダイシングにより複数のチップに分離される。本実施形態では、ウェハから半導体素子を切り出すダイシングの前若しくは後に、ダイシングライン周辺の表面に形成されている絶縁膜である低誘電体層を含む積層膜24を、例えばRIE(Reactive Ion Etching),FIB(Focus Ion Beam Etching),レーザビーム等の非接触高エネルギー加工を用いて除去し、下地のシリコン表面を露出させている。図2中の25が積層膜24の除去部分である。
このような構造であれば、半導体素子12の端部は階段状となり、素子端部に基板シリコンの露出面を形成することができる。このシリコン面は、エポキシ系やシリコーン系の封止樹脂16との密着性が極めて高く、樹脂16はシリコンから容易に剥離しない。同時に剥離の起点となる脆弱な低誘電体層がない領域を確保でき、半導体素子周辺部分の積層膜24に加わる応力はこのシリコン面に接着した封止樹脂16が担うこととなり、積層膜24が素子内部に移動した距離の分、脆弱な積層膜端の応力を低減することができる。
積層膜24を除去する領域として半導体素子周端からの幅を広く取ることで、低誘電体層に加わる剥離応力をより低くすることができる。積層膜24を除去する幅は広いほど効果的であるが、広くするに従ってウェハ収率を低くしてしまうため、この積層膜24を除去する際、熱応力が高い端部分の積層膜24を除去すると効果的である。本発明者らの実験によれば、半導体素子周端部から300μm内方までの範囲が効果的であった。より好ましくは、半導体素子周端部から5ないし10μm内方までの範囲であった
比較のために、従来素子をパッケージングした例を図3に示す。半導体素子12の周辺部は垂直に切断されており、シリコン基板21の側面以外が露出することはなく、基板シリコンと樹脂層16との接触面積は小さいものとなり、強固な密着強度は得られない。
図4は、図3の従来技術を説明するためのもので、積層膜に加わる最大主応力を半導体素子周端部からの距離でプロットして示す図であり、図5は、図1の第1の実施形態を説明するためのもので、積層膜に加わる最大主応力を半導体素子周端部からの距離でプロットして示す図である。前記図3に示す従来構造では、図4に示すように、半導体素子周端部近傍において、応力が極めて大きくなり、これが膜剥がれの要因となる。これに対し、前記図1に示す本実施形態構造においては、半導体素子周端部を含む周辺部分の積層膜を除去したことにより、図5に示すように、積層膜に加わる応力が極めて小さくなる。このことからも、本実施形態により積層膜端部における膜剥がれがなくなり、素子信頼性の向上をはかり得るのが分かる。
ここで、半導体素子12上の積層膜24の除去にRIEを用いた場合、積層膜24を含む壁面及びシリコン部分共にRmax =1μm以下の表面粗さで仕上げることができる。さらに、積層膜24の端部においても、いわゆる膜の捲れが生じることはなかった。これに対し、従来のように砥石を用いたブレード加工では、積層膜24を含む壁面はRmax =10から100μm程度、シリコン部分はRmax =5μm程度の表面粗さとなり、積層膜24の端部において膜の捲れが生じていた。
このことからも、RIEにおける有用性が確認される。即ち、上述した本実施形態による効果は、積層膜の除去をRIEで行うことにより得られるものであり、半導体素子周端部における積層膜24の除去をブレード加工で行った場合は上記の効果は得られないのである。また、FIBにおいても、RIEと同様の効果が期待できる。さらに、表面粗さが小さいと云うことは、粗さ分だけダメージ余白として素子の面積を無駄にすることなく、素子の収率を上げることができる効果につながる。
また、半導体素子12上の積層膜24の除去に、例えば炭酸ガスレーザやYAGレーザを用いることで、基板シリコンを露出させると同時にシリコン表面を酸化することにより、素子周辺部分に厚さ1μm以下の酸化シリコン膜を形成することができる。主としてエポキシからなる封止樹脂で、例えばインジェクションモールドや液状のエポキシ若しくはシリコーン樹脂で封止すると、被着体が酸化シリコン膜のため密着強度が向上する。つまり、レーザを用いて加工すると共に基板21の露出表面に酸化シリコン膜を形成することにより、樹脂16との密着を更に高めることができる。
さらに、積層膜24の加工にレーザを使用することで、通常の機械研磨では得ることができない微細な凹凸を基板表面に形成することができ、被着体となる半導体素子12の周辺部と封止樹脂16との密着強度がより一層向上する。素子周辺部と封止樹脂間の密着強度を高くせしめることで、脆弱な膜の剥離応力を低減できる。このような効果で脆弱な低誘電体多層膜のパッケージ内部剥離をより確実に防止することができる。
なお、機械加工のシリコンと封止樹脂との剪断密着強度は平均32MPaで、剥離界面がシリコンと樹脂の界面となる。これに対し、シリコン表面にレーザで加工した際に生じるシリコン酸化膜と樹脂とを密着させた場合、これらを剥離しようとしてもシリコン酸化膜と樹脂との界面では剥離が生じず、バルクシリコンが破壊することになる。即ち、シリコン酸化膜と樹脂との密着強度は、バルクシリコン破壊強度37MPa以上の測定できない密着強度に至る。
このように本実施形態によれば、Si基板21の表面上に絶縁膜を含む複数の層からなる積層膜24が形成された半導体素子12に対し、基板の周辺部において積層膜24をRIE,FIB,或いはレーザにより除去することにより、素子周辺部に基板シリコンを露出させることができる。このため、素子の表面側を樹脂封止した場合に、樹脂16と基板シリコンとの密着性が高いことから、素子周辺部において樹脂16の密着性を高めることができる。従って、例えば脆弱な低比誘電率層間絶縁膜を備えた半導体素子12において、素子周辺部に加わる応力に起因する層間隔離を防止することができ、信頼性の向上をはかることが可能となる。
特に、素子周辺部の積層膜24をYAGレーザや炭酸ガスレーザを用いたレーザ加工により除去することにより、露出する基板シリコン面にSi酸化膜を形成することができ、これにより樹脂との密着性を更に高めることができ、更なる信頼性の向上をはかることができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態に使用した半導体素子の周辺部構造を拡大して示す断面図である。なお、図2と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が、先に説明した第1の実施形態と異なる点は、半導体素子12の周端部を含む周辺部分ではなく、素子周端部から一定距離おいた内側で周端部に沿って基板シリコンを露出させるように溝25を形成したことにある。
溝25の加工手段としては、先に説明したRIE,FIB,或いはレーザビームを用いればよい。溝25の形成位置は半導体素子周端部より例えば10から300μm内側を中心とし、溝の幅は例えば5から295μmとすればよい。
このように、半導体素子周端部から一定距離おいた内側に溝25を掘ることで、剥離の起点となる積層膜の端部は素子周端部の高応力範囲から離れ、同時に溝25内の樹脂16は前述と同様、密着強度が高く、樹脂16が積層膜端部の応力を緩和する。本実施形態における積層膜24に加わる応力は、図6に示すように、素子周端部に応力の大きい点は残るものの、素子周端部から一定距離おいた内側に溝25を形成することにより、溝25よりも内側では応力を極めて小さくすることができる。
従って、本実施形態においても半導体素子12の周辺部分に加わる応力に起因する層間隔離を防止することができ、先の第1の実施形態と同様の効果が得られる。また、溝25の加工にレーザを用いることによって更なる効果が得られるのも第1の実施形態と同じである。
(第3の実施形態)
図8は、この発明の第3の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示している。
この実施形態では、レーザを用いて半導体素子12の周端部を含む周辺部分上の低誘電体膜を含む積層膜24に除去およびシリコン基板を露出させて溝を形成する場合、図7に示すように、低誘電体膜を含む積層膜24の除去のみにととまらずシリコン基板もその表面から1μm以上深く除去してシリコン基板11の露出面をその表面から1μm以上深く形成している。このように、シリコン基板11の露出底面をその表面から1μm以上深くすることにより、封止樹脂がシリコン基板11の露出底面とのみばかりでなくシリコン基板11の露出側面とも密着することになり封止樹脂とシリコン基板11との実効露出側面積が増大するので、封止樹脂との密着強度が向上し、低誘電体膜の剥離および低誘電体膜を含む積層膜24の剥離が防止される。さらに、シリコン基板11の露出底面の粗さすなわちシリコン基板11の露出底面の凸凹の深さを3μm以上深く形成している。このように、シリコン基板11の露出底面に深さ3μm以上の凸凹を形成することにより凹部に封止樹脂が密着効果を奏するに足りる量入り込み、それにより、シリコン基板11と封止樹脂との密着強度が向上し、低誘電体膜の剥離および低誘電体膜を含む積層膜24の剥離が防止される。レーザを用いてのこれらの処理には、たとえば、YAGレーザの3倍高調波(355nm)を用いることができる。使用するレーザのレーザ出力値、出力パルス数等の出力条件は除去対象層に応じて適宜設定する。また、低誘電体膜を含む積層膜24の除去およびシリコン基板の除去の範囲は、半導体ウエハの有功利用すなわち1枚の半導体ウエハから最大数の半導体チップを切出そうとする半導体ウエハ有功利用の観点と、各半導体チップでの半導体素子と封止樹脂との所望密着強度を得るために求められる基板露出範囲の観点との兼ね合いで決定される。しかしながら、この除去範囲は、少なくとも、半導体素子12の周端部から300μm内方までの範囲である。好ましくは、半導体素子12の周端部から5乃至10μmの範囲である。
また、半導体チップの周側部上の低誘電体膜を含む積層膜24およびシリコン基板を除去する時のレーザ出力とシリコン基板を除去する時のレーザ出力とを異ならせることが好ましい。すなわち、低誘電体膜を含む積層膜24は機械的強度がそれほど大きくないので、低出力のレーザたとえば1W以下の出力のレーザで除去し、低誘電体膜を含む積層膜24の露出面が受けるダメージを最小限にする。一方、シリコン基板は機械的強度が大きいので、高出力エネルギーのレーザたとえば1W以上の出力のレーザで除去してもダメージは少ない一方、短時間で所定の深さまで除去可能である。このように、使用するレーザのレーザ出力値、出力パルス数等の出力条件を適宜変更することにより、レーザ処理効率が向上する。
図9は、樹脂封止後の、図8の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図である。図9に示される半導体素子の周辺部構造は、樹脂16により密封されていることを除き、図8に示される半導体素子の周辺部構造と同じであるので、同一部分には同一番号を付して説明は省略する。
(第4の実施形態)
図10は、この発明の第4の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の他の例の断面を示している。なお、図8と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が、図8の実施形態と異なる点は、半導体素子12の周端部を含む周辺部分ではなく、周端部から一定距離おいた内側で周端部に沿って基板シリコンを露出させるように溝25を形成したことにある。
溝25の形成位置は、溝25の形成位置は半導体素子周端部から例えば10から300μm内側を中心とし、溝の幅は例えば5から295μmとすればよい。
このように、半導体素子周端部から一定距離おいた内側に溝25を掘ることで、剥離の起点となる積層膜の端部は素子周端部の高応力範囲から離れ、同時に溝25内の樹脂16は前述と同様、密着強度が高く、樹脂16が積層膜端部の応力を緩和する。本実施形態における積層膜24に加わる応力は、素子周端部に応力の大きい点は残るものの、素子終端部から一定距離おいた内側に溝25を形成することにより、溝25よりも内側では応力を極めて小さくすることができる。
従って、本実施形態においても半導体素子12の周辺部分に加わる応力に起因する層間隔離を防止することができ、図8の実施形態と同様の効果が得られる。また、溝25の加工にレーザを用いることによって更なる効果が得られるのも図8の実施形態と同じである。
図11は、樹脂封止後の、図10の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図である。図11に示される半導体素子の周辺部構造は、樹脂16により密封されていることを除き、図10に示される半導体素子の周辺部構造と同じであるので、同一部分には同一番号を付して説明は省略する。
(第5の実施形態)
図12は、この発明の第5の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示している。
レーザを用いて半導体素子12の周端部を含む周辺部分上の低誘電体膜を含む積層膜24の除去およびシリコン基板を除去してシリコン基板21を露出する場合、レーザの照射によって低誘電体膜を含む積層膜24およびシリコン基板のシリコン成分が飛散する。飛散したシリコン成分がシリコン基板上に形成されているパターン配線部に付着すると配線間に短絡回路が生じ、不良素子となってしまう。したがって、図12に示すように、飛散したシリコン成分がシリコン基板上に形成されているパターン配線部に付着して配線間に短絡回路が生じるのを防止するために、素子上に表面保護膜(付着防止膜)31を設けている。この表面保護膜は、YAGレーザの3倍高調波(355nm)を用いて溝形成する場合、その屈折率nを、波長365nmの光ビームを用いてエリプソメータで測定した時に、1.5より大きい(n>1.5)である表面保護膜、たとえば、PVA(polyvinyl alcohol)である。
低誘電体膜を含む積層膜24上に表面保護膜を設けておくことにより、レーザを用いて半導体素子12の周端部を含む周辺部分上の低誘電体膜を含む積層膜24およびシリコン基板を除去する際に生じる飛散シリコン成分は表面保護膜31に付着し、それによりパターン配線部に付着するのが防止される。PVAはレーザの照射を受けた場合の吸収性が良いため発熱効率が高く、そのため、レーザ照射時に、低誘電体膜を含む積層膜24およびシリコン基板の温度も上昇させるので、低誘電体膜を含む積層膜24およびシリコン基板の除去を促進させる効果も有する。通常、この表面保護膜31はレーザを用いて溝加工した後、飛散シリコン成分ともに除去する。この除去には、通常、水洗浄あるいは溶剤洗浄が用いられる。
また、図12に示すように、低誘電体膜を含む積層膜24と表面保護膜31との間に、下層に屈折率1.5以下の絶縁膜32例えば屈折率1.49のTEOSを形成しておき、上層に屈折率が1.5より大きい絶縁膜33例えば屈折率1.5ないし1.8のポリイミドを形成しておくと、レーザにより低誘電体膜に溝を形成する際の加工性が促進される。その理由は、上層膜(表面保護膜および屈折率1.5より大きい絶縁膜)31、33の屈折率が下層膜(屈折率1.5以下の絶縁膜)32の屈折率より大きいと、レーザに対する上層膜31、33の吸収性が高まるばかりでなく、レーザにより加熱されることで低誘電体膜を含む積層膜24の熱加工が進むことが期待できるからである。さらに、他の理由は、上層膜(表面保護膜および屈折率1.5より大きい絶縁膜)31、33が加工されて削除部分が形成されると、削除部分が開放された蓋のような働きをして、下層膜の加工時に発生するガスを効果的に外部に排出させ、その圧力による積層膜のダメージを防止することができる。なお、上記低誘電体膜を含む積層膜24と表面保護膜31との間に形成された屈折率1.5より大きい絶縁膜33例えば屈折率1.5ないし1.8のポリイミドは、表面保護膜として機能するのみならず、上述したように、低誘電体膜を含む積層膜24の熱加工を促進する効果を有する。
図13は、表面保護膜除去および樹脂封止した後の、図12の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図である。図13に示される半導体素子の周辺部構造は、表面保護膜の除去および樹脂16により密封されていることを除き、図12に示される半導体素子の周辺部構造と同じであるので、同一部分には同一番号を付して説明は省略する。
(第6の実施形態)
図14は、この発明の第6の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の他の例の断面を示している。なお、図12と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が、図12の実施形態と異なる点は、半導体素子12の周端部を含む周辺部分ではなく、周端部から一定距離おいた内側で周端部に沿って基板シリコンを露出させるように溝25を形成したことにある。
溝25の形成位置は、溝25の形成位置は半導体素子周端部から例えば10から300μm内側を中心とし、溝の幅は例えば5から295μmとすればよい。
このように、半導体素子周端部から一定距離おいた内側に溝25を掘ることで、剥離の起点となる積層膜の端部は素子周端部の高応力範囲から離れ、同時に溝25内の樹脂16は前述と同様、密着強度が高く、樹脂16が積層膜端部の応力を緩和する。本実施形態における積層膜24に加わる応力は、素子周端部に応力の大きい点は残るものの、素子周端部から一定距離おいた内側に溝25を形成することにより、溝25よりも内側では応力を極めて小さくすることができる。
従って、本実施形態においても半導体素子12の周辺部分に加わる応力に起因する層間隔離を防止することができ、図12の実施形態と同様の効果が得られる。また、溝25の加工にレーザを用いることによって更なる効果が得られるのも図12の実施形態と同じである。
図15は、樹脂封止後の、図14の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図である。図15に示される半導体素子の周辺部構造は、樹脂16により密封されていることを除き、図14に示される半導体素子の周辺部構造と同じであるので、同一部分には同一番号を付して説明は省略する。
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態では、P−BGAパッケージの例を説明したが、これに限らず図16に示すようなE−BGAパッケージ、図17示すようなFC−BGAパッケージ、図18示すようなT−BGAパッケージにおいても同様に適用することができる。なお、図16、17、18において、図1と同一部分には同一符号を付している。17はスティフナ、18はバンプを示している。その他のパッケージにおいても、半導体素子の表面側或いは全体を樹脂封止するパッケージであれば適用することが可能である。
また、実施形態では積層膜の端部除去或いは溝加工を半導体素子の周囲の全周にわたって行ったが、必ずしも全周にわたって行う必要はなく、特にパッケージ内部の半導体素子に加わる熱応力が高い半導体素子の角部のみに施すことも効果的である。このように封止樹脂や基板とシリコン間の熱応力が高い領域には、積層膜はダイシングラインに沿って少なくとも500μm以上連続して除去されていればよい。
また、基板は必ずしもシリコンに限るものではなく、GaAs、その他の半導体基板を用いることができる。さらに、封止樹脂はエポキシ系やシリコーン系に限るものではなく、下地半導体基板或いはその酸化膜と十分な密着性の得られるものであればよい。
本発明は、請求項記載の内容に限らず、以下に記載するような構成上の特徴を持たせることによってそれぞれ前述したような固有の効果を得ることが可能である。
請求項6において、前記積層膜の除去部分の幅は5ないし10μmである。
請求項1において、前記基板の前記一部は前記基板の表面から1μm以上深く除去されている。
請求項1において、前記基板の露出表面が3μm以上の表面粗さを有する。
請求項7において、前記屈折率が1.5より大きい膜は前記積層膜の除去時に生じる飛散半導体成分の付着防止のための保護膜である。この場合、前記保護膜と前記積層膜との間に、波長365nmの光ビームを用いてエリプソメータで測定した時に、屈折率1.5以下の絶縁膜が下層に形成され、屈折率が1.5より大きい絶縁膜が上層に形成されている。
請求項8において、前記積層膜の除去による前記積層膜の露出表面および前記基板の露出表面が1μm以下の表面粗さを有するようにRIEの条件を設定する。
請求項8において、前記半導体素子の前記露出表面に酸化膜を形成する。
請求項8において、前記基板の前記一部を前記基板の表面から1μm以上深く除去ようにレーザを印加する。この場合、前記レーザビームとして、YAGレーザの3倍高調波を用いる。
請求項8において、前記基板の露出表面が3μm以下の表面粗さを有するようにレーザビームを印加する。この場合、前記レーザビームとして、YAGレーザの3倍高調波を用いる。
請求項8において、前記積層膜の除去部分の幅を1ないし300μmとする。この場合、前記レーザビームとして、YAGレーザの3倍高調波を用いる。
請求項8において、前記積層膜の除去部分の幅を5ないし10μmとする。この場合、前記レーザビームとして、YAGレーザの3倍高調波を用いる。
請求項8において、前記積層膜より上部に、波長365nmの光ビームを用いてエリプソメータで測定した時に、屈折率が1.5より大きい膜を設ける。この場合、前記屈折率が1.5より大きい膜は前記積層膜の除去時に生じる飛散半導体成分の付着防止のための保護膜である。この場合、前記保護膜と前記積層膜との間に、波長365nmの光ビームを用いてエリプソメータで測定した時に、屈折率1.5以下の絶縁膜を下層に形成し、屈折率が1.5より大きい絶縁膜を上層に形成する。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
第1の実施形態に係わる半導体装置の概略構成を示す断面図。 図1の半導体装置に使用した半導体素子の周辺部構造を拡大して示す断面図。 従来の半導体素子の概略構成を示す断面図。 図3の従来技術を説明するためのもので、積層膜に加わる最大主応力を素子端部からの距離でプロットして示す図。 図1の第1の実施形態を説明するためのもので、積層膜に加わる最大主応力を素子周端部からの距離でプロットして示す図。 図7の第2の実施形態を説明するためのもので、積層膜に加わる最大主応力を素子周端部からの距離でプロットして示す図。 第2の実施形態に使用した半導体素子の周辺部構造を拡大して示す断面図。 第3の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示す図。 樹脂封止した後の、図8の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図。 第4の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示す図。 樹脂封止した後の、図10の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図。 第5の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示す図。 表面保護膜除去および樹脂封止した後の、図12の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図。 第6の実施形態に係る、レーザを用いて半導体素子の周辺部構造を加工した場合の断面を示す図。 表面保護膜除去および樹脂封止した後の、図14の半導体素子の周辺部構造の断面を示す図。 本発明の変形例を説明するためのもので、半導体素子をE−BGA型のマウント構造とした時の断面図。 本発明の変形例を説明するためのもので、半導体素子をFC−BGA型のマウント構造とした時の断面図。 本発明の変形例を説明するためのもので、半導体素子をT−BGA型のマウント構造とした時の断面図。
符号の説明
11…マウント基板
12…半導体素子
13…接着剤
14…ボンディングワイヤ
15…半田ボール
16…封止樹脂
17…スティフナ
18…バンプ
21…Si基板(半導体)
22…層間絶縁層
23…配線層
24…積層膜
25…溝
31…表面保護膜
32…絶縁膜
33…絶縁膜

Claims (5)

  1. 半導体基板の表面上に比誘電率が2以下の低比誘電率の層間絶縁膜を含む複数の層からなる積層膜が形成され、前記基板の周端部に沿って該周端部から一定距離おいた内側の一部において前記積層膜が除去されかつ前記基板が基板表面から所定の深さまで除去されている半導体素子と、
    前記半導体素子がマウントされるマウント基板と、
    前記半導体素子の少なくとも表面側を樹脂封止するための樹脂層と、
    を具備してなることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記基板が除去されている前記所定の深さは1μm以上であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記半導体素子の前記露出表面には酸化膜が形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記積層膜の除去部分の幅は1ないし300μmであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 半導体基板の表面上に比誘電率が2以下の低比誘電率の層間絶縁膜を含む複数の層からなる積層膜が形成された半導体素子に対し、前記基板の周端部に沿って該周端部から一定距離おいた内側の一部において前記積層膜を基板表面が露出する深さまでさらに前記基板を基板表面から所定の深さまでRIEまたはレーザビームにより除去する工程と、
    前記半導体素子をマウント基板上にマウントする工程と、
    前記半導体素子の少なくとも表面側を樹脂材料により樹脂封止する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
JP2005086815A 2004-03-25 2005-03-24 半導体装置及びその製造方法 Active JP4008931B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005086815A JP4008931B2 (ja) 2004-03-25 2005-03-24 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004089476 2004-03-25
JP2005086815A JP4008931B2 (ja) 2004-03-25 2005-03-24 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005311345A JP2005311345A (ja) 2005-11-04
JP4008931B2 true JP4008931B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=35439692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005086815A Active JP4008931B2 (ja) 2004-03-25 2005-03-24 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4008931B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6250429B2 (ja) * 2014-02-13 2017-12-20 エスアイアイ・セミコンダクタ株式会社 半導体装置およびその製造方法
KR102548869B1 (ko) * 2016-06-10 2023-06-28 삼성디스플레이 주식회사 가요성 표시 장치 및 이의 제조 방법
WO2020012810A1 (ja) * 2018-07-11 2020-01-16 住友電気工業株式会社 炭化珪素半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005311345A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7405159B2 (en) Method of fabricating a semiconductor device package having a semiconductor element with a roughened surface
JP5608521B2 (ja) 半導体ウエハの分割方法と半導体チップ及び半導体装置
TWI801656B (zh) 形成及封裝半導體晶粒的方法
JP6478913B2 (ja) デバイスウエハからのキャリアウエハのレーザ剥離
CN105047612B (zh) 晶片的加工方法
US7880301B2 (en) Semiconductor device and method for manufacturing the same
KR0178134B1 (ko) 불연속 절연층 영역을 갖는 반도체 집적회로 소자 및 그 제조방법
JP2006253402A (ja) 半導体装置の製造方法
JP6100396B2 (ja) 半導体素子の製造方法および半導体素子
JP2005167024A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20010096521A (ko) 반도체 장치 및 그 제조 방법 및 반도체 칩 및 그 제조 방법
TWI399817B (zh) 以樹脂保護膜覆蓋半導體基板的底面及側面之半導體裝置的製造方法
US11145515B2 (en) Manufacturing method of semiconductor device with attached film
US20020086137A1 (en) Method of reducing wafer stress by laser ablation of streets
KR20200137971A (ko) 웨이퍼의 제조 방법 및 적층 디바이스칩의 제조 방법
JP4008931B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20130052721A (ko) 칩의 제조 방법
JP5004907B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR20110017728A (ko) 본드패드 산화를 방지하는 웨이퍼 소잉방법
KR100314277B1 (ko) 웨이퍼 레벨 패키지
US11551973B2 (en) Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device
JP2001308036A (ja) 半導体装置の製造方法
CN109920765B (zh) 一种扇出型封装器件
JP2010135565A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP7479243B2 (ja) チップの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060919

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070605

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070830

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4008931

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350