JP4007675B2 - 自動切換弁装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、油圧ピストンシリンダユニットのピストンを往復運動させる自動切換弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
油圧ピストンシリンダユニットのピストンを往復運動させる自動切換弁装置について各種の装置が公知である。しかしこれらの公知の自動切換弁装置では、切換制御が油圧装置のみではなく、油圧装置の一部に圧力センサ等の機械的部材を内蔵していた。従って油圧装置の切換制御が円滑ではなくかつ迅速に行えないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、上記の難点が回避され、油圧ピストンシリンダユニットのピストンの切換制御が円滑かつ迅速に行え得るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この課題は自動切換弁装置において、特許請求の範囲第1項〜第4項に記載された発明特定事項によって解決される。
本発明の実施例を次に図面に基づいて詳しく説明する。
【0005】
【実施例】
図1、図2及び図3は本発明による自動切換弁装置の第1実施例を表わす。
図1中、1は油圧ポンプ、2はリリーフ弁、3は油タンク、そして4は切換弁、特に3位置4接続切換弁、8は油圧ピストンシリンダユニットを表わす。
自動切換弁装置は以下のように構成されている。
【0006】
3位置4接続切換弁4の出力ポートは導管を経て切換弁本体10の入力ポート11及び入力ポート12に接続している。入力ポート11及び入力ポート12はそれぞれシリンダ室19に接続している。切換弁本体10のシリンダ室19を取り囲む壁面には所定の間隔をおいてポート10a、10b、10c、10d、10e及び10fが形成されている。シリンダ室19からは2つの出力ポート29、30を介して油圧ピストンシリンダユニット8に油圧導管が接続している。入力ポート12は弁体13とばね14とから成る逆止弁Aを経て同様にシリンダ室19に接続している。シリンダ室19には内方に2つのサブスプール16、16′がその軸線方向に移動可能に嵌入している外側スプール15が、シリンダ室19の縦軸線方向に移動可能に配設されている。外側スプール15にはその中央に対して対称的な位置に通口15a、15b、絞り孔15c及び通口15a′、15b′、絞り孔15c′が設けられている。外側スプール15の内方に嵌入している右側のサブスプール16には左端の絞り孔16a、絞り孔16aに連通しかつばね17の装着されるばね室16b及び端部の絞り孔16cが、そして同様に左側のサブスプール16′には右端の絞り孔16′a′、絞り孔16′a′に連通しかつばね17′の装着されるばね室16′b′及び端部の絞り孔16′c′が設けられている。外側スプール15の両端にはそれぞればね押え18、18′が外側スプール15にねじ結合されてばね室16b、16′b′を閉鎖しており、外側スプール15のこの端部領域はシリンダ室19の右端室19′と左端室19′′内に位置する。右端室19′と左端室19′′は、それぞれ弁体20とばね21とから成る逆止弁B及び弁体20′とばね21′とから成る逆止弁Cを経て共通の連通路27に接続している。
【0007】
図1に示すように外側スプール15が中立位置にある場合には、油圧ポンプ1から出る圧油はそのままタンク3に戻る。一方油圧ピストンシリンダユニット8の出力ポート29に繋がる入力ポート11も、出力ポート30に繋がる入力ポート12を切換弁4でブロックされている。
図1に示すように外側スプール15が中立位置から、切換弁4をハンドル操作により左側接続位置に切り換えると、油圧ポンプ1からの圧油は入力ポート12から外側スプール15の通口15aを経てサブスプール16の絞り孔16aに入り、更に外側スプール15の通口15bから出力ポート30を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入り、ピストンを左行程させる。この際図1から明らかなように外側スプール15の通口15aからサブスプール16を経て圧油供給可能な流路の横断面積は小さいので小さい流量が出力ポート30を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入る。上記圧油の給送状態において、右側のサブスプール16のばね室16bの横断面積と右側のサブスプール16の外側の横断面積との大きさの相違によりサブスプール16を右方に変位させる傾向があり、油圧ピストンシリンダユニット8を高速度で作動させる必要がある場合には油圧ポンプ1からの流量を大きくすると右側のサブスプール16は右方に変位しばね室16b内のばね17を圧縮しかつサブスプール16の右方変位によりサブスプール16の右端の絞り孔16cと外側スプール15の右端の絞り孔15cとが連通が遮断されることになる。
【0008】
油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左行程中ピストンロッドが大きな負荷を受け又はピストンの左行程のストロークエンドに達すると、油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室の油圧はリリーフ弁2の設定圧まで上昇し得る。油圧がリリーフ弁2の設定圧に等しくなると、右側のサブスプール16のばね室16b内の油圧とサブスプール16の右側の油圧が等しくなり、その結果予めサブスプール16の右方変位により圧縮されたばね17の力により右側のサブスプール16の左右にかかる力に差が生じ、即ちサブスプール16の右側に作用する力が左側に作用する力よりもばね17の圧縮による力だけ大きく、それによって右側のサブスプール16は左方に変位し、その際右側のサブスプール16の右端の絞り孔16cと外側スプール15の右端の通口15cとが連通してばね室16b中の圧油がシリンダ室19の右端の右端室19′に入り、それによって外側スプール15が右側のサブスプール16と共に左行程を行う。その際油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左行程端でリリーフ弁2が設定圧まで上昇し、右側のサブスプール16がばね17の力により左方に変位し、絞り孔16cと通口15cが連通し、ばね室16b中の圧油が右端室19’に入り、外側スプール15が右側サブスプール16と共に左行程を行う。かかる左行程は、左端室19’’の圧油は逆止弁Cを開いて連通路27中に入り、ポート10fを経て入力ポート11からタンク3に戻ることにより左端室19’’内の圧油の排出が行われることにより可能にされる。その結果外側スプール15の通口15a′にある圧油が左側のサブスプール16′を経て通口15b′から出力ポート29に入り、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室に入り、ピストンは左行程の途中で右行程に切り換えられ、油圧ピストンシリンダユニット8の圧縮が開始される。この際油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室の油は出力ポート30から切換弁本体10のポート10aに達するが逆止弁Aで流路を閉じているので、ポート10a、サブスプール16の外側及びポート10bから連通路27に入り、切換弁本体10のポート10fから入力ポート11を経てタンク3に戻される。これは作業工程的には油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの戻り行程であり、最終的にはピストンの戻り行程のストロークエンドが達成され、外側スプール15は左行程のストロークエンドに達する(図3)。
【0009】
油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの戻り行程(右行程)のストロークエンドに達した後、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室内にあって出力ポート29に通じている圧油は左側のサブスプール16′のばね室16′b′に溜まり、左側のサブスプール16′のばね室16′b′内の油圧と左側のサブスプール16′の右端の右方の油圧とはリリーフ弁2で設定された油圧に等しくなるまで上昇し、両油圧は平衡するがばね17′の圧縮による力の分だけ左側のサブスプール16′を右方へ付勢する力が大きく、その結果左側のサブスプール16′の右方変位、従ってサブスプール16′の左端の絞り孔16′c′と外側スプール15の左端の絞り孔15′c′とが連通してばね室16′b′内の圧油は外側スプール15の左端の絞り孔15′c′を経てシリンダ室19の左端室19′′内に入り、その結果シリンダ室19の左端室19′′中に装着されたばね25の圧縮による力の補助の下に外側スプール15を右行程させる。その際シリンダ室19の右端室19′内の油は逆止弁Bを開いて連通路27に入り、更に切換弁本体10のポート10fから入力ポート11を経てタンク3に戻される。外側スプール15の右行程のストロークエンドでは外側スプール15は図2に示す位置を占める。
【0010】
図2の状態では油圧ポンプ1からの圧油は入力ポート12から外側スプール15の通口15aに入り、更にサブスプール16を介して通口15b、出力ポート30を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入る。これは図1に示された外側スプール15とサブスプール16との関係位置と同じであり、外側スプール15、サブスプール16及び油圧ピストンシリンダユニット8のピストンについて説明したと同様な動作が行われることになる。このようにして油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左行程及び右行程に対応して外側スプール15の右行程及び左行程が連続的に反復されることとなる。圧油流量の増大に伴って上記左行程と右行程のサイクル数が増大する。
【0011】
図3に示す位置においては、油圧ポンプ1から出た圧油は入力ポート12を経て切換弁本体10のポート10d、外側スプール15の通口15a′、左側のサブスプール16′の右端の右方を経て、更に外側スプール15の通口15b′を経てポート10eから出力ポート29に入り、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室に入り、油圧ピストンシリンダユニット8の短縮行程を作用する。図3の位置においては、油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室の油は出力ポート30、ポート10bを経て連通路27に入り、同様にポート10eを経て入力ポート11からタンク3に戻される。そして油圧ピストンシリンダユニット8の右行程のストロークエンドでは外側スプール15は図2の位置を占める。
【0012】
上記のようにして初めに3位置4接続切換弁4のハンドルの操作により切換弁4の接続位置を選択すると、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左行程又は右行程が実施され、続いて右行程又は左行程が実施され、以後この行程が自動的かつ連続的に反復されることになる。
を表わす。
【0013】
図4、図5及び図6は本発明による自動切換弁装置の第2実施例を表わす。
図4、図5及び図6による自動切換弁装置は、図1、図2及び図3による自動切換弁装置とはサブスプールが左右に別々に設けられず、右側にはサブスプールが、そして左側にはニードル弁のみが設けられている点で相違する。
図4において1は油圧ポンプ、2はリリーフ弁、3は油タンクそして4は3位置4接続切換弁そして8は油圧ピストンシリンダユニットを表わす。
【0014】
自動切換弁装置は以下のように構成されている。
3位置4接続切換弁4の出力ポートは導管を経て切換弁本体10の入力ポート11及び入力ポート12に接続している。入力ポート11及び入力ポート12はそれぞれシリンダ室19に接続している。シリンダ室19からは2つの出力ポート29、30を介して油圧ピストンシリンダユニット8に導管が接続している。入力ポート12は弁体13とばね14とから成る逆止弁Aを経て同様にシリンダ室19に接続している。シリンダ室19には内方にサブスプール16が移動可能に嵌入している外側スプール15が、シリンダ室19の縦軸線方向に移動可能に配設されている。
【0015】
3位置4接続切換弁4の出力ポートは導管を経て弁本体10の入力ポート11及び入力ポート12に接続している。入力ポート11及び入力ポート12はそれぞれシリンダ室19に接続している。切換弁本体10においてシリンダ室19を形成する壁面に所定の間隔をおいてポート10a、10b、10c、10d、10e及び10fが形成されている。シリンダ室19からからは2つの出力ポート29、30を介して油圧ピストンシリンダユニット8に導管が接続している。入力ポート12は弁体13とばね14とから成る逆止弁Aを経て同様にシリンダ室19に接続している。シリンダ室19には内方に内側スプール16が移動可能に嵌入している外側スプール15がシリンダ室19の縦軸線方向に移動可能に配設されている。外側スプール15には通口15a、15bと、絞り孔15c、通口15d及び通口15dに接続する外側スプール15の軸線上の絞り孔15e、これに続く軸線上のばね室15f及び左端の広いばね室15gが形成されている。サブスプール16の右側には絞り孔16a、ばね室16bがあり、中央部には通口16d、中空室16e及び絞り孔16fが設けられている。ばね室16bにはばね17が装着されている。外側スプール15の左側のばね室15f中には絞り孔15eに尖端を臨ませてニードル弁体22が装着されており、ニードル弁体22はばね23によって絞り孔15eを閉じるように付勢されており、ばね室15f左端にはばね押え24がねじ結合されている。外側スプール15の左端のばね室15gには外側スプール15を右方に付勢するばね25が装着されている。シリンダ室19の右端室19′の右端は外側スプール15にねじ結合されてばね押え18が設けられている。シリンダ室19の右端室19′から弁体20及びばね21から成る逆止弁Bを経て連通路27に通じており、連通路27は左端の同様に構成された弁体20′及びばね21′から成る逆止弁Cを経てシリンダ室19の左端室19′′に接続している。連通路27はシリンダ室19に開口するポート10bと10fに連通しており、ポート10fから入力ポート11を経てタンク2に接続している。
【0016】
図4に示すように外側スプール15が中立位置にある場合には、油圧ポンプ1から出る圧油はそのままタンク3に戻る。一方油圧ピストンシリンダユニット8の出力ポート29に繋がる入力ポート11も、出力ポート30に繋がる入力ポート12を切換弁4でブロックされている。
図4に示すように外側スプール15が中立位置から、3位置4接続切換弁4をハンドル操作により左位置に切り換えると、油圧ポンプ1からの圧油は入力ポート12から外側スプール15の通口15aを経てサブスプール16の絞り孔16dに入り、外側スプール15の通口15bから出力ポート30を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入り、ピストンを左行程させる。この際図4から明らかなように中立位置から、外側スプール15の通口15aから右側のサブスプール16の通口16dを経て外側スプール15の他の通口15bに至る流路を経て出力ポート30から油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に流路が接続して、ピストンを左行程させる。このピストンの左行程は油圧ピストンシリンダユニット8の作業行程、即ち伸長行程である。
【0017】
油圧ポンプ1から出る流量が増大するとサブスプール16の中空室16e中に圧油が溜まり、それによってサブスプール16を右方に変位させ、サブスプール16の右側のばね室16b内のばね17が圧縮される。そして油圧ピストンシリンダユニット8の左行程の途中でピストンロッドが大きな負荷を受けるか又は油圧ピストンシリンダユニット8のピストンが左行程のストロークエンドまで達した際に、以下のようにしてそのピストンの左行程の途中から又は左行程のストロークエンドから右行程に切換えられる。油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室内の油圧はリリーフ弁2で設定された大きさまで増大し得る。この油圧は外側スプール15の通口15a、サブスプール15の絞り孔16aを経てサブスプール16のばね室16bに作用すると同時にサブスプール16の左側の中空室16eにも作用する。この際サブスプール16のばね室16bと中空室16eとにおける油圧はリリーフ弁2の設定圧まで高まりかつ両室に作用する油圧は平衡し、サブスプール16の中空室16eとばね室16bとの力はばね17の圧縮による力だけサブスプール16を左方に変位させる力が優り、それによってサブスプール16は左方に変位する。その結果サブスプール16の中空室16eの通口16dと外側スプール15の絞り孔15cとが連通して流路を形成し、この流路は連通路28に繋がるため圧油はシリンダ室19の右端室19′に入って外側スプール15を左行程させる力を生じさせ、左行程のストロークエンドでは外側スプール15は図6に示す左端位置に達する。この際同時にシリンダ室19の左端室19′′の油は、弁体20′及びばね21′から成る逆止弁Cを開いて連通路27に入り、更にポート10fから入力ポート11を経てタンク3に戻される。油圧ピストンシリンダユニット8のピストンはその右行程の終わりに右端のストロークエンドに達する。
【0018】
図6に示す状態から再び油圧ピストンシリンダユニット8のピストンは左行程に切換えられるのは以下のようにして行われる。即ち図6の状態では油圧ポンプ1から出た圧油は外側スプール15の通口15a、サブスプール16の絞り孔16fを経て外側スプール15の外側から切換弁本体10のポート10eを経て出力ポート29から油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室に入る。それによって油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの右行程が実施されている。このピストンの右行程の際油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室内の圧油は出力ポート30から外側スプール15の外側、切換弁本体10のポート10bを経て連通路27に入り、ポート10fを経て入力ポート11からタンク3へ戻される。このピストンの右行程は戻り行程であり、左行程のような作業行程のような高い油圧を必要としない。従ってニードル弁の設定圧力をリリーフ弁2の設定圧力以下にした場合に、出力ポート29中の圧油の一部は外側スプール15の絞り孔15eからばね23の力に抗してニードル弁体22を左方に押下げてばね押え24の中心の図示しない小孔からシリンダ室19の左端室19′′に入り、外側スプール15を僅かに右方に変位させる力が生じるので、外側スプール15の通口15a、サブスプール16の外側から切換弁本体10のポート10eによる流路を絞って出力ポート29に入る流量を絞ることになる。その結果リリーフ弁2の設定圧以下の低い圧力でピストンが右行程を実施することができ、経済運転ができる。外側スプール15の絞り孔15d内の圧油が外側スプール15の絞り孔15eからばね23の力に抗してニードル弁体22を左方に押し下げて圧油が流れると、ばね押え24の中心の小孔を経てシリンダ室19の左端室19′′に圧油溜まり、ばね25の力の補助の下に外側スプール15がサブスプール16と共に右行程を実施する。この際外側スプール15の右端領域の位置する、シリンダ室19の右端室19′中の油は、逆止弁Bを開いて連通路27に入り、更にポート10fから入力ポート11を経てタンク3に戻される。サブスプール16の右行程のストロークエンドでは、外側スプール15及びサブスプール16の関係位置は、図4及び図5に表されたと同様な関係位置となる。これにより油圧ピストンシリンダユニット8のピストンは右行程のストロークエンドから左行程に切換えられる。
【0019】
上記のようにして初めに切換え弁4のハンドルの操作により切換え弁4の接続位置を選択すると、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左行程又は右行程が実施され、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの左右行程に対応してサブスプール16の右左行程が行われ、その結果油圧ピストンシリンダユニット8のピストンとサブスプールの外側スプールの往復行程が連続的に反復されることになる。
【0020】
図7は本発明による自動切換弁装置の第3実施例を表わす。
この自動切換弁装置は自動切換増圧弁装置として形成されている。
図7において1は油圧ポンプ、2はリリーフ弁、3は油タンクそして4は切換弁、特に3位置4接続切換弁、8は油圧ピストンシリンダユニットを表わす。
自動切換増圧弁装置は以下のように構成されている。
【0021】
切換弁4の出力ポートは導管を経て自動切換弁本体40の入力ポート41及び入力ポート42に接続している。入力ポート41及び入力ポート42はそれぞれシリンダ室49に接続している。入力ポート42は弁体43とばね44から成る逆止弁Dを介してシリンダ室49の右端室49′に、そして弁体43′′とばね44′′から成る逆止弁Fを介してシリンダ室49の左端室49′′に接続可能であり、更に弁体43′とばね44′から成る逆止弁Eを介してシリンダ室49の左側部分に接続可能である。シリンダ室49には内方に左右2つのサブスプール46′、46をその軸線方向に変位可能に嵌入された外側スプール45がその軸線方向に移動可能に配設されている。外側スプール45にはその中央に対して左右対称の位置にそれぞれ通口45a′、45b′、絞り孔45c′及び通口45a、45b、絞り孔45cが設けられている。左側のサブスプール46′にはその右端に絞り孔46′a′、絞り孔46′a′に繋がるばね室46′b′及びサブスプール46′の左端の絞り孔46′c′を、そして右側のサブスプール46にはその左端に絞り孔46a、絞り孔46aに繋がるばね室46b及びサブスプール46の左端の絞り孔46cが設けられている。ばね室46b及び46′b′にはばね47、47′が装着されており、サブスプール46、46′の右端及び左端にはそれぞればね押え48、48′がねじ結合されてばね室46b及び46′b′を閉鎖している。シリンダ室49に2つの出力ポート58、59が付設されている
増圧弁本体60には、前記出力ポート58、59に接続する2つの入力ポート61、62が設けられており、入力ポート61及び62は増圧弁シリンダ室69に接続している。入力ポート61及び62にはそれぞれ分枝していて弁体63とばね64から成る逆止弁G及び弁体63′とばね64′から成る逆止弁Hを介して増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′と増圧弁シリンダ室69の左端室69′′′′に接続している。右端室69′′′と左端室69′′′′とはそれぞれ増圧弁本体60に組付けられている増圧弁ハウジング67及び67′に成形されている。増圧弁シリンダ室69はその中央に対して左右対称に左側部分69′′と右側部分69′とから成る。増圧弁シリンダ室69内には増圧ピストン66がその軸線方向に移動可能に配設されており、増圧ピストン66は左右に横断面積のより小さい左側部分66b及び増圧ピストン右側部分66aを一体的に備え、左側部分66b及び右側部分66aは増圧弁シリンダ室69よりも横断面積の小さい左端室69′′′′及び右端室69′′′にそれぞれ左側部分66b及び右側部分66aが増圧ピストン66の左行程及び右行程の際に進入可能である。左端室69′′′′及び右端室69′′′はそれぞれ弁体70′とばね71′から成る逆止弁J及び弁体70とばね71から成る逆止弁Iを介して連通路73に接続している。連通路73は1つの出力ポート74を介して油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に接続している。このピストン側室には同様に導管75が接続しており、導管75は逆止弁77を介して入力ポート41に接続している。また、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室には導管76が接続していて、導管76は入力ポート42に接続している。
【0022】
自動切換増圧弁装置は次のように作動する。
油圧ポンプ1から出た圧油は3位置4接続切換弁4のハンドル操作により、例えば右側接続位置が選択されると、圧油は入力ポート41からシリンダ室49に入り、外側スプール45の通口46a、右側のサブスプール46の左端の左側を経てかつ外側スプール45の通口45bから出力ポート59、増圧弁本体60の入力ポート62を経て増圧弁シリンダ室69の右側部分69′に入る。同時に圧油は逆止弁Gを開いて増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′に入り、更に逆止弁Iを開いて連通路73、出力ポート74を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入り、油圧ピストンシリンダユニット8の伸長行程が実施される。この際増圧弁シリンダ室69の左端室69′′′′内の油は増圧ピストン66の中央領域と端部領域66a、66bの横断面積差、従ってここでは増圧弁シリンダ室69の右側部分69′の横断面積と増圧弁シリンダ室69の左端室69′′′′の横断面積の比率で左端室69′′′′内の油圧は増圧されてかつリリーフ弁2の設定圧より高い圧力に設定された逆止弁Jを開いて連通路27に入り、出力ポート74を経て油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に単位量の圧油が入り、ピストンに単位行程だけ伸長行程を実施させる。この際油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室に接続された導管76を経て油がタンク3へ戻される。この際油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に接続されている導管75は逆止弁77に接続されているので、導管75を経て油が流動することはできない。増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′には入力ポート62から分枝した圧油が逆止弁Gを開いて入っているが、逆止弁Iはリリーフ弁2の設定圧力よりも高い圧力に設定されているので逆止弁Iは開かない。
【0023】
一方、リリーフ弁2の設定圧力が作用している増圧弁シリンダ室69の右側部分69′内の圧油は切換弁本体10のシリンダ室49のポート40a、右側サブスプール46の絞り孔46a、右側サブスプール46のばね室46bに通じており、右側サブスプール46の左端の左側の油圧とばね室46b内の油圧は平衡しており、ばね47の圧縮による力のみが相違しているので、サブスプール46は左方に変位させられ、それによってサブスプール46の右端の絞り孔46cと外側スプール45の右端の絞り孔45cとが連通して、ポート40cからシリンダ室49の右端室49′に圧油が入り、それによって外側スプール45を左行程させる。この際シリンダ室49の左端室49′′中の油は逆止弁Fを開いて連通路56に入り、入力ポート42を経てタンク3へ戻らされる。その結果入力ポート41に作用している圧油は切換弁本体40のポート40d、外側スプール45の通口45d、右側サブスプール46の外側を経てポート40eから出力ポート58、増圧弁シリンダ室69の左側部分69′′に入り、また逆止弁Hを開いて増圧弁シリンダ室69の左端室69′′′′に入る。それによって増圧ピストン66は増圧弁シリンダ室69の左側部分69′′の横断面積と増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′の横断面積との比率により、増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′にある油を逆止弁Iの設定圧力まで加圧する。それによって加圧された油圧により逆止弁Iが開き、増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′にある油は増圧されて連通路73に入り、出力ポート74から単位量の圧油が油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に入り、油圧ピストンシリンダユニット8に単位行程の伸長行程を行わせる。この際油圧ピストンシリンダユニット8のピストンロッド側室に接続された導管76を経て油がタンク3へ戻される。この際油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室に接続された導管75は逆止弁77に接続されているので導管75を経て油が流動することはできない。
【0024】
増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′の圧油が逆止弁Iを開いて連通路27に送られている際に、入力ポート61、従って出力ポート58中の圧油は切換弁本体60のポート40e、外側スプール45の通口45e、左側のサブスプール46′の絞り孔46′a′、ばね室46′b′を経てサブスプール46′の左端の絞り孔46′c′と連通した外側スプール45の左端の絞り孔45fを経てポート40c′からシリンダ室49の左端室49′′に入り、外側スプール45を、シリンダ室49の左端室49′′中のばね55の力の補助の下に右行程させる。この際シリンダ室49の右端室49′中の油は逆止弁Dを開いて入力ポート42からタンク3へ戻される。
【0025】
上記のようにして増圧ピストン66の左右行程が外側スプール45の右左行程に対応して連続的に反復される。
油圧ピストンシリンダユニット8のピストンの上行程(伸長行程)中にピストンロッドに大きな負荷が作用し又はピストンが上行程のストロークエンドに達すると、油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室にはリリーフ弁2で設定された圧力以上の圧力、従って逆止弁I又はJで設定された圧力まで上昇し得る。ピストンロッドに大きな負荷が作用し又はピストンが上行程のストロークエンドに端したことにより油圧が増大した場合、逆止弁I又はJが開いている場合でも、増圧弁シリンダ室69の右端室69′′′又は左端室69′′′′の増圧された圧油と油圧ピストンシリンダユニット8のピストン側室の油圧が等しくなり、逆止弁I又はJを通って圧油が流れることができず、その結果逆止弁I又はJは閉じる。この状態では油圧ピストンシリンダユニット8のピストンは上行程のストロークエンド又は上行程の途中で停止し、従って次に作業者がハンドルの操作により切換弁4を左位置に切換えないとそのままの状態に止まる。作業者がハンドルの操作により切換弁4を左位置に切換えると、入力ポート41から出力ポート58又は59を経て増圧弁本体60の入力ポート61又は62に連通していた圧油は入力ポート62を経てタンク3に戻され、油圧ピストンシリンダユニット8のピストンは下方のストロークエンドに戻される。
【0026】
本発明によれば、従来技術の難点が回避され、油圧ピストンシリンダユニットのピストンの切換制御が円滑かつ迅速に反復して行えるようになり、ピストンの往復行程が高速化されることができ、更に特に破砕機等の駆動装置として使用される油圧ピストンシリンダユニットの作動中における過負荷に対する安全が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明による自動切換弁装置の第1実施例の初期状態を示す図式図である。
【図2】図2は、本発明による自動切換弁装置の第1実施例のシリンダ伸長時の状態を示す図式図である。
【図3】図3は、本発明による自動切換弁装置の第1実施例のシリンダ短縮時の状態を示す図式図である。
【図4】図4は、本発明による自動切換弁装置の第2実施例の初期状態を示す図式図である。
【図5】図5は、本発明による自動切換弁装置の第2実施例のシリンダ伸長時の状態を示す図式図である。
【図6】図6は、本発明による自動切換弁装置の第2実施例のシリンダ短縮時の状態を示す図式図である。
【図7】図7は、本発明による自動切換弁装置の第3実施例のシリンダ初期状態を示す図式図である。
【符合の説明】
1 油圧ポンプ
2 リリーフ弁
3 タンク
4 3位置4接続切換弁
8 油圧ピストンシリンダユニット
10 切換弁本体
10a ポート
10b ポート
10c ポート
10d ポート
10e ポート
10f ポート
11 入力ポート
12 入力ポート
13 弁体
14 ばね
15 外側スプール
15a 通口
15a′ 通口
15b ばね室
15b′ ばね室
15c 絞り孔
15c′ 絞り孔
15d 通口
15e 絞り孔
15f ばね室
15g ばね室
16 右側のサブスプール
16a 絞り孔
16b ばね室
16c 絞り孔
16′ 左側のサブスプール
16′a′ 絞り孔
16′b′ ばね室
16′c′ 絞り孔
16d 通口
16e 中空室
16f 絞り孔
17 ばね
17′ ばね
18 ばね押え
18′ ばね押え
19 シリンダ室
19′ 右端室
19′′ 左端室
20 弁体
20′ 弁体
21 ばね
21′ ばね
22 ニードル弁体
23 ばね
24 ばね押え
25 ばね
27 連通路
28 連通路
29 出力ポート
30 出力ポート
40 切換弁本体
40a ポート
40a′ ポート
40b ポート
40b′ ポート
40c ポート
40c′ ポート
41 入力ポート
42 入力ポート
43 弁体
43′ 弁体
43′′ 弁体
44 ばね
44′ ばね
44′′ ばね
45 外側スプール
45a 通口
45a′ 通口
45b 通口
45b′ 通口
45c 絞り孔
45c′ 絞り孔
46 右側のサブスプール
46a 絞り孔
46b ばね室
46c 絞り孔
46′ 左側のサブスプール
46′a′ 絞り孔
46′b′ ばね室
46′c′ 絞り孔
47 ばね
47′ ばね
48 ばね押え
48′ ばね押え
49 シリンダ室
49′ 右端室
49′′ 左端室
56 連通路
58 出力ポート
59 出力ポート
60 増圧弁本体
61 入力ポート
62 入力ポート
63 弁体
63′ 弁体
64 ばね
64′ ばね
66 増圧ピストン
66a 右側の小さい直径部分
66b 左側の小さい直径部分
67 増圧弁右側ハウジング
67′ 増圧弁左側ハウジング
69 増圧弁シリンダ室
69′ 右側部分
69′′ 左側部分
69′′′ 右端室
69′′′′ 左端室
70 弁体
70′ 弁体
71 ばね
71′ ばね
73 連通路
74 出力ポート
75 導管
76 導管
77 逆止弁

Claims (4)

  1. 自動切換弁装置において、
    入力ポート(11及び12)が切換弁本体(10)のシリンダ室(19)に接続しており、切換弁は外側スプール(15)とその内方にその軸線方向に移動可能に嵌入されたサブスプール(16、16′;16)とから成り、シリンダ室(19)は油圧ピストンシリンダユニット(8)のための出力ポート(29、30)に接続しており、それによって出力ポート(29又は30)の油圧がリリーフ弁(2)の設定圧力に達した際にサブスプール(16、16′;16)の変位を介して外側スプール(15)の左右行程が実施されてその位置が切換えられることにより油圧ピストンシリンダユニット(8)のピストンの行程方向が切換えられ、それによって切換弁の左右行程に対応して油圧ピストンシリンダユニット(8)のピストンの右左行程が連続的に反復されることを特徴とする前記自動切換弁装置。
  2. 外側スプール(15)中にその中央に対して対称的に2つのサブスプール(16、16′)がその軸線方向に移動可能に配設されており、ばね室(16b、16′b′)内にばね(17、17′)が配設されており、出力ポート(29又は30)の圧油が前記ばね室(16b又は16′b′)内に連通しており、それによって外側スプール(15)の左右行程が、油圧ピストンシリンダユニット(8)の右左行程の途中におけるそのピストンの負荷の増大又はその右左行程のストロークエンドの際に、サブスプール(16又は16′)の変位を介して外側スプール(15)の左右行程が実施されることにより油圧ピストンシリンダユニット(8)の右左行程が実施される、請求項1記載の自動切換弁装置。
  3. 外側スプール(15)中に1つのサブスプール(16)が配設されており、サブスプール(16)にはばね(17)の装着された1つのばね室(16b)が設けられており、外側スプール(15)には絞り孔(15e)に繋がるばね室(15f)が設けられており、ばね室(15f)内にはニードル弁体(22)及びばね(23)が装着されていてニードル弁体(22)がばね(23)の力によって絞り孔(15e)を閉じるように付勢されており、出力ポート(29又は30)に連通するニードル弁の絞り孔(15e)が出力ポート(29又は30)の油圧の増大によるニードル弁体(22)の変位により開くことにより、外側スプール(15)の行程方向が左行程のストロークエンドから右行程に切換えられることにより油圧ピストンシリンダユニット(8)のピストンは右行程から左行程に切り換えられ、一方出力ポート(30又は29)の圧油がサブスプール(16)のばね室(16b)に連通した場合にはサブスプール(16)の左方変位を介して外側スプール(15)はその右行程のストロークエンドから左行程に切換えられることにより油圧ピストンシリンダユニット(8)のピストンは左行程から右行程に切り換えられる、請求項1に記載の自動切換弁装置。
  4. 自動切換弁装置において、
    切換弁が外側スプール(45)とその内方にその中央に対して対称的にその軸線方向に移動可能に嵌入された2つのサブスプール(46、46′)とから成り、切換弁の出力ポート(58、59)が増圧弁本体(60)の増圧弁シリンダ室(69)の右側部分(69′)又は左側部分(69′′)に接続可能であり、一方増圧ピストン(66)の横断面のより小さい左右の部分(66a、66b)は増圧弁シリンダ室(69)の右端室(69′′′)及び左端室(69′′′′)に進入可能であり、それによって切換弁の外側スプール(45)の左右行程に対応して増圧ピストン(66)の右左行程が実施され、それによって油圧ピストンシリンダユニット(8)のシリンダ室に接続した増圧弁本体(60)の連通路(73)に増圧弁シリンダ室(69)の左端室(69′′′′)及び右端室(69′′′)から交互に増圧された圧油が単位量づつ供給されることにより、油圧ピストンシリンダユニット(8)のピストンを同一行程方向に単位行程ずつ移動させることを特徴とする前記自動切換弁装置。
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