JP4007042B2 - ミシンの糸切り装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば下着のウエスト部などのような縫製物の環状部にゴム紐などを挿入して縫製する場合に用いられるミシンの糸切り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば多本針ミシンによって、図10に示すように、下着等の縫製物50のウエスト部(環状部)51にゴム紐を挿入しながら縫製するときは、ミシンベッドの内部に配備されたルーパ糸端部保持装置を介してルーパ糸の端部を保持させた状態で、ウエスト部51を矢印A方向に移動させながら縫製動作を行なうことにより、複数の縫目52がウエスト部51の全周に亘って形成される。
【0003】
このような縫製動作において、上記ウエスト部51の全周に亘る縫製が終了した時点で、ルーパ糸は針板の針落ち部下方へ進出している可動糸掛け部材の先端に形成の糸掛け部に引掛けられ、この状態で可動糸掛け部材が針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側方へ退避移動することに伴い上記糸掛け部に引掛けられたルーパ糸は予め設定された位置に引寄せられ、この設定位置で可動糸掛け部材と固定メス部材との相対摺接作用により切断されるとともに、その切断されたルーパ糸の切断端部付近が上記ルーパ糸端部保持装置を構成する可動糸掛け部材と糸挟み部材との間で挟持されて次の縫製に備える状態となる。
【0004】
ところで、上記のような糸切り装置を備えたミシンにおいては、縫製動作終了時にルーパ糸の切断端部付近が上記ルーパ糸端部保持装置を構成する可動糸掛け部材と糸挟み部材との間で挟持されたままで次の縫製動作が開始されるために、縫目52の始端52aにはいわゆるケバと呼ばれるルーパ糸の端部52cが長く(通常5〜7cm程度)残存することになる。この長いルーパ糸端部52c、つまり、ケバを無くするためには縫製動作終了毎に作業者がハサミなどを使って手作業により切り取らなければならず、このケバの手切りに無駄な手間を要し縫製能率の低下、縫製コストの上昇を招くだけに止まらず、多量の縫製物を次々と連続縫製する場合、作業者の手に多大な負担をかけるという問題がある。また、ケバ切りを省くために長く残存したルーパ糸の端部52cの一部を縫目52の終端52bと始端52aとの重ね縫いにより縫目52中に縫い込むようにすることも考えられるが、この場合は、ルーパ糸端部52cが非常に不安定な状態にあるため、縫い込み時にふらつきやすくて縫目52にうまく添わず、その結果、縫製仕上がりが悪く、不良品を発生しやすいことから、一般的には、無駄な手間を要するとともに、作業者の手に多大な負担をかける手切りによるケバ処理が採用されている。
【0005】
このような手切りによるケバ処理を不要化する手段として、従来、▲1▼特公平7−34838号公報に開示されているように、下糸(ルーパ糸)保持装置を構成する可動糸掛け部材と糸挟み部材とによりルーパ糸の切断端部付近を挟持した状態での縫製動作の開始と同時に、またはその直後に、固定メス部材と糸挟み部材を、針落ち部の側方へ退避した設定位置から針落ち部に対して遠ざかる方向に更に退避移動させて可動糸掛け部材と糸挟み部材とによるルーパ糸切断端部の挟持を解除させることによって、ルーパ糸の切断端部を縫目中に引き込んで縫目の始端から突出するルーパ糸の端部長さを短くするように構成したものや、▲2▼特開平11−290571号公報(本出願人による先願発明)に開示されているように、縫製動作の開始と同時に、またはその直後に、可動糸掛け部材を予め規定された量だけ針落ち部側に近接移動させて該可動糸掛け部材と糸挟み部材とによるルーパ糸切断端部の挟持を解除させることによって、ルーパ糸の切断端部は縫目中に引き込まれ縫目の始端から突出するルーパ糸の端部長さを短くするように構成したもの、が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記▲1▼及び▲2▼で示したような構成の従来のミシンの糸切り装置では、縫目の始端から突出状態で延びるルーパ糸端部の長さを短くすることにより、手切りによるケバ処理の不要化を図ったものであるが、▲1▼の装置では、縫製動作終了時におけるルーパ糸の切断及びその切断されたルーパ糸の端部を次の縫製に備えるために挟持する糸端挟持といった糸切り装置本来の動作機能のほかに、縫製動作の開始と同時またはその直後に、ルーパ糸の切断端部に対する挟持を解除し、かつ、その切断端部に張力を作用させて該ルーパ糸の端部を縫目中に引き込むために可動糸掛け部材を設定位置に保ったままで固定メス部材と糸挟み部材をその設定位置から針落ち部に対して遠ざかる方向に更に退避移動させるといった特殊な動作機能を追加することが必要となり、そうするためには既存の糸切り装置全体の構造を全面的に改造しなければならず、構造が非常に複雑であり、装置全体がコストアップする。また、▲2▼の装置は、既存の糸切り装置はそのまま活用することが可能で▲1▼の装置よりは構造簡単かつ低コスト化しやすいものの、この既存糸切り装置に、固定メス部材及び糸挟み部材は設定位置に固定保持したままで可動糸掛け部材のみを予め規定された量だけ針落ち部側に近接移動させるための構成を追加する必要があり、装置全体のコストアップは免れ得ない。
【0007】
加えて、従来の糸切り装置は、▲1▼、▲2▼のいずれにしても、針落ち部からその側方に離れた位置でルーパ糸の切断端部を挟持解除して縫目中に引き込むものであるから、縫目の始端に、手切りを要さないまでも、相当な長さを持ったルーパ糸(ケバ)が突出状態で残存することは避けられず、高級縫製品である場合や縫製品の種類によっては、その糸残り長さの一段の短縮化が要望されている。
【0008】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、既存の糸切り装置はそのまま活用し、極く簡単な構成を付加するのみで、縫目の始端におけるルーパ糸端部の残存長さを著しく短縮することができるミシンの糸切り装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明に係るミシンの糸切り装置は、縫製動作終了直後に、針板の針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側方の設定位置にルーパ糸を引き寄せて切断する糸切断装置を備えてなるミシンの糸切り装置において、上記糸切断装置により切断されたルーパ糸の切断端部を上記設定位置付近で一時的に挟み保持する手段を有し、この手段でルーパ糸切断端部が挟み保持された状態での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟み保持手段と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針板に固定していることを特徴とするものである。
【0010】
上記構成の請求項1の発明によれば、縫製動作終了直後において針落ち部側方の設定位置に引き寄せられたルーパ糸が糸切断装置により切断されるとともに、その切断されたルーパ糸の切断端部が挟み保持手段により上記設定位置付近で一時的に挟み保持される。この状態で縫製動作が開始されて生地が送られると、挟み保持手段と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分が針板に固定された刃体の針落ち部に臨む切断刃縁に摺接して切断されることになる。このように縫製動作終了後におけるルーパ糸の切断には、従来からミシンに装備されている既存の糸切断装置をそのまま活用しながら、上記設定位置付近の挟み保持手段と生地との間に亘り掛け渡されているルーパ糸部分の次の縫製動作開始直後における切断には、針板に固定された刃体の針落ち部に臨む刃縁を用いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断することが可能であるから、縫目の始端から突出状態に残存するルーパ糸の端部長さの著しい短縮化が可能となり、縫製動作終了毎の作業者自身の手切りによるケバ処理を不要化できる。また、従来装置▲1▼、▲2▼でみられるように、縫い始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くするために、糸切断装置に余分な動作機能を持たせる必要は全くなく、針板に刃体を固定するだけでよいから、従来装置▲1▼、▲2▼に比べて装置全体の構造を簡単にしてコストダウンを実現することが可能である。
【0011】
また、上記と同様な目的を達成するために、請求項2の発明に係るミシンの糸切り装置は、縫製動作終了直後に針板の針落ち部下方へ進出してルーパ糸を引掛ける糸掛け部を先端に有し、この糸掛け部を針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側方へ退避させて該糸掛け部に引掛けたルーパ糸を設定位置に引き寄せる可動糸掛け部材と、この可動糸掛け部材により上記設定位置に引寄せられたルーパ糸を上記糸掛け部との相対摺接作用により切断する固定メス部材と、上記両部材により切断されたルーパ糸の切断端部付近を上記可動糸掛け部材との間で挟持する糸挟み部材とを、具備してなるミシンの糸切り装置において、上記可動糸掛け部材と糸挟み部材との間にルーパ糸の切断端部付近が挟持された状態での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針板に固定していることを特徴とするものである。
【0012】
上記構成の請求項2の発明によれば、縫製動作終了直後に可動糸掛け部材が針落ち部下方へ進出してその先端糸掛け部にルーパ糸を引掛けた状態で縫製進行方向に直交する側方へ退避移動することにより、ルーパ糸が針落ち部側方の設定位置に引き寄せられた後、糸掛け部と固定メス部材との相対摺接作用により切断されるとともに、その切断されたルーパ糸の切断端部は上記設定位置付近で可動糸掛け部材と糸挟み部材との間に挟持される。この状態で縫製動作が開始されて生地が送られると、可動糸掛け部材と糸挟み部材とによる挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分が針板に固定された刃体の針落ち部に臨む切断刃縁に摺接して切断されることになる。このように縫製動作終了後におけるルーパ糸の切断及びその切断端部の挟持には、可動糸掛け部材、固定メス部材及び糸挟み部材からなり、従来のミシンが装備している既存の糸切り装置をそのまま活用しながら、切断端部挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡されているルーパ糸部分の次の縫製動作開始直後における切断には、請求項1の発明と同様に、針板に固定された刃体の針落ち部に臨む刃縁を用いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断し縫目の始端から突出状態に残存するルーパ糸の端部長さを非常に短くすることが可能となり、縫製動作終了毎に作業者自身の手切りによるケバ処理を不要化できる。また、従来装置▲1▼、▲2▼でみられるように、縫い始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くするために、既存の糸切り装置に余分な動作機能を持たせるための構造部品を付加する必要は全くなく、針板に刃体を固定するだけでよいから、従来装置▲1▼、▲2▼に比べて装置全体の構造を簡単にしてコストダウンを実現することが可能である。
【0013】
特に、本発明は、請求項3に記載のように、針板の針落ち部が縫製進行方向に直交する方向に複数個並列して形成され、これら複数列の針落ち部に対応する複数個のルーパが縫製進行方向に直交する方向に往復運動自在に構成されている多本針ミシンの糸切り装置に有効に適用することができる。すなわち、複数個のルーパが縫製進行方向に直交する方向に往復運動する、いわゆるルーパ横振り形式の多本針ミシンの場合は、糸切り装置がルーパの運動範囲を避けて側方へ退避した設定位置と針落ち部との間の距離が大きくなる関係から、生地とルーパ糸切断端部の挟持箇所との間に掛け渡されるルーパ糸部分の長さが必然的に長くなり、従来装置▲1▼、▲2▼でみられるような動作機能を持たせたとしても、ルーパ糸の端部残存長さの短縮には自ずと限界があるのに対して、本発明では、針板の針落ち部に臨む箇所で切断するので、ルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、ルーパ糸の端部残存長さの著しい短縮化を実現することができる。
【0014】
また、上記構成のミシンの糸切り装置において、請求項4に記載のように、固定刃体の切断刃縁を、例えば細い長孔状の針落ち部を斜めに横断するように配置して掛け渡しルーパ糸部分をその切断刃縁に沿い滑らせながら引き千切り切断する切断幅を有するものに構成することによって、固定刃による引き千切り切断でありながらルーパ糸をミスなく確実に切断することができる。
【0015】
さらに、上記構成のミシンの糸切り装置において、請求項5に記載のように、固定刃体により切断されるルーパ糸部分を切断前後に亘って所定位置に吸引保持する糸吸引装置及び上記ルーパ糸部分を引掛けて糸吸引装置による吸引口付近に引き寄せる糸掛け引寄せ装置を含む切断ルーパ糸処理装置を付設することによって、殊に多数本ミシンのように、複数本のルーパ糸を固定刃体で一括切断する時の切断もれ等のミスを無くして複数本のルーパ糸を確実に一括切断できるとともに、その切断によって発生する糸くずを吸引集合させて特定箇所に回収し廃棄処理することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明を適用した多本針ミシンの概略外観斜視図、図2はその多本針ミシンにおける糸切り装置を示す拡大平面図である。多本針ミシン1は、縫製進行方向Yに直交する方向に沿い多数本(図面上では4本で示すが、2本以上であればよい)の針2を有し、それら針2は上糸(針糸)T1が挿通されて鉛直な運動経路に沿って上下に往復駆動移動自在に構成されている。これら針2は針糸T1とともにミシンベッド部3に固定の針板4に縫製進行方向Yに直交する方向に並列して形成された複数列の長孔状の針落ち部5を挿通して下降し該針落ち部5下方にそれぞれ設けられている複数個のルーパ6(図2、図5参照)により上記針糸Tが捕らえられ、この針糸T1が上記針2の上昇動作に伴いミシンベッド部3の下方へ供給されるルーパ糸T2に係合することで、例えば図10に示すような縫製物50のウエスト部51に縫目52が形成され、この縫目52の間にゴム紐などが環状に縫い込まれるように構成されている。
【0017】
上記ルーパ6は縫製進行方向Yに直交する方向に往復運動自在な横振り形式に構成されていると共に、ルーパ糸T2は、図1及び図5に示されているように、ルーパ糸繰りカム装置7および複数のルーパ糸道8を経て上記ルーパ6に供給されるように構成されている。また、この多本針ミシン1に備えられ、上記ルーパ6へ供給されたルーパ糸T2を縫製終了時に自動切断する糸切り装置9は、次のように構成されている。
【0018】
すなわち、糸切り装置9は、基本的に、その先端部にルーパ糸T2を引掛ける糸掛け部10Aが形成され、縫製動作終了直後に針落ち部5の下方へ進出されて上記糸掛け部10Aにルーパ糸T2を引掛ける状態と上記針落ち部5の下方から縫製進行方向Yに直交する側方へ退避させて上記糸掛け部10Aに引掛けたルーパ糸T2を予め設定された位置に引寄せる状態(図2の状態)とに移動切替自在に構成された可動糸掛け部材10と、この可動糸掛け部材10により上記設定位置に引寄せられたルーパ糸T2を先端の糸掛け部10Aとの相対摺接作用により切断するように可動糸掛け部材10の表面側に近接配置された固定メス部材11と、その切断されたルーパ糸T2の切断端部付近を上記可動糸掛け部材10との間で挟持すべく可動糸掛け部材10の裏面側に弾性的に当接させて配置された板ばねからなる糸挟み部材12(図2及び図5の点線で示す)とを有してなり、これら固定メス部材11および糸挟み部材12を上記可動糸掛け部材10の側方への退避移動時に上記設定位置に弾性的に位置変更させることが可能な糸切断挟持手段13が設けられている。
【0019】
上記糸切断挟持手段13は、水平姿勢に固定設置されたほぼ矩形状の基台14の上面に載置され、この基台14に固定されたメス台ガイド15,16と軸部材17およびこの軸部材17に嵌合するように形成された傾斜案内長孔18を介して固定メス台ストッパー28により制限される位置まで上記針落ち部5側に近接する方向D1および針落ち部5側から離間する方向D2に摺動変位自在に構成された枠状の固定メス台19を有し、この枠状固定メス台19の前端側上面に上記固定メス部材11が、また、下面に上記糸挟み部材12が固定されており、上記枠状固定メス台19を上記基台14との間に張設されたばね22を介して上記針落ち部5側に近接する方向D1に移動付勢して構成されている。
【0020】
また、上記可動糸掛け部材10は、上記枠状固定メス台19に形成されている平面視形状が略L字形の溝23内に嵌り込む状態で上記基台14の上面に支持され、この基台14に固定された軸部材24およびこの軸部材24に嵌合するように上記傾斜案内長孔18と平行に形成された傾斜案内長孔25を介して上記枠状固定メス台19に形成のストッパー部26で制限される位置まで上記針落ち部5側に近接する方向D1および針落ち部5側から離間する方向D2で可動メス台ストッパー27により制限される位置まで摺動変位自在に構成された可動メス台29を有し、この可動メス台29の前部寄り上面部に上記可動糸掛け部材10が固定されているとともに、上記可動メス台29の後端部には、上記基台14にその長手方向の中間部が軸31を介して枢支されて図示省略の複動シリンダにより矢印E1−E2方向に揺動自在に取り付けられた揺動レバー32の一端部が長孔33と軸部材34を介して連動連係されており、複動シリンダ(図示省略)の伸縮動作に伴う揺動レバー32の揺動により上記可動メス台29を上記両方向D1,D2に駆動移動させて可動糸掛け部材10をその先端糸掛け部10Aにルーパ糸T2を引掛ける状態とその引掛けたルーパ糸T2を上記設定位置に引寄せる状態とに移動切替自在に構成している。
【0021】
一方、針板4の裏面側で各針落ち部5に対応する箇所には、図3及び図4に明示するように、肉薄の刃体40をその切断刃縁40aが針落ち部5を斜めに横断して長い切断幅で針落ち部5の臨む状態で刃押え41及び止めネジ42を介して交換可能に固定されている。これら刃体40は、縫製動作終了後の糸切り装置9によるルーパ糸切断作用で切断されたルーパ糸T2の切断端部が図6に示すように、上記可動糸掛け部材10と糸挟み部材12との間に挟持されている状態での縫製動作の開始に伴い生地Wが図7に示すように、縫製進行方向Yに送られたとき、可動糸掛け部材10と糸挟み部材12による端部挟持箇所と生地Wとの間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分T2aを切断刃縁40aに沿い滑り移動させながら針落ち部5内で引き千切り切断するものである。
【0022】
上記構成に加えて、針落ち部5の縫製進行方向Yに直交する側方位置には、固定刃体40により切断されるルーパ糸部分T2aを切断前後の一定時間に亘って一箇所、すなわち、開放する吸引口部43a付近に吸引して集束保持する糸吸引管(糸吸引装置)43と上記ルーパ糸部分T2aを先端引掛部44aで引掛けて吸引管43の吸引口部43a付近に引き寄せる糸掛け引寄せシリンダ(糸掛け引寄せ装置)44と上記糸吸引管43の吸引停止時にルーパ糸部分T2aが散乱しないようにそのルーパ糸部分T2aを図8に示すように糸吸引管43の内面壁43bに押圧する糸押え具45a及び該糸押え具45aを押え位置と押え解除位置とに切替え移動させるシリンダ45bからなるルーパ糸押え装置45とからなる切断ルーパ糸処理手段が設けられている。
【0023】
なお、上記針板4の上部で針2に接近した箇所には、ルーパ糸切断と同時にエアーを吹き出して針糸T1をはね上げるエアワイパー47(図1参照)が設けられている。
【0024】
次に、上記のような構成の多本針ミシンの糸切り装置の動作について、図2および図5〜図7を参照しながら、図9のタイミングチャートに沿って説明する。図2は、縫製動作終了直後に糸切り装置9の可動糸掛け部材10が針落ち部5の下方へ進出して先端の糸掛け部10Aに引掛けたルーパ糸T2が可動糸掛け部材10の側方への退避移動により設定位置に引き寄せられるとともに、先端糸掛け部10と固定メス部材11との相対摺接作用により切断された後のルーパ糸T2の切断端部付近が上記可動糸掛け部材10と糸挟み部材12の間に挟持され、かつ、その挟持箇所と生地Wとの間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分T2aが糸切り装置9の動作開始から設定時間t5経過後の設定時間t6に亘り作動する糸掛け引寄せシリンダ44により糸吸引管43の吸引口部43a付近に引き寄せられている状態を示す。
【0025】
この状態からミシンが回転しペダルを踏み込むことによって次の縫製動作が開始されるが、この縫製動作開始から設定時間t1経過後に糸吸引管43が設定時間t2に亘り吸引動作する一方、ルーパ糸押え装置45の糸押え具45aは糸吸引管43が動作開始してから設定時間t3経過するまで押え解除位置に保たれている。この時点、すなわち、縫製動作の開始に伴い生地Wが図7に示すように、ある程度まで縫製進行方向Yに送られると、上記のルーパ糸部分T2aが針板4に固定された刃体40の針落ち部5に臨む切断刃縁40aに沿い滑り移動して図5に示すように引き千切り状態に切断される。その切断されたルーパ糸部分T2aは糸吸引管43内に吸い込まれるとともに、ルーパ糸押え装置45の糸押え具45aが押え位置に作動することにより、図8に示すように、糸吸引管43の内面壁43bに押圧されて保持されることになる。
【0026】
この状態での縫製が続けられて生地Wの終端部にまで達した縫製動作の終了時点でペタルを踏み返すことにより、糸切り装置9が動作開始して可動糸掛け部材10が針落ち部5に向けて進出移動し、その進出移動に伴い可動糸掛け部材10と糸挟み部材12の間に挟持されていたルーパ糸部分T2aの切断端部の挟持が解除される。そして、この糸切り装置9の可動糸掛け部材10が針落ち部5の下方まで進出しルーパ糸T2を引掛けた後、側方の設定位置に退避移動するまでの間に、つまり、糸切り装置9の動作開始から設定時間t4経過後にルーパ糸押え装置45の糸押え具45aが押え解除されるとともに、糸吸引管43が再び吸引動作して両端が切断されたルーパ糸部分、すなわち、糸くずは糸吸引管43内に吸引集合されて特定箇所に回収され廃棄処理されることになる。
【0027】
上述したように、針落ち部5側方の設定位置付近で可動糸掛け部材10と糸挟み部材12とによる挟持箇所と生地Wとの間に亘り掛け渡されているルーパ糸部分T2aを次の縫製動作開始直後において針板4に固定された刃体40の針落ち部5に臨む刃縁40aを用いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断することにより、ルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、縫目の始端から突出状態に残存するルーパ糸の端部長さを著しく短縮化して、縫製動作終了毎の作業者自身の手切りによるケバ処理を不要化することが可能となる。
【0028】
また、糸吸引管(糸吸引装置)43と糸掛け引寄せシリンダ(糸掛け引寄せ装置)44とルーパ糸押え装置45とからなる切断ルーパ糸処理手段が設けられているので、複数本のルーパ糸を固定刃体40で一括切断する時の切断もれ等のミスを無くして複数本のルーパ糸を確実に一括して切断できるとともに、その切断によって発生する糸くずを糸吸引管43内に吸引集合させて特定箇所に回収し廃棄処理することができる。
【0029】
なお、上記実施の形態では、縫製動作終了直後に可動糸掛け部材10の先端糸掛け部10Aと固定メス部材11とにより切断されたルーパ糸T2の切断端部の挟み保持手段として、可動糸掛け部材10と板ばねからなる糸挟み部材12との間に挟持させる形式のものを使用したが、これに代えて、切断ルーパ糸処理手段を構成する糸吸引管43、糸掛け引寄せシリンダ44及びルーパ糸押え装置45を利用する形式を用いてもよい。すなわち、切断されたルーパ糸T2の切断端部を糸吸引管43内に吸い込ませた上、ルーパ糸押え装置45の糸押え具45aを図8に示すように、押え位置に作動させて該糸押え具45aと糸吸引管43の内面壁43bとの間にルーパ糸T2の切断端部を一時的に挟み保持させるように構成してもよい。この場合は、糸切り装置9側に糸挟み部材12を設ける必要がないとともに、糸くず処理手段で切断端部の一時的な挟み保持手段を兼用することが可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、請求項1及び請求項2の発明によれば、縫製動作終了後には、従来のミシンが装備している既存の糸切り装置をそのまま活用してルーパ糸切断または切断及びその切断端部の挟持を行いながら、次の縫製動作開始直後には切断端部挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡されているルーパ糸部分を、針板に固定された刃体の針落ち部に臨む刃縁を用いて縫目の始端に非常に近い箇所で摺接切断することができるので、縫目の始端から突出して延びるルーパ糸の端部長さを非常に短くすることができ、縫製動作終了毎の作業者自身の手切りによるケバ処理を不要化できる。しかも、縫い始め箇所のルーパ糸の端部長さを短くするために、既存の糸切り装置に余分な動作機能を持たせる必要が全くなく、針板に刃体を固定するだけでよいから、従来装置▲1▼、▲2▼に比べて装置全体の構造を簡単にしてコストダウンを実現することができるという効果を奏する。
【0031】
特に、本発明は、請求項3に記載のようなルーパ横振り形式の多本針ミシンであっても、ルーパ糸の端部残存長さの著しい短縮化を実現することができる。
【0032】
また、請求項4に記載のような構成を採用することにより、固定刃による引き千切り切断でありながらルーパ糸をミスなく確実に切断することができる。
【0033】
さらに、請求項5に記載のような切断ルーパ糸処理装置を付設することによって、殊に多数本ミシンのように、複数本のルーパ糸を固定刃体で一括切断する時の切断もれ等のミスを無くして複数本のルーパ糸を確実に一括切断できるとともに、その切断によって発生する糸くずを吸引集合させて特定箇所に回収し廃棄処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した多本針ミシンの概略外観斜視図である。
【図2】同多本針ミシンにおける糸切り装置で切断された複数本のルーパ糸の切断端部を挟持し、かつ、それらルーパ糸部分を寄せ集めた状態を示す要部の拡大平面図である。
【図3】針板への刃体の固定状態を説明する要部の拡大分解斜視図である。
【図4】刃体が固定された針板の拡大底面図である。
【図5】同刃体によりルーパ糸部分が切断された状態を示す要部の拡大平面図である。
【図6】多本針ミシンによる縫製動作開始前の針落ち部付近の状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図7】多本針ミシンによる縫製動作開始直後の針落ち部付近の状態を示す要部の拡大縦断面図である。
【図8】多本針ミシンに付設された切断ルーパ糸処理手段における糸吸引管及びルーパ糸押え装置の動作状況を説明する一部断面要部の拡大側面図である。
【図9】多本針ミシンの糸切り装置の動作を説明するタイミングチャートである。
【図10】環状部の縫製動作を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 多本針ミシン
2 針
4 針板
5 針落ち部
6 ルーパ
9 糸切り装置
10 可動糸掛け部材
10A 糸掛け部
11 固定メス部材
12 糸挟み部材
13 糸切断挟持手段
40 固定刃体
40a 切断刃縁
43 糸吸引管(糸吸引装置)
44 糸掛け引寄せシリンダ(糸掛け引寄せ装置)
45 ルーパ糸押え装置
T1 針糸
T2 ルーパ糸
T2a 掛け渡しルーパ糸部分
W 生地

Claims (5)

  1. 縫製動作終了直後に、針板の針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側方の設定位置にルーパ糸を引き寄せて切断する糸切断装置を備えてなるミシンの糸切り装置において、
    上記糸切断装置により切断されたルーパ糸の切断端部を上記設定位置付近で一時的に挟み保持する手段を有し、この手段でルーパ糸切断端部が挟み保持された状態での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟み保持手段と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針板に固定していることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  2. 縫製動作終了直後に針板の針落ち部下方へ進出してルーパ糸を引掛ける糸掛け部を先端に有し、この糸掛け部を針落ち部に対して縫製進行方向に直交する側方へ退避させて該糸掛け部に引掛けたルーパ糸を設定位置に引き寄せる可動糸掛け部材と、
    この可動糸掛け部材により上記設定位置に引寄せられたルーパ糸を上記糸掛け部との相対摺接作用により切断する固定メス部材と、
    上記両部材により切断されたルーパ糸の切断端部付近を上記可動糸掛け部材との間で挟持する糸挟み部材とを、具備してなるミシンの糸切り装置において、
    上記可動糸掛け部材と糸挟み部材との間にルーパ糸の切断端部付近が挟持された状態での縫製動作開始直後の生地送りに伴い上記挟持箇所と生地との間に亘り掛け渡されたルーパ糸部分を摺接切断可能な刃体をその切断刃縁が針落ち部に臨む状態で針板に固定していることを特徴とするミシンの糸切り装置。
  3. 上記針板の針落ち部が、縫製進行方向に直交する方向に複数個並列して形成されており、これら複数列の針落ち部に対応する複数個のルーパが、縫製進行方向に直交する方向に往復運動自在に構成されている請求項2に記載のミシンの糸切り装置。
  4. 上記固定刃体の切断刃縁は、上記の掛け渡しルーパ糸部分を滑らせながら引き千切り切断する切断幅を有するものである請求項1ないし3のいずれかに記載のミシンの糸切り装置。
  5. 上記固定刃体により切断されるルーパ糸部分を切断前後に亘って所定位置に吸引保持する糸吸引装置及び上記ルーパ糸部分を引掛けて上記糸吸引装置による吸引口部付近に引き寄せる糸掛け引寄せ装置を含む切断ルーパ糸処理手段が付設されている請求項1ないし3のいずれかに記載のミシンの糸切り装置。
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