JP4006145B2 - 画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子的な画像に対して付加情報を人間の目に識別しにくい状態で埋め込む、いわゆる電子透かしの技術が知られている。
【0003】
この電子透かしの技術は、例えば記録データに対して、著作権や記録システムを識別する情報を付加情報として埋め込むことにより、記録システムにより出力された出力物が不正に使用された場合に、その著作権や記録システムを特定可能とし、このような不正使用を抑制できる。
【0004】
電子透かしの技術の1つに、画像に対して付加情報を付加する場合、画像を周波数成分に変換し、特定の周波数成分に付加情報を埋め込む方法がある。この方法では画質の劣化をできるだけ抑えるために、人間の目では識別しにくい周波数成分に対して付加情報を埋め込む。
【0005】
この方法は、加工や圧縮などの処理には強いが、抽出や埋め込みの処理が複雑で、時間を要するという特性がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら従来の電子透かしの技術では、文字で構成されている原画像、或いは文字と画像で構成される原画像に対して電子透かしを付加する場合、以下のような問題があった。
【0007】
文字は、画像と同様にビットマップデータに展開され、画像と同じように扱われる。そして、文字に対して、画像のオブジェクトと同様に特定周波数に付加情報を埋め込む方法、つまり処理が重い方法を用いるので、付加情報を埋め込むための処理に時間を費やすという問題があった。
【0008】
また、文字に対して特定周波数に付加情報を埋め込む方法を用いると、文字の輪郭がぼやける等、画質の劣化が生じてしまうという問題があった。
【0009】
他方、従来は文字と画像で構成される原画像から文字と画像に対してそれぞれ付加された付加情報を抽出するということは考えられておらず、例えば、それぞれの部分に異なる方法により情報が付加されている場合には、これらの情報を効率よく抽出できなかった。
【0010】
本発明は、上記問題を少なくとも一つ解決するための画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
更に本発明は、オブジェクトの種類に応じた方法を用いて画像情報に所定の情報を付加することにより、処理時間を短縮し、かつ画質の劣化を抑制しつつ所定の情報を付加することができる画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
更に本発明は、所定の情報が付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力して、前記複数のオブジェクトの種類を判別して、前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を用いて所定の情報を抽出することにより、文字と画像で構成される原画像から文字と画像に対してそれぞれ付加された所定の情報を抽出することができる画像処理装置、画像処理方法及び記憶媒体を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明の画像処理装置は、複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力手段と、前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別手段と、前記判別されたオブジェクトの種類に応じた付加方法を用いて前記複数のオブジェクト対して所定の情報を付加すると共に、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて、前記付加方法を示す情報を付加する付加手段とを有することを特徴とする。
【0014】
また、上記目的を達成するための本発明の画像処理装置は、所定の情報と前記所定の情報の付加方法を示す情報とが付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力手段と、前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別手段と、前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を前記付加方法を示す情報に基づいて特定する特定手段と、前記特定された抽出方法を用いて所定の情報を抽出する抽出手段とを有し、前記付加方法を示す情報は、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて付加されていることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本実施形態の記録装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
まず、本実施形態に適用される記録システムの概略について説明する。図1は、本実施形態に適用される記録システムの概略図の一例である。図1において105は画像情報発生部、106は画像処理部、107は記録装置である。画像情報発生部105は、アプリケーションといわれるソフトウェアで文字データや画素毎の画像データなどを含む画像情報108を作成する。画像処理部106は、いわゆるプリンタドライバといわれるソフトウェアで、アプリケーションソフトのメニューから印刷を指示すると起動される。
【0017】
画像情報発生部105、画像処理部106は共にコンピュータ本体にインストールされるが画像処理部106は記録装置107の内部に設けてもよい。
【0018】
プリンタドライバが起動されると、アプリケーションで作成された原画像内のオブジェクトをビットマップデータに展開する。ここで、作成されたオブジェクトをビットマップデータに展開する前(遅くとも最終の1画面分の画素毎の画像データが作成される前)に、原画像内のオブジェクトが文字であるか画像であるかを判別し、判別した結果、文字であるか画像であるかにより付加情報を付加する方法を異ったものとする。尚、付加する付加情報として、例えば、装置名やシリアル番号、日付、著作権情報などが考えられる。
【0019】
ステップs101では、判別した結果、作成された原画像内のオブジェクトが文字の場合に、その属性に従ってビットマップデータに変換し、付加情報を付加する。ここで付加情報を付加する方法の一例を説明する。
【0020】
まず、所定の文字あるいは単語間の間隔を所定の規則に従って変える。このとき変える間隔の量は、人間が容易に知覚できない範囲にする。例えば、付加情報が文字列であれば、それらは任意のビット列で表せる。このような場合、例えば、正規の間隔より小さいものには“0”を、大きいものには“1”を割り振ることで、文字に対して付加情報を埋め込むことが可能になる。
【0021】
尚、文字に対して付加情報を埋め込む方法は、上記の方法に限定されるものではなく、他の方法を用いてもよい。他の方法として、所定の文字の太さを変えて、正規の太さより細いものには“0”を、太いものには“1”を割り振ることで、文字に対して付加情報を埋め込むことが可能になる。
【0022】
一方、s102では、検出した結果、作成された原画像内のオブジェクトが画像の場合に、図2のように、画像データを直交変換により周波数成分に変換し(s201)、特定の周波数成分に付加情報を加算することにより埋め込む(s202)。付加情報を埋め込んだ後、逆直交変換をかけて画像に戻す(s203)。尚、特定の周波数成分に対して透かし情報を埋め込む方法は、上記の方法に限定されるものではなく、他の方法を用いてもよい。例えば、画像信号の色成分(イエロー、マゼンタ、シアンのイエローやレッド、グリーン、ブルーのうちのブルー)の最下位の1ビットに付加情報を埋め込む方法を用いてもよい。
【0023】
また、文字及び画像に付加された付加情報を抽出するときに抽出しやすいようにするための情報であって、図6の601のように文字及び画像それぞれに対して付加アルゴリズムを表す情報も一緒に付加してもよい。
【0024】
尚、この付加アルゴリズムを表す情報は、図6のように文字のブロック画像のブロック602のヘッダ部の予め決められた位置、例えばブロックそれぞれの左端から(X1,Y1)に予め決められたサイズ、例えば(X2,Y2)の大きさで付加する。また、この付加アルゴリズムを表す情報の記録は、そのブロックの文字或いは画像に対して用いられている付加アルゴリズムとは異なるアルゴリズムで、かつ読み取りやすいアルゴリズムで記録するが好ましい。例えば、目に見えにくいイエロードットを用いて記録してもよい。
【0025】
また、文字及び画像でそれぞれ予め決められた特定のアルゴリズムを用いて付加情報を付加し、この付加アルゴリズムを表す情報を用いずに、文字及び画像に付加された付加情報を抽出することができるようにしてもよい。
【0026】
次のステップs103で、得られたビットマップデータを記録装置に適したデータに変換する。具体的には、レッド、グリーン、ブルーのビットマップデータを記録装置で使用されるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色空間にマッピングする。さらに、記録装置がその階調表現に単位面積当たりのドット数で表す場合には、公知のディザ法あるいは誤差拡散法などの疑似中間調処理を施して、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの記録用の2値データにする。
【0027】
そして、次のステップs104では、得られたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのデータを印字制御コマンドの書式に従って記録装置に転送する。
【0028】
次に上記方法で記録装置により印字された印刷画像から文字及び画像に埋め込まれた付加情報を抽出するための方法の一例を示す。
【0029】
図5に、上記アルゴリズムを用いて印刷画像の文字及び画像に埋め込まれた付加情報を抽出するためのフローチャートを示す。また、図7に印刷画像の文字及び画像に埋め込まれた付加情報を抽出する画像処理装置の概要を示す。図5,7に従って説明する。
【0030】
まず、スキャナ701で印刷画像を読み取り印刷画像データを得る(s501)。
【0031】
次に、スキャナ701で読み取った印刷画像データは、例えばホストコンピュータなどの画像処理装置700の画像分割部702でM×Mのブロック画像に分割され(s502)、濃度算出部703により分割された各ブロック画像の濃度ヒストグラムを算出する(s503)。ここでブロック画像が文字であれば、文字のエッジにより濃度ヒストグラムの形状は最大値と最小値の差が大きくなるという特徴がでて、画像であれば、濃度ヒストグラムの形状は滑らかになるという特徴がでる。
【0032】
次に、文字、画像判別部704において各ブロック画像が文字であるか画像であるかを、算出した濃度ヒストグラムから判別する(s504)。
【0033】
そして文字、画像判別部704により文字と判別されたブロック画像を、ブロック統合部705により周辺ブロックの状態を参照し統合させ、また画像であると判別された周辺ブロックの状態を参照し統合させることにより、文字と画像に像域分離し、文字ブロックと画像ブロックを検出する(s505)。
【0034】
次に付加方法特定部706により文字及び画像に付加情報を付加するときに用いられた付加アルゴリズムを特定する。本実施形態では、付加情報と共に付加された、どのようなアルゴリズムで付加したかを表す情報(図6の601)を付加方法を読み取ることによりどのようなアルゴリズムで付加されたのかを特定する(s506)。
【0035】
次に特定した付加アルゴリズムに基づいて、付加情報抽出部707により文字及び画像それぞれに付加された付加情報を抽出する(s507)。ここで、付加された付加情報の抽出方法の一例を示す。特定された付加アルゴリズムが所定の文字の太さを変えて、正規の太さより付加情報が埋め込まれたものであれば、文字の太さを調べることにより付加情報を抽出する。特定された付加方法が特定の周波数成分に付加情報が埋め込まれたものであれば、特定の周波数成分を調べることにより付加情報を検出する。
【0036】
このように、文字と画像により構成される印刷画像から文字ブロックと画像ブロックを検出し、検出された文字と画像それぞれに付加された付加情報を抽出することができる。尚、付加アルゴリズムを表す情報の付加方法は、文字及び画像ブロックのそれぞれに付加する方法に限定されるものではなく、図6に示した印刷画像の左上等所定位置に記録する構成としてもよい。この場合には付加アルゴリズムを表す情報に加え文字ブロックの座標、画像ブロックの座標の情報もセットで記録することで一層付加情報の検出が容易になる。
【0037】
この構成により、画像ブロック、文字ブロックそれぞれに適した付加情報の付加を可能とし、加えて画像ブロック、文字ブロックといったある程度広いエリアにわたって情報を付加できるので大量の情報を識別困難な形で付加することが可能となる。また、検出に関しては画像ブロック、文字ブロックの存在、付加情報の付加アルゴリズムを容易に識別可能な構成として提供でき、高速に付加情報の検出が可能になる。
【0038】
次に本実施形態に適用される記録装置本体の概要について説明する。
【0039】
図3は、本実施形態に適用されるインクジェット記録装置IJRAの概観図の一例である。
【0040】
この図3において、駆動モータ5013の正逆回転に連動して駆動力伝達ギア5011,5009を介して回転するリードスクリュー50005の螺旋溝5004に対して係合するキャリッジHGはピン(不図示)を有し、矢印a,b方向に往復移動される。このキャリッジHCには、インクジェットカートリッジIJCが搭載されている。
【0041】
5002は紙押え板であり、キャリッジ移動方向にわたって紙をプラテン5000に対して押圧する。5007、5008にフォトカプラで、キャリッジのレバー5006のこの域での存在を確認して、モータ5013の回転方向切換等を行うためのホームポジション検知手段である。
【0042】
5016は記録ヘッドの前面をキャップするキャップ部材5022を支持する部材で、5015はこのキャップ内を吸引する吸引手段でキャップ内開口5023を介して記録ヘッドの吸引回復を行う。
【0043】
5017はクリーニングブレードで、5019はこのブレードを前後方向に移動可能にするぶざいであり、本体支持版5018にこれらは支持されている。ブレードは、この形態でなく周知のクリーニングブレードが本実施形態に適用できることは言うまでもない。
【0044】
また、5012は、吸引回復の吸引を開始するためのレバーで、キャリッジと係合するカム5020の移動に伴って移動し、駆動モータからの駆動力がクラッチ切換等の公知の伝達手段で移動制御される。
【0045】
これらのキャッピング、クリーニング、吸引回復は、キャリッジがホームポジション側領域にきたときにリードスクリュー5005の作用によってそれらの対応位置で所望の処理が行えるように構成されているが、周知のタイミングで所望の行動を行うようにすれば、本実施形態には何れも適用できる。
【0046】
次に、上述した装置構成の各部の記録制御を実行するための制御構成について、図4に示すブロック図を参照して説明する。
【0047】
制御回路を示す図4において、10は記録信号を入力するインターフェイス、11はMPU、12はMPU11が実行する制御プログラム格納するプログラムROM、13は各種データ(上記記録信号ヘッドに供給される記録データ等)を保存しておくダイナミック型のRAMであり、印字ドット数や、インク記録ヘッドの交換回数等も記憶できる。
【0048】
14は記録ヘッド18に対する記録データの供給制御を行うゲートアレイであり、インターフェイス10、MPU11、RAM13間のデータの転送制御も行う。5013は記録ヘッド18を搬送するためのキャリアモータ、19は記録用紙搬送のための搬送モータである。15はヘッドを駆動するヘッドドライバ、16,17は夫々搬送モータ19、キャリアモータ20を駆動するモータドライバである。
【0049】
上記制御構成の動作を説明すると、インターフェイス10に信号が入るとゲートアレイ14とMPU11との間で記録信号プリント用の記録データに変換される。そして、モータドライバ16,17が駆動されるとともに、ヘッドドライバ15に送られた記録データに従って記録ヘッドが駆動され、印字が行われる。
【0050】
以上第1の実施形態によれば、文字と画像で構成される原画像データに付加情報を付加する場合に、文字か画像かを判別して、文字、画像それぞれに応じた付加方法を用いて付加情報を付加することにより、処理時間を短縮し、かつ画質の劣化を抑制することができる。
【0051】
また、文字と画像で構成される原画像データから付加情報を抽出する場合に、文字か画像かを判別して、文字、画像それぞれに応じた抽出方法を用いて付加情報を抽出することができる。
【0052】
(他の実施の形態)
上記第1の実施形態では記録装置としてインクジェット記録装置を適用したが、他の記録装置を適用してもよい。例えば、熱溶解型転写プリンタ、レーザープリンタ等でもよい。
【0053】
上記第1の実施形態ではアプリケーションで作成された原画像内のオブジェクトをビットマップデータに展開する前に、オブジェクトが文字であるか画像であるかを判別したが、ビットマップデータに展開してから、オブジェクトが文字であるか画像であるかを判別してもよい。
【0054】
また、アプリケーションで作成されたオブジェクトではなく、例えばスキャナから読み込んだ原画像内のオブジェクト、つまり既にビットマップデータに展開されたオブジェクトに対して、文字であるか画像であるかを判別してもよい。
【0055】
また、上記第1の実施形態では、図1のs101〜s104の処理をプリンタドライバで行ったが、例えばプリンタのコントローラ部で行ってもよい。
【0056】
また、前述した実施形態の機能を実現する様に、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0057】
また、前述した実施形態の機能を実現する様に各種のデバイスを動作させる様に該各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに、前記実施形態機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本発明の範疇に含まれる。
【0058】
またこの場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体を提供する。
【0059】
かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては例えばFDHD、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることが出来る。
【0060】
またコンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0061】
更に供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も本実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1によれば、オブジェクトの種類に応じた方法を用いて画像情報に所定の情報を付加することにより、処理時間を短縮し、かつ画質の劣化を生じることなく所定の情報を付加することができる。また、請求項15に記載の画像処理方法、請求項29に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【0063】
また、請求項12によれば、所定の情報が付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力して、前記複数のオブジェクトの種類を判別して、前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を用いて所定の情報を抽出することにより、文字と画像で構成される原画像から文字と画像に対してそれぞれ付加された所定の情報を抽出することができる。また、請求項26に記載の画像処理方法、請求項30に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の基本概念を説明する記録システムの概略を示す図である。
【図2】透かし情報の入力技術の一例を示す概略図である。
【図3】記録装置本体の概略を示す概観図である。
【図4】制御構成を示すブロック図である。
【図5】付加情報を抽出するためのフローチャートである。
【図6】付加アルゴリズムを表す情報を説明する図である。
【図7】付加情報を検出する画像処理装置の概要を示す図である。

Claims (36)

  1. 複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力手段と、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別手段と、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた付加方法を用いて前記複数のオブジェクト対して所定の情報を付加すると共に、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて、前記付加方法を示す情報を付加する付加手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記複数のオブジェクトは、文字に応じたデータを含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記複数のオブジェクトは、画像に応じたデータを含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、文字の間隔を変更することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、文字の太さを変更することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、画像データを周波数成分に変換し、特定の周波数成分に所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、画像データの特定色成分を操作することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 前記特定色成分は、イエローであることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記特定色成分は、ブルーであることを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  10. 前記所定の情報は、装置に固有な情報を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  11. 前記所定の情報は、著作権に関する情報を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  12. 所定の情報と前記所定の情報の付加方法を示す情報とが付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力手段と、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別手段と、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を前記付加方法を示す情報に基づいて特定する特定手段と、
    前記特定された抽出方法を用いて所定の情報を抽出する抽出手段とを有し、
    前記付加方法を示す情報は、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて付加されていることを特徴とする画像処理装置。
  13. 前記複数のオブジェクトは、文字に応じたデータを含むことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 前記複数のオブジェクトは、画像に応じたデータを含むことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  15. 複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力工程と、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別工程と、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた付加方法を用いて前記複数のオブジェクト対して所定の情報を付加すると共に、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて、前記付加方法を示す情報を付加する付加工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  16. 前記複数のオブジェクトは、文字に応じたデータを含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  17. 前記複数のオブジェクトは、画像に応じたデータを含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  18. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、文字の間隔を変更することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  19. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、文字の太さを変更することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  20. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、画像データを周波数成分に変換し、特定の周波数成分に所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  21. 前記オブジェクトの種類に応じた付加方法は、画像データの特定色成分を操作することにより所定の情報を付加する方法であることを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  22. 前記特定色成分は、イエローであることを特徴とする請求項21記載の画像処理方法。
  23. 前記特定色成分は、ブルーであることを特徴とする請求項21記載の画像処理方法。
  24. 前記所定の情報は、装置に固有な情報を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  25. 前記所定の情報は、著作権に関する情報を含むことを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  26. 所定の情報と前記所定の情報の付加方法を示す情報とが付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力する入力工程と、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別する判別工程と、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を前記付加方法を示す情報に基づいて特定する特定工程と、
    前記特定された抽出方法を用いて所定の情報を抽出する抽出工程とを有し、
    前記付加方法を示す情報は、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて付加されていることを特徴とする画像処理方法。
  27. 前記複数のオブジェクトは、文字に応じたデータを含むことを特徴とする請求項26記載の画像処理方法。
  28. 前記複数のオブジェクトは、画像に応じたデータを含むことを特徴とする請求項26記載の画像処理方法。
  29. 複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力するコードと、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別するコードと、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた付加方法を用いて前記複数のオブジェクト対して所定の情報を付加すると共に、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて、前記付加方法を示す情報を付加するコードとを有することを特徴とするコンピュータ可読な記憶媒体。
  30. 所定の情報と前記所定の情報の付加方法を示す情報とが付加された複数のオブジェクトより構成される画像情報を入力するコードと、
    前記複数のオブジェクトの種類を判別するコードと、
    前記判別されたオブジェクトの種類に応じた抽出方法を前記付加方法を示す情報に基づいて特定する特定コードと、
    前記特定された抽出方法を用いて所定の情報を抽出するコードとを有し、
    前記付加方法を示す情報は、前記複数のオブジェクトの特定位置に対して前記付加方法と異なり、目に見えにくいイエロードットを用いて付加されていることを特徴とするコンピュータ可読な記憶媒体。
  31. 前記判別手段は、前記複数のオブジェクトをビットマップデータに展開する前に、前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  32. 前記判別手段は、前記複数のオブジェクトをビットマップデータに展開した後に、前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  33. 前記判別手段は、ビットマップデータに展開された前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  34. 前記判別手段は、前記複数のオブジェクトをビットマップデータに展開する前に、前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  35. 前記判別手段は、前記複数のオブジェクトをビットマップデータに展開した後に、前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
  36. 前記判別手段は、ビットマップデータに展開された前記複数のオブジェクトの種類を判別することを特徴とする請求項15記載の画像処理方法。
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