JP4005959B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿から画像を読み込みその画像を出力する画像形成装置に関する。
従来、同一書類を複数部作成して配布等する際に文書の内容で注目すべき部分等をマーキング若しくは強調したい場合には、ワープロソフト等で文書を作成する際に予めマーキング或いは強調しておいて出力するか、また、マーキング等の無い書類を複写機等で複写する場合には、原稿となる書類に直接マーキングしてから複写するか、複写した書類を一部毎にマーキングする必要があった。
また、例えば下記特許文献1には、複写時の背景模様として複写画像に付加する背景画像を取得し適切に付加可能なようにその背景画像を編集することが可能な画像編集装置が記載されている。この画像編集装置は、原稿を読取ることにより画像データを取得する取得手段と、前記取得された画像データを表示する表示手段と、前記表示された画像データの一部分を指定する指定手段と、前記指定された一部分の画像データを画像編集において用いられる模様データとして登録する登録手段とを備える。
特開平10−51618号公報
上記の背景技術に記載した一般的な方式では、原稿となる書類に直接マーキングしてから複写する場合、マーキングの濃さ等によっては複写物にマーキングが表示されていなかったり、かすれていたりというように必ずしも鮮明なマーキングがなされない場合がある。また、原稿にマーキング等を行う場合には原稿となる書類に直接書き込む必要があるため、原稿を汚してしまうという問題がある。また、複写後の書類に対して一部毎にマーキングを行なうことは非常に手間がかかる作業となる。
上記特許文献1に記載の装置を使用した複写機では、複写画像に加工を施し出力することが可能であるが、これは複写画像に対して背景模様を付加することが目的であり、本発明とは目的及び効果が異なる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、原稿書類を複写する際に原稿書類に直接マーキング等を行なうことなく、1部或いは複数部の複写物に対する所望の個所に鮮明なマーキング或いは強調処理を施すことのできる画像形成装置を提供することが目的である。
請求項1に係る画像形成装置は、原稿から画像を読み取る読取手段と、小型の表示画面を有し、前記読取手段により読み取られた原稿を表し、前記小型の表示画面上での表示のために圧縮、伸張、拡大及び縮小のうちの少なくとも1つを含む加工処理が施された画像をユーザに前記小型の表示画面上において表示する表示手段と、前記小型の表示画面上においてユーザにより直接接触されて押圧された位置を検知し、検知した押圧位置から前記表示手段により表示された画像内の画像加工領域を決定する領域取得手段と、前記画像加工領域内の画像を加工する画像加工手段と、加工が行なわれた前記表示手段により表示された画像を出力する出力手段とを備え、前記領域取得手段はユーザによる押圧が開始されてから解除されるまでに検知された前記押圧位置により前記画像加工領域を決定し、前記表示手段は、前記領域取得手段により決定された前記画像加工領域を、前記読取手段により読み取られた原稿を表す画像上で表示すると共に、前記画像加工手段により加工された前記画像加工領域内の画像を、前記読取手段により読み取られた原稿を表す画像上で表示することを特徴とする。
請求項2に係る画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記画像に対する加工の種別の指示をユーザが入力するための加工種別入力手段を更に備えることを特徴とする。
請求項3に係る画像形成装置は、請求項1又は2に記載の画像形成装置であって、読み取った前記画像から文字を認識する文字認識手段を更に備え、前記領域取得手段は認識された各文字の表示領域に合わせて前記画像加工領域を設定することを特徴とする。
請求項4に係る画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加工は前記画像加工領域の画素データ値を白黒反転させるものであることを特徴とする。
請求項5に係る画像形成装置は、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加工は前記画像加工領域の画像データを指定された色又は模様に変更するものであることを特徴とする。
請求項6に係る画像形成装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置であって、前記加工は前記画像加工領域の画像データに対してエッジ強調処理又は線幅増幅処理を行なうものであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、読取手段により読み取られた画像に対し、領域取得手段により画像加工領域が取得され、加工された画像は出力手段により出力されるので、原稿を汚したくない場合等、原稿に対して直接マーキング等を行ないたくない場合にもマーキングや文字強調等を行なうことができる。また、複写前の原稿にマーキング等を行なった場合には複写後のマーキングがかすれる等して不鮮明になることがあるが、複写後の画像に鮮明なマーキング等の加工がなされる。
請求項2に記載の発明によれば、画像に対して行なう加工の種別(例えばマーキング、文字強調等)を加工種別入力手段によりユーザが指示できるため、ユーザのニーズにより適合した画像加工を行なうことができる。
請求項3に記載の発明によれば、文字認識手段により読み取った画像から文字が認識され、画像領域取得手段により認識された文字の位置に合わせて画像加工領域が設定されるので、ユーザのニーズにより適合した画像の加工を行なうことができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像に対して画素データ値を白黒反転させる加工が行なわれるので、マーキングを鮮明に行なうことができる。
請求項5に記載の発明によれば、画像に対して画素データ値を指定された色又は指定された模様にする加工が行なわれるので、マーキングをより美しく行なうことができる。
請求項6に記載の発明によれば、画像に対してエッジ強調処理又は線幅増幅処理が行なわれるので、画像又は文字の強調をより美しく行なうことができる。
以下、本発明の一実施形態による画像形成装置の一例としてデジタル複合機について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態によるデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面概略図である。
デジタル複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、及びコピー機能等の複合機能を備えたデジタル方式の複写機である。デジタル複合機1では、上記の各機能を組み合わせて種々の機能が実現される。
デジタル複合機1は、本体部200と、本体部200の左側に配設された用紙後処理部300と、ユーザが種々の操作指令等を入力するための操作部400と、本体部200の上部に配設された原稿読み取り部500と、原稿読み取り部500の上方に配設された原稿給送部600とから構成される。
操作部400は、タッチパネル401、スタートキー402及びテンキー403等を備える。タッチパネル401は、種々の操作画面を表示するとともに、ユーザが種々の操作指令を入力するための種々の操作ボタン等を表示する。スタートキー402は、ユーザがコピー実行指令等を入力するために用いられ、テンキー403は、コピー部数等を入力するために用いられる。
原稿給送部600は、原稿載置部601、原稿排出部602、給紙ローラ603及び原稿搬送部604等を備え、原稿読み取り部500は、スキャナ501等を備える。給紙ローラ603は、原稿載置部601にセットされた原稿を繰り出し、原稿搬送部604は、繰り出される原稿を1枚ずつ順にスキャナ501上に搬送する。スキャナ501は搬送される原稿を順次読み取り、読み取られた原稿は原稿排出部602に排出される。
本体部200は、複数の給紙カセット201、複数の給紙ローラ202、転写ローラ203、感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206、定着ローラ207、排出口208、及び排出トレイ209等を備える。
感光体ドラム204は、矢印方向に回転しながら帯電装置(図示省略)によって一様に帯電される。露光装置205は、原稿読み取り部500において読み取られた原稿の画像データに基づいて生成された変調信号をレーザ光に変換して出力し、感光体ドラム204に静電潜像を形成する。現像装置206は、所定の現像剤を感光体ドラム204に供給してトナー画像を形成する。
一方、給紙ローラ202は、用紙が収納された給紙カセット201から用紙を引き出し、転写ローラ203まで給送する。転写ローラ203は、搬送された用紙に感光体ドラム204上のトナー像を転写させ、定着ローラ207は、転写されたトナー像を加熱して用紙に定着させる。その後、用紙は、本体部200の排出口208から用紙後処理部300に搬入される。また、用紙は、必要に応じて排出トレイ209へも排出される。
用紙後処理部300は、搬入口301、用紙搬送部302、搬出口303及びスタックトレイ304等を備える。用紙搬送部302は、排出口208から搬入口301に搬入された用紙を順次搬送し、最終的に搬出口303からスタックトレイ304へ用紙を排出する。スタックトレイ304は、搬出口303から搬出された用紙の集積枚数に応じて矢印方向に上下動可能に構成されている。
図2は、図1に示すデジタル複合機1の電気的構成を主に示すブロック図である。デジタル複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F(インターフェース)部62、パラレルI/F部63、シリアルI/F部64及びHDD(ハードディスクドライブ)65を備える。
スキャナ部11、画像処理部21、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部62は、図1に示す操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりスキャナ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びファクシミリ通信部61は、図1に示す本体部200、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりファクシミリ機能が実現される。画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部62及びパラレルI/F部63は、図1に示す本体部200及び操作部400に相当し、これらの各部によりプリンタ機能が実現される。スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51及びネットワークI/F部62は、図1に示す本体部200、用紙後処理部300、操作部400、原稿読み取り部500及び原稿給送部600に相当し、これらの各部によりコピー機能が実現される。
操作パネル部51は、図1に示すタッチパネル401等から構成されるタッチパネル部52、及び図1に示すスタートキー402及びテンキー403等から構成される操作キー部53を含む。操作パネル部51は、ユーザがスキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等に関する操作を行うために使用され、ユーザによる操作指令等を制御部41に与える。タッチパネル部52は、タッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたタッチパネルユニット等から構成され、種々の操作画面、例えば、コピー機能実行時には、原稿サイズ、コピーサイズ、複写部数等に関する情報を表示するとともに、ユーザが当該部分をタッチすることにより種々の操作指令を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、ユーザがコピー実行指令等を入力するために用いられる。
制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44及びコピーコントローラ45として機能する。制御部41は、マイクロコンピュータ及び専用のハードウエア回路等から構成され、装置全体の動作を制御する。スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。コピーコントローラ45は、コピー機能を実現するために用いられる各部の動作を制御する。
スキャナ部11は、図1に示すスキャナ501を構成する画像照射ランプ12及びCCD(電荷結合素子、Charge Coupled Device)センサー13を含む。スキャナ部11は、画像照射ランプ12により原稿を照射し、その反射光をCCDセンサー13で受光することにより、原稿から画像を読み取り、読み取った画像に対応する画像データを画像処理部21へ出力する。
画像処理部21は、補正部22、画像加工部23及び画像メモリ24を含む。画像処理部21は、読み取られた画像データを必要に応じて補正部22及び画像加工部23により処理し、処理された画像データを画像メモリ24に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61又はネットワークI/F部62等へ出力する。補正部22は、読み取られた画像データに対してレベル補正、Y補正等の所定の補正処理を行う。画像加工部23は、画像データの圧縮又は伸張処理、及び拡大又は縮小処理等の種々の加工処理を行う。
プリンタ部31は、図1に示す給紙カセット201及び給紙ローラ202等から構成される用紙搬送部32、図1に示す感光体ドラム204、露光装置205、現像装置206等から構成される画像形成部33、図1に示す転写ローラ203等から構成される転写部34、及び図1に示す定着ローラ207等から構成される定着部35を含む。プリンタ部31は、スキャナ部11により読み取られた原稿データ、ネットワークI/F部62を介してLAN(Local Area Network)によりクライアントPC(パーソナルコンピュータ)等から送信された印刷データ、ファクシミリ通信部61を用いて外部のファクシミリ装置等から受信したファクスデータ等の画像データを用いて画像を用紙に印刷する。具体的には、用紙搬送部32は用紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記の画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を用紙に転写し、定着部35はトナー像を用紙に定着させて画像を形成する。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示省略)、変復調部(図示省略)及びNCU(Network Control Unit)(図示省略)を含む。ファクシミリ通信部61は、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸長・復号化する。変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調する。NCUは、送受信先となるファクシミリ装置等との電話回線による接続を制御する。
ネットワークI/F部62は、ネットワークインタフェース(10/100Base-TX)等を用い、LANを介して接続されたクライアントPC等に対する種々のデータの送受信を制御し、例えば、クライアントPC等から送信された印刷データ等を受信する。パラレルI/F部63は、高速双方向パラレルインターフェイス(IEEE1284準拠)等を用い、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送により外部機器等から印刷データ等を受信等する。シリアルI/F部64は、シリアルインターフェイス(RS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送により外部機器等から種々のデータ等を受信等する。
HDD65は、スキャナ部11によって読み取られた画像データ及び当該画像データに設定されている出力形式等の種々のデータ等を記憶する。HDD65に記憶されている画像データは、デジタル複合機1内部で使用されるだけでなく、必要に応じて、ネットワークI/F部62を介してクライアントPC等から確認したり、クライアントPC等の所定のフォルダへ転送される。
上記のように、デジタル複合機1は、スキャナ機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能、コピー機能等の種々の機能を実行可能なように構成されている。
図3は本発明に係る画像加工のための操作に使用するタッチパネル401の表示(画像加工画面)の一例を示す図である。プレビュー画像4aは原稿から読み取った画像を表示したもので、複数枚の原稿が読み込まれた場合には前ページキー4h及び次ページキー4iを押下することによりプレビュー画像を前後のページの表示に切り替えることができる。表示中の画像より前のページが無い場合には前ページキー4hの押下は無視され、表示中の画像より後のページが無い場合には次ページキー4iの押下は無視される。この場合例えばこれらのキーを網掛け表示等の通常とは違う表示にしてもよい。
また、拡大キー4f及び縮小キー4gを押下することによりプレビュー画像の拡大及び縮小を行なうことができる。拡大及び縮小を行なってもプレビュー画像が表示される領域(プレビュー領域)の大きさは変わらない。画像の拡大により画像全体がプレビュー画像領域に表示されない場合にはプレビュー画像領域の下部及び右部にスクロールバー(図示せず)が表示され、このスクロールバーを使用して表示されていない部分の画像を表示させることができる。画像の表示サイズが最大拡大サイズ以上の場合には拡大キー4fの押下は無視され、最小縮小サイズ以下の場合には縮小キー4gの押下は無視される。この場合例えばこれらのキーを網掛け表示等の通常とは違う表示にしてもよい。最大拡大サイズとは所定の拡大サイズで例えば原稿画像と等倍のサイズである。また、最小縮小サイズとは所定の縮小サイズで例えばプレビュー領域4aに1枚の原稿画像全体が収まる最大サイズである。
プレビュー領域4a内を押下したままスライドさせることにより画像加工領域が選択される。画像加工領域の選択については後述する。マーキング加工キー4bを押下することにより、選択された画像加工領域に対してマーキング加工を行なうことができる。マーキング加工については後述する。強調加工キー4cを押下することにより、選択された画像加工領域に対して強調加工を行なうことができる。強調加工については後述する。加工消去キー4dを押下することにより選択された画像加工領域に対して既になされた加工を消去することができる。出力キー4eを押下することにより、予め(スタートキー402の押下以前に)選択されてたデジタル複合機の複合機能のうちの1つの機能(例えばコピー機能やファクシミリ機能等)に対する画像の出力(プリントアウトやファクシミリ送信等)を行なうことができる。文字認識キー4jを押下することにより、文字認識モードを使用して画像加工領域の設定を行なうことができる。文字認識モードについては後述する。
図4は、本発明に係るデジタル複合機1の特に本発明に係る画像加工を実現する上において主要部となる機能の構成を示すブロック図である。制御部41は読取制御部411、文字認識部412、領域取得部413、加工制御部414、及び出力部415を備える。
読取制御部411は、ユーザによる操作パネル部51を使用しての例えばスタートキー402の押下によるコピー又はファックス送信等の指示を操作パネル部51から受信し、スキャナ部11を制御することにより原稿載置部601に載置された原稿から画像を読み込み、それを画像データとして画像メモリ24に格納する。
文字認識部412は、タッチパネル401の文字認識キー4jがユーザにより押下されたことをタッチパネル部52が受付けた場合には、その旨をタッチパネル部52から受信し、画像メモリ24に読み込まれた画像データに対し文字認識モードで画像加工領域を設定するために文字認識処理を行なう。これにより認識した各文字に対して図5に示すように文字領域を設定する。図5において、各文字を取り囲む四角い線で囲まれた領域が囲まれた文字に対する文字領域である。この図においては5つの文字に対して5つの文字領域が設定されている。
領域取得部413は、読取制御部411により画像メモリ24に読み込まれた画像データを、プレビュー画像4aとして例えば縮小画像を図3に示すようにタッチパネル401に表示する。タッチパネル部52はタッチパネル401へ表示されたプレビュー領域4aへの押圧を検知し、押圧が解除されるまでの検知位置の軌跡により後述する所定の規則に従って加工する画像の領域(画像加工領域)を決定し、その画像加工領域を例えば網掛け表示にする。押圧が解除されたらタッチパネル部52は領域取得部413へ押圧を検知した位置を送信する。領域取得部413は受信した押圧検知位置と上記所定の規則から画像加工領域を確定する。
文字認識モードの指定(文字認識キー4jの押下)を領域取得部413がタッチパネル部52から受付けた場合には、領域取得部413は、押圧された検知位置をタッチパネル部52から取得すると文字領域に従って画像加工領域を決定する。つまり、各文字領域を画像加工領域とするか否かの決定を行なう。文字領域以外の領域は押圧が検知されていても画像加工領域とはしない。
タッチパネル部52はタッチパネル401の拡大キー4f、縮小キー4g、前ページキー4h、次ページキー4iの押下を検知し、これらの押下を検知した場合は領域取得部413にその旨を送信する。領域取得部413はこれらの受信に伴い受信したキーに対応する機能をプレビュー画像に反映すべく処理を行なう。例えば拡大キー4fに対しては画像の拡大、縮小キー4gに対しては画像の縮小、前ページキー4hに対してはプレビュー画像への表示ページを管理するためのページ番号変数Pの繰り下げ、次ページキー4iに対してはページ番号変数Pの繰り上げを行なう。
タッチパネル部52はタッチパネル401のマーキング加工キー4b、強調加工キー4c、加工消去キー4dの押下を検知し、これらの押下を検知した場合は加工制御部414にその加工種別(マーキング加工、強調加工、加工消去)を送信する。加工制御部414は受信した加工種別に基づき画像加工領域の画像に対して加工を行なう。マーキング加工が指示された場合には、図6(a)に示すように例えば画像加工領域の画素値の白黒反転処理を行なう。これにより、原稿にマーキングを行なったのと同様の効果を得ることができる。強調加工が指示された場合には、図6(b)に示すように例えば画像加工領域の画像に対して線幅増幅処理を行なう。これにより、文字が強調される効果を得ることができる。
タッチパネル部52はタッチパネル401の出力キー4eの押下を検知し、押下を検知した場合は出力部415にその旨を送信する。出力部415は出力指示をタッチパネル部52から受信した場合には画像のプリントアウトやファクシミリ送信等、選択された機能に合わせて例えばプリンタ部31やファクシミリ通信部61を制御して画像データの出力を行なう。出力される画像には加工された画像を使用する。
図7はタッチパネル401における検知構造の概略を示すための断面図である。ディスプレイの表面は透明タッチパネル40aにより覆われ、ユーザの指40b等により透明タッチパネル40aが押圧される。タッチパネルはタッチパネル上の格子点にあたる検知マトリックスの検知位置a,b,c,...,kにおいてこの押圧を検知するようになっている。図6のように押圧がなされ検知位置f,g,hを含む領域が押圧された場合には例えば検知位置eと検知位置fの中間点から検知位置hと検知位置iの中間点が押圧幅40cと認定される。
図8はタッチパネル401における検知構造の概略を示すための上面図である。透明タッチパネル40a中に点(42a,42d等)で示されるのが格子点における検知位置である。例えば最初に領域42bが押圧され領域42iまで押圧が維持され移動した場合には所定の規則に従い領域42cが画像加工領域として認識される。上記所定の規則とは、例えば最初に同時に押圧された領域42bに含まれる検知位置において最も多い検知位置を有する縦の線、例えばここでは白抜きの点で示した3つの検知位置を含む縦線42dを開始位置(画像加工領域左端)とし、白抜き点42eと黒点42fの中間点から白抜き点42gと黒点42hの中間点までの幅を画像加工領域の縦の幅とし、押圧領域の移動に対しては縦幅を維持したまま真横方向にのみ画像加工領域を延長するというものである。最終的に押圧が解除された(横方向に対する)位置までが画像加工領域とされる。この規則は一例であり、押圧領域に対して画像加工領域が明確に決定されれば必ずしもこの方法でなくてもよい。
図9及び図10は本発明に係る画像加工処理の制御の流れを示すフローチャート図である。以下にこのフローチャートに基づき画像加工処理の制御の流れを説明する。
ステップS1では、読取制御部411はユーザによる操作パネル部51を使用してのコピー又はファックス送信等の指示(例えばスタートキー402の押下による)を操作パネル部51から受け取った場合には、スキャナ部11を制御して原稿載置部601に載置された原稿から画像を読み取り画像データとして画像メモリ24に格納する。ステップS3では、領域取得部413はタッチパネル401のプレビュー画像4aとして表示するページの番号の初期化としてページ番号変数Pに1を代入する。ステップS5では、領域取得部413は読み込んだ画像のPページ目の例えば縮小画像をプレビュー画像としてタッチパネル401に表示する。これは例えば、原寸大画像や拡大画像でもよい。画像全体がタッチパネル401内に表示されない場合には例えばスクロール等により表示されない部分を表示するようにすればよい。
ステップS7では、タッチパネル部52はタッチパネル401のプレビュー画像領域が押圧されたか否かを検知し、押圧されたことを検知した場合には(ステップS7でYES)、ステップS9へ進む。ステップS9では、タッチパネル部52は押圧位置を検知し、押圧が開始されてから現在押圧されている位置までの押圧領域の軌跡が形成する領域をプレビュー画像に反映させる。例えばプレビュー画像4a中のこの領域を網掛け表示に変化させる。文字認識モードが指定されている場合(文字認識キー4jが押下された場合)にはタッチパネル部52は文字領域のみがプレビュー画像に押圧領域として反映されるようにする。ステップS11では、タッチパネル部52は押圧が解除されたか否かをチェックし解除されていない場合には(ステップS11でNO)、ステップS9に戻る。押圧が解除された場合には(ステップS11でYES)、ステップS13へ進む。ステップS13では、タッチパネル部52は領域取得部413に押圧が開始されてから解除されるまでの押圧された領域の軌跡を送信し、領域取得部413は、その領域から画像加工領域(ここで画像加工領域は加工を行なう領域(加工予定領域)を意味する。)を決定する。文字認識モードが指定されている場合は領域取得部413は押圧の検知位置に対して文字領域のみが画像加工領域となるように画像加工領域の決定を行なう。ステップS13の処理が終了したら、ステップS7へ戻る。
ステップS7の分岐でプレビュー領域4aが押圧されなかった場合には(ステップS7でNO)、ステップS15へ進む。ステップS15では、タッチパネル部52は前ページキー4hが押下されたか否かをチェックし、前ページキー4hの押下を受付けた場合には(ステップS15でYES)、前ページキー4hの押下を受付けた旨を領域取得部413に送信しステップS17へ進む。ステップS17では、領域取得部413はページ番号変数Pが1より大きいか否かをチェックし1より大きければ(ステップS17でYES)、ステップS19へ進む。ステップS19では、領域取得部413はPの値を1繰り下げる。ステップS17の分岐でPが1であった場合(ステップS17でNO)及びステップS19の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS15の分岐で前ページキー4hの押下を受信しなかった場合には(ステップS15でNO)、ステップS21へ進む。ステップS21では、タッチパネル部52は次ページキー4iが押下されたか否かをチェックし、次ページキー4iの押下を受付けた場合には(ステップS21でYES)、次ページキー4iの押下を受付けた旨を領域取得部413に送信しステップS23へ進む。ステップS23では、領域取得部413はページ番号変数Pが原稿枚数Pmaxより小さいか否かをチェックし、Pmaxより小さければ(ステップS23でYES)、ステップS25へ進む。ステップS25では、領域取得部413はPの値を1繰り上げる。ステップS23の分岐でPが1であった場合(ステップS23でNO)及びステップS25の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS21の分岐で次ページキー4iの押下を受信しなかった場合には(ステップS21でNO)、ステップS27へ進む。ステップS27では、タッチパネル部52は拡大キー4fが押下されたか否かをチェックし、拡大キー4fの押下を受付けた場合には(ステップS27でYES)、拡大キー4fの押下を受付けた旨を領域取得部413に送信しステップS29へ進む。ステップS29では、領域取得部413は現在のプレビュー画像のサイズが最大拡大サイズ(所定のサイズで例えば原稿と等倍のサイズ)より大きいか否かをチェックし、最大拡大サイズより小さければ(S29でYES)、ステップS31へ進む。ステップS31では、領域取得部413は画像を所定の比率分、例えば20%の拡大する処理を行なう。ステップS29の分岐で現在のプレビュー画像のサイズが最大拡大サイズ以上であった場合(ステップS29でNO)及びステップS31の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS27の分岐で拡大キー4fの押下を受信しなかった場合には(ステップS27でNO)、ステップS33へ進む。ステップS33では、タッチパネル部52は縮小キー4gが押下されたか否かをチェックし、縮小キー4gの押下を受付けた場合には(ステップS33でYES)、縮小キー4gの押下を受付けた旨を領域取得部413に送信しステップS35へ進む。ステップS35では、領域取得部413は現在のプレビュー画像のサイズが最小縮小サイズ(所定のサイズで例えばプレビュー領域に1枚の原稿画像が収まる最大のサイズ)より小さいか否かをチェックし、最小縮小サイズより小さければ(ステップS35でYES)、ステップS37へ進む。ステップS37では、領域取得部413は画像を所定の比率分、例えば20%の縮小する処理を行なう。ステップS35の分岐で現在のプレビュー画像のサイズが最小縮小サイズ以下であった場合(ステップS35でNO)及びステップS37の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS33の分岐で縮小キー4gの押下を受信しなかった場合には(ステップS33でNO)、ステップS39へ進む。ステップS39では、タッチパネル部52はマーキング加工キー4bが押下されたか否かをチェックし、マーキング加工キー4bの押下を受付けた場合には(ステップS39でYES)、マーキング加工キー4bの押下を受付けた旨を加工制御部414に送信しステップS41へ進む。ステップS41では、加工制御部414はマーキング加工処理として画像加工領域の画素データ値の白黒を反転する処理を行なう。ステップS41の処理が終了した場合はステップS5に戻る。
ステップS39の分岐でマーキング加工キー4bの押下を受信しなかった場合には(ステップS39でNO)、ステップS43へ進む。ステップS43では、タッチパネル部52は強調加工キー4cが押下されたか否かをチェックし、強調加工キー4cの押下を受付けた場合には(ステップS43でYES)、強調加工キー4cの押下を受付けた旨を加工制御部414に送信しステップS45へ進む。ステップS45では、加工制御部414は強調加工処理として画像加工領域の画像データに対して例えば線幅増幅処理を行なう。これは例えばエッジ強調処理でもよい。ステップS45の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS43の分岐で強調加工キー4cの押下を受信しなかった場合には(ステップS43でNO)、ステップS47へ進む。ステップS47では、タッチパネル部52は加工消去キー4dが押下されたか否かをチェックし、加工消去キー4dの押下を受付けた場合には(ステップS47でYES)、加工消去キー4dの押下を受付けた旨を加工制御部414に送信しステップS49へ進む。ステップS49では、加工制御部414は画像加工領域の中で加工の施されている領域に対してその加工を消去して元に戻す処理を行なう。ステップS49の処理が終了した場合にはステップS5に戻る。
ステップS47の分岐で加工消去キー4dの押下を受信しなかった場合には(ステップS47でNO)、ステップS51へ進む。ステップS51では、タッチパネル部52は文字認識キー4jが押下されたか否かをチェックし、文字認識キー4jの押下を受付けた場合には(ステップS51でYES)、文字認識キー4jの押下を受付けた旨を領域取得部413に送信しステップS53へ進む。ステップS53では、文字認識部412は領域取得部413から文字認識を行なう旨の指示を受け、画像メモリ24に格納された画像データに対して文字認識処理を行ない、各文字を含む所定の領域、例えば図5に示す各文字を取り囲む領域を各文字の文字領域として設定し、領域取得部413に対して各文字領域の情報を送信する。
ステップS51の分岐で文字認識キー4jの押下を受信しなかった場合には(ステップS51でNO)、ステップS55へ進む。ステップS55では、タッチパネル部52は出力キー4eが押下されたか否かをチェックし、出力キー4eの押下を受付けた場合には(ステップS55でYES)、出力キー4eの押下を受付けた旨を出力部415に送信しステップS53へ進む。ステップS57では、出力部415は先に選択されたデジタル複合機1の機能(コピー機能、ファックス送信機能等)に対する出力(例えばプリントアウト、ファックス送信)ののための制御を行なう。ステップS55の分岐で出力キー4eの押下を受信しなかった場合には(ステップS55でNO)、ステップS5に戻る。
このように本実施形態によれば、デジタル複合機に載置された原稿から読み取られた画像をタッチパネルにプレビュー表示し、この画像に対しユーザが押圧した領域を取得することにより、画像加工領域が設定され、この画像加工領域に対してユーザが選択した加工(例えばマーキング加工や強調加工)が行なわれ、この加工された画像が出力(例えばコピー機能に対してはプリントアウト、ファクシミリ機能に対してはファックス送信)されるので、ユーザの要求に応じたマーキングや強調等の加工を原稿や複写物等に対して直接マーキング等を行なうことなく鮮明に行なうことができる。また、文字認識モードを指定した場合には画像中の文字の位置に合った適切な位置に画像加工領域が設定されるので、文字原稿の加工に対してより鮮明でかつより美しく画像加工を行なうことが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。
例えば本実施形態においては,画像の加工としてマーキング加工及び強調加工を備え、マーキング加工は白黒反転、強調加工は線幅増幅又はエッジ強調としたが、これら以外の加工を行なうようにしてもよい。例えば、画像加工領域の下端部にアンダーラインをひく加工や、画像加工領域の外周部分を線等により囲む加工、画像加工領域内の所定の領域(例えば黒色領域、白色領域、文字領域、文字の背景領域等)を網掛け等の模様や所定の色にする加工を行なってもよい。また、この所定の模様や色をユーザが指定できるようにしてもよい。
本発明は特定のタッチパネルの方式、例えば抵抗膜式、光学式、超音波式、静電容量式等に依存するものではなく、どのような方式のタッチパネルにおいても押圧位置又は領域を決定できれば実施可能である。
本実施形態においては、押圧領域の決定の際に押圧が検知された検知位置と検知されなかった検知位置の中間位置を押圧領域の領域線としたが必ずしもこのようにする必要はない。例えば押圧が検知された検知位置の外側を結ぶ線を領域線としてもよい。また、本実施形態においては、最初に押圧されたときの押圧位置により領域の縦幅を決定しその後の押圧領域の移動に対して画像加工領域はこの縦幅を維持しかつ原稿の横書文字ラインに並行になるように決定されたが、必ずしもこのように決定する必要はない。例えば押圧移動の各位置で認識された縦幅を画像加工領域の縦幅としてもよいし、押圧が検知された検知位置に沿って画像加工領域を設定するようにしてもよい。
本実施形態においては、タッチパネルを使用したがプレビュー画像をポインティングするのにタッチパネル以外のポインティングデバイスを使用してもよい。例えばプレビュー画像上にカーソルを表示させてトラックボールやマウス等により領域指定を行なうようにしてもよい。
本実施形態においては、押圧が開始されてから解除されるまでに検知された押圧位置により画像加工領域を決定したが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば領域の開始位置(例えば画像加工領域左端)を押圧により指定した後(押圧を解除した後)に終了位置(例えば画像加工領域右端)を再び押圧により指定するようにしてもよい。つまり、最初の押圧により開始位置、次の押圧により終了位置を指定するようにしてもよい。
本発明の一実施形態によるデジタル複合機の機械的構成を主に示す側面図である。 本発明の一実施形態によるデジタル複合機の電気的構成を主に示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるタッチパネルの表示例を示す図である。 本発明の一実施形態によるデジタル複合機の機能構成のうち特に本発明に係る機能を示すブロック図である。 本発明の位置実施形態による画像加工領域としての文字領域の例を示す図である。 本発明の一実施形態による画像の加工例を示す図で、(a)はマーキング加工の例、(b)は強調加工の例を示す図である。 本発明の一実施形態によるタッチパネルの断面構造を示す概略図である。 本発明の一実施形態によるタッチパネルにおける押圧領域の認識例を示す上面図である。 本発明の一実施形態による画像加工の制御の流れを示すフローチャート図である。 本発明の一実施形態による画像加工の制御の流れを示すフローチャート図の続きである。
符号の説明
1 デジタル複合機(画像形成装置)
11 スキャナ部(読取手段)
23 画像加工部(画像加工手段)
31 プリンタ部(出力手段)
52 タッチパネル部(領域取得手段、加工種別入力手段)
61 ファクシミリ通信部(出力手段)
401 タッチパネル(タッチパネル、領域取得手段、加工種別入力手段)
411 読取制御部(読取手段)
412 文字認識部(文字認識手段)
413 領域取得部(領域取得手段)
414 加工制御部(画像加工手段)
415 出力部(出力手段)

Claims (6)

  1. 原稿から画像を読み取る読取手段と、
    小型の表示画面を有し、前記読取手段により読み取られた原稿を表し、前記小型の表示画面上での表示のために圧縮、伸張、拡大及び縮小のうちの少なくとも1つを含む加工処理が施された画像をユーザに前記小型の表示画面上において表示する表示手段と、
    前記小型の表示画面上においてユーザにより直接接触されて押圧された位置を検知し、検知した押圧位置から前記表示手段により表示された画像内の画像加工領域を決定する領域取得手段と、
    前記画像加工領域内の画像を加工する画像加工手段と、
    加工が行なわれた前記表示手段により表示された画像を出力する出力手段とを備え、
    前記領域取得手段はユーザによる押圧が開始されてから解除されるまでに検知された前記押圧位置により前記画像加工領域を決定し、
    前記表示手段は、前記領域取得手段により決定された前記画像加工領域を、前記読取手段により読み取られた原稿を表す画像上で表示すると共に、前記画像加工手段により加工された前記画像加工領域内の画像を、前記読取手段により読み取られた原稿を表す画像上で表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像に対する加工の種別の指示をユーザが入力するための加工種別入力手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 読み取った前記画像から文字を認識する文字認識手段を更に備え、前記領域取得手段は認識された各文字の表示領域に合わせて前記画像加工領域を設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記加工は前記画像加工領域の画素データ値を白黒反転させるものであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記加工は前記画像加工領域の画像データを指定された色又は模様に変更するものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記加工は前記画像加工領域の画像データに対してエッジ強調処理又は線幅増幅処理を行なうものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
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