JP3756835B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、原稿画像を読み取って当該画像データを記憶した後、記憶しておいた画像データに基づいて画像形成を行うことができる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、原稿上の画像をスキャナ等の読取手段で読み取って画像データを記憶手段に記憶しておき、ユーザから印刷指示があったときに、当該画像データを記憶手段から読み出して指定枚数分の印刷を行う画像形成装置が提案されている。この種の画像形成装置は、原稿上の画像を即座に複写するコピー機能と、原稿上の画像をデータ化して保存登録する文書登録機能の両機能を備えている。このコピー機能は、ユーザが操作パネルに配設されたテンキー等で印刷部数の出力形式を指定して、更にプリントキー押下により印刷指示を入力すると、読取手段で原稿を読み取って即座に印刷を行うものであり、文書管理機能は、操作表示装置のタッチパネル等から文書登録指示を入力し、読取手段で原稿を読み取らせて画像データを記憶手段に登録(保存)しておき、登録しておいた画像データを必要な時に読み出して印刷を可能にするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記の画像形成装置で文書登録機能を実行する場合、コピー機能実行時とは異なる操作を行って指示を入力する必要がある。そのためにユーザは、コピー機能と文書保存機能とを全く別の機能と認識して、指示を入力するための操作を使い分ける必要がある。画像形成装置は、技術の進展に応じて多機能化が予想されるので、なるべくシンプルな操作で複数の機能の使い分けを可能とすることが望まれる。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザがコピー機能と文書保存機能との操作の使い分けを意識せずに両機能を実行可能とし、使い勝手を向上させた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1に記載の発明は、少なくとも印刷部数を含む出力形式がユーザによって指定される出力形式指定手段と、印刷実行指示がユーザによって入力される印刷指示入力手段とを有し、ユーザに指定された部数の印刷を行う画像形成装置において、
原稿を読み取る読取手段と、
前記読取手段で読み取った原稿上の画像のデータを記憶する記憶手段と、
前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定された上で前記印刷指示入力手段から印刷実行指示が入力された場合に、前記読取手段に原稿を読み込ませて前記記憶手段に画像データを記憶させる制御手段と
を備えたものである。
【0006】
この構成では、ユーザが印刷部数を0枚に指定してから印刷実行指示を入力すれば、原稿が読み取られて当該原稿上の画像データが記憶手段に記憶されるので、1枚以上の印刷部数を指定してから印刷実行指示を入力するコピー機能を実行する操作と同様の操作でもって原稿画像の読取動作のみを実行させることができる。これにより、ユーザは、文書登録を行う場合のような手数の多い操作を行うことなく原稿画像の読取のみを行うことができ、使い勝手が向上する。また、印刷部数を0枚に指定して印刷実行指示を入力した場合には、原稿読取のみを行って印刷をしないので(すなわち0枚を印刷するので)、ユーザは何枚コピーするかを指定するような間隔で、原稿読取のみを行うかコピーするかを選択することができる。
【0007】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記読取手段が原稿読み取り時に取得した原稿枚数を含む原稿情報を表示する表示手段を更に備え、
前記制御手段は、前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて前記読取手段で原稿が読み取られた後に、前記表示手段に前記原稿情報を表示させものである。
【0008】
この構成によれば、読取手段が取得した原稿情報を、ユーザが印刷前に表示手段で確認することが可能になる。これにより、例えば、読取手段における原稿読取時に原稿が重送されて原稿枚数が少なくなってい等の原稿情報を表示手段で確認した後で印刷を行うことができる。
【0009】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて前記読取手段で原稿が読み取られた後に、前記出力形式指定手段で出力形式の指定が可能とされていものである。
【0010】
この構成によれば、ユーザが予定していた原稿情報とは異なるときは、印刷前にユーザは出力形式指定手段で所望の出力形式に変更することができる。これにより、印刷ミスを減少させることができる。
【0011】
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置であって、前記読取手段で読み取った複数文書の画像データを各文書毎に識別して保存・呼出自在に保存管理する保存管理手段と、
前記画像データを前記保存管理手段が保存管理するようにユーザによって指示が入力される管理指示入力手段とを更に備え、
前記制御手段は、前記表示手段に前記原稿情報が表示された後に前記管理指示入力手段から保存管理の指示が入力された場合、前記画像データを前記保存管理手段に保存管理させるものである。
【0012】
この構成によれば、ユーザが出力形式指定手段で印刷部数を0枚に指定して読取手段に原稿を読み取らせておけば、読み取られた原稿の画像データを印刷することに加えて、原稿の画像データを保存管理することを選択することも可能となる。よって、ユーザは、原稿をコピーするか、原稿上の画像のデータを保存管理するかを決めていない状態であっても、とりあえず印刷部数を0枚に指定して印刷操作を開始すれば、動作が開始された後であっても原稿の画像データ等を保存管理することが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る画像形成装置の一例を示す外観斜視図である。コピー機能,スキャナ機能及びプリンタ機能等を備えた複合機(画像形成装置の一例)1では、原稿載置部2に載置された原稿が、原稿搬送部3によって機内のスキャナ等からなる画像読取り位置に搬送され、この画像読取り位置で原稿上の画像が読み取られる。読み取った画像に基づいて画像形成する感光体ドラム及び現像部と、用紙上にトナー画像を定着するための定着部は複合機1の下部に内蔵されている。画像が形成された用紙は排出トレイ101,102,103に排出される。
【0014】
複合機1のフロント部には、ユーザから操作指示が入力される操作部8が設けられている。この操作部8には、ユーザに対して印刷部数,印刷倍率,用紙サイズ等の出力形式に関する情報が表示され、操作指示の入力を促すメッセージが表示される液晶パネル等からなる表示装置10と、コピー枚数等を入力するためのテンキー82と、コピー開始指示を入力するためのプリントキー81とが備えられている。
【0015】
図2は上記複合機1の概略構成を示すブロック図である。複合機1は、装置全体の動作制御を司る制御装置(制御手段)4を備えており、この制御装置4には、スキャナ部(読取手段)5,プリンタ部(コピー部としても機能)6,ファクシミリ通信部7,操作部8,メモリ(記憶手段)9,表示装置(表示手段)10及びHDD11が接続されている。また、複合機1は、インターフェース12を介してパーソナルコンピュータ13に接続されるとともに、電話回線21を介して外部送信先のファクシミリ装置22に接続されている。
【0016】
スキャナ部5は、図1の原稿載置部2にセットされた原稿が画像読み取り位置に搬送されてきたときに原稿上の画像を読み取り、ライン単位で画像信号に変換し、この画像信号に所定の信号処理(レベル補正、γ補正、A/D変換等)を施して順次、制御装置4に出力することによって、スキャナ機能を発揮するものである。
【0017】
プリンタ部6は、パーソナルコンピュータ13から入力された画像データ,スキャナ部5で読み取られた画像のデータ,又は電話回線21を介して外部ファクシミリ装置22から受信した画像データを用紙に印刷するものである。よって、パーソナルコンピュータ13からの画像データを印刷するときはプリンタ機能を発揮し、スキャナ部5から画像データを印刷するときはコピー機能を発揮する。このプリンタ部6は、例えばレーザプリンタからなり、画像データに基づくレーザ光を感光体に照射して当該画像データからなる画像の潜像を形成するとともに、この潜像にトナーを静電的に付着して顕在化し、この顕像を用紙に転写して画像を形成するものである。
【0018】
メモリ9は、装置各部の動作制御プログラムが記憶されるROM91と、上記画像データ,ユーザが設定した印刷部数等の出力形式等の情報を記憶すると共に、作業領域として機能するRAM92とを備えている。
【0019】
操作部8は、コピー機能,スキャナ機能,プリンタ機能,ファクシミリ機能及び文書登録機能等を選択する指示を入力し、スキャナ部5、プリンタ部6及びファクシミリ通信部7に対してそれぞれ所定の指示(例えばスキャナ部5に対しては原稿の読み取り、信号変換、信号処理及び出力の指示)を与えるものである。操作部8は、コピー実行指示入力用のプリントキー(印刷指示入力手段)81,印刷部数等の入力用のテンキー(出力形式指定手段)82等を備えている。
【0020】
表示装置10は、LCD(Liquid Crystal Display)で構成され、例えば、コピー機能実行時には、印刷部数,印刷倍率,用紙サイズ等の出力形式に関する情報を表示し、ファクス機能実行時には回線接続状態、送信状態及びファクシミリ装置22との通信状態等の各種状態や画像データの送信先の情報(FAX No.)等を文字情報でLCD表示する。表示装置10には、出力形式の入力を促す各種メッセージが表示されるようになっており、当該表示部分をタッチすることで、対応する出力形式や文書登録等の指示が制御装置4に入力されるタッチパネル(出力形式指定手段,管理指示入力手段)101が備えられている。
【0021】
ファクシミリ通信部7は、画像データの送受信処理を行うことによりファクシミリ機能を発揮するものである。このファクシミリ通信部7は、符号化/復号化部71、変復調部72及び網制御部73を有する。符号化/復号化部71は、ファクシミリ送信すべきデータ(画像データ)の圧縮及び符号化を行うとともに、ファクシミリ受信したデータ(画像データ)の伸長及び復号化を行うものである。変復調部72は、圧縮/符号化された画像データの音声信号への変調及びファクシミリ受信した信号(音声信号)の画像データへの復調を行うものである。網制御部73は、NCU(Network Control Unit)に相当し、送受信相手である外部ファクシミリ装置22との電話回線21の接続を制御するものである。
【0022】
HDD11は、スキャナ部5が読み取った原稿の画像データ及び当該原稿に設定されている出力形式等を保存・登録しておくものである。このようにHDD11に画像データ及び原稿情報が保存され、制御装置4が操作部8から入力される指示に従ってHDD11内の画像データ及び原稿情報を呼び出すことによって、HDD11は、請求項でいうところの保存管理手段としての機能を果たす。
【0023】
制御装置4は、マイクロコンピュータ等からなり、プリンタ部6,ファクシミリ通信部7の動作を制御するとともに、スキャナ部5,メモリ9,操作部8,表示装置10及びHDD11の動作を直接制御するものである。
【0024】
複合機1でコピー機能を実行する時の操作について図3乃至図9を参照して説明する。図3乃至図8はコピー機能実行時の各表示画面の一例を示す図であり、図9及び図10はコピー機能実行時の処理の流れを示すフローチャートである。表示装置10にスタート画面101(図3)が表示された状態では(S1)、印刷部数,印刷に使用する用紙サイズ,印刷倍率(拡大又は縮小),印刷濃度,ソート機能等、原稿の各種出力形式の入力を促す表示がされる。例えば、このスタート画面101において、原稿載置部2に載置された原稿サイズに合わせたサイズの用紙が自動的に給紙される「自動用紙」の表示部分を押すと、当該表示部分が色付表示され、自動給紙機能が選択される。印刷倍率(拡大又は縮小),印刷濃度,ソート機能等についても同様である。また、「ユーザ機能」,「機能リスト」「プログラム」が表示されているタブ部分を押すと、これら各表示に対応する機能メニューが表示装置10に表示され、各機能設定が可能とされている。
【0025】
上記スタート画面101で出力形式が入力されると(S2でYES)、印刷形式が当該出力形式に設定される(S3)。この後、プリントキー81の押下により印刷実行指示が入力されると(S4でYES)、原稿載置部2に載置された原稿上の画像が読み込まれる(S5)。読み込まれた当該画像データは上記RAM92及びHDD11に記憶される。
【0026】
次に、上記テンキー82から入力された印刷部数が何枚であるかを確認する(S6)。印刷部数が1枚以上であるときは(S6でNO)、スタート画面101で設定した内容の出力形式で直ちに印刷が実行される(S17)。印刷後の用紙はユーザが設定した排出トレイに排出される。この印刷実行中は、印刷進行状況を表示するコピー状態表示画面105が表示される(S18)。印刷が終了すると、RAM92及びHDD11に記憶されている当該画像データ等は印刷直後(又は所定期間経過後)に消去される。
【0027】
また、上記テンキー82で印刷部数が0枚と入力された場合は(S6でYES)、図4に示す原稿読み込み中の表示画面102が表示される(S7)。この原稿読み込み中の表示画面102には、読み込んだ原稿枚数が「原稿」の欄に順次表示される。また、ユーザが設定したコピー先用紙の出力形式(用紙サイズ、両面コピー,ソート,ステイプル,パンチ等)も表示される。一方、コピー枚数は0枚に設定されており、この原稿読込時点では1枚も印刷を行っていないので、「コピー」の欄にはコピー枚数が0枚と表示される。なお、この表示画面102の表示中も印刷濃度の設定及び作業中止指示の入力が可能とされている。
【0028】
上記原稿読込が終了すると(S8でYES)、表示装置10には図5に示す原稿情報表示画面103が表示される(S9)。この原稿情報表示画面103には、ユーザ名,読込原稿枚数,原稿サイズ,原稿セット向き,入力元(コピー用に現時点で読み込んだものか、登録文書を呼び出したものか等の別),読み取り解像度等、すなわち、スキャナ部5が原稿読み取り時に取得した原稿情報も合わせて表示される。ユーザは原稿情報表示画面103を見ることによって、原稿情報を確認してから印刷を実行することができる。また、原稿情報表示画面103には、「そのまま出力」,「変更して出力」,「文書登録」の表示がされ、各部分にユーザがタッチすることにより、各機能を選択できるようになっている。
【0029】
原稿情報表示画面103において、「そのまま出力」を選択すると(S10でYES)、図6に示す文書内容確認画面104が表示される(S22)。この文書内容確認画面104には、「コピーできます。文書を確認しスタートキーを押してください。」のメッセージと共に、印刷する画像、記録用紙サイズ、印刷部数及び原稿仕上げ状態等が表示される。
【0030】
この文書内容確認画面104の文書内容表示欄1041には、印刷する画像(読み取った原稿上の画像)が原稿1枚毎にイメージ表示される。文書内容表示欄1041横の矢印表示部分を押下することにより、前ページ又は次ページの画像が表示され、「削除」表示部分を押すと、その時点で文書内容表示欄1041に表示されている原稿画像を削除して印刷しないようにすることができる(S22,S23)。
【0031】
また、「文書選択」表示部分を押下するとページ選択画面が表示され(不図示)、テンキー82から所望ページを入力することで直接所望ページの画像を表示できるようになっている。なお、文書内容確認画面104では、スタート画面101で設定した印刷用紙サイズ及び印刷元原稿サイズ等の出力形式が再表示され、出力形式の再設定が可能とされている。
【0032】
この文書内容確認画面104が表示されている状態で、テンキー82で1枚以上の所望の印刷部数を入力し、プリントキー81から印刷実行指示の入力があると(S16でYES)、設定された通りの出力形式で読込済の画像データが印刷されると共に(S17)、図7に示すコピー状態表示画面105が表示される(S18)。
【0033】
原稿情報表示画面103において「文書登録」を選択すると(S10でNO,S11でYES)、文書登録画面(不図示)が表示される(S19)。この文種登録表示画面で文書登録番号や文書名等の所定事項が入力されると(S20でYES)、当該画像データ及び設定された出力形式はHDD11に登録される(S21)。すなわち、文書登録機能(文書の保存管理機能)が実行される。
【0034】
また、原稿情報表示画面103において「変更して出力」が選択されると(S11でNO,S12でYES)、図8(a)に示す出力形式変更画面106が表示される(S13)。出力形式変更画面106は、上記文書内容確認画面104に応用機能設定用のタブが追加されたものである(図8(a))。出力形式変更画面106で「応用」のタブを設定すると各種の応用出力形式が表示される(図8(b))。この応用出力形式は、読込済の複数の画像データを合成して1枚の用紙に印刷するイメージ合成等の高度な機能であり、既に読込済の画像データを加工して印刷する等の出力形式となっている。「応用」のシート上に表示されている各機能表示部分にタッチすると、各機能設定画面に切り換わり設定変更が可能とされている。
【0035】
出力形式変更画面106で出力形式が変更あった場合は(S14でYES)、変更後の出力形式に設定する(S15)。この後、テンキー82で所望の印刷部数(1枚以上)が入力され、プリントキー81から印刷実行指示があった場合は(S16でYES)、設定された出力形式で印刷が実行され(S17)、印刷中はコピー状態表示画面105(図7)が表示される(S18)。印刷が終了すると、RAM92及びHDD11に記憶されている当該画像データ及び出力形式等は、文書登録されない場合は消去される。
【0036】
このように、本実施形態の複合機1によれば、ユーザが印刷部数を0枚に指定してから印刷実行指示を入力すれば、原稿が読み取られて当該原稿上の画像データが記憶手段に記憶されるので、1枚以上の印刷部数を指定してから印刷実行指示を入力するコピー機能を実行するための操作と同様の操作でもって原稿画像の読取動作のみを実行させることができる。これにより、ユーザは、文書登録を行う場合のような手数の多い操作を行うことなく原稿画像の読取のみを行うことができ、使い勝手が向上する。また、印刷部数を0枚に指定して印刷実行指示を入力した場合には、原稿読取のみが行われて印刷がされないので、ユーザはコピーを何枚とるかを指定するような間隔で、原稿読取のみを行うかコピーするかを選択することができる。
【0037】
また、ユーザが印刷部数を0枚に指定して原稿を読み取らせておけば、読み取られた原稿を印刷する他、原稿の画像データ,出力形式及び原稿情報を保存管理することも可能なので、ユーザは、コピーするだけであるのか、文書登録をするかを決めていない状態であっても、とりあえず印刷部数を0枚に指定して印刷操作を開始すれば、原稿上の画像を読み取った後であっても、コピーするか文書登録するかを選択することができる。
【0038】
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態では、複合機1によるコピー機能実行時に、図3乃至図8に示した表示画面を用いて出力形式の設定やコピー実行指示入力を行うようにしているが、他の表示画面を用いて当該設定・入力を行うようにしても構わない。
【0039】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザが印刷部数を0枚に指定してから印刷実行指示を入力すれば、原稿が読み取られて当該原稿上の画像データが記憶手段に記憶されるので、1枚以上の印刷部数を指定してから印刷実行指示を入力するコピー機能を実行するための操作と同様の操作でもって原稿画像の読取動作のみを実行させることができる。これにより、ユーザは、文書登録を行う場合のような手数の多い操作を行うことなく原稿画像の読取のみを行うことができ、使い勝手が向上する。また、印刷部数を0枚に指定して印刷実行指示を入力した場合には、原稿読取のみを行って印刷をしないので(すなわち0枚を印刷するので)、ユーザは何枚コピーするかを指定するような間隔で、原稿読取のみを行うかコピーするかを選択することができる。
【0040】
また、読取手段が原稿読み取り時に取得した原稿枚数を含む原稿情報を表示する表示手段を更に備え、前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて前記読取手段で原稿が読み取られた後に、制御手段が表示手段に前記原稿情報又は出力形式を表示させるように構成した場合は、読取手段が取得した原稿情報を、ユーザが印刷前に表示手段で確認することが可能になる。これにより、例えば、読取手段における原稿読取時に原稿が重送されて原稿枚数が少なくなっている等の原稿情報を表示手段で確認した後で印刷を行うことができる。
【0041】
また、出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて読取手段で原稿が読み取られた後に、出力形式指定手段で出力形式の指定が可能となるように構成した場合は、ユーザが予定していた原稿情報とは異なる原稿情報が表示手段に表示されたときにも、印刷前にユーザは出力形式指定手段で所望の出力形式に変更することができる。これにより、印刷ミスを減少させることができる。
【0042】
また、読取手段で読み取った複数文書の画像データを各文書毎に識別して保存・呼出自在に保存管理する保存管理手段と、画像データを保存管理手段が保存管理するようにユーザによって指示が入力される管理指示入力手段とを更に備え、表示手段に前記原稿情報が表示された後に管理指示入力手段から保存管理の指示が入力された場合、制御手段が画像データを保存管理手段に保存管理させるように構成した場合は、ユーザが出力形式指定手段で印刷部数を0枚に指定して読取手段に原稿を読み取らせておけば、読み取られた原稿の画像データを印刷することに加えて、原稿の画像データを保存管理することを選択することも可能となる。よって、ユーザは、原稿をコピーするか、原稿上の画像のデータを保存管理するかを決めていない状態であっても、とりあえず印刷部数を0枚に指定して印刷操作を開始すれば、装置の動作を開始した後であっても原稿の画像データ等を保存管理することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の一例を示す外観斜視図である。
【図2】 本発明に係る画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。
【図3】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図4】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図5】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図6】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図7】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図8】 コピー機能実行時の表示画面の一例を示す図である。
【図9】 コピー機能実行時の処理の流れを示すフローチャートである。
【図10】 コピー機能実行時の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複合機
2 原稿載置部
3 原稿搬送部
4 制御装置
5 スキャナ部
6 プリンタ部
7 ファクシミリ通信部
8 操作部
9 メモリ
92 RAM
10 表示装置
11 HDD
13 パーソナルコンピュータ
21 電話回線
22 ファクシミリ装置
81 プリントキー
82 テンキー
101 スタート画面
102 表示画面
103 原稿情報表示画面
104 文書内容確認画面
105 コピー状態表示画面
106 出力形式変更画面
1041 文書内容表示欄

Claims (4)

  1. 少なくとも印刷部数を含む出力形式がユーザによって指定される出力形式指定手段と、印刷実行指示がユーザによって入力される印刷指示入力手段とを有し、ユーザに指定された部数の印刷を行う画像形成装置において、
    原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段で読み取った原稿上の画像のデータを記憶する記憶手段と、
    前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定された上で前記印刷指示入力手段から印刷実行指示が入力された場合に、前記読取手段に原稿を読み込ませて前記記憶手段に画像データを記憶させる制御手段と
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記読取手段が原稿読み取り時に取得した原稿枚数を含む原稿情報を表示する表示手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて前記読取手段で原稿が読み取られた後に、前記表示手段に前記原稿情報を表示させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記出力形式指定手段で印刷部数が0枚に指定されて前記読取手段で原稿が読み取られた後に、前記出力形式指定手段で出力形式の指定が可能とされている請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記読取手段で読み取った複数文書の画像データを各文書毎に識別して保存・呼出自在に保存管理する保存管理手段と、
    前記画像データを前記保存管理手段が保存管理するようにユーザによって指示が入力される管理指示入力手段とを更に備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に前記原稿情報が表示された後に前記管理指示入力手段から保存管理の指示が入力された場合、前記画像データを前記保存管理手段に保存管理させる請求項2又は請求項3に記載の画像形成装置。
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