JP4004271B2 - クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラム - Google Patents
クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラムに関し、特に、クライアントのハードディスク交換後にクライアントの環境を容易かつ自動的に復旧するクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
今日、パーソナルコンピュータ等でなるクライアントとこれらクライアントに対しネットワークを介して資源提供や管理を行うサーバとからなるクライアント/サーバシステムにおいて、サーバがクライアントを管理する種々の機能が考案されている。例えば、クライアント側の環境構築は、スタンドアローンで1つずつソフトウェアをインストールするか、又はサーバからインストールすべきソフトウェアを、1つずつ選択してインストールすることで、行われている。
【0003】
最近では、サーバ側からの指示でクライアントの電源を入れる構成、例えば離れたクライアントにパケットを送ることによりそのクライアントに電源を投入するWake On LAN (WoL)などの構成や、電源が投入された直後にクライアントがサーバに接続しに行く構成、例えばサーバ/クライアントシステムのクライアント上でオペレーティングシステムが起動する前にクライアントがサーバに接続しに行くPXE(Preboot eXecution Environment )環境(但しこの場合クライアントのネットワークアダプタに専用のROMを必要とする)の構成が実用化されている。
【0004】
このようなWoLの構成やPXE環境の構成を利用すれば、単一のソフトウェアをインストールする場合、クライアントでの操作をしないで、リモートローディングすることもできる。
しかし、インストール中にリブート(再起動)が必要なソフトウェアをインストールする場合(複数のソフトウェアをインストールする場合も含む)は、リブート後にクライアント側でユーザの手作業を必要とし、上記のような構成を使用してもリモートローディングを実行することは不可能となる。
【0005】
この種のリモートローディング操作を必要とするケースとしては、クライアント側がダウンし、そのリカバリーが必要な場合が考えられ、サーバ側からの操作で全て自動的にそのリカバリーを達成できることが望まれており、それゆえ本願出願人は、利便性の高いソフトウェアのインストール技術に関する特許出願(特願平11−210078)を平成11年7月26日に行っている。より詳細には、この技術は、サーバ側でクライアントの動作環境を全て用意し、インストール時にリブートを必要とするソフトウェアがある場合でも、サーバ側からの指示で、自動的にソフトウェアをインストールして、クライアント/サーバシステムにおけるクライアント環境の構築を可能とするリモートローディングを実現するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特願平11−210078のリモートローディングでは、クライアント側のハードディスクが物理的に壊れた場合、管理者またはユーザがクライアント側でハードディスクを交換し、その後、ハードディスク交換前のクライアントの環境が判らないため、管理者がサーバ側からの操作で管理コンソールを介してからクライアント側の環境を復旧する必要がある。それゆえ、上記リモートローディングは、管理コンソールとクライアントの2箇所で手作業による操作を行う必要があり、クライアントのハードディスク交換後にクライアントの環境を容易かつ自動的に復旧できないという問題がある。
【0007】
それゆえ、本発明は上記問題を解決し、クライアント側のハードディスク交換後にクライアントの電源が投入されるか、あるいはWoLの構成によりサーバ側からクライアントの電源が自動的に投入される場合、以降、管理者がサーバ側から操作することなく、容易かつ自動的にクライアントの環境を復旧することのできるクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決する本発明によるサーバは、クライアントの環境設定をネットワークを介して行うサーバであって、前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを格納した記憶手段と、前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信する送信手段と、 前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容のインストールを実行させるインストール手段と、前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信する受信手段と、前記受信手段から前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動する切替手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記問題を解決する本発明によるクライアントの環境設定方法は、サーバがネットワークを介して行うクライアントの環境設定方法であって、前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを記憶手段に格納するステップと、前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定するステップと、前記判定ステップで前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信するステップと、前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容のインストールを実行させるステップと、前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信するステップと、前記受信ステップで前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記問題を解決する本発明によるプログラムは、クライアントの環境設定をサーバがネットワークを介して行うためのプログラムであって、前記サーバのコンピュータに、前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを記憶手段に格納するステップと、 前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定するステップと、前記判定ステップで前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信するステップと、 前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容のインストールを実行させるステップと、前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信するステップと、前記受信ステップで前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動するステップと、を実行させることを特徴とする。
【0011】
上記クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラムにより、クライアントのハードディスク交換後、容易かつ自動的にクライアントの環境を復旧することが可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、図面において同一部分は同一参照番号で示す。
図1は、本発明の一実施形態に係るクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置の概略構成図である。図1に示すクライアント/サーバシステムは、サーバ100と、これにローカルエリアネットワーク(LAN)300で接続されるクライアント200、200a、200b、…、200nと、LAN300に接続されサーバ100側から上記クライアントの各々に対し手作業による操作を行う管理コンソール150とを有して構成される。尚、以下の説明で説明を簡単にするため、仮にクライアント200を全てのクライアント200、200a、200b、…200nを代表するものとして説明する。
【0013】
管理コンソール150は、サーバ100に組み込まれた構成でもよく、サーバ100のハードディスク105に格納されたクライアント200にダウンロードするバックアップデータの選択操作を行うときに使用される。
図2は、図1に示すサーバの概略構成図である。サーバ100は、バス101を介して接続されるCPU102と、RAM103と、ROM104と、HDD(ハードディスクドライブ)105と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)106と、LAN通信環境を提供する通信制御基板107と、表示装置108やキーボード109などの入出力装置とを有して構成される。
【0014】
そしてHDD105には、クライアント200へのインストールの実行状態を記録する(ログを取る)管理記録ファイル10と、クライアント200へのインストール実行処理を規定する実行制御情報たる実行スクリプトSを格納した制御ファイルたるスクリプトファイル11と、スクリプトファイル11に格納された実行スクリプトSに従ってクライアント200へのインストールを実行するエージェント12と、クライアント200へインストールされるべきインストールファイル13とが格納されている。
【0015】
上記実行スクリプトSは、クライアント200側でエージェント12に読み出されて実行されることになる、クライアント200へのインストールに必要な実行命令(セットアップコマンド)を設定した定義情報であり、セットアップされるべきインストールファイル13の順序に従って、各セットアップコマンドを設定している。
【0016】
またエージェント12とは、ダウンロードされた先で、実行スクリプトSに規定された実行命令に従った処理を行う独立したプログラムであり、本構成では、クライアント200に対しインストールファイル13のインストールを行う。エージェント12は、インストールを行う前に、必ず、管理記録ファイル10にアクセスして、クライアント200のインストール進行状態を確認してから、実行スクリプトSに従ってインストールを続行する。またエージェント12は、各インストール終了後又はリブート要求がある度に、管理記録ファイル10にアクセスして、インストールの進行状況につき、その更新を行う。
【0017】
インストールファイル13には、クライアント200で最初に起動されるDOSブートイメージファイル(後述するDOS及びLANマネージャを含む)13aの他、同じくクライアント200で起動されるオペレーティングシステムのOSインストールイメージファイル13bと、同じくクライアント200にインストールされるべきアプリケーションプログラムのアプリインストールイメージファイル13cと、同じくクライアント200にインストールされるべきドキュメントのドキュメントインストールイメージファイル13dとがある。これらは、クライアント200を最初から立ち上げたり、クライアント200がダウンした後のリカバリーを行うために、本クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置に用意されている。
【0018】
さらにサーバ100には、HDD105から読み出されてCPU102で実行されるプログラムが立ち上げられている。このプログラム中に、HDD105上の管理記録ファイル10の読み出し及び書込み(更新を含む)と、スクリプトファイル11の読み出しとを管理するマネージャ14が備えられている。
また、このマネージャ14は、クライアント200のインストールが実行されてリブート要求があった際およびクライアント200のインストールが完了した後にリブート要求があった際(正確にはリブート要求による管理記録ファイル10の更新があった際)、前記実行スクリプトSの記述に従ってエージェント12が送った要求により、クライアント200側のPXEによるリモートブート実行からローカルブート(クライアント単独での立ち上げでハードディスクの読込みから開始する起動)実行への切替命令(ブートスイッチコマンド)を出す機能を備えている。この切替を行った際、管理記録ファイル10中に各クライアント200に対応して備えているブートフラグの設定を合わせて行う(ローカルブートの際1を、またリモートブートの際0を設定する)。
【0019】
図3は、図1に示すクライアントの概略構成図である。クライアント200は、サーバ100とほぼ同じ構成を有しており、バス201を介して接続されているCPU202と、RAM203と、ROM204と、HDD(ハードディスクドライブ)205と、FDD(フレキシブルディスクドライブ)206と、LAN通信環境を提供する通信制御基板207と、表示装置208やキーボード209などの入出力装置とを有して構成される。
【0020】
更に、クライアント200には、通信制御基板207上に備えられたROM(図示なし)によって環境が実現されるWake On LAN (WoL)の構成210と、PXE(Preboot eXecution Environment )の構成211とが備えられている。このPXEの構成211により、クライアント200のオペレーティングシステム(OS)の起動の順が定義される。通信制御基板207上に備えられたROMは、クライアント200のバイオス(BIOS:Basic I/O System)の設定によって、上記機能や構成を発揮するか否かを決定する。その設定情報は通信制御基板207上のフラッシュメモリ(図示なし)などに格納される。
【0021】
WoL210は、サーバ100側からターゲットとなるクライアント200にパケットを送ることにより、クライアント200の電源を投入する機能を有している。
また、PXE211は、クライアント200に電源が投入された直後にクライアント200からサーバ100に接続しに行く構成であり、この時サーバ100側の管理記録ファイル10上の対応するクライアント200のブートフラグがリモートブート用に設定されていれば(デフォルトではリモートブートに設定されている)、サーバ100により、最初にDOSブートイメージが送られて、クライアント200はDOS(ディスクオペレーティングシステム)環境で起動することになる。さらにこのDOS環境におけるLANマネージャで、サーバ100に接続されることで、サーバ100からクライアント200のRAM203上に、エージェント12が送られる。仮にクライアント200側でオペレーティングシステムが起動可能な状態になっていても、電源投入と共にこのPXE211が有効になれば、このオペレーティングシステムの起動前に、サーバ100によって、クライアント200が起動されることになる。
【0022】
図4は、サーバに格納されるクライアントのデータベースの説明図である。サーバ100は各クライアント200、200a、…、200nに対し図3に示すような情報から構成されるデータベースを格納する。このデータベースは、クライアントを識別するためのコンピュータ名または識別番号、クライアントのハードディスク内に、インストールファイル13として格納されるオペレーティングシステム、アプリケーションプログラムおよびドキュメント(アプリケーションプログラムを用いて作成するか通信回線を介してインストールするかして得られた文書、ビットマップ、サウンドなど)のバックアップ内容、管理記録ファイル10として格納されるアプリケーションプログラムのバージョン情報やハードディスクのシリアルナンバーを含む。
【0023】
図5は、図1に示すクライアント/サーバシステムにおけるハードディスク交換時のクライアントの環境設定手順の説明図であり、図6は、図1に示すクライアント/サーバシステムにおけるハードディスク交換時のクライアントとサーバ間の通信処理手順の説明図である。クライアントの環境の復旧は、図5、図6にステップS1〜S14で示す下記の手順に従って実行される。
【0024】
S1:サーバ100は、予め定期的にクライアント200のバックアップ内容のデータをハードディスク(HD)に格納する。
S2:クライアント200のHDが破損する。
S3:クライアント200のHDを良品に交換する。
S4:クライアント200の電源を投入し、HDのシリアルナンバーを交換したものに更新する。ステップS4では、HDのシリアルナンバー更新後は、クライアント200側で管理者またはユーザが電源を投入する代わりに、前述したように、WoLの構成により電源を投入してもよい。
【0025】
S5:クライアント200は、PXE環境の構成によりネットワークからの起動を開始する。すなわち、クライアント200の電源がONになったところでPXE211を起動する。
S6−1:クライアント200は、HDを交換した情報、すなわちHD交換後のシリアルナンバーをネットワークブートのパケットに付加してPXE211の要求と共にサーバ100に送信する。クライアント200は、ネットワークブート時にATAコマンドとして規定されているATAコマンド内のIDENTIFY DEVICE コマンドを発行する。
【0026】
S6−2:サーバ100は、クライアント200からの送信データをマネージャ14により受付け、IDENTIFY DEVICE コマンドのWord Bit 10-19に記されたHDのシリアルナンバー(20文字のASCII コード)を取得する。
S6−3:デフォルトでは、管理記録ファイル10の対応するクライアント200のブートフラグがリモート側に設定されているため、マネージャ14は、クライアント200をリモートブートさせ、サーバ100から、クライアント200のRAM203上にDOSブートイメージファイル13aをダウンロードさせる。この時クライアント200側には合わせてLANマネージャがダウンロードされ、DOSと共に起動される。
【0027】
S6−4:このLANマネージャにより、DOS環境で、クライアント200は、サーバ100に接続する(ここまでがPXE211によるリモートブート処理である)。そしてこのリモートブートと同時に、サーバ100から、エージェント12が、クライアント200のRAM203にダウンロードされる。
S7:サーバ100は、サーバ100に送信されたクライアント200のHD交換後に取得したシリアルナンバーがサーバ100に格納されているクライアント200のHD交換前に取得したシリアルナンバーから変更されたとき、クライアント200のHDが交換されたと判定しステップS8〜S11を実行し、一方、これらのナンバーが一致したとき、クライアント200のHDが交換されてないと判定しステップS12を実行する。
【0028】
S8:サーバ100は、クライアント200にダウンロードするバックアップ内容を指定する。この指定とは、後述するようにこのバックアップ内容は複数種類サーバ100内に格納されているので、これら複数種類のバックアップ内容の内どれをクライアントにインストールするか選択することを意味する。
S9:サーバ100は、クライアント200のHDが交換されたものと認識したので、ステップS8で指定されたクライアント200のHDのバックアップ内容をクライアント200にダウンロードしてHD交換前のクライアント200の環境を復旧する。
【0029】
S10:クライアント200は、環境復旧のためのダウンロードが完了したことをサーバ100に通知する。
上記ステップS9およびS10の詳細は、前述した特願平11−210078の明細書において図4と図5を用いて説明されているので参照されたい。なお、上記ステップS9は図4の(5)〜(9)に対応し、上記ステップS10は図4の(10)に対応する。
【0030】
S11:サーバ100は、クライアント200へのダウンロード完了を確認する。
S12:クライアント200の起動を、ステップS5のネットワークからの起動からステップS13のHDからの起動に切替えて再起動する。これは、BIOSの設定によりクライアント200のオペレーティングシステム(OS)の起動の順を定義する、すなわちステップS5では、ネットワークブート、FDD、HDDの順でOSを起動させていたものを、ステップS13では、FDD、HDDの順でOSを起動させるように切替える。
【0031】
S13:クライアント200は、HDからの起動を行う。
S14:クライアント200は、通常業務を開始する。
以上の処理が、サーバ100とターゲットとなるクライアント200との間でなされることで、インストール時にリブートを必要とするオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムやドキュメントがある場合でも、サーバ100側から指示せずに、自動的にこれらをインストールして、クライアント/サーバ構成におけるクライアント200の環境の構築ができるようになる。従って、クライアント200を最初から立ち上げる場合の他、クライアント200側がダウンし、HDが交換され、そのリカバリーが必要な場合に、管理者がサーバ側から操作することなく、容易かつ自動的にクライアントの環境を復旧することができる。特に、ユーザ側で技術的知識がない場合でも、クライアント200側での手作業の必要がないために、サービス性の向上が期待でき、作業員の派遣も必要がなくなって、管理が容易になる。さらにサーバ100側でクライアント200側のインストールの状況が把握できるので、クライアント/サーバ構成におけるクライアント環境構築に対する信頼性も向上する。
【0032】
次に、ステップS1におけるサーバ100により予め定期的に採取されHDD105に格納されるクライアント200のバックアップ内容のデータの種類について説明する。このバックアップ内容は複数種類あり、例えば下記の3種類のバックアップデータがサーバ100のHDD105に格納されており、管理コンソール150の操作により下記3つのオプションの内どのバックアップ内容をクライアント200にインストールするかが選択される。
【0033】
オプション1:クライアントのHD交換直前の環境下のもの。
オプション2:クライアントの初期設定時にインストールしたオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムを含む環境下のもの。
オプション3:オプション2においてアプリケーションプログラムがクライアントのHD交換前に更新された最新のバージョンであるもの。
【0034】
バックアップデータとしてオプション1をサーバ100に格納するには、サーバ100からクライアント200に定期的にクライアントのHDの内容を採取しに行けばよい。
バックアップデータとしてオプション2をサーバ100に格納するには、クライアント200の初期設定時にインストールしたオペレーティングシステムやアプリケーションプログラムをサーバに格納しておけばよい。
【0035】
バックアップデータとしてオプション3をサーバ100に格納するには、クライアント200にインストールされるアプリケーションプログラムが更新される毎にそのアプリケーションプログラムのバージョンを記録しておき、この記録を参照してインストールすればよい。
また、バックアップデータとして、複数のクライアントのそれぞれのHDの内容をそのままサーバのHDに格納してもよいが、クライアントの数が多い場合、サーバは大容量のHDを必要とするので、この容量を節約するため、複数のクライアントで共通に使用されるオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、および各クライアント固有のアプリケーションプログラムやドキュメントにそれぞれタグを付けてサーバに格納しておき、ターゲットとなるクライアントにダウンロードする際、そのタグを参照してダウンロードすればよい。
【0036】
次に、本発明のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置の他の特徴について以下に説明する。
サーバは、サーバがクライアントに対して自動で行った処理のログを採り、サーバのハードディスクに格納する。このログとしては、例えばダウンロード開始時刻、ダウンロード終了時刻等がある。このログによりサーバがクライアントに対して自動で行った処理の履歴を後で見ることができ、トラブルシューティングのときに利用できる。
【0037】
また、サーバからクライアントへのバックアップデータの自動インストールは複数のクライアントに対して同時に行うこともできる。
また、クライアントにより新規に作成または更新されるか、または通信回線を介してインストールされるかしてハードディスク内に格納されたドキュメントのデータを、クライアントからサーバに定期的に送信し、サーバのハードディスクに格納しておくことにより、クライアントのハードディスクが破損し交換されたとき、ハードディスク交換直前の環境に復旧させることができる。
【0038】
図7は、本発明のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置に用いられるプログラム記録媒体をクライアントまたはサーバにインストールする方法の説明図であり、(A)はクライアントまたはサーバの具体的構成図であり、(B)は同本体内部の構成図である。
図7(A)に示すクライアントまたはサーバ(以下、コンピュータシステムと記す)700は、 本体部701、本体部701からの指示により表示画面702aに画像等の情報を表示するディスプレイ702、コンピュータシステム700に種々の情報を入力するためのキーボード703、ディスプレイ702の表示画面702a上の任意の位置を指定するマウス704、 および公衆回線に接続されているモデム705を備えている。
【0039】
図7(B)に示すように、本体部701は、CPU711、RAM712、ROM713、ディスクドライブ装置(HDD714、CD−ROMドライブ715、FDD716)、ディスプレイ702やキーボード703やマウス704等に接続されるI/Oインターフェース717、および通信回線で接続されるデータベースにアクセスするLANインタフェース718等を内蔵しており、これらはバス719を介して接続されるている。
【0040】
CD−ROM710a、フロッピィディスク(FD)710b、図示しないDVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記録媒体、モデム705またはLANインターフェース718を利用し通信回線を介して接続されたデータベースに格納された本発明のプログラムは、コンピュータシステム700にインストールされ、コンピュータシステム700で実行される。インストールされた本発明のプログラムは、HDD714内のハードディスク(HD)に格納され、RAM712等を利用してCPU711により実行される。
【0041】
ここで、本発明のプログラム記録媒体とは、CD−ROM710a、フロッピィディスク(FD)710b、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記録媒体やコンピュータシステム700の内外に備えられたハードディスク等の記憶装置の他、通信回線を介して接続されたインストール元の本発明のプログラムを保持するデータベース、 例えばコンピュータシステム700にLANを介して接続された参照番号720で示す他のコンピュータシステム(PC)またはサーバのデータベース、更に通信回線上の伝送媒体をも含む。コンピュータシステム700はまた、参照番号730で示す他のコンピュータシステム(PC)、サーバまたはプリンタにLAN/WANを介して接続できる。
【0042】
(付記1) クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置において、
前記クライアントのハードディスクが交換されたことを認識する手段と、
前記ハードディスクの交換がされたことに応じて、前記サーバ内に予め格納した該ハードディスクの交換がされたクライアントのためのハードディスクのバックアップ内容を前記クライアントにインストールする手段と、を備えたことを特徴とするクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
【0043】
(付記2) 前記サーバ内に前記バックアップ内容が複数種類用意され、その種類を選択して前記クライアントにインストールする、付記1に記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
(付記3) 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントのハードディスク交換直前の環境下のものである、付記2に記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
【0044】
(付記4) 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時の環境下のものである、付記2に記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
(付記5) 前記初期設定時の環境に含まれるアプリケーションプログラムが、前記ハードディスクの交換前に更新された最新のバージョンのものである、付記4に記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
【0045】
(付記6) 前記サーバが、前記クライアントに対して行った処理のログを採る手段を備えた、付記1乃至5の何れか1つに記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
(付記7) 前記クライアントが前記サーバにドキュメントデータを定期的に送信する、付記1乃至6の何れか1つに記載のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置。
【0046】
(付記8) クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定方法において、
前記クライアントのハードディスクが交換されたことを認識するステップと、
前記ハードディスクの交換がされたことに応じて、前記サーバ内に予め格納した該ハードディスクの交換がされたクライアントのためのハードディスクのバックアップ内容を前記クライアントにインストールするステップと、を備えたことを特徴とするクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定方法。
【0047】
(付記9) クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定をコンピュータに実行させるプログラムを記録したプログラム記録媒体において、
コンピュータに、
前記クライアントのハードディスクが交換されたことを認識するステップと、
前記ハードディスクの交換がされたことに応じて、前記サーバ内に予め格納した該ハードディスクの交換がされたクライアントのためのハードディスクのバックアップ内容を前記クライアントにインストールするステップと、を実行させるプログラムを記録した、ことを特徴とするコンピュータ読取り可能なプログラム記録媒体。
【0048】
(付記10) クライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境を設定するため、
前記クライアントのハードディスクが交換されたことを認識するステップと、
前記ハードディスクの交換がされたことに応じて、前記サーバ内に予め格納した該ハードディスクの交換がされたクライアントのためのハードディスクのバックアップ内容を前記クライアントにインストールするステップと、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、クライアント側のハードディスク交換後にクライアントの電源が投入されるか、あるいはWoLの構成によりサーバ側からクライアントの電源が投入される場合、以降、管理者がサーバ側から操作することなく、容易かつ自動的にクライアントの環境を復旧することのできるクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置、方法、プログラム記録媒体およびプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置の概略構成図である。
【図2】図1に示すサーバの概略構成図である。
【図3】図1に示すクライアントの概略構成図である。
【図4】サーバに格納されるクライアントのデータベースの説明図である。
【図5】図1に示すクライアント/サーバシステムにおけるハードディスク交換時のクライアントの環境設定手順の説明図である。
【図6】図1に示すクライアント/サーバシステムにおけるハードディスク交換時のクライアントとサーバ間の通信処理手順の説明図である。
【図7】本発明のクライアント/サーバシステムにおけるクライアントの環境設定装置に用いられるプログラム記録媒体をクライアントまたはサーバにインストールする方法の説明図であり、(A)はクライアントまたはサーバの具体的構成図であり、(B)は同本体内部の構成図である。
【符号の説明】
10…管理記録ファイル
11…スクリプトファイル
12…エージェント
13…インストールファイル
13a…DOSブートイメージファイル
13b…OSインストールイメージファイル
13c…アプリインストールイメージファイル
13d…ドキュメントインストールイメージファイル
14…マネージャ
100…サーバ
101、201…バス
102、202…CPU
103、203…RAM
104、204…ROM
105、205、205a…HDD
106、206…FDD
107、207…通信制御基板
108、208…モニタ
109、209…キーボード
150…管理コンソール
200、200a、200b、200n…クライアント
210、210a…WoLの構成
211、211a…PXEの構成
300…ローカルエリアネットワーク
Claims (18)
- クライアントの環境設定をネットワークを介して行うサーバであって、
前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを格納した記憶手段と、
前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段により前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信する送信手段と、
前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容のインストールを実行させるインストール手段と、
前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信する受信手段と、
前記受信手段から前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動する切替手段と、
を備えたことを特徴とするサーバ。 - 前記サーバ内に前記バックアップ内容が複数種類用意され、その種類を選択して前記クライアントにインストールする手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載のサーバ。
- 前記ネットワークを介して接続される管理装置の選択操作に基づき、前記バックアップ内容の種類を選択する手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載のサーバ。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記記憶手段に格納された前記サーバから前記クライアントに前回インストールしたバックアップデータであることを特徴とする請求項2または3に記載のサーバ。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールした、動作システムおよびプログラムを含む内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載のサーバ。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールしたプログラムであり、前記プログラムが前記クライアントのハードディスク交換前に更新された内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項2乃至5の何れか1項に記載のサーバ。
- サーバがネットワークを介して行うクライアントの環境設定方法であって、
前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを記憶手段に格納するステップと、
前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定するステップと、
前記判定ステップで前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信するステップと、
前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードデ ィスクのバックアップ内容のインストールを実行させるステップと、
前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信するステップと、
前記受信ステップで前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動するステップと、
を備えたことを特徴とするクライアントの環境設定方法。 - 前記サーバ内に前記バックアップ内容が複数種類用意され、その種類を選択して前記クライアントにインストールするステップを備えたことを特徴とする請求項7に記載のクライアントの環境設定方法。
- 前記ネットワークを介して接続される管理装置の選択操作に基づき、前記バックアップ内容の種類を選択するステップを備えたことを特徴とする請求項8に記載のクライアントの環境設定方法。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記記憶手段に格納された前記サーバから前記クライアントに前回インストールしたバックアップデータであることを特徴とする請求項8または9に記載のクライアントの環境設定方法。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールした、動作システムおよびプログラムを含む内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項8乃至10の何れか1項に記載のクライアントの環境設定方法。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールしたプログラムであり、前記プログラムが前記クライアントのハードディスク交換前に更新された内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項8乃至11の何れか1項に記載のクライアントの環境設定方法。
- クライアントの環境設定をサーバがネットワークを介して行うためのプログラムであって、
前記サーバのコンピュータに、
前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバ、前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容、前記クライアントへのバックアップ内容のインストールの実行処理を規定する実行制御情報を格納した制御ファイル、および前記制御ファイルに格納された実行制御情報に従って前記クライアントへのインストールを実行するエージェントを記憶手段に格納するステップと、
前記記憶手段に格納されている前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバと前記クライアントから受信した前記クライアントのハードディスクのシリアルナンバとを比較して前記クライアントのハードディスクが交換されたか否かを判定するステップと、
前記判定ステップで前記クライアントのハードディスクが交換されたと判定されたとき、前記クライアントに前記エージェントを送信するステップと、
前記クライアントに送信された前記エージェントに前記クライアントのためのハードディスクのバックアップ内容のインストールを実行させるステップと、
前記バックアップ内容の前記クライアントへのインストールの完了通知を前記エージェントから受信するステップと、
前記受信ステップで前記完了通知を受けると、前記クライアントの起動をネットワークを介した起動から前記クライアントのハードディスクからの起動に切替えて再起動するステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。 - 前記サーバ内に前記バックアップ内容が複数種類用意され、その種類を選択して前記クライアントにインストールするステップを備えたことを特徴とする請求項13に記載のクライアントの環境設定方法。
- 前記ネットワークを介して接続される管理装置の選択操作に基づき、前記バックアップ内容の種類を選択するステップを備えたことを特徴とする請求項14 に記載のプログラム。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記記憶手段に格納された前記サーバから前記クライアントに前回インストールしたバックアップデータであることを特徴とする請求項14または15に記載のプログラム。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールした、動作システムおよびプログラムを含む内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項14乃至16の何れか1項に記載のクライアントのプログラム。
- 前記バックアップ内容の1つの種類が、前記クライアントの初期設定時にインストールしたプログラムであり、前記プログラムが前記クライアントのハードディスク交換前に更新された内容のバックアップデータであることを特徴とする請求項14乃至17の何れか1項に記載のプログラム。
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