JP4003180B2 - 建築用シャッターのストッパー装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は建築用シャッターのシャッターカーテンの巻込み防止構造におけるストッパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】
特開平9−88452号
従来、シャッターカーテンの下端がケース内に引き込まれるのを防止するために、ボトムスラットにストッパーを設けて、このストッパーをシャッターが全開した時にケースの底面に係合させるようにしていた。
【0003】
特許文献1は従来のストッパーの典型例であって、ボトムスラット1の両端に、屋外側に突成された当接部28を有するガイド部材(ストッパー)14が取付けられている。このガイド部材14はナイロン樹脂で成形されており、シャッターカーテンを全開したときに前記当接部28がシャッターケースの底面に係合してシャッターカーテンの巻込みを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
シャッター全開時は、シャッターカーテンにはコイルバネの付勢力と自身の慣性力が加わることになり、大きな運動エネルギーを保持しながらシャッターケースに衝突するため、ストッパーはこれに耐え得る強度および耐久性を有する素材で形成しなければならず、当接時の衝突音の発生は不可避であった。また、ストッパーの当接によって、シャッターケースが破損するなどの問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、従来技術における問題点を解決するために創案されたものであって、シャッターカーテンを全開した際、ボトムスラットがシャッターケースに引き込まれるのを防止するために、ボトムスラットにシャッターカーテンの呑込口に係合するストッパーを設けた建築用シャッターにおいて、前記ストッパーはボトムスラットと別体で構成されており、該ボトムスラットの嵌合溝に嵌合する取付面と、シャッターカーテンの全開時に前記呑込口に形成された被係合部に係合する突出部を有し、該突出部は函状の収容部を有しており、該収容部に前記被係合部との当接時の衝撃を吸収する緩衝手段を装填し、さらに前記緩衝手段は、前記被係合部との当接時に発生する音を吸収する吸音層と、該吸音層が受けた力を下方に伝える可動体と、該可動体からの力を減衰させてシャッターカーテンの移動エネルギーを吸収するダンパー層とを有するようにした。
【0008】
【作用】
シャッターカーテン7を開放し、ボトムスラット9がシャッターカーテンの呑込口6に接近すると、まず、ストッパー10の吸音層13が内マグサ8に当接し、当接音を吸収する。緩衝手段12にはさらにシャッターカーテンの上動エネルギーが加わるが、これらの力は下方のダンパー15層によって減衰され、シャッターカーテン7は静かに停止することになる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図1〜図3に基づき説明する。
図1は外付用窓シャッターSの縦断面図を表している。窓シャッターSは、建物開口部に設置されたサッシ枠Wの外周に固着されている。シャッター枠Fは下枠(水切板)1と、両縦枠2,2及びシャッターケース3とを連結して矩形状の枠体を形成している。また、各枠1,2,3の外周縁には取付片(1a,2a,3a)がそれぞれ形成され、ビス4にて外壁に固定されている。前記縦枠2にはコ字型のガイドレール5が互いの開口溝が対向するように取付けられている。ガイドレール5の上端部はシャッターケース3の底面に形成された呑込口6を貫通してシャッターケース内まで延設され、シャッターカーテン7の昇降移動を案内することができるようになっている。また、シャッターケース3の下方には内マグサ8が取り付けられている。該内マグサ8は、その先端が前記呑込口6の屋内側縁6aと略同一延長線上になるように、取付け片8aがビス4にて固定されている。
【0010】
上記シャッターケース3の内部には図示しないコイルバネにて付勢された巻取りシャフトが内蔵されており、前記コイルバネの付勢力によって巻取りシャフトが回転され、この駆動に基づいてシャッターカーテンを巻取りまたは巻戻して開口部を開閉操作するようになっている。
【0011】
図2は、ボトムスラット9とストッパー10との取付け状態を表している。シャッターカーテン7の下端にはボトムスラット9が連結される。ボトムスラット9は上下連結体からなり、下側の連結体92が上側の連結体91に吊持され、上下動自在に構成されている。この種のボトムスラットは、上下連結体の間にリンク機構が内蔵され、シャッターカーテンの全閉に基づいて、前記リンク機構に連動した錠が作動されて施錠状態にするようになっている。上部連結体91は、シャッターカーテン7の最下端スラットに連結するよう、上端部にカール状の連結部91aを有すると共に、下端には下側連結体92を吊持できるようにコ字型の開口溝91bが形成されている。一方、下側連結体92には前記開口溝91bに吊持されるT字型の連結部92aが、また、これに連続して垂直面92bが形成されている。該垂直面92bの屋外側には、シャッターカーテンを全閉したときに、上記下枠1に重なるようフィン92cが形成されている。さらに、垂直面92bの屋内側には略コ字型の嵌合溝92dが形成されている。
【0012】
第3図はストッパー10の分解図を表している。前記ストッパー10は、ストッパー本体11と緩衝手段12とで構成されている。前記ストッパー本体11は、上記下側連結体92の嵌合溝92dにその上下辺11c,11dが嵌合される取付面11aと、該取付面11aから屋内方向に突出して前記緩衝手段12を取着する突出部11bが形成されている。該突出部11bは、11a,11f,11gおよび11hによって、函状の収容部11jを有している。また、取付面11aの一端側には、下側連結体92の側端面に当接する移動規制部11kが形成されている。
【0013】
前記緩衝手段12は、前記内マグサ8に当接する吸音層13と、該吸音層13が受けた力を下方に伝える可動体14と、該可動体14からの力を減衰させるダンパー層15とで構成されている。また、この緩衝手段12は、前記ストッパー本体11に形成された収容部11jに装填されており、常時は、可動体14と吸音層13が収容部11jの上面に露出するようになっている。
前記吸音層13は、ある程度の圧縮強度を備えたゴム製材料にて形成されており、衝突時の衝撃音を吸収し内マグサ8からの反作用を下方の可動体14に伝えるようになっている。
前記可動体14は、プラスチック製の成形品からなり、その外周縁が前記収容部11jに内接するように装填されており、吸音層13からの押圧力を下方のダンパー層15に伝達するようになっている。
ダンパー層15はウレタンゴムやエラストマー等の低反発発泡材料の樹脂材で構成されており、可動体14から伝わる力を減衰させて、シャッターカーテン7の運動エネルギーを減衰させて、シャッターを静かに停止させるようになっている。
【0014】
なお、本実施の形態では、ボトムスラット9を上下分割式を採用したが、これに限定されるものではなく、一体式のボトムスラットを採用しても何ら支障なく、タイプや形状に限定されない。
さらに、シャッター全開時にストッパー10は内マグサ8と係合させるようにしているが、シャッターの底面に当接させるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】
本発明によればストッパーの突出部に衝撃力を吸収する緩衝部材を取付け、ストッパーとシャッターケースあるいは内マグサなどの構造材との間で発生する衝撃音や衝撃力を和らげることができるので、静音性および耐久性に富んだシャッターを提供することができる。
【0016】
本発明に係るストッパーは屋内側に取付けられているため、緩衝部材が日光や雨水などに晒されて劣化することなく、耐久性に優れているうえ、ストッパーが外側に露出しないので、シャッターの外観を損ねることがないなどのメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓シャッターの縦断面図である。
【図2】ボトムスラットとストッパーの取付状態を示す側面図である。
【図3】ストッパーの分解斜視図である。
【符号の説明】
S 窓シャッター
3 シャッターケース
6 呑込口
8 内マグサ
9 ボトムスラット
10 ストッパー
11b 突出部
12 緩衝手段
13 吸音層
15 ダンパー層

Claims (1)

  1. シャッターカーテンを全開した際、ボトムスラットがシャッターケースに引き込まれるのを防止するために、ボトムスラットにシャッターカーテンの呑込口に係合するストッパーを設けた建築用シャッターにおいて、
    前記ストッパーはボトムスラットと別体で構成されており、該ボトムスラットの嵌合溝に嵌合する取付面と、シャッターカーテンの全開時に前記呑込口に形成された被係合部に係合する突出部を有し、該突出部は函状の収容部を有しており、該収容部に前記被係合部との当接時の衝撃を吸収する緩衝手段を装填し、さらに前記緩衝手段は、前記被係合部との当接時に発生する音を吸収する吸音層と、該吸音層が受けた力を下方に伝える可動体と、該可動体からの力を減衰させてシャッターカーテンの移動エネルギーを吸収するダンパー層とを有することを特徴とする建築用シャッターのストッパー装置。
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