JP4002222B2 - ガスコンロ - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロに係り、詳しくはガラス天板を備え、そのガラス天板に形成されたバーナ用開口に保護リングを取り付けたガスコンロに関する。
従来、この種のガスコンロにおいては、ガラス天板に形成したバーナ用開口に保護リングを取り付けている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示された保護リング100は、図18(a),(b)に示すように、ガラス天板101に形成されたバーナ用開口102の内縁部に取り付けられる。バーナ用開口102の縁部は比較的脆く、例えば、バーナ用開口102の周縁に五徳等が当たった場合は、バーナ用開口102の縁部が破損する虞があるため、保護リング100によりバーナ用開口102の縁を保護している。
前記保護リング100は、上リング104と下リング105とからなり、前記上リング104は内筒部106及び上フランジ部107を備え、前記下リング105は外筒部108及び下フランジ部109を備えている。前記内筒部106には孔110が形成され、前記外筒部108には爪111が形成されており、そして、この爪111が孔110に係合している。また、上フランジ部107とガラス天板101との間や、下フランジ部109とガスバーナ103に形成されたフランジ部112との間にはパッキン113が介挿されており、こぼれた煮汁等の侵入を防いでいる。
特開平10−318545号公報(明細書の段落[0012]〜[0015]、図1、図2)
ところが、前記保護リング100を取り付けたガスコンロでは、バーナ用開口102付近の清掃をするとき等に保護リング100に触れた場合には、保護リング100が回動する虞が多分にある。保護リング100が回動すると、ガラス天板101が擦過傷状に損傷する虞やパッキン113が磨耗する虞がある。また、バーナ用開口102の開口縁に載置される五徳の回動防止を行うために、保護リング100に五徳を係止しても、保護リング100の回動により五徳の位置決めができないという不具合もある。
本発明は前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、保護リングが回動することによる不都合を解消できるガスコンロを提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、ガスバーナが収容されたコンロ本体の上面を覆うガラス天板を設け、そのガラス天板に形成されたバーナ用開口の縁部に保護リングを取り付けたガスコンロにおいて、前記ガラス天板の下面に部品ケースを設ける。そして、前記保護リングに前記部品ケースへと延びる延長部を形成し、前記延長部を前記部品ケースに係止した。
この発明では、保護リングに形成された延長部が部品ケースに係止され、保護リングの回動が防止される。そのため、ガラス天板が損傷する虞や、パッキンが介在している場合はそれが磨耗する虞を少なくすることができる。また、保護リングの拭き掃除等をするときも、保護リングを作業者の手により固定する必要がなく、掃除がしやすい。五徳の位置決めをしたい場合においては、この保護リングに五徳の一部を係止させて位置決めをすることができる。ガラス天板下面に配設される部品を収容する部品ケースを利用して位置決めをすることができる。部品ケースはある程度の高さを持っているため、高さがほとんどないガラス天板の外周枠に係止する場合に比べて、容易かつ確実に延長部を係止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保護リングは、前記バーナ用開口内に挿入される筒部と、前記ガラス天板の上面及び下面に対向して前記筒部を介して連結される上下のフランジ部とを備え、前記延長部は下フランジ部に設けられている。
この発明では、下フランジ部に延長部を設けたので、ガラス天板の上面には係止のための延長部が表れず、外観的にも良好なものとすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記部品ケースに、前記延長部を係合させるための凹部を設けた。
この発明では、延長部が部品ケースから離れることが抑制され、部品ケースに対する係止をより確かなものとすることができる。加えて、部品ケースの保持作用をすることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載の発明において、前記部品ケースは、ガラス天板上面側の操作者の操作をガラス天板を介して検出する検出手段及び操作状態を表示する表示手段のうち少なくとも一方を収容している。
この発明では、部品ケースは、操作を検出するためや操作状態を表示するために、必然的にガラス天板の下面に設けられる。従って、その部品ケースを利用したので、保護リングの回動を防止するためのみの構造が不要である。
この発明によれば、保護リングが回動することによる不都合を解消できるガスコンロを実現できる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明を具体化したガスコンロの第1の実施の形態を図1〜図10に従って説明する。
図1及び図2に示すように、ガスコンロ20のコンロ本体としての本体ケース21は上面を開口した箱形状に形成され、その上端外周縁にはフランジ部21aが形成されている。本体ケース21の上面開口部21bは耐熱ガラスよりなるガラス天板22で覆われており、そのガラス天板22の後部には一対のバーナ用開口22aが形成されるとともに、外周縁には額縁状の枠体22bが取り付けられている。このガラス天板22は透光性であるが着色(暗色)され、本体ケース21内を視認できないようになっている。そして、本体ケース21がキッチンのカウンタトップ23に形成された取付孔23aに嵌挿された状態で、本体ケース21のフランジ部21aがカウンタトップ23の上面に支持されて、いわゆるドロップイン式ガスコンロとなっている。ガラス天板22は枠体22bがカウンタトップ23上面に載置されて、上面開口部21bを覆う。
図1〜図3に示すように、前記本体ケース21内には前記バーナ用開口22aと対応するように一対のガスバーナ24A,24Bが横方向に間隔をおいて配設されている。ガスバーナ24A,24Bは環状で炎口24Eが内方を向く内炎式バーナとなっている。
両バーナ用開口22aの縁部には保護リング50が取り付けられている。また、バーナ用開口22aの周縁には五徳25が載置されている。本体ケース21の底面にはガス供給口26が配置され、そのガス供給口26がガス配管27を介して両ガスバーナ24A,24Bに接続されている。ガス配管27の途中には、両ガスバーナ24A,24Bへのガスの供給を通断するためのメイン開閉バルブ28が接続されている。同じくガス配管27の途中には各ガスバーナ24A,24Bへのガスの供給を通断するとともに、ガス供給量を調節するための一対のガス量調節バルブ29A,29Bが接続されている。
図3及び図6に示すように、前記本体ケース21の内底部において、両ガスバーナ24A,24Bの間の中間部であって、前端側の位置には制御ボックス30が配設されている。この制御ボックス30内には、両ガスバーナ24A,24Bの点火や火力調節等の各種動作を制御するためメイン開閉バルブ28やガス量調節バルブ29A,29B等を制御する制御装置及びその制御装置を動作させるためのプログラムデータや一時的なワーキングデータ等の諸データを記憶するメモリが実装されている。
本体ケース21の内底部において制御ボックス30の両側位置には、一対のイグナイタ33A,33Bが配設され、これらのイグナイタ33A,33Bはそれぞれ図示しない給電線を介して電極33a,33bに接続されている。そして、その電極33a,33bにおける高電圧による放電により、各ガスバーナ24A,24Bを点火させる。
図3〜図7に示すように、制御ボックス30の上方に配置されるように、ガラス天板22の下面で、後述する操作部40A〜40Gに対応する位置、つまり前部中央にはスイッチ用基板34が部品ケースとしての取付フレーム35を介して取り付けられている。すなわち、ガラス天板22の下面には取付フレーム35がシリコンゴムよりなる接着剤36により接着固定され、その取付フレーム35内にスイッチ用基板34が複数のネジ37により取り付けられている。前記取付フレーム35は、スイッチ用基板34に配設された後述する検出手段としての非接点型のスイッチ38A〜38G及び表示手段としての表示ランプ39A〜39Cと対応する部位に開口35Kが形成された天面板35Tを備えた底なしの箱体である。35Sは開口35Kの開口縁から垂下する周壁である。
前記スイッチ用基板34の上部前縁には、複数の非接点型のスイッチ38A〜38Gが横方向に間隔をおいて配設されている。すなわち、スイッチ用基板34の前縁中央には電源スイッチ38Aが配置され、その電源スイッチ38Aの両側方には、各ガスバーナ24A,24Bの点火及び消火を行わせるための一対の点消火スイッチ38B,38Cが配置されている。各点消火スイッチ38B,38Cの両側には、各ガスバーナ24A,24Bの火力を調節するための各一対の火力アップスイッチ38D,38E及び火力ダウンスイッチ38F,38Gが配置されている。
ガラス天板22として用いられるガラスは赤外線透過性である。そして、前記各スイッチ38A〜38Gとして、赤外線を発生する発光素子38aと、発光素子38aからの赤外線がガラス天板22上の指に反射し、その反射した赤外線を受光する受光素子38bとを有する光センサが用いられている。
前記各スイッチ38A〜38Gと対応するように、スイッチ用基板34上には発光ダイオード等よりなる複数の表示ランプ39A〜39Cが配設されている。すなわち、電源スイッチ38Aの後部には、電源の投入状態を点灯表示するための電源表示ランプ39Aが近接配置されている。一方のガスバーナ24A用の点消火スイッチ38B、火力アップスイッチ38D及び火力ダウンスイッチ38Fの後側近傍には、火力の調節状態(強弱状態)を点灯表示するための5つの火力表示ランプ39Bが横方向に配列されている。そして、他方のガスバーナ24B用のスイッチ38C,38E,38Gの後側近傍にも、前述のような火力表示ランプ39Cが配列されている。なお、当然のことながら、ガラス天板22の各表示ランプ39A〜39Cと対応する表示部分も、表示光が透過するように形成されている。
図5に示すように、表示ランプ39A〜39Cは、前記開口35Kを介してガラス天板22の裏面に対面するようにしてスイッチ用基板34が取付フレーム35に取り付けられている。また、前述した接着剤36を構成するシリコンゴムは透明であって、前記発光素子38aや表示ランプ39A〜39C等からの光がガラス天板22の下面で乱反射しないようになっている。
図1、図4及び図6に示すように、前記各スイッチ38A〜38Gの直上方に位置するように、ガラス天板22の上面には操作部40A〜40Gを示す表示が印刷あるいは着色により付設されている。この操作部40A〜40Gは、ガスバーナ24A,24Bの真正面から側方へずれた位置に配設されており、この配設位置は、両ガスバーナ24A,24Bの中間前方になっている。そして、これらの操作部40A〜40Gを操作者が選択的に接触操作したとき、それと対応するスイッチ38A〜38Gにおいて、発光素子38aからの赤外線が指で反射して、それが受光素子38bで感知され、操作者の操作状態が検出されるようになっている。また、前記各火力表示ランプ39B,39Cの両側上方に位置するように、ガラス天板22の上面には各一対の火力表示マーク41A〜41Dが印刷または着色により付設されている。そして、一対の火力表示マーク41A〜41D間における火力表示ランプ39B,39Cの点灯表示状態(最弱の1個から最強の5個まで)に基づいて、火力の調節状態が確認できるようになっている。なお、図6においては、理解を容易にするために、操作部40A〜40Gとして、その厚みを描いたが、実際には操作部40A〜40Gの厚みは存在しない。
図8及び図9に示すように、前記保護リング50は、共に、表面に耐熱塗装が施された、金属製、例えばステンレス製の上リング51と下リング56とからなっている。なお、図8においては、ガスバーナ24A,24B、五徳25、ガス配管27、メイン開閉バルブ28、ガス量調節バルブ29A,29B、制御ボックス30、イグナイタ33B等を省略してある。
図10に示すように、上リング51においては、ドーナツ状の上フランジ部52の内縁から内筒部53が立設され、上フランジ部52の外周縁にはリブ54が形成されている。前記内筒部53には4つの四角形の孔55が周方向に等間隔をおいて形成されている。
下リング56においては、ドーナツ状の下フランジ部57の内縁から外筒部58が立設され、下フランジ部57の外周縁にはリブ59が形成されており、さらに、前記下フランジ部57の外周縁には、延長部60が形成されている。前記外筒部58には、同外筒部58の内方向へと突出する4つの爪61が周方向に等間隔をおいて形成されている。その爪61は孔55に係合可能となっており、これら爪61及び孔55が結合手段を構成している。前記延長部60の平板部62の周縁にはリブ63が形成されており、このリブ63は延長部60の補強手段として機能し、保護リング50をバーナ用開口22aに取り付けたときに延長部60が自重によって垂れ下がることを抑制する。そして、延長部60の先端には、互いに直交する2つの係止縁64a,64bよりなる係止部64が凹設形成されている。上下のフランジ部52,57とガラス天板22との間には、例えば、ステンレスウールよりなるパッキン65が介挿されており、保護リング50の受けた熱や衝撃がバーナ用開口22aの縁部に直接的に伝わることを抑制している。
保護リング50をバーナ用開口22aに取り付けるには、前記下リング56をパッキン65を介して、ガラス天板22の下方よりバーナ用開口22aにセットし、前記上リング51をパッキン65を介して、ガラス天板22の上方よりバーナ用開口22aにセットする。すると、爪61が孔55に係合して上リング51と下リング56とが連結され、図8及び図9に示す状態で、保護リング50をバーナ用開口22aに取り付けることができる。図7及び図8に示すように、下リング56に形成された延長部60は、取付フレーム35へと延びている。そして、係止部64と取付フレーム35の後部のコーナ部とが当接して延長部60が取付フレーム35に係止され、保護リング50は、その回動が防止されている。
さて、バーナ用開口22aには保護リング50が取り付けてあり、バーナ用開口22a周辺に五徳等が当たったりした場合、バーナ用開口22aの周縁は、保護リング50によって保護され、バーナ用開口22aの縁部は損傷を免れる。
この実施の形態では以下の効果を有する。
(1)係止部64を取付フレーム35に係止しており、光センサ等の検出手段や表示手段を収容する取付フレーム35を保護リング50の回動防止に利用して、保護リング50の回動が防止されている。そのため、ガラス天板22が擦過傷状に損傷する虞や、パッキン65が磨耗する虞を少なくすることができる。また、保護リング50の掃除がしやすい。取付フレーム35はある程度の高さを持っているため、高さがほとんどない枠体22bに係止する場合に比べて、容易かつ確実に延長部60の係止部64を係止することができる。五徳25の位置決めをしたい場合においては、この保護リング50に五徳25の一部を係止させて位置決めをすることができる。
(2)延長部60には、リブ63を形成しているため、延長部60が自重等によって変形することが抑制され、取付フレーム35に対する係止をより確かなものとすることができる。
(3)延長部60が下リング56に一体に形成されているため、部品点数が増えることがなく、製造コストの増加を抑制することができる。また、下リング56の延長部60はガラス天板22の下面に位置し、表に現れないため、外観的にも良好なものとすることができる。
(4)係止部64は、取付フレーム35の後面に当接する係止縁64aと、取付フレーム35の側面に当接する係止縁64bとからなり、時計回り、反時計回りのどちらの回動に対しても、効果的に保護リングの回動を防止することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明を具体化したガスコンロの第2の実施の形態を図11に従って説明する。なお、第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、下リング及び取付フレームの構成を変更したものである。これ以降の説明においては、第1の実施の形態と同様の部分については、同一の符号を付してその詳しい説明を省略する。
図11(a)に示すように、下リング66の延長部67には、その延長方向に延びるビード68が形成されている。このビード68は延長部67の補強手段として機能する。
そして、図11(b),(c)に示すように、取付フレーム35の後部のコーナ部には凹部35aが形成され、この凹部35aに前記係止部64が係合し、保護リング50の回動が防止される。
この実施の形態では第1の実施の形態の(1)〜(4)と同様な効果を有する他に、次に効果を有する。
(5)取付フレーム35に、係止部64を係合させるための凹部35aを形成したため、係止部64の上下方向の移動を規制することができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明を具体化したガスコンロの第3の実施の形態を図12に従って説明する。なお、第3の実施の形態は、第1の実施の形態において、下リングの構成を変更したものである。
下リング71の下フランジ部57の外周縁には、その外方向へと延びる2本の延長部72A,72Bが形成されており、両延長部72A,72Bの先端部が係止部73となっている。延長部72Aと延長部72Bとは互いに並行である。そして、延長部72Aの先端と延長部72Bの先端との間が、2点鎖線で示す状態よりもやや広がった状態で(図12(b)において、実線で示す状態)、係止部73が取付フレーム35の後部のコーナ部を挟み込むようにして、延長部72A,72Bが取付フレーム35に係止される。
この実施の形態では第1の実施の形態の(1)〜(4)と同様な効果を有する他に、次に効果を有する。
(6)延長部72A,72Bがわずかに変形した状態で、取付フレーム35の後部のコーナ部を挟み込むようにしている。従って、延長部72A,72Bや取付フレーム35の寸法にはそれほどの精密性を必要とせず、多少の寸法差は延長部72A,72Bの変形で吸収できる。従って、寸法管理が容易となり、製造コストの増加を抑制することができる。
(第4の実施の形態)
次に、本発明を具体化したガスコンロの第4の実施の形態を図13に従って説明する。
図13(a)に示すように、下リング76の下フランジ部77には、4つの四角形の孔78が周方向に等間隔をおいて形成されている。また、この下フランジ部77の内径は、バーナ用開口22aの径よりも、やや小さく形成されており、下フランジ部77の内縁の2箇所には、切欠き79が形成されている。
図13(b),(c)に示すように、上リング80は、上フランジ部81と、筒部82とを備えている。そして、その筒部82の下端には、4つの突片84が周方向に等間隔をおいて形成されており、同突片84はその内方向へと突出する爪83を備えている。この突片84は、前記孔78に挿通可能な大きさに形成されている。
前記上リング80と、前記下リング76とからなる保護リング50を、バーナ用開口22aに取り付けるには、パッキン65を介在させて、前記上リング80を上方から、前記下リング76を下方からバーナ用開口22aにセットし、上リング80の突片84を下リング76の孔78に挿通させる。すると、突片84に形成された爪83が、下フランジ部77の下面に係合して、上リング80と下リング76が連結されて、図13(b),(c)に示すように、保護リング50をバーナ用開口22aに取り付けることができる。なお、この実施の形態においても、延長部60を取付フレーム35に係止して、保護リング50の回動を防止している。
この、保護リング50を取り付けたバーナ用開口22aに五徳25を載置すると、図13(c)に示す状態となる。五徳25の枠体25aには、下方へと延びる2つの係止爪25bが形成されている。この係止爪25bを下リング76の切欠き79に係合するように、五徳25をバーナ用開口22aに載置しており、五徳25の回動が防止されている。
この実施の形態では第1の実施の形態の(1)〜(4)と同様な効果を有する他に、次に効果を有する。
(7) 五徳25が回動すると、五徳25によりガラス天板22に傷がつく虞があるが、この実施の形態では、五徳25の回動が防止されているため、そのような傷がつく虞がない。
(変更例)
なお、実施の形態は前記に限らず、例えば、次のように具体化してもよい。
・ 第1又は第3の実施の形態において、第2の実施の形態のように取付フレーム35に凹部35aを設け、係止部64,73をそこに係合させてもよい。
・ 図14に示すように、延長部60の先端に、取付フレーム35に当接する平板状の固定部74を形成し、ねじ75により、固定部74を取付フレーム35に固定して係止してもよい。このようにすれば、延長部に形成された固定部74がしっかりと取付フレーム35に固定されるため、保護リング50の回動をより確実に抑制することができる。
・ 接着剤36を用いて、延長部を取付フレーム35に固定して係止してもよい。このようにすれば、延長部の先端部がしっかりと取付フレーム35に固定されるため、保護リング50の回動をより確実に抑制することができる。また、接着剤36を用いて、取付フレーム35をガラス天板22に接着固定する構成においては、ついでに延長部を取付フレーム35に固定すれば、製造工程の複雑化を抑制することができ、ひいては、製造コストの増加を抑制することができる。
・ 前述のように、延長部60の係止部64を取付フレーム35のコーナ部に当てる構成に限らず、例えば、図15に示すように、取付フレーム35の後面又は側面のみに延長部60の係止部64を当てる構成としてもよい。
・ 取付フレーム35をガラス天板22の下面に取り付ける方法は、接着剤36により接着固定することに限らない。例えば、図16(a)に示すように、枠体22bに支持片22cを形成するとともに、取付フレーム35に突片35bを形成し、前記支持片22cに前記突片35bを係合させて、取付フレーム35を支持してもよい。
また、図16(b)に示すように、枠体22bに垂片22dを形成し、この垂片22dと取付フレーム35とをネジ等により連結し、取付フレーム35を支持してもよい。
・ 五徳25の回動を防止するための構成は、前記第4の実施の形態に限らない。例えば、図17(a)に示すように、第1の実施の形態の保護リング50において、上フランジ部52に凹部52aを形成し、その凹部52aに対応するように、五徳25の枠体25aに係止爪25bを形成する。そして、前記係止爪25bを前記凹部52aに係合させ、五徳25の回動を防止してもよい。
また、図17(b)に示すように、内筒部53の下端より、その内方向へと延在する内フランジ部85を設け、その内フランジ部85に第4の実施の形態と同様の切欠き79を形成してもよい。
・ 前記スイッチ38A〜38Gは赤外線センサを用いることに限らない。例えば、ガラス天板22のスイッチ38A〜38Gと対応する部分を可視光線が透過するようにし、スイッチ38A〜38Gとして可視光線発光素子と可視光線受光素子とを備えたものを用いてもよい。
また、各スイッチ38A〜38Gとしてガラス天板22の上面の静電容量の変化により動作する静電容量型のスイッチを用いてもよい。この静電容量スイッチを用いた場合には、ガラス天板22のスイッチと対応する部分を、赤外線や可視光線を透過する構成にする必要はない。
以下の技術的思想(発明)は前記実施の形態から把握できる。
(a)請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記延長部は、前記部品ケースの前後面及び両側面のうち、少なくとも2つの面と接している。
この発明では、時計回り、反時計回りのどちらの回動に対しても、効果的に保護リングの回動を防止することができる。
第1の実施の形態のガスコンロを示す平面図。 図1のガスコンロを示す側面図。 図1のガスコンロの断面図。 図1のガスコンロの部分平面図。 図4の操作部の下方のスイッチ部を示す部分断面図。 図4の7−7線における部分断面図。 保護リングと取付フレームとの関係を示す模式図。 保護リングと取付フレームとの関係を示す概略図。 保護リングの取り付け状態を示す断面図。 第1の実施の形態における保護リングを示し、(a)は上リングを示す概略図、(b)は下リングを示す概略図。 第2の実施の形態における保護リングを示し、(a)は下リングを示す概略図、(b)は保護リングと取付フレームとの関係を示す模式図、(c)は保護リングと取付フレームとの関係を示す断面図。 第3の実施の形態における保護リングを示し、(a)は下リングを示す概略図、(b)は保護リングと取付フレームとの関係を示す模式図。 第4の実施の形態における保護リングを示し、(a)は下リングを示す模式図、(b)は保護リングを示す断面図、(c)は保護リングと五徳との関係を示す断面図。 別の実施の形態における、延長部の係止の状態を示す断面図。 別の実施の形態の模式図。 (a),(b)ともに、別の実施の形態における、取付フレームを示す断面図。 (a),(b)ともに、別の実施の形態における、保護リングと五徳との関係を示す断面図。 従来技術を示し、(a)は保護リングの断面図、(b)はその部分拡大図。
符号の説明
20…ガスコンロ、21…コンロ本体としての本体ケース、22…ガラス天板、22a…バーナ用開口、24A,24B…ガスバーナ、35…部品ケースとしての取付フレーム、35a…凹部、38A〜38G…検出手段としての各スイッチ、39A…表示手段としての電源表示ランプ、39B,39C…同じく火力表示ランプ、50…保護リング、52,81…上フランジ部、53…筒部を構成する内筒部、57,77…下フランジ部、58…筒部を構成する外筒部、60,67,72A,72B…延長部、82…筒部。

Claims (4)

  1. ガスバーナが収容されたコンロ本体の上面を覆うガラス天板を設け、そのガラス天板にはバーナ用開口が形成されるとともに、そのバーナ用開口の縁部に保護リングを取り付けたガスコンロにおいて、
    前記ガラス天板の下面に部品ケースを設け、前記保護リングに前記部品ケースへと延びる延長部を形成し、前記延長部を前記部品ケースに係止したガスコンロ。
  2. 前記保護リングは、前記バーナ用開口内に挿入される筒部と、前記ガラス天板の上面及び下面に対向して前記筒部を介して連結される上下のフランジ部とを備え、前記延長部は下フランジ部に設けられている請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記部品ケースに、前記延長部を係合させるための凹部を設けた請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
  4. 前記部品ケースは、ガラス天板上面側の操作者の操作を同ガラス天板を介して検出する検出手段及び操作状態を表示する表示手段のうち少なくとも一方を収容している請求項1〜請求項3のうちいずれか1項に記載のガスコンロ。
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