JP4001883B2 - 熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法 - Google Patents

熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱転写プリンタのインクリボン等に好適に使用される熱転写プリンタのインクリボンに関し、特に、検知マークを改良した熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法に関するものである。
従来、この種の熱転写プリンタのインクリボンは、複数の異なるインクの転写領域と、その転写領域の長手方向に対して直角に設けられた検知マークとを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2000−33782号公報(特願平11−130056)
前述した従来の熱転写プリンタのインクリボンは、検知マークに多くの情報を持たせることにより、上位機種、下位機種やメーカー別などの異なるプリンタに同一形状のカセットを使用でき、その識別が可能であって、しかも、転写領域を狭くすることのない熱転写プリンタのインクリボンを提供することが可能となった。
しかし、この形態であると、各転写領域ごとに検知マークを設けなければならず、これによるインク領域の縮小は、コストアップにつながっていた。
本発明の課題は、検知マークの個数を従来のよりも大幅に減少させることにより、転写領域がより広い熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は、複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成されて、前記検知マークの1つは前記群のうちの先頭の組の先頭の転写領域の先端に形成され、前記検知マークの残りは前記先頭の組において前記先頭の転写領域以外の転写領域の先端に形成されていることを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。また、本発明では、前記検知マークの個数を前記群中の組の個数未満として、前記検知マークを前記群の先頭に形成するとともに前記群の先頭の組を除く組のいずれかにおいて転写領域の組のいずれかの先端に形成するようにしてもよい。
本発明では、前記検知マークは、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むことを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
本発明では、前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分と透過率又は反射率が低い部分との透過率又は反射率の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であることを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンである。
また、本発明では、前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率又は反射率が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以下であることを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンとするようにしてもよい。
さらに、本発明は、複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、前記異なる転写領域の版部がそれぞれ多面付けされた複数の転写層印刷胴によって、前記各転写領域を前記1つの群毎に印刷し、前記1つの群の中で、2つ以上の検知マークを検知マーク印刷胴で印刷して、前記検知マークの1つを前記群のうちの先頭の組の先頭の転写領域の先端に形成し、前記検知マークの残りを、前記先頭の組において前記先頭の転写領域以外の転写領域の先端に形成することを特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法である。なお、この製造方法において、前記検知マークの個数を前記群中の組の個数未満とし、前記検知マークを前記群の先頭に形成するとともに前記群の先頭の組を除く組のいずれかにおいて転写領域の組のいずれかの先端に形成するようにしてもよい。
本発明によれば、検知マークの形成個数は、群1つごとに形成されているので、従来のものと比べても短くて済み、大幅なコストダウンにつながるというメリットがある。
また、検知マークに特性の異なる部分を設けたので、転写領域や検知マークの大きさを変えることなく、より多くの情報を記録することができる、という効果がある。
さらに、異なる特性の検知マークを転写領域に設けたので、各組及び各色の転写領域を明確に区別することができる。
転写領域がより広い熱転写プリンタのインクリボンとその製造方法を提供するという目的を、検知マークの個数を従来のよりも大幅に減少させることにより実現した。
以下、図面などを参照しながら、本発明の実施例をあげて、さらに詳細に説明する。
図1は、本発明による熱転写プリンタのインクリボンの実施例1を示す模式図であって、図1(A)は、平面図、図1(B)は、図1(A)のB部拡大図である。
この実施例の転写シート10は、基体シート11と、熱転写層12(121Y,121M,121C、122Y,122M,122C、123Y,123M,123C)と、検知マーク13等を備えている熱転写プリンタのインクリボンである。
基体シート11は、この転写シート10の担体となるものであって、所定の耐熱性と強度を有すればよく、例えば、紙、PET等のプラスチックシート,金属箔などを使用することができる。その厚みは、0.5〜50μm、好ましくは、3〜10μmである。
熱転写層12は、基体シート11上に形成され、イエロー,マゼンタ,シアンの各色の転写領域12Y,12M,12Cの順に1つの組を形成しており、その組が3つ連なる(121Y,121M,121C、122Y,122M,122C、123Y,123M,123C)ことで一つの群を形成している。その各群が長手方向に、複数設けられている。
熱転写層12は、加熱により、溶融若しくは昇華して移行する染料を含有する樹脂からなる層であり、その染料は、好ましくは、熱昇華性の分散染料、油性染料、若しくは、塩基性染料であって、分子量が150〜800、好ましくは、310〜700のものである。これらの内から、熱昇華温度、色相、耐候性、インキ組成中若しくはバインダー中への溶解性などを考慮して選択される。
この熱転写層12は、選択した染料を樹脂と共に溶剤を用いて溶解し、インキ組成物としたのちに、グラビア印刷などの適宜な印刷方式で厚み0.3〜2μmに印刷する。
検知マーク13は、熱転写シート10に関する情報を検出するためのマークであって、光学的、電気的又は磁気的な検知手段により、マークの存在が確認できるものであれば、いかなる素材によって形成されていてもよい。
検知マーク13の形成個数は、各群の先頭であるイエロー(Y)の転写領域121Yのみの先頭部分での形成で十分であり、これにより同じ群内の他のY、M、Cに形成する必要がなく、この転写シート10は、従来のものと比べても短くて済み、大幅なコストダウンにつながるというメリットがある。
熱転写シート10に関する情報は、例えば、熱転写シート10の表裏の区別、記録開始位置、頭と尻尾の区別(方向)、種類、グレード、1巻の熱転写シートで印字できる駒数、終端の予告、各色の熱転写層境界、又は、メーカー名、プリンターのバージョン、真性品か否かの判定などがあげられる。
検知マーク13としては、検知手段との関係で、例えば、使用する光源により区別可能な顔料若しくは染料を樹脂中に含有する組成物によるマークであって光学的に検知するもの、金属粉やカーボンを樹脂中に含有する導電性樹脂又は金属箔によるマークであって電気的に検知するもの、磁性金属若しくは化合物を樹脂含有する磁気組成物又は磁性金属の蒸着膜によるマークであって磁気的に検知するもの、などがある。
検知手段としては、いずれのものも利用可能であるが、装置的に簡略化可能なものは光学的に検知する手段である。
各色の熱転写層12と検知マーク13とが同一区域に重なっている場合に、検知マーク13中の染料若しくは顔料が一般的な色相であるときには、適当な色フィルターを使用する必要が生じるが、熱転写層12中の染料として、赤外線透過性のものを選択し、検知マーク13を赤外線遮光性のマークとして、赤外線により検知すれば、熱転写層12の色相にかかわらず検知ができる。
赤外線遮光性のマークは、赤外線遮光性物質を樹脂中に含有させた組成物により形成でき、赤外線遮光性物質として最適なものは、赤外線を最も吸収しやすいカーボンブラックである。
赤外線遮光性物質を含有させる樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂、もしくは塩化ビニル/アクリル共重合体樹脂、セルロースアセテートブチレートなどが適しており、これらは、単独若しくは混合して用いることができる。これらの樹脂は、更にポリイソシアネート化合物により架橋させてもよい。
赤外線遮光性物質を用いるときに、検知マーク中の赤外線遮光性物質と樹脂の重量比は、赤外線遮光性物質/樹脂=1/10〜10/1であり、厚みは、0.5〜5μm程度である。
赤外線遮光性の検知マーク13を検出する装置の構成は、例えば、走行する熱転写シート10の一方の面に配置された赤外線発光ダイオードなどの赤外線投光器と、赤外線センサー、並びに、熱転写シート10の他方の面に配置された反射板と、赤外線センサーに接続されたコンピュータとからなっており、赤外線センサーからの信号に基づいて、種々の動作をプリンターに指示するものである。
波長が900〜2500nm、特に900〜1000nmの赤外線を発することのできる赤外線投光器と、同様の波長領域に感光する赤外線センサーとを使用すると、熱転写層12中の染料は、この波長範囲の赤外線を吸収しないので、色相にかかわらず、赤外線が熱転写層12中を透過して、赤外線遮光性の検知マーク13の検出効率を増すことができる。
従って、熱転写層12中の染料としては、上記範囲の波長の赤外線を実質上透過するものを選んで使用するのがよい。
なお、このような熱転写シートは、本出願人により提案されている特開平1−202491号に、各部の詳しい組成等が開示されているので、詳細な説明は省略する。
この実施例では、さらに、検知マーク13は、図1(B)に示すように、透過率(又は反射率)が異なる部分13a,13bを含んでいる。この検知マーク13は、書き込む情報によっては、すべての検知マーク13の内で、前記群の中に少なくとも1つ存在するだけでも足りる。
この検知マーク13の異なる部分13a,13bは、その検知マーク13の読み取りに用いる光センサ、ここでは、赤外線(IR)センサに対して、部分的に透過率(又は反射率)が異なるようにしている。
透過率又は反射率が異なる部分13a,13bに関して、透過率(又は反射率)が高い部分と透過率(又は反射率)が低い部分との透過率(又は反射率)の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であることが望ましい。この理由は、目視では、差異がわかりにくく、偽造防止の効果があるからである。
また、異なる部分13a,13bに関して、透過率(又は反射率)が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率(又は反射率)を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率(又は反射率)が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率(又は反射率)を測定した場合に、1%以下であることが望ましい。
透過率(又は反射率)が高い部分の光学特性が、800nm〜950nmのいずれの波長においても透過率(又は反射率)を測定した場合に、10%以下であることが、誤検出が起こりにくく好ましい。例えば、マークインキがもっとも一般的なカーボンブラック練り込みの黒のマークであり、汎用のIRセンサを用いて検知する場合に、IR領域の透過率が10%以上であると検知が安定しない。
透過率(又は反射率)などの異なる部分13a,13bは、前述したグラビア印刷の版の深さを変えることによって、形成することができる。また、透過率( 又は反射率) などの異なる部分13a,13bは、幅や本数を適宜設定することができ、検出時のパルスの幅や個数によって、その情報を検知することができる。
異なる部分13a,13bの検知は、マークの読み取り感度を最も透過率などの低い部位にあわせて、その部分で検知すればよい。例えば、真性品を判断する場合には、目視では、透過率( 又は反射率) などの判別がしにくいために、複雑なパターンにしておけば、容易に判定することができる。
本実施例によれば、検知マーク13を異なる透過率(又は反射率)の部分を設けたので、熱転写シート10に関するより多くの情報を記録することが可能となる。
また、例えば、バージョンの異なるプリンタに使用された場合、真性品でない転写シートのカセットが装着された場合などに、検知マーク13が異なるので、エラーの表示をして、使用できなくすることができる。
なお、プリンタ側の検知の方法は、特公平2- 21951号などに詳しく説明されているので、ここでは、その説明を省略する。
図2は、本発明による転写シートの実施例2〜4を示す平面図である。なお、以下に説明する各実施例では、前述した実施例1と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を付すか、末尾に共通する符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
ここで、各検知マーク13は、実施例1と同様に、透過率(又は反射率)の異なる部分を有している。
実施例2の転写シート10Aは、図2(A)に示すように、熱転写層群12の第1組の各色の転写領域121Y,121M,121Cに対応して、2本の検知マークの131YYと、1本の検知マークの131M、131Cを設けたものである。検知マーク131YY、131M、131Cは、全幅に形成されている。
実施例3の転写シート10Bは、図2(B)に示すように、熱転写層群12の第1組の各色の転写領域121Y,121M,121Cに対応して、検知マーク131Yと、131m,131cを設けたものである。検知マーク131Yは全幅に形成したものであり、検知マーク131m,131cは幅方向の途中まで形成されている。
実施例4の転写シート10Cは、図2(C)に示すように、熱転写層群12の第1組の転写領域121Y,121M,121Cに対応して、検知マーク131YL,131M,131Cを設けたものである。検知マーク131YLは、各群の先頭である121Yに設けた検知マークであり、通常よりも太くなっている。検知マーク131M,131Cは、それぞれ転写領域121M,121Cに形成したものである。
図3は、実施例5〜7による転写シートの検知マークを拡大して示した図である。
実施例5による検知マーク13Aは、図3(A)に示すように、幅方向に透過率の異なる部分13c,13dが形成されている。
実施例6による検知マーク13Bは、図3(B)に示すように、長手方向に透過率の異なる3つの部分13e,13f,13gが形成されている。このようにすれば、さらに多くの情報を記録することができる。なお、透過率の異なる部分は、4つ以上あってもよい。
実施例7による検知マーク13Cは、図3(C)に示すように、透過率の異なる部分13h,13iが、一方を他方が囲むように形成されている。なお、囲まれている部分13hは、2つ以上あってもよい。
以上説明した各実施例では、1つの検知マークに部分的に特性の異なる部分を含むものであったが、以下に示す各実施例では、各検知マークは、均一の特性(部分的には異なる特性を有さない)が、1つの領域を示す検知マークと、他の領域を示す検知マークとが、異なる特性(透過率又は反射率)を有するようにしたものである。
ここで、検知マークの付与の仕方を比較例としてあげて、以下の実施例との差異を明確にしながら説明する。
図4は、転写シートの実施例8〜10を示す平面図である。以下の実施例は、検知マーク42は、マーク自体は均一な特性であるものとする。
実施例8の転写シート40Aは、Y,M,Cを1つの組とする転写領域が3つの組で1つの群を形成し、各群の転写領域の先頭にある第1組の421Y,421M,421Cのみにそれぞれ検知マーク431Y' Y',431M, 431Cを設けたものである。検知マーク431Y' Y' は2本の検知マークであり、2本ともが、431M,431Cよりも透過率( 又は反射率) の高い検知マークである。
また、431M,431Cはそれぞれ透過率( 又は反射率) の低い1本の検知マークである。この場合には、光学センサは、1個で済むという利点がある。また431Y' Y' の透過率( 又は反射率) が他の431M,431Cと異なることにより、各群の開始をプリンタ側に知らせることができ、マークを飛ばすなどの誤検出により、各色がずれて検知されるようなことがなくなる。
透過率又は反射率が異なる検知マークに関して、透過率又は反射率が高い検知マークと透過率又は反射率が低い検知マークとの透過率又は反射率の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であることが望ましい。
また、透過率又は反射率が異なる検知マークに関して、透過率又は反射率が高い検知マークは、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率又は反射率が低い検知マークは、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以下であることが望ましい。なお、透過率又は反射率に関しては、実施例1と同様であるので、詳しい記載は省略する。また、以下の各実施例では、透過率についてのみ説明するが、反射率が異なる場合にも、同様に適用することができる。
実施例9の転写シート40Bは、Y,M,Cを1つの組とする転写領域が3つの組で1つの群を形成し、各群の先頭にある転写領域の初めのY,M,Cにのみ検知マークを設けてある。421Yに、2本の検知マーク431YYを、その他の転写領域421M,421Cには、1本の検知マーク431M,431C' をそれぞれ設けたものである。
このときに、421Cに設けた431C' だけが透過率( 又は反射率) が高く、その他の検知マーク431YY,431Mは透過率( 又は反射率) が低い検知マークとなっている。この場合に、光学センサは、1個で済む利点がある。また、431C' のみが透過率( 又は反射率) が高いために、1つの群の中にあって、第1組の転写領域の終了を知らせる効果もある。しかし、2本の検知マーク431YYを設けた分だけ、基材シートが長くなり、コストアップとなる。
実施例10の転写シート40Cは、図4(C)に示すように、熱転写層42のY,M,C各色の転写領域の後にOP( 表面保護層) 転写領域を備えたものであって、このY,M,C,OPを1組とする転写領域が3組で1つの群を形成する。そのうち、第1組である421Y,421M,421C,421OPのそれぞれに対応して431YY' ,431M,431C,431OPを設けたものである。各群の先頭にあたる転写領域421Yに、透過率( 又は反射率) の異なる2本の全幅の検知マーク431YY' を設け、その他の転写領域421M,421C,421OPには、透過率( 又は反射率) の低い検知マーク431M,431C,431OPを設けたものである。
この場合に、光学センサは、1つで済み、431YY' の形態が431M,431Cと異なることにより、各群の開始をプリンタ側に知らせることができる。また、検知に要する時間も短縮できる。
図5は、本発明による転写シートの実施例11〜13を示す平面図である。
図5( A) 、( B) の各実施例は、図2(B)の転写シート40Bと同じ形態で、異なる種別の転写シート(リボン)を選別することができる。
実施例11の転写シート50Aは、各群の第1組の先頭にある転写領域521Yに、透過率(又は反射率)の高い1本の検知マーク531Y' を設け、その他の転写領域521M,521Cには、幅方向の途中までの短いものであって、かつ、透過率(又は反射率)の低い検知マーク531m,531cをそれぞれ設けたものである。
検知マーク531Y' と、検知マーク531m,531cは、それぞれの検知マーク53の読み取りに用いる光センサ、ここでは、赤外線センサに対して、それぞれ透過率(又は反射率)が異なる(高い又は低い)ようにしている。
実施例12の転写シート50Bは、各群の先頭にある第1組の転写領域521Y、521M,521Cのそれぞれに、転写領域521Yには透過率( 又は反射率) の低い全幅の検知マーク531Y、521Mには、透過率( 又は反射率) の低い幅方向の途中までの短い531mを設け、転写領域521Cには、透過率( 又は反射率) の高い幅方向の途中までの短い531c’を設けたものである。
実施例13の転写シート50Cは、各群第1組の先頭にある転写領域521Yに、図3( A) に示したような、幅方向に透過率( 又は反射率) の異なる一本の検知マーク53Y' m' を設け、その他の転写領域521M,521C,521OPには、透過率( 又は反射率) の低い幅方向の途中までの短い検知マーク531m,531c,531op’をそれぞれ設けたものである。
これらの実施例11〜13によれば、光学センサは、上側の1個でも領域の検知が可能であり、下側にも設けることにより、さらに多くの情報を検知することができる。また、検知マークのために、基材シートが長くなることはなく、検知に要する時間も短縮できる。
図6は、本発明による転写シートの第14〜第15の実施例を示す平面図である。
実施例14の転写シート60Aは、各群第1組の先頭にある転写領域621Yに、透過率( 又は反射率) の高い全幅の検知マーク631Y' を設け、その他の転写領域621M,621Cには、全幅の、かつ、透過率( 又は反射率) の低い検知マーク631M,631Cを設けたものである。
実施例15の転写シート60Bは、各群第1組の先頭にある転写領域621Yに、透過率( 又は反射率) の高い全幅の検知マーク631Y' を設け、転写領域621M,621C,621OPには、全幅の、かつ、透過率の低い検知マーク631M,631C,631OPを設けたものである。
これらの実施例によれば、光学センサは、1つで済み、また、各実施例ともに各群第1組の先頭である631Yに形成された検知マークの形態を同じ第1組の631Mと631Cに形成したものとは変えているので、各群の先頭をプリンタ側に知らせることができ、転写領域のずれを防止することができる。
図7は、本発明による転写シートの実施例16を示す平面図である。
実施例16の転写シート70は、Y,M,Cの3色を1組とした転写領域が5つ連なることで1つの群を形成しており、各群第1組の先頭にある転写領域721Yに、透過率( 又は反射率) の低い1本の検知マーク731Yを設けたものである。
この実施態様では、1個の光学センサによって、各群の開始をプリンタ側に知らせることができ、かつ、転写シートの長さを不必要に長くすることもなく、検知に要する時間も短縮することができる。
図8は、本発明による転写シートの実施例17,18を示す平面図である。
実施例17の転写シート80Aは、各群第1組の先頭にある転写領域821Yに、透過率( 又は反射率) の低い全幅の検知マーク831Yを設け、第2組の先頭にある転写領域822Yに透過率(又は反射率)の高い全幅の検知マーク832Y’を設けたものである。
実施例18の転写シート80Bは、各群第1組の先頭にある転写領域821Yに、透過率( 又は反射率) の低い全幅の検知マーク831Yを設け、第3組の先頭にある転写領域823Yに、透過率( 又は反射率) の高い全幅の検知マーク833Y' を設けたものである。
これらの実施例17,18では、1個の光学センサによって、各群の開始をプリンタ側に知らせることができ、かつ、転写シートの長さを不必要に長くすることもなく、検知に要する時間も短縮することができる。
実施例19の転写シート90は、図9に示すように、熱転写層群92の第1組の先頭にある転写領域921Yに透過率( 又は反射率) の低い全幅の検知マーク931Yを設け、第2組の転写領域922Mに透過率( 又は反射率) の高い検知マーク932M' を設けたものである。
この実施例では光学センサは1つで済み、1つの郡内に二つの検知マークを設けることで各転写領域の位置を正確に検知することができ、誤検出による各色がずれて検知されるようなことがなくなる。
実施例20の転写シート100は、図10に示すように、熱転写層群102の第1組の先頭にある転写領域1021Yに透過率( 又は反射率) の低い全幅の検知マーク1031Yを設け、第2組の転写領域1022Mに透過率( 又は反射率) の高い検知マーク1032M' を設け、第3組の転写領域1023Cに透過率( 又は反射率) の低い検知マーク1033Cを設けたものである。この実施例では光学センサは1つで済み、1つの郡内に三つの検知マークを、1 つ目は第1 組の第1 転写領域1021Y、2つ目は第2組の第2転写領域1022M、3つ目は第3組の第3転写領域1023Cに設けることで、各郡内転写領域の位置を正確に検知することができ、誤検出による各色がずれて検知されるようなことがなくなる。
(転写シートの製造方法の実施例)
図11は、本発明による転写シートの製造方法の実施例(実施例21)を説明する図である。
この実施例21では、YMCの各印刷胴101,102,103は、1つの群をなす転写層12の略同じ円周をもつものであり、YMCの各転写層12nY,12nM,12nCの版部が、3つずつ(n=1〜3)設けられている(3面付け)。
また、マーク印刷胴104は、同じ円周をもち、1組目のYの転写層121Yの先頭のみに、検知マーク13Yの版部が設けられている。
まず、Y印刷胴101で、3つのY転写領域121Y,122Y,123Yを同時に印刷し、ついで、M印刷胴102で、3つのM転写領域121M,122M,123Mを同時に印刷し、さらに、C印刷胴103で、3つのC転写領域121C,122C,123Cを同時に印刷する。そして、最後に、マーク印刷胴204によって、異なる検知マーク13を印刷する。
この検知マーク13は、従来のYMCの色を表す情報の他に、製造時の版部に対する位置関係を表す情報が記録されており、製造した転写シート10の各転写層12の特性を予め測定しておき、プリンタで印字するときに、その特性の補正値を入力することによって、色合いの補正を行うことができる。
本実施例によれば、各転写層を3面付けすることによって、転写シート10を効率よく製造することができる。また、転写シート10の検知マーク13によって、3面付された各転写層の組の位置関係を知ることができるので、その特性を補正した転写を行うことによって、むらのない良好な画像を形成することができる。
(変形例)
以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、検知マークの異なる部分、又は、異なる検知マークは、光センサに対する透過率又は反射率の異なるものとして説明したが、電気的センサに対する特性(導電率)や、磁気的センサに対する特性(透磁率)などを異ならせるようにしてもよい。
また、転写シートは、受容層をもつシート等にも適用することができる。
さらに、検知マークをバーコードにして、それ自体に多くの情報を持たせるようにしてもよい。
さらにまた、異なる検知マーク(実施例8〜実施例20)は、部分的に異なる部分(実施例1〜実施例7)を含むようにしてもよい。
本発明による転写シートの第1実施形態を示す模式図であって、図1(A)は、平面図、図1(B)は、図1(A)のB部拡大図である。 本発明による転写シートの第2〜第4の実施形態を示す平面図である。 第5〜第7の実施形態による転写シートの検知マークを拡大して示した図である。 本発明による転写シートの第8〜第10の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第11〜第13の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第14、第15の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第16の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第17,第18の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第19の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの第20の実施形態を示す平面図である。 本発明による転写シートの製造方法の第1実施形態を説明する図である。
符号の説明
10,40,50,60,70,80,90,100 転写シート
11 基体シート
12,42,52,62,72,82,92,102 熱転写層
13,43,53,63,73,83,93,103 検知マーク
13a〜13i 透過率の異なる部分

Claims (7)

  1. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、
    形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成されており、
    前記検知マークの1つは前記群のうちの先頭の組の先頭の転写領域の先端に形成され、前記検知マークの残りは前記先頭の組において前記先頭の転写領域以外の転写領域の先端に形成されていること、
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  2. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、
    形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成されており、
    前記検知マークの個数は前記群中の組の個数未満であり、前記検知マークは前記群の先頭に形成されるとともに前記群の先頭の組を除く組のいずれかにおいて転写領域の組のいずれかに形成されていること、
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  3. 請求項1又は2に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークは、その検知マークの読み取りに用いる光センサに対して、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むこと
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  4. 請求項3に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分と透過率又は反射率が低い部分との透過率又は反射率の差が、可視領域(400nm〜700nm)のいずれの波長においても、10%以下であること
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  5. 請求項3に記載の熱転写プリンタのインクリボンにおいて、
    前記検知マークの内で、部分的に透過率又は反射率が異なる部分を含むマークに関して、透過率又は反射率が高い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以上10%以下であり、かつ、透過率又は反射率が低い部分は、800nm〜950nmのいずれの波長においても、透過率又は反射率を測定した場合に、1%以下であること
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボン。
  6. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
    前記異なる転写領域の版部がそれぞれ多面付けされた複数の転写層印刷胴によって、前記各転写領域を前記1つの群毎に印刷し、
    前記1つの群の中で、2つ以上の検知マークを検知マーク印刷胴で印刷して、前記検知マークの1つを前記群のうちの先頭の組の先頭の転写領域の先端に形成し、前記検知マークの残りを、前記先頭の組において前記先頭の転写領域以外の転写領域の先端に形成すること、
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。
  7. 複数の異なるインクの転写領域が順に並んで形成された組が、複数形成され、形成された同一の組が、3つ以上連なることで1つの群を形成し、この群1つごとに、検知マークが2つ以上形成された熱転写プリンタのインクリボンを製造する熱転写プリンタのインクリボンの製造方法において、
    前記異なる転写領域の版部がそれぞれ多面付けされた複数の転写層印刷胴によって、前記各転写領域を前記1つの群毎に印刷し、
    前記1つの群の中で、2つ以上の検知マークを検知マーク印刷胴で印刷して、前記検知マークの個数を前記群中の組の個数未満とし、前記検知マークを前記群の先頭に形成するとともに前記群の先頭の組を除く組のいずれかにおいて転写領域の組のいずれかの先端に形成すること、
    を特徴とする熱転写プリンタのインクリボンの製造方法。
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