JP3999779B2 - 掃除機用の拭き具 - Google Patents
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Description
また、掃除機の吸口体内に着脱可能な状態で、雑巾ホルダを設けた拭き掃除兼用掃除機ノズルがある。(例えば特許文献2参照)
更に、吸口体の吸引部を覆うカバーを、吸口体に取付けてカバーで拭き掃除を行う電気掃除機吸い口部のカバーがある。(例えば特許文献3参照)
また、この接続ぞうきんは、吸口体とは独立した製品であるが、吸口体やホースに取付けるための取付手段が複雑であり、操作性なども良くないものであった。
特許文献2に示す拭き掃除兼用掃除機ノズルは、雑巾ホルダーが吸口体内に収納されるために、専用の吸口体が必要であって、汎用性が薄くて市販の掃除機には、全く使用できないという欠点があった。
特許文献3に示す電気掃除機吸い口部のカバーは、吸口体の吸引部を覆うために、吸引力が弱くなるだけではなくて、吸引部の前方にあるカバーで、集塵する前に拭き掃除を行ってしまうことになる。
その結果、ごみを吸口体の前方に押し出してしまうことになるので、本来の集塵量が得られなくなるという大きな欠点があった。
本発明は、このような欠点を解消するためになされたものであり、構造が簡単で吸口体への取付けも容易であって、掃除機の持っている本来の集塵力をそのまま生かして集塵し、同時に拭き掃除もできる掃除機用の拭き具の提供を目的とする。
請求項1に記載した掃除機用の拭き具は、板材を二枚重ねにして、その一辺側を固着すると共に、他端側は固着することなく、前記板材が重合して接触しただけの開放端として拭き具本体を形成した。
この拭き具本体の前記開放端内面の一方には、拭き掃除シートの一端を取付ける第1の取付手段を設けると共に、この第1の取付手段を設けていない方の板材の外表面には、第2の取付手段を前記開放端側に設けた。
この第2の取付手段と接合する第3の取付手段を電気掃除機の吸口体に配設することで掃除機用の拭き具とした。
この掃除機用の拭き具に設けた前記第1の取付手段と、第2の取付手段の一部を利用して、掃除用シートを取付けると共に、第2の取付手段と第3の取付手段とを接合すると、掃除機用の拭き具を吸口体に取付けることができる。
このような状態で掃除機を使用することによって、掃除機での集塵と拭き具による拭き掃除とが同時にできるものである。
請求項2に記載した掃除機用の拭き具は、請求項1に記載した二枚重ねの拭き具本体を、一枚ずつ重ねることなく、大きな板材を折曲して重ね合せたものであり、折曲して互いに連接した複数枚を重合すると共に、その最終端を開放した状態の開放端として、これを拭き具本体としたものである。
拭き掃除シートの第1の取付手段や、第2、第3の取付手段などの取付けは、請求項1に記載のものと同様である。折曲して形成した拭き具本体は、互いの接合が容易であり、拭き具本体としての強度も折曲した枚数によって、容易に選択することができる。
すなわち、掃除機の吸口体後方に掃除機用の拭き具を設けたことにより、吸引力を阻害することなく、拭き掃除も同時に行うことができるようになった。
拭き具本体は、吸口体が床面に接する位置に取付けたことによって、拭き具を床面に押し付けながら使用することになるので、拭きの効果を更に向上させることができた。
化学繊維よりなる掃除シートは、圧接布などの取付手段に簡単に取付けられ、拭き具本体の開放端側にはさまれた状態であるから、使用中に外れるようなことがない。
掃除機用の拭き具は、吸口体に圧接するだけで取付けできると共に、掃除の場所によっては、簡単に取外した状態で使用することもできるなど多くの効果を得ることができた。
図1で示すように、本発明の掃除用の拭き具10は、二枚の板材を重ね合わせて、その一辺側を固着すると共に、他端側を固着せずに開放端15とした拭き具本体12と、この拭き具本体12の開放端側に設けた複数の取付手段とからなる。
このような拭き具本体12と、複数の取付手段などについて、更に詳細に説明する。
図2で示すように拭き具本体12には、二枚の長方形よりなる板材13を重ねると共に、図中の斜線で示す接着面14に、図示しない接着剤や両面接着テープなどで、固着している。
また、固着しない他端側は、互いに重なり合っただけであり、押し開くことができる開放端15を形成している。
この第1の取付手段16は、拭き掃除用に用いるシートの材質によっても異なるが、シートとして化学繊維よりなるシートを用いた場合は、圧接することにより接合でき、マジックテープ(商標)とも呼ばれる市販の圧接布を用いている。
また、図中の上側の板材13の開放端15側には、前述した図示しない拭き掃除用シートの最終端部を、その一部に取付ける第2の取付手段18を設けている。
この第2の取付手段18も、市販のマジックテープ(商標)とも呼ばれ、互いに圧接することにより接合できる圧接布である。
尚、この第2の取付手段18は、後述する吸口体への取付手段ともなるものであり、前述した第1の取付手段16の面積よりも広い方が望ましい。
第2の取付手段は拭き具本体12の外表面に、また、第1の取付手段16を開放端15の内側に設けたことに、大きな特徴を有するものである。
第1の取付手段16と第2の取付手段18とは、図1の例ではどちらも圧接布を用いて対応することが可能であるから、同じ圧接布を設けた二枚の板材13を重合するだけで、拭き具本体12を形成することも可能であり、製造も容易である。
拭き掃除に用いるシートは、住宅用掃除シートとして各種のものが市販されており、使い捨てシートを用いる例について説明する。
化学繊維よりなる拭き掃除用のシートは、化学繊維で作られた圧接布とも接合しやすくて、着脱も容易である。
図3で示すように、拭き掃除を行うために用いる掃除シート19は、掃除機用の拭き具10の開放端15を広げると共に、図2で示した第1の取付手段16上に、掃除用シート19の一端を圧接して取付ける。
更に、その状態から図4で示すように、掃除機用の拭き具10の外周囲を、巻き回すようにして、その終端部を第2の取付手段18の一部に圧接することで取付けることができる。
図5で示すように吸口体20は、ホース25を介して掃除機の本体側に接続され、集塵用の吸口22を設けている。このような吸口体20の、床接触面のホース25側の両端に、第3の取付手段26を設けている。
この第3の取付手段26は、掃除機用の拭き具10に設けた第2の取付手段18と対応させて、両者を互いに接合させるものであり、表面の柔らかなメス側の圧接布を配設している。その理由は、掃除機用の拭き具10は、不使用の状態で掃除することもあって、床面に傷を付けないように配慮したからである。
このような第3の取付手段26は、図示しない両面接着テープなどによって、吸口体20に簡単に取付けることができる。
第3の取付手段26を取付けた吸口体20には、図6で示すように掃除シート19を巻き付けた掃除機用の拭き具10を取付ける。この取付けは、吸口体20に設けた第3の取付手段と、掃除機用の拭き具10に設けた第2の取付手段18とを、重ねて互いに圧接することで装着できる。
掃除は集塵後に拭くことが一般的であり、本発明の掃除機用の拭き具10も、このような例にならって掃除をすることができるものである。
これは吸口22の後方に拭き具を配置したことで、掃除機の持つ集塵力を全く損なうことなく、拭き掃除ができるものである。しかも、掃除機用の拭き具10は、吸口体20の床面と接する面に取付けられていることで、拭き具も吸口体20の重さや、使用中にかかる吸口体への押圧力を受けるために、常に床面側に押圧された状態で使用される理由で、良好な拭き掃除ができる作用を持っている。
また、掃除シート19は、拭き具本体12の開放端15内部で、はさまれた状態に取付けられていることと、掃除中の吸口体20には、床面を押圧する力が付加されていることとで、掃除シートが使用中に外れないような作用を倍増させている。
その結果、使用中に掃除シート19が外れることもなく、良好な拭き掃除ができるようになっている。
尚、板材13の材質としては、ゴム板や軟質製の合成樹脂板、又はフェルト材やコルク材など厚地の軟質材を主に用いている。
図8で示すように、本発明の他の例である掃除機用の拭き具30は、拭き具本体32として、広い面積の網体よりなる板材を折曲して形成しており、網体の特徴を生かして、掃除シートの取付手段を、網体の一部で形成している。
尚、吸口体への取付けは、前述例と同様なので、詳細な説明は省略する。
拭き具本体32は、合成樹脂製の網体よりなる板材を折曲して、二枚重ねに形成することで、一端側が固着され他端側が開放端35となる。
このような拭き具本体32は、前述例と同様に掃除シートの取付手段と、吸口体への取付手段とを設ける。これらの取付手段は、前述例と同様でも良いが、図7で示す例は板材として網体を用いたことで、この特徴を生かして網体の一部を切断し、コ字状の切欠37を設けることで、掃除シートの取付手段としている。
この取付手段について説明すると、図8で示すように板材を折曲した際に開放端35となる板材の一方の両端部に、コ字状の切欠よりなる第1の取付手段36を設けている。
他端側の板材の両端は、前述例の第2の取付手段と同じでも良いが、図8で示す例では、前述例の圧接布とコ字状の切欠とからなる2種類の取付手段を設けることで、第2の取付手段38としている。
図中の点線よりなる枠で示したものが圧接布であり、吸口体への取付手段である。また、コ字状の切欠37は、巻き回して取付ける掃除シートの、終端取付部となる取付手段である。
このように形成した板材は、図中の中央部に示す折曲33で折り曲げることにより、拭き具本体32を形成することができる。
コ字状の切欠37よりなる取付手段は、図9で示すように網体の一部を、コ字状に切断39することにより、形成することができる。切断して切起こした切欠37の中へ掃除シートを押し込むと、切欠37には復元力があることと、吸口体に取付けた状態では、上側から押圧された状態になることとで取付ができる。切断した切欠の突起部分が、掃除シートの外れを阻止するように作用するので、更に取付を確実に行うことができるものである。
他の例で示す拭き具本体42は、図7で示したと同様に、網体よりなる板材を用いている。図7で示す例では、板材を二枚重ねとなるように折曲したが、図10で示す拭き具本体42は、これを三枚重ねとなるように折曲している。
すなわち、網体よりなる板材を、2個所で折曲することにより、拭き具本体として全体の強度を向上させたものである。換言すれば、弱い板材でも複数回の折曲を行うことで、強度のある拭き具本体を得ることができる。
この折曲した最終端の位置が、開放端45となり、切欠を設けて掃除シートの取付手段とすることも前述例と同じである。
また、更に強度を向上させるためには、複数回の折曲を行うだけではなく、折曲した拭き具本体の長手方向にそった中央部を、互いに溶着させて一体化することにより、強度を向上させることは、図7で示す例も含めて同じである。
このような拭き具本体42は、取付手段も含めて前述例と同様に形成することで、掃除機用の拭き具40としたものである。
12 拭き具本体
13 板材
15 開放端
16 第1の取付手段
18 第2の取付手段
19 掃除シート
20 吸口体
26 第3の取付手段
30 掃除機用の拭き具
32 拭き具本体
35 開放端
36 第1の取付手段
37 切欠
38 第2の取付手段
40 掃除機用の拭き具
42 拭き具本体
45 開放端
Claims (2)
- 板材を積重ねてその一辺側を固着すると共に、この固着した辺と対向する他端側は、前記板材が重合して互いに接触する状態の開放端にして、この開放端内に拭き掃除用の掃除シートを取付け可能にした拭き具本体と、
この拭き具本体の前記開放端の内側で、前記重合したどちらか一方の面の板材に設けられて、前記掃除シートの一端を取付ける第1の取付手段と、
この第1の取付手段が設けられていない前記板材の開放端側外表面で、前記掃除シートを前記拭き具本体に巻廻した状態で取付けたその端部を取付ける第2の取付手段と、
この第2の取付手段の一部と接合すると共に、前記拭き具本体を電気掃除機の吸口体後部に配設するために、この吸口体の一部に配設した第3の取付手段とからなる掃除機用の拭き具。 - 板材を折曲して互いに連結した複数枚の積重ね状態にすると共に、この折曲した板材の最終端を他の連結部分とは重合して互いに接 触する開放端にして、この開放端内に拭き掃除用の掃除シートを取付け可能にした拭き具本体と、
この拭き具本体の前記開放端の内側で、前記重合したどちらか一方の面の板材に設けられて、前記掃除シートの一端を取付ける第1の取付手段と、
この第1の取付手段が設けられていない前記板材の開放端側で、前期掃除シートを前記拭き具本体に巻廻した状態で取付けたその端部を取付ける第2の取付手段と、
この第2の取付手段の一部と接合すると共に、前記拭き具本体を電気掃除機の吸口体後部に配設するために、この吸口体の一部に配設した第3の取付手段とからなる掃除機用の拭き具。
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