JP4073267B2 - 清掃用シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハウスダストなどのゴミを捕集する使い捨ての清掃用シート及び清掃布に関わり、特に、ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シートを主体として構成され、清掃用具に装着されて使用される清掃用シート及び清掃布に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
建物内の調度品、壁、床、車内の装備品などの清掃対象物の表面を清掃するための清掃用具が各種提案されている。それらの中でも柄の先端部の装着部に、不繊布等で製造された清掃用シートを装着して使用するものがある。
【0003】
しかし、従来用いられている清掃用シートは、髪の毛や綿埃、土埃などのゴミを不織布の繊維に絡めて捕集することはできるが、細かいゴミや、砂、小石、食物の破片、米粒、ゴマ等の粒で大きさが約1mm以上の粗い固形のゴミをすべて繊維に絡めて捕集することが困難であった。このため、これらのゴミは、ちりとりや電気掃除機等を用いて処理しなければならなかった。
【0004】
そこで、特開平9−164110号公報及び持開平9−224895号公報に記載のように、繊維に絡めて捕集できないゴミを、清掃布の清掃部に設けた粘着部に付着させて捕集する清掃用シートが提案されている。
【0005】
しかし、これらの清掃用シートは、通常の清掃方法、即ち、清掃用シートを被清掃面上に滑らせて清掃する方法では前記ゴミがその粘着部に捕集されないので、使用者がそれらのゴミを狙ってゴミの上から清掃用シートを一定以上の力でその粘着部に押し付けなければならなかった。このため、清掃用具を押し付けてゴミを付着させようとしても、捕集されなかった種々のゴミのうち、粗いゴミ、すなわち、粒径の大きいゴミや厚みの大きいゴミが先に粘着部に捕集されてしまうと、この粗いゴミによって清掃用シートの清掃部が清掃対象に密着できなくなり、その他の捕集されなかった種々のゴミが捕集できなるほか、さらに繊維に絡めて捕集できるはずのゴミも捕集できなくなる場合があった。また、粘着部が清掃用シートの清掃部に設けられているため、前記粗いゴミを捕集する前に綿埃等の細かいゴミで粘着部が覆われてしまい、粘着力が低下して肝心の粗いゴミが捕集できなくなる問題があった。
【0006】
また、特開平9−173261号公報や特開平11−128156号公報には、繊維にゴミを絡めたり吸着して捕集する繊維層を剥がすと、その下から粘着層が現れるように設けられ、その粘着層を使用して当該繊維に絡めて捕集できないゴミを捕集するように設けられた清掃用シートが提案されている。
【0007】
しかし、ゴミが絡まった繊維層を剥がすときに手が汚れて不衛生であるほか、粘着層が現れてからは前記従来技術の場合と同様に一部の粗いゴミが捕集できなかったり、粘着層でゴミを捕集した後に再度剥がした繊維層で粘着層を覆って捕集しようとすると粘着層に捕集したゴミによって繊維層が粘着層に付着できなかったり、付着できても捕集したゴミで部分的に繊維層が盛り上がって、床等の被清掃面に対してゴミを捕集することができないか、或いは、被清掃面を傷つける摩擦抵抗が大きくなる等操作性に劣るものであった。
【0008】
従って、本発明の目的は、繊維に絡めたり吸着して捕集できないゴミを確実に捕集することができ、しかも操作性に優れる清掃用シート及び清掃布を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シートを主体として構成され、清掃用具の板状の装着部に装着されて使用される清掃用シートにおいて、
前記基材シートにおける清掃対象物表面のゴミを捕集する清掃面以外の部分に、該清掃面で捕集できずに残ったゴミを捕集するゴミ捕集材を備えており、
前記ゴミ捕集材は、前記基材シートに折り畳み状態若しくは巻き取った状態で固定されており、且つ前記ゴミに接触させるか又は近づけて該ゴミを捕集するゴミ捕集面を有していることを特徴とする清掃用シートを提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0010】
また、本発明は、ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シートを主体として構成されており、該基材シートが貼り合わされて、その内側に挿入空間を有する袋状に形成され、前記挿入空間に、装着部を柄の先端部に備えた清掃用具の該装着部が挿入されて使用される清掃布において、前記基材シートにおける、前記装着部に装着されたときに清掃対象物の表面のゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する清掃部以外の部分に、該清掃部で捕集できなかったゴミを捕集するゴミ捕集材を備えており、前記ゴミ捕集材が、前記基材シートに折り畳み状態若しくは巻き取った状態で固定されており、且つ前記ゴミに接触させるか又は近づけて該ゴミを捕集するゴミ捕集面を有していることを特徴とする清掃布を提供することにより、前記目的を達成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
【0012】
図1及び図2は、本発明の清掃用シートを、床面をすべらせてゴミを捕集する清掃用具に装着されて用いられる清掃用シートに適用した第1実施形態を示すものであり、該清掃用シートが清掃用具の装着部に装着された状態を示すものである。これらの図において、符号1は清掃用シート、10は清掃用具を示している。また、清掃用具10の柄11は先端部のみを図示している。
【0013】
図1に示すように、清掃用シート1は、ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シート2を主体として構成され、清掃用具10の柄11の先端部に取り付けられた板状の装着部12に装着されて使用されるものである。本実施形態では、装着部12に弾性変形可能な複数の片部で設けられたスリット部13が4箇所設けられており、清掃用シート1の基材シート2がスリット部13に押し込まれて固定されている。
【0014】
清掃用シート1は、前記基材シート2における清掃対象物表面のゴミを捕集する清掃部20以外の部分(以下、非清掃部ともいう。)21のほぼ中央部に、清掃部20で捕集できなかったゴミを捕集するゴミ捕集シート(ゴミ捕集材)3を備えている。
【0015】
本実施形態では、前記基材シート2は、装着部12の底面部12aを覆う面が清掃部20に設けられており、それ以外の部分、即ち、装着部12の正面部12b、背面部12c及び上面部12dを覆う面が非清掃部21に設けられている。
【0016】
基材シート2は、従来からゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する清掃用シートに用いられているものを特に制限なく用いることができる。基材シート2には、紙、不織布、フィルム、繊維の等、パイル等の他、例えば、特開平7−184815号公報の明細書の段落〔0008〕〜〔0018〕に記載の清掃用シートを用いることができる。また、基材シート2は、鉱物油、合成油、シリコーン油等の油剤成分や界面活性剤を1種類以上含んだ液剤を担持させ、該液剤の吸着力でゴミを繊維に吸着させるものを用いることもできる。
【0017】
基材シート2の非清掃部21のほぼ中央部には、当該基材シート2に前記ゴミ捕集シート3を折り畳み状態で固定する固定部材22(図2(a)参照)が取り付けられており、ゴミを捕集した後でもゴミ捕集シート3を折り畳み状態に安定的に維持できるようになっている。該固定部材は、表面に粘着性を有する粘着テープ、ファスニングテープ等で設けることができる。
【0018】
前記ゴミ捕集シート3は、前記清掃部20で捕集できなかったゴミを粘着力で捕集する粘着面(捕集面)30と、粘着面30に連設され、折り畳んだ状態で該粘着面30を被覆する被覆面31と、被覆面31に連設された接着基部32とを有している。ゴミ捕集シート3は、接着基部32において基材シート2に接着固定されている。被覆面31と接着基部32との間には、ミシン目からなる切断線33(図2(a)参照)が設けられており、切断線33でゴミ捕集シート3を切断することにより、当該ゴミ捕集シート3が基材シート2から部分的に分離できるようになっている。
【0019】
ゴミ捕集シート3の基材は、紙、不織布、織布、合成樹脂フィルム、カーボン、金属層を有するフィルム、ウレタンフォーム等合成樹脂製の発泡体(多孔質材)等シート状のものであれば材質に関わらず用いることができる。該基材は、天然素材、合成素材の何れからなるものでもよい。そしてこれらの中でも、操作性、加工性、コスト等の点から紙、不織布、合成樹脂フィルムが好ましい。該基材の坪量は、操作性、加工性、剛性、柔軟性の点から1〜10000g/m2であることが好ましく、5〜1000g/m2であることがより好ましく、10〜500g/m2であることがさらに好ましい。また、該基材の厚さは、操作性、加工性、剛性、柔軟性等の点から1〜10000μmであることが好ましく、5〜3000μmであることがより好ましく、10〜1000μmであることがさらに好ましい。
【0020】
前記粘着面30の粘着力は、粘着テープ・粘着シートの試験方法(JIS Z0237 14)でボールの”呼び”の32倍であるボールNo.で1〜30であることが好ましく、3〜28であることがより好ましく、5〜25であることがさらに好ましい。粘着力が弱すぎると清掃部で捕集できなかったゴミを捕集できなくなり、強すぎると被清掃面に強く接着して剥離が困難となって操作性が悪くなるほか、無理に剥離をして被清掃面が損傷したり、ゴミ捕集シートが破れたりする。
【0021】
粘着面30に用いられる粘着剤には、天然ゴム系、スチレン/ブタジエンラテックス系、スチレン系、アクリル系、シリコーン系の粘着剤、熱可塑性ゴム、ABAブロックコポリマー、ブチルゴム、ポリイソブチレン、ビニルエーテルポリマー等が挙げられ、これらの中でも、特に、加工性、保存安定性、粘着力の持続性、のり移り等の点からスチレン系、アクリル系の粘着剤が好ましい。
【0022】
粘着面30は、平面以外に、凹凸であったり、切り込みが入れてあったり、また、粘着剤がドットや各種の模様でパターンづけられていても良い。
【0023】
ゴミ捕集シート3は、未使用状態では、二つ折りに折り畳まれており、粘着面30は、被覆面31で被覆されている。
【0024】
被覆面31は、前記粘着面30に繰り返して被覆ができるように、ゴミ捕集シート3の基材に易剥離性処理、エンボス加工、立体成形等の表面処理を施して設けることが好ましい。
【0025】
本実施形態の清掃用シート1は、基材シート2の表側を使用した後に裏返して裏側を使用する場合にもゴミ捕集シート3が使用できるように、表裏が同じように設けられており、前記ゴミ捕集シート3を基材シート2の裏側にも備えている。
【0026】
図1に示すように、本実施形態の清掃用シート1は、未使用状態では、ゴミ捕集シート3が前方に位置するように清掃具10の装着部12に装着される。そして、基材シート2の清掃部20で床を掃いて綿埃、土埃、髪の毛等のゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集した後、清掃部20で捕集できなかったゴミは、図2(a)に示すように、二つ折りにされたゴミ捕集シート3を伸ばして粘着面30を露呈させ、該粘着面30にその粘着力で付着させて捕集することができる。
【0027】
ゴミ捕集シート3でゴミを捕集した後は、図1に示すように、再び被覆面31で粘着面30を覆うようにゴミ捕集シート3を折り曲げる。この時、捕集したゴミが多く、ゴミ捕集用シート3にこれ以上ゴミが捕集できない場合は、図2(b)に示すように、ゴミ捕集シート3を前記切断線33で切断して基材シート2から分離し、分離したゴミ捕集シート3ごと捕集したゴミを廃棄する。ゴミ捕集シート3にゴミを捕集する能力が残っている場合には、図1の状態で再び通常の清掃を行った後、図2(a)のように使用することができる。
【0028】
基材シート2の裏面の清掃部を使用する場合には、基材シート2を装着部12から外して裏返し、図1と同様にして当該基材シート2の未使用面を外側に向けて装着部12に取り付ける。そして、表面と同様にして清掃部20で通常の清掃を行い、清掃部20で捕集できなかったゴミは、前記同様にしてゴミ捕集シート3で捕集する。ゴミ捕集シート3の捕集能に応じて表面の場合と同様の操作を繰り返し行った後、清掃用シート1を装着部12から取り外して廃棄する。
【0029】
以上説明したように、本実施形態の清掃用シート1によれば、基材シート2の繊維に絡めたり吸着して捕集できないような粗いゴミや細かいゴミを、ゴミ捕集シート3の粘着面30に付着させて捕集できるので、清掃対象物表面のゴミを余すことなく捕集することができる。また、ゴミ捕集シート3で捕集したゴミは、ゴミ捕集シート3を折り畳んで廃棄できるので、手を汚すことなく衛生的に廃棄することができる。また、ゴミ捕集シート3を基材シート2の非清掃部21に備えているので、清掃部20でゴミを捕集しているときにゴミ捕集シート3に綿埃などの細かいゴミが捕集されることがなく常にその捕集力を維持することができ、その後のゴミ捕集シートの使用に支障を来すことがないほか、ゴミ捕集シート3で粗いゴミを捕集した後再度清掃部20で捕集前とかわらない清掃を行うことができ、操作性に優れている。
【0030】
また、ゴミ捕集シート3におけるゴミを捕集した部分を切断線33で分離できるようになっているため、表を使用した基材シート2を裏返して使用するときにも、ゴミを捕集した部分で装着部12の上面が汚れることがない。また、基材シート2がゴミ捕集シート3で捕集されたゴミで膨らんだりすることがないため、基材シート2を裏返して清掃用具10の装着部12に装着するときも何等支障を来すことがない。
【0031】
図3は、本発明の参考実施形態(以下、本実施形態ともいう。)を示すものであり、該清掃用シートが清掃用具の装着部に装着された状態を示すものである。図3において、前記第1実施形態と共通する部分については、同一符号を付している。従って、特に説明のない部分については、前記第1実施形態における説明が適宜適用される。
【0032】
図3に示すように、本実施形態の清掃用シート1’は、基材シート2の非清掃部21のほぼ中央部に、粘着面30を有するゴミ捕集シート3が接着固定されている。ゴミ捕集シート3の粘着面30は、未使用状態では、前記同様の表面処理が施された被覆面31を有する被覆材34で被覆されており、被覆材34は、その接着基部32において基材シート2に接着固定されている。
【0033】
被覆材34の基材は、紙、不織布、織布、合成樹脂フィルム、カーボン、金属層を有するフィルム、ウレタンフォーム等の合成樹脂製の発泡体(多孔質材)等シート状のものであれば材質に関わらず用いることができる。該基材は、天然素材、合成素材の何れからなるものでもよい。そしてこれらの中でも、操作性、加工性、コスト等の点から紙、不織布、合成樹脂フィルムが好ましい。該基材の坪量は、操作性、加工性、剛性、柔軟性の点から1〜10000g/m2であることが好ましく、5〜1000g/m2であることがより好ましく、10〜500g/m2であることがさらに好ましい。また、該基材の厚さは、操作性、加工性、剛性、柔軟性等の点から1〜10000μmであることが好ましく、5〜3000μmであることがより好ましく、10〜1000μmであることがさらに好ましい。
【0034】
被覆材34の外表面には、ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集するゴミ捕集層35が設けられている。ゴミ捕集層は、前記基材シート2に用いられるシートを前記被覆材34の前記基材に接着することによって設けられている。
【0035】
本実施形態の清掃用シート1’は、基材シート2の表側を使用した後に裏返して裏側を使用する場合にもゴミ捕集シート3が使用できるように、表裏が同じように設けられており、前記ゴミ捕集シート3を基材シート2の裏側にも備えている。
【0036】
本実施形態の清掃用シート1’は、前記第1実施形態の清掃用シート1と同様に、基材シート2の清掃部20で床を掃いて綿埃、土埃、髪の毛等のゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する。そして、清掃部20で捕集できなかったゴミは、図3に示すように、接着基部32を起点として被覆材34を剥がし、ゴミ捕集シート3の粘着面30を露呈させ、さらに、基材シート2を装着部12から部分的に取り外し、粘着面30をゴミに向けて押しつけ、その粘着力で付着して捕集する。
【0037】
粘着面30でゴミを捕集した後、前記被覆材34を元に戻し、付着したゴミとともに粘着面30を被覆し、基材シート2を装着部12に装着する。
【0038】
基材シート2の裏面の清掃部を使用する場合には、基材シート2を装着部12から外して裏返し、当該基材シート2の未使用面を外側に向けて装着部12に取り付ける。そして、清掃部20で捕集できなかったゴミは、前記同様にしてゴミ捕集シート3で捕集して廃棄する。ゴミ捕集シート3の捕集能に応じて捕集操作を繰り返し行った後に廃棄してもよい。
【0039】
以上説明したように、本実施形態の清掃用シート1’によれば、前記第1実施形態の清掃用シート1と同様に、基材シート2の繊維に絡めたり吸着して捕集できないような粗いゴミや細かいゴミをゴミ捕集シート3に粘着させて捕集できるので、清掃対象物表面のゴミを余すことなく捕集することができる。また、ゴミ捕集シート3を基材シート2の非清掃部21に備えているので、清掃部20でゴミを捕集しているときにゴミ捕集シート3に綿埃などの細かいゴミが捕集されることがなく常にその捕集力を維持することができ、その後のゴミ捕集シートの使用に支障を来すことがないほか、ゴミ捕集シート3で粗いゴミを捕集した後再度清掃部20で捕集前とかわらない清掃を行うことができ、操作性に優れている。
【0040】
また、被覆材34の外表面に繊維で絡めたり吸着してゴミを捕集するゴミ捕集層が設けられているので、仮に清掃具10から取り外して手で使用するときにその部分で清掃することができる。
【0041】
また、ゴミ捕集シート3の粘着面30に付着したゴミを被覆材34で被覆できるので、捕集したゴミで装着部12の上面が汚れることがない。
【0042】
図4、図5(a)及び(b)、並びに図6(a)及び(b)は、本発明の清掃用シートを、床面を掃いてゴミを捕集する清掃用具に装着されて用いられる清掃用シートに適用した第〜第実施形態を示すものであり、該清掃用シートが清掃用具の装着部に装着された状態を示すものである。これらの図において、前記第1、及び前記参考実施形態と共通する部分については、同一符号を付している。従って、特に説明のない部分については、前記第1、及び前記参考実施形態における説明が適宜適用される。
【0043】
図4に示す第実施形態の清掃用シート1’は、前記第1実施形態の清掃用シート1におけるゴミ捕集シート3の被覆面31を粘着面30にしたゴミ捕集シート3’を用いるとともに、被覆面31を有する被覆材34でゴミ捕集シート3の粘着面30を被覆したものである。
【0044】
本実施形態の清掃用シート1’は、ゴミ捕集シート3’の未使用時には、ゴミ捕集シート3’及び被覆材34が、前記第1実施形態のゴミ捕集シート3と同様に(図1参照)二つに折り畳まれている。そして、清掃部20で繊維に絡めたり吸着して捕集できなかったゴミを、ゴミ捕集シート3’で捕集する場合には、図4に示すように、ゴミ捕集シート3’及び被覆材34を伸ばし、さらに被覆材34を剥がして粘着面30を露呈させ、当該粘着面30をゴミに押しつけてその粘着力で付着して捕集する。捕集したゴミは、ゴミ捕集シート3’を切断線33で切断して基材シート2から分離し、粘着面同士を内側にして当該ゴミを挟むように折り畳んで廃棄する。ゴミを捕集する力が残っている場合は、粘着面30に再び被覆材34を付着させ、通常の清掃を行った後に再度使用することもできる。
【0045】
本実施形態の清掃用シート1’によれば、前記第1実施形態の清掃用シート1と同様の効果が得られる。また、粘着面30が広いので、より多くのゴミを捕集できるほか、粘着面30を向かい合わせるように二つ折りにする過程でさらに粗いゴミを摘むようにして捕集することができる。さらに、清掃用シート1’を廃棄するときに、小さく折り畳んだものを粘着面30で小さく固定し、容易にコンパクトにすることができる。
【0046】
図5(a)及び(b)に示す第実施形態の清掃用シート1’は、第1実施形態における固定部材22が、ゴミ捕集シート3の接着基部32の表面に取り付けられたものである。本実施形態の清掃用シート1’によれば、図5(b)に示すように、ゴミを捕集した後においても、安定的にゴミ捕集シート3の折り畳み状態を維持することができる。
【0047】
図6(a)及び(b)に示す第実施形態の清掃用シート1’は、ゴミ捕集シート3’がロール状に巻き取り可能に設けられている。ゴミ捕集シート3’は、粘着面30が内側に設けられており、外面には易剥離性処理が施されている。ゴミ捕集シート3’は、切断線33を介して接着基部32で基材シート2に固定されている。このため、図6(b)に示すように、ゴミ捕集シート3でゴミを捕集した後に当該捕集シート3をロール状に丸め、切断線33で分離してそのまま廃棄できるようになっており、手を汚すことなく衛生的である。
【0056】
は、本発明の清掃布を、家屋の調度品や車内の装備品等の清掃対象物表面のゴミを捕集するハンディータイプの清掃用具の装着部に装着されて使用される清掃布に適用した第1実施形態を示すものである。図において、前記第1実施形態の清掃用シート1と共通する部分については、同一符号を付している。従って、特に説明のない部分については、前記清掃用具1における説明が適宜適用される。
【0057】
に示すように、本実施形態の清掃布4は、清掃用具10の柄11の先端部に取り付けられた装着部12に装着されて使用されるものである。
【0058】
清掃布4は、前記清掃用シート1に用いられる前記基材シート2が二枚所定形状に裁断され、ヒートシール部22で接合されて挿入空間40を有する袋状の形態に形成されている。本実施形態の清掃布4は、前方部が先細り且つ開口部41の縁部を除く外縁部が連続する山形に形成されている。
【0059】
本実施形態では、清掃用具10の装着部12の縦断面形状は、底面部、左右の両斜面部及び上面部を有する台形状に設けられており、基材シート2における装着部12の底面部12aを被覆する部分及外縁部を構成する部分が清掃部20とされ、それ以外の部分、即ち装着部の上面部及び両斜面部を覆う部分が非清掃部21とされている。
【0060】
本実施形態の清掃布4は、その非清掃部21の先端部分にゴミ捕集シート3が接着基部32で接着固定されており、このゴミ捕集シート3は、未使用状態では、前記第1実施形態の清掃用シート1の(図1参照)二つに折り畳まれている。
【0061】
そして、前記清掃部20で捕集できなかったゴミを捕集するときは、図10に示すように、ゴミ捕集シート3を伸ばし、粘着面30を当該ゴミに押し当ててその粘着力で付着して捕集する。捕集したゴミは、ゴミ捕集シート3を切断線33で切断して部分的に分離し、粘着面30を被覆面31で被覆するように分離されたゴミ捕集シート3を折り曲げて廃棄する。
【0062】
本実施形態の清掃布4によれば、基材シート2の繊維に絡めたり吸着して捕集できないような粗いゴミや細かいゴミを、ゴミ捕集シート3の粘着面30に付着させて捕集できるので、清掃対象物表面のゴミを余すことなく捕集することができる。また、ゴミ捕集シート3で捕集したゴミは、ゴミ捕集シート3を折り畳んで廃棄することもでき、手を汚すことなく衛生的に廃棄することができるほか、収納してまた後で使用することができる。
【0063】
は、本発明の清掃布の第2実施形態を清掃用具の装着部に装着された状態で示すものである。図において、図と共通する部分については、同一符号を付し、その説明は省略する。従って、特に説明のない部分については、前記第1実施形態の清掃布の説明が適宜適用される。
【0064】
に示す第2実施形態の清掃布4’は、第1実施形態の清掃布4のゴミ捕集シート3の接着固定位置を、基材シート2の非清掃部21における装着部12の斜面部を覆う部分に変更したものである。
【0065】
本実施形態の清掃布4’によれば、前記第1実施形態の清掃布4と同様の効果が得られるほか、手元で使用でき、壁等に付着したゴミも捕集することができる。
【0071】
本発明は、前記実施形態に何等制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
【0072】
本発明の清掃用シート及び清掃布は、前記実施形態におけるように、前記被覆材34の外表面に設けるゴミ捕集層35に、基材シート2のシートを用いることが好ましいが、例えば、繊維の集合体、紙等のゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する他の形態のゴミ捕集層を設けることもできる。
【0073】
本発明の清掃用シート及び清掃布は、前記実施形態におけるように、ゴミ捕集シートのゴミ捕集面を粘着力でゴミを付着する粘着面で設けることが好ましいが、これ以外のゴミの捕集形態、例えば、ゴミ捕集面を多孔質材(スポンジ材等の発泡体、織布、目の粗い網状体)や、ブラシ状物、ゲル状物等で形成し、当該ゴミ捕集面でゴミをつかんだり食い込ませたりする等してゴミを捕集する捕集形態、プラスチックス等の絶縁性材料、例えば発泡スチロール等の被清掃面との間の摩擦力によって静電気力を発生する素材を用い、該静電気力でゴミを捕集する捕集形態のゴミ捕集面を設けることもできる。また、ゴミ捕集シートの粘着面を被覆する被覆材の外表面にゴミ捕集層を設けることが好ましいが、ゴミ捕集層は必要に応じて省略することができる。
【0074】
また、本発明の清掃用シート及び不織布は、ゴミ捕集材を非清掃部に備えていればよく、その形状、大きさ、位置、数に特に制限はない。例えば、前記第1実施形態では、ゴミ捕集シート3を装着部12の幅方向中央部に一つ備えているものとしたが、ゴミ捕集シート3を備えている位置は、非清掃部であれば他の位置に設定することもでき、またゴミ捕集シート3の数は一つ以上とすることもできる。また、第1実施形態では、ゴミ捕集シート3を裏表両側に備えたものとしたがゴミ捕集シートは表側か裏側の一方のみに備えたものとすることもできる。また、ゴミ捕集シートを、基材シート2における非清掃面の前後の一方又は両方に備えたものとすることもできる。ゴミ捕集シートの形状は、非清掃部の形状に合わせて、矩形、円形、楕円形等の種々の形態を適宜選択することができる。
【0075】
また、本発明の清掃用シート及び清掃布は、前記第1実施形態の清掃用シートのように、ゴミ捕集シート3を二つ折りにすることが好ましいが、ゴミ捕集シートは、三つ折り以上、或いは山折りと谷折りとを交互に1回以上折り曲げた形態とすることもできる。また、図6に示すように、ロール状に丸めた形態とすることもできる。
【0076】
また、本発明の清掃用シート及び清掃布は、基材シートの非清掃面の一部に、前記第1実施形態の清掃用シートの粘着面30に用いられる粘着剤を直接塗工してゴミ捕集材とすることもできる。
【0077】
本発明の清掃用シートは、その装着する清掃用具の形態及び清掃用シート3の装着形態は、特に制限されるものではない。例えば、前記実施形態では、清掃用具10は、装着部12のスリット部13に基材シート2を押し込んで装着するように設けられているが、装着部は、ファスニングテープや粘着テープで基材シートを固定して装着するように設けられていてもよい。
【0078】
また、ゴミ捕集材の一部又は全部を天然ゴム、合成ゴム、熱可塑性エラストマー等のエラストマー等の伸縮自在の材で設けることもできる。これにより、清掃用具や基材シートをあまり動かすことなくゴミの捕集を行うことができる。
【0079】
また、本発明の清掃布は、同様に、その装着する清掃用具の形態及び清掃の装着形態は、特に制限されるものではない。
【0080】
【発明の効果】
本発明によれば、繊維に絡めたり吸着して捕集できないゴミを確実に捕集することができ、しかも操作性に優れる清掃用シート及び清掃布が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の清掃用シートの第1実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図2】 第1実施形態の清掃用シートの使用方法を模式的に示す斜視図であり、(a)はゴミ捕集シートでゴミを捕集するときの状態を示す図、(b)はゴミを捕集した後にゴミ捕集シートを部分的に分離した状態を示す図である。
【図3】 本発明の清掃用シートの参考実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図4】 本発明の清掃用シートの第実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図5】 本発明の清掃用シートの第実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図6】 本発明の清掃用シートの第実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図7】 本発明の清掃布の第1実施形態を清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【図8】 本発明の2実施形態の清掃布を、清掃用具の装着部に装着した状態で模式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1 清掃用シート
2 基材シート
20 清掃部
21 非清掃部
3 ゴミ捕集シート
30 粘着面(ゴミ捕集面)
31 被覆面
34 被覆材
4 清掃布
40 挿入空間
41 開口部
10 清掃用具
12 装着部

Claims (10)

  1. ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シートを主体として構成され、清掃用具の板状の装着部に装着されて使用される清掃用シートにおいて、
    前記基材シートにおける清掃対象物表面のゴミを捕集する清掃面以外の部分に、該清掃面で捕集できずに残ったゴミを捕集するゴミ捕集材を備えており、
    前記ゴミ捕集材は、前記基材シートに折り畳み状態若しくは巻き取った状態で固定されており、且つ前記残ったゴミに接触させるか又は近づけて該ゴミを捕集するゴミ捕集面を有していることを特徴とする清掃用シート。
  2. 前記ゴミ捕集材が切断線で切断可能に設けられている請求項1記載の清掃用シート。
  3. 前記ゴミ捕集材が伸縮自在である請求項1又は2記載の清掃用シート。
  4. 前記ゴミ捕集面が前記ゴミを粘着力で捕集する粘着面で設けられている請求項1〜3の何れかに記載の清掃用シート。
  5. 前記ゴミ捕集面が前記ゴミを静電気力で捕集する素材で設けられている請求項1〜3の何れかに記載の清掃用シート。
  6. 前記ゴミ捕集面が多孔質材で設けられている請求項1〜3の何れかに記載の清掃用シート。
  7. 前記粘着面が被覆材で被覆されている請求項4記載の清掃用シート。
  8. 前記被覆材が前記基材シートに固定されている請求項7記載の清掃用シート。
  9. 前記被覆材の外表面にゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集するゴミ捕集層が設けられている請求項7又は8記載の清掃用シート。
  10. ゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する基材シートを主体として構成されており、該基材シートが貼り合わされて、その内側に挿入空間を有する袋状に形成され、前記挿入空間に、装着部を柄の先端部に備えた清掃用具の該装着部が挿入されて使用される清掃布において、
    前記基材シートにおける、前記装着部に装着されたときに清掃対象物の表面のゴミを繊維に絡めたり吸着して捕集する清掃部以外の部分に、該清掃部で捕集できなかったゴミを捕集するゴミ捕集材を備えており、
    前記ゴミ捕集材が、前記基材シートに折り畳み状態若しくは巻き取った状態で固定されており、且つ前記ゴミに接触させるか又は近づけて該ゴミを捕集するゴミ捕集面を有していることを特徴とする清掃布。
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