JP3999590B2 - 吸着型素子とその製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和装置に関し、熱交換及び湿気・臭気・有害ガス等の吸着除去機能を有する吸着型素子とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の素子は平面状シートと波形シートを積層して対向する気流路を構成するが、波形シートは所定の歯形を有する一対のギヤ間に平面状の波形シート素材を挿入し、ギヤの歯形に巻付き波形と成った所へ平面状シートを接着し、連続する帯状の素子素材である片波成形体を形成する。そして要求される素子の形体に応じて、片波成形体を所定の外径まで巻いた後、所定幅に裁断することで素子とするものである。この技術の一例として特開昭63−257628号公報に記載されているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の技術では、空気調和装置に対する要求の高度化に伴い、吸着型素子としての性能向上によって素子素材の材質も多様化し、材料が脆弱なものは加工時の張力によって破断したり、片波成形体を所定の外径まで巻いた後、所定幅に裁断するとき切断面に現われる流路の目詰まりが生じる。従って、片波成形体を形成する平面状シート、波形シート素材をあらかじめ所定幅に裁断して蛇行によるズレが生じないように貼合わせ、巻取って所定の吸着型素子を製造する必要がある。よって、加工に当たっての取扱を繊細にする必要から製造方法の高度化という課題があり、関係機器運転の設定を精緻にすることが要求されている。
【0004】
本発明は、上記課題を解決するもので、多様な補助成分の混入等による素子素材の脆弱化に対応し、素子積層体の蛇行によるズレ変形を防止すると共に性能を向上する吸着型素子とその製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の吸着型素子は上記目的を達成するために、平面状シートと波形シートを貼り合せ、帯状に連続する片波成形体を形成し、片波成形体の平坦面あるいは波状面に帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、平面状シートと波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、片波成形体の平坦面あるいは波状面に帯状の長手方向へ設けた接着剤の非塗布部の所定間隔は、巻取り中心から離れるにしたがって順次広くなる第3非塗布部とした構成とする。
【0006】
本発明によれば、あらかじめ所定幅に裁断されたシートを貼り合せた片波成形体を巻取って吸着型素子をつくるときの蛇行を、シート相互間の摩擦力が低く保たれる無接着部分で案内板によって修正すると共に、性能が向上し、巻取りが進み円周が長くなると、巻重部は平面に近づき巻付けに対する反発が減少し、接着間隔が離れ無接着部分が広くても積層体の外形は維持される。
【0007】
また他の手段は、平面状シートと波形シートを貼り合せ帯状の片波成形体を形成する工程において、波形シートの帯状幅に合せて波形を形成する歯形で波形シート素材を介在して噛合う一対の成形ギヤと、成形ギヤの両端面に帯状幅の端部案内板を設ける波形成形工程と、成形ギヤの波形シート出口側の上流外周に平行して近接する接着剤の塗布ローラを有する第1の塗布工程と、波形シート出口の下流側で成形ギヤの外周に近接して平面状シートを波形シートに押圧する複数の圧接ローラを有する接着工程と、塗布ローラが近接する成形ギヤの略半円外周を取巻くように波形シート押えを配置し、塗布ローラの外周には波形シート押えと干渉する位置に逃溝を設けた構成とする。
【0008】
本発明によれば、波形成形工程から接着工程までの間に端縁案内板並びに波形シート押えを配置することで、波形シートが接着工程で平面状シートに貼り合せられるまで第1成形ギヤから脱落することがなくなるので、片波成形体の変形を防止することができる吸着型素子の製造方法が得られる。
【0009】
また他の手段は、波形シートと平面状シートを貼り合せる接着工程で、逃し面とプレス面を設けたローラを複数、第1成形ギヤ歯先から平面状シートと波形シート素材の板厚の和から適切な締め代を差し引いた距離だけローラのプレス面を隔てて配置し、全てのローラの逃し面が同時に第1成形ギヤに向かい、かつ第1成形ギヤの全ての歯先がローラのプレス面で押えられるようにした構成とする。
【0010】
本発明によれば、全てのローラの逃し面が同時に第1成形ギヤに向かうことにより、貼り合せ時の押圧力が一定時間かからなくなるので摩擦力は極めて小さくなり、端部案内板によるシートの蛇行修正が容易となり、平面状シートと波形シートを貼り合わせて片波成形体をつくるときの両者貼り合わせのズレを所定範囲に押えることができる吸着型素子の製造方法が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明は、平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、片波成形体の平坦面あるいは波状面に帯状の長手方向へ設けた接着剤の非塗布部の所定間隔は、巻取り中心から離れるにしたがって順次広くなる第3非塗布部としたものであり、巻取りが進み円周が長くなると、巻重部は平面に近づき巻付けに対する反発が減少し、接着間隔が離れ無接着部分が広くても積層体の外形は維持される。
【0016】
また、片波成形体の所定幅に対して平面状シートあるいは波形シートのいずれか一方を所定幅より狭くしたものであり、いずれか一方のシートの位置を基準に規制することで重なる両シートの寸法差の範囲であればで貼り合せ時の蛇行によるずれがあっても片波成形体の所定幅が確保できる。
【0017】
また、平面状シートあるいは波形シートのいずれか一方を着色したものであり、目視及び光学的機器による貼り合せ時の蛇行検知が確実にできる。
【0018】
また、平面状シートと波形シートを貼り合せた帯状の片波成形体を巻取り積層する工程は、片波成形体を波状面側の円筒状回転体である第1ローラと、平坦面側の第2ローラで挟持し、第1ローラに接して第3ローラを配設し、第1ローラは外周の円周方向の複数箇所へ回転軸心と平行する凹部を設けることで、第3ローラの外周に接着剤を供給して、片波成形体の波状面あるいは平坦面の何れかの片面に塗布部と第1ローラ凹部による非塗布部を交互に形成する第2塗布工程を経て、帯状の長手方向へ接着しながら両端面に案内板を設けた巻取軸に巻取り略円形の積層体を形成する巻取工程からなるものであり、片波成形体は帯状の長手方向からみて左右方向の蛇行は案内板で規制され、接着されない非塗布部があるので隣接する片波成形体の平坦面と波状面との間の摩擦力が低く保たれるので、接着しながら巻取られる片波成形体は容易に案内板に沿って規制することができる。
【0019】
また、平面状シートと波形シートを貼り合せた帯状の片波成形体を巻取り積層する巻取工程において、片波成形体の積層体への巻付部は片波成形体の平坦面を回転しながら押圧するように円筒状の圧接ローラを設け、この圧接ローラは積層体の両端面に案内板を設けた巻取軸の軸心の直交方向へ滑合する案内軸を備えた移動台に回転自在に取付けて、移動台は滑車を介して一端に錘を掛止した線材の他端に繋ぎ留め、錘は常に移動台より軽くして圧接ローラが常時積層体に圧接しながら巻付け半径の大小によって上下自在に移動するようにしたものであり、圧接ローラの押圧力は略圧接ローラ、移動台、案内軸の質量の和から錘の質量を差し引いた質量で決定され、錘の質量の増減により圧接ローラの押圧力を最小限に調整でき押圧された箇所の摩擦力を低く保つことができる。
【0020】
また、片波成形体の積層体への巻付部で片波成形体の平坦面側を押える圧接ローラに替えて多数の細孔を短冊面状に配列した圧縮空気の空気噴出口を移動台に設けたものであり、空気噴出口の押圧力は錘の質量の増減により最小限に調整でき、接着しながら巻取られる片波成形体の摩擦力は圧接ローラとの摩擦力がなくなるので極めて小さくすることができる。
【0021】
また、平面状シートと波形シートを貼り合せ帯状の片波成形体を形成する工程は、波形シートの帯状幅に合せた歯幅で波形を形成する歯形を有し、平面状態の波形シート素材を介在して噛合う一対の第1成形ギヤならびに第2成形ギヤを有し、第1成形ギヤの両端面には片波成形体の帯状幅に合せて端部案内板を設け、波形シートの出口側には波形シート素材の厚さと適切な隙間とを配慮した距離を隔てて第1成形ギヤおよび第2成形ギヤの外周を取巻くように波形シート押えを配置する波形成形工程と、第1成形ギヤの波形シート出口側外周に平行して所定間隔で近接する第1塗布ローラと、第1塗布ローラに接着剤を塗布する第2塗布ローラを配設し、第1塗布ローラの外周には波形シート押えと干渉する位置に逃溝を設ける第1塗布工程と、波形シート出口の下流側で第1成形ギヤの外周に近接して平面状シートを波形シートに押圧する第1圧接ローラおよび第2圧接ローラを設けて接着工程としたものであり、波形シート押えによって波形シートに働く重力、遠心力並びにスプリングバック力による第1成形ギヤからの波形シートの離脱を押えながら、波形シート押え並びに各ローラは波形シート厚と適切な隙間をへだてて第1成形ギヤに接することで各接触部位における摩擦抵抗を低減することができる。
【0022】
また、波形シートの長手方向からみて波形シートの左右両端を規制する端部案内板に、波形成形工程の波形シート素材の入口から波形シートに接着剤を塗布する第1塗布工程を経て接着工程に至る間に波形シート両端との接触遊隙を徐々に少なくし、所定の規制幅となる勾配面にしたものであり、端部案内板の入口はシート素材が入り易くしながら接着工程では波形シートの左右両端の蛇行を規制幅の中へ収めることができる。
【0023】
また、波形シート押えの押え幅である厚さを概ね第2成形ギヤと干渉する部分は薄肉として第2成形ギヤの逃溝を狭くし、逃溝による波形シートの変形を軽減することができる。
【0024】
また、平面状シートと波形シートを貼り合せる接着工程で、複数の圧接ローラを第1成形ギヤ歯先から平面状シートと波形シートの重なりを適切に押圧する距離を置いて配置し、全ての圧縮ローラの外周の円周方向へ、回転軸心と平行する凹部である逃し面を1箇所以上設けたこの逃し面が同時に第1成形ギヤに向い、且つ第1成形ギヤの全ての歯先が圧縮ローラの外周で押えられるようにしたものであり、全ての圧縮ローラの逃し面が同一時機に第1成形ギヤに向う時、各シート、圧縮ローラおよび第1成形ギヤ間の摩擦が低下し、各シートは端部案内板で蛇行矯正が容易に行うことができる。
【0025】
また、平面状シートや波形シート素材のシート上面に圧縮空気を噴出する上部噴出口と、シート下面に圧縮空気を噴出しシートの長手方向に向かって左右方向に上部噴出口とシートの姿勢を規制する帯状の縁端案内を設けた下部噴出口とによって構成される縁端姿勢制御部によって、シートを送るときの蛇行を修正するようにしたものであり、姿勢制御時の当接が柔軟な空気圧でありシートにはたらく摩擦力は小さくできるのでシート長手方向の張力が低下し、シート破断が防止できるとともに、上部噴出口と下部噴出口とによって挟まれているので縁端案内で蛇行修正時、シート縁端の変形を防ぐことができる。
【0026】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
【0027】
【実施例】
(実施例1)
図1乃至図6に示すように、吸着型素子1は平面状シート2と、平面状の波形シート素材3(図には示さず)を波形の歯形で噛合う一対の歯車で全面に形付けした波形シート4を接着剤で貼り合せ、帯状に連続する片波成形体5を形成し、片波成形体5の波状面の稜線上へ接着剤を塗布して接着しながら巻取られ円形の積層体6となり平面状シート2と波形シート4によって囲まれた複数の流路7を形成する。そして吸着型素子1のシート素材は吸着性能の多様化で例えばシリカゲルを内添した抄紙など低密度で脆弱なものが多いが、塗布工程におけるシートへの接着剤塗布模様によって整った形体に巻取りができるものである。
【0028】
図1の積層体6は、片波成形体5の波形シート4側で波状面4aへ帯状の長手方向の所定間隔として波山を3山分の第1非塗布部8を置いて、所定幅として2山の波山稜線に帯状幅一杯に接着剤を塗布した塗布部9を設け巻取工程で接着しながら円形に巻取るものである。
【0029】
この構成において、片波成形体5は帯状の長手方向からみて左右方向の蛇行が案内板(図8に示す)に規制され、接着されない第1非塗布部8があるので隣接する片波成形体5の平坦面2aと波状面4aとの間の摩擦力が低く保たれるので、接着しながら巻取られる片波成形体5は容易に案内板に沿って蛇行を規制することができる。
【0030】
また、図2の積層体6aは、上記図1の塗布部9を片波成形体5の長手方向に分断される塗布部9bを形成し、あるいは帯状幅の縁端にも及ぶ第2非塗布部8aを設けたものである。
【0031】
この構成において、巻取り接着時の片波成形体の蛇行が無接着部分で修正されると共に接着剤使用量の節約ならびに巻取り生産設備への接着剤付着を防ぐことができる。また、接着剤使用量の節約によってシート材料の吸着性能の低下を押えることができる。
【0032】
また、図3の積層体6bは、図1の積層体6の第1非塗布部8における帯状の長手方向へ設けた所定間隔を巻取り中心から離れるにしたがって順次広くなる第3非塗布部8bとしたものであり、巻取りが進み外周円弧が大きくなるにつれ、巻重ね部は平面に近づき片波成形体の巻き付けに対する反発が減少することから無接着部分が広くても少ない接着剤で積層体の外形は維持される。
【0033】
図4に示すものは片波成形体5であり、平面状シート2と波形シート4を貼り合せる接着剤の塗布をするときに、波形シート4の波山稜線の塗布部10を長手方向へ断続する第4非塗布部11を設けこの第4非塗布部11を押えることで波形シート4の第1成形ギヤからの浮による脱落を防止する規制機構を設けることができる。
【0034】
また、図5の片波成形体5aは平面状シート2と貼り合せる波形シート4に設けた接着剤の塗布部10aの両端部を片波成形体5の帯状の幅より所定寸法短くすると共に帯状の長手方向へ所定間隔を置いた第5非塗布部11aを設けたものであり、接着剤使用量の節約によってシート材料の吸着性の低下を押えることができる。
【0035】
また、図6の片波成形体5bは所定幅に対して平面状シート2あるいは波形シート4のいずれか一方を所定幅より狭くしたものであり、重なる両シートの寸法差mで貼り合せ時の蛇行によるずれを吸収することができる。
【0036】
また、平面状シートあるいは波形シートのいずれか一方を着色することで、目視および光学的機器による貼り合せ時の蛇行検知が確実にできる。
【0037】
(実施例2)
図7乃至図12に示すものは、平面状シート2と波形シート4を貼り合せて帯状の片波成形体5としたものを巻取り積層し接着する一連の工程である。即ち最終の巻取工程Aは両端に所定の間隔で案内板16を設けた巻取軸17を駆動し、巻取軸17に巻取られる片波成形体5は波形成形工程Bの波形歯を有する一対の成形ギヤによって波形シート素材3を波形シート4に成形し、第1塗布工程Cで所要の接着剤を塗布ローラによって塗布し、接着工程Dの圧接ローラによって平面状シートと帯状に重ね合せ接着する。そして第2塗布工程Eで塗布ローラによって積層用の接着剤を所要箇所へ塗布するものである。
【0038】
巻取工程A(図8)は、片波成形体5を波状面側の円筒状回転体である第1ローラ12と、平坦面2a側の第2ローラ13で挟持し、第1ローラ12に接して第3ローラ14を配設し、第1ローラ12は外周の円周方向の複数箇所へ回転軸心と平行する凹部15を設けている。そして第3ローラ14の外周に接着剤を供給して、片波成形体5の波状面4aの頂上部に接着剤pの塗布部9と凹部15による第1非塗布部8を交互に形成する第2塗布工程Eを経て、帯状の長手方向へ接着しながら両端面に案内板16を設けた巻取軸17に巻取り略円形の積層体6を形成する。片波成形体5は帯状の長手方向からみて左右方向の蛇行は、接着されない第1非塗布部8における平坦面2aと波状面4aとの間の摩擦力が低減されることで容易に案内板16で規制できる。
【0039】
上記の巻取工程Aにおいて、図9に示すように片波成形体5の積層体6への巻付部は片波成形体5の平坦面2a側を回転しながら押圧する円筒状の圧接ローラ18を設け、積層体6の巻取軸心に直交して滑合する案内軸19を備えた移動台20に回転自在に取付ける。移動台20は基台21にスライド軸受19aを介して装着され、この基台21に立設される支柱21aの上部に設けた滑車21bを介して一端に錘22を掛止した線材wの他端に繋ぎ留め、錘22は常に移動台20より軽くして圧接ローラ18が常時積層体6に圧接しながら巻付け半径の大小によって上下自在に移動するようにしたものであり、圧接ローラ18の押圧力は略圧接ローラ18、移動台20、案内軸19の質量の和から錘22の質量を差し引いた質量で決定され、錘22の質量の増減により圧接ローラ18の押圧力を調整することができる。
【0040】
図10に示す巻取工程Aは、上記の圧接ローラ18に替えて多数の細孔を帯状幅の短冊面状に配列した圧縮空気の空気噴出口23をエアコンプレッサに空気配管23aで接続し移動台20に設けたものであり、空気噴出口23の押圧力は錘22の質量の増減により最小限に調整でき、隣接する平坦面2aと波状面4aとの間の摩擦力が低減され、空気噴出口23と片波成形体5の平坦部2aとの摩擦力を極めて小さく、規制の当たりを軟らかくすることができる。なお、細孔はスリット状等にしても同様の作用を得ることができる。
【0041】
波形成形工程B(図11)は、波形シート4の帯状幅に合せた歯幅で波形を形成する歯形を有し、平面状態の波形シート素材3を介在して噛合う一対の第1成形ギヤ24並びに第2成形ギヤ25を有し、第1成形ギヤ24の両端面には片波成形体5の帯状幅に合せて端部案内板26を設け、波形シート4の出口側には波形シート素材3の厚さと適切な隙間とを配慮した距離を隔てて第1成形ギヤ24及び第2成形ギヤ25の外周を取巻くように波形シート押え27を所定間隔で3列配置する。第1塗布工程C(図11)は、第1成形ギヤ24の波形シート出口側外周に平行して所定間隔で近接する第1塗布ローラ28と、第1塗布ローラ28に接着剤を塗布する第2塗布ローラ28aを配設し、第1塗布ローラ28ならびに第2成形ギヤ25の外周には波形シート押え27と干渉する位置に逃し溝29、30(逃し溝30は図13に示す)を設けている。
【0042】
接着工程D(図11、12)は、波形シート出口の下流側で第1成形ギヤ24の外周に近接して平面状シート2を波形シート4に押圧する第1圧接ローラ31及び第2圧接ローラ32を設けたものである。そして図12に示すように両圧接ローラとも外周の円周方向へ1箇所以上、回転軸心と平行する凹部である逃し面31a、32aを設け、第1成形ギヤ24の歯先から平面状シート2と波形シート素材3の板厚の和から適切な締め代を差し引いた距離だけ圧接ローラの外周を隔てて配置し、両方の圧接ローラの逃し面31a、32aが同時に第1成形ギヤ24に向い、且つ第1成形ギヤ24の全ての歯先がいずれかの圧接ローラのプレス面31b、32bで押えられるようにしたものであり、両圧接ローラの逃し面31a、32a共に同一時機に第1成形ギヤ24に向う時、各シート、圧接ローラ及び第1成形ギヤ間の摩擦が低下し各シートの蛇行矯正が容易にできる。
【0043】
上記構成により波形シート押え27によって波形シート4に働く重力、遠心力並びにスプリングバック力による第1成形ギヤ24からの波形シート4の離脱を押え、波形シート押え27ならびに第1塗布ローラ28は波形シート厚と適切な隙間をへだてて第1成形ギヤ24に接することで各接触部位における摩擦抵抗を低減することができる。
【0044】
また、図13に示すものは波形シート4の帯幅左右両端を規制する端部案内板26に、波形成形工程Bから波形成形体5に接着剤を塗布する第1塗布工程Cを経て接着工程Dに至る間に波形シート両端との接触遊隙を徐々に少なくし、所定の規制幅となる勾配面33にしたものであり、波形シート素材3の波形成形工程Bへの進入部の幅が広がり左右の位置決め精度が緩和されて波形シート素材3の送り速度を上げ、生産能率を高めることができる。
【0045】
また、図14に示す波形シート押え27は、第1成形ギヤ24との対向部の厚さ27aより、第2成形ギヤ25との干渉部分27bの厚さ27cを薄くして第2成形ギヤ25の逃し溝幅30(図13に示す)を狭くするようにしたものであり、波形シート素材3を平面状態で噛合い波形成形に悪影響を及ぼす第2成形ギヤ25の歯先の切欠き幅を小さくすることができる。
【0046】
図15及び図16に示す縁端姿勢制御部34は、平面状シート2や波形シート素材3のように平面シートSの上面に圧縮空気を噴出する上部噴出口35と、シート下面に圧縮空気を噴出しシートの長手方向に向かって左右方向に上部噴出口35とシートSの姿勢を規制する帯状の縁端案内36を設けた下部噴出口37とによって構成され、シートを送るときの蛇行を修正するようにしたものであり、姿勢制御時の圧力が柔軟な空気流であるからシートにはたらく摩擦力は小さくできるのでシート長手方向の張力が低下し、シート破断が防止できるとともに、上部噴出口35と下部噴出口37とによって挟まれているので縁端案内36で蛇行修正時、シート縁端の変形を防ぐことができる。
【0047】
本実施例では、波形成形工程Bで噛合う一対の成形ギヤへ噛み込まれる平面状態の波形シート素材3並びに接着工程Dにおいて波形シート4に押圧される平面状シート2の送込み過程に装着すると効果的である。
【0048】
なお、本実施例では、平面状シートと波形シートを貼り合せて片波成形体としているが、波形シートについてはその断面が波形以外の略三角あるいは略台形でもよく、要は空気流路を確保できる形状であればよい。
【0049】
【発明の効果】
以上の実施例から明らかなように本発明によれば、片波成形体の貼り合せ及び巻取り積層時の接着剤塗布箇所の分散、減少による貼り合せ時のシート蛇行具合減少並びに巻取り接着時の片波成形体蛇行状況の低減により、素子積層体の変形を防止すると共に機能性能を向上するという効果のある吸着型素子とその製造方法を提供できる。
【0050】
また、波形成形工程から接着工程までの間に波形シート押えや端部案内板を配置することで貼り合せ時のシート蛇行の防止により、低密度で脆弱な材料でも素子積層体の変形を防止することができるという効果のある吸着型素子とその製造方法を提供できる。
【0051】
また、全てのローラの逃し面が同時に第1成形ギヤに向かうことにより、貼り合せ時の押圧力によるシートの摩擦抵抗が極めて小さくなるので蛇行の修正が容易となり、素子積層体の変形を防止することができる吸着型素子の製造方法が得られる。
【0052】
また、姿勢制御時の当接が柔軟な空気圧でありシートにはたらく摩擦力は小さくできるのでシート長手方向の張力が低下し、シート破断が防止できるとともに、上部噴出口と下部噴出口とによって挟まれているので縁端案内で蛇行修正時、シート縁端の変形を防ぐ吸着型素子の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す積層巻取方向の接着剤塗布間隔斜視図
【図2】同積層幅方向の接着剤塗布間隔斜視図
【図3】同積層巻取方向の接着剤非塗布部間隔斜視図
【図4】同シート貼合せ接着剤塗布間隔斜視図
【図5】同シート貼合せ接着剤非塗布部間隔斜視図
【図6】同シート貼合せ蛇行逃げ部斜視図
【図7】本発明の実施例2を示す片波成形体の貼合せ巻取積層工程図
【図8】同第2塗布工程および巻取工程斜視図
【図9】同巻取工程の圧接ローラ斜視図
【図10】同巻取工程の圧接空気吐出口斜視図
【図11】同波形成形工程、第1塗布工程及び接着工程の斜視図
【図12】同接着工程の横断面図
【図13】同波形成形工程及び接着工程の要部斜視図
【図14】同波形成形工程の波形シート押えを示す斜視図
【図15】同端縁姿勢制御部を示す斜視図
【図16】同端縁姿勢制御部を示す正面図
【符号の説明】
1 吸着型素子
2 平面状シート
2a 平坦面
3 波形シート素材
4 波形シート
5 片波成形体
6 積層体
6a 積層体
7 流路
8 第1非塗布部
8a 第2非塗布部
8b 第3非塗布部
9 塗布部
9b 塗布部
10 塗布部
11 第4非塗布部
11a 第5非塗布部
12 第1ローラー
13 第2ローラー
14 第3ローラー
15 凹部
16 案内板
17 巻取軸
18 圧接ローラー
20 移動台
21b 滑車
22 錘
23 空気噴出口
24 第1成形ギヤ
25 第2成形ギヤ
26 端縁案内板
27 波形シート押え
27b 干渉部分
28 第1塗布ローラー
29、30 逃し溝
31 第1圧接ローラー
31a、32a 逃し面
31b、32b プレス面
32 第2圧接ローラー
33 勾配面
34 縁端姿勢制御部
35 上部噴出口
36 縁端案内
37 下部噴出口
A 巻取工程
B 波形成形工程
C 第1塗布工程
D 接着工程
E 第2塗布工程

Claims (12)

  1. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、片波成形体の平坦面あるいは波状面に帯状の長手方向へ設けた接着剤の非塗布部の所定間隔は、巻取り中心から離れるにしたがって順次広くなる第3非塗布部とした吸着型素子。
  2. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、片波成形体の所定幅に対して平面状シートあるいは波形シートのいずれか一方を所定幅より狭くした吸着型素子。
  3. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、平面状シートあるいは波形シートのいずれか一方を着色した吸着型素子。
  4. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、平面状シートと波形シートを貼り合せた帯状の片波成形体を前記帯状の長手方向へ接着しながら巻取り積層体を形成する工程において、前記片波成形体の波状面側の円筒状回転体である第1ローラと、平坦面側の第2ローラで片波成形体を挟持し、前記第1ローラに接して第3ローラを配設し、前記第1ローラの外周へ回転軸心と平行する凹部を設けることで、前記第3ローラの外周に接着剤を供給して、片波成形体の波状面に接着剤の塗布部と非塗布部を交互に形成する吸着型素子の製造方法。
  5. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって囲まれた複数の流路を備え、平面状シートと波形シートを貼り合せた帯状の片波成形体を前記帯状の長手方向へ巻取りながら積層体を形成する巻取工程で、前記片波成形体の積層体への巻付け部は前記片波成形体の平坦面部が円筒状回転体である圧接ローラを前記積層体の軸心の直交方向へ移動する移動台に係着し、前記移動台は固定支点を介して他端の錘と釣合わせて、前記錘の質量を増減することによって前記積層体の押圧力を調節する吸着型素子の製造方法。
  6. 平面状シートと波形を全面に形付けした波形シートを貼り合せ、前記波形と交差する方向へ帯状に連続する片波成形体を形成し、前記片波成形体の平坦面あるいは波状面に前記帯状の長手方向へ所定間隔を置いて接着剤を塗布する塗布部を設け、前記塗布部の接着剤で接着しながら巻取り略円形の積層体を形成し、前記平面状シートは前記波形シートによって略一定間隔に保持され、前記平面状シートと前記波形シートによって 囲まれた複数の流路を備え、片波成形体の積層体への巻付け部で片波成形体の平坦面側を押える圧接ローラを圧縮空気が噴出する空気噴出口に置き換えた吸着型素子の製造方法。
  7. 平面状シートと波形シートを貼り合せ帯状の片波成形体を形成する工程において、波形シートの帯状幅に合せて波形を形成する歯形で波形シート素材を介在して噛合う一対の成形ギヤと、前記片波成形体の帯状幅に合せて前記成形ギヤの両端面に端部案内板を設ける波形成形工程と、前記成形ギヤの前記波形シート出口側の上流外周に平行して所定間隔で近接する接着剤の塗布ローラを有する第1塗布工程と、前記波形シート出口の下流側で前記成形ギヤの外周に近接して平面状シートを前記波形シートに押圧する複数の圧接ローラを有する接着工程を備え、前記塗布ローラが近接する前記成形ギヤの略半円外周を取巻くように前記波形シート素材の厚さと適切な隙間とを配慮した距離を隔てて波形シート押えを配置し、前記塗布ローラの外周には前記波形シート押えと干渉する位置に逃溝を設けた請求項記載の吸着型素子の製造方法。
  8. 波形シートの左右両端を規制する端部案内板に、波形成形工程の入口から波形成形体に接着剤を塗布する第1塗布工程を経て接着工程に至る間に波形シート両端との接触遊隙を徐々に少なくし、所定の規制幅となる勾配面を設けた請求項記載の吸着型素子の製造方法。
  9. 波形シート押えの押え幅である厚さを概ね成形ギヤと干渉する部分は薄肉として成形ギヤの逃溝を狭くした請求項又は記載の吸着型素子の製造方法。
  10. 波形シートと平面状シートを貼り合せる接着工程で、逃し面とプレス面を設けたローラを複数、第1成形ギヤ歯先から平面状シートと波形シート素材の板厚の和から適切な締め代を差し引いた距離だけ前記ローラのプレス面を隔てて配置し、全ての前記ローラの逃し面が同時に前記第1成形ギヤに向かい、且つ前記第1成形ギヤの全ての前記歯先が前記ローラのプレス面で押えられるように構成した請求項7、8又は9記載の吸着型素子の製造方法。
  11. 平面状シートや波形シート素材のシート上面に圧縮空気を噴出する上部噴出口と、前記シート下面に圧縮空気を噴出し前記シートの長手方向に向かって左右方向に前記上部噴出口と前記シートの姿勢を規制する帯状の縁端案内を設けた下部噴出口とで構成される縁端姿勢制御部によって、前記シートを送るときの蛇行を修正する請求項記載の吸着型素子の製造方法。
  12. 所定幅に裁断した平面状シートと略波形シートを貼り合せて片波成形体を形成し、この片波成形体の表面に接着剤を塗布し、この片波成形体を巻き取る際にこの片波成形体の端面を揃えるための案内板を備えた巻取り装置により前記片波成形体を巻取りながら接着して空気流路を備えた積層体を形成する素子製造方法において、前記巻取り装置で前記片波成形体を巻き取る際に、前記片波成形体の端面が前記巻取り装置の案内板に案内調整されて積層端面が揃うように、前記接着剤を前記片波成形体に間隔をおいて塗布することを特徴とする吸着型素子製造方法。
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