JP3998943B2 - 車両の乗降補助シート - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽度の身体障害者等の車両への乗降の便を図るため、シートに付設して折りたたみ格納可能とした乗降補助シートに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような乗降補助シートとして、従来、図00に示すようなものがある。
図の(a)は格納状態、(b)は使用状態を示す。
乗降補助シート50は、格納状態では車両のシート1の側部に補助シート座部52を立ててドアを閉じられるようにし、使用時には補助シート座部52の下辺部をヒンジ軸として外方へ倒し、車両のシート1と略同じ高さの座面を提供するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の乗降補助シート50では、ヒンジ軸が車両のシート1の座面高さに近く設定されているので、格納した状態では、補助シート座部52が車両のシート1の座面より高く出っ張ってしまうので、乗降補助シートが不要の者にとっては乗降の邪魔になるという問題がある。
また、使用時に補助シート座部52を倒し、格納時に立てる作業を何れも人手で行わなければならず、操作が面倒である。
さらに、使用状態では補助シート座部52が側方へ出っ張るので、しっかりと手動で格納しないと干渉してドアを閉じることができない。
【0004】
したがって本発明は、上記の問題点に鑑み、乗降補助シートが不要の者にとっても格納状態では乗降の邪魔にならず、さらには格納、および使用状態へのセットにほとんど人手を要しない車両の乗降補助シートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の本発明は、車両のシートの側部に設けられる固定側部材に対してアッパリンクとロアリンクとを有するリンク機構で連結され、シートの側部にそった縦位置から上方へ引き出して水平位置へ姿勢変化可能とした補助シートクッションと、固定側部材に一端を回転可能に支持され、他端を水平位置の補助シートクッションと係合可能とした保持部材とを有して、補助シートクッションが縦位置にある状態を格納状態、補助シートクッションが水平位置にある状態を使用状態とし、格納状態における補助シートクッションの上端を車両のシートの座面と略同レベル以下に設定してあるものとした。
【0006】
そしてさらに、リンク機構に格納状態から使用状態方向へ付勢するスプリングが設けられるとともに、補助シートクッションが水平位置となる際、保持部材の他端を補助シートクッションと係合させる係合手段を有するものとした。
所定の規制が解除されれば補助シートクッションが自動的に使用状態へ展開するとともに、保持部材で使用状態が保持され使用可能となる。
【0007】
請求項2の発明は、固定側部材がベースブラケットであり、補助シートクッションはクッション支えブラケットに固定され、アッパリンクとロアリンクの補助シートクッション側はクッション支えブラケットに連結され、係合手段は、クッション支えブラケットに設けられた係止片と、保持部材の他端近傍に設けた長穴を有する係止ブラケットと、クッション支えブラケットに回転可能に支持され、先端を係止ブラケットの長穴に係合させた連結部材とから構成されるものとした。
全体が1ユニットに形成され、ベースブラケットを車両のシートの側部に取り付けるだけで設置できる。
【0008】
請求項3の発明は、さらにクッション支えブラケットにキーロックが取り付けられ、対応するアッパリンクまたはロアリンクに形成したキー穴にキーロックのキーを差し込むことにより、格納状態を保持するものとした。
【0009】
請求項4および5の発明は、格納状態から使用状態までの姿勢変化の間補助シートクッションの上端部に当接可能の格納補助部材が、車両のドアの内壁に設けられているものとした。
スプリングによりリンク機構が格納状態から使用状態方向へ付勢されているので、ドアの開閉に伴って使用状態に展開し、また格納状態へ折りたたまれる。
【0010】
請求項6の発明は、格納補助部材をドアのアームレストから下方へ延びる格納補助ベルトとしたものである。
ドアを閉じる際、ベルトの撓みによって補助シートクッションの上端部への押圧力が当該上端部の軌跡に近くなるので、格納がより滑らかとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、右ハンドル車の運転席シートに適用した実施の形態を示す後面図で、ドアを閉じた状態を示す。図2は、乗降補助シートの斜視図である。図1、図2はいずれも乗降補助シートの格納状態を示している。
乗降補助シート10は、運転席シート1の側部にユニットとして設置されている。
【0012】
補助シートクッション11がクッション支えブラケット12に図示省略のボルトで取り付けられ、クッション支えブラケット12はその幅方向(車両前後方向)の両端でベースブラケット16(16a、16b)にリンク機構20(20a、20b)で連結されている。
リンク機構20はアッパリンク22とロアリンク24を備える。
ベースブラケット16a、16bはそれぞれ運転席シート1の側部に図示しないボルトで取り付けられる取り付け面17と、取り付け面17から直角に曲げられたリンク取り付け壁18を有している。
【0013】
クッション支えブラケット12も、それぞれ両端の上側に補助シートクッション取り付け面13から直角に曲げられたアッパリンク取り付け壁14と、両端の下側にロアリンク取り付け壁15を有している。
前後のアッパリンク22は、各端をベースブラケット16のリンク取り付け壁18の上部とクッション支えブラケット12のアッパリンク取り付け壁14に回転可能に連結されている。また、前後のロアリンク24は、各端をリンク取り付け壁18のアッパリンク22の連結部より下方位置とクッション支えブラケット12のロアリンク取り付け壁15に回転可能に連結されている。
【0014】
なお、アッパリンク22はリンク取り付け壁18の前後方向外側に配置され、ロアリンク24はリンク取り付け壁18の内側に配置され、これに対応してクッション支えブラケット12のアッパリンク取り付け壁14とロアリンク取り付け壁15とは前後方向において互いにずらせてある。
【0015】
ベースブラケット16a、16bのリンク取り付け壁18の下部にはロッド支持ブラケット33が設けられ、荷重支えロッド30を回転可能に支持している。荷重支えロッド30は、前後方向に延びてロッド支持ブラケット33に支持される基部31、31と、両基部から立ち上がり部32aでクランク状に折れてオフセットしたオフセット部32を有している。
クッション支えブラケット12の上辺には、折り曲げ形成された係止片39が荷重支えロッドのオフセット部32と平行に設けられている。
【0016】
前後のロアリンク24の中間部とリンク取り付け壁18のアッパリンク22連結部近傍にはそれぞれ前後方向外方へ向けてピン41、42が設けられ、両ピンの間にコイルスプリング40が張り渡されている。
ベースブラケット16のリンク取り付け壁18には、コイルスプリング40の上端を係止するピン42近傍からロアリンク24のピン41を含む所定領域に穴19が形成され、後述する補助シートクッション11の格納位置から使用位置にわたるロアリンク24の回動中、ピン41がリンク取り付け壁18と干渉しないようになっている。
【0017】
アッパリンク22にはキー穴26が形成されている。
クッション支えブラケット12には、一方のアッパリンク取り付け壁14の内側にキーロック45が取り付けられ、アッパリンク取り付け壁14に形成した穴からキー46を突出可能となっている。図1および図2の格納状態においてキー46をアッパリンク22のキー穴26に差し込むことができる。
【0018】
また、荷重支えロッド30のオフセット部32には長穴35を有する係止ブラケット34が取り付けられるとともに、その近傍のクッション支えブラケット12にリンクロッド37を回転可能に支持するブラケット36が設けられている。リンクロッド37の先端のフック部38が係止ブラケット34の長穴35に係合している。
【0019】
運転席ドア3の内壁には、図2および図3に示すように、上端がアームレスト4に取り付けられるとともに下方へ延びる格納補助ベルト5が設けられ、その下端が取り付けブラケット6によりドアの内壁に固定されている。格納補助ベルト5は、運転席ドア3が閉じられた状態で前後方向オフセット部32の立ち上がり部32aに対応する位置に設けてある。
格納補助ベルト5の下端は、後に示す使用状態における補助シートクッション11の高さより若干低い位置に設定される。
【0020】
つぎに上記構成における作動について説明する。
まず、図1の格納状態では、補助シートクッション11の上端部まわり(ここでは荷重支えロッド30のオフセット部32)が閉状態の運転席ドア3の格納補助ベルト5によって押され、補助シートクッション11が上下に立った縦姿勢となっている。
運転席ドア3を開くと、ロアリンク24がコイルスプリング40の引張力によって回動し、図4に仮想線で示すように、補助シートクッション11はオフセット部の立ち上がり部32aが格納補助ベルト5上を滑りながら当初上方へ移動し、その後補助シートクッション11自体の上端部が格納補助ベルト5上を滑りながら外方へ倒れる軌跡を描いて水平位置へ達する。
【0021】
この間、荷重支えロッド30はロッド支持ブラケット33を支点として回転するが、オフセット部32が係止ブラケット34を介してリンクロッド37によりクッション支えブラケット12に連結されて回転範囲が規制される。これにより、補助シートクッション11が水平となったとき荷重支えロッド30のオフセット部32はクッション支えブラケット12の係止片39に係合する。
したがって、運転席ドア3がさらに開いて補助シートクッション11から離れても、補助シートクッション11は図5に示すように水平状態を保持して使用状態となる。
【0022】
つぎに、この使用状態から運転席ドア3を閉じていくと、補助シートクッション11の上端部(使用状態における外方端)が格納補助ベルト5に押される。これにより、格納補助ベルト5が撓んでその押圧力の向きが斜め上向きとなることも手伝って、補助シートクッション11は図4に示したと同じ軌跡を逆方向へ付勢され、運転席ドア3を完全に閉じたとき図1の格納状態となる。
【0023】
なお、運転席ドア3を開いたままでも、補助シートクッション11の上端部を持ち上げ気味に室内側へ手で引張る(あるいは車外から押す)ことによってももちろん格納することができる。
こうして手動で格納した状態において、キーロック45を操作してキー46をアッパリンク22のキー穴26に差し込めば、運転席ドア3の格納補助ベルト5で押さえなくても格納状態が保持される。
【0024】
この場合、運転席ドア3を開く都度補助シートクッション11が使用状態へ展開することはない。格納状態においては補助シートクッション11の上端が運転席シート1の座面2より低いので、補助シートクッション11の使用を必要としない健常者にとってこの補助シートクッション11が邪魔になることがない。
【0025】
実施の形態は以上のように構成されているので、運転席ドア3の開閉に伴って自動的に補助シートクッション11が使用状態となり、また格納されるので、面倒な操作の手間を要しないで乗降が容易となる。
また、格納状態にロックすることにより、補助シートクッション11は運転席シート1の座面2より低い位置に保持されるので、補助シートクッション11を必要としない場合に邪魔になることもない。
【0026】
なお、実施の形態では補助シートクッション11を運転席シート1に設けた例について説明したが、これに限定されず、任意のシートに設置することができる。さらに、格納状態においては補助シートクッション11の上端は運転席シート1の座面2より低く設定したが、補助シートクッション11の上端の高さは運転席シート1の座面2と略同レベルであれば座面2よりわずかに突出しても実質邪魔になることはない。
【0027】
また、リンク機構20を付勢するコイルスプリング40をベースブラケット16とロアリンク24間に張り渡したが、配置スペースが得られればベースブラケット16とアッパリンク22間、あるいはアッパリンク22とロアリンク24間に張り渡すものとしてもよい。
また、荷重支えロッド30のオフセット部32はリンクロッド37を介してクッション支えブラケット12に連結したが、リンクロッド37の代わりに例えばチェーンを用いてもよい。
【0028】
さらに、実施の形態では、格納状態の近くでは荷重支えロッド30のオフセット部の立ち上がり部32aが格納補助ベルト5上を滑り、使用状態に近づくにつれて補助シートクッション11自体の上端部が格納補助ベルト5上を滑るものとなっているが、補助シートクッション11の使用状態での高さとオフセット部32の高さの設定によって、格納状態から使用状態まで終始格納補助ベルト5が補助シートクッション11の上端部と当接するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
以上のとおり、本発明の乗降補助シートは、補助シートクッションを固定側部材にアッパリンクとロアリンクとを有するリンク機構で連結して、シートの側部にそった縦位置の格納状態から上方へ引き出して水平位置の使用状態へ姿勢変化可能とし、固定側部材に支持されて回転可能の保持部材を補助シートクッションと係合させて使用状態を保持する一方、格納状態における補助シートクッションの上端を車両のシートの座面と略同レベル以下に設定したので、格納状態の補助シートクッションは車両のシート座面より高々と突出せず、乗降補助シートの使用が不要の健常者の乗降の場合に邪魔にならない。
【0030】
そしてさらに、リンク機構に格納状態から使用状態方向へ付勢するスプリングを設け、また補助シートクッションが水平位置となる際、保持部材を補助シートクッションと係合させる係合手段を設けているから、補助シートクッションが自動的に使用状態へ展開するとともに、保持部材で使用状態が保持され使用可能となるので、使用にあたって面倒な操作を要しない。
【0031】
上記の固定側部材をベースブラケットとし、補助シートクッションはクッション支えブラケットに固定し、アッパリンクとロアリンクの補助シートクッション側はクッション支えブラケットに連結し、係合手段は、クッション支えブラケットに設けられた係止片と、保持部材の他端近傍に設けた長穴を有する係止ブラケットと、クッション支えブラケットに回転可能に支持されて先端を係止ブラケットの長穴に係合させたロッドとから構成することにより、全体が1ユニットに形成されるから、ベースブラケットを車両のシートの側部に取り付けるだけで任意の車両シートに簡単に設置できる。
【0032】
さらにクッション支えブラケットにキーロックを取り付け、アッパリンクまたはロアリンクに形成したキー穴にキーロックのキーを差し込むよう構成することにより、必要時には簡単な操作で格納状態を保持できる。
【0033】
また、リンク機構にスプリングを備えた場合には、車両のドア内壁に、格納状態から使用状態までの姿勢変化の間補助シートクッションの上端部まわりに当接可能の格納補助部材を設けることにより、ドアが開くと自動的に使用状態に展開し、ドアを閉じるに伴って格納状態へ折りたたまれるので終始人手を要しない。この際、格納補助部材をドアのアームレストから下方へ延びる格納補助ベルトとすれば、ベルトの撓みによって補助シートクッションの上端部への押圧力が当該上端部の軌跡に近くなるので、ドア閉じに伴う格納がより滑らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す後面図である。
【図2】乗降補助シートを示す斜視図である。
【図3】格納補助ベルトの設置状態を示す図である。
【図4】格納状態から使用状態への補助シートクッションの移動軌跡を示す図である。
【図5】使用状態を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 運転席シート
3 運転席ドア
4 アームレスト
5 格納補助ベルト
6 取り付けブラケット
10 乗降補助シート
11 補助シートクッション
12 クッション支えブラケット
13 補助シートクッション取り付け面
14 アッパリンク取り付け壁
15 ロアリンク取り付け壁
16a、16b ベースブラケット
17 取り付け面
18 リンク取り付け壁
19 穴
20a、20b リンク機構
22 アッパリンク
24 ロアリンク
26 キー穴
30 荷重支えロッド
31 基部
32 オフセット部
32a 立ち上がり部
33 ロッド支持ブラケット
34 係止ブラケット
35 長穴
36 ブラケット
37 リンクロッド
38 フック部
39 係止片
40 コイルスプリング
41、42 ピン
45 キーロック
46 キー

Claims (6)

  1. 車両のシートの側部に設けられる固定側部材に対してアッパリンクとロアリンクとを有するリンク機構で連結され、シートの側部にそった縦位置から上方へ引き出して水平位置へ姿勢変化可能とした補助シートクッションと、
    固定側部材に一端を回転可能に支持され、他端を水平位置の補助シートクッションと係合可能とした保持部材とを有して、
    補助シートクッションが前記縦位置にある状態を格納状態、補助シートクッションが前記水平位置にある状態を使用状態とし、
    前記格納状態における補助シートクッションの上端を前記車両のシートの座面と略同レベル以下に設定してあり、
    前記リンク機構には前記格納状態から使用状態方向へ付勢するスプリングが設けられるとともに、
    前記補助シートクッションが水平位置となる際、前記保持部材の他端を補助シートクッションと係合させる係合手段を有することを特徴とする車両の乗降補助シート。
  2. 前記固定側部材がベースブラケットであり、
    前記補助シートクッションはクッション支えブラケットに固定され、
    前記アッパリンクとロアリンクの補助シートクッション側はクッション支えブラケットに連結され、
    前記係合手段は、クッション支えブラケットに設けられた係止片と、保持部材の前記他端近傍に設けた長穴を有する係止ブラケットと、クッション支えブラケットに回転可能に支持され、先端を係止ブラケットの長穴に係合させた連結部材とから構成されることを特徴とする請求項1記載の車両の乗降補助シート。
  3. 前記クッション支えブラケットにはキーロックが取り付けられ、対応するアッパリンクまたはロアリンクに形成したキー穴にキーロックのキーを差し込むことにより、格納状態を保持するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の車両の乗降補助シート。
  4. 前記格納状態から使用状態までの姿勢変化の間補助シートクッションの上端部に当接可能の格納補助部材が、車両のドアの内壁に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1に記載の車両の乗降補助シート。
  5. 車両のシートの側部に設けられる固定側部材に対してアッパリンクとロアリンクとを有するリンク機構で連結され、シートの側部にそった縦位置から上方へ引き出して水平位置へ姿勢変化可能とした補助シートクッションと、
    固定側部材に一端を回転可能に支持され、他端を水平位置の補助シートクッションと係合可能とした保持部材とを有して、
    補助シートクッションが前記縦位置にある状態を格納状態、補助シートクッションが前記水平位置にある状態を使用状態とし、
    前記格納状態における補助シートクッションの上端を前記車両のシートの座面と略同レベル以下に設定してあり、
    前記格納状態から使用状態までの姿勢変化の間補助シートクッションの上端部に当接可能の格納補助部材が、車両のドアの内壁に設けられていることを特徴とする車両の乗降補助シート
  6. 前記格納補助部材が、ドアのアームレストから下方へ延びる格納補助ベルトであることを特徴とする請求項4または5記載の車両の乗降補助シート。
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