JP3998021B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3998021B2 JP3998021B2 JP2005099850A JP2005099850A JP3998021B2 JP 3998021 B2 JP3998021 B2 JP 3998021B2 JP 2005099850 A JP2005099850 A JP 2005099850A JP 2005099850 A JP2005099850 A JP 2005099850A JP 3998021 B2 JP3998021 B2 JP 3998021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- image forming
- scanner
- paper
- roller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Description
そして、画像形成部分、記録媒体収容部分および排出媒体保持部分のうち、排出媒体保持部分が最も下方に配置されている。排出媒体保持部分は、記録媒体をその一部が装置本体から突出した状態で保持するように構成することにより小型化が容易であるから、この排出媒体保持部分が最下方に配置されることによって、装置の設置面積の縮小を容易に達成することができる。
このような構成によると、スキャナを、記録媒体収容部分の上方を覆う位置と、記録媒体収容部分の上方を開放する位置とに移動させることができる。そのため、スキャナを移動させて、記録媒体収容部分の上方を開放することによって、記録媒体収容部分への記録媒体の補給などのために、記録媒体収容部分に対して上方からアクセスすることができる。
このような構成によると、スキャナを、画像形成部分の上方を覆う位置と、画像形成部分の上方を開放する位置とに移動させることができる。そのため、スキャナを移動させて、画像形成部分の上方を開放することによって、画像形成部分に対して上方からアクセスすることができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の発明において、前記画像形成部分は、水平方向に並列的に配置され、互いに異なる色の現像剤を収容する、複数の現像部を備えていることを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記排出媒体保持部分は、装置本体の底部において、記録媒体の搬送方向に延びる空間を区画するように形成されており、前記排出媒体保持部分の前記空間における前記搬送方向の長さは、前記記録媒体収容部分に収容可能な最大の記録媒体の前記搬送方向の長さよりも短く、前記空間は、前記排紙突出口と連通していることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、装置の専有面積の縮小を図ることができながら、記録媒体収容部分に対するアクセスを可能にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、操作性の向上を図りつつ、画像形成部分に対するアクセスの容易化を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、操作性の向上を図ることができる。
1.複合機外観構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る複合機の外観を示す斜視図である。
この画像形成装置としての複合機1は、プリンタ2と、プリンタ2の上方に配置されるスキャナとしてのフラットベッドスキャナ3とを備え、プリンタ2によるプリント機能、フラットベッドスキャナ3によるスキャナ機能およびこれら機能の組み合わせによるコピー機能などを有している。そして、この複合機1は、机の上などに設置して使用することができる卓上型の複合機であって、全体として、その外観形状が上面の面積よりも底面の面積の方が小さい逆四角錐台形状をなし、設置面Fにおける設置面積S1が設置面Fへの投影面積S2よりも小さくなるように形成されている。
2.プリンタ全体構成
図2、図3および図4は、複合機1の内部構成を示す側断面図である。
<本体ケーシング>
本体ケーシング4は、硬質の樹脂からなり、下部ケーシング8および上部ケーシング9に分割して構成されている。
また、上部ケーシング9の背面17の下端部には、下部ケーシング8の背面13の上端縁に沿って延びる、記録媒体収容部分回動軸としての回動軸19が挿通されており、上部ケーシング9は、その回動軸19に回動自在に支持されている。これにより、上部ケーシング9は、正面16、背面17および両側面18の各下端縁がそれぞれ下部ケーシング8の正面12、背面13および両側面14の各上端縁に当接する閉位置(図2に示す位置)と、回動軸19を中心に回転して、正面16側が上方に持ち上がった開位置(図4に示す位置)とに開閉可能に設けられている。
<給紙部>
図2〜図4に示すように、給紙部5は、上部ケーシング9内の上部に配置されている。この給紙部5は、記録媒体としての用紙Pが収容される用紙収容凹部20と、用紙収容凹部20内に配置される用紙押圧板21と、用紙収容凹部20の後端部下方に配置される給紙ローラ22とを備えている。
用紙押圧板21は、用紙収容凹部20内において、前後方向途中から後端部にわたって設けられている。この用紙押圧板21は、前端部が、フラットベッドスキャナ3の下面に回転可能に支持されるとともに、後端部の上面が、押圧ばね23によって下方に付勢されている。
この給紙部5においては、用紙収容凹部20内に、用紙Pがほぼ水平に横たえた状態で収容される。そして、用紙押圧板21の後端部が、最上位の用紙Pの上面の後端部に当接し、押圧ばね23の付勢力によって、最下位の用紙Pの下面の後端部が、給紙ローラ22と接触するように押圧されている。給紙ローラ22が回転されると、給紙ローラ22に接触している最下位の用紙Pがエンジン部6へ向けて給紙される。
<エンジン部>
エンジン部6は、走査ユニット24、画像形成部分としてのプロセスカートリッジ25、転写部26、定着部27および搬送経路としての搬送パス28を備えている。
A.走査ユニット
走査ユニット24は、上部ケーシング9内において、給紙部5の下方に配置されている。走査ユニット24は、図示しないレーザ発光部および複数のレンズ、回転駆動されるポリゴンミラー29、複数の反射鏡30などを備えている。
B.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ25は、複数色(4色)のトナーの各色ごとに設けられ、下部ケーシング8内の上部において、前後方向(水平方向)に並列的に配置されている。より具体的には、プロセスカートリッジ25は、イエロープロセスカートリッジ25Y、マゼンタプロセスカートリッジ25M、シアンプロセスカートリッジ25Cおよびブラックプロセスカートリッジ25Kの4つからなる。下部ケーシング8内の上部には、5つの案内部材31が前後方向に互いに間隔を隔てて並列配置されており、これらの案内部材31の各間にプロセスカートリッジ25が1つずつ配置されている。
図5を参照して、各プロセスカートリッジ25は、筐体36と、この筐体36から外部に突出する取っ手361と、筐体36内に、現像部としての現像カートリッジ37、感光ドラム38、スコロトロン型帯電器39およびドラムクリーニングローラ40とを備えている。
筐体36は、外形が着脱経路35(図4参照)に沿うように湾曲した形状に形成されている。具体的には、筐体36は、上面362と、断面形状が円弧状に形成された一方面としての前円弧面41と、この前円弧面41と前後方向に間隔を隔てて対向し、断面形状が前円弧面41の断面円弧状の中心Cを中心とする同心円弧状に形成された他方面としての後円弧面42と、前円弧面41および後円弧面42の各幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向)両端縁を連結する両側面43とを有している。
トナー収容部44は、現像カートリッジ37の上側の内部空間として形成されており、トナー収容部44内を攪拌するアジテータ48を備えている。
また、トナー収容部44には、各プロセスカートリッジ25ごとに、イエロープロセスカートリッジ25Yにはイエロー、マゼンタプロセスカートリッジ25Mにはマゼンタ、シアンプロセスカートリッジ25Cにはシアン、および、ブラックプロセスカートリッジ25Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分のトナーがそれぞれ充填されている。
供給ローラ45は、トナー供給口の下方において、幅方向に延び、現像カートリッジ37に回転可能に設けられている。この供給ローラ45は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のスポンジローラとを備えている。
現像ローラ46は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴムローラとを備えている。より具体的には、現像ローラ46のゴムローラは、カーボン微粒子などを含む導電性のウレタンゴム、シリコーンゴムまたはEPDMゴムなどからなる弾性ローラと、その弾性ローラの表面に被覆される、ウレタンゴム、ウレタン樹脂、ポリイミド樹脂などが主成分とされるコート層との2層から形成されている。また、この現像ローラ46は、その下側部分が現像カートリッジ37の下側部分に形成される開口部49から露出するように配置され、現像時には、図示しない電源から現像バイアスが印加される。
そして、トナー供給口から放出されるトナーは、供給ローラ45の回転により、現像ローラ46に供給され、このとき、供給ローラ45と現像ローラ46との間で正極性に摩擦帯電され、さらに、現像ローラ46の上に供給されたトナーは、現像ローラ46の回転に伴って、層厚規制ブレード47の押圧部と現像ローラ46との間に進入し、一定厚さの薄層として現像ローラ46の上に担持される。
ドラムクリーニングローラ40は、感光ドラム38の回転方向におけるスコロトロン型帯電器39の上流側において、感光ドラム38と接触するように、プロセスカートリッジ25に回転可能に設けられている。ドラムクリーニングローラ40は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴムローラとを備え、クリーニング時には、図示しない電源からクリーニングバイアスが印加される。
C.転写部
転写部26は、図2〜4に示すように、下部ケーシング8内において、前後方向に沿って並列配置される各プロセスカートリッジ25と対向するように、各プロセスカートリッジ25の下方に配置されている。転写部26は、中間転写ユニット50と、ベルトクリーナユニット51とを備えている。
駆動ローラ52は、最後位のブラックプロセスカートリッジ25Kの感光ドラム38の後方に配置されている。従動ローラ53は、最前位のイエロープロセスカートリッジ25Yの感光ドラム38の前方に配置されている。
そして、駆動ローラ52の駆動により、従動ローラ53が従動され、転写ベルト54が、これら駆動ローラ52と従動ローラ53との間を、各プロセスカートリッジ25の感光ドラム38と接触する上側外面において、感光ドラム38と同方向に回転するように、周回移動される。
クリーニングブラシ57は、金属製のブラシ軸と、その金属製のブラシ軸の周りに設けられる導電性のブラシとを備えている。このクリーニングブラシ57は、転写ベルト54の下側外面と接触するように配置され、その接触部において、転写ベルト54の周回移動方向と同方向に回転するように、ベルトクリーナユニット51に回転可能に設けられており、クリーニング時には、図示しない電源から1次クリーニングバイアスが印加される。
D.定着部
定着部27は、下部ケーシング8内において、中間転写ユニット50の駆動ローラ52と2次転写ローラ56との間の2次転写位置に対して下方に配置されている。定着部27は、第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61を備えている。
第2加熱ローラ61は、定着部27を通過する用紙Pを前後方向に挟んで、第1加熱ローラ60の後方において対向配置されている。この第2加熱ローラ61も、アルミニウムなどの金属素管と、その金属素管内に配置されるハロゲンランプとを備えており、第1加熱ローラ60を押圧するように、下部ケーシング8において回転可能に支持されている。
E.搬送パス
搬送パス28は、下部ケーシング8において、給紙部5から、最後位のブラックプロセスカートリッジ25Kの後方を下方に向けて横切り、定着部27の第1加熱ローラ60と第2加熱ローラ61との間を通過して、排紙部7に至る経路として形成されている。
F.エンジン部における画像形成
そして、給紙部5から給紙された用紙Pは、搬送パス28において、上方から下方に向けて搬送され、レジストローラ62によるレジスト後に、2次転写位置に向けて搬送される。
その後、カラー画像が形成された用紙Pは、定着部27に搬送され、第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61によって、その用紙Pの上に転写されたカラー画像を、用紙Pがこれら第1加熱ローラ60および第2加熱ローラ61との間を通過する間に熱定着させる。熱定着された用紙Pは、搬送ローラ64によって、排紙部7に搬送される。これによって、複合機1のプリント機能が達成される。
また、用紙Pにカラー画像が転写された後に、転写ベルト54の表面に付着した用紙Pからの紙粉は、クリーニングブラシ57と対向したときに、クリーニングブラシ57に印加される1次クリーニングバイアスによって、クリーニングブラシ57に付着される。その後、クリーニングブラシ57に付着されたトナーは、回収ローラ58と対向したときに、回収ローラ58に印加される2次クリーニングバイアスによって、回収ローラ58に付着され、次いで、スクレーパによって掻き取られた後、回収ボックス59に回収される。
<排紙部>
排紙部7は、下部ケーシング8内の最下部に配置されている。これにより、下部ケーシング8には、上方から順に、プロセスカートリッジ25、転写部26、定着部27および排紙部7が配置されている。さらに、本体ケーシング4においては、上方から順に、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置され、複合機1の全体においては、上方から順に、フラットベッドスキャナ3、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置されている。
排紙ローラ65は、定着部27の下方であって、搬送パス28の下流側端部に配置されている。排紙ローラ65は、1対のローラからなり、定着部27においてカラー画像が熱定着された用紙Pを排紙保持部66に向けて排紙する。
3.フラットベッドスキャナ全体構成
フラットベッドスキャナ3は、スキャナ本体67と、スキャナ本体67に開閉自在に支持される原稿押さえカバー68とを備えている。
<スキャナ本体>
スキャナ本体67は、平面視においてプリンタ2とほぼ同じサイズに形成されており、プリンタ2と一体感が損なわれないように、その側面がプリンタ2の上部ケーシング9の上端縁から外側上方にやや傾斜している。このスキャナ本体67の上面は、水平方向に延びており、原稿が載置される原稿載置面72とされている。原稿載置面72には、図示しないガラス板が嵌められており、スキャナ本体67の内部には、図示しないが、そのガラス板の下方において、原稿を読み取るためのCCDセンサや、そのCCDセンサをガラス板と対向した状態で水平方向(前後方向)に走査させるための走査モータが収容されている。
<原稿押さえカバー>
原稿押さえカバー68は、スキャナ本体67の上面(原稿載置面72)に嵌められたガラス板の全面を覆うことができる平面視矩形状の薄板に形成されている。また、この原稿押さえカバー68は、スキャナ本体67の後端部においてスキャナ回動軸71と平行に延びるカバー軸69に回動自在に支持されており、原稿載置面72を開放する状態と原稿載置面72を覆う状態とに開閉可能となっている。すなわち、原稿押さえカバー68の前端部を上方に持ち上げると、図2に二点鎖線で示すように、原稿載置面72が開放され、原稿押さえカバー68の前端部を下方に下ろすと、図2に実線で示すように、原稿載置面72に嵌められたガラス板が覆われる。ガラス板上に原稿を載置した状態で、原稿押さえカバー68を閉じることにより、原稿押さえカバー68によって、原稿をガラス板に押し付けるように押さえることができる。
<フラットベッドスキャナにおける原稿読取>
そして、フラットベッドスキャナ3では、原稿載置面72に原稿がセットされた後、この複合機1に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から読取開始信号が入力されると、CCDセンサによる原稿の読み取りが行われ、CCDセンサによって原稿画像のデータが取得される。これにより、スキャナ機能が達成され、CCDセンサによって取得された画像データがパーソナルコンピュータに送られる。
4.第1実施形態の作用効果
そして、この複合機1では、フラットベッドスキャナ3が最も上方に配置され、そのフラットベッドスキャナ3の下方において、上方から、給紙部5、エンジン部6および排紙部7がこの順に配置されている。そのため、複合機1の底面積、つまり画像形成装置の設置面積S1を、給紙部5の用紙収容凹部20に収容される用紙Pのサイズに無関係とすることができる。その結果、給紙部5の用紙収容凹部20に収容される用紙Pのサイズと無関係に、設置面積S1の縮小を図ることができる。
とくに、この複合機1のように、排紙部7が最下部に配置されていれば、排紙保持部66の水平方向サイズを縮小することによって、設置面積S1の縮小を容易に達成することができる。
また、給紙部5と排紙部7との間にエンジン部6が配置されているので、給紙部5からエンジン部6を経由して排紙部7に至る搬送パス28を無理なく形成することができる。そのため、用紙Pの良好な搬送を確保することができる。
(第2実施形態)
図6、図7および図8は、本発明の第2実施形態に係る複合機の側断面図である。なお、図6〜図8において、第1実施形態を示す各図に示された部分に相当する部分には、それらの各部と同一の参照符号を付している。また、以下では、第2実施形態について、第1実施形態と相違する部分のみを説明し、第1実施形態と同様の部分の説明は省略する。
1.複合機外観構成
この複合機1は、第1実施形態と同様に、机の上などに設置して使用することができる卓上型の複合機であって、全体として、その外観形状が上面の面積よりも底面の面積の方が小さい逆四角錐台形状をなし、図6に示すように、設置面Fにおける設置面積S1が設置面Fへの投影面積S2よりも小さくなるように形成されている。
2.プリンタ全体構成
<本体ケーシング>
本体ケーシング4は、硬質の樹脂からなり、矩形状の底板73と、この底板73の周縁から外側に拡がりつつ上方に延びる側板74とを一体的に備えている。すなわち、側板74の各面は、底板73の各辺に接続される下端縁の長さが上端縁の長さよりも短い側面視逆台形状に形成され、底板73の各辺から外側斜め上方に延びている。
<給紙部>
給紙部5は、本体ケーシング4内の最上部に配置されている。この給紙部5において、用紙押圧板21は、用紙収容凹部20の前後方向途中から後端部にわたって設けられ、後端部の下面が図示しない押圧ばねによって上方に付勢されている。また、給紙ローラ22は、用紙収容凹部20の後端部上方において、用紙押圧板21の後端部と対向配置されている。
<エンジン部>
エンジン部6は、走査ユニット24、画像形成部分としてのプロセスユニット77、転写部26、定着部27および搬送パス28を備えている。
A.走査ユニット
走査ユニット24は、本体ケーシング4内において、給紙部5の下方に配置されている。
B.プロセスユニット
プロセスユニット77は、本体ケーシング4内において、走査ユニット24の下方に配置されている。このプロセスユニット77は、ユニットフレーム78と、複数色(4色)のトナーの各色ごとに設けられ、ユニットフレーム78に保持される感光ドラム79、現像カートリッジ80、スコロトロン型帯電器81およびドラムクリーニングローラ82とを備えている。
4つの感光ドラム79は、1対のフレーム側板83の下端部間に回転可能に架設され、フレーム側板83の下端縁に沿う傾斜方向に間隔を隔てて並列的に配置されている。各感光ドラム79は、ドラム本体が接地されるとともに、その表面が、ポリカーボネートを主成分とする有機感光体の感光層によって形成されている。
ドラムクリーニングローラ82は、感光ドラム79の回転方向におけるスコロトロン型帯電器81の上流側において、感光ドラム79と接触するように、1対のフレーム側板83の下端部間に回転可能に架設されている。ドラムクリーニングローラ82は、金属製のローラ軸と、そのローラ軸を被覆する導電性のゴムローラとを備え、クリーニング時には、図示しない電源からクリーニングバイアスが印加される。
C.転写部
転写部26は、本体ケーシング4内において、プロセスユニット77の下方に配置されている。
D.定着部
定着部27は、本体ケーシング4内において、中間転写ユニット50の駆動ローラ52と2次転写ローラ56との間の2次転写位置に対して下方に配置されている。
<排紙部>
排紙部7は、本体ケーシング4内の最下部に配置されている。これにより、本体ケーシング4には、上方から順に、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置されている。また、複合機1の全体においては、上方から順に、フラットベッドスキャナ3、給紙部5、エンジン部6および排紙部7が配置されている。
3.第2実施形態の作用効果
そして、この第2実施形態によれば、複数の現像カートリッジ80が水平方向に並列的に配置される、いわゆるタンデム型のレイアウトを採用しながらも、第1実施形態の場合と同様に、複合機1の設置面積S1の縮小を図ることができる。
3 フラットベッドスキャナ
4 本体ケーシング
5 給紙部
7 排紙部
19 回動軸
25 プロセスカートリッジ
37 現像カートリッジ
67 スキャナ本体
68 カバー
69 カバー軸
71 スキャナ回動軸
72 原稿載置面
77 プロセスユニット
80 現像カートリッジ
F 設置面
P 用紙
S1 設置面積
S2 投影面積
Claims (10)
- 水平方向に延びる原稿載置面を有し、前記原稿載置面上に載置された原稿を読み取るためのスキャナと、
記録媒体に画像を形成するための画像形成部分と、
前記画像形成部分による画像形成前の記録媒体を横たえた状態で収容する記録媒体収容部分と、
前記画像形成部分による画像形成済みの記録媒体を保持する排出媒体保持部分とを備え、
前記画像形成部分、前記記録媒体収容部分および前記排出媒体保持部分は、前記スキャナの下方であって、前記スキャナと上下方向に重なる位置に配置され、
前記画像形成部分は、前記記録媒体収容部分よりも下方に配置され、
前記排出媒体保持部分は、前記画像形成部分よりも下方に配置され、前記記録媒体収容部分に収容可能な最大の記録媒体を、その一部が装置本体に形成された排紙突出口から突出した状態で保持し、
装置本体の外観形状が逆四角錐台形状に形成されていることを特徴とする、画像形成装置。 - 前記スキャナは、前記記録媒体収容部分の上方を覆う位置と、前記記録媒体収容部分の上方を開放する位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記スキャナは、前記画像形成部分の上方を覆う位置と、前記画像形成部分の上方を開放する位置とに移動可能に設けられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記スキャナは、装置本体の一側面に沿って水平方向に延びるスキャナ回動軸を中心として、前記記録媒体収容部分の上方を覆う位置と、前記記録媒体収容部分の上方を開放する位置とに回動可能に設けられ、
前記記録媒体収容部分は、前記一側面に沿って水平方向に延びる記録媒体収容部分回動軸を中心として、前記画像形成部分の上方を覆う位置と、前記画像形成部分の上方を開放する位置とに回動可能に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記スキャナは、装置本体の一側面に沿って水平方向に延びるスキャナ回動軸を中心として回動可能に設けられ、前記原稿載置面を上面に有するスキャナ本体と、前記原稿載置面上に、前記スキャナ本体の前記スキャナ回動軸が設けられている側の端部において前記スキャナ回動軸と平行に延びるカバー軸を中心として回動可能に設けられ、前記原稿載置面に載置された原稿を押さえるためのカバーとを備えていることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成部分は、水平方向に並列的に配置され、互いに異なる色の現像剤を収容する、複数の現像部を備えていることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置。
- 前記排出媒体保持部分は、装置本体の底部において、記録媒体の搬送方向に延びる空間を区画するように形成されており、
前記排出媒体保持部分の前記空間における前記搬送方向の長さは、前記記録媒体収容部分に収容可能な最大の記録媒体の前記搬送方向の長さよりも短く、
前記空間は、前記排紙突出口と連通していることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。 - 前記記録媒体収容部分は、
記録媒体が収容される用紙収容凹部と、
前記用紙収容凹部内に配置され、前記用紙収容凹部に収容された記録媒体を押圧する用紙押圧板と、
前記用紙収容凹部の下方に配置され、前記用紙収容凹部に収容された記録媒体の下面に接触し、該記録媒体を前記画像形成部分に給紙する給紙ローラと
を備えることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。 - 記録媒体を前記記録媒体収容部分から前記排出媒体保持部分まで搬送するための搬送経路は、前記記録媒体収容部分の一方側端部に接続され、前記画像形成部分の前記一方側を横切り、前記排出媒体保持部分に対して前記一方側から接続されていることを特徴とする、請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置。
- 記録媒体に画像を形成するための画像形成部分と、
前記画像形成部分による画像形成前の記録媒体を横たえた状態で収容する記録媒体収容部分と、
前記画像形成部分による画像形成済みの記録媒体を保持する排出媒体保持部分とを備え、
前記画像形成部分、前記記録媒体収容部分および前記排出媒体保持部分は、互いに上下方向に重なる位置に配置され、
前記画像形成部分は、前記記録媒体収容部分よりも下方に配置され、
前記排出媒体保持部分は、前記画像形成部分よりも下方に配置され、前記記録媒体収容部分に収容可能な最大の記録媒体を、その一部が装置本体に形成された排紙突出口から突出した状態で保持し、
装置本体の外観形状が逆四角錐台形状に形成されていることを特徴とする、画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005099850A JP3998021B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005099850A JP3998021B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006279877A JP2006279877A (ja) | 2006-10-12 |
JP3998021B2 true JP3998021B2 (ja) | 2007-10-24 |
Family
ID=37214086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005099850A Expired - Fee Related JP3998021B2 (ja) | 2005-03-30 | 2005-03-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3998021B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4848258B2 (ja) | 2006-12-05 | 2011-12-28 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5066374B2 (ja) * | 2007-01-11 | 2012-11-07 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5106133B2 (ja) | 2007-01-24 | 2012-12-26 | 株式会社リコー | 画像形成装置の上部構造体開閉装置、画像形成装置、および画像形成装置の上部構造体開閉緩衝方法 |
US8089666B2 (en) | 2007-01-25 | 2012-01-03 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP4977630B2 (ja) | 2007-01-30 | 2012-07-18 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US8154770B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-04-10 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US8244167B2 (en) | 2007-01-31 | 2012-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
US8032071B2 (en) | 2007-01-31 | 2011-10-04 | Ricoh Company, Ltd | Image forming apparatus including a reading part supported by first and second supporters |
US8275285B2 (en) | 2007-02-26 | 2012-09-25 | Ricoh Company, Ltd. | Process cartridge and image forming apparatus |
US8194255B2 (en) | 2007-09-14 | 2012-06-05 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP5232456B2 (ja) * | 2007-12-10 | 2013-07-10 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5532275B2 (ja) * | 2012-11-01 | 2014-06-25 | 村田機械株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0498266A (ja) * | 1990-08-17 | 1992-03-30 | Ricoh Co Ltd | 電子写真式画像形成装置 |
JPH05173397A (ja) * | 1991-12-26 | 1993-07-13 | Konica Corp | カラー画像形成装置 |
JPH0962044A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 画像処理装置 |
JPH09164743A (ja) * | 1995-12-14 | 1997-06-24 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002154705A (ja) * | 2000-11-20 | 2002-05-28 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2003241460A (ja) * | 2002-02-14 | 2003-08-27 | Ricoh Elemex Corp | 画像形成装置 |
JP2004347720A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
-
2005
- 2005-03-30 JP JP2005099850A patent/JP3998021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006279877A (ja) | 2006-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3998021B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4247688B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP3945437B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4919014B2 (ja) | 画像形成装置 | |
EP1703339A1 (en) | Image forming apparatus with slidable support frame for development cartridges | |
JP3758637B2 (ja) | 画像形成装置およびその組み付け方法 | |
JP2007148287A (ja) | 現像カートリッジ、プロセスユニットおよび画像形成装置 | |
JP2004347720A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2004279937A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4983130B2 (ja) | 画像形成装置および現像剤カートリッジ | |
JP2004069884A (ja) | 画像読み取り手段を有する画像形成装置 | |
JP4835671B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4288610B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4188075B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009139971A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4423567B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4281013B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6197310B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4296506B2 (ja) | 画像形成装置およびベルトユニット | |
JP2006030643A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4746666B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4059110B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4983129B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4433330B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4069931B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070413 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070424 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070717 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070730 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 3998021 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100817 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110817 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120817 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130817 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |