JP3996681B2 - シャワー装置 - Google Patents

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正明 河栗
白井  滋
博明 ▲よし▼田
圭子 安井
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はシャワー装置で、特に入浴時に入浴者身体の特定部位への部分シャワー浴による温熱効果その他の血行促進作用により、入浴者の冷え、肩凝り、疲れなどを軽減する目的のリラクゼーション・シャワー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
シャワー入浴はスポーツの後、身体の疲れを取り、リフレッシュするために有効な入浴法である。手軽に浴びることができ、温水の温熱効果と噴流の心地よい感触(噴流感)が心身をリラックスさせる。また手足の冷え性などの改善目的に足浴など部分浴も常用されている。夏季のクーラー使用等で下半身が冷え、デスクワークに多くの時間を費やす人とか、高齢者、冷えに敏感な女性のほとんどが足の冷えを経験している。これは足部の血液の心臓に帰る流れ=静脈流(帰血流)が停滞しがちになり、温かい動脈血の補充が不足することによる。この血の流れの改善策として足を温め血行をよくすることは、必然的に下肢から、腰腹部、背部、肩甲部までの血流をよくすることになる。
【0003】
またシャワー入浴とは関係ないが、筋緊張をほぐす目的で温熱パッドその他によるコンディショニングが整体治療その他で用いられてきた。スポーツによる筋肉疲労、冷え性による腰手足のしびれなどは、患部周辺の筋肉の血管が収縮し、筋緊張がとれないで鈍痛感、疲労感が長引くことがある。整体治療院、鍼灸治療院その他のコンディショニングセンターでは電熱、蓄熱等による温熱パッドを患部にあてて、血行を促進させ筋緊張をほぐすことが行われている。
【0004】
また湯治等において血行を良くするために、古来から末梢血管拡張剤として炭酸泉が用いられてきた。日本では少ないが、温泉療法の盛んなドイツや東ヨーロッパで、炭酸泉は「心臓の湯」と呼ばれる、血管、心臓、血圧などの障害を治療し、リハビリにも利用されている。
【0005】
人体の局部に血行促進の目的で炭酸ガスを利用する例としては,炭酸による血行促進装置が考案されている。例えば特開平7−171189号公報では炭酸ガスによる血管拡張作用及び血液粘度低下作用等の作用を利用して、皮膚に炭酸ガスを浴びせることにより、人体の局部に効率良くかつ十分な血行促進効果を与えることができる血行促進装置が考案されている。
【0006】
これは図12に示すとおり、次のような構成である。シャワーキャップ型に形成された簡易カバー1の所定部位に流通路2の一端が連結されている。流通路2の他端には、内部にミスト発生装置3が組み込まれた炭酸ガス発生装置4が連結されている。炭酸ガス発生装置4は、炭酸ガス(CO2ガス)を発生してこれを流通路2を介して簡易カバー1に供給するものであり、ミスト発生装置3は、水をミスト化(霧化)してこれを流通路2を介して簡易カバー1に供給するものである。そして簡易カバー1を頭部に装着することにより、頭部と簡易カバー1との間に密閉空間を形成する。次に、ミスト発生装置3の駆動により、密閉空間にミストが噴射され、頭皮に湿り気が与えられる。そして、ミスト発生装置3が停止した後に、炭酸ガス発生装置4が駆動すると、密閉空間に炭酸ガスが噴射され充満される。そして、この状態を一定時間保つことにより、炭酸ガスが速やかに経皮吸収されるので、頭部は、効率良くかつ十分に血行促進される。
【0007】
またシャワーにより入浴者に十分なマッサージ効果を与え、血行促進を図る例として、特開平5−317372号公報では浴槽の肩当て用シャワーとして、次のようなものが考案されている。肩当て用ノズルの向きを先端程内側になるように向けてシャワー水が人間の肩のつぼに当たるようにしてあるので、肩当て用シャワー装置を人間の頭の邪魔にならない位置に配置しながらシャワー水を人間の肩のつぼである肩井に集中的に当てることができるものであって、肩のつぼを効果的にマッサージしてマッサージ効果を上げることができるものである。
【0008】
これは図13に示すとおり、次のような構成である。浴槽5のフランジ6に一対の肩当て用シャワー装置7を人間の頭の幅より十分広い間隔を隔てて配置し、各肩当て用シャワー装置7に入浴者の肩に向けてシャワー水を噴射する肩当て用ノズル8を設けると共に一対の肩当て用ノズル8の向きを先端程内側になるように向けてシャワー水が人間の肩のつぼに当たるようにして成ることを特徴とする。そして肩当て用シャワー装置7を頭の邪魔にならないように頭の幅より十分の間隔を隔てて配置しても内側に向けて傾斜させた肩当て用ノズル8からのシャワー水を肩のつぼの肩井に効果的当てて十分なマッサージ効果を得ることができる。
【0009】
また特開平5−200082号公報では入浴者に十分なマッサージ効果を与えると同時に、快適さを損なうことがなく、浴湯が減るのを防止する浴槽の肩当て用シャワーの飛散防止装置が考案されている。
【0010】
これは図14に示すとおり、浴槽の肩当て用シャワーの飛散防止装置として、浴槽9のフランジ10に肩に向けてシャワー水を噴射する肩当てノズル11を肩当てノズルの向きが自在に変えられるように設け、肩当てノズル11から噴射されるシャワー水の外周を覆って飛散を防止する飛散防止カバー12を肩当てノズル11に装着して成ることを特徴とするものである。そして飛散防止カバー12でシャワー水の外周を覆ってシャワー水の飛散を防止することにより、シャワー水が飛散することによる不快感や浴湯の減少を防止できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
シャワー入浴は手軽に浴びることができ、温水の温熱効果と噴流の心地よい感触(噴流感)が全身をリラックスさせる。しかし首すじの凝り(頚部)、肩凝り(肩峰肩甲部)、背筋の疲れ(背部)、腰の疲れ・痛み(腰部)等を重点的に和らげようとする場合、患部への重点的な温熱効果、血行促進効果等の作用が必要になる。しかし、一方シャワー入浴を楽しむ際に同時に患部への重点的な作用を行う場合、患部への煩雑なセッティングが必要な装置であれば、シャワー入浴の手軽さを犠牲にすることになり、全体としての快適性を損なう恐れがある。
【0012】
本発明は、シャワー入浴時に手軽な患部への装着が可能なシャワー装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記の課題を解決するため、着座手段に着座した入浴者の背部を支持する人体支持手段と、入浴者の肩部、および腰部と対応するように前記人体支持手段に形成された凹部と、前記凹部内に温水を噴出する温水噴出手段とを具備し、前記温水噴出手段は温水を旋回させて噴出する複数の旋回孔と、これら複数の旋回孔から噴出された旋回温水を混合する旋回室と、旋回室から略円錐形に旋回温水を噴出する噴出孔とから構成され、噴出孔の壁面を略円錐形に形成し、凹部の壁面を噴出角度に沿う形状に形成し、噴出孔の略円錐形をした壁面に付着しながら噴出する旋回流が入浴者によって前方開放部が塞がれた凹部の壁面に沿って温水をシャワー状に噴射するようにした。
【0014】
そして、望ましくは、凹部壁面に突起部を設けておく。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明は、着座手段に着座した入浴者の背部を支持する人体支持手段と、入浴者の肩部、および腰部と対応するように前記人体支持手段に形成された凹部と、前記凹部内に温水を噴出する温水噴出手段とを具備し、前記温水噴出手段は温水を旋回させて噴出する複数の旋回孔と、これら複数の旋回孔から噴出された旋回温水を混合する旋回室と、旋回室から略円錐形に旋回温水を噴出する噴出孔とから構成され、噴出孔の壁面を略円錐形に形成し、凹部の壁面を噴出角度に沿う形状に形成し、噴出孔の略円錐形をした壁面に付着しながら噴出する旋回流が入浴者によって前方開放部が塞がれた凹部の壁面に沿って温水をシャワー状に噴射するようにした。
【0016】
そして、入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出することで、煩雑な装着手間が必要なく、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果により凹部近辺の人体特定部位への温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行えるものである。
【0017】
望ましくは、凹部壁面に突起部を設けておくことで、温水噴出手段からの噴流が凹部壁面に設けた突起部にあたり拡散するため、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果と併せて、凹部近辺の人体特定部位への温熱効果をまんべんなく高めることができ、患部への温熱による血行促進が図れる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0019】
(実施例1)
本発明の実施例1について、図1、図2、図3および図4を参照しながら説明する。図1は同実施例のシャワー装置の構成図、図2は同実施例の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図、図3は同実施例の温水噴出手段先端の詳細図、図4は同実施例における凹部内人体皮膚面における温度特性図である。
【0020】
図1において、13はシャワー装置本体、14はシャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段、15は人体支持手段14の人体肩部との接触面に設けた凹部(肩)、16は人体支持手段14の人体腰部との接触面に設けた凹部(腰)、17は凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段、18は入浴者が着座する着座手段、19はシャワー装置本体13に取り付けたアーム、20はアーム19に取り付けられ、着座した入浴者に温水を噴出するシャワーノズル、21は温水噴出手段17およびシャワーノズル20に温水を供給する給湯機、22は給湯機からの温水を温水噴出手段17またはシャワーノズル20のいずれか1方または両方に供給の切換えおよび流量の制御を行う流路制御弁である。
【0021】
温水噴出手段17は人体支持手段14に凹部(肩)15、凹部(腰)16に人体接触面に向かって噴出方向可動に支持されている。アーム19はシャワー装置本体13に回転自在に取り付けられ、シャワーノズル20は、アーム19に噴出方向可動に支持されている。着座手段5はシャワー装置本体4に固定または可動に支持されている。
【0022】
図2において、温水噴出手段17の具体構成を示す。凹部(肩)15の内部に次の各部品から成る温水噴出手段17が設けられている。23は流体を旋回する旋回チップであり、同一円周上に3カ所の旋回部である旋回孔24と旋回孔の略中心に中心孔25が設けられている。3カ所の旋回孔24は、それぞれの旋回孔24から出る旋回流が均等となるように、開口面積が等しく、また、円周を3等分するように設けられている。
【0023】
そして3カ所の旋回孔24は流入した流体を旋回するように所定の角度がつけられている。また、中心孔25は、旋回孔24からの旋回流の中心流れを形成する。26は旋回チップ23下流側に設けられ、旋回孔24で旋回されたそれぞれの旋回流が混同する旋回室であり、旋回流を安定している。また、旋回室26には旋回された流体を噴出する噴出孔27が設けられている。
【0024】
図3に示すように、噴出孔27の噴出方向壁面29は略円錐形に成形してある。凹部(肩)15の壁面は温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してある。凹部(肩)15の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてある。凹部(腰)16の壁面も同様に温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してあり、かつ凹部(腰)16の人体と接触する外周も鋭利な角がない形状としてある。
【0025】
次に動作、作用について説明する。入浴者が着座手段18に着座する。シャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段14に背中・腰をあずける。その際、人体支持手段14に設けた凹部(肩)15および凹部(腰)16の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてあるので、入浴者は安心して身体をあずけることが出来る。その後、流路制御弁22により給湯機21からの温水を凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17およびアーム19に取り付けたシャワーノズル20に供給する。そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かって温水を噴出する。
【0026】
温水は、旋回チップ15において、開口面積比で流体は3カ所の旋回孔16と中心孔17の各流路に分けられる。旋回孔16に入った流体は、旋回力を有する旋回流となり旋回室18に至る。旋回室18では、旋回孔16からの旋回流が、中心孔17から噴出孔19に形成されている軸流れを中心に旋回、混合され、安定した旋回流となる。
【0027】
そして、軸流れをもつ旋回流は噴出孔19から噴出される。噴出の際、旋回流の持つ旋回力により、噴流は噴出孔27の略円錐形の壁面29に付着しながら噴出される。そして直角以上の広角に広がり、人体支持手段14の凹部(腰)16内部に面した入浴者の腰部に均等に、かつ広範囲に噴出される。
【0028】
この時、温水噴出手段17からの噴出は凹部(肩)15の壁面が温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してあるため、噴流熱放出を抑えることができるので、開放噴出であるシャワーノズル20からの噴流に比べて、凹部(肩)15が面している肩面への噴流による温熱上昇を高めることができる。
【0029】
図4に示すとおり、温水噴出に対する同距離で比較した凹部内皮膚温度と開放状態での暴露皮膚温度では約11.5℃の差が認められる。同様に凹部(腰)16が面している腰面への噴流による温熱上昇を高めることができる。そしてシャワーノズル20による前半身に比べて、より高い温熱効果を肩部、腰部に与えることが出来る。
【0030】
(実施例2)
本発明の実施例2について、図5を参照しながら説明する。図5は同実施例のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図である。
【0031】
実施例2は実施例1の凹部(肩)15、凹部(腰)16の構成を変更したものである。図5において、凹部(肩)15の内部に次の各部品から成る温水噴出手段17が設けられている。23は流体を旋回する旋回チップであり、同一円周上に3カ所の旋回部である旋回孔24と旋回孔の略中心に中心孔25が設けられている。3カ所の旋回孔24は、それぞれの旋回孔24から出る旋回流が均等となるように、開口面積が等しく、また、円周を3等分するように設けられている。
【0032】
そして3カ所の旋回孔24は流入した流体を旋回するように所定の角度がつけられている。また、中心孔25は、旋回孔24からの旋回流の中心に軸流れを形成する。26は旋回チップ23下流側に設けられ、旋回孔24で旋回されたそれぞれの旋回流が混同する旋回室であり、旋回流を安定している。
【0033】
また、旋回室26には旋回された流体を噴出する噴出孔27が設けられている。旋回流と軸流れのバランスは旋回流が強くなるように調整してある。凹部(肩)15の壁面は温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してあり、壁面途中には鋸様の断面を持つ突起部30が設けてある。凹部(肩)15の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてあり、かつ外周28を覆うように弾力性材料成形品31を固設してある。弾力性材料成形品31はウレタン発泡材を成形したものである。また実施例1と同様に、凹部(腰)16も凹部(肩)15と同様な構成としてある。
【0034】
なお上記実施例と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0035】
次に動作、作用について説明する。実施例1と同様に、入浴者が着座手段18に着座する。シャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段14に背中・腰をあずける。その際、人体支持手段14に設けた凹部(肩)15および凹部(腰)16の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてあり、かつ弾力性材料成形品31で覆っているため、入浴者は安心して身体をあずけることが出来る。
【0036】
その後、流路制御弁22により給湯機21からの温水を凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17およびアーム19に取り付けたシャワーノズル20に供給する。そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かって温水を噴出する。
【0037】
温水は、旋回チップ15において、開口面積比で流体は3カ所の旋回孔16と中心孔17の各流路に分けられる。旋回孔16に入った流体は、旋回力を有する旋回流となり旋回室18に至る。旋回室18では、旋回孔16からの旋回流が、中心孔17から噴出孔19に形成されている軸流れを中心に旋回、混合され、安定した旋回流となる。
【0038】
そして、軸流れをもつ旋回流は噴出孔19から噴出される。噴出の際、旋回流の持つ旋回力により、噴流は噴出孔27の略円錐形の壁面29に付着しながら噴出され、旋回流と軸流れのバランスは旋回流が強くなるように調整してあるため、円錐様の噴流において、中心部分より円錐周辺部分の噴流分布が密になっている。そして直角以上の広角に広がり、噴出された噴流の周辺部分は、凹部(肩)15の壁面途中に設けた鋸様の断面を持つ突起部30にあたり、反射・攪拌される。そして人体支持手段14の凹部(腰)16内部に面した入浴者の腰部全体にまんべんなく噴流があたる。
【0039】
(実施例3)
本発明の実施例3について、図6および図7を参照しながら説明する。図6は同実施例のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図、図7は同実施例のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の斜視図である。
【0040】
実施例3は実施例1の凹部(肩)15、凹部(腰)16の構成を変更したものである。図6において、凹部(肩)15の内部に温水噴出手段17が設けられている。凹部(肩)15の壁面は温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してある。凹部(肩)15の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてあり、かつその鉛直方向下方の一部を凹凸形状に形成してあり、窪み様の水抜き部32を形成してある。
【0041】
図7に示すとおり、水抜き部32は凹部(肩)15の人体と接触する外周28の鉛直方向下方に複数個設けてある。そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から温水を噴出している最中に、人体皮膚面によって、凹部(肩)15が密閉された場合でも、噴出水量が全て流下できるだけの水抜き部としての開口を確保できる窪み断面と窪み個数となるように水抜き部32が設けてある。また実施例1と同様に、凹部(腰)16も凹部(肩)15と同様な構成としてある。
【0042】
なお上記実施例と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0043】
次に動作、作用について説明する。実施例1と同様に、入浴者が着座手段18に着座する。シャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段14に背中・腰をあずける。その際、人体支持手段14に設けた凹部(肩)15および凹部(腰)16の人体と接触する外周28は鋭利な角がない形状としてあるので、入浴者は安心して身体をあずけることが出来る。
【0044】
その後、流路制御弁22により給湯機21からの温水を凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17およびアーム19に取り付けたシャワーノズル20に供給する。
【0045】
そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かって温水を噴出する。
【0046】
温水噴出手段17から温水を噴出している最中に、人体皮膚面によって、凹部(肩)15および凹部(腰)16が密閉された場合、噴出された温水は凹部(肩)15および凹部(腰)16の内部に溜り、温水噴出手段17からの噴出を妨げる危険があるが、この時水抜き部32の窪みは人体皮膚面によって塞がることはないので、溜まりだした温水は水抜き部32から外部へ流下する。
【0047】
(実施例4)
本発明の実施例4について、図8および図9を参照しながら説明する。図8は同実施例の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図、図9(a)、(b)は同実施例の温水噴出手段の動作説明図である。
【0048】
実施例4は実施例1の凹部(肩)15、凹部(腰)16の構成を変更したものである。図8において、凹部(肩)15の内部に次の各部品から成る温水噴出手段17が設けられている。23は流体を旋回する旋回チップであり、同一円周上に3カ所の旋回部である旋回孔24と旋回孔の略中心に中心孔25が設けられている。3カ所の旋回孔24は、それぞれの旋回孔24から出る旋回流が均等となるように、開口面積が等しく、また、円周を3等分するように設けられている。そして3カ所の旋回孔24は流入した流体を旋回するように所定の角度がつけられている。
【0049】
また、中心孔25は、旋回孔24からの旋回流の中心に軸流れを形成する。26は旋回チップ23下流側に設けられ、旋回孔24で旋回されたそれぞれの旋回流が混同する旋回室であり、旋回流を安定している。また、旋回室26には旋回された流体を噴出する噴出孔27が設けられている。
【0050】
旋回流と軸流れのバランスは旋回流が強くなるように調整してある。33は温水噴出手段17の噴流分布を可変にする噴流分布可変手段であるエジェクター、34はエジェクター33への空気導入路、35は空気導入路34の空気取り入れ側に設けた電磁弁である。
【0051】
なお上記実施例と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0052】
次に動作、作用について説明する。実施例1と同様に、入浴者が着座手段18に着座する。シャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段14に背中・腰をあずける。その後、流路制御弁22により給湯機21からの温水を凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17およびアーム19に取り付けたシャワーノズル20に供給する。
【0053】
そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かって温水を噴出する。
【0054】
温水は、旋回チップ15において、開口面積比で流体は3カ所の旋回孔16と中心孔17の各流路に分けられる。旋回孔16に入った流体は、旋回力を有する旋回流となり旋回室18に至る。旋回室18では、旋回孔16からの旋回流が、中心孔17から噴出孔19に形成されている軸流れを中心に旋回、混合され、安定した旋回流となる。そして、軸流れをもつ旋回流は噴出孔19から噴出される。噴出の際、旋回流の持つ旋回力により、噴流は噴出孔27の略円錐形の壁面29に付着しながら噴出され、旋回流と軸流れのバランスは旋回流が強くなるように調整してあるため、円錐様の噴流において、中心部分より円錐周辺部分の噴流分布が密になっている。
【0055】
次に電磁弁35を開放し、空気導入手段34からのエジェクタ33へ空気導入路を開き、エジェクタ33の負圧吸引により、空気が気泡となって温水に混入する。そして安定した旋回流となって噴出孔27の略円錐形の壁面29に付着しながら噴出されている温水が、旋回流および噴出孔27の略円錐形の壁面29への付着が気泡により乱され、旋回流と軸流れのバランスが崩れ、軸流れが強くなる。
【0056】
図9(a)がエジェクタ33による気泡混入前、図9(b)が気泡混入後の噴流分布を示す。気泡混入前(a)に比べて、軸流れが強くなるので噴流分布は中心に集中する。この(a)、(b)の動作状態を繰り返すことによって、噴流分布の集中箇所を変化させ、凹部(肩)15および凹部(腰)16内部に面した入浴者の肩部、腰部により高い温熱効果を与えることが出来る。
【0057】
(実施例5)
本発明の実施例5について、図10および図11を参照しながら説明する。図10は同実施例のシャワー装置の構成図、図11は同実施例における凹部内人体皮膚面における血流特性図である。
【0058】
図10において、36は末梢血管拡張剤としての炭酸ガスを供給する末梢血管拡張剤供給手段、37は末梢血管拡張剤供給手段36から供給された末梢血管拡張剤としての炭酸ガスを給湯機21からの温水に溶解する末梢血管拡張剤溶解手段である。
【0059】
なお上記実施例と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0060】
次に動作、作用について説明する。入浴者が着座手段18に着座する。シャワー装置本体13の一部に設けた人体支持手段14に背中・腰をあずける。その後、流路制御弁22により給湯機21からの温水を凹部(肩)15、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17およびアーム19に取り付けたシャワーノズル20に供給する。そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かって温水を噴出する。
【0061】
次に末梢血管拡張剤供給手段36が末梢血管拡張剤としての炭酸ガスを供給し、末梢血管拡張剤溶解手段37が炭酸ガス供給手段36から供給された末梢血管拡張剤としての炭酸ガス(温水7l/min対して約1.7l/min)を水に溶解する。
【0062】
そして凹部(肩)15の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の肩部に、凹部(腰)16の内部に設けた温水噴出手段17から入浴者の腰部に、またシャワーノズル20から入浴者前半身に向かってそれぞれ末梢血管拡張剤溶解水を噴出する。炭酸濃度は約400ppmで入浴者身体各部に十分な血流上昇効果を与える。
【0063】
この時、温水噴出手段17からの噴出は凹部(肩)15の壁面が温水噴出手段17からの噴出角度に沿う形状に形成してあるため、炭酸ガスの開放空間への拡散を抑えることができるので、開放噴出であるシャワーノズル20からの噴流に比べて、凹部(肩)15が面している肩面への噴流による血流上昇効果を高めることができる。
【0064】
図11に示すとおり、温水噴出に対する同距離で比較した凹部内皮膚血流値と開放状態での暴露皮膚における血流値では凹部内の皮膚血流値が高くなっている。同様に凹部(腰)16が面している腰面への噴流による血流上昇を高めることができる。そしてシャワーノズル20による前半身に比べて、より高い血流上昇効果を肩部、腰部に与えることが出来る。
【0065】
前記各実施例の技術的意義を総括すれば以下次の通りである。
【0066】
(1)入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出することで、煩雑な装着手間が必要なく、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果により凹部近辺の人体特定部位への温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0067】
(2)入浴者が人体支持手段で頚部、肩峰肩甲部、背部、腰部のいずれか1ヶ所または複数箇所を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出することで、煩雑な装着手間が必要なく、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果により凹部近辺の頚部、肩峰肩甲部、背部、腰部への温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0068】
3)凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、温水噴出手段からの噴流と温水 噴出角度に沿った形状の凹部壁面との間の空隙が少なくなるため、噴流の空間放熱が少なくなり、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果と併せて、凹部近辺の人体特定部位への温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0069】
(4)凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、温水噴出手段からの噴流が凹部壁面に設けた突起部にあたり拡散するため、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果と併せて、凹部近辺の人体特定部位への温熱効果をまんべんなく高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0070】
(5)入浴者が人体支持手段で身体を支持させる際に、凹部の外周の人体と接触する部分に鋭利な角がない形状により、凹部に身体を接触させることへの危険を低減させ、安心して身体を支持させた上で、患部への温熱による血行促進が行える。
【0071】
(6)入浴者が人体支持手段で身体を支持させる際に、凹部の外周の人体と接触する部分に設けた弾力性材料成形品により、凹部に身体を接触させる際の堅さを和らげ、安心して身体を支持させた上で、患部への温熱による血行促進が行える。
【0072】
(7)入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、凹部が人体接触面に接した身体により閉塞した場合、閉塞空間に満たされた温水が水抜き部から抜けて、温水噴出手段からの噴流が閉塞空間に満たされた温水により妨害されることなく、温水噴流の温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0073】
(8)入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、凹部が人体接触面に接した身体により閉塞した場合、閉塞空間に満たされた温水が凹部の外周の1部に設けた凹凸形状から抜けて、温水噴出手段からの噴流が妨害されることなく、温水噴流の温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0074】
(9)入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を鈍角の広い噴出角度で噴出することにより、身体を近づけても対象とする凹部近辺の人体特定部位を広範囲に温めることができ、人体支持手段および温水噴出手段の奥行きを小さく設計できる。
【0075】
(10)凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、温水噴出手段からの噴流分布を可変にすることで、凹部および人体接触面に接した身体による温水噴流の遮蔽効果と併せて、凹部近辺の人体特定部位への温熱効果をまんべんなく高めることができ、患部への温熱による血行促進が行える。
【0076】
(11)凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、温水噴出手段から温水に加えて末梢血管拡張剤溶解水を噴出、または末梢血管拡張剤溶解水のみを噴出することで、凹部および人体接触面に接した身体による噴流の遮蔽効果により、末梢血管拡張剤が人体皮膚に吸収されやすくなり、凹部近辺の人体特定部位の血流を上昇させることができ、患部の血行促進が行える。
【0077】
(12)凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際に、温水噴出手段から温水に加えて炭酸ガス溶解水を噴出、または炭酸ガス溶解水のみを噴出することで、凹部および人体接触面に接した身体による噴流の遮蔽効果により、炭酸ガスが人体皮膚に吸収されやすくなり、凹部近辺の人体特定部位の血流を上昇させることができ、患部の血行促進が行える
【0078】
【発明の効果】
以上のように本発明のシャワー装置によれば、入浴者が人体支持手段で身体を支持し、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出することで、煩雑な装着手間が必要なく、凹部内の温水噴出手段から温水を噴出する際、温水噴出手段からの噴流と温水噴出角度に沿った形状の凹部壁面との間の空隙が少なくなるため、噴流の空間放熱が少なくなり、凹部及び人体接触面に接した身体による温水噴流の遮熱効果と併せて、凹部近辺の人体特定部位への温熱効果を高めることができ、患部への温熱による血行促進が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1のシャワー装置の構成図
【図2】 同実施例1の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図
【図3】 同実施例1の温水噴出手段先端の詳細図
【図4】 同実施例1における凹部内人体皮膚面における温度特性図
【図5】 本発明の実施例2のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図
【図6】 本発明の実施例3のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図
【図7】 同実施例3のシャワー装置の人体支持手段凹部および温水噴出手段の斜視図
【図8】 本発明の実施例4の人体支持手段凹部および温水噴出手段の構成図
【図9】 (a)同実施例4の温水噴出手段の動作説明図
(b)同実施例4の温水噴出手段の気泡混入後の動作説明図
【図10】 本発明の実施例5のシャワー装置の構成図
【図11】 同実施例5における凹部内人体皮膚面における血流特性図
【図12】 従来の血行促進装置の説明図
【図13】 従来の浴槽の肩当て用シャワーの説明図
【図14】 従来の浴槽の肩当て用シャワーの飛散防止装置の説明図
【符号の説明】
14 人体支持手段
15 凹部(肩)
16 凹部(腰)
17 温水噴出手段
28 凹部外周
30 凹部壁面突起部
31 弾力性材料成形品
32 水抜き部
33 噴流分布可変手段
36 末梢血管拡張剤供給手段
37 末梢血管拡張剤溶解手段

Claims (2)

  1. 着座手段に着座した入浴者の背部を支持する人体支持手段と、入浴者の肩部、および腰部と対応するように前記人体支持手段に形成された凹部と、前記凹部内に温水を噴出する温水噴出手段とを具備し、前記温水噴出手段は温水を旋回させて噴出する複数の旋回孔と、これら複数の旋回孔から噴出された旋回温水を混合する旋回室と、旋回室から略円錐形に旋回温水を噴出する噴出孔とから構成され、噴出孔の壁面を略円錐形に形成し、凹部の壁面を噴出角度に沿う形状に形成し、噴出孔の略円錐形をした壁面に付着しながら噴出する旋回流が入浴者によって前方開放部が塞がれた凹部の壁面に沿って温水をシャワー状に噴射するようにしたシャワー装置。
  2. 凹部壁面に突起部を設けた請求項1記載のシャワー装置。
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