JP3996518B2

JP3996518B2 - Walk-type field cultivator

Info

Publication number: JP3996518B2
Application number: JP2003010545A
Authority: JP
Inventors: 洋平金尾; 栄二山崎
Original assignee: セイレイ工業株式会社
Priority date: 2003-01-20
Filing date: 2003-01-20
Publication date: 2007-10-24
Anticipated expiration: 2023-01-20
Also published as: JP2004222513A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドライブケースに支承した内外二重のロータリ軸を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群と外ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群とを同時に正逆転させて耕耘作業し得るロータリ耕耘装置を、自走車体に連設した歩行型耕耘機に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ドライブケースに支承した内外二重のロータリ軸を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群と外ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群とを同時に正逆転させて耕耘作業できるようにしたロータリ耕耘装置（部分正逆転ロータリ耕耘装置）を自走車体に連設するに、ロータリ耕耘装置側に設けたコ字状の被連結ヒッチを自走車体側のコ字状ヒッチに合接させて両者の接合部にヒッチピンを貫挿して連結するようにした歩行型耕耘機が知られている（例えば、特許文献１参照）。
【０００３】
また、ドライブケースに支承した内外二重のロータリ軸を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群と外ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群とを同時に正逆転させて耕耘作業できるようにした部分正逆転ロータリ耕耘装置のドライブケースを、自走車体の走行ミッションケースと一体に形成したものも知られている（例えば、特許文献２参照）。
【０００４】
【特許文献１】
実開平４−３５０３号公報
【特許文献２】
特開平８−１１６７０２号公報
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の技術に述べたものの前者は、コ字状のヒッチと被連結ヒッチの接合部に貫挿したヒッチピンの抜き差しにより自走車体に対して部分正逆転ロータリ耕耘装置を着脱できるから、ロータリ耕耘装置の付替えによる仕様変更が可能で汎用性はあるけれども、他方では相対応するコ字状のヒッチと被連結ヒッチを自走車体、ロータリ耕耘装置の双方に設けねばならず、また、自走車体の走行変速レバーガイド等は前記ヒッチ部以外の箇所に設けることを余儀なくされ、全体として部品点数が増しコンパクトに纏まり難く、さらに接合状態のヒッチ部及びヒッチピン等に、部分正逆転ロータリ耕耘装置の逆転耕耘爪群によって前方上向きに跳ね上げられる耕土が付着堆積し易いといった不具合がある。
【０００６】
その点、後者においては、自走車体の走行ミッションケースと部分正逆転ロータリ耕耘装置のドライブケースとが一体に形成されてヒッチやヒッチピン等の連結部材が省かれ、自走車体に対するロータリ耕耘装置の連設構成は前者に比して簡潔化されるが、反面ではロータリ耕耘装置の付替えによる仕様変更が不可になるので汎用性が損なわれるし、また、部分正逆転ロータリ耕耘装置の逆転耕耘爪群によって前方上向きに跳ね上げられる耕土が走行ミッションケースとドライブケースとの連設部分に跳ねかかって付着堆積することは回避されない。
【０００７】
本発明は、ロータリ耕耘装置の付替えによる仕様変更が可能で汎用性が確保されながら、自走車体と部分正逆転ロータリ耕耘装置の連設構成が簡素化されて自走車体の走行変速レバーガイドの設置を含む構成も簡潔コンパクトになり、さらに部分正逆転ロータリ耕耘装置の逆転耕耘爪群によって前方上向きに跳ね上げられる耕土が前記連設部分に跳ねかかって付着堆積することも防がれるようにした歩行型耕耘機を提供するものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
そして、請求項１に係る発明の歩行型耕耘機は、ドライブケースに支承した内外二重のロータリ軸を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群と外ロータリ軸側に取付けた耕耘爪群とを同時に正逆転させて耕耘作業し得るロータリ耕耘装置を、連結体により自走車体に分離可能に結合連設して構成する歩行型耕耘機において、前記連結体を、側面視で略々「く」字状を呈するように成形されて所定間隔で左右に並置される左右側板と、その左右側板間の空間下端部を閉塞するように両側板の下縁部分に渡架して固着される補強板と、左右側板の上方後端部間を連絡結合する部材とからなる単一枠体に形成し、該連結体の左右側板の前上方縁辺部間に走行ミッションケースの上部後側部位を挿入重合させて自走車体側に結合すると共に、連結体の後側縁辺部の左右側板間にロータリ耕耘装置のドライブケース上部の前縁から上縁にかけての部分を入り込み重合させて結合するように構成して、連結体の上方後端部間を連絡結合する部材が自走車体の走行変速レバーを案内掛止する走行変速ガイド板を兼ねるように成し、ロータリ耕耘装置には互いに反対回転する耕耘爪群の回転圏外方を被蓋する耕耘部カバーの前端から下向きに張り出して前記連結体下縁の補強板の直下部に位置する土跳ね制止板を設けたものとしている。
【０００９】
【発明の実施の形態】
次に、実施の形態について図面を参照して説明する。図１は本発明に係る歩行型耕耘機（管理機、テイラー等を含む）の全体側面図、図２は同じく全体平面図である。
【００１０】
図１〜図２において、歩行型耕耘機は、左右一対の走行車輪（１０）（１０）を支持した走行ミッションケース（１１）と、走行ミッションケース（１１）から前延するマウントフレーム（１２）に搭載したエンジン（１３）等によって構成された自走車体（１４）に、操縦ハンドル（１５）やロータリ耕耘装置（１６）を連設して構成されている。
【００１１】
そして、エンジン（１３）の出力軸（１７）と走行ミッションケース（１１）の入力軸（１８）の間が主伝動ケース（１９）に内蔵した主伝動機構で動力断続自在に連動連結されて、入力軸（１８）から走行ミッションケース（１１）内の走行伝動機構を経て左右の車軸（２０）（２０）に伝達される動力で前記走行車輪（１０）（１０）を回転駆動し、又、走行ミッションケース（１１）のＰＴＯ軸からＰＴＯケース（２１）内の出力伝動機構を経て前記ロータリ耕耘装置（１６）の受動軸（２２）に伝達される動力でロータリ耕耘装置（１６）を稼動するようになっている。なお、ＰＴＯケース（２１）及びロータリ耕耘装置（１６）の詳細構成については後記に詳述する。
【００１２】
走行ミッションケース（１１）は、上方の変速機構収容部と下方の最終伝動機構収容部とを左右幅の狭い中間部で連絡させて形成されて、変速機構収容部に前記入力軸（１８）と変速機構が設けられ、また、これに連動する最終伝動機構及び左右の車軸（２０）（２０）が最終伝動機構収容部に設けられて、入力軸（１８）から左右の車軸（２０）（２０）に伝動する走行伝動装置（図示省略）が収容されている。
【００１３】
左右の車軸（２０）（２０）は走行ミッションケース（１１）の最終伝動機構収容部から左右に延出され、その延出部分に轍間距離調節可能に走行車輪（１０）（１０）が取付けられており、轍間距離を調節するにあたっては、走行ミッションケース（１１）の中間部が左右幅狭く形成されていることと、図１にみられる如く側面視で走行車輪（１０）（１０）が周辺の他部材に干渉しないようになっていることとから、自走車体（１４）の最大横幅よりも狭い轍間距離にすることができ、そのような狭い轍間距離に設定することで自走車体（１４）が畝間や作物条間などのような狭い箇所をも難なく走行できるものとなっている。
【００１４】
一方、走行ミッションケース（１１）上部の変速機構収容部の後面側部分には図３及び図４に示している連結体（２３）が連設される。そして、連結体（２３）はプレス成型によって剛性を高めた左右側板（２３ａ）（２３ｂ）を所定の間隔で左右に並置して、両側板（２３ａ）（２３ｂ）をそれらに直交する方向の補強板（２３ｃ）で一体に結合した単一枠体に形成されている。
【００１５】
また、連結体（２３）は、側面視（図３参照）において略々「く」字状を呈するように成形され、側面視で前低後高に傾斜する前上方縁辺部（２３ｄ）の下方寄り部位において左右側板（２３ａ）（２３ｂ）に複数個の脚筒（２３ｅ）（２３ｅ）・・が左右相対向するように横内向きに突設固定されている。
【００１６】
そして、左右の脚筒（２３ｅ）（２３ｅ）・・の間に走行ミッションケース（１１）の上部後側の所定部位を挿入重合させて連結体（２３）を走行ミッションケース（１１）に合せ、前記左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の外側から各脚筒（２３ｅ）（２３ｅ）・・に挿通するボルト（２４）（２４）・・を走行ミッションケース（１１）側のネジ部にそれぞれ螺合させて締付固定することによって走行ミッションケース（１１）に結合される。
【００１７】
また、連結体（２３）の後側縁辺部（２３ｆ）は、側面視においてロータリ耕耘装置（１６）側のドライブケース（２５）の上部前縁から上面縁にかけての部分の形状に略沿う彎曲形状に形成されている。そして、連結体（２３）の後側縁辺部（２３ｆ）において左右側板（２３ａ）（２３ｂ）間にロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）上部の前縁から上縁にかけての部分を入り込み重合させ、連結体（２３）の後側縁辺部（２３ｆ）に所定ピッチで開設されている複数個の孔に左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の外側から挿通するボルト（２６）・・をドライブケース（２５）側のネジ部にそれぞれ螺合させて締付固定することによって連結体（２３）とロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）とが結合される。
【００１８】
つまり、上記のような構成によって走行ミッションケース（１１）とロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）とが、単一枠の連結体（２３）によって分離可能に一体的に結合されて、自走車体（１４）にロータリ耕耘装置（１６）が連設されるものとなっている。
【００１９】
なお、連結体（２３）において、左右側板（２３ａ）（２３ｂ）を連絡結合する補強板（２３ｃ）は、前記左右側板（２３ａ）（２３ｂ）間の空間下端部を閉塞するように両側板（２３ａ）（２３ｂ）の下縁部分に渡架し固着されている。また、連結体（２３）の後側上方の後向き面部（２３ｈ）には、連結体（２３）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の後端部間を連絡結合する部材としての役目をも果す走行変速ガイド板（２７）が設けられる。
【００２０】
走行変速ガイド板（２７）には図４にみられるように変速ガイド溝（２７ａ）が開設されている。そして、前記走行ミッションケース（１１）の変速機構収容部から後方斜め上方に延出される走行変速レバー（２８）が変速ガイド溝（２７ａ）を貫通して更に後方に伸延され、その変速レバー（２８）を変速ガイド溝（２７ａ）に沿って任意の掛止位置に移動させることにより、走行ミッションケース（１１）内の走行伝動機構を変速及び前後進切換えできるようになっている。
【００２１】
さらに、連結体（２３）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の外側面には菊座状のハンドル取付座（２９）（２９）が設けられ、そのハンドル取付座（２９）（２９）に前記操縦ハンドル（１５）の左右の基部に形成した相手方の菊座体を各々合接し、操縦ハンドル（１５）の左右基部にそれぞれ外側から挿通しハンドル取付座（２９）（２９）側の受ネジに螺合させる固定ボルトで締付けることにより、操縦ハンドル（１５）を角度調節自在に取付固定できるようになっている。
【００２２】
なお、図１及び図２中の（３０）は外装カバーであり、該カバー（３０）は前記走行変速ガイド板（２７）の外方からエンジン（１３）の後端部にかけての部分を覆って外観性を向上する。そして、走行変速ガイド板（２７）の外側を覆う部分には前記変速ガイド溝（２７ａ）に合致するガイド溝が開設されており、前記走行変速レバー（２８）は走行変速ガイド板（２７）の変速ガイド溝（２７ａ）と外装カバー（３０）に開設されているガイド溝の双方を貫通して後方に伸延されるのである。
【００２３】
上記の構成によって自走車体（１４）に一体的に連設されるロ−タリ耕耘装置（１６）は、前記伝動ドライブケース（２５）と、そのドライブケース（２５）に取付けられる耕耘部カバー（３１）と、耕耘部カバー（３１）の後方位に延出するホルダーに上下位置調節自在に支持される尾輪装置（３２）等で構成され、ドライブケース（２５）の下部にはロータリ爪軸がその軸芯を前記左右車軸（２０）（２０）の軸芯に平行させて支承横設されている。
【００２４】
ロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）は、図５にみられる如く、上方の切換機構収容部と下方のロータリ爪軸支承部とを、これらの両部よりも著しく左右幅の狭い中間部分によって一体に連絡したものとなっている。そして、上方の切換機構収容部には、ドライブケース（２５）に収容される耕耘伝動機構の入力軸である前記受動軸（２２）が左右横向きに軸受支承され、この受動軸（２２）が自走車体（１４）の右方側に延出されて、その延出部と前記走行ミッションケース（１１）から右方側に延出されているＰＴＯ軸の延出部とが前出のＰＴＯケース（２１）内部の出力伝動機構によって連動連結される。
【００２５】
ＰＴＯケース（２１）内部の出力伝動機構は、図６にみられるように構成されている。すなわち、自走車体（１４）にロータリ耕耘装置（１６）が連設された状態での走行ミッションケース（１１）側のＰＴＯ軸とドライブケース（２５）側の受動軸（２２）の軸間距離に一致する軸間距離にしてＰＴＯケース（２１）内に回転自在に軸受支承した二個のスプロケット（３３）（３４）にチエン（３５）を掛回した正転伝動列と、この正転伝動列の両スプロケット（３３）（３４）の軸間距離と同じ軸間距離にしてＰＴＯケース（２１）に回転自在に軸受支承するギヤ（３６）（３７）の間を中間ギヤ（３８）（３９）によって連動させた逆転伝動列とを左右横並びに設けて出力伝動機構が構成されている。
【００２６】
前記正転伝動列のスプロケット（３３）と逆転伝動列のギヤ（３６）両者の同芯状の軸穴、及びスプロケット（３４）と逆転伝動列のギヤ（３７）両者の同芯状の軸穴はスプライン穴になっていて、スプライン穴の左右端部がＰＴＯケース（２１）の左右側壁に開設されている開口穴にそれぞれ臨まされている。
【００２７】
そして、正転伝動列のスプロケット（３３）のスプライン軸穴を走行ミッションケース（１１）側のＰＴＯ軸に、スプロケット（３４）のスプライン軸穴をドライブケ−ス（２５）側の受動軸（２２）に合わせてＰＴＯケ−ス（２１）を押し込んで固定すれば、スプロケット（３３）（３４）のみがＰＴＯ軸、受動軸（２２）にそれぞれスプライン結合され、逆転伝動列のギヤ（３６）（３７）はＰＴＯ軸、受動軸（２０）に対して非結合に保たれて、ＰＴＯ軸から正転伝動列を経て伝達される動力により受動軸（２２）が正回転する状態になる。なお、この場合、ＰＴＯケース（２１）の反対側壁部の開口穴は着脱自在の蓋（４０）で閉塞される。
【００２８】
また、上記の状態からＰＴＯケース（２１）を一旦抜き外して左右に１８０°反転させて、逆転伝動列のギヤ（３６）のスプライン軸穴を走行ミッションケース（１１）側のＰＴＯ軸に、ギヤ（３７）のスプライン軸穴をドライブケース（２５）側の受動軸（２２）に合わせてＰＴＯケース（２１）を押し込んで固定すれば、前述とは逆にＰＴＯ軸と受動軸（２２）とが逆転伝動列によって連動連結され、正転伝動列はＰＴＯ軸及び受動軸（２２）に対して非結合になり、ＰＴＯ軸から逆転伝動列を経て伝達される動力により受動軸（２２）が逆回転する状態となるのである。
【００２９】
ドライブケース（２５）の切換機構収容部には、前記受動軸（２２）と共にそれに平行する回転軸（４１）が軸受支承され、これらの受動軸（２２）と回転軸（４１）にわたって伝動切換機構が組成される。
そして、伝動切換機構は、前記受動軸（２２）に遊転状態に嵌着される駆動スプロケット（４２）からドライブケース下部のロータリ爪軸支承部に収容されるロータリ爪軸駆動機構（詳細構造は後述する）に直接的に動力伝達する伝動列と、受動軸（２２）に遊転嵌着されるギヤ（４３）から回転軸（４１）の遊転ギヤ（４４）（４５）を経て前記駆動スプロケット（４２）と一体的なギヤ（４６）に伝動してその動力を駆動スプロケット（４２）から前記ロ−タリ爪軸駆動機構に伝達する伝動列とを備える。
【００３０】
そして、駆動スプロケット（４２）とギヤ（４３）との間において受動軸（２２）にスライド自在にスプライン装着された切換クラッチ体（４７）を軸心方向に摺動移動して、駆動スプロケット（４２）とギヤ（４３）のいずれか一方に択一にクラッチ結合することにより、ロータリ爪軸駆動機構に伝達する動力を二様に変速設定でき、また、切換クラッチ体（４７）を駆動スプロケット（４２）とギヤ（４３）のいずれにもクラッチ結合しない中立位置に保持することでロータリ爪軸駆動機構への伝動を遮断できるようになっている。
【００３１】
切換クラッチ体（４７）は、図７にみられるように、シフター（４８）によってスライド移動されるようになっており、そのシフター（４８）は前記受動軸（２２）及び回転軸（４１）と平行にして切換機構収容部に摺動移動可能に支承されるスライドピン（４９）に支持され、操作部（５０）を握持して軸心方向に押し引き操作することにより、前記切換クラッチ体（４７）を駆動スプロケット（４２）とギヤ（４３）のいずれかにクラッチ結合する位置、或いは両者のいずれにも結合しない中立位置に選択的に切換保持できるようになっている。
【００３２】
なお、スライドピン（４９）は、前記切換機構収容部の外側方に配設される牽制機構（５１）によって前出の走行変速レバー（２８）に連繋されて、走行変速レバー（２８）が後進位置にある時は、切換クラッチ体（４７）を駆動スプロケット（４２）或いはギヤ（４３）のいずれにも結合することができず、また逆に、切換クラッチ体（４７）が中立位置にあるとき以外は、走行変速レバ−（２８）を後進位置に動かすことができないようにしてある。
【００３３】
つぎに、ドライブケース（２５）下部のロ−タリ爪軸支承部に収容されるロータリ爪軸駆動機構は、図５の下半部にみられるように構成されている。
図５においてドライブケース（２５）下部のロ−タリ爪軸支承部には左右一対の外ロータリ軸（５２）（５２）と、それらの外ロータリ軸（５２）（５２）を相対回転自在に貫通して左右に延出する内ロータリ軸（５３）とが内外二重軸状に軸受支承されると共に、外ロータリ軸（５２）（５２）並びに内ロータリ軸（５３）より上方に在って両ロータリ軸（５２）（５２）、（５３）に平行する中間回転軸（５４）が回転自在に軸受支承される。
【００３４】
そして、前記内ロータリ軸（５３）の軸心方向中央部に内軸スプロケット（５５）がスプライン嵌着され、この内軸スプロケット（５５）と前記伝動切換機構の駆動スプロケット（４２）とにチエンを巻き掛け、ドライブケース（２５）の幅狭中間部に支承して前記チエンに掛回外側から噛合させるアイドルスプロケット（５６）でチエン張りして内ロータリ軸（５３）を回転駆動する伝動系が構成されている。
【００３５】
一方、中間回転軸（５４）の軸心方向中央部には、前記チエンの掛回内側に噛合するスプロケット（５７）がスプライン嵌着され、チエンの回動に連れて中間回転軸（５４）を内ロータリ軸（５３）と同じ方向に回転させるようになっており、この中間回転軸（５４）部において、前記スプロケット（５７）の左右両脇部には左右の駆動ギヤ（５８）（５８）が各々スプライン取付けされ、各駆動ギヤ（５８）（５８）が左右の外ロータリ軸（５２）（５２）の内端部に設けられている被動ギヤ（５９）（５９）に各々噛合されて、左右の外ロータリ軸（５２）（５２）を内ロータリ軸（５３）とは反対方向に回転させる伝動系が構成されている。
【００３６】
左右の外ロータリ軸（５２）（５２）には、それぞれの外方軸端部から外嵌して外ロータリ軸（５２）（５２）にスプライン結合する第１爪軸筒（６０）（６０）が設けられ、各々の第１爪軸筒（６０）（６０）の軸心方向内端寄り部分を、前記ロータリ軸支承部に形成されている左右の軸承部に差込んでベアリングにより回転自在に支持させている。つまり、前述した第１爪軸筒（６０）（６０）のベアリング支持によってロータリ軸支承部への外ロータリ軸（５２）（５２）の支持が行われ、また、外ロータリ軸（５２）（５２）に貫通された内ロータリ軸（５３）のロータリ軸支承部への支持もが果されるようになっている。
【００３７】
そして、外ロータリ軸（５２）（５２）と共に回転する第１爪軸筒（６０）（６０）に必要数の正逆転両用耕耘爪（６１）が装着され、また、左右の外ロータリ軸（５２）（５２）及び第１爪軸筒（６０）（６０）の外端より横外方に突出した内ロータリ軸（５３）の左右延出部にはそれぞれ第２爪軸筒（６２）（６２）が着脱自在にスプライン装着されて、各々の第２爪軸筒（６２）（６２）にも所用数の正逆転両用耕耘爪（６３）が装着されている。
なお、図５中の符号（Ｌ１）（Ｌ２）は、左右の第２爪軸筒（６２）（６２）に取付けられている耕耘爪（６３）群による左右各々の耕耘幅を示し、また、符号（Ｌ３）は左右の第１爪軸筒（６０）（６０）に取付けられている耕耘爪（６１）群の総和耕耘幅を示している。
【００３８】
そして、図５のように走行ミッションケース（１１）側のＰＴＯ軸とドライブケース（２５）側の受動軸（２２）間がＰＴＯケース（２１）の正転伝動列により連動結合されている場合には、ロータリ爪軸の第１爪軸筒（６０）（６０）及びそれらに装着された耕耘爪（６１）群が逆転方向（機体前進時の走行車輪とは反対の方向）に回転し、第２爪軸筒（６２）（６２）及びそれらに装着された耕耘爪（６３）群が正転方向（機体前進時の走行車輪と同方向）に回転する態様で回転駆動され、又、走行ミッションケース（１１）側のＰＴＯ軸とドライブケース（２５）側の受動軸（２２）間がＰＴＯケース（２１）の逆転伝動列によって連動結合される状態に変換された場合には、前記とは逆に第１爪軸筒（６０）（６０）及びそれらに装着された耕耘爪（６１）群が正転し、第２爪軸筒（６２）（６２）及びそれらに装着された耕耘爪（６３）群が逆転する態様で回転駆動されるのである。
【００３９】
また、前記両態様における第１爪軸筒（６０）（６０）とそれらに装着された耕耘爪（６１）群ならびに第２爪軸筒（６２）（６２）とそれらに装着された耕耘爪（６３）群の回転速度は、ドライブケース（２５）の切換機構収容部に設けられている伝動切換機構の切換操作によって二様に変速することができるのである。
【００４０】
なお、図示の実施例においては、ドライブケース（２５）の切換機構収容部に設ける伝動切換機構を変速装置とし、この変速装置への入力伝動方向をＰＴＯケース（２１）部において正逆転変換するように構成しているが、ドライブケース（２５）の切換機構収容部に設ける伝動切換機構を正逆転切換装置として同装置への入力伝動方向をＰＴＯケース（２１）部において変速するようにしてもよい。
【００４１】
また、ドライブケース（２５）の切換機構収容部、ＰＴＯケース（２１）部のいずれかに正逆転切換装置のみを備える構成にするか、ドライブケース（２５）の切換機構収容部、ＰＴＯケース（２１）部のいずれかに変速装置のみを備える構成にしてもよく、また、場合によっては前記正逆転切換装置、変速装置のいずれをも備えないものに構成してよい。
【００４２】
さらに、前出の第２爪軸筒（６２）（６２）を、内ロータリ軸（５３）に対して回転自在にして第１爪軸筒（６０）（６０）側に結合装着するものと付替えできるように構成することにより、必要に応じて第１爪軸筒（６０）（６０）と第２爪軸筒（６２）（６２）の双方が同じ方向に回転する態様でも作業できるのである。
【００４３】
ロータリ爪軸の第１爪軸筒（６０）（６０）に装着された耕耘爪（６１）群および第２爪軸筒（６２）（６２）に装着された耕耘爪（６３）群双方の回転圏の上方及び左右両側方が前出の耕耘部カバー（３１）によって覆われるのであるが、該耕耘部カバー（３１）は、前記両耕耘爪（６１）（６３）群の回転圏から適宜上方に離間した部位において前記ドライブケース（２５）に固装されるカバ−基体（６４）と、カバー基体（６４）の左右の縁辺部にそれぞれヒンジ（６５）（６５）を介して上下回動可能に装着される左右の天板部（６６）（６６）と、左右の天板部（６６）（６６）の遊端側にそれぞれ連設される左右の側板部とから成り、カバー基体（６４）の前端部には前方下向きに張出する土跳ね制止板（６４ａ）が一体的または着脱若しくは格納自在に設けられている。そして、土跳ね制止板（６４ａ）は、前記連結体（２３）の左右幅と略同等かそれよりも幅広に形成されて連結体（２３）の直下部に位置されている。
【００４４】
したがって、ロ−タリ爪軸の第１爪軸筒（６０）（６０）に装着されている耕耘爪（６１）群が逆転する態様で作業する場合に、逆転する耕耘爪群によって耕土が前方上向きに跳ね上げられてもその耕土は土跳ね制止板（６４ａ）により効果的に受止められ、走行ミッションケース（１１）や、その上部とロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）との結合部分などに耕土が付着堆積して正常な作業が妨げられることがないのである。
【００４５】
なお、上述した左右のヒンジ（６５）（６５）の回動軸芯は、図５に示しているように、左側の第１爪軸筒（６０）の耕耘爪（６１）群による耕耘域と左側の第２爪軸筒（６２）の耕耘爪（６３）群による耕耘域との境界を通って上方に伸延する仮想鉛直線（ＹＬ）付近と、右側の第１爪軸筒（６０）の耕耘爪（６１）群による耕耘域と右側の第２爪軸筒（６２）の耕耘爪（６３）群による耕耘域との境界を通って上方に伸延する仮想鉛直線（ＹＲ）付近にそれぞれ位置されており、土盛や土入れ作業の場合には、このヒンジ（６５）（６５）を中心にして左右の天板部（６６）（６６）を図５に仮想線で示している如く上方に開動し維持して作業するのである。
【００４６】
【発明の効果】
本発明に係る歩行型耕耘機は、ドライブケース（２５）に支承した内外二重のロータリ軸（５３）（５２）を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸（５３）側に取付けた耕耘爪（６３）群と外ロータリ軸(５２) 側に取付けた耕耘爪（６１）群とを同時に正逆転させて耕耘作業し得るロータリ耕耘装置（１６）を、連結体（２３）により自走車体（１４）に分離可能に結合連設して構成する歩行型耕耘機において、前記連結体（２３）を、側面視で略々「く」字状を呈するように成形されて所定間隔で左右に並置される左右側板（２３ａ）（２３ｂ）と、その左右側板 ( ２３ａ）（２３ｂ）間の空間下端部を閉塞するように両側板 ( ２３ａ）（２３ｂ）の下縁部分に渡架して固着される補強板 ( ２３ｃ）と、左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の上方後端部間を連絡結合する部材（２７）とからなる単一枠体に形成し、該連結体（２３）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の前上方縁辺部（２３ｄ）間に走行ミッションケース（１１）の上部後側部位を挿入重合させて自走車体（１４）側に結合すると共に、連結体 ( ２３）の後側縁辺部（２３ｆ）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）間にロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）上部の前縁から上縁にかけての部分を入り込み重合させて結合するように構成して、連結体（２３）の上方後端部間を連絡結合する部材（２７）が自走車体（１４）の走行変速レバー（２８）を案内掛止する走行変速ガイド板（２７）を兼ねるように成し、ロータリ耕耘装置（１６）には互いに反対回転する前記耕耘爪（６１）（６３）群の回転圏外方を被蓋する耕耘部カバー（３１）の前端から下向きに張り出して前記連結体（２３）下縁の補強板 ( ２３ｃ）の直下部に位置する土跳ね制止板（６４ａ）を設けたものとしているので、ロータリ耕耘装置の付替えによる仕様変更が可能で汎用性が確保されながら、自走車体と部分正逆転ロータリ耕耘装置の連設部構成が簡素化されて自走車体の走行変速レバーガイドの設置をも含む構成が簡潔コンパクトになり、さらに部分正逆転ロータリ耕耘装置の逆転耕耘爪群によって前方上向きに跳ね上げられる耕土が前記連設部分や走行変速レバーガイド部分に跳ねかかって付着堆積することも防がれて部分正逆転ロータリ耕耘装置による耕耘が良好に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図１】歩行型耕耘機の全体側面図である。
【図２】同じく全体平面図である。
【図３】連結体を拡大して示した側面図である。
【図４】同じく連結体の平面図である。
【図５】ロータリ耕耘装置の耕耘伝動機構を示した断面図である。
【図６】ＰＴＯケースの断面図である。
【図７】伝動切換機構の切換操作構造を示した断面部分図である。
【符号の説明】
１４自走車体
１６ロータリ耕耘装置
２３連結体
２３ｃ閉塞部材
２５ドライブケース
３１耕耘部カバー
５２外ロータリ軸
５３内ロータリ軸
６１耕耘爪
６３耕耘爪
６４ａ土跳ね制止板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention simultaneously rotates the inner and outer double rotary shafts supported on the drive case in opposite directions to simultaneously reversely rotate the tilling claw group attached to the inner rotary shaft side and the tilling claw group attached to the outer rotary shaft side. The present invention relates to a walk-type field cultivator in which a rotary cultivator capable of cultivating is connected to a self-running vehicle body.
[0002]
[Prior art]
  The inner and outer double rotary shafts supported on the drive case can be rotated in opposite directions, and the tilling claws attached to the inner rotary shaft side and the tilling claws attached to the outer rotary shaft side can be rotated forward and backward simultaneously to perform tillage work. To connect the rotary tiller device (partial forward / reverse rotary tiller device) to the self-propelled vehicle body, align the U-shaped connected hitch provided on the rotary tiller side with the U-shaped hitch on the self-propelled vehicle body side. 2. Description of the Related Art A walk-type field cultivator is known in which a hitch pin is inserted and connected to a joint portion between the two (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
  In addition, the inner and outer double rotary shafts supported by the drive case are rotated in opposite directions, and the tilling claws attached to the inner rotary shaft side and the tilling claws attached to the outer rotary shaft side are simultaneously rotated in the forward and reverse directions. It is also known that a drive case of a partially forward / reverse rotary tiller that can be operated is formed integrally with a traveling mission case of a self-propelled vehicle body (see, for example, Patent Document 2).
[0004]
[Patent Document 1]
  Japanese Utility Model Publication No. 4-3503
[Patent Document 2]
  JP-A-8-116702
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
  The former of what has been described in the prior art is that the rotary tiller can be attached to and detached from the self-propelled vehicle body by inserting / removing a hitch pin inserted through the joint between the U-shaped hitch and the connected hitch. It is possible to change the specifications by replacing it with the general purpose, but on the other hand, the corresponding U-shaped hitch and connected hitch must be provided on both the self-propelled vehicle and the rotary tiller, and the self-propelled vehicle Traveling lever guides, etc. are forced to be installed in places other than the hitch part, and the number of parts as a whole increases and it is difficult to gather them compactly. Further, the reverse rotation of the partially forward / reverse rotary tillage device is connected to the joined hitch part and hitch pin etc. There is a problem that the cultivated soil that is flipped forward and upward by the cultivating claws easily adheres and accumulates.
[0006]
  On the other hand, in the latter case, the traveling mission case of the self-propelled vehicle body and the drive case of the partial forward / reverse rotary rotary device are integrally formed, and connecting members such as hitches and hitch pins are omitted, and the rotary tiller device for the self-propelled vehicle body is omitted. Consecutive configuration is simplified compared to the former, but on the other hand, it is impossible to change the specifications by changing the rotary tiller, so the versatility is impaired, and the reverse tillage claw of the partial forward / reverse rotary tiller It is unavoidable that the cultivated soil jumped forward and upward by the group splashes and adheres to the connecting portion between the traveling mission case and the drive case.
[0007]
  The present invention is capable of changing specifications by changing the rotary tiller, ensuring versatility, and simplifying the configuration of the self-propelled vehicle and the partially forward / reverse rotary tiller to simplify the traveling speed change lever guide for the self-propelled vehicle. The configuration including the installation of the rotary cultivator is also concise and compact, and further prevents the cultivated soil that is flipped forward and upward by the reverse cultivating claws of the partial forward / reverse rotary cultivator from splashing and depositing on the continuous part. A walking type tiller is provided.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
  The walking type tiller of the invention according to claim 1 includes a tilling claw group attached to the inner rotary shaft side by rotating the inner and outer double rotary shafts supported by the drive case in opposite directions and the outer rotary shaft side. A rotary tiller that can perform tilling work by simultaneously rotating the attached tilling nail group forward and backward,In a walk-type field cultivator configured to be detachably coupled to a self-propelled vehicle body by a connecting body, the connecting body is formed to have a substantially “<” shape in a side view and left and right at predetermined intervals. The left and right side plates that are juxtaposed, the reinforcing plate that is bridged and fixed to the lower edge portion of both side plates so as to close the lower end of the space between the left and right side plates, and the upper rear end of the left and right side plates are connected and connected. Formed in a single frame consisting of members, and the upper rear side part of the traveling mission case is inserted and polymerized between the front upper edges of the left and right side plates of the coupled body, and coupled to the self-propelled vehicle body side. A part from the front edge to the upper edge of the drive case upper part of the rotary tiller is inserted between the left and right side plates of the rear edge to overlap and join, and the upper rear end of the coupling body is connected and connected. A travel variable in which the member guides and locks the travel shift lever of the self-propelled vehicle body. The rotary tiller is designed to also serve as a guide plate, and projects directly downward from the front end of the tiller cover that covers the outside of the rotation range of the tillage claws that rotate opposite to each other. A soil stop plate located atIt is supposed to be.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
  Next, embodiments will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an overall side view of a walking type tiller (including a management machine, Taylor, etc.) according to the present invention, and FIG. 2 is an overall plan view.
[0010]
  1 to 2, the walking tiller includes a traveling mission case (11) that supports a pair of left and right traveling wheels (10) and (10), and a mount frame (12) that extends forward from the traveling mission case (11). A steering handle (15) and a rotary tiller (16) are connected to a self-propelled vehicle body (14) constituted by an engine (13) and the like mounted on the vehicle.
[0011]
  And between the output shaft (17) of the engine (13) and the input shaft (18) of the traveling mission case (11) is interlocked and connected in a power transmission manner by a main transmission mechanism built in the main transmission case (19), The driving wheels (10) and (10) are driven to rotate by power transmitted from the input shaft (18) to the left and right axles (20) and (20) through the traveling transmission mechanism in the traveling mission case (11), The rotary tiller (16) is operated with the power transmitted from the PTO shaft of the traveling mission case (11) to the passive shaft (22) of the rotary tiller (16) through the output transmission mechanism in the PTO case (21). It is like that. The detailed configuration of the PTO case (21) and the rotary tiller (16) will be described in detail later.
[0012]
  The traveling transmission case (11) is formed by connecting an upper transmission mechanism housing portion and a lower final transmission mechanism housing portion at a middle portion with a narrow left and right width, and the input shaft (18) is connected to the transmission mechanism housing portion. A speed change mechanism is provided, and the final transmission mechanism and the left and right axles (20), (20) interlocked with the transmission mechanism are provided in the final transmission mechanism housing portion, and the left and right axles (20), (20) from the input shaft (18) are provided. ) Is accommodated (not shown).
[0013]
  The left and right axles (20) and (20) extend left and right from the final transmission mechanism housing portion of the traveling mission case (11), and traveling wheels (10) and (10) are attached to the extended portions so that the distance between the wheels can be adjusted. In order to adjust the distance between the heels, the middle part of the traveling mission case (11) is formed to be narrow in the left and right width, and the traveling wheels (10) (10) are seen in side view as seen in FIG. Since it is designed not to interfere with other members in the vicinity, the distance between the heads can be made narrower than the maximum lateral width of the self-propelled vehicle body (14). The self-propelled vehicle body (14) can easily travel in narrow places such as furrows and crops.
[0014]
  On the other hand, a connecting body (23) shown in FIG. 3 and FIG. 4 is connected to the rear side portion of the transmission mechanism housing part at the top of the traveling mission case (11). The connecting body (23) includes left and right side plates (23a) and (23b) whose rigidity is increased by press molding, juxtaposed to the left and right at a predetermined interval, and the side plates (23a) and (23b) are reinforced in a direction perpendicular to them. It is formed in a single frame united integrally with a plate (23c).
[0015]
  The connecting body (23) is formed so as to have a substantially “<” shape in the side view (see FIG. 3), and is below the front upper edge (23d) that is inclined to the front low and rear height in the side view. A plurality of leg tubes (23e), (23e),... Project from the left and right side plates (23a), (23b) at the side portions so as to face each other in the lateral direction.
[0016]
  Then, a predetermined part on the upper rear side of the traveling mission case (11) is inserted and polymerized between the left and right leg cylinders (23e) (23e)..., And the coupling body (23) is aligned with the traveling mission case (11). Bolts (24), (24), which are inserted into the leg cylinders (23e), (23e) from the outside of the left and right side plates (23a), (23b) are screwed into the screw parts on the traveling mission case (11) side. By being tightened and fixed, it is coupled to the traveling mission case (11).
[0017]
  Further, the rear side edge portion (23f) of the coupling body (23) is a curved shape that substantially conforms to the shape of the portion from the upper front edge to the upper surface edge of the drive case (25) on the rotary tiller (16) side in a side view. Is formed. And in the rear edge part (23f) of the coupling body (23), the part from the front edge to the upper edge of the drive case (25) upper part of the rotary tiller (16) enters between the left and right side plates (23a) (23b). The bolts (26), which are superposed and inserted from the outside of the left and right side plates (23a) (23b) into a plurality of holes formed at a predetermined pitch in the rear edge (23f) of the coupling body (23) are driven. The connecting body (23) and the drive case (25) of the rotary tiller (16) are coupled by screwing and fixing them to the screw portions on the case (25) side.
[0018]
  In other words, the traveling mission case (11) and the drive case (25) of the rotary tiller (16) are integrally coupled to each other by the single frame connector (23) in the above-described configuration, A rotary tiller (16) is connected to the self-propelled vehicle body (14).
[0019]
  In the connecting body (23), the reinforcing plate (23c) for connecting and connecting the left and right side plates (23a) and (23b) is provided on both side plates so as to close the lower end of the space between the left and right side plates (23a) and (23b). 23a) (23b) is bridged and fixed to the lower edge portion. Further, the rear surface portion (23h) above the rear side of the coupling body (23) also serves as a member for connecting and connecting the rear end portions of the left and right side plates (23a) and (23b) of the coupling body (23). A travel transmission guide plate (27) is provided.
[0020]
  As shown in FIG. 4, a speed change guide groove (27a) is formed in the travel speed change guide plate (27). A travel transmission lever (28) extending obliquely rearward and upward from the transmission mechanism housing portion of the travel mission case (11) passes through the transmission guide groove (27a) and further extends rearward, and the transmission lever (28 ) Is moved along the shift guide groove (27a) to an arbitrary latching position, so that the traveling transmission mechanism in the traveling mission case (11) can be shifted and switched between forward and backward.
[0021]
  Further, on the outer side surfaces of the left and right side plates (23a) and (23b) of the connecting body (23), there are provided chrysanthemum-like handle mounting seats (29) and (29). The opposite chrysanthemum seats formed on the left and right bases of the steering handle (15) are joined together, and inserted into the left and right bases of the steering handle (15) from the outside, respectively, to the receiving screws on the handle mounting seats (29) and (29). By tightening with a fixing bolt to be screwed, the steering handle (15) can be mounted and fixed with adjustable angle.
[0022]
  In FIG. 1 and FIG. 2, (30) is an exterior cover, and the cover (30) covers a portion from the outside of the travel transmission guide plate (27) to the rear end of the engine (13). Improve appearance. A guide groove that matches the shift guide groove (27a) is formed in a portion that covers the outside of the travel shift guide plate (27), and the travel shift lever (28) is provided on the travel shift guide plate (27). The transmission guide groove (27a) and the guide groove provided in the exterior cover (30) are both extended rearward.
[0023]
  The rotary tiller device (16) integrally connected to the self-propelled vehicle body (14) with the above-described configuration includes the transmission drive case (25) and a tiller part cover (25) attached to the drive case (25). 31) and a tail wheel device (32) which is supported by a holder extending in the rearward direction of the tiller part cover (31) so that the vertical position can be adjusted, and a rotary claw shaft is disposed below the drive case (25). However, the bearing is installed horizontally with its axis parallel to the axis of the left and right axles (20), (20).
[0024]
  As shown in FIG. 5, the drive case (25) of the rotary tiller (16) has an upper switching mechanism housing portion and a lower rotary claw shaft support portion in the middle with a significantly narrower left and right width than these two portions. They are all in one contact. In the upper switching mechanism housing portion, the passive shaft (22), which is the input shaft of the tillage transmission mechanism housed in the drive case (25), is supported in the horizontal direction, and the passive shaft (22) is self-supporting. The above-mentioned PTO case is extended to the right side of the traveling vehicle body (14), and the extending portion and the extending portion of the PTO shaft extending to the right side from the traveling mission case (11). (21) It is linked and linked by an internal output transmission mechanism.
[0025]
  The output transmission mechanism inside the PTO case (21) is configured as seen in FIG. That is, the inter-axis distance between the PTO shaft on the traveling mission case (11) side and the passive shaft (22) on the drive case (25) side when the rotary tiller (16) is connected to the self-propelled vehicle body (14). A forward transmission train in which a chain (35) is wound around two sprockets (33) and (34) rotatably supported in a PTO case (21) with an inter-axis distance equal to The intermediate gears (38) (39) are arranged between the gears (36) (37) rotatably supported by the PTO case (21) with the same distance between the shafts of the sprockets (33) (34) in the row. The output transmission mechanism is configured by providing the reverse transmission train linked to each other side by side.
[0026]
  The concentric shaft hole of both the sprocket (33) in the forward transmission train and the gear (36) in the reverse transmission train, and the concentric shaft hole of both the sprocket (34) and the gear (37) in the reverse transmission train Is a spline hole, and the left and right ends of the spline hole face the opening holes formed in the left and right side walls of the PTO case (21), respectively.
[0027]
  Then, the spline shaft hole of the sprocket (33) in the forward transmission train is set to the PTO shaft on the traveling mission case (11) side, and the spline shaft hole of the sprocket (34) is set to the passive shaft (22) on the drive case (25) side. ), The PTO case (21) is pushed in and fixed, and only the sprockets (33) and (34) are splined to the PTO shaft and the passive shaft (22), respectively, and the gear (36) ( 37) is maintained in a non-coupled state with respect to the PTO shaft and the passive shaft (20), and the passive shaft (22) is rotated forward by the power transmitted from the PTO shaft through the forward drive train. In this case, the opening hole on the opposite side wall of the PTO case (21) is closed with a detachable lid (40).
[0028]
  Further, from the above state, the PTO case (21) is once removed and reversed 180 ° to the left and right, and the spline shaft hole of the reverse transmission train gear (36) is connected to the PTO shaft on the traveling mission case (11) side. If the PTO case (21) is pushed in and fixed by aligning the spline shaft hole of (37) with the passive shaft (22) on the drive case (25) side, the PTO shaft and the passive shaft (22) are reversed. The forward transmission train is linked to the PTO shaft and the passive shaft (22) by the reverse transmission train, and the passive shaft (22) is reversely rotated by the power transmitted from the PTO shaft through the reverse transmission train. It becomes a state to do.
[0029]
  A rotary shaft (41) parallel to the passive shaft (22) is bearing-supported in the switching mechanism accommodating portion of the drive case (25), and the transmission switching mechanism extends over the passive shaft (22) and the rotary shaft (41). Is composed.
  The transmission switching mechanism is a rotary claw shaft drive mechanism (detailed structure is stored in a rotary claw shaft support portion below the drive case from a drive sprocket (42) fitted in an idle state on the passive shaft (22). The drive train that directly transmits power to the drive shaft (described later) and the idle drive gears (44) and (45) of the rotary shaft (41) from the gear (43) loosely fitted to the passive shaft (22). And a transmission train that transmits to a gear (46) integral with the sprocket (42) and transmits the power from the drive sprocket (42) to the rotary claw shaft drive mechanism.
[0030]
  Then, the switching clutch body (47) slidably mounted on the passive shaft (22) between the drive sprocket (42) and the gear (43) is slidably moved in the axial direction to drive the drive sprocket (42). ) And the gear (43), alternatively, the power transmitted to the rotary pawl shaft drive mechanism can be set in two ways, and the switching clutch body (47) can be set to the drive sprocket (42). ) And the gear (43), the transmission to the rotary claw shaft drive mechanism can be cut off by holding the clutch in a neutral position where no clutch is coupled.
[0031]
  As shown in FIG. 7, the switching clutch body (47) is slid by a shifter (48). The shifter (48) is connected to the passive shaft (22) and the rotary shaft (41). The switching clutch body is supported by a slide pin (49) that is supported in a parallel manner so as to be slidable and movable in the switching mechanism housing portion, and the operating portion (50) is held and pushed and pulled in the axial direction. (47) can be selectively switched and held at a position where the clutch is coupled to either the drive sprocket (42) or the gear (43) or a neutral position where neither is coupled to either of them.
[0032]
  The slide pin (49) is connected to the above-described traveling speed change lever (28) by a check mechanism (51) disposed outside the switching mechanism housing portion, and the traveling speed change lever (28) is moved backward. When in the position, the switching clutch body (47) cannot be connected to either the drive sprocket (42) or the gear (43), and conversely, when the switching clutch body (47) is in the neutral position. Other than the above, the travel shift lever (28) cannot be moved to the reverse position.
[0033]
  Next, the rotary claw shaft drive mechanism housed in the rotary claw shaft support portion below the drive case (25) is configured to be seen in the lower half of FIG.
In FIG. 5, a pair of left and right outer rotary shafts (52) and (52) and the outer rotary shafts (52) and (52) pass through the rotary claw shaft support portion below the drive case (25) so as to be rotatable relative to each other. Thus, the inner rotary shaft (53) extending left and right is supported in the form of an inner / outer double shaft, and is located above the outer rotary shaft (52) (52) and the inner rotary shaft (53). An intermediate rotary shaft (54) parallel to the rotary shafts (52) (52), (53) is rotatably supported by a bearing.
[0034]
  An inner shaft sprocket (55) is spline-fitted to the central portion of the inner rotary shaft (53) in the axial direction, and a chain is connected to the inner shaft sprocket (55) and the drive sprocket (42) of the transmission switching mechanism. A transmission system is constructed in which the inner rotary shaft (53) is rotationally driven by being wound and stretched by an idle sprocket (56) that is supported by a narrow intermediate portion of the drive case (25) and meshed with the chain from the outside. Has been.
[0035]
  On the other hand, a sprocket (57) meshing with the inner side of the chain is spline-fitted to the central portion in the axial direction of the intermediate rotation shaft (54), and the intermediate rotation shaft (54) is moved along with the rotation of the chain. It rotates in the same direction as the inner rotary shaft (53). In this intermediate rotation shaft (54), the left and right drive gears (58) (58) are provided on the left and right sides of the sprocket (57). Are respectively spline-mounted, and the drive gears (58) and (58) are respectively meshed with driven gears (59) and (59) provided at the inner ends of the left and right outer rotary shafts (52) and (52). A transmission system is configured to rotate the left and right outer rotary shafts (52) and (52) in a direction opposite to the inner rotary shaft (53).
[0036]
  First claw barrels (60) (60) which are fitted on the left and right outer rotary shafts (52) (52) from the respective outer shaft ends and are spline-coupled to the outer rotary shafts (52) (52). The first claw shafts (60) (60) are inserted into the left and right bearings formed on the rotary shaft bearings so that the first claw barrels (60) and (60) can be rotated by bearings. I support it. That is, the outer rotary shafts (52) and (52) are supported on the rotary shaft support portion by the bearing support of the first claw shaft cylinders (60) and (60), and the outer rotary shafts (52) and (52) are supported. ), The inner rotary shaft (53) that is passed through is supported on the rotary shaft support portion.
[0037]
  The necessary number of forward / reverse tillage claws (61) is mounted on the first claw shaft cylinders (60) (60) rotating together with the outer rotary shafts (52) (52), and the left and right outer rotary shafts (52 ) (52) and the first claw shaft cylinders (60), (60) projecting laterally outward from the outer ends of the inner rotary shaft (53) are respectively extended to the left and right claw shaft cylinders (62) (62). ) Are detachably attached to the spline, and the necessary number of forward and reverse cultivating claws (63) are also attached to the respective second claw shafts (62) (62).
  In addition, the code | symbol (L1) (L2) in FIG. 5 shows the cultivation width of each right and left by the cultivation nail | claw (63) group attached to the 2nd nail shaft cylinder (62) (62) on either side, Reference numeral (L3) indicates the total tillage width of the tilling claws (61) attached to the left and right first claw barrels (60) and (60).
[0038]
  And when the PTO shaft on the traveling mission case (11) side and the passive shaft (22) on the drive case (25) side are interlocked and coupled by the forward drive train of the PTO case (21) as shown in FIG. The first claw barrels (60) and (60) of the rotary claw shaft and the tilling claw (61) group attached to them rotate in the reverse direction (the direction opposite to the traveling wheel when the machine is moving forward), The two-claw shaft cylinders (62) and (62) and the tilling claws (63) attached to them are driven to rotate in such a manner that they rotate in the normal rotation direction (the same direction as the traveling wheels when the aircraft moves forward), and the traveling mission When the PTO shaft on the case (11) side and the passive shaft (22) on the drive case (25) side are converted into a state where they are interlocked and coupled by the reverse transmission train of the PTO case (21), the opposite is true. 1st nail shaft (60) (60) Is rotated forward the tilling claws (61) group was, second gripper shaft tube (62) (62) and is of tilling claws (63) group attached thereto is rotated in a manner to reverse.
[0039]
  In addition, the first claw shafts (60) and (60) and the group of tilling claws (61) attached to them, and the second claw shafts (62) and (62) and the tilling claws attached to them (both aspects) 63) The rotational speed of the group can be changed in two ways by the switching operation of the transmission switching mechanism provided in the switching mechanism housing portion of the drive case (25).
[0040]
  In the illustrated embodiment, the transmission switching mechanism provided in the switching mechanism housing portion of the drive case (25) is a transmission, and the input transmission direction to the transmission is converted to normal / reverse rotation at the PTO case (21). However, the transmission switching mechanism provided in the switching mechanism housing portion of the drive case (25) may be a forward / reverse switching device, and the input transmission direction to the device may be shifted in the PTO case (21) portion. .
[0041]
  Further, either the switching mechanism housing portion of the drive case (25) or the PTO case (21) portion is configured to include only the forward / reverse switching device, or the switching mechanism housing portion of the drive case (25), the PTO case (21 ) May be configured to include only the transmission, or in some cases may be configured to include neither the forward / reverse switching device nor the transmission.
[0042]
  Further, the above-mentioned second claw shaft cylinder (62) (62) is attached to the first claw shaft cylinder (60) (60) side so as to be rotatable with respect to the inner rotary shaft (53). By being configured to be able to be replaced, it is possible to work in a mode in which both the first claw shaft cylinders (60) (60) and the second claw shaft cylinders (62) (62) rotate in the same direction as necessary. .
[0043]
  Rotation of both the tilling claw (61) group mounted on the first claw shafts (60) and (60) of the rotary claw shaft and the tilling claw (63) group mounted on the second claw shafts (62) and (62) The upper and left and right sides of the area are covered by the above-mentioned tillage part cover (31). The tillage part cover (31) is appropriately above the rotation area of the two tillage claws (61) and (63) groups. The cover base (64) fixed to the drive case (25) and the left and right edges of the cover base (64) can be turned up and down via hinges (65) and (65), respectively. The left and right top plate portions (66) and (66) are attached to the left and right top plate portions (66) and (66). ) Is provided with an earth-restraining stop plate (64a) projecting forward and downward. It is provided detachably or stored. And the earth splash restraining plate (64a) is formed substantially equal to or wider than the left and right width of the connecting body (23), and is positioned directly below the connecting body (23).
[0044]
  Accordingly, when working in a mode in which the tilling claws (61) mounted on the first claw shafts (60) and (60) of the rotary claw shaft are reversed, the tilling claw group reverses and the cultivation soil faces upward. Even if it is lifted up, the cultivated soil is effectively received by the soil jumping restraint plate (64a), and the traveling mission case (11) and its upper part are coupled with the drive case (25) of the rotary tiller (16). The cultivated soil adheres and accumulates on the part and the normal operation is not hindered.
[0045]
  In addition, as shown in FIG. 5, the pivot axis of the left and right hinges (65) and (65) described above is the cultivation area by the cultivation claws (61) of the left first claw shaft cylinder (60). An imaginary vertical line (YL) extending upward through the boundary between the tillage area by the tillage claws (63) of the left second claw barrel (62) and the right first claw barrel (60) Positioned near the virtual vertical line (YR) extending upward through the boundary between the tillage area by the tillage claws (61) and the tillage area by the tillage claws (63) group of the right second claw shaft (62). In the case of embankment or earthing work, the left and right top plate portions (66) (66) are located upward as shown by phantom lines in FIG. 5 with the hinges (65) (65) as the center. It is opened and maintained.
[0046]
【The invention's effect】
  The walking type tiller according to the present invention has a tilling claw attached to the inner rotary shaft (53) side by rotating the inner and outer double rotary shafts (53) and (52) supported on the drive case (25) in opposite directions. (63) A rotary cultivating device (16) capable of performing a cultivating work by simultaneously rotating forward and reverse a group and a cultivating claw (61) group attached to the outer rotary shaft (52) side,In the walking type tiller configured to be detachably coupled to the self-propelled vehicle body (14) by the connecting body (23), the connecting body (23) has a substantially "<" shape in a side view. Left and right side plates (23a) and (23b) which are molded in parallel and arranged side by side at predetermined intervals, and the left and right side plates ( 23a) Both side plates so as to close the lower end of the space between (23b) ( 23a) (23b) Reinforcing plate that is secured to the lower edge portion ( 23c) and a left and right side plate (23a) (23a) of the connecting body (23), and a member (27) for connecting and connecting the upper rear end portions of the left and right side plates (23a) and (23b). 23b), the upper rear side portion of the traveling mission case (11) is inserted and polymerized between the front upper edge (23d) and coupled to the self-propelled vehicle body (14) side, and the connected body. ( 23) Between the left and right side plates (23a) and (23b) of the rear side edge (23f), a portion from the front edge to the upper edge of the upper portion of the drive case (25) of the rotary tiller (16) enters and is polymerized and bonded. In this way, the travel shift guide plate (27) in which the member (27) for connecting and connecting the upper rear end portions of the connecting body (23) guides and latches the travel shift lever (28) of the self-running vehicle body (14). The rotary tiller (16) projects downward from the front end of the tiller cover (31) that covers the outside of the rotation range of the tilling claws (61) and (63) that rotate opposite to each other. Reinforcing plate on the lower edge of the connecting body (23) ( 23c) is provided with a soil jump stop plate (64a) located directly belowTherefore, it is possible to change the specifications by replacing the rotary tillage device and ensure versatility, while simplifying the configuration of the self-propelled vehicle body and the partially forward / reverse rotary tiller device, and running the self-propelled vehicle body. The structure including the installation of the shift lever guide is simple and compact, and the tilled soil that is flipped forward and upward by the reverse tillage claw group of the partial forward / reverse rotary tiller is the above-mentioned connected part.And travel gear lever guide partIt is also prevented from splashing and adhering and depositing, and tilling with the partial forward / reverse rotary tiller is performed well.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall side view of a walking type tiller.
FIG. 2 is an overall plan view of the same.
FIG. 3 is a side view showing an enlarged connection body.
FIG. 4 is a plan view of the connecting body.
FIG. 5 is a sectional view showing a tillage transmission mechanism of the rotary tiller.
FIG. 6 is a cross-sectional view of a PTO case.
FIG. 7 is a partial sectional view showing a switching operation structure of a transmission switching mechanism.
[Explanation of symbols]
14 Self-propelled body
16 Rotary tillage device
23 Linkage
23c Closure member
25 drive case
31 Tillage cover
52 Outer rotary shaft
53 Rotary shaft inside
61 Tillage Claw
63 Tillage Claw
64a Dirt stop plate

Claims

ドライブケース（２５）に支承した内外二重のロータリ軸（５３）（５２）を互いに反対方向に回転させて内ロータリ軸（５３）側に取付けた耕耘爪（６３）群と外ロータリ軸(５２) 側に取付けた耕耘爪（６１）群とを同時に正逆転させて耕耘作業し得るロータリ耕耘装置（１６）を、連結体（２３）により自走車体（１４）に分離可能に結合連設して構成する歩行型耕耘機において、前記連結体（２３）を、側面視で略々「く」字状を呈するように成形されて所定間隔で左右に並置される左右側板（２３ａ）（２３ｂ）と、その左右側板 ( ２３ａ）（２３ｂ）間の空間下端部を閉塞するように両側板 ( ２３ａ）（２３ｂ）の下縁部分に渡架して固着される補強板 ( ２３ｃ）と、左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の上方後端部間を連絡結合する部材（２７）とからなる単一枠体に形成し、該連結体（２３）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）の前上方縁辺部（２３ｄ）間に走行ミッションケース（１１）の上部後側部位を挿入重合させて自走車体（１４）側に結合すると共に、連結体 ( ２３）の後側縁辺部（２３ｆ）の左右側板（２３ａ）（２３ｂ）間にロータリ耕耘装置（１６）のドライブケース（２５）上部の前縁から上縁にかけての部分を入り込み重合させて結合するように構成して、連結体（２３）の上方後端部間を連絡結合する部材（２７）が自走車体（１４）の走行変速レバー（２８）を案内掛止する走行変速ガイド板（２７）を兼ねるように成し、ロータリ耕耘装置（１６）には互いに反対回転する耕耘爪（６１）（６３）群の回転圏外方を被蓋する耕耘部カバー（３１）の前端から下向きに張り出して前記連結体（２３）下縁の補強板 ( ２３ｃ）の直下部に位置する土跳ね制止板（６４ａ）を設けてあることを特徴とする歩行型耕耘機。A group of tilling claws (63) attached to the inner rotary shaft (53) side by rotating the inner and outer double rotary shafts (53) and (52) supported on the drive case (25) in opposite directions to each other and the outer rotary shaft (52 ) A rotary tilling device (16) capable of performing tilling work by simultaneously rotating forward and backward with the tilling claws (61) mounted on the side is connected and connected to the self-propelled vehicle body (14) in a separable manner by the connecting body (23). The left and right side plates (23a) (23b) are formed such that the connecting body (23) is formed in a substantially "<" shape when viewed from the side, and is juxtaposed left and right at a predetermined interval. And a reinforcing plate ( 23c) that is bridged and fixed to the lower edge portions of both side plates ( 23a) (23b) so as to close the lower end of the space between the left and right side plates ( 23a) (23b ), and the left and right side plates (23a) A portion for connecting and connecting the upper rear ends of (23b) (27) and the upper rear side portion of the traveling mission case (11) between the front upper edges (23d) of the left and right side plates (23a) (23b) of the connecting body (23). And is coupled to the side of the self-propelled vehicle body (14 ), and the drive case of the rotary tiller (16) between the left and right side plates (23a) (23b) of the rear edge (23f) of the connector ( 23). (25) A member (27) for connecting and connecting the upper rear end portions of the coupling body (23) is formed by joining the portion from the upper front edge to the upper edge by being polymerized and joined to each other. 14) The traveling gear shift lever (28) is guided so as to serve as a traveling gear shift guide plate (27), and the rotary tiller device (16) includes a group of tilling claws (61) (63) that rotate in opposite directions. Of the tiller cover (31) that covers the outside of the rotating zone A walk-type field cultivator characterized in that an earthing restraining plate (64a) is provided which projects downward from the front end and is located immediately below the reinforcing plate ( 23c) at the lower edge of the connecting body (23) .