JP3995748B2 - 袋詰品の箱詰め方法 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、スナック菓子等の袋詰品を一段が二列四個となるように敷き詰めて段ボール箱に箱詰めする袋詰品の箱詰め方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
縦型製袋充填包装機又は給袋充填包装機により包装されたスナック菓子等の袋詰品を一段が二列四個となるように敷き詰めて段ボール箱に箱詰めする場合であって、段ボール箱の縦寸法及び横寸法が袋詰品の丈の二倍及び幅の二倍よりも小さい場合には、特開平4−311408号公報の段ボール箱詰め方法に示すように、各段に敷き詰める二個の袋詰品を二列に前後がずれ重なるように並べる方法が採られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特開平4−311408号公報に記載の段ボール箱詰め方法によれば、(1)装置が大がかりになり設備費が高額となる、(2)段ボール箱への詰め込み終了後、段ボール箱の底蓋を閉じる必要があり、底蓋閉じ装置をライン設置する等設備費が高額となる、(3)シャトルコンベアが張り出して二列に前後及び左右がずれ重なるように並べた四個の袋詰品を段ボール箱の開口に位置させた状態から、シャトルコンベアが縮小していくときに四個の袋詰品のずれ重なり状態が確保される保障がない、といった不具合がある。
【0004】
本発明の目的は、上記の不具合を解決しうるものとして案出したもので、間隔をおいて一個ずつ供給される袋詰品を四個が前後と左右でがずれ重なるように集積させて、段ボール箱の縦寸法及び横寸法が袋詰品の丈の二倍及び幅の二倍よりも小さい場合でも袋詰品を敷きつめて箱詰めすることを可能にする袋詰品の箱詰め方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明による袋詰品の箱詰め方法は、供給コンベアから該供給コンベアに対し下流側に連設された振り分けコンベアへ袋詰品を振り分け手段により前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分に交互に振り分けて移載し、次いで前記振り分けコンベアから該振り分けコンベアの下流側に連設された左右の整列コンベアに前記袋詰品を交互に移載して二個の袋詰品を並列させ、次いで左右の整列コンベアから該整列コンベアの下流側に一段低く連設された集積コンベアに前記二個の袋詰品を移載し、以後同様にして、次の二個の袋詰品を前記集積コンベアに先に移載された前記二個の袋詰品に対してそれぞれずれ重ねて移載し、次いで前記集積コンベア上の右側の二個の前記袋詰品と左側の二個の前記袋詰品とをそれぞれ第一と第二のバキュームパッドで吸引保持し、次いで第一のバキュームパッドで吸引保持している前記右側の二個の袋詰品の左端と第二のバキュームパッドで吸引保持している前記左側の二個の袋詰品の右端とを互いにずれ重なるように寄せてから段ボール箱に箱詰めすることから成っている。
この袋詰品の箱詰め方法によれば、供給コンベアで供給される袋詰品は、振り分け手段によって供給コンベアの下流側に連設された振り分けコンベアの右側部分又は左側部分に交互に振り分けて移載され、次いで振り分けコンベアの下流側に連設された左右の整列コンベアに交互に移載されて二個の袋詰品として並列される。二個の並列された袋詰品は、次いで左右の整列コンベアの下流側に一段低く連設された集積コンベアに移載され、以後同様にして、次の二個の袋詰品が集積コンベアに先に移載された二個の袋詰品に対してそれぞれずれ重ねて移載される。集積コンベア上の右側の二個の袋詰品と左側の二個の袋詰品とはそれぞれ第一と第二のバキュームパッドで吸引保持され、第一のバキュームパッドで吸引保持している右側の二個の袋詰品の左端と第二のバキュームパッドで吸引保持している左側の二個の袋詰品の右端とが互いにずれ重なるように寄せられ、四個の袋詰品がその寄せられた状態で段ボール箱に箱詰めされる。
この袋詰品の箱詰め方法において、好ましくは、前記振り分けコンベアは前記供給コンベアに対し下流側に一段低く連設されており、前記振り分け手段はコンベア幅方向に方向可変に傾斜し前記袋詰品が載って滑り降りることで前記袋詰品を当該滑り降り方向に寄せ る傾斜可変板を備えており、前記袋詰品の前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分への交互に振り分ける移載は、前記傾斜可変板による前記袋詰品の滑り降り方向を前記袋詰品の移載毎に交互に反復変更することにより行う構成とするのがよい。
または、この袋詰品の箱詰め方法において、好ましくは、前記振り分けコンベアの前記右側部分と前記左側部分とは、コンベア間の受渡しに任せられる一方の部分と前記供給コンベアに対し袋詰品受取り位置に対して側方に離れた他方の部分とを備えており、前記振り分け手段は第三のバキュームパッドを備えており、前記袋詰品の前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分への交互に振り分ける移載は、前記供給コンベアに供給される一個置きの袋詰品を前記第三のバキュームパッドで吸引して前記振り分けコンベアの前記他方の部分に移載し、残りの一個置きの袋詰品をコンベア間の前記受渡しに任すことにより行う構成とするのが良い。
更に、この袋詰品の箱詰め方法において、好ましくは、前記集積コンベアは、多数本の細幅な巻掛けベルトのベルト間隙間に備えられていて前記袋詰品を下支えする櫛歯状の可動テーブルを備えており、前記袋詰品を前記第一及び第二のバキュームパッドにより吸引して保持した状態で前記集積コンベアに対し下流側に供給される段ボール箱の開口へ移送する際、前記第一及び第二のバキュームパッドの移動と前記集積コンベアの前記巻掛けベルトの走行と前記可動テーブルの移動とを同期して行い、前記可動テーブルを復帰移動してから、前記第一及び第二のバキュームパッドにより吸引保持している前記右側の二個の袋詰品と前記左側の二個の袋詰品をずれ重なるように寄せて下降し前記段ボール箱に箱詰めする構成とするのが良い。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明に係る袋詰品の箱詰め方法について第一の実施の形態を図1ないし図8を参照して説明する。
【0007】
先ず、図1及び図2を参照して袋詰品の箱詰め装置の構成を簡単に説明する。袋詰品の箱詰め装置は、袋詰品Wを供給する供給コンベア10と、その下流側に一段低く連設されていて袋詰品Wが振り分けて移載される振り分けコンベア20と、袋詰品Wを振り分けコンベア20の右側部分又は左側部分に交互に振り分ける振り分け手段としての傾斜可変板30Aと、振り分けコンベア20の下流側に左右に並列して連設されており袋詰品Wを交互に移載して二個の袋詰品を並列させる左右の整列コンベア40A,40Bと、その下流側に一段低く連設されて二個の袋詰品が移載され、以後同様にして、次の二個の袋詰品が先に移載された二個の袋詰品に対してそれぞれ前後にずれ重ねて移載される集積コンベア50と、集積コンベア50上の右側の二個の袋詰品Wと左側の二個の袋詰品Wとをそれぞれ吸引保持する第一と第二のバキュームパッド61,62を備え、吸引保持した四個の袋詰品Wを段ボール箱に箱詰めするハンドリング装置60を備えている。
供給コンベア10は、モータ11によって駆動され無端なコンベアベルト12が常時走行する。振り分けコンベア20は、モータ21によって駆動されコンベアベルト12に対し二倍幅の無端なコンベアベルト22を有していて常時走行する。振り分け手段としての傾斜可変板30Aは、振り分けコンベア20の幅方向中央に位置してベルトから浮かして横架された水平軸31を傾斜上端寄りとして水平軸31に支えられている。水平軸31が供給コンベア10の下側に設けられたロータリーアクチュエータ32で約240度往復旋回されることにより、傾斜可変板30Aは、右側または左側のいずれにも約30度の傾斜角となるように傾斜する。整列コンベア40A,40Bは、それぞれ振り分けコンベア20の右側部分と左側部分に対応し且つコンベアベルト12と略同幅の無端なコンベアベルト43,44を有しており、走行方向に向かって登り勾配に巻掛けられていてモータ41,42によって駆動され間欠走行する。整列コンベア40A,40Bは、振り分けコンベア20からの袋詰品Wが交互に移載されて二個の袋詰品を並列させる。集積コンベア50は、多数本の無端で細幅なコンベアベルト51,51,・・が平行に巻掛けられて成り、コンベアベルト51,51,・・がモータ52によって駆動され間欠走行する。集積コンベア50のベルト間隙間には、ガイド71により支持案内されモータ駆動式ロッドレスシリンダ72により往復動されるようになっていて集積コンベア50上の袋詰品Wを下支えする櫛歯状の可動テーブル73が備えられている。ハンドリング装置60は、集積コンベア50上の右側の二個の袋詰品と左側の二個の袋詰品を吸引保持する第一及び第二のバキュームパッド61,62を有しており、第一及び第二のバキュームパッド61,62で吸引保持した右側の二個の袋詰品と左側の二個の袋詰品をずれ重なるように寄せて段ボール箱に箱詰めする。
【0008】
次いで、図1ないし図8を参照して袋詰品の箱詰め装置の作用を説明することを通じて、本発明の袋詰品の箱詰め方法を説明する。袋詰品が図示しない縦型製袋充填包装機によって次々に製造されると、図2に示すように、袋詰品Wは供給コンベア10で受け取られ、供給コンベア10から供給コンベア10に対し下流側に一段低く連設された振り分けコンベア20上の幅方向中央部に備えられた右傾斜している傾斜可変板(振り分け手段)30A上に移載される。
【0009】
傾斜可変板30A上に移載された袋詰品Wは、図3に示すように、傾斜可変板30Aを矢印aのように滑降して振り分けコンベア20の搬送方向の右側部分に変位する。袋詰品Wが傾斜可変板30Aを滑降した瞬間に、傾斜可変板30Aは左傾斜となるように矢印bのように半転される。袋詰品Wは、傾斜可変板30Aを既に滑降して端が掛かっているので、傾斜可変板30Aにより上下反転されることなく振り分けコンベア20の右側部分上で矢印cのように更に右方向に寄せられる。振り分けコンベア20の右側へ寄せられた袋詰品Wは、振り分けコンベア20が常時走行しているので、矢印dのように搬送されて右側の整列コンベア40Aに移載される。袋詰品Wは、整列コンベア40Aの中程まで移送されると、図示しない第一の光電管で検出され、当該検出に応じて右側の整列コンベア40Aが走行停止し、もって右側の整列コンベア40Aの中程に停止される。
【0010】
次いで、図4に示すように、供給コンベア10上を搬送される次の袋詰品Wは左傾斜している傾斜可変板30Aに移載される。図5に示すように、袋詰品Wは、傾斜可変板30Aを矢印eのように左方向へ滑降して振り分けコンベア20の左側部分に変位する。袋詰品Wが左傾斜した傾斜可変板30Aを滑降した瞬間に傾斜可変板30Aが矢印fのように再び半転されて右傾斜となる。このとき、袋詰品Wは、傾斜可変板30Aを滑降して振り分けコンベア20の左側部分に端が掛かっているので、半転傾斜する傾斜可変板30Aにより上下反転されることなく振り分けコンベア20の左側部分上で矢印gのように更に左方向に寄せられる。振り分けコンベア20の左側へ寄せられた袋詰品Wは、振り分けコンベア20が常時走行しているので、矢印gのように搬送され左側の整列コンベア40Bに移載される。袋詰品Wは、整列コンベア40Bの中程まで移送されると、図示しない第二の光電管で検出され、当該検出に応じて左側の整列コンベア40Bが走行停止し、もって左側の整列コンベア40Bの中程に停止される。
【0011】
以上により、供給コンベア10で次々に走行される袋詰品Wを振り分けコンベア20の右側部分と左側部分に交互に移載し、更に左右の整列コンベア40A,40Bに交互に移載して停止することにより、整列コンベア40A,40B上で二個の袋詰品W,Wを並列させることができる。
【0012】
次いで、図6に示すように、左右の整列コンベア40A,40Bと整列コンベア40A,40Bの下流側に一段低く連設された集積コンベア50とが同時に同速度で走行して、集積コンベア50上へ二個の袋詰品W,Wが移載される。図7のように、二個の袋詰品W,Wの先端が集積コンベア50の中程まで移送されると、図示しない第三の光電管で検出され、当該検出に応じて集積コンベア50が走行停止し、もって二個の袋詰品W,Wが集積コンベア50の中程より上流位置に停止される。
【0013】
次いで、供給コンベア10で搬送されてくる次の袋詰品Wが図6及び図7の動作工程を経て(図2及び図3のときの動作工程と同一)右側の整列コンベア40Aに移載される。続いて、供給コンベア10で搬送されてくる次の袋詰品Wが図8及び図9の動作工程を経て(図4及び図5のときの動作工程と同一)左側の整列コンベア40Bに移載される。以上により、左右の整列コンベア40A,40Bに二個の袋詰品W,Wを並列させることができ、該二個の袋詰品W,Wは、図2、図3に示すように、左右の整列コンベア40A,40Bと集積コンベア50が同時に同速度で走行して集積コンベア50上へ移載される。搬送方向前側の袋詰品Wの前端を図示しない光電管が検出すると、当該検出に応じて集積コンベア50が走行停止し、四個の袋詰品W,W,・・が集積コンベア50上に位置される。この場合、集積コンベア50が整列コンベア40A,40Bよりも段差寸法として袋詰品Wの厚さの約1.5倍と一段低くなっている。そして、集積コンベア50上で後から移載される袋詰品Wが先に移載された袋詰品Wにずれ重なった瞬間に集積コンベア50が袋詰品Wの長さだけ移動した後、整列コンベア40A,40Bと集積コンベア50が走行停止する。したがって、集積コンベア50上に移載される右側の二個の袋詰品W,Wと左側の二個の袋詰品W,Wは、それぞれ後から移載される袋詰品Wが先に移載された袋詰品Wにずれ重なるように移載される。
【0014】
次いで、図4に示すように、集積コンベア50の上方に待機しているハンドリング装置60が下降し、第一及び第二のバキュームパッド61,62がそれぞれ集積コンベア50上の右側の二個の袋詰品Wと左側の二個の袋詰品Wを吸引保持する。
【0015】
次いで、図1及び図5に示すように、ハンドリング装置60の移動と集積コンベア50のベルト走行と可動テーブル73の移動が同時に同速度で行われる。ハンドリング装置60は袋詰品Wを持ち上げないので、巻掛けベルト51,51,・・のベルト間隙間に備えられた櫛歯状の可動テーブル73が四個の袋詰品Wを下支えしつつ、袋詰品Wを集積コンベア50に対し下流側に供給される段ボール箱Bの開口へ移送する。
【0016】
次いで、図6に示すように、可動テーブル73が復帰移動するとともに集積コンベア50が走行停止する。次いで、図7に示すように、第一のバキュームパッド61が第二のバキュームパッド62に接近して、第一のバキュームパッド61が吸引保持している右側の二個の袋詰品Wの左端を第二のバキュームパッド62が吸引保持している左側の二個の袋詰品Wの右端にずれ重なるように寄せてからハンドリング装置60が下降する。その後第一及び第二のバキュームパッド61,62が吸引停止することにより、四個の袋詰品W,W・・が段ボール箱Bに箱詰めされる。
【0017】
ハンドリング装置60は、一段目の四個の袋詰品W,W・・を箱詰めするときが最大下降ストロークとなっていて、一段箱詰めする毎に袋詰品Wの厚さだけ下降ストロークを小さくし、もって、各段の四個の袋詰品W,W・・の箱詰め時に袋詰品W,W・・を落下させずに置くように箱詰めする。
【0018】
続いて、本願発明に係る袋詰品の箱詰め方法について、その第二の実施形態を図9を参照して説明する。供給コンベア10の下流側に連設された振り分けコンベア20へ袋詰品Wを移載し、その際、供給コンベア10に供給される一個置きの袋詰品Wを振り分け手段である第三のバキュームパッド30Bで吸引保持し、振り分けコンベア20の供給コンベア10からの袋詰品受取り位置に対して側方に離れた位置へ移載する。供給コンベア10に供給され第三のバキュームパッド30Bで吸引されない一個置きの袋詰品Wは、コンベア間の受渡しに任せる。これにより、袋詰品Wは、振り分けコンベア20の右側部分又は左側部分に交互に振り分けて移載され、次いで振り分けコンベア20からその下流側に連設された左右の整列コンベア40A,40Bに交互に移載され、整列コンベア40A,4 0Bにて二個の袋詰品Wが並列される。次いで左右の整列コンベア40A,40Bからその下流側に一段低く連設された集積コンベア50に二個の袋詰品Wが移載され、以後同様にして、次の二個の袋詰品Wが集積コンベア50に先に移載された左右の袋詰品Wにそれぞれずれ重ねて移載される。次いで、集積コンベア50上の右側の二個の袋詰品Wと左側の二個の袋詰品Wは、第一及び第二のバキュームパッド61,62で吸引保持されて、集積コンベア50の下流側に供給される段ボール箱Bの開口へ移送される。その際、袋詰品Wは、集積コンベア50に構成している多数本の細幅な巻掛けベルト51,51,・・のベルト間隙間に備えられた櫛歯状の可動テーブル73で下支えされる。第一及び第二のバキュームパッド61,62の移動と集積コンベア50のベルト走行と可動テーブル52の移動を同期して行い、可動テーブル73を復帰移動してから、第一及び第二のバキュームパッド61,62により吸引保持している右側の二個の袋詰品Wと左側の二個の袋詰品Wをずれ重なるように寄せて下降することにより、四個の袋詰品Wが段ボール箱Bに箱詰めされる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本願発明の袋詰品を箱詰めする方法によれば、段ボール箱の縦寸法及び横寸法が袋詰品の丈の二倍及び幅の二倍よりも小さい場合でも、間隔をおいて一個ずつ供給される袋詰品を四個が二列に離れて前後がずれ重なるように並べ変えてバキュームパッドで吸引保持し二列四個の袋詰品を左右に並ぶ袋詰品同士がずれ重なるようにして段ボール箱に箱詰めすることができる。しかして、本願発明の袋詰品を箱詰めする方法によれば、(1)装置が大がかりにならず省スペース化に適し装置の製作費を低く抑えられる、(2)段ボール箱への詰め込み終了後、段ボール箱の底蓋を閉じる必要がなく、底蓋閉じ装置をライン設置することは不要となりこの点からも製作費を低く抑えられる、(3)四個の袋詰品を二列に前後及び左右がずれ重なるように並べた状態を確保して段ボール箱へ詰め込むことができ、更に(4)四個の袋詰品を段ボール箱へ詰め込む際にエラーがなく段ボール箱内に綺麗に積み重ねることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第一の実施の形態に係る袋詰品を箱詰めする方法を実施する装置の斜視図
【図2】本願発明の第一の実施の形態に係る袋詰品を箱詰めする方法を説明するための一工程を示す平面図
【図3】図2で示す工程の次の工程を示す平面図
【図4】図3で示す工程の次の工程を示す平面図
【図5】図4で示す工程の次の工程を示す平面図
【図6】図5で示す工程の次の工程を示す平面図
【図7】図6で示す工程の次の工程を示す平面図
【図8】図7で示す工程の次の工程を示す平面図
【図9】本願発明の第二の実施の形態に係る袋詰品を箱詰めする方法を説明するための一工程を示す平面図
【符号の説明】
W・・・袋詰品
10・・・供給コンベア
20・・・振り分けコンベア
30A・・・傾斜可変板(振り分け手段)
30B・・・第三のバキュームパッド(振り分け手段)
40A,40B・・・整列コンベア
50・・・集積コンベア
51・・・巻掛けベルト
61・・・第一のバキュームパッド
62・・・第二のバキュームパッド
73・・・可動テーブル
B・・・段ボール箱
Claims (4)
- 供給コンベアから該供給コンベアに対し下流側に連設された振り分けコンベアへ袋詰品を振り分け手段により前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分に交互に振り分けて移載し、
次いで前記振り分けコンベアから該振り分けコンベアの下流側に連設された左右の整列コンベアに前記袋詰品を交互に移載して二個の袋詰品を並列させ、
次いで左右の整列コンベアから該整列コンベアの下流側に一段低く連設された集積コンベアに前記二個の袋詰品を移載し、
以後同様にして、次の二個の袋詰品を前記集積コンベアに先に移載された前記二個の袋詰品に対してそれぞれずれ重ねて移載し、
次いで前記集積コンベア上の右側の二個の前記袋詰品と左側の二個の前記袋詰品とをそれぞれ第一と第二のバキュームパッドで吸引保持し、
次いで第一のバキュームパッドで吸引保持している前記右側の二個の袋詰品の左端と第二のバキュームパッドで吸引保持している前記左側の二個の袋詰品の右端とを互いにずれ重なるように寄せてから段ボール箱に箱詰めする
ことから成る袋詰品の箱詰め方法。 - 前記振り分けコンベアは前記供給コンベアに対し下流側に一段低く連設されており、
前記振り分け手段はコンベア幅方向に方向可変に傾斜し前記袋詰品が載って滑り降りることで前記袋詰品を当該滑り降り方向に寄せる傾斜可変板を備えており、
前記袋詰品の前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分への交互に振り分ける移載は、前記傾斜可変板による前記袋詰品の滑り降り方向を前記袋詰品の移載毎に交互に反復変更することにより行われる
ことから成る請求項1に記載の袋詰品の箱詰め方法。 - 前記振り分けコンベアの前記右側部分と前記左側部分とは、コンベア間の受渡しに任せられる一方の部分と前記供給コンベアに対し袋詰品受取り位置に対して側方に離れた他方の部分とを備えており、
前記振り分け手段は第三のバキュームパッドを備えており、
前記袋詰品の前記振り分けコンベアの右側部分又は左側部分への交互に振り分ける移載は、前記供給コンベアに供給される一個置きの袋詰品を前記第三のバキュームパッドで吸引して前記振り分けコンベアの前記他方の部分に移載し、残りの一個置きの袋詰品をコンベア間の前記受渡しに任すことにより行われる
ことから成る請求項1に記載の袋詰品の箱詰め方法。 - 前記集積コンベアは、多数本の細幅な巻掛けベルトのベルト間隙間に備えられていて前記袋詰品を下支えする櫛歯状の可動テーブルを備えており、
前記袋詰品を前記第一及び第二のバキュームパッドにより吸引して保持した状態で前記集積コンベアに対し下流側に供給される段ボール箱の開口へ移送する際、前記第一及び第二のバキュームパッドの移動と前記集積コンベアの前記巻掛けベルトの走行と前記可動テーブルの移動とを同期して行い、前記可動テーブルを復帰移動してから、前記第一及び第二のバキュームパッドにより吸引保持している前記右側の二個の袋詰品と前記左側の二個の袋詰品をずれ重なるように寄せて下降し前記段ボール箱に箱詰めする
ことから成る請求項1〜3のいずれか一項に記載の袋詰品の箱詰め方法。
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