JP3994774B2 - 光加入者線終端装置及びユーザトラヒック収容方法 - Google Patents

光加入者線終端装置及びユーザトラヒック収容方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、APON(ATM-PON, ATM based Passive Optical Network)システムにおいて、ユーザからのアプリケーションフローのQoS(Quality Of Service)及びCoS(Class Of Service)を実現する光加入者線終端装置及びユーザトラヒック収容方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
APONシステムは、光ファイバ及び光スプリッタにより、1つの局側インタフェースが複数の加入者を収容でき、高速・経済的な加入者系を実現する。APONにおける必要な技術としてDBA(Dynamic Bandwidth Assignment=動的帯域割り当て)と呼ばれるメディアアクセス制御があり、DBAはユーザのトラヒック状態に応じてユーザ間のリソース(帯域)を動的に割り当てる制御方式である。
【0003】
図14はAPONシステムの構成例を示す説明図である。図14において、OLT(Optical Line Terminal=光加入者線端局装置)1002からONT(Optical Network Terminal=光加入者線終端装置)1011〜10n1へ流れるトラヒック(下りトラヒック)は光スプリッタ1003にて各ONT1011〜10n1へ同報通知され、各ONT1011〜10n1は自ONT宛トラヒックをONT内部に取り込む。一方、ONT1011〜10n1からOLT1002へ流れるトラヒック(上りトラヒック)は、OLT1002からのグラント(送信許可信号)に一対一に対応しており、1グラントに対し1セル送信可能である。つまりグラントが上りトラヒックの帯域を司っている。この際、DBAでは各ONTの輻輳状態に応じて、グラントの発生を動的に変更している。
【0004】
例えば、帯域割当単位(T-CONT=Traffic CONTainer)をONT毎に割り当てる場合、ONT1011〜10n1内の上りトラヒックの輻輳状態に応じてグラント発生頻度を変更することにより、該当ONTに対する割り当て帯域を変更し、APON区間における帯域負荷の適正化を図る。
【0005】
文献“ITU−T Draft Recommendation G.983.4”には、複数T−CONTを適用する場合におけるAPONシステムのことが記述されており、T−CONTのタイプがトラヒックの特徴別に分類され、各タイプ別に固定または動的帯域割当において満足するべき条件が規定されている。OLTがこの条件を満足するような帯域割当を行うことにより、QoS及びCoSを保証する。
【0006】
以下に規定されているT−CONTタイプとそれぞれの特徴を示す。
タイプ1:トラヒック流量によらず常時固定帯域割当かつ等間隔なグラント配置
タイプ2:トラヒック流量によらず通信時に固定帯域割当
タイプ3:トラヒック流量により、最低保証帯域から最大割当帯域までの範囲で動的帯域割当かつ上記最低保証帯域に基づいた余剰帯域配分を約束
タイプ4:トラヒック流量により、最大割当帯域まで動的にかつ余剰帯域配分の約束なし
タイプ5:タイプ1〜タイプ4までの全ての特徴を包含(設計者側に自由度を与えている)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図15に示すように、従来のAPONシステムの光加入者線終端装置では上記タイプ3のみを用いた単一のT−CONTによるDBAが一般的に適用されていた。このような従来の光加入者線終端装置では、ONT111〜1n1内部ではATMレベルの様々な形態のトラヒックを収容するために、セルスケジューリング機能1005を搭載していたが、H/Wの複雑化、処理の低速化、スケジューリング特有の遅延ゆらぎ発生、高優先度のトラヒックが大量に流入した場合に低優先度トラヒックが締め出されるなどの問題があった。また、ユーザからのアプリケーションフローレベルにおける様々な形態のトラヒックを収容するために、さらにセルスケジューリング機能が複雑となるという問題があった。
【0008】
この発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、複数個の帯域割当単位(T−CONT)を使用できるAPONシステムにおいて、帯域リソースを効率良く利用でき、さらにユーザからのアプリケーションフローのQoS及びCoSを実現する光加入者線終端装置及びユーザトラヒック収容方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る光加入者線終端装置は、光加入者線端局装置と光加入者線終端装置との間で、複数の帯域割当単位を適用した動的帯域割り当てが行われるAPON(ATM−PON、ATM based Passive Optical Network)システムにおける光加入者線終端装置であって、アプリケーションフローと前記帯域割当単位との対応付けを保存するマッピングテーブルと、前記マッピングテーブルに基づいて、入力されるアプリケーションフローと前記帯域割当単位のタイプ別に配置されたバッファとを対応付けるインターワーキング機能部と、前記帯域割当単位のタイプ別にバッファを配置し、前記アプリケーションフローを、前記インターワーキング機能部により対応付けられたタイプの帯域割当単位バッファにバッファリングして送信処理を行う帯域割当単位バッファ制御部と、前記アプリケーションフローをVC(Virtual Channel)コネクション毎に調整するトラヒック調整機構部と、を備え、前記トラヒック調整機構部を前記インターワーキング機能部の後段に配置するものである。
【0015】
この発明に係るユーザトラヒック収容方法は、光加入者線端局装置と光加入者線終端装置との間で、複数の帯域割当単位を適用した動的帯域割り当てが行われるAPON(ATM−PON、ATM based Passive Optical Network)システムにおけるユーザトラヒック収容方法であって、アプリケーションフローと前記帯域割当単位との対応付けを保存し、前記保存された対応付けに基づいて、入力されるアプリケーションフローと前記帯域割当単位のタイプ別に配置されたバッファとを対応付け、前記アプリケーションフローをVC(Virtual Channel)コネクション毎に調整し、前記アプリケーションフローを、前記対応付けられたタイプの帯域割当単位バッファにバッファリングして送信処理を行うものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本実施の形態1における光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。図1において、1は光加入者線終端装置であるONT、2は帯域割当単位(T−CONT)をトラヒックタイプ毎に配置した帯域割当単位バッファ制御部としてのT−CONTバッファ制御部、3はユーザから送信されたアプリケーションフローのトラヒックを適切に調整するトラヒック調整機構、4はアプリケーションフローとT−CONTバッファとの対応付けを保存するフロー・T−CONT対応マッピングテーブル、5はユーザから送信されたアプリケーションフローとATMコネクションとを結び付けるインタフェースであり、フロー・T−CONT対応マッピングテーブル4を用いてアプリケーションフローとT−CONTバッファとの対応付けを行うインターワーキング機能、6はセルスイッチングを行うスイッチ部であり、7はユーザから送信されるアプリケーションフローである。
【0017】
ユーザから送信されたアプリケーションフローをインターワーキング機能4により、上記フロー中の識別情報とT−CONTバッファとを対応付けることで、ユーザトラヒックの差別化収容を図る。
なお、本発明に係るAPONシステムの構成は、図15と同様に、光ファイバ及び光スプリッタにより、1つの光加入者線端局装置が複数の光加入者線終端装置を収容するものとする。
【0018】
各機能について以下に説明する。
アプリケーションフローの宛先アドレスとATMコネクション識別子との対応テーブルとしてフロー・ATMコネクション対応テーブル(図示せず)を、上記フローのQoS及びCoS識別情報とT−CONTバッファとの対応テーブルとしてフロー・T−CONT対応マッピングテーブル5を予め設定する。
図2は、上記フローのQoS及びCoS識別情報とT−CONTバッファとの対応テーブル(フロー・T−CONT対応マッピングテーブル5)の対応例を示す説明図である。図2の例では、ベストエフォート等を優先度1〜4とし、タイプ4に対応するT−CONTバッファ番号4に対応させる。そして、ビデオ型、ボイス型、ネットワーク制御をそれぞれ優先度5、6、7とし、タイプ1に対応するT−CONTバッファ番号1に対応させる。
なお、図示しない外部の運用管理装置からの設定指示により上記のような対応や情報を固定的に設定してもよいし、RSVP(Resource Reservation Protocol)のような何らかのコネクション設定を要求するプロトコルを用いて必要な情報をONT1に通知することにより上記対応や情報を動的に設定してもよい。
また、図2では優先度を用いて識別する例について説明したが、フローを識別できる情報であればこれに限られない。
【0019】
次に図1において、インターワーキング機能4は、フロー識別機能41、対応T−CONT検索機能42、セル化・デセル化機能43を有する。
【0020】
上記インターワーキング機能4のフロー識別機能41は、アプリケーションフローのデータ中、予め指定されたQoS及びCoS識別方法(上記フローデータがどのレイヤのデータか、かつそのデータ中のどの場所を見るかを判断する方法)でその情報を抽出し、上記フローが指定したQoS及びCoSを把握する。
図3は、各レイヤでの識別情報例を示す説明図であり、様々な識別情報が考えられる。例えば、図3のような情報等に基づいてフローの識別を行う。
【0021】
上記インターワーキング機能4の対応T−CONT検索機能42は、上記フロー識別機能41により抽出されたフロー識別情報をキーにして、対応するT−CONTバッファを上記フロー・T−CONT対応マッピングテーブル5から検索する。
【0022】
上記インターワーキング機能4のセル・デセル化機能43は、各アプリケーションフローのデータにAALヘッダを追加して、48バイトセルに分割し各セルにATMヘッダを追加する。または、その逆の変換を行う。
【0023】
次に、図1におけるトラヒック調整機構3は、インターワーキング機能4の後に配置され、各アプリケーションフローの入力トラヒックを調整する。シェーピングまたは入力レートチェックによるセル通過及び廃棄及びタギングによりセルレベルで入力トラヒック調整を行う。31−1〜31−nはVC毎に配置されたトラヒック調整器であり、32−1〜32−nはVC毎に配置されたキューである。
【0024】
更に、図1におけるスイッチ部6は、トラヒック調整機構3によりトラヒックの調整がなされたセルに対して、上記対応T−CONT検索機能42による検索から得られたT−CONTバッファ番号に基づいて、バッファ番号をチェックしてスイッチングを行い、T−CONTバッファにバッファリングする。
【0025】
そして、図1のT−CONTバッファ制御部2において、21−1はT−CONTタイプ1専用のバッファで、上記のような流れでセルをバッファリングする。タイプ1用のグラントがONT1に到着すると、自分宛のグラントである場合、そのバッファからセルを送信する。このとき、タイプ1専用バッファ22−1が収容するトラヒックは、上記対応T−CONT検索機能42による検索から得られたT−CONTバッファ番号に基づくリアルタイム系トラヒックであり、遅延保証、ゆらぎ保証を考慮したグラント配置、さらに帯域を保証するための固定グラント割当が行われている。
また、図1のT−CONTバッファ制御部2において、21−4はT−CONTタイプ4専用のバッファで、上記のような流れでセルをバッファリングする。タイプ4用のグラントがONT1に到着すると、自分宛のグラントである場合、そのバッファからセルを送信する。このとき、タイプ4専用バッファ21−4が収容するトラヒックは、上記対応T−CONT検索機能42による検索から得られたT−CONTバッファ番号に基づく非リアルタイム系トラヒックであり、ベストエフォートのように余剰帯域に従った動的グラント割当が行われている。ユーザトラヒックは、上記2つのバッファに収容される。
【0026】
図4は、以上のようなユーザから送信されたアプリケーションフローのT−CONTバッファまでの流れを示したフローである。
まず、ユーザからのアプリケーションフローがONT1に到着する(ステップS1)。
次に、インターワーキング機能4で以下の処理を行う。フロー識別機能41は、フローのQoS及びCoS識別情報を抽出する。対応T−CONT検索機能42は、識別情報抽出後、対応するT−CONTバッファを検索する。セル化・デセル化機能43は、セル化を行う(ステップS2)。
次に、トラヒック調整機構3はトラヒック調整を行う(ステップS3)。
次に、スイッチ部6はスイッチングを行う(ステップS4)。
そして、T−CONTバッファ制御部2はセルをバッファリングする(ステップS5)。
この結果、OLTから与えられるT−CONT毎のグラント割当により、帯域割当タイプに従ったT−CONTバッファからセルがOLTへ送信される(ステップS6)。
【0027】
以上のように、本発明の光加入者線終端装置は、ユーザが送信したアプリケーションフローからQoS及びCoS識別情報を抽出し、その情報と対応付けられたT−CONTバッファで上記アプリケーションフローを処理することにより、ユーザトラヒックの差別化収容を図ることができる。
【0028】
実施の形態2.
上記実施の形態1では、T−CONTバッファ制御部2でT−CONTタイプ1及びタイプ4を配置してユーザトラヒックを差別化収容する場合について説明したが、本実施の形態2では、T−CONTバッファ制御部2に、タイプ1及びタイプ4に加え、タイプ3を追加配置する場合について説明する。
【0029】
図5は、本実施の形態2におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図である。図5において、21−1、21−3、21−4は、それぞれT−CONTタイプ1専用バッファ、T−CONTタイプ3専用バッファ、T−CONTタイプ4専用バッファである。T−CONTタイプ1専用バッファ21−1は、リアルタイム系トラヒック、例えば音声、ビデオ、回線エミュレーション等の遅延保証かつゆらぎ保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ3専用バッファ21−3は、非リアルタイム系トラヒック、例えばエクセレントエフォート(ベストエフォートより高優先度)のデータ等を収容する。T−CONTタイプ4専用バッファ21−4は、非リアルタイム系トラヒック、例えばベストエフォートのデータ等を収容する。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0030】
このように、T−CONTタイプ3専用バッファ21−3を追加配置することにより、非リアルタイム系トラヒックのよりきめ細やかな差別化収容を図ることができ、T−CONTタイプ3専用バッファ21−3には、最低帯域を保証しつつ余剰帯域に従った動的グラント割当がOLTにより行われる。
【0031】
実施の形態3.
上記実施の形態1では、T−CONTバッファ制御部2でT−CONTタイプ1及びタイプ4を配置してユーザトラヒックを差別化収容する場合について説明したが、本実施の形態3では、T−CONTバッファ制御部2に、タイプ1及びタイプ4に加え、タイプ2を追加配置する場合について説明する。
【0032】
図6は、本実施の形態3におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図である。図6において、21−1、21−2、21−4は、それぞれT−CONTタイプ1専用バッファ、T−CONTタイプ2専用バッファ、T−CONTタイプ4専用バッファである。T−CONTタイプ1専用バッファ21−1は、リアルタイム系トラヒック、例えば音声、回線エミュレーション等の遅延保証かつゆらぎ保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ2専用バッファ21−2は、リアルタイム系トラヒック、例えばビデオ等の遅延保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ4専用バッファ21−4は、非リアルタイム系トラヒック、例えばベストエフォートのデータ等を収容する。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0033】
このように、T−CONTタイプ2専用バッファ21−2を追加配置することにより、リアルタイム系トラヒックのよりきめ細やかな差別化収容を図ることができ、T−CONTタイプ2専用バッファ21−2には、通信時に帯域保証を行うためのグラント割当がOLTにより行われる。
【0034】
実施の形態4.
上記実施の形態1では、T−CONTバッファ制御部2でT−CONTタイプ1及びタイプ4を配置してユーザトラヒックを差別化収容する場合について説明したが、本実施の形態4では、T−CONTバッファ制御部2に、タイプ1及びタイプ4に加え、タイプ2及びタイプ3を追加配置する場合について説明する。
【0035】
図7は、本実施の形態4におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図である。図7において、21−1、21−2、21−3、21−4は、それぞれT−CONTタイプ1専用バッファ、T−CONTタイプ2専用バッファ、T−CONTタイプ3専用バッファ、T−CONTタイプ4専用バッファである。T−CONTタイプ1専用バッファ21−1は、リアルタイム系トラヒック、例えば音声、回線エミュレーション等の遅延保証かつゆらぎ保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ2専用バッファ21−2は、リアルタイム系トラヒック、例えばビデオ等の遅延保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ3専用バッファ21−3は、非リアルタイム系トラヒック、例えばエクセレントエフォート(ベストエフォートより高優先度)のデータ等を収容する。T−CONTタイプ4専用バッファ21−4は、非リアルタイム系トラヒック、例えばベストエフォートのデータ等を収容する。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0036】
このように、T−CONTタイプ2専用バッファ21−2及びT−CONTタイプ3専用バッファ21−3を追加配置することにより、リアルタイム系及び非リアルタイム系トラヒックのよりきめ細やかな差別化収容を図ることができる。
【0037】
実施の形態5.
上記実施の形態1では、T−CONTバッファ制御部2でT−CONTタイプ1及びタイプ4を配置してユーザトラヒックを差別化収容する場合について説明したが、本実施の形態2では、T−CONTバッファ制御部2に、タイプ1及びタイプ4に加え、タイプ2及びタイプ3及びタイプ5を追加配置する場合について説明する。
【0038】
図8は、本実施の形態5におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図である。図8において、21−1、21−2、21−3、21−4、21−5は、それぞれT−CONTタイプ1専用バッファ、T−CONTタイプ2専用バッファ、T−CONTタイプ3専用バッファ、T−CONTタイプ4専用バッファ、T−CONTタイプ5専用バッファである。T−CONTタイプ1専用バッファ21−1は、リアルタイム系トラヒック、例えば音声、回線エミュレーション等の遅延保証かつゆらぎ保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ2専用バッファ21−2は、リアルタイム系トラヒック、例えばビデオ等の遅延保証かつ帯域保証を行いたいデータを収容する。T−CONTタイプ3専用バッファ21−3は、非リアルタイム系トラヒック、例えばエクセレントエフォート(ベストエフォートより高優先度)のデータ等を収容する。T−CONTタイプ4専用バッファ21−4は、非リアルタイム系トラヒック、例えばベストエフォートのデータ等を収容する。T−CONTタイプ5専用バッファ21−5は、タイプ1からタイプ4までの帯域種別を設計者の要求に応じてリアルタイム系でも非リアルタイム系でも自由に決めることができる。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0039】
このように、T−CONTタイプ2専用バッファ21−2及びT−CONTタイプ3専用バッファ21−3及びT−CONTタイプ5専用バッファ21−5を追加配置することにより、リアルタイム系及び非リアルタイム系トラヒックのよりきめ細やかな差別化収容を図ることができ、かつ、より設計者の要求に応じたよりきめ細やかな差別化収容を図ることができる。
【0040】
実施の形態6.
上記実施の形態1では、トラヒック調整機構3をVC毎に配置する場合について説明したが、本実施の形態6では、VP毎に配置する場合について説明する。
【0041】
図9は、本実施の形態6における光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。図9において、33−1〜33−nはVP毎に配置されたトラヒック調整器であり、34−1〜34−nはVP毎に配置されたキューである。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0042】
このように、トラヒック調整機構3をVP毎に配置することにより、VC毎に配置する場合と比較してトラヒック調整器を削減することができる。
【0043】
実施の形態7.
上記実施の形態1では、トラヒック調整機構3をVC毎に配置する場合について説明したが、本実施の形態7では、T−CONT毎に配置する場合について説明する。
【0044】
図10は、本実施の形態7における光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。図10において、35−1〜35−nはVP毎に配置されたトラヒック調整器であり、36−1〜36−nはT−CONT毎に配置されたキューである。その他の構成及び動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0045】
このように、トラヒック調整機構3をT−CONT毎に配置することにより、VC毎或いはVP毎に配置する場合と比較してトラヒック調整器を削減することができる。
【0046】
実施の形態8.
上記実施の形態1では、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の後段に配置する場合について説明したが、本実施の形態8では、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の前段に配置し、アプリケーションフロー毎に処理する場合について説明する。
【0047】
図11は、本実施の形態8における光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。図11において、37−1〜37−nはフロー毎に配置されたトラヒック調整器であり、38−1〜38−nはフロー毎に配置されたキューである。また、320はキュー38−1〜38−nに到着トラヒックをフロー毎に分類するフロー振り分け部である。その他の構成については、上記実施の形態1と同様である。
また図12は、本実施の形態8におけるユーザから送信されたアプリケーションフローのT−CONTバッファまでの流れを示したフローである。実施の形態1(図4)とは、ステップS3のトラヒック調整機構3がトラヒック調整を行う順序が異なり、本実施の形態8では、ステップS1とステップS2の間のステップS30で、トラヒック調整機構3がトラヒック調整を行う。その他の動作については、上記実施の形態1と同様である。
【0048】
このように、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の前段に配置し、アプリケーションフロー毎に処理しても、同様の効果を得ることができる。
【0049】
実施の形態9.
上記実施の形態8では、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の前段に配置し、アプリケーションフロー毎に処理する場合について説明したが、本実施の形態9では、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の前段に配置し、複数のアプリケーションフロー毎に処理する場合について説明する。
【0050】
図13は、本実施の形態9における光加入者線終端装置の構成を示す説明図である。図13において、39−1〜39−nは複数フロー毎に配置されたトラヒック調整器であり、310−1〜310−nは複数フロー毎に配置されたキューである。また、321はキュー38−1〜38−nに到着トラヒックを複数フロー毎に分類する複数フロー振り分け部である。その他の構成及び動作については、上記実施の形態8と同様である。
【0051】
このように、トラヒック調整機構3をインターワーキング機能4の前段に配置し、複数のアプリケーションフロー毎に処理することにより、フロー毎に配置する場合と比較してトラヒック調整機構3を削減できる。
【0052】
なお、上記実施の形態1〜9では、VC単位のみ、VP単位のみ、T−CONT単位のみ、フロー単位のみ、複数フロー単位に処理するトラヒック調整機構3を使用する場合について説明したが、ONT1におけるトラヒック調整機構3を上記VC単位、上記VP単位、上記T−CONT単位のトラヒック調整機構をそれぞれ組み合わせて、またはフロー単位または複数フロー単位のトラヒック調整機構3を組み合わせて配置してもよい。
【0053】
また、上記実施の形態1〜5では、T−CONTバッファ制御部2において、タイプ1とタイプ4との組み合わせ、タイプ1とタイプ3とタイプ4との組み合わせ、タイプ1とタイプ2とタイプ4との組み合わせ、タイプ1とタイプ2とタイプ3とタイプ4との組み合わせ、タイプ1とタイプ2とタイプ3とタイプ4とタイプ5との組み合わせについて説明したが、組み合わせはこれに限られず、タイプ1〜5を適宜どのように組み合わせてもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上のように、この発明の光加入者線終端装置によれば、ユーザトラヒックの差別化収容を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における光加入者線終端装置の構成を示す説明図
【図2】 フローのQoS及びCoS識別情報とT−CONTバッファとの対応テーブルの対応例を示す説明図
【図3】 各レイヤでの識別情報例を示す説明図
【図4】 ユーザから送信されたアプリケーションフローのT−CONTバッファまでの流れを示したフロー
【図5】 実施の形態2におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図
【図6】 実施の形態3におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図
【図7】 実施の形態4におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図
【図8】 実施の形態5におけるT−CONTバッファ制御部2の構成を示す説明図
【図9】 実施の形態6における光加入者線終端装置の構成を示す説明図
【図10】 実施の形態7における光加入者線終端装置の構成を示す説明図
【図11】 実施の形態8における光加入者線終端装置の構成を示す説明図
【図12】 実施の形態8におけるユーザから送信されたアプリケーションフローのT−CONTバッファまでの流れを示したフロー
【図13】 実施の形態9における光加入者線終端装置の構成を示す説明図
【図14】 APONシステムの構成例を示す説明図
【図15】 従来のAPONシステムの光加入者線終端装置
【符号の説明】
1 ONT
2 T−CONTバッファ制御部
3 トラヒック調整機構
4 インターワーキング機能
5 フロー・T−CONT対応マッピングテーブル
6 スイッチ部
7 アプリケーションフロー
21−1〜21−5 T−CONTタイプ毎のバッファ
31−1〜31−n、33−1〜33−n、35−1〜35−n、37−1〜37−n、39−1〜39−n トラヒック調整器
32−1〜32−n、34−1〜34−n、36−1〜36−n、38−1〜38−n、310−1〜310−n キュー
41 フロー識別機能
42 対応T−CONT検索機能
43 セル化・デセル化機能
320 フロー振り分け部
321 複数フロー振り分け部

Claims (2)

  1. 光加入者線端局装置と光加入者線終端装置との間で、複数の帯域割当単位を適用した動的帯域割り当てが行われるAPON(ATM−PON、ATM based Passive Optical Network)システムにおける光加入者線終端装置であって、
    アプリケーションフローと前記帯域割当単位との対応付けを保存するマッピングテーブルと、
    前記マッピングテーブルに基づいて、入力されるアプリケーションフローと前記帯域割当単位のタイプ別に配置されたバッファとを対応付けるインターワーキング機能部と、
    前記帯域割当単位のタイプ別にバッファを配置し、前記アプリケーションフローを、前記インターワーキング機能部により対応付けられたタイプの帯域割当単位バッファにバッファリングして送信処理を行う帯域割当単位バッファ制御部と
    前記アプリケーションフローをVC(Virtual Channel)コネクション毎に調整するトラヒック調整機構部と、を備え、
    前記トラヒック調整機構部を前記インターワーキング機能部の後段に配置することを特徴とする光加入者線終端装置。
  2. 光加入者線端局装置と光加入者線終端装置との間で、複数の帯域割当単位を適用した動的帯域割り当てが行われるAPON(ATM−PON、ATM based Passive Optical Network)システムにおけるユーザトラヒック収容方法であって、
    アプリケーションフローと前記帯域割当単位との対応付けを保存し、
    前記保存された対応付けに基づいて、入力されるアプリケーションフローと前記帯域割当単位のタイプ別に配置されたバッファとを対応付け、
    前記アプリケーションフローをVC(Virtual Channel)コネクション毎に調整し、
    前記アプリケーションフローを、前記対応付けられたタイプの帯域割当単位バッファにバッファリングして送信処理を行うことを特徴とするユーザトラヒック収容方法。
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