JP3994674B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
照明器具は、反射板固定用係止具や、取付用ねじの受け構造を兼用していることが多い器具本体のソケット取付金具に、反射板のソケット貫通切欠き部を重ねたものでは、その間に若干の隙間を設けたものがある。これはねじの止め代を確保することで振動などに対しての緩み止めを狙うためである。また、ランプソケットは通常ソケット貫通切欠き部を通してソケット取付金具にスライドして係止されているが、反射板の切欠き幅寸法はソケット取付金具のランプソケットを取付ける切欠き部の幅に対して寸法的には大きくなる。
【0003】
一方、昨今の照明器具の小形化に伴いランプソケットも従来に比べて飛躍的に小形化が進み、既設の器具に対応すべき補修用のランプソケットを要求されたときに現状のランプソケットを利用して、既設器具に適合する構造を考案する必要が生じてきた。
【0004】
そこで、ソケット取付金具にスライドする切欠き部に対して、新しく取付けようとしているランプソケットの取付用スリットに係合できる係止片を有するアダプタ金具と一体化した交換用ソケットを装着することが考えられた。
【0005】
例えば、第1の従来例は、図14および図15に示すように、アダプタ100が中板部101と、その両側に垂下した側部102と、側部102の下端より相対向方向に突出した係止片103とで構成され、側部102にソケット取付台104の切欠き部105の両側辺部に係止するスリット106を形成し、係止片103をランプソケット107のスリット108に係止する。
【0006】
第2の従来例は、図16および図17に示すように、第1の従来例のアダプタのスリット106に代えて、中板部101の両側から上方に立ち上がる立上り部110および立上り部110から外方に延びる係合部111からなる係止片112を設けている。係合部111と中板部101の両側部上面との間にソケット取付台104の切欠き部105の両側辺を挟持し、係止片103をランプソケット107のスリット108に係止する。このアダプタは新たに取付けようとするランプソケット107が背の低いタイプの場合に適する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、第1の従来例は、図15(b)に示すように反射板109の切欠き部(図示せず)の方が切欠き部105よりも大きいためアダプタ100が反射板109の切欠き部から陥没してしまい、外観上見苦しい。また図15(a)のようにアダプタを付けない従来型のランプソケット107aと比べてランプソケット107の形状が小さく異なること、およびスリット108がソケット取付台104と異なる高さとなることから、反射板109とランプピンとの距離H1 、H2 がH1 ≠H2 となり、反射板109とランプとの相対的な位置がずれる場合があり、配光が変わってしまう。
【0008】
第2の従来例は、図17(b)に示すように、反射板109の切欠き部の方が切欠き部105よりも大きいためアダプタ100の一部が反射板109より突出量hだけ意匠面に露出し、ソケットアダプタ100が意匠面に現れるため外観上見苦しい。また図17(a)に示すようにアダプタ100を付けない器具にアダプタ100を付けて小形の新たなランプソケット107を使用する場合、第1の従来例と同様に反射板109とランプとの相対的な位置がずれる場合があり、H1 ≠H2 となって、配光が変わってしまう問題がある。
【0009】
したがって、この発明の目的は、既設の照明器具に適用した場合でも、意匠的に優れ、反射板とランプとの相対的な位置ずれの発生を防止することができるアダプタを有する照明器具を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の照明器具は、ソケット貫通部を有する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられたものである。
【0011】
請求項1記載の照明器具によれば、ソケット貫通部にアダプタを係止する構成のため意匠的に優れ、既設の照明器具に適用しても、反射板とランプとの相対的な位置ずれの発生を防止することができる。
【0012】
請求項2記載の照明器具は、点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられたものである。
【0013】
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0014】
請求項3記載の照明器具は、請求項1または請求項2において、前記係止部が前記ソケット貫通部の幅方向の対辺に係止可能な切片である。
【0015】
請求項3記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0016】
請求項4記載の照明器具は、請求項1または請求項2において、前記係止部が前記ソケット貫通部の縁部を挟持する挟持片である。
【0017】
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0018】
請求項5記載の照明器具は、請求項2において、前記反射板の前記ソケット貫通部は前記ソケット取付部に直に重なり、前記係止部は一対有し、その少なくとも一方は前記ソケット貫通部に代えて、前記ソケット取付部に係止するものである。
【0019】
請求項5記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項2と同様な効果がある。
【0020】
請求項6記載の照明器具は、点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に直に重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は一対有し、その一方を前記ソケット貫通部の縁部に引っ掛ける引掛式とし、他方を前記ソケット貫通部の縁部に弾性係止するスナップイン式とし、かつ、前記係止部が前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられたものである。
【0021】
請求項6記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項1と同様な効果がある。
【0022】
請求項7記載の照明器具は、請求項6において、前記係止部の少なくとも一方は前記ソケット貫通部に代えて、前記ソケット取付部に係止するものである。
【0023】
請求項7記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項6と同様な効果がある。
【0024】
請求項8記載の照明器具は、点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に隙間をおいて重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有するランプソケットと、前記ソケット取付部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記アダプタは前記係合部を有する表面が前記ソケット貫通部側に前記隙間程度突出しているものである。
【0025】
請求項8記載の照明器具によれば、アダプタは前記係合部を有する表面が前記ソケット貫通部側に前記隙間程度突出しているため、請求項1と同様な効果がある。
【0026】
請求項9記載の照明器具は、請求項8において、前記アダプタが表面に前記隙間程度の高さの台座部を突出し前記台座部に前記取付部を設けているものである。
【0027】
請求項9記載の照明器具によれば、請求項8と同様な効果がある。
【0028】
請求項10記載の照明器具は、点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に接近して重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有するランプソケットと、前記ソケット取付部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記アダプタは平板状である。
【0029】
請求項10記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が接近しているため、請求項1と同様な効果がある。
【0030】
請求項11記載の照明器具は、請求項10において、前記ソケット取付部が切欠き部とその両側より内方に突出した一対の舌片を有したものであり、前記アダプタは前記舌片に嵌合する取付孔および前記切欠き部に係止する係当部を有するものである。
【0031】
請求項11記載の照明器具によれば、請求項10と同様な効果がある。
【0032】
請求項12記載の照明器具は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11において、前記アダプタが弾性を有する金属製である。
【0033】
請求項12記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11と同様な効果がある。
【0034】
請求項13記載の照明器具は、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11において、前記アダプタが樹脂製である。
【0035】
請求項13記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11と同様な効果がある。
【0036】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1および図2により説明する。すなわち、この照明器具は、器具本体1と、反射板2と、ランプソケット3と、アダプタ4を有する。
【0037】
器具本体1は点灯ユニット(図示せず)を搭載している。実施の形態では既設の器具本体に適用するものであり、図2(a)に示す従来型のランプソケット3aの取付け部であるスリット5に係止する器具本体1のソケット取付部6に切欠き部7を形成している。
【0038】
反射板2は、ソケット取付部6に重なるソケット貫通部8を有し、器具本体1に取付けられて配光制御するものである。実施の形態では既設の反射板2を用い、従来型のランプソケット3aを遊嵌させるソケット貫通部8は切欠きにより形成され、ソケット取付部6に重なる位置に配置している。
【0039】
ランプソケット3は、上記したのと同様な取付け用スリット5を有する。実施の形態のランプソケット3は従来型ランプソケット3aよりも小形のものを適用している。
【0040】
アダプタ4は、ソケット貫通部8に係止可能な係止部9を有し、ランプソケット3の取付け部であるスリット5に係合可能な係合部10を有する。実施の形態のアダプタ4は樹脂製であり、係止部9はソケット貫通部8の幅方向の対辺に係合可能な樹脂によるばね性を有した切片である。すなわち、中板部11と、中板部11の両側より垂下した側片部12とを有し、係止部9は側片部12の下端より外側上向きに折返しその外面に上向きの傾斜面9aを形成し、傾斜面9aの下端部に反射板2のソケット貫通部8の両側縁部に係止する凹溝13を形成している。係合部10は側片部12の内面の相対向方向に突出している。ここで、凹溝13の凹面間の距離すなわちアダプタ幅寸法W2は反射板2のソケット貫通部8の切欠き幅W1にほぼ等しく、W1≒W2である。反射板2からランプソケット3のランプピン接続位置までの距離H1′は、凹溝13の位置を設定することにより図2(a)に示す従来例のランプソケットの反射板2に対するランプピン接続位置までの距離H1に等しくすることができる。
【0041】
組み立てについて、ランプソケット3のスリット5を図1のようにアダプタ4の係合部10に臨ませ、スライドして係合する。アダプタ4を反射板2のソケット貫通部8に臨ませて挿入し、傾斜面9aをソケット貫通部8の切欠き幅の両側縁部に当て押し込むことにより、係止部9の折返し部を弾性変形させて係止部9を後退する方向に傾斜させ、これにより傾斜面9aがソケット貫通部8を乗り越え、凹溝13を両側縁部に弾性係止し、これでランプソケット3が反射板2に取付けられる。
【0042】
この実施の形態によれば、交換用ソケットに係合する係合部10を有するアダプタ4の係止部9を反射板2のソケット貫通部8に係止する構成のため、既設の照明器具の反射板2の既設ソケットの逃し用切欠きをソケット貫通部8として、アダプタ4を既設の反射板に装着することができる。これにより、従来技術では克服できなかった反射板とアダプタの段差を飛躍的に改善できる。またランプソケット3と反射板2の寸法関係も、交換前のランプソケットと同じ寸法関係に維持することができ、新設のソケット取付けに伴う配光の変化を防ぐことも可能になる。
【0043】
この発明の第2の実施の形態を図3および図4により説明する。すなわち、第1の実施の形態と比較してアダプタ4の係止部9の構成が異なる。この係止部9は側片部12の先端部から外方に突出する第1挟持片15と、側片部12に切起こし第1挟持片15に隙間をおいて重なる第2挟持片16で構成している。反射板切欠き幅寸法W1、アダプタ幅寸法W2、第2挟持片16の先端間寸法であるスライド爪幅寸法W3、ソケット取付部6の切欠き部7の幅寸法w1、アダプタ4の中板部11の幅寸法w2として、W1<W2、w1−w2<W3−W1、であり、これでランプソケットが脱落せず、またランプソケットの位置決めも可能である。またw1−w2<W2−W1であり、これで切欠き部7が露出しない。
【0044】
組み立てについて、ランプソケット3にアダプタ4を取付け、挟持片15、16間を、図4(b)に示すようにソケット貫通部8の両側縁部にスライド係止して取付状態とする。
【0045】
その他は、第1の実施の形態と同様である。
【0046】
この発明の第3の実施の形態を図5および図6により説明する。すなわち、第1の実施の形態と比較して、反射板2のソケット貫通部8が矩形孔である。またランプソケット3の取付け部がスリット5ではなく、ランプソケット3の両側に略くの字に突出した突出ばね15と、突出ばね15に対向する係止突起16とで構成されている。さらにアダプタ4はソケット貫通部8の大きさに合わせたばね性の金属製の平板により形成され、係止部9は両側の略中央に立ち片17を折曲し、立ち片17にばね性のある爪18を切起こしにより形成している。このアダプタ4にランプソケット3を取付けるための係合部10として孔を形成している。
【0047】
図6は器具本体1のソケット取付部6に反射板2を隙間なく直に重ねて取付け、さらにランプソケット3を取付けた状態である。その組み立ては、まずランプソケット3を係合部10に差し込み、係合部10の口縁を突出ばね15と突起16との間に挟持し、これによりアダプタ4にランプソケット3を取付ける。つぎにソケット貫通部8にアダプタ4を挿入し、爪18をソケット貫通部8の縁部に押付けて弾性変形させながらくぐらせ図6のように係止する。この場合、爪18の一方はソケット取付部6の縁部に係止している。
【0048】
一般的に反射板2のソケット貫通部8の角穴の内面は略ランプ長であり、製品の品質上重要なソケットの間隔も容易に確保することができる。また反射板2のソケット貫通部8の孔の両側(長手方向)が弾力があるので耐震性などの信頼性も期待できる。
【0049】
その他は第1の実施の形態と同様である。なお、ソケット取付部6と反射板2との間に隙間がある場合はアダプタ4を反射板2のみに係止してもよく、またソケット取付部6を切欠き部に代えて孔にした場合に、両方の爪18をソケット取付部6に係止してもよい。
【0050】
この発明の第4の実施の形態を図7および図8により説明する。すなわち、第3の実施の形態と異なる点は、アダプタ4の係止部9の一方の爪に代えて鉤形の引掛爪9cを外方に延出している。これにより一方をヒンジ支点となる引掛式とし、他方を弾性爪18によるスナップイン方式とした。
【0051】
取付けは、図8に示すように引掛爪9cをソケット貫通部8の孔縁に引掛けて仮止めし、この引掛爪9cを支点にしてアダプタ4を回転して係止部9の弾性爪18を係止する。
【0052】
その他は第1の実施の形態と同様である。なお、係止部9の一方をソケット貫通部8に係止し、他方をソケット取付部6に係止したが、両方を反射板2のみまたはソケット取付部6のみに取付けることができる。
【0053】
この発明の第5の実施の形態を図9に示す。すなわち、この照明器具は、図9(a)に示すように既設のランプソケット107の両側に形成した取付用スリット108をソケット取付台104の切欠き部105にスライドして係止する既設の照明器具を利用している。図9(b)に示すようにアダプタ4はソケット取付部6の切欠き部7aの形状に沿った外形を有し、係止部9として、切欠き部7aに嵌合する嵌合部20と、この嵌合部20の上側に切欠き部7aに係止するつば21を形成し、さらに嵌合部20の側面に弾性爪22を突設して切欠き部7aに抜止め係止している。このアダプタ4の上面にソケット取付部6と反射板(図示せず)の隙間分の台座部23を突設してその上面にランプソケット(図示せず)を装着するための係合部10を孔形成している。ランプソケットは例えば第3の実施の形態または第4の実施の形態を適用する。
【0054】
取付けは、第3の実施の形態等に示したようにランプソケットを係合部10に取付け、つぎにアダプタ4の嵌合部20を切欠き部7aに嵌合させ弾性爪22を弾性変形させてつば21に係止する。
【0055】
台座部23は反射板に対して収まりを良くするためのものであり、反射板とソケット取付部6との段差がなく、ソケットに接続するリード線も外観からは見えないようにするといった付加機能を有する。
【0056】
図9(c)は変形の実施の形態であり、アダプタ4の高さを大きくして台座部23をなくし、また係止部9は、嵌合部20の側面の弾性爪22に対向して係止突起24を設けている。嵌合部20を切欠き部7aに嵌合し弾性爪22を弾性変形して係止突起24を切欠き部7aの縁部に係止する。
【0057】
図10(a)は別の変形の実施の形態であり、台座部23の係合部10を切欠きにより形成し、これに取付け部5がスリットであるランプソケット3を装着できるようにしている。
【0058】
図10(b)はさらに別の変形の実施の形態であり、台座部23に取付片25を立設し、取付片25に一対の取付孔26を形成し、取付孔26に嵌着するピンを用いた取付部5をランプソケット3に設けている。
【0059】
この発明の第6の実施の形態を図11および図12に示す。すなわち、この実施の形態は、図11(a)に示すように既設のランプソケット107の両側に形成した取付用スリット108を、ソケット取付台104の切欠き部105より内方に突き出す舌片115にスライドして係止する既設の照明器具を利用している。図11(b)に示すようにランプソケット107のスリット108に舌片115を押し込むと波打ったような形状でランプソケット107が係止される。
【0060】
図12(a)に示すように、アダプタ4は金属製の平板により形成され、ソケット取付部6の切欠き部7aより内方に突出した舌片31を挿入させる孔30を形成し、ランプソケットを挿入させる係合部10を孔30の近傍に形成し、係合部10から離れた前端側の両側または一側部に側片32を折曲し、側片32に係当部として半球状の突起33を突設している。係止部9は孔30と、側片32と、突起33により形成している。ランプソケットは例えば第3の実施の形態等と同じものを用いる。
【0061】
組み立ては係合部10にランプソケットを装着し、舌片31の先端を若干上方に曲げ、アダプタ4の孔30を舌片31の先端に差し込み、舌片31を軸としてアダプタ4を回転させるようにして側片32を下げ、突起33を切欠き部7aの縁部にくぐらせて係止し、取付状態とする。
【0062】
図13は変形の実施の形態を示し、アダプタ4の孔30に代えて切曲部34を形成するとともに、係合部10は折曲部34から離れた前端側に垂下片36を垂下し、垂下片36の下端部に係当部となる引掛部35を切起こしている。係止部9は切曲部34と、垂下片36と、引掛部35からなる。また係合部10に装着するランプソケット3は両側に係止片37を形成している。
【0063】
取付けは、アダプタ4を下方から切欠き部7aに挿入し、アダプタ4の切曲部34を矢印のように下方から舌片31に差し込み、アダプタ4を上方へ若干たわませるようにしながら器具長手方向に引込み、アダプタ4の前端側の引掛部35をソケット取付部6の前壁6bに形成された切欠き部6cの前縁39に引掛けて固定し、これにより引掛部35によって器具長手方向を保持し、アダプタ4の切曲部34および舌片31の平滑部によって上下方向を保持する。ランプソケット3は係合部10に挿入して係止片37で係止する。
【0064】
なお、第6の実施の形態において、反射板(図示せず)はソケット取付部6に直にまたは接近して重ねるが、隙間をおいて重ねてもよい。またランプソケット3のソケット仕様を突き合わせ式から回転式などにも適用できる。またアダプタ4は樹脂製のものに代えて金属製にしてもよく、反対に金属製のものに代えて樹脂製にしてもよい。
【0065】
【発明の効果】
請求項1記載の照明器具によれば、ソケット貫通部にアダプタを係止する構成のため意匠的に優れ、既設の照明器具に適用しても、反射板とランプとの相対的な位置ずれの発生を防止することができる。
【0066】
請求項2記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0067】
請求項3記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0068】
請求項4記載の照明器具によれば、請求項1と同様な効果がある。
【0069】
請求項5記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項2と同様な効果がある。
【0070】
請求項6記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項1と同様な効果がある。
【0071】
請求項7記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が直に重なっているため、請求項6と同様な効果がある。
【0072】
請求項8記載の照明器具によれば、アダプタは前記取付け部を有する表面が前記ソケット貫通部側に前記隙間程度突出しているため、請求項1と同様な効果がある。
【0073】
請求項9記載の照明器具によれば、請求項8と同様な効果がある。
【0074】
請求項10記載の照明器具によれば、ソケット取付部とソケット貫通部が接近しているため、請求項1と同様な効果がある。
【0075】
請求項11記載の照明器具によれば、請求項10と同様な効果がある。
【0076】
請求項12記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11と同様な効果がある。
【0077】
請求項13記載の照明器具によれば、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の部分分解斜視図である。
【図2】(a)は既存のランプソケットの取付部の部分図、(b)は第1の実施の形態のランプソケットの取付構造の部分図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態の部分分解斜視図である。
【図4】(a)は既存のランプソケットの取付部の部分図、(b)は第2の実施の形態のランプソケットの取付構造の部分図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態の部分分解斜視図である。
【図6】(a)は器具本体の部分断面図、(b)はその部分拡大図である。
【図7】この発明の第4の実施の形態の部分分解斜視図である。
【図8】(a)は器具本体の部分断面図、(b)はその部分拡大図である。
【図9】この発明の第5の実施の形態を示し、(a)は既存のソケット取付部の部分斜視図、(b)は第5の実施の形態のアダプタを既存のソケット取付部に取付ける状態を説明する部分分解斜視図、(c)は変形の実施の形態の部分分解斜視図である。
【図10】それぞれ、別の実施の形態のアダプタを既存のソケット取付部に取付ける状態を説明する部分分解斜視図である。
【図11】(a)は既存のソケット取付部へのランプソケットの取付けを説明する斜視図、(b)はランプソケットを取付けた状態の部分斜視図である。
【図12】(a)は既存のソケット取付部へ第6の実施の形態のアダプタの取付けを説明する斜視図、(b)はアダプタの取付状態を説明する部分斜視図である。
【図13】既存のソケット取付部へ変形の実施の形態のアダプタの取付けを説明する斜視図である。
【図14】従来例の部分分解斜視図である。
【図15】(a)は既存のランプソケットの取付部の部分図、(b)は従来例のアダプタを設けたランプソケットの取付構造の部分図である。
【図16】別の従来例の部分分解斜視図である。
【図17】(a)は既存のランプソケットの取付部の部分図、(b)は従来例のアダプタを設けたランプソケットの取付構造の部分図である。
【符号の説明】
1 器具本体
2 反射板
3 ランプソケット
4 アダプタ
5 取付け部となるスリット
6 ソケット取付部
8 ソケット貫通部
9 係止部
9a 傾斜面
9c 引掛爪
10 係合部
15 第1挟持片
16 第2挟持片
18 弾性爪
20 嵌合部
23 台座部
31 舌片部
33 突起
35 引掛部

Claims (13)

  1. ソケット貫通部を有する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられた照明器具。
  2. 点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられた照明器具。
  3. 前記係止部は前記ソケット貫通部の幅方向の対辺に係止可能な切片である請求項1または請求項2記載の照明器具。
  4. 前記係止部は前記ソケット貫通部の縁部を挟持する挟持片である請求項1または請求項2記載の照明器具。
  5. 前記反射板の前記ソケット貫通部は前記ソケット取付部に直に重なり、前記係止部は一対有し、その少なくとも一方は前記ソケット貫通部に代えて、前記ソケット取付部に係止する請求項2記載の照明器具。
  6. 点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に直に重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有し前記ソケット貫通部を通して前記反射板の裏面側に基端部が位置するランプソケットと、前記ソケット貫通部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記係止部は一対有し、その一方を前記ソケット貫通部の縁部に引っ掛ける引掛式とし、他方を前記ソケット貫通部の縁部に弾性係止するスナップイン式とし、かつ、前記係止部が前記反射板の反射面側のアダプタの表面近くに設けられた照明器具。
  7. 前記係止部の少なくとも一方は前記ソケット貫通部に代えて、前記ソケット取付部に係止する請求項6記載の照明器具。
  8. 点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に隙間をおいて重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有するランプソケットと、前記ソケット取付部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記アダプタは前記係合部を有する表面が前記ソケット貫通部側に前記隙間程度突出している照明器具。
  9. 前記アダプタは表面に前記隙間程度の高さの台座部を突出し前記台座部に前記取付部を設けている請求項8記載の照明器具。
  10. 点灯ユニットを搭載しソケット取付部を有する器具本体と、前記ソケット取付部に接近して重なるソケット貫通部を有して配光制御する反射板と、取付け部を有するランプソケットと、前記ソケット取付部に係止可能な係止部を有し前記取付け部を係合可能な係合部を有するアダプタとを備え、前記アダプタは平板状である照明器具。
  11. 前記ソケット取付部は切欠き部とその両側より内方に突出した一対の舌片を有したものであり、前記アダプタは前記舌片に嵌合する取付孔および前記切欠き部に係止する係当部を有する請求項10記載の照明器具。
  12. 前記アダプタは弾性を有する金属製である請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11記載の照明器具。
  13. 前記アダプタは樹脂製である請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10または請求項11記載の照明器具。
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