JP3990807B2 - プラスチックキャップ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、キャップハイト(高さ)を低くし、しかも樹脂の目付を少なくしながら、優れた密封信頼性と易開封性とタンパーエビデント性(開封明示性)が維持されているプラスチックキャップに関する。
【0002】
【従来の技術】
樹脂製キャップは、一体成形が可能で、成形性に優れると共に、可撓性にも優れているため、打栓操作により容器口部に固定することができ、従来より種々の形態で広く用いられている。
【0003】
密封性に優れると共に、容器口部から道具を用いずに容易に取り外すことができるようにした開封性に優れた樹脂製キャップは、既に種々提案されており、例えば特開平9−58719号公報には、ビン口部と、その外周部に設けられた2つの周溝、ビン口天面及びビン口内面と係合して装着される合成樹脂キャップの構造において、このキャップはワンピースキャップからなり、上蓋部とタンパーエビデントバンド部と該上蓋部の下端と該タンパーエビデントバンド部の上端を円周上に連接するサイドスコア部で構成したものが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術は、栓抜等の格別の道具を必要とせずに、手による開封を可能にし、且つ不正防止機能をも付与したプラスチックキャップを提供したものとして意義深いものではあるが、容器外周面にタンパーエビデント性保持とリシール性保持との2段の係止あご部があり、キャップ側にもそれらに対応する2段の突起部があり、そのため、キャップハイトが高くなり、また容器口部及びキャップの目付も多くなるという不都合がある。
【0005】
従って、本発明の目的は、キャップハイト(高さ)を低くし、しかも樹脂の目付を少なくしながら、優れた密封信頼性と易開封性とタンパーエビデント性(開封明示性)が維持されているプラスチックキャップを提供するにある。
本発明の他の目的は、容器首部にある一段の係止あご部によりタンパーエビデント性保持とリシール性保持とが行われるプラスチックキャップを提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ビン口と係合するシール部を備えた天面部と、天面部から垂下するスカート部と、スカート部の周囲に配置され且つ上方のリシール用上蓋部と下方の開封用バンドとを区画する引き裂き部とを備えたプラスチックキャップにおいて、
スカート部内面には、引き裂き部よりも上方位置に径内向きの係止用突起部が周方向に間欠的に形成されていると共に、引き裂き部よりも下方位置にフラップ片が周方向に間欠的にしかも係止用突起部とフラップ片とが少なくとも周方向の大部分において交互に位置するように形成され、
係止用突起部とフラップ片先端部との両方が、ビン口部外周に形成された単一の係止用ビンあご部に係合することを特徴とするプラスチック製引き裂き開封型キャップが提供される。
本発明のキャップにおいては、
1.前記フラップ片はスカート部内面から径内方に突出した小さい幅の連続基部を介して設けられていること、
2.前記フラップ片の付け根より上部のスカート部内面には、上向きに屈折されたフラップ片を受けるフラップ用凹部が形成されていること、
3.開封用バンドには垂直方向或いは斜め方向に延び且つ引き裂き部に達する切り欠き部或いは弱化部が形成され、この切り欠き部或いは弱化部に隣接する開封用バンドには径外方に突出した開封開始用の把持部が設けられていること、
が好ましい。
【0007】
【発明の実施形態】
[作用]
本発明のプラスチックキャップは、ビン口と係合するシール部を備えた天面部と、天面部から垂下するスカート部と、スカート部の周囲に配置され且つ上方のリシール用上蓋部と下方の開封用バンドとを区画する引き裂き部とを備えているが、スカート部内面に、▲1▼引き裂き部よりも上方位置にビンあご部と係合する径内向きの係止用突起部を周方向に間欠的に形成すると共に、▲2▼引き裂き部よりも下方位置に先端が前記ビンあご部と係合するフラップ片を周方向に間欠的にしかも係止用突起部とフラップ片とが少なくとも周方向の大部分において交互に位置するように形成したことが特徴である。
【0008】
この種のキャップにおいては、リシール用上蓋部にはリシール性保持のための容器との係止部を設け、開封用バンドにはタンパーエビデント性保持のための容器との係止部を設けることが一般に必要であるが、本発明では、タンパーエビデント性保持のための係止部として、フラップ片を用いたため、打栓に際してフラップ片が上向きに屈折乃至屈曲された状態でビン口の挿入が容易に行われると共に、フラップ片先端による係止位置を開封バンドよりも上方の位置に設定できるという利点がもたらされる。
【0009】
また、上蓋部の係止用突起部を周方向に間欠的に配置し、開封バンドのフラップ片も間欠的に配置し、しかも係止用突起部とフラップ片とを少なくとも周方向の大部分において交互に位置するように配置したこと、即ち係止用突起部の欠落部に屈折されたフラップ片を位置させたことにより、容器の単一の係止用あご部に対して係止用突起部とフラップ片の先端部を同時に係合させることが可能となる。
【0010】
このため、本発明によれば、容器首部にある一段の係止あご部によりタンパーエビデント性保持とリシール性保持とが行われ、容器首部の長さを短くして容器の目付を少なくすることが可能となると共に、キャップハイトも低くして、キャップの目付を少なくでき、資源の有効利用、コスト低減の点で顕著な利点がある。
【0011】
しかも、打栓後、開封までは、リシール用上蓋部と開封用バンドとが一体となった状態にあって、係止用突起部とフラップ片先端部との両方が係止用あご部に係合するので、密封のための上向き或いは径内方向きの圧力を大きくすることができ、密封信頼性の高い密封が可能となると共に、タンパーエビデント性の保持も容易となる。また、既に指摘したとおり、フラップ片が間欠的に配置されているため、フラップ片の上方向への屈折乃至屈曲も容易に行われ、打栓操作も容易である。
【0012】
容器の開封は、開封用バンドを引き裂き部の部分で周状に引き裂き、開封用バンドをフラップ片と一体となった状態で取り除き、次いでリシール用上蓋を上に押し上げることにより行われる。この際、上蓋の係止用突起部は容器の係止用あご部を乗り越える必要があるが、本発明のキャップでは、係止用突起部が周方向に間欠的に形成されているため、あご部の乗り越えに要する力を少なく設定でき、易開封性に優れている。また、容器の係止用あご部の下にフラップ片との係止用突部を設けていないため、リシール用上蓋部の下部とビン口部外面及びサポートリングの上面との間に空間部を設けることができ、上蓋を取り除く際、上蓋下部に指をかけ易くなり、易開封性を更に向上することができる。
【0013】
更に、取り外したリシール用上蓋をビン口部に押し込むことにより、リシール操作も比較的小さい力で容易に行うことができる。
【0014】
本発明のプラスチック製引き裂き開封型キャップにおいては、前記フラップ片はスカート部内面から径内方に突出した小さい幅の連続基部を介して設けられていることが好ましい。即ち、上記連続基部にフラップ片の付け根を設けることにより、フラップ片の上方向への屈折が自由且つ容易となり、特に容器の係止用あご部の下面に沿うようにフラップ片を位置させることが可能となる。また、キャップの成形に際しても、フラップ片を下向きに屈折させて、型からの無理抜きによる取り出しが容易となる。更に、上記連続基部を下向きに傾斜した状態で成形すると、上記型抜きが一層容易となり、また連続基部そのものを上向きに反転させて、フラップ片を上向きに指向させるように動機づけることもできる。
【0015】
また、前記フラップ片の付け根より上部のスカート部内面には、上向きに屈折されたフラップ片を受けるフラップ用凹部が形成されていることが好ましい。打栓に際しては、容器の係止用あご部がフラップ片を乗り越えることが必要となるが、この態様では、フラップ片が凹部に入ることにより径外方向に広がるので、打栓時にフラップ片の損傷を生ずることがなく、打栓操作も容易となる。
【0016】
更に、前記フラップ片は付け根から先端にかけて厚みが増大するように設けられていることが好ましい。即ち、この構成では、フラップ片は付け根の部分から屈折乃至屈曲が容易となると共に、先端部が厚肉となっているので、容器の係止用あご部との係合が確実なものとなる。
【0017】
また、開封用バンドには垂直方向或いは斜め方向に延びる切り欠き部或いは弱化部が形成され、この切り欠き部或いは弱化部に隣接する開封用バンドには径外方に突出した開封開始用の把持部が設けられていることが好ましい。この構成では、開封開始用の把持部を把持して引っ張ることにより、前記切り欠き部のときは直接、前記弱化部のときはこれが先ず破断された後、前記引き裂き部での引き裂きが行われて、開封用バンドの取り外しが可能となる。
【0018】
リシール用上蓋部と開封用バンドとを区画する引き裂き部は、例えば周状に薄肉に形成された溝から成るものであってよく、この構造の溝はキャップの成形時に形成することができる。また、前記係止用突起部の下部に垂直方向に延びるブリッジと溝部とを交互に配置し、ブリッジの少なくとも一部を残して切れ目を周状に形成しておくと、ブリッジの破断により、バンドの取り外しが行われるため、開封力の制御を容易に行えるという利点がある。
【0019】
また、このようにキャップの成形後にスカート部外面から切れ目を入れて引き裂き部を成形する場合は、周状に薄肉部を残して形成するよりも、スカート部内面に設けたブリッジを残して周状に切れ目を入れた方が成形の安定性の面で好ましい。
【0020】
【実施例】
本発明を次の例で更に説明する。
【0021】
図1は本発明のキャップの一例の上面図であり、
図2は図1のキャップの側断面図であり、
図3は図1のキャップの底面図であり、
図4は図2のキャップのフラップ片及び連続基部を立ち上げて反転する前の状態を示す側断面図であり、
図5は図3のキャップのフラップ片及び連続基部を立ち上げて反転する前の状態を示す底面図であり、
図6は図1のキャップを容器に打栓した状態を一部断面で示す側面図であり、
図7は密封時におけるフラップ片と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図であり、
図8は密封時における係止用突起部と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図であり、
図9は開封用バンド取り外し時或いはリシール時における係止用突起部と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図である。
【0022】
本発明のプラスチックキャップは、大まかにいって、ビン口と係合するシール部を備えた天面部1と、天面部から垂下するスカート部2と、スカート部の周囲に配置された引き裂き部3とからなっている。スカート部2はこの引き裂き部3により、上方のリシール用上蓋部4と下方の開封用バンド5とに区画されている。
【0023】
本発明のキャップを締結するビン首部8は、図7乃至9に示されるように、口部天面81、口部内周面82、口部外周面83、キャップ係止用あご部84及び開封用バンドの保護も兼ねるサポートリング85を備えている。
【0024】
天面部内面側に設けられたシール部は、それ自体公知の任意のシール機構であってよいが、この具体例では、ビン口内周面82と係合するインナーリング11とビン口外周面83と係合するアウターリング12とからなっており、打栓時には、これらがビン口と係合して密封が行われるようになっている(図6参照)。即ち、インナーリング11は、頂板部1から下方に且つ下向きに次第に径が増大するように傾斜して延びていて、容器口部に対して径外方への圧縮力を加え得るようになっている。アウターリング12は下向き且つ外方に延びていて、容器口部に対して下向き且つ径内方への圧縮力を加え得るようになっている。インナーリング11は、アウターリング12や後述する係止用突起部6及びフラップ片7と共動して容器口部との間に信頼性のある密封を形成しうる。
【0025】
スカート部2の内面には、引き裂き部3よりも上方位置に、即ちリシール用上蓋部4に、ビンあご部84と係合する径内向きの係止用突起部6を周方向に間欠的に形成すると共に、引き裂き部3よりも下方位置に、即ち開封用バンド部5に、密封状態で先端71が前記ビンあご部84と係合するフラップ片7を周方向に間欠的に設け、しかも、図2乃至3及び図4乃至5によく示されるように、係止用突起部6とフラップ片7とが周方向の大部分において交互に位置している。
【0026】
この具体例において、フラップ片7は、図2乃至3及び図4乃至5によく示されるように、スカート部内面から径内方に突出した小さい幅の連続基部72を介して設けられている。上記連続基部72と一体にフラップ片7を設けることにより、フラップ片7の上方向への屈折乃至屈曲が自由且つ容易となり、特に容器の係止用あご部84の下面に沿うようにフラップ片7を位置させることが可能となる。また、図4及び5はフラップ片7及び連続基部72が成形されたままの状態、即ち反転前の状態を示すが、キャップの成形に際しても、フラップ片7を下向きに屈折乃至屈曲させて、型からの無理抜きによる取り出しが容易となる。更に、図2及び3はフラップ片7及び連続基部72が上向きに反転された状態を示すが、連続基部72の上向きへの反転は、フラップ片7を上向きに指向するように動機づける。フラップ片7及び連続基部72の上向きにへの反転は、成形後のキャップのフラップ片7及び連続基部72を加工用の型と係合させることにより行われる。
【0027】
また、図7によく示されるように、フラップ片7は連続基部の付け根73から先端71にかけて厚みが増大するように設けられている。即ち、この構成では、フラップ片7は付け根73の部分から屈折乃至屈曲が容易となると共に、先端部71が厚肉となっているので、容器の係止用あご部84との係合が確実なものとなる。
【0028】
更に、付け根73より上部のスカート部2の内面には、上向きに屈折乃至屈曲されたフラップ片7を受けるフラップ用凹部74が形成されている。打栓に際しては、容器の係止用あご部84がフラップ片7を乗り越えることが必要となるが、上記構成では、フラップ片7が凹部74に入ることにより径外方向に広がるので、打栓時にフラップ片7の損傷を生ずることがなく、打栓操作も比較的小さい打栓圧で容易に行われる。
【0029】
以上の実施例によると、タンパーエビデント性保持のための係止部としてフラップ片7を用いたため、打栓に際してフラップ片7が上向きに屈折されている状態でビン口8の挿入が容易に行われると共に、フラップ片先端71による係止位置を、図7に示すとおり、開封バンド5よりも上方の位置に設定できる。
【0030】
また、図3及び5に示されるように、係止用突起部6とフラップ片7とを周方向の大部分において交互に位置させること、つまり、係止用突起部6の欠落部に屈折されたフラップ片7を位置させることが可能となり、これにより、容器の単一の係止用あご部84を、リシール用上蓋部4の係止と開封用バンド5の係止とに同時に利用することが可能となる。
【0031】
更に、打栓後、開封までは、リシール用上蓋部4と開封用バンド5とが一体となった状態にあって、係止用突起部6とフラップ片先端部71との両方が係止用あご部84に係合するので、密封のための上向き或いは径内方向きの圧力を大きくすることができ、密封信頼性の高い密封が可能となる。また、フラップ片7が間欠的に配置されているため、フラップ片7の上方向への屈折乃至屈曲も容易に行われ、打栓操作も容易である。
【0032】
また、開封用バンド5を取り外すとフラップ片も同時に取り外され、図9に示すとおり、リシール用上蓋部4は、間欠的に配置された係止用突起部6でのみ係止用あご部84と係合した状態となるので、上蓋部4の開栓に必要な力は弱められ、指による開栓を容易に行うことができる。上蓋部4のリシールについても同様である。
【0033】
リシール用上蓋部4と開封用バンド5とを区画する引き裂き部3は、特に限定されないが、この実施例では、図2及び4に示すとおり、係止用突起部6の下部に垂直方向に延びるブリッジ31と溝部32とを交互に配置し、ブリッジ31の少なくとも一部を残して切れ目を周状に形成しておくと、ブリッジ31の破断により、バンド5の取り外しが行われるため、開封力の制御を容易に行える。
【0034】
この実施例のキャップでは、図1及び3に示すとおり、開封用バンド5には垂直方向或いは斜め方向に延びる切り欠き部或いは弱化部51を設け、この切り欠き部或いは弱化部51に隣接する開封用バンドには径外方に突出した開封開始用の把持部52を設ける。この構成では、開封開始用の把持部52を把持して引っ張ることにより、51が切り欠き部のときは直接、51が弱化部51のときはこれが先ず破断された後、引き裂き部3での引き裂きが行われて、開封用バンド5の取り外しが可能となる。
図示した開封開始用把持部52は、指による把持が容易な、周方向に延びた帯状体からなるが、その自由な動きを制限するために、バンド5と把持部52とは破断容易なブリッジ53により連結されている。
【0035】
このキャップにおいて、係止用突起部6及びフラップ片7の数及び寸法は、キャップの寸法や材質によっても相違するが、係止用突起部6及びフラップ片7の設置数は、一般に一周当たりそれぞれ3乃至15個、特に5乃至10個の範囲にあるのが適当である。
また、1個の係止用突起部6の周方向の寸法(L1 )は、4乃至16mm、特に6乃至10mm、一個のフラップ片7の周方向の寸法(L2 )は、4乃至16mm、特に6乃至10mm、及び両者の比(L1 /L2 )は0.5乃至2.0、特に0.8乃至1.5の範囲にあることが好ましい。
【0036】
係止用突起部6と容器の係止用あご部84との径方向での係合寸法tも一定の好適な範囲がある。一般にtは0.2乃至1.5mm、特に0.5乃至1.0 mmの範囲にあることが望ましい。本発明の係止用突起部の間欠的配置構造では、この係合寸法tを比較的大きくとった場合にも、上蓋部4の開栓が容易であるという利点が得られる。
【0037】
キャップの成形に用いる樹脂としては、各種プラスチック、例えば、低−、中−又は高−密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、熱可塑性ポリエステル、ポリアミド、スチレン系樹脂、ABS樹脂等が挙げられる。
【0038】
本発明のプラスチックキャップは、上記樹脂を用い、通常、射出成形、圧縮成形等によりリシール用上蓋部及び開封用バンドが一体化した状態で製造される。引き裂き部は上記の成形工程で溝として形成することもできるし、また切れ目を設ける場合には、この成形工程の後に公知のカッティング加工を施せばよい。
【0039】
キャップ本体とは、別個にライナーを施すこともでき、この場合、低密度ポリエチレン、エチレン系共重合体、各種ゴム乃至熱可塑性エラストマー、アクリル樹脂プラスチゾル、塩化ビニル樹脂プラスチゾル等を用いることができる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、ビン口と係合するシール部を備えた天面部と、天面部から垂下するスカート部と、スカート部の周囲に配置され且つ上方のリシール用上蓋部と下方の開封用バンドとを区画する引き裂き部とを備えたプラスチックキャップにおいて、スカート部内面には、引き裂き部よりも上方位置にビンあご部と係合する径内向きの係止用突起部を周方向に間欠的に形成し、引き裂き部よりも下方位置に先端が前記ビンあご部と係合するフラップ片を周方向に間欠的にしかも係止用突起部とフラップ片とが周方向の大部分において交互に位置するように形成したことにより、容器首部にある一段の係止あご部によりタンパーエビデント性保持とリシール性保持とが行われ、キャップハイト(高さ)を低くし、しかも樹脂の目付を少なくしながら、優れた密封信頼性と易開封性とタンパーエビデント性(開封明示性)とが維持されるという利点がある。
特に、本発明のキャップでは、係止用突起部が間欠的に配置されているため、開栓が容易であるが、開封用バンドを取り除くまではフラップ片との共動によりキャップを有効に保持できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャップの一例の上面図である。
【図2】図1のキャップの側断面図である。
【図3】図1のキャップの底面図である。
【図4】図2のキャップのフラップ片及び連続基部を立ち上げて反転する前の状態を示す側断面図である。
【図5】図3のキャップのフラップ片及び連続基部を立ち上げて反転する前の状態を示す底面図である。
【図6】図1のキャップを容器に打栓した状態を一部断面で示す側面図である。
【図7】密封時におけるフラップ片と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図である。
【図8】密封時における係止用突起部と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図である。
【図9】開封用バンド取り外し時或いはリシール時における係止用突起部と容器の係止用あご部との係合状態を示す拡大部分断面図である。
Claims (4)
- ビン口と係合するシール部を備えた天面部と、天面部から垂下するスカート部と、スカート部の周囲に配置され且つ上方のリシール用上蓋部と下方の開封用バンドとを区画する引き裂き部とを備えたプラスチックキャップにおいて、
スカート部内面には、引き裂き部よりも上方位置に径内向きの係止用突起部が周方向に間欠的に形成されていると共に、引き裂き部よりも下方位置にフラップ片が周方向に間欠的にしかも係止用突起部とフラップ片とが少なくとも周方向の大部分において交互に位置するように形成され、
係止用突起部とフラップ片先端部との両方が、ビン口部外周に形成された単一の係止用ビンあご部に係合することを特徴とするプラスチック製引き裂き開封型キャップ。 - 前記フラップ片はスカート部内面から径内方に突出した小さい幅の連続基部を介して設けられていることを特徴とする請求項1記載のキャップ。
- 前記フラップ片の付け根より上部のスカート部内面には、上向きに屈折されたフラップ片を受けるフラップ用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のキャップ。
- 開封用バンドには垂直方向或いは斜め方向に延び且つ引き裂き部に達する切り欠き部或いは弱化部が形成され、この切り欠き部或いは弱化部に隣接する開封用バンドには径外方に突出した開封開始用の把持部が設けられている請求項1乃至3の何れかに記載のキャップ。
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