JP3989928B2 - 電磁リレー - Google Patents

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Description

本発明は電磁リレーに関するものであり、特に、接点回路側の内部抵抗を可能な限り下げ、且つ、大電流を通電できるように改良した小型電磁リレーに関するものである。
従来の此種小型電磁リレー1を図11に従って説明する。図11は電磁リレー1の概略を示す縦断側面図であり、同図の電磁リレー1はモールド成形にて形成された絶縁ベース2上に立設されたヨーク3と、該ヨーク3に固設された鉄心4と、該鉄心4を中心部に配設し、ボビン(図示せず)に巻回されたコイル5と、前記ヨーク3の上端部を回動支点として回動自在に設けられたアーマチュア6と、該アーマチュア6の下端部前方に配設され、該アーマチュア6の回動に追随して前後方向に往復動する絶縁カード7と、該絶縁カード7の前端部に当接され、該絶縁カード7の前後動にて下端部が前記絶縁ベース2に固設され、該下端部を回動支点して前後回動する可動接片8と、該可動接片8の上端部外側面に設けられた可動接点9と、該可動接片8の前面に該可動接片8に並設された固定接片10と、該固定接片10の上端部後方へ、前記可動接点9と対向して配設された固定接点11及び之等を内包するキャップ12とからなる。
該電磁リレーは前記コイル5への電気のオン、オフにて前記鉄心が前記アーマチュア6の一端部を吸引又は釈放して該アーマチュア6を前記回動支点を中心として回動させ、そして、該アーマチュア6の下端部で前記絶縁カード7を前後動させ、更に、該絶縁カード7の前後動にて前記可動接片8も下端部を回動支点として前後に回動し、該可動接片8に設けた可動接点9が前記固定接点11に接触又は解離して該可動接点9と固定接点11との開閉動作を為すように構成されている。
而して、上記可動接片8は下端部を絶縁ベース2に固定された片持ちバネの構造を有し、依って、電流容量があまり大きくない場合にこの形式の電磁リレーが用いられている。(例えば、特許文献1、2、3参照)
かかる従来例に於いては、可動接片8をバネ板で構成する必要があるため、接点回路側の内部抵抗を小さくすることができず、抵抗を下げることを考慮して接点を取り付けた可動片の板厚を大きくして、片持ちバネで支持する構造では先端部に重量の大なる可動接点9を固設しているため、衝撃によって誤動作することがある。
特開平6−231665号 特開平10−125202号 特開平2001−93393号
そこで、接点回路側の内部抵抗を可能な限り下げ、大電流を通電できるようにした小型の電磁リレーを得るために解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、ベースに固定された一対の端子の夫々一端に固定接点を設け、夫々の固定接点に対応する位置に可動接点を設けた可動板を可動バネに取付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが可動バネを駆動して接点回路を開閉する電磁リレーにおいて、前記固定接点はベース上面に沿って配設された固定端子上に設けられ、且つ、前記可動バネはその両端を上記固定端子と絶縁してベースに設けた溝に差し込んで両端支持形式で固定し、前記可動接点が設けられた前記可動板は該可動バネの変位部中央部裏面に固定されて、該可動板がベース面と平行に運動できるように前記可動バネの両側に湾曲部を設けた電磁リレーを提供するものである。
又、請求項2記載の発明は、コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、ベースに固定された一対の端子の夫々一端に固定接点を設け、各固定接点に対応して配置される可動接点を設けた可動板を可動バネに取付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが可動バネを駆動して接点回路を開閉する電磁リレーにおいて、前記可動バネの両端を電磁ブロック側であるヨークに固定し、可動接点が設けられた可動板が可動バネの変位部中央部下面に固定され、可動板がベース面と平行に運動できるよう、可動バネの両側に湾曲部を設けた電磁リレーを提供するものである。
更に請求項3記載の発明は、一対の固定接点と、これに対応する可動接点を有する可動板と、該可動板を支持する可動バネが直線上に配置され、弾性板の端部が前記可動板に固定され、該弾性板の他端部が前記直線上に配設された可動板の直線と直交する線の延長上のベースに設けた突片の上端部緩く嵌合して支点を構成し、前記可動板の前記固定位置と前記突片との中間部がアーマチュアにより駆動されるように構成され、該アーマチュアの押し込みにより、弾性板に撓みを生じさせ、2組接点の接点接触部でのワイプ動作を起こすことができるように構成された電磁リレーを提供するものである。
又、請求項4記載の発明は、上記電磁リレーの接点回路が2回路で構成され、可動接点を取り付けた可動板を有した2組の可動バネ上に絶縁されたバネ性のある押し板を設け、アーマチュアが押し板を駆動する際、固定接点と可動接点が平行する2組の可動バネの内側で押し板に撓みを生じさせ、各接点の接点接触部でのワイプ動作を起こすことができるように構成された請求項2記載の電磁リレーを提供するものである。
そして、請求項5記載の発明は、コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、第1、第2及び第3の端子をベースに固定し、ベース上面に向けて夫々の固定接点を略3角形に構成される位置に設け、このうち2つの固定接点に対応する位置に可動接点を設けた第一の可動板を、該2つの固定接点を結ぶ直線と一致させて設け、他の固定接点に対応する可動接点を、前記可動板と平行な第二の可動板の中央部に設け、これら可動板を導電性で、且つ、バネ性を有する押し板に固定し、更に夫々の可動板と中心線を一致させるように両端支持の可動バネに取り付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが押し板を駆動して接点回路を開閉するように構成された電磁リレーを提供するものである。
又、請求項6記載の発明は、コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、第1、第2及び第3の端子をベースに固定し、ベース上面に向けて夫々の固定接点を略3角形に構成される位置に設け、夫々の固定接点に対応する位置に可動接点をバネ性のある可動板に設け、このうち第1、第2の2つの固定端子に設けた固定接点に対応する位置の可動接点の外側に、これら固定接点を結ぶ直線と平行に第一のリブを設け、他の固定接点に対応する可動接点外側の位置にも、前記リブと平行な第二のリブを可動板に設け、更に、該リブ間に該リブを平行に両端をベースに支持された可動バネを設け、該可動バネの下面に前記可動板が取付けられ、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが該可動板を駆動して接点回路を開閉するように構成された電磁リレーを提供するものである。
本発明は接点回路側の内部抵抗をできる限り下げ、大電流を通電できる小型の電磁リレーとすることは、以下の効果により実現することができる。
(1)両端支持形式の可動バネは端部をベース面に垂直に曲げてベースに固定することで組み立てを容易にし、又、この曲げ周囲の湾曲部を設けることで十分な変位量が確保され、バネの負担を軽減し、バネの耐久性の面でも信頼性の面でも有効なものとすることができた。
(2)両端支持形式の可動バネは端部をヨークに固定することにより組み立てを容易にし、又、同様に曲げ周囲の湾曲部を設けることで十分な変位量が確保され、バネの負担を軽減し、バネの耐久性の面でも信頼性の面でも有効なものとすることができた。
(3)可動板を取り付けた2組の可動バネを用いた2極の回路構成の場合でもバネ性の押し板を橋渡しで設けることで接点ワイプ動作も可能である。
(4)1回路3接点ギャップの構成に対しても、略三角形の形状に接点を配置し、2つの可動板を平行して押し板に接続配置することができ、1極、2極の場合と同様の効果を奏することができる。
(5)押し板を用いない1回路3接点ギャップの構成でも、可動板にバネ性を持たせれば、押し板を用いなくとも、平行した2個所のリブを設けることで剛性と方向性を持たせることにより安価にして同様の効果を奏することができる。
本発明は接点回路側の内部抵抗を可能な限り下げ、大電流を通電できるようにする目的を、コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、ベースに固定された一対の端子の夫々一端に固定接点を設け、夫々の固定接点に対応する位置に可動接点を設けた可動バネを配置し、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが可動バネを駆動して接点回路を開閉する電磁リレーにおいて、可動バネはベースに両端支持形式にて支持されて前記端子片に並列に配設され、且つ、該可動バネに上記可動接点を設けることにより実現した。
図1(後述の可動板が可動接点を兼ねる)及び図4(可動板を有しない)に於いて、20は本発明の電磁リレーを示す。該電磁リレー20はモールド成形された絶縁ベース21、ヨーク22、コイル23、鉄心24、アーマチュア25、端子26、該端子26に設けられた固定接点26a、可動バネ27、該可動バネ27に支持されている可動板28、該可動板28に設けられた前記固定接点26aと断接する可動接点27a、該可動バネ27を弾性的に押圧解除する弾性板29、コイル端子30及びキャップ31とから成る。図1に示す電磁リレー20は同図に示すように、1回路2接点ギャップのリレーの実施例を示す。同図(a)は電磁リレー20の縦断側面図、同図(b)は同(a)のA−A線断面図、同図(c)は同図(a)のB−B線断面図、同図(d)は同図(a)の縦断正面図、同図(e)は絶縁ベースの平面図、同図(f)は1回路2接点ギャップのリレーの回路図である。
前記電磁リレー20は、前記コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が弾性板29を介して可動バネ27を駆動し、そして、前記可動接点27aを固定接点26aに断接して接点回路を開閉するように構成されている。
図1(a)に示すように、前記コイル23はヨーク22に支持され、該ヨーク22の左端部を回動支点とするアーマチュア25が配設され、電磁駆動ブロックを形成している。一方、左端部を前記絶縁ベース21に突設した突片32に支持され、該支持部を回動基点とする図4に示す弾性板29の先端部が前記アーマチュア25の押圧復帰動作に追随して下動し、この動作に伴って該弾性板29の先端部に中央部を係止されている可動バネ27が弾性変形して上下動し、該可動バネ27に支持されている可動板28下面に設けられている可動接点27aが端子26上に設けられている固定接点26aに断接するように構成されている。
而して、前記可動バネ27は同図(d)に示すようにその両端部が前記絶縁ベース21両端部に突設した支柱33に開穿したスリット34に嵌合されて両端支持の形式で左右方向へ水平に延設されており、そして、前記固定接点26aと対峙する個所に可動接点27aが設けられている。
又、前記端子26は1片を長片26b、他片を短片26cとする逆凵字形に形成され、そして、絶縁ベース21に設けた中央部スリット34に前記短片26cを嵌合して固着し、長片26bを絶縁ベース21の両端部に貫設された挿通孔35に挿通してその余端部が絶縁ベース21の外側へ突設されている。そこで、前記逆凵字形の水平部26dが該絶縁ベース上に延設され、該水平部26dに前記固定接点26aが設けられている。
更に又、接点通電の大電流に対応する構成は図5に示されている。同図には、前記可動バネ27よりも厚く、且つ、固有抵抗の低い銅又は銅合金によって成形された可動板28が図示されている。而して、該可動板28には可動接点27aが設けられており、更に、少なくとも2点にて前記可動バネ27に固定され、且つ一対の固定接点26aと、該固定接点26aに対峙する可動接点27aと、該可動接点27aを設けた可動板28と前記可動バネ27が直線上に配設されている。
又、図1に示すように、前記一対の固定接点26a,26aと、該固定接点26a,26aに対峙する可動接点27a,27aを設けた可動板28と、該可動板28を支持する弾性板が直線上に配置され、そして、該弾性板の端部が前記直線と直交する線の延長上の絶縁ベース21に設けた突片の上端部に緩く嵌合されて該弾性板の弾性変形の支点を構成し、更に、前記可動板28の固定位置と前記突片の支点との中間をアーマチュア25が駆動して接点回路を開閉し、固定接点26a,26aと可動接点27a,27aが接触後に前記アーマチュア25の押し込みにより、可動接点27a,27aと前記突片との間の内側に撓みを生じさせ、2組接点の接点接触でのワイプ動作を起こすように構成されている。
又、図2には同図(f)の回路図に示すように、2回路各2接点ギャップの電磁リレー20が開示されている。同図には、一対の端子26,26と、該端子26,26の水平部26d,26d上に設けた一対の固定接点26a,26aと、該固定接点26a,26aに対峙する位置に可動接点27a,27aを兼用する可動板28を固設した可動バネ27,27を夫々2組設け、該可動バネ27,27上に、2種類のインレイ材を張り合わせた材料から成る絶縁押し板37を設け、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が該絶縁押し板37を駆動して接点回路を開閉する電磁リレー20が開示されている。そして、該電磁リレー20は、前記絶縁押し板37がバネ板で構成され、アーマチュア25が該絶縁押し板37を駆動する際において、固定接点26a,26aと、可動接点27a,27aの接触後の押し込みにより該絶縁押し板37が、可動接点27a,27aが平行する2組の可動バネ27,27の内側へ撓みを生じさせ、4組接点の接点接触部におけるワイプ動作を起こすように構成されている。
又、図6には可動バネ27の固定手段として、該可動バネ27の両端部を、端子26,26と絶縁して絶縁ベース21の両端部に設けたスリット34a,34aに差し込み、両端支持形式で固定し、そして、該可動接点27a,27aを設けた可動板28がバネの変位中央に固定され、該可動板28が絶縁ベース21面と平行に運動できるように前記可動バネ27の両側に湾曲部27b,27bが設けられている。
更に又、該可動バネ27の他の固定手段としてヨーク22に固定されている構成が図7に示されている。同図には、該可動バネ27の両端をヨーク22に固定されている状態を示しているが、ヨーク22、コイル23、鉄心24、アーマチュア25等で構成する電磁ブロック側であればヨーク22以外のものであってもよい。而して、可動接点27a,27aが設けられた可動板28が可動バネ27の変位部中央に固定され、該可動板28が絶縁ベース21面と平行に運動できるように該可動バネ27の両側に湾曲部27b,27bが設けられている。
又、図2には2回路各2接点ギャップの電磁リレー20を開示してある。同図に於ける電磁リレー20は接点回路が2回路で構成され、そして、2組の可動接点27a,27a及び27a,27aを取り付けた可動板28を有する可動バネ27,27上に絶縁されたバネ性のある絶縁押し板37を設け、アーマチュア25が該絶縁押し板37を駆動する際、前記固定接点26a,26a及び26a,26aと、之等に対応する夫々の可動接点27a,27a及び27a,27aが接触後の押し込みにより、該可動接点27a,27a及び27a,27aが平行する2組の可動バネ27,27の内側に撓みを生じさせ、4組接点の接点接触部におけるワイプ動作を起こすように構成されている。
次に、図3には同図(f)に示す如く、1回路3接点ギャップの電磁リレー20が開示されている。同図の電磁リレー20は第1、第2、第3の夫々の端子26,26,26を前述した手段で絶縁ベース21に固定し、該絶縁ベース21上面に向って夫々の固定接点26a,26a,26aを略3角形に構成する位置に設け、このうち二つの固定接点26a,26aに対応する位置に可動接点27a,27aを設けた第1の可動板28を、前記固定接点26a,26aを結ぶ直線と一致させて設け、他の一つの固定接点26aに対応する可動接点27aを、前記第1の可動板28と平行な第2の可動板28の中央部に設け、之等双方の可動板28,28を導電性で、且つ、バネ性を有する導電性押し板37aに固定し、更に、夫々の可動板28,28と中心線を一致させるように両端支持の可動バネ27に取り付け、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が前記絶縁押し板37を駆動して接点回路を開閉するように構成されている。
又、図8にも1回路3接点ギャップの電磁リレー20が開示されている。同図に於ける電磁リレー20は、第1、第2、第3の夫々の端子26,26,26を絶縁ベース21に固定し、そして、該絶縁ベース21上面に夫々固定接点26a,26a,26aを略3角形に構成する位置に設け、夫々の固定接点26a,26aに対応する位置に可動接点27a,27a,27aをバネ性のある可動板28に設け、このうち、二つの固定接点26a,26aに対応する位置の可動接点27a,27aの外側に、之等固定接点26a,26aを結ぶ直線と平行に第1のリブ38aを設け、他の固定接点26aに対応する可動接点27aの外側の位置にも前記第1のリブ38aと平行に第2のリブ38bを可動板28に設け、更に、上記直線上に両端支持で且つ、両側部にバネ性を保持させるための湾曲部27b,27bを夫々設け、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が可動板28を駆動して接点回路を開閉するように構成されている。尚、前記リブ38a,38bに代えて可動板28の両側に突縁38c,38dを設けることもできる。
又、図9には二つの固定接点26a,26aを結ぶ直線と一致させて設けた可動接点27a,27aを有する可動板28の中心線と、該可動板28を取り付けた可動バネ27の中心線を僅かに接点径の半分以内の範囲で内側にオフセットさせた構成が開示されている。
更に又、図10に示す電磁リレー20は、絶縁ベース21に端子26を固定する手段が開示されている。該端子26は長片26bと短片26c並びに水平部26dを有して略逆凵字状に形成され、そして、前記水平部26dは絶縁ベース21上面に水平に延設され、この水平部26dの一端を直角に折曲して外部端子として絶縁ベース21外に取り出す長片26bと、この反対側で直角に折曲して絶縁ベース21に貫通して挿入する短片26cとから成る。そこで、該端子26を絶縁ベース21に挿入したとき、外部へ露出する少なくとも一つの挿通孔36(貫通穴)を端子26の長片26b側へ設け、該挿通孔36に前記端子26の長片26bを挿入後、接着剤39を前記挿通孔36に流し込むことにより該端子26の長片26bを固定し、更に、該挿通孔36の反対側における該端子26の短片26cの挿入部分にも接着剤39を流し込んで硬化させることにより端子26の固定強度と、絶縁ベース21の強度とを向上させるように構成されている。
本発明の目的の1つである回路抵抗と低抵抗化を達成するために、一方の端子から他方の端子に至る内部回路の最短化がまず考えられる。このために絶縁ベースに端子を取り付ける際、逆凵字型に曲げた端子をベースに差し込み固定し、端子のベース上面側に固定接点を取り付ける構造とし、可動側がこの2個の固定接点を橋渡しで短絡させるように接続することにより、最短で回路を構成させることが可能となる。この場合、接点の配列はアーマチュアの作動方向に対して同方向と直角方向が考えられる。
仮に、ベースの長手方向にコイルの軸を合わせた場合、アーマチュアの動作方向もこの軸方向が一般的で、これに対して接点の配列を同じ軸方向に配列すると、長手方向のバネの可動板における2点に可動接点を固定接点の位置に合わせて設けることができる。
又、直角方向であれば、同様に長手方向のバネ性のある可動板で先端をT字型とし、可動接点を固定接点の位置に合わせて設けることができる。しかし、後者では可動板先端部が重くなり振動に対する問題が、又、前者では2組の接点の同期性即ち、どちらも同時のON・ OFFすることが難しくなり、特定の側にダメージが集中する可能性が大きくなる問題があった。
そこで、本発明では可動バネ27を両端支持型のバネで構成し、この可動バネ27に可動接点27aを取り付け、中間の位置をアーマチュア25で駆動することで接点ON・ OFF動作をする構成とした。可動バネ27は絶縁ベース21側に固定する場合、端子26と絶縁して、例えばスリット34を設け、垂直に該スリット34にはまるよう両端部を直角に曲げ、又、中央部が自由に上下でき、接点の開離力を設定できるだけのバネ動作を設定するため曲げ部に比較的大きな湾曲部27bを設ける。
これにより、例えば常時 OFF型の接点構成の場合、可動接点27aを取り付けた可動バネ27を絶縁ベース21に置いた状態で接点ギャップが設定され、中央部を押し込み接点が閉じる時のバネの反力を接点の開離力として設定でき、1極構成の場合は2組の接点と支点との中間の、又、2極構成の場合は4組の接点における中間の可動バネ27あるいは構成によっては可動板28や押し板37をアーマチュア25が押すため、接点閉成後の撓み量(オーバートラベル)の設定ができる。
又、可動バネ27には固有抵抗の低いベリリューム銅を用いることで、低抵抗化することができる。
常時ON型の接点構成の場合、可動接点27aを上向きに取り付けた可動バネ27を絶縁ベース21に置いた状態で端子26を挿入し、絶縁ベース21上の端子26の下面に可動接点27aと接触するように固定接点26aを設け、可動バネ27中央部へ絶縁物を介してアーマチュア25が押し込み、そして、接点を開放させるように設定でき、可動バネ27には同様に固有抵抗の低いベリリューム銅を用いることで、低抵抗化することができる。
更に、低抵抗にする場合、上記の例に対し2個の可動接点27a,27aを可動バネ27より厚い、例えば銅板等で構成した取付板29に取付けることで解決できる。これは例えば0.5mm或いは0.8mmのような厚さが設定でき、弾性力により厚さに制限のあるバネを用いるより抵抗を下げることが可能となる。この場合、可動板28は接点材料と銅のインレイ材(2種の材料を張り合わせた材料)で接点と一体として構成することもできる。この場合、可動バネ27は抵抗の大きなステンレスを使用することもできる。
この厚い可動板28を用いた場合であっても、接点ワイプを持たせることができるようにするため直線上に配置された一対の固定接点26a,26aと、これに対応する可動接点27a,27aを取付けた可動板28を支持する可動バネ27の一部が、この直線と直交する線の延長上の絶縁ベース21に設けた支柱33,33の一端で緩く嵌合して可動バネ27の支点を構成し、可動板28の固定位置と支柱33,33の支点との中間点をアーマチュア25が駆動して接点回路を開閉するように構成し、固定接点26a,26aと可動接点27a,27aの当接後のアーマチュア25の押し込みにより、可動接点27a,27aを取付けた可動板28と前記支柱33,33との間に内側の撓みを生じさせることにより、2組接点の接点接触部でのワイプ動作を起こすことができるように構成されている。更に、可動板28を可動バネ27に取付け、前記支柱33,33との間にバネ性を有する押し板37を用いても良い。押し板37はアーマチュア25により押されて撓むことにより接点のワイプ動作を起こすことができる。
以上の構造は説明を簡潔にするため、1極即ち、1回路分の構成で説明したので、2極即ち、2回路型の電磁リレーの場合を以下に説明する。
1回路構成での、一対の端子26とこの一端に設けた一対の固定接点26a,26aと、これらに対応する位置に可動接点27a,27aを支持する前記両端支持形式の可動バネ27を夫々2組平行して設け、該可動バネ27,27上に絶縁された押し板37を設け、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が前記押し板37を駆動して絶縁された2組の接点回路を同時に開閉するように構成するものである。即ち、平行して位置する2組の接点回路をこの上に絶縁して橋渡しに置かれた押し板37を駆動することで2組、4ヵ所の接点を同時に操作するように構成したものである。
この場合、この押し板37が弾性変形をするバネ板で構成することにより、接点が閉じた後の押し込みで押し板37が撓むことになり、接点が垂直に移動し、接触した後の可動板28に傾きを生じ、接点接触部に僅かな変位を生じさせ、これにより接点のワイプ動作が実現されている。
これらの両端支持型における可動バネの取付手段について説明を加える。
この可動バネは電磁コイルで駆動されるアーマチュアの動作とともに接点回路を駆動するが、接点が開離する力をバネにより設定し、電磁コイルはこの開離力に反して接点を所定の接触圧で押し込む駆動力が要求される。
又、接点の開放位置をバネの開離力だけで保持するため、バネの支点と接点部のスパンが長い形式、通常用いられる片持ち梁形式のバネであると、その重量や重量バランスによっては開放時の振動、衝撃でバネ先端に変位を生じやすく、電磁コイルで駆動していないにもかかわらず接点が接触するいわゆる誤動作が生じやすくなる。これに対して、本発明では可動バネ27を両端支持形式とし、中央部に取付けた可動接点27aや該可動接点27aを取付けた可動板28を移動させることにより接点回路を閉成させるものである。両端支持とすることによりバネのスパンが短く、又、バネの動作形式からも振動や衝撃に対する変位を生じにくくすることができる。
唯、あまりスパンを短くすると十分な変位をとることが難しくなるため、図に示すように可動バネ27の両端を絶縁ベース21に対して垂直な部分を設け、電磁リレーの端子26と絶縁して絶縁ベース21に設けたスリット34,34に差し込むことで固定し、可動接点27a,27aが設けられた可動板28がバネの変位部中央に固定され、可動バネ27の両側に湾曲部27b,27bを設け、この部分の撓み動作で可動板28が絶縁ベース21面と平行な位置を保持しながら移動できるように構成した。
これにより十分な変位量が確保され、バネへの負担を軽減し、バネの耐久性の面でも信頼性の面でも有効なものとすることができた。
更に、この可動バネ27はバネの両端を電磁ブロック側、例えばヨーク22に溶接やカシメ等により固定することもできる。可動接点27aが設けられた可動板28が可動バネ27の変位部中央に固定され、可動板28が絶縁ベース21面と平行に運動できるように可動バネ27の両側に湾曲部27b,27bを設けると、同様の効果が得られる。又、電磁ブロック側の組立を一括して行うことが可能となり、組立作業面でも改善の可能性がある。
以上は1回路を2接点ギャップで開閉する所謂ダブルギャップ形式を1回路(1極)、或いは2回路(2極)で構成するものであった。一方で、3接点ギャップの同時開閉を行う接点構成、即ち、3相交流でのスター結線部相当に対応する電磁リレーについての要求もあり、これに対応する構成を以下で説明する。
前記構造のうち、第3の端子26を絶縁ベース21に追加固定し、該絶縁ベース21上面に向けて夫々の固定接点26a,26a,26aを略3角形を構成する位置に設け、このうち2つの固定接点26a,26aに対応する位置に可動接点27a,27aを設けた第一の可動板28を、これら固定接点26a,26aを結ぶ直線と一致させて設け、他の第3の固定接点26aに対応する可動接点27aは、前記第一の可動板28と平行な第二の可動板28の中央部に設け、これら第一及び第二の可動板28,28を導電性で、バネ性を有する押し板37に接続固定し、更に、夫々の可動板28,28と中心線を一致させるように或いは平行に両端支持の可動バネ27を設け、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が押し板37を駆動して3組6個の接点を同時に開閉するように構成する。
3個の可動接点27a,27a,27aのうち2個は剛性の大きな可動板28に取付けられ、他の1個は別の可動板28に取付けられているため、押し板37をアーマチュア25が押し込んだ場合、接点の閉成以降の押し込みでバネ性の押し板37が撓み、夫々の可動板28,28が内側に僅かに傾きを形成する。これにより、2個の接点が取付けられた可動板28,28の接点は該可動板28の軸方向と直角方向の中心側に傾き、第3の固定接点26aに対応する可動接点27aは同様に可動板28の軸方向と直角方向の中心側に傾き、お互いが内側に倒れ込むように接点のワイプ動作を行うことができる。
この場合、可動板28と押し板37を用いなくともバネ性を有する可動板28を押し板37の代わりに採択し、可動板28にリブ38a,38aを設けることで3個の可動接点のうち、2個と別の1個が前記2つの平行する可動板28と同じ動作をするように構成することができる。
即ち、絶縁ベース21上面に向けて夫々の固定接点26a,26a,26aを略3角形により構成する位置に設け、夫々の固定接点26a,26a,26aに対応する位置に可動接点27a,27a,27aをバネ性を有する可動板28に設け、このうち2つの固定接点26a,26aに対応する位置の可動接点27a,27aの外側に、これら固定接点26a,26aを結ぶ直線と一致させて第1のリブ38aを設け、他の固定接点26aに対応する可動接点27a外側の位置にも前記第1のリブ38aと平行な第2のリブ38bを可動板28に設け、夫々のリブ38a,38bと平行に両端支持の可動バネ27を設け、該可動板28の中心部付近少なくとも2点で該可動バネ27に固定し、コイル23への通電の有無によりアーマチュア25が可動板28中央部を駆動して接点回路を開閉する電磁リレーとして構成することができる。
更に、前記平行に位置する2枚の可動板28,28を、例えばH型のようにして剛性を弱くした導電板に取付け、その上にバネ性の押し板を橋渡しし、この上をアーマチュア25が押すことにより駆動することもできる。
これらワイプ動作をより明確にするため、2つの固定接点26a,26aを結ぶ直線と一致させて設けた可動接点27a,27aを設けた可動板28の中心線と、これを取付けた可動バネ27の中心線を僅かに、好ましくは接点径の半分内の範囲で内側にオフセットさせることにより可動バネ27や可動板28或いは押し板37をアーマチュア25が駆動したとき、ワイプ動作の実現を容易にする。
これは、中心線が一致している場合は接点の接触点の直上に作用点があり、たわみによる作用点の移動の影響が小さいが、バネの中心が接点の中心からオフセットしている場合、たわみによる作用点の移動が大きくなり、これに伴い接触部の移動も大きくなる。
(a)本発明の電磁リレーの代表的な1回路2接点ギャップタイプ実施例を示し、その縦断側面図。(b)(a)のA−A線断面図。(c)(a)のB−B線断面図。(d)(a)の縦断正面図。(e) 絶縁ベースの平面図(f)1回路2接点ギャップタイプリレーの回路図。 (a)2回路各2接点ギャップタイプリレーの縦断側面図。(b)(a)のA−A線断面図。(c)(a)のB−B線断面図。(d)(a)の縦断正面図。(e)絶縁ベースの平面図。(f)2回路各2接点ギャップタイプリレーの回路図。 (a)1回路3接点ギャップタイプリレーの縦断側面図。(b)(a)のA−A線断面図。(c)(a)のB−B線断面図。(d)(a)の縦断正面図。(e)絶縁ベースの平面図。(f)1回路3接点ギャップタイプリレーの回路図。 (a)電磁リレーの可動バネ支持構造を示し、その縦断正面図。(b)(a)の要部を拡大した一部切欠平面図。 (a)電磁リレーの可動板と可動接点との設置位置を示し、接点が開成した状態の縦断正面図。(b)(a)においてインレイ材(2種類の材料を張り合わせた材料)を示す縦断正面図。 (a)電磁リレーの可動バネを絶縁ベースに固定した状態を示す縦断正面図。(b)(a)の円内の拡大図。 (a)電磁リレーの可動バネをヨークに固定した状態を示す縦断正面図。(b)(a)の円内の拡大図。 (a)1回路3接点ギャップタイプ電磁リレーを示し、その縦断側面図。(b)(a)のA−A線断面図。(c)(a)の縦断正面図。(d)1回路3接点ギャップタイプリレーの回路図。(e)可動板にリブを設けた状態を示す正面図。(f)(e)の縦断正面図。(g)可動板に突縁を設けた状態を示す平面図。(h)(g)の縦断正面図。 (a)電磁リレーの接点ワイプの基本動作を示し、その縦断側面図。(b)(a)の円内の拡大図。(c)(a)の縦断正面図。(d)接点中心をオフセットさせた応用例を示し、その縦断側面図。(e)(d)の円内の拡大図。(f)(d)の縦断正面図。 (a)電磁リレーの端子固定手段を示す縦断側面図。(b)(a)の縦断正面図。(c)(b)の円内の拡大図。 従来の電磁リレーを示し、その縦断側面図。
符号の説明
20 電磁リレー
21 絶縁ベース
22 ヨーク
23 コイル
24 鉄心
25 アーマチュア
26 端子
26a 固定接点
26b 長片
26c 短片
26d 水平部
27 可動バネ
27a 可動接点
27b 湾曲部
28 可動板
29 弾性板
30 コイル端子
31 キャップ
32 突片
33 支柱
34,34a スリット
35 中央部スリット
36 挿通孔
37 絶縁押し板
37a 導電性押し板
38a 第1のリブ
38b 第2のリブ
38c,38d 突縁
39 接着剤

Claims (6)

  1. コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、ベースに固定された一対の端子の夫々一端に固定接点を設け、夫々の固定接点に対応する位置に可動接点を設けた可動板を可動バネに取付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが可動バネを駆動して接点回路を開閉する電磁リレーにおいて、
    前記固定接点はベース上面に沿って配設された固定端子上に設けられ、且つ、前記可動バネはその両端を上記固定端子と絶縁してベースに設けた溝に差し込んで両端支持形式で固定し、前記可動接点が設けられた前記可動板は該可動バネの変位部中央部下面に固定されて、該可動板がベース面と平行に運動できるように前記可動バネの両側に湾曲部を設けたことを特徴とする電磁リレー。
  2. コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、ベースに固定された一対の端子の夫々一端に固定接点を設け、各固定接点に対応して配置される可動接点を設けた可動板を可動バネに取付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが可動バネを駆動して接点回路を開閉する電磁リレーにおいて、
    前記可動バネの両端を電磁ブロック側であるヨークに固定し、可動接点が設けられた可動板が可動バネの変位部中央部下面に固定され、可動板がベース面と平行に運動できるよう、可動バネの両側に湾曲部を設けたことを特徴とする電磁リレー。
  3. 一対の固定接点と、これに対応する可動接点を有する可動板と、該可動板を支持する可動バネが直線上に配置され、弾性板の端部が前記可動板に固定され、該弾性板の他端部が前記直線上に配設された可動板の直線と直交する線の延長上のベースに設けた突片の上端部緩く嵌合して支点を構成し、前記可動板の前記固定位置と前記突片との中間部がアーマチュアにより駆動されるように構成され、該アーマチュアの押し込みにより、弾性板に撓みを生じさせ、2組接点の接点接触部でのワイプ動作を起こすことができるように構成されたことを特徴とする電磁リレー。
  4. 上記電磁リレーの接点回路が2回路で構成され、可動接点を取り付けた可動板を有した2組の可動バネ上に絶縁されたバネ性のある押し板を設け、アーマチュアが押し板を駆動する際、固定接点と可動接点が平行する2組の可動バネの内側で押し板に撓みを生じさせ、各接点の接点接触部でのワイプ動作を起こすことができるように構成されたことを特徴とする請求項2記載の電磁リレー。
  5. コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、第1、第2及び第3の端子をベースに固定し、ベース上面に向けて夫々の固定接点を略3角形に構成される位置に設け、このうち2つの固定接点に対応する位置に可動接点を設けた第一の可動板を、該2つの固定接点を結ぶ直線と一致させて設け、他の固定接点に対応する可動接点を、前記可動板と平行な第二の可動板の中央部に設け、これら可動板を導電性で、且つ、バネ性を有する押し板に固定し、更に夫々の可動板と中心線を一致させるように両端支持の可動バネに取り付け、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが押し板を駆動して接点回路を開閉するように構成されたことを特徴とする電磁リレー。
  6. コイル、鉄心、ヨーク及びアーマチュアからなる電磁駆動ブロックと、第1、第2及び第3の端子をベースに固定し、ベース上面に向けて夫々の固定接点を略3角形に構成される位置に設け、夫々の固定接点に対応する位置に可動接点をバネ性のある可動板に設け、このうち第1、第2の2つの固定端子に設けた固定接点に対応する位置の可動接点の外側に、これら固定接点を結ぶ直線と平行に第一のリブを設け、他の固定接点に対応する可動接点外側の位置にも、前記リブと平行な第二のリブを可動板に設け、更に、該リブ間に該リブと平行に両端をベースに支持された可動バネを設け、該可動バネの下面に前記可動板が取付けられ、コイルへの通電の有無によりアーマチュアが該可動板を駆動して接点回路を開閉するように構成されたことを特徴とする電磁リレー。
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