JP3989297B2 - 小型携帯情報端末 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、手帳並みの大きさの個人向け小型携帯情報端末に関し、特に、片手でデータの閲覧動作を可能にした小型携帯情報端末に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の個人向け小型携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistants)は、手帳並の大きさと重量でありながら、会社や自宅などのパソコンに収容したアドレス帳、スケジュール表、仕事関係のメモやファイルなど、種々のファイルの閲覧や作成の機能を持ち、さらにビデオや画像ファイルの閲覧機能、音楽プレイヤー機能、携帯電話などと連携させて電子メールやインターネット上のデータなどを閲覧する通信機能など、多くの機能を有するものが多くなっている。そしてこれらの小型携帯情報端末においては、小型化した特性を最大限利用できるよう、収容しているデータの閲覧や作成のため、メニューの選択やファイルの選択、及びデータ入力などが簡単、迅速に行えるよう、種々の工夫がなされている。
【0003】
たとえばメニューやファイルの選択に対しては、テンキーを設けて画面に表示されたメニューの番号を入力するもの、液晶画面下部や上部にカーソルキーを設け、そのカーソルキーによってメニュー間を移動させて選択を可能にしたもの、液晶画面上にタッチパッドを設け、スタイラスペンによるタッチで選択できるようにしたもの、連続回転とプッシュ動作が可能なジョグダイヤルと呼ばれるダイヤルを小型携帯情報端末の側部に設け、このジョグダイヤルの回転とカーソルの移動を関連付けてメニュー間を移動させ、さらにそのジョグダイヤルをプッシュすることで選択を可能としたものなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこれら従来の小型携帯情報端末における選択方式は、これら小型携帯情報端末を卓上に置いて使うか、若しくは片手で保持してもう一方の手で操作することを想定したものが多く、例えば電話中に片手のみで自分のスケジュールを閲覧したい、あるいは他の人の電話番号を相手に知らせたいなどの場合、非常に使い勝手が悪かった。
【0005】
すなわち液晶画面と同じ平面にテンキーやカーソルキーを設けた方式は、小型携帯情報端末のおおきさのため、保持した手でこれらテンキーやカーソルキーを操作するといったことは難しい。液晶画面上にタッチパッドを設けたものは、スタイラスペンによるタッチという動作が必要であるから卓上に置くか、片手で保持してもう一方の手でスタイラスを操作する必要がある。また、ジョグダイヤルを側部に設けた方式は、ジョグダイヤルの回転とプッシュでメニュー上のカーソルの移動と選択指示が可能であるが、電源釦などが液晶画面と同一平面に設けられている場合、電源の投入動作を卓上に置くか片手で保持してあいた手で行う必要があり、電話を掛けながらの動作などは非常に困難になる。
【0006】
上述の事情に鑑み本発明は、収容されているデータの閲覧動作の全てを片手のみで行えるようにした小型携帯情報端末を提供することが課題である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そのため本発明においては、請求項1に記載したように、
前面に液晶画面が存在し、側部に操作用釦を有する小型携帯情報端末において、
液晶画面に表示された項目または機能の選択釦、及び電源用釦の間に前記選択釦の選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦を配置し、夫々の前記操作用釦を親指操作可能な位置に配置するとともに、下段に配した前記電源釦は上下スライド式に、上段に配した
選択釦を揺動動作と押圧動作により選択指示を行えるよう構成し、中段に配した復帰用釦は押圧式に構成し、それぞれの釦の押圧方向を異ならせ、
前記選択釦の上部と、復帰用釦に隣接する下部の、対応する2か所のハウジング部に突起を設け、収納時における接触による誤動作を防止するように構成したことを特徴とする。
【0008】
このように、片手、例えば左手で小型携帯情報端末を保持したとき、親指が位置する部位にこういった液晶画面に表示された項目または機能の選択釦、該選択釦の選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦、及び電源用釦などの操作釦を配置することにより、電話中のように片手がふさがっている状況においても、電源ON動作、表示画面における項目または機能の選択動作(希望アプリケーション等の起動動作)、選択結果を1つ前の状態に復帰させる動作などを片手だけで操作することができる。また、各釦の押圧方向を異ならせることによって、例え誤った釦を操作した場合でもその釦に対応しない押圧方向であればその釦は機能せず、誤って電源をOFFしてしまったり、閲覧中に1つ前の状態に戻してしまうといった事故を防ぐことができ、非常に使い勝手の良い小型携帯情報端末を提供することができる。
【0009】
そしてそれぞれの操作釦は請求項2に記載したように、
前記選択釦、復帰用釦、及び電源釦は、それぞれの表面の触感を異ならせる形状とし、目視を必要とすることなく、皮膚の接触で認識できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
このようにそれぞれの釦における表面の触感を異ならせる形状としたことにより、親指による触感のみでそれぞれの釦を識別することが可能となり、それぞれの釦の押圧方向が異なることと相俟って、より正確に必要な釦を操作することが可能となる。
【0011】
そしてこれら操作釦の押圧方向と配置位置は、前記したように、
前記電源釦はスライド式に構成して下段に配すると共に前記復帰用釦を押圧式に構成して中段に配し、前記選択釦を揺動動作と押圧動作により選択指示を行えるよう構成して最も親指操作のしやすい上段に配したことを特徴とする。
及び、
前記電源釦はスライド式に構成して下段に配すると共に前記復帰用釦を押圧式に構成して中段に配し、前記選択釦を揺動動作と横倒し動作により選択指示を行えるよう構成して最も親指操作のしやすい上段に配したことを特徴とする。
【0012】
このように電源釦はスライド式に構成し、例えばポケットやハンドバッグに収納しても不用意にONされることを防止すると共に電源投入時以外は使わないから最も操作しにくい下段に配し、復帰釦は項目選択が誤った場合に容易に操作できるよう押圧式に構成すると共に電源釦よりは操作しやすい中段に、そして最も使用頻度の大きい選択釦を上段に設け、かつ、この選択釦の動作をソフトウェアと連携させて揺動動作と押圧動作または揺動動作と横倒し動作によって選択指示を行わせることにより、小型携帯情報端末を片手で保持したときの操作が非常にやり易くなり、容易に必要な情報を表示させることのできる小型携帯情報端末を提供することができる。
【0013】
またこの選択釦は請求項またはに記載したように、
前記選択釦の揺動動作により選択候補を変更させ、押圧動作または横倒し動作によって選択項目の選択指示を与えるように構成したことを特徴とする。
及び、前記選択釦の揺動動作により選択候補を変更させ、横倒し動作によって選択項目の選択指示を与えるように構成したことを特徴とする。
【0014】
このように、選択釦の揺動動作によって選択候補を変更し、押圧動作または横倒し動作によって選択項目の選択指示を与えることにより、小型携帯情報端末を片手で保持したときの操作が非常にやり易くなり、容易に必要な情報を表示させることのできる小型携帯情報端末を提供することができる。
【0015】
そして選択釦は、前記選択釦における揺動動作による可動範囲を一定範囲とする。
【0016】
このように、選択釦の揺動動作による可動範囲を一定範囲としてソフトウェアと連携させ、選択候補を変更させるよう構成することにより、連続回転させる操作釦のように頻繁な回転動作によって指が疲れるということがなく、非常に扱いやすい小型携帯情報端末を提供することができる。
【0017】
さらにこの選択釦は、前記選択釦の上部と、復帰用釦に隣接する下部の、対応する2か所のハウジング部に突起を設け、収納時における接触による誤動作を防止するように構成し、更に好ましくは前記選択釦の両側部に対応するハウジング部を***させ、一方の***を他方の***より大きくして収納時における接触による誤動作を防止するようにしたことを特徴とする。
【0018】
このようにすることにより、例えば音楽プレイヤーなどを動作させたままポケットやハンドバッグに収納しても、一緒に収納されているものがこの選択釦にさわって誤動作するということを防止することができる。
【0019】
そしてこれら操作用釦を有する側部は、前記操作用釦を有する側部を他の側面に対して***させ、操作釦の配置が皮膚の認識でわかるようにする。
【0020】
このようにすることにより、小型携帯情報端末を保持したときにその保持した向きを目視することなく判断することが可能となり、より扱いやすい小型携帯情報端末を提供することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を例示的に詳しく説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りはこの発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
【0022】
図1は本発明の実施の形態を示した小型携帯情報端末の概略斜視図、図2は本発明の小型携帯情報端末における操作釦を配した側部の詳細図、図3は選択釦の詳細斜視図、図4は選択釦を配置した部位の断面図である。図中、1は本発明になる小型携帯情報端末、2は液晶画面、3は電源釦、4は選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦、5は液晶画面に表示された項目または機能の選択釦、6はこれら各釦部分のサイドカバー、7は選択釦5の誤動作防止用にサイドカバー上に設けたハウジング突起、 8、9、10、11はそれぞれの操作釦の操作方向、12は小型携帯情報端末1のカバー、30は電源釦3に設けた突起、50は選択釦5に設けた凹凸、51、52は同じく選択釦5に設けた段差、53はサイドカバー6の選択釦5の横に設けた***、60は電源釦3用の開口部である。
【0023】
本発明になる小型携帯情報端末1は、図1に示したように3.5から4インチ程度の液晶画面2、内部に収容した回路基板や電池などを保護するカバー12、他の側面に対して***して小型携帯情報端末1を保持したとき、その***によって操作釦類を配置した側であることを認識させるサイドカバー6などで構成され、例えば左手で保持したとき、親指が図1における左側に位置するサイドカバー6の選択釦5の位置に来るように構成されている。そのため、本発明になる小型携帯情報端末1は、電話中などにハンドバックやポケットから取り出しても、他の側面に対して***したサイドカバー6の存在によってその表裏、上下を間違えることなく液晶画面2を上にして保持することができ、かつ、保持したときに親指を操作釦類の所に容易に位置させることができる。
【0024】
そして操作釦類のうち電源釦3は、例えば図2に示したように両端を円形とした長方形状として表面に複数の突起30を設け、サイドカバー6に設けられた電源釦用開口部60から僅かに突出させてこの電源用開口部60内を図1に矢印8で示した方向にスライド可能に構成され、このスライド動作によって電源がONされるようになっている。なお、この電源釦3のスライド方向8は、図示の例では上方向としたが、下方向、または左右方向としても良いことはもちろんであるが、親指での操作を考えると上、または下方向にスライドさせることが好ましい。
【0025】
復帰釦4は選択状態を1つ前の状態に戻す釦で、図2に示したようにその表面に突起を設けず、図1に矢印9で示した方向に押圧することによって信号が送られるよう構成されている。そのため、例えば液晶画面に表示されたメニューから選択釦5によって選択したアプリケーションが起動している時、この復帰釦4を図1に矢印9で示した方向に押圧することによって、再度メニュー選択画面に戻す、すなわち、選択釦5の選択指示結果を一つ前の状態に戻すことが可能としてある。
【0026】
選択釦5は、例えば図3に示したように中央部に凹凸50を、その両側に段差51、52を設けた山形状の釦部材を揺動と押し込み動作、または揺動と横倒し動作によってそれぞれの信号を発するように構成したスイッチに取り付け、図1に矢印10で示したように釦51を二次元方向に一定角度揺動させることで液晶画面2に表示したメニューや機能などの項目における選択候補の変更を、また矢印11で示したような押し込み動作、または矢印による図示はしていないが、選択釦5を液晶画面5がわにスライドさせるような横倒し動作で選択項目の選択指示を行わせるようにし、この選択釦5単独で液晶画面2に表示された項目の選択、アプリケーションなどの起動が可能となるようにしたものである。そして一度アプリケーションが起動されれば、例えばアドレス帳などにおいては、調べたい人への移動、そしてさらにその人の住所や電話番号などの詳細情報の閲覧も、この選択釦5単独で全く同様に可能となる。
【0027】
また、この選択釦5における揺動範囲は一定範囲に限られていて、従来装置の連続回転させる操作釦のように頻繁な回転動作によって指が疲れるということがなく、また図2におけるA−A‘方向一部断面図に示したように、サイドカバー6の選択釦5上に設けたハウジング突起7、及び選択釦5の両側部に53側を逆側より大きく設けた***により、ポケットやハンドバッグなどに収容されたときでも中に収容されたものが接触して誤動作しないようにされている。そのため、例えば音楽プレイヤーを動作させたままこの小型携帯情報端末1をポケットやハンドバッグなどに収容しても、選択釦5が動作して再生が中断されるといった事故が生じない。またこのハウジング突起7、***53などにより、選択釦5はその凹凸部50がほぼこのサイドカバー6の表面と同一高さとなり、親指による操作が非常にやりやすくなる。
【0028】
そしてこれら電源釦3、復帰釦4、選択釦5は、以上の説明からもわかるとおり保持した左手の親指のみで全ての操作が可能であり、そのため、電源の投入、アプリケーションの選択、起動、必要な情報の選択、さらには誤って選択した場合の一つ前の状態への復帰などが行えるから、例え電話しながら操作する場合でも全て片手で必要な情報の閲覧が可能となる。また、これら電源釦3、復帰釦4、選択釦5は、以上説明してきたようにその表面形状が電源釦3は突起30を有し、復帰釦4は平面、選択釦5は凹凸50を有するという具合にそれぞれ異なるために感触のみで必要な操作釦を認識することができ、さらに、その押圧方向が電源釦3はスライド、復帰釦4は押し込み、選択釦5は揺動動作と押し込みまたは揺動動作と横倒し動作、という具合にそれぞれ異なり、たとえ間違った釦を選択しても、その押圧方向さえ間違えなければ誤って電源をOFFするといった事故も生じない。
【0029】
そしてこれら電源釦3、復帰釦4、選択釦5は、電源釦3を電源投入時以外は使わないから最も操作しにくい下段に配し、復帰釦4の操作は項目選択が誤った場合にのみで使用頻度はそれほど大きくないから電源釦よりは操作しやすい中段に、そして選択釦5は最も使用頻度が大きいから親指操作のしやすい上段に配したから、片手で保持したときの操作が非常にやり易くなると共に例え片手で長時間操作しても疲れる心配がない。
【0030】
以上が本発明になる小型携帯情報端末の概要であるが、このように構成した本発明の小型携帯情報端末における閲覧動作を説明すると、まずこの小型携帯情報端末を左手で保持して親指で電源釦3を押し上げてスライドさせ、電源投入を行なってメニューを表示させる。そして、親指で選択釦5を矢印10のように上方向、または下方向に揺動してカーソルを希望する項目へ移動させ、選択釦5を図1における矢印11方向へ押し込むまたは横倒し動作などを行って選択指示動作を行ない、それによってアプリケーションを立ち上げる。もしこのとき、誤ったアプリケーションが立ち上がった場合は、親指を復帰釦4におき、この復帰釦4を押圧することで元のメニュー画面に戻ることができる。
【0031】
そして必要なアプリケーションが立ち上がり、そこでも選択項目がある場合は全く同様にして選択釦5を上方向、または下方向に揺動操作し、必要な項目を選択し、さらに選択釦5を図1における矢印11方向に押し込むまたは横倒しさせて選択指示動作を行うことによって所望のデータを容易に閲覧することができる。この場合も誤った項目が選択された場合は、親指を復帰釦4におき、この復帰釦4を押圧することで一つ前の状態に復帰させられることは全く同様である。
【0032】
以上が本発明になる小型携帯情報端末の閲覧動作であるが、以上の説明では電源釦3について両端を円形とした長方形状として表面に複数の突起30を設け、復帰釦4は表面に突起を設けないと説明したが、両釦の形状や表面状態は親指で違いが認識できればどのように構成しても良いことはもちろんである。また、選択釦5も、図3に示したように中央部に凹凸50を設けた山形状と説明したが、一定範囲で揺動、押圧または横倒し動作できるようにしたもので有ればどのような形状でよいことももちろんである。
【0033】
【発明の効果】
以上記載の如く請求項1に記載した本発明によれば、片手、例えば左手で小型携帯情報端末を保持したとき、親指が位置する部位にこういった液晶画面に表示された項目または機能の選択釦、該選択釦の選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦、及び電源用釦などの操作釦を配置することにより、電話中のように片手がふさがっている状況においても、電源ON動作、表示画面における項目または機能の選択動作(希望アプリケーション等の起動動作)、選択結果を1つ前の状態に復帰させる動作などを片手だけで操作することができる。また、各釦の押圧方向を異ならせることによって、例え誤った釦を操作した場合でもその釦に対応しない押圧方向であればその釦は機能せず、誤って電源をOFFしてしまったり、閲覧中に1つ前の状態に戻してしまうといった事故を防ぐことができ、非常に使い勝手の良い小型携帯情報端末を提供することができる。
【0034】
そして請求項2に記載した本発明によれば、選択釦、復帰用釦、及び電源釦のそれぞれにおける表面の触感を異ならせる形状としたことにより、親指による触感のみでそれぞれの釦を識別することが可能となり、それぞれの釦の押圧方向が異なることと相俟って、より正確に必要な釦を操作することが可能となる。
【0035】
そして前記した本発明によれば、電源釦はスライド式に構成し、例えばポケットやハンドバッグに収納しても不用意にONされることを防止すると共に電源投入時以外は使わないから最も操作しにくい下段に配し、復帰釦は項目選択が誤った場合に容易に操作できるよう押圧式に構成すると共に電源釦よりは操作しやすい中段に、そして最も使用頻度の大きい選択釦を上段に設け、かつ、この選択釦の動作をソフトウェアと連携させて揺動動作と押圧動作または揺動動作と横倒し動作によって選択指示を行わせることにより、小型携帯情報端末を片手で保持したときの操作が非常にやり易くなり、容易に必要な情報を表示させることのできる小型携帯情報端末を提供することができる。
【0036】
そして請求項またはに記載した本発明によれば、選択釦の揺動動作によって選択候補を変更し、押圧動作または横倒し動作によって選択項目の選択指示を与えることにより、小型携帯情報端末を片手で保持したときの操作が非常にやり易くなり、容易に必要な情報を表示させることのできる小型携帯情報端末を提供することができる。
【0037】
そして前記した本発明によれば、選択釦の揺動動作による可動範囲を一定範囲としてソフトウェアと連携させ、選択候補を変更させるよう構成することにより、連続回転させる操作釦のように頻繁な回転動作によって指が疲れるということがなく、非常に扱いやすい小型携帯情報端末を提供することができる。
【0038】
さらに前記した本発明によれば、例えば音楽プレイヤーなどを動作させたままポケットやハンドバッグに収納しても、一緒に収納されているものがこの選択釦にさわって誤動作するということを防止することができる。
【0039】
そして前記した本発明によれば、小型携帯情報端末を保持したときにその保持した向きを目視することなく判断することが可能となり、より扱いやすい小型携帯情報端末を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示した小型携帯情報端末の概略斜視図である。
【図2】 本発明の小型携帯情報端末における操作釦を配した側部の詳細図である。
【図3】 本発明の小型携帯情報端末における選択釦の詳細斜視図である。
【図4】 選択釦を配置した部位の断面図である。
【符号の説明】
1 小型携帯情報端末
2 液晶画面
3 電源釦
4 復帰用釦
5 選択釦
6 サイドカバー
7 ハウジング突起
8、9、10、11 操作方向
12 カバー

Claims (6)

  1. 前面に液晶画面が存在し、側部に操作用釦を有する小型携帯情報端末において、
    液晶画面に表示された項目または機能の選択釦、及び電源用釦の間に前記選択釦の選択指示結果を一つ前の状態に戻す復帰用釦を配置し、夫々の前記操作用釦を親指操作可能な位置に配置するとともに、下段に配した前記電源釦は上下スライド式に、上段に配した
    選択釦を揺動動作と押圧動作により選択指示を行えるよう構成し、中段に配した復帰用釦は押圧式に構成し、それぞれの釦の押圧方向を異ならせ、
    前記選択釦の上部と、復帰用釦に隣接する下部の、対応する2か所のハウジング部に突起を設け、収納時における接触による誤動作を防止するように構成したことを特徴とする小型携帯情報端末。
  2. 前記選択釦、復帰用釦、及び電源釦は、それぞれの表面の触感を異ならせる形状とし、目視を必要とすることなく、皮膚の接触で認識できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した小型携帯情報端末。
  3. 前記選択釦の揺動動作により選択候補を変更させ、押圧動作によって選択項目の選択指示を与えるように構成したことを特徴とする請求項に記載した小型携帯情報端末。
  4. 前記選択釦の揺動動作により選択候補を変更させ、横倒し動作によって選択項目の選択指示を与えるように構成したことを特徴とする請求項に記載した小型携帯情報端末。
  5. 前記選択釦における揺動動作による可動範囲を一定範囲としたことを特徴とする請求項1または3もしくは4に記載した小型携帯情報端末。
  6. 前記操作用釦を有する側部を他の側面に対して***させ、操作釦の配置が皮膚の認識でわかるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した小型携帯情報端末。
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