JP3986062B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コネクタハウジングに装着される端子を二重に係止する構造としては、ランス及びリテーナによるものが一般的である。このうち、リテーナとしてはサイドリテーナタイプのものが知られている(特許文献1)。
リテーナはコネクタハウジングの側面に設けられたリテーナ挿通孔に対して収容された状態ではコネクタハウジングと面一となり、コネクタハウジングと共に相手側コネクタのフード部に対して収容されるようになっている。
一方、コネクタハウジングに対して端子が半挿入である場合には、リテーナをリテーナ挿通孔に押し込むことができず(リテーナと端子が干渉)、リテーナがコネクタハウジングから浮いた状態となる。この状態でコネクタハウジングを相手側コネクタのフード部に対して組付けても、リテーナとフード部が干渉して組付け動作が規制される。この組付け動作の規制によって、端子の半挿入が検知される。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−135184号公報(第1、3、5図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リテーナが浮いた状態となるケースは、前述した端子がコネクタハウジングに対して半挿入であった場合の他に、端子が正規深さに押し込まれているにも拘わらず、単にリテーナの押し込み不足に起因するケースがあり、この場合にはフード部に対する組付け動作に伴って、リテーナがリテーナ挿通孔に対して自動的に押し込まれるような構造であることが望ましい。そこで、このような構造としては、リテーナにおけるフード部との対向部分にフード部に摺接してリテーナをリテーナ挿通孔に案内するような傾斜面を設けることが考えられる。
ところが、単に傾斜面を設けるのみでは、端子が半挿入である場合にも無理な力が加わるとフード部及び傾斜面の変形等によって、リテーナが浮き上がった状態のままのコネクタハウジングがフード部に組み付いてしまう虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナをリテーナ挿通孔へ案内するような案内機能を備えたとうえで、端子金具が半嵌合状態にある時には相手側コネクタのフード部に対するコネクタハウジングの組み付け動作を規制可能なコネクタを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、相手側コネクタに設けられたフード部に対して嵌合可能に形成されるとともに、内部に端子金具を装着可能な被嵌合体と、前記被嵌合体の側面に凹み形成された収容部に設けられたリテーナとを備えるコネクタであって、前記リテーナは前記収容部に正規に収められた状態では、前記被嵌合体と共に前記フード部内に収容可能である一方、前記収容部に対して半挿入の状態では前記フード部の開口縁に対して当接可能とされ、更に、前記リテーナにおける前記フード部の開口縁に対する対向部分には、前記フード部に対する嵌合動作の過程で、前記フード部の開口縁に摺接し前記リテーナを前記収容部内へ案内する傾斜面が形成された案内部と、前記フード部の開口端面に対面する縦壁を備えた規制部とが設けられるとともに、前記縦壁は前記被嵌合体の嵌合方向に関し前記傾斜面の始端と終端との間にあり、かつ前記傾斜面の内側に形成され、前記フード部に対する嵌合動作の過程で前記案内部が圧潰された場合に前記フード部の開口端面に面当たりして前記嵌合動作を規制する構成であることに特徴を有する。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記被嵌合体は、複数のサブコネクタハウジングと、内部に前記サブコネクタハウジングを装着可能とし、側面には前記収容部が形成されたホルダとを備えて構成されるとともに、前記リテーナは本体部の幅方向の両側に前記ホルダの側面に対して摺接するガイド壁を設けて全体が前記ホルダを跨ぐようなコの字状に形成されるとともに、前記収容部内に正規に収められた際にはホルダに対し正規深さに挿入された前記サブコネクタハウジングを抜止め状態に係止するものであって、前記ガイド壁には、前記フード部側に向けて延出するとともに、前記リテーナが半挿入状態にあると前記ホルダの壁面から、基端寄りの一部が突出する延出部が形成されるとともに、この延出部の基端寄りの一部に前記案内部が形成された構成であるところに特徴を有する。
【0007】
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記被嵌合体は、複数のサブコネクタハウジングと、内部に前記サブコネクタハウジングを装着可能とし、側面には前記収容部が形成されたホルダとを備えて構成されるとともに、相手側コネクタのフード部の内壁には嵌合方向に沿った案内溝が設けられる一方、前記ホルダの側面には前記案内溝に嵌合可能なガイドリブが突成されたものであって、前記リテーナは前記収容部内に正規に収められた際にはホルダに対し正規深さにまで挿入された前記サブコネクタハウジングを抜止め状態に係止するとともに、前記リテーナの外面側には前記ガイドリブに連続するような突出片部が形成され、この突出片部における嵌合方向側の先端部分に前記案内部が形成された構成であるところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、リテーナが半挿入状態でフード部に対する被嵌合体の組み付け(嵌合動作)が行われた場合には、嵌合動作の途中でリテーナの案内部がフード部の開口縁に当接する。その後、傾斜面の作用によりリテーナは収容部へと案内され嵌合動作が完了した際には、コネクタ全体(被嵌合体及びリテーナ)がフード部内に収容される。
一方、仮に何らかの異常があって嵌合動作の際にリテーナの案内部が圧潰した場合には縦壁がフード部の開口端面に対して面当たりして、フード部に対する当該コネクタの嵌合動作が規制される。尚、リテーナの案内部が圧潰する場合としては、例えば、端子金具がコネクタハウジングに対して正規深さまで押し込まれていない状態でフード部に対する被嵌合体の組み付けがなされた場合である。この場合には半挿入状態にあるリテーナを収容部側へ押し込もうとしてもリテーナの一部が端子金具に対して当接するためリテーナを収容部内へ押し込むことが出来ない。従って、このような状況下で無理に組み付けを行うと案内部はフード部の開口縁に当接した後、押圧され変形をきたすこととなる。
【0009】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、ガイド壁はホルダの側面に摺接するように形成されており、リテーナをホルダに対して保持するようになっている。また、このガイド壁は延出部を設けており、そこには案内部が形成されている。このように、案内部が既存構造部分に形成された構成であるため、新たに案内部を付加してもリテーナの形状が複雑化されることがない。
【0010】
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、突出片部は、フード部に対して被嵌合体を組付ける際にはガイドリブとともに案内溝に対して差し込まれるようになっており、組み付け時の案内となるものであるが、その先端部分に案内部が形成されている。このように、案内部が既存構造部分に形成された構成であるため、新たに案内部を付加してもリテーナの形状が複雑化されることがない。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図22によって説明する。
第1コネクタ(本発明のコネクタに相当する)10は、複数のサブコネクタハウジング60(以下、サブコネクタとする)が装着可能とされたホルダ11と、このホルダ11に対して装着されサブコネクタ60を一括して抜止めするハウジングリテーナ(本発明のリテーナに相当する)34とを主体として構成されている。一方、第2コネクタ50(本発明の相手側コネクタに相当する)は第1コネクタ10を収容可能な大きさのフード部53を有しており、フード部53に第1コネクタ10を嵌合させることが出来る。
尚、以下の説明において、両コネクタ10、50が互いに嵌合する面側を前側とする。
【0012】
第1コネクタ10を構成するホルダ11は合成樹脂材からなるとともに、図1及び図2に示すように横長な枠状をなしており前後方向に貫通している。ホルダ11の内部空間は上面壁12と下面壁13との間に設けられてた2枚の仕切壁20により仕切られており、左右3つの組付け空間21が構成されている。この組付け空間21内には、夫々、サブコネクタ60が後方から嵌入されるようになっている。
【0013】
サブコネクタ60は組み付け空間21に対応して3個設けられている。各サブコネクタ60はいずれも方形なブロック状をなすが、左右の組付け空間21に挿入されるサブコネクタ60に比べて中央の組み付け空間21に挿入されるサブコネクタ60の方が横幅が広く形成されている。これらサブコネクタ60は基本構造を同じくしており、図4に示すように、各サブコネクタ60内には複数のキャビティ61が形成されている。キャビティ61には後方から雌端子金具62が挿入されるとともに、各雌端子金具62に固着された電線75はサブコネクタ60の後端面から後方へ導出されている。各雌端子金具62はキャビティ61の上壁に設けられたランス67に弾性係止して抜け止めされる。サブコネクタ60の下面側には幅方向の全域に亘ってリテーナ挿通孔が形成され、内部にターミナルリテーナ68を収容可能としている。このターミナルリテーナ68は前記したランス67とともに雌端子金具62を二重に係止し、サブコネクタ60に対する雌端子金具62の抜止めを図っている。
【0014】
また、キャビティ61の内部にはサブコネクタ60の前方からショート端子63が挿入されている。このショート端子63は第1コネクタ10が第2コネクタ50に嵌合するまでの間、左右に並んだ雌端子金具62同士を短絡させるものである。一方、第2コネクタ50のフード部53の奥面にはショート端子63と対応した位置に前方に突出する解除片69を設けており、これにて、両コネクタ10、50が嵌合する際に、ショート端子63と雌端子金具62の間に進入してショート端子63の接触部分を下方に撓ませることで雌端子金具62から離間させ、短絡の解除を行うようになっている。
【0015】
各サブコネクタ60の下面の左右両側(サブコネクタ60の中心から左右非対象な位置)には前後方向に平行に延びる一対の検知リブ65が設けられる一方、ホルダ11の下面壁13における各サブコネクタ60の検知リブ65と対応した位置には、検知リブ65を収容可能な大きさの検知溝23がホルダ11の前部側から奥行き方向(後方)に向けて形成されている。この検知リブ65はホルダ11に対するサブコネクタ60の案内、ホルダ11に対するサブコネクタ60の誤組み付け(前後逆挿入)の阻止を行うとともに、ホルダ11に対するサブコネクタ60の押し込み不足の検知(後述する)の役目を果たすものである。
【0016】
また、各サブコネクタ60の下面の前側の中央部にはロック突部64が下向きに設けられる。一方、ホルダ11の下面壁13の前部側には各組み付け空間21毎にロック突部64に対して弾性係止可能な係止片28が形成されており、サブコネクタ60が正規の深さまで挿入されると各ロック突起64がそれぞれ係止片28に対して係止し、ホルダ11に対するサブコネクタ60の抜け止めを図るようになっている。また、正規の深さまでサブコネクタ60が挿入されると、ホルダ11とサブコネクタ60の前面同士が面一となる。
【0017】
ホルダ11の下面壁13の底面におけるの中央部寄りの位置には、図3に示すように、ホルダ11の幅方向に全域に亘って次述するハウジングリテーナ34を収容するための収容部22が凹み形成されている。この収容部22と各組み付け空間21との間は2枚の連結板25によって仕切られている。連結板25は各収容部22の前後を架設しホルダ11を補強するとともに、その外面側で前記検知溝23を形成する。また、収容部22は検知溝23を介して組み付け空間21側へ連通している。
この収容部22はその前端位置が、サブコネクタ60が正規深さに挿入された際の検知リブ65の後端位置と整合する位置に配されている。
【0018】
ハウジングリテーナ34は合成樹脂であって、ホルダ11の横幅とほぼ同じ幅寸法に形成された平板状をなす本体部35と本体部35の幅方向の両側に上方へ起立形成されたガイド壁36とを備えている。ハウジングリテーナ34は全体がホルダ11を跨ぐようなコの字状をなし、ホルダ11の側壁14に沿って上下方向に移動可能とされている。本体部35の上面側にはホルダ11の各検知溝23と対応した位置に検知溝23に対して進入可能な大きさの係止突起35Aが設けられるとともに、仕切壁20と対応した位置には上向きに中間壁35Bが設けられている。
【0019】
ハウジングリテーナ34の本体部35が収容部22に対して押し込まれると、本体部35が収容部22の壁面に当接して停止するが、この位置では本体部35がホルダ11に対し面一となる(収容位置、図6参照)。この収容位置は本発明の正規に収められた状態と対応する位置であり、そこまでハウジングリテーナ34が差し込まれると、ハウジングリテーナ34の係止突起35Aが検知溝23を通じて組み付け空間21側に突出するととももに、検知リブ65の後端に係止してサブコネクタ60の後方への抜止を図るようになっている。また、ホルダ11の仕切壁20の下部には収容部22側へ開口する嵌合溝20Aが設けられており、収容位置において、ハウジングリテーナ34の中間壁35Bは嵌合溝20A内に進入するとともに、両中間壁35B間に中央のサブコネクタ60を挟み込む設定となっている。これにより、ハウジングリテーナ34の幅方向の触れを規制している。尚、この収容位置においては収容部22とハウジングリテーナ34との間に特段ロック機構は設けられていない。
【0020】
また、ホルダ11に対してサブコネクタ60が正規深さまで挿入されていない場合には、サブコネクタ60の検知リブ65が収容部22内に位置している。そのため、この状態のままハウジングリテーナ34を収容部22に対して押し込んでも、係止突起35Aが検知リブ65と干渉するため、収容位置に至らない。この押し込みの規制によりホルダ11に対するサブコネクタ60の押し込み不足を検知することが可能である。
【0021】
一方、ハウジングリテーナ34は前述した収容位置から下方へ退避し、本体部35がホルダ11の外面から突出する突出位置(図7参照)へ変位可能とされている。具体的には、ホルダ11の左右両側壁14の外面の中央下部、すなわち、収容部22の側方にはホルダ11の幅寸法とほぼ等しい幅寸法のガイド凹部14Aが形成されており(図5参照)、ハウジングリテーナ34の上下動を案内するようになっている。このガイド凹部14Aの側面には突起14Bが形成される一方、ガイド壁36の内面側には突起14Bに係止可能な抜止溝36Aが設けられている。ハウジングリテーナ34が突出位置に至ると、突起14Bとハウジングリテーナ34の抜止溝36Aの端縁とが係止してホルダ11に対してハウジングリテーナ34を抜け止めする。また、この突出位置においては、係止突起35Aがホルダ11の検知溝23の下方に退避するため、ホルダ11に対しサブコネクタ60を干渉なく抜き差しすることが出来る。
【0022】
ホルダ11の上面壁12は上面板12Aと天井板12Bとからなり、対向する面間に次述するレバー40を収容するための横長な収容区間16が形成されている。収容区間16の中央部には天井板12Bから上面板12Aに向けて上向きに支持軸17が突出形成されている。この支持軸17はレバー40を回動可能に支持する役割を果たす。
レバー40は合成樹脂であって、全体として水平な板状をなすとともに、やや細長いカム板部41を備えておりその一端側寄り位置の下面に円形の軸受孔42が凹設されている。この軸受孔42にはホルダ11の支持軸17が嵌合され、レバー40はこの支持軸17を中心として、図8に示すようにレバー40の後端部分がホルダ11より突出した初期位置と、図10に示すようにレバー40が横向き姿勢となってそのほぼ全体がホルダ11内に収容された嵌合完了位置との間を回動可能とされている。
【0023】
カム板部41における軸受孔42の周りには、後述する第2コネクタ50のカムピン54を係合可能なカム溝45が設けられている。カム溝45はカム板部41の端縁部に開口するように形成されている。一方、ホルダ11の上面板12Aには、第2コネクタ50のカムピン54が進入可能な逃がし溝18が支持軸17の前側に形成されており、レバー40が初期位置にあるときには、カム溝45の開口部45Aが逃がし溝18に整合して、カム溝45へカムピン54を受け入れ可能な体勢となる。
【0024】
また、カム板部41における軸受孔42側の端縁部には、片持ち状の弾性係止片46が側方に張り出し形成されている。一方、天井板12Bにおける支持軸17の側方には細長いブロック状のロック用受け部30が形成されており、レバー40が初期位置にあるときには弾性係止片46がロック用受け部30の端部に係止することで、レバー40の嵌合完了位置側への回動が規制された状態となる。また、ホルダ11の上面板12Aにはホルダ11の前面(嵌合面)から前記ロック用受け部30に向かう差込溝19が設けられている。一方、第2コネクタ50側には差込溝19に対して進入可能なロック解除リブ55(後述)が設けられている。そのため、両コネクタ10、50を嵌合させると、その嵌合過程でロック解除リブ55が差込溝19内に進入し弾性係止片46をロック解除方向に弾性変位させることで、ロック用受け部30に対するロックが解除される。
【0025】
さらに、レバー40には、カム板部41の軸受孔42とは反対側の端部で、かつ嵌合完了位置においてホルダ11の後面側になる位置に操作部47が設けられている。操作部47における上面壁12に対する対向面側には、図8において紙面に対し直交する方向に撓み可能とされた弾性ロック片48が設けられている。一方、ホルダ11の上面壁12には弾性ロック片48と係止可能な爪部(図示せず)が形成されており、レバー40を嵌合完了位置に保持するようになっている。また、弾性ロック片48の先端部には平板状の指押し部48Aが形成されている。そのため、この指押し部48Aを紙面に対して直交する方向に押圧操作することで爪部に対するレバー40のロックを解除することが出来る。
【0026】
続いて、第2コネクタ50について説明する。図11及び図12に示すようにハウジング51は合成樹脂製であって、前方に開口する方形のフード部53を有し、このフード部53内には第1コネクタ10のホルダ11が嵌入されるようになっている。このフード部53の奥端面には後方に向けて屈曲形成された雄端子金具52が収容され、その先端部分がフード部53側に突出している。この隣合う雄端子金具52間の一部には前述した解除片69が形成されている。
また、フード部53の下部壁57には前後方向に延びる案内溝56が形成されている。この案内溝56は左右両側に一対と中央部に一対の合計4本が平行に形成されている。一方、ホルダ11の下面側にも案内溝56と対応した位置に前後方向に平行に延びるガイドリブ27が形成されるとともに、ハウジングリテーナ34の外面側にはガイドリブ27と連続する突出片部35Cが形成されている(中央部のみ)。これらガイドリブ27と突出片部35Cはいずれも案内溝56と嵌合可能とされており、フード部53に対してホルダ11を嵌合させる際のガイドとしての役割を果たす。
【0027】
また、各案内溝56のうち中央部の案内溝は断面形状が台形をなす(以下、この台形断面の案内溝を特に、アリ溝とする)。一方、対応する部位のガイドリブ27も断面が台形状をなし互いに嵌合可能とされている。そのため、アリ溝56とガイドリブ27の嵌合により、ホルダ11をフード部53に装着する際にフード部53が外方に膨らむような変形が防止される。尚、突出片部35Cはアリ溝56に対して隙間を設けて嵌合するような断面形状とされている。
また、フード部53の上部壁58には、円柱状のカムピン54とロック解除リブ55が下方、即ちフード部53の内部空間に向けて突出して形成されている。ロック解除リブ55は幅方向においてはホルダ11の差込溝19と対応した位置に配されるとともにフード部53の前端位置から奥端面にかけて形成されている。
【0028】
ところで、図15に示すように、ハウジングリテーナ34のガイド壁36の先端部分は本体部35より前方(フード部53との嵌合面側)に延出しており、延出部37が形成されている。図14、図16に示すように、延出部37の基端側(図14の下側)は、ハウジングリテーナ34が収容部22に対し半挿入(収容位置と突出位置の間に位置する場合)の状態である時には、ホルダ11の下面壁13より突出しフード部53における下部壁57の開口端面57Aの開口縁57Bに干渉するような高さ位置にある。この基端部分は案内部38とされており、そこには前方に向かって昇り傾斜に形成されるとともに本体部35に連続するような傾斜面38Aが形成されている。この傾斜面38Aはホルダ11がフード部53に押し込まれる過程でフード部53の開口縁57Bに摺接するとともに、ハウジングリテーナ34を収容部22に対して押し込み可能としている。
【0029】
また、ハウジングリテーナ34の本体部35の前端面にはその長さ方向の全長に亘って規制部39が形成されている。規制部39は本体部35の下面側に形成された縦壁39Aと、この縦壁39Aと連続し本体部35の上面側に接続される斜面壁39Bとからなる。このうち、縦壁39Aは、ハウジングリテーナ34が収容位置と突出位置の間にあるとき(半挿入)には、ホルダ11の収容部22から突出する高さ位置にあって、この状態のまま両コネクタ10、50を嵌合させるとフード部53の下部壁57における開口端面57Aと対面する設定となっている。
【0030】
そのため、嵌合動作の過程において何らかの異常があって、案内部38が圧潰した場合には、縦壁39Aが、フード部53の開口端面57Aに面当たりして両コネクタ10、50を嵌合するための押圧力を受承することで嵌合動作を阻止する。また、縦壁39Aは傾斜面38Aに対する位置関係は、前後方向においては傾斜面38Aの始端(図16中のa位置)と、終端(図16中のb位置)とに挟まれた範囲内であって、傾斜面38Aの内側、すなわち、同図における傾斜面38Aの上方に形成されている。従って、図18に示すように、傾斜面38Aのすぐ後方に縦壁39Aが位置しており、案内部38が圧潰すると縦壁39Aとハウジングリテーナ34の開口端面57Aとが直ちに面当たりする設定となっている。従って、ホルダ11側の傾斜面38Aが圧潰された状態のまま嵌合を進めてしまい両コネクタ10、50が嵌まりこんでしまうより前に、両コネクタ10、50の嵌合を阻止することが出来る。
【0031】
次に、本実施形態の作用・効果を具体的に説明する。
組付けに際しては、まず、ホルダ11に対してハウジングリテーナ34を突出させた突出位置に仮組みした状態(図7参照)から、ホルダ11の各組付け空間21内にサブコネクタ60を嵌合させる。このとき、ハウジングリテーナ34の係止突起35Aは検知溝23よりも下方へ退避しているので、サブコネクタ60の組付けを円滑に行うことが出来る。
【0032】
サブコネクタ60が正規深さに(図12参照)に至ると、検知リブ65がハウジングリテーナ34の本体部35を通過して本体部35よりも前方に位置するとともに、ホルダ11の係止片26がサブコネクタ60のロック突部64に弾性的に係止して、サブコネクタ60を抜止めする。こうして全てのサブコネクタ60の装着を終了させる。続いて、ハウジングリテーナ34を収容部22へ押し込むと、本体部の中間壁35Bが仕切壁20の嵌合溝20A内に、本体部の係止突起35Aが検知溝23内にそれぞれ進入してゆき、やがて、ハウジングリテーナ34全体が収容部22及びガイド凹部14A内に収容され、ホルダ11と面一となる(収容位置)。この状態では、本体部35の係止突起35Aが検知溝23を通じて組み付け空間21側に突出し、検知リブ65の後端面に対して後方から係止する。この係止と前記した係止片26による係止により、サブコネクタ60は二重に抜止めされる。
【0033】
以上により第1コネクタ10の組付けが完了する。この後、第1コネクタ10と第2コネクタ50を正対させ第2コネクタ50のフード部53内に第1コネクタ10のホルダ11を浅く嵌入させてゆく。このとき、ホルダ11のレバー40は予め初期位置(図8参照)にセット(係止)されているから、カム溝45の入口をホルダ11が逃がし溝18に対応しており、カムピン54をカム溝45内に進入させることが出来る。更に嵌合を進めると、ロック解除リブ55がレバー40の弾性係止片46に当接し、弾性係止片46をロック解除方向に弾性変形させる。これにより、レバー40はロック解除(図9参照)され、回動動作が許容される。
【0034】
その後、レバー40を回動操作すると、カムピン54とカム溝45との係合によるカム作用により両コネクタ10、50が互いに引き寄せられる。このとき、アリ溝56内にガイドリブ27が嵌合した状態であるから、ホルダ11はアリ溝56に案内されてフード部53内に進入してゆく。尚、ハウジングリテーナ34は収容部22内に押し込まれているので、ハウジングリテーナ34の本体部35がホルダ11の下面壁13から突出しておらず、両コネクタ10、50の嵌合は支障なく進む。そして、レバー40が嵌合完了位置まで回動されると(図10参照)、レバー40の弾性ロック片48がホルダ11の爪部に係止するとともに両コネクタ10、50が正規の嵌合状態に至り、雄端子金具52と雌端子金具62とが接続される(図13参照)。
【0035】
以上は、サブコネクタ60の組付けとハウジングリテーナ34の組付けの双方が正しく行われた場合であるが、次に、ハウジングリテーナ34の組付けが正しく行われなかった場合について説明する。図14に示すようにサブコネクタ60については全て正しくホルダ11に組み付けられているが、単にハウジングリテーナ34の収容部22に対する押し込みが不足していた場合(半挿入)、ハウジングリテーナ34の傾斜面38A、本体部35はホルダ11の下面から突出する。この状態のままで両コネクタ10、50を嵌合させると、図16に示すように嵌合の途中でハウジングリテーナ34の傾斜面38Aがフード部53の開口縁57Bに干渉する。その後、傾斜面38Aが開口縁57Bに摺接しながら両コネクタ10、50の嵌合が進むため(図17参照)、ハウジングリテーナ34は傾斜面38Aにより上方へ押し動かされ、フード部53の開口縁57Bが傾斜面38Aを通過した時点でハウジングリテーナ34は収容部22内に格納される。このように、ハウジングリテーナ34が収容位置に矯正されるため、ハウジングリテーナ34はサブコネクタ60を抜止し、両コネクタ10、50は正規の嵌合状態に至る。
【0036】
また、ハウジングリテーナ34が収容部22から突出する状態となるのは、前述したハウジングリテーナ34の押し込み不足の場合の他に、サブコネクタ60がホルダ11に対し正規深さまで挿入されていない場合がある。この場合には、収容部22内においてサブコネクタ60の検知リブ65とハウジングリテーナ34が干渉するため、ハウジングリテーナ34を収容部22内に押し込むことができず、ハウジングリテーナ34は半挿入の状態にある。
【0037】
この状態のまま、両コネクタ10、50を嵌合させると、やがて、傾斜面38Aがフード部53の開口縁57Bに突き当たるが、上記のようにハウジングリテーナ34は収容部22への移動が規制され行き場を失った状態にあり、更に、案内部38の肉厚はそれほど厚く設定されないため、傾斜面38Aのフード部53の開口縁57Bに対する当接部分が嵌合時に生じる押圧力に負けて圧潰する(図18の斜線部)。しかし、傾斜面38Aが圧潰された後には、縦壁39Aがフード部53の開口端面57Aに面当たりし押圧力を受承するため、それ以上、ホルダ11をフード部53内に嵌入させることはできない。
また、こうした圧潰現象は、端子の極数が多いコネクタでは起こり易い。というのも、組み付けの際には端子間で摩擦が生ずるが、端子が多極化されている場合には極数に比例してこの摩擦が大きくなり、その分嵌合に必要とされる力も大きくなる。従って、組み付けの際に大きな押圧力が傾斜面38Aにも加わるからである。更に、本実施形態では、ホルダ11側がガイドリブ27とアリ溝56の嵌合により外側に膨らむような変形が規制された状態にあるため、傾斜面38Aが特に圧潰し易くなっている。
【0038】
このように、本実施形態によれば、ホルダ11に対してサブコネクタ60が正規深さまで差し込まれてさえいれば、仮に、ハウジングリテーナ34の押し込みが不足していたとしても、傾斜面38Aの作用によりハウジングリテーナ34を両コネクタ10、50の嵌合動作に連動して収容部22内に自動的に押し込み、両コネクタ10、50を正規嵌合させることができる。一方、ホルダ11に対しサブコネクタ60が正規深さまで挿入されていない場合には、両コネクタ10、50の嵌合動作中に、傾斜面38Aが圧潰するが、その後、縦壁39Aがフード部53の開口端面57Aに面当たりすることによって、両コネクタ10、50の嵌合が途中で阻止される。この嵌合阻止によって正規に組み付けられていないサブコネクタ60が存在している、ということが検知される。従って、組み付け作業者は異常を察知することができるため、誤組み付け等を排斥できコネクタに対する信頼性が高まる。
【0039】
また、案内部38はガイド壁36の延出部37に形成されている。このように、案内部38が既存構造部分に形成された構成であるため、ハウジングリテーナ34の形状が比較的複雑化しない。更に、傾斜面38Aを他の既存構造に設けることも可能である。図20は、ガイド壁36に傾斜面を設けず、突出片部35Cの先端部分に傾斜面70を設けたものであるが、この場合にも前記した効果を得ることが出来る。
【0040】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0041】
(1)本実施形態では、ハウジングリテーナ34は収容位置、突出位置において押し込み及び抜けの両方向への移動を同時規制するロックを設けない形式のものであったが、両方向への移動を同時に規制するようなロック構造を備えた形式のものに適用してもよい。
【0042】
(2)本実施形態は本発明のリテーナをハウジングリテーナ34に適用したが、ターミナルリテーナ68に対して適用するものであってもよい。すなわち、分割タイプのコネクタではなく、一体タイプのコネクタに適用する場合であって、ターミナルを係止するためのターミナルリテーナに対し案内部38、規制部39を設ける形式である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるホルダ及びハウジングリテーナの正面図
【図2】ホルダ及びハウジングリテーナの背面図
【図3】ホルダの底面図
【図4】ホルダとサブコネクタの嵌合前の状態を表す断面図
【図5】ホルダの断面図
【図6】ハウジングリテーナがホルダに格納された状態を表す断面図
【図7】ハウジングリテーナがホルダから突出した状態を表す断面図
【図8】第1コネクタと第2コネクタの嵌合前の状態を表す水平断面図
【図9】第1コネクタと第2コネクタの嵌合途中の状態を表す水平断面図
【図10】第1コネクタと第2コネクタにの嵌合が完了した状態を表す水平断面図
【図11】第2コネクタの正面図
【図12】第1コネクタと第2コネクタの嵌合前の状態を表す縦断面図
【図13】第1コネクタと第2コネクタが嵌合した状態を示す縦断面図
【図14】ハウジングリテーナの半挿入状態を示す縦断面図
【図15】ホルダ及びハウジングリテーナを下方から見た斜視図
【図16】嵌合面とハウジングリテーナの組み付け前の位置関係を表す断面図
【図17】ハウジングリテーナが収容部に格納される状態を示す断面図
【図18】傾斜面が圧潰した状態を示す断面図
【図19】ハウジングリテーナの半挿入状態を示す縦断面図(サブコネクタも半挿入状態である)
【図20】傾斜面を突出片部側に設けた場合の斜視図
【図21】嵌合面とハウジングリテーナの組み付け前の位置関係を表す断面図
【図22】傾斜面が圧潰した状態を示す断面図
【符号の説明】
10…第1コネクタ(コネクタ)
11…ホルダ(被嵌合体)
22…収容部
34…リテーナ
38…案内部
38A…傾斜面
39…規制部
39A…縦壁
50…第2コネクタ(相手側コネクタ)
53…フード部
57A…開口端面
57B…開口縁
60…サブコネクタ(被嵌合体)

Claims (3)

  1. 相手側コネクタに設けられたフード部に対して嵌合可能に形成されるとともに、内部に端子金具を装着可能な被嵌合体と、
    前記被嵌合体の側面に凹み形成された収容部に設けられたリテーナとを備えるコネクタであって、
    前記リテーナは前記収容部に正規に収められた状態では、前記被嵌合体と共に前記フード部内に収容可能である一方、前記収容部に対して半挿入の状態では前記フード部の開口縁に対して当接可能とされ、更に、
    前記リテーナにおける前記フード部の開口縁に対する対向部分には、
    前記フード部に対する嵌合動作の過程で、前記フード部の開口縁に摺接し前記リテーナを前記収容部内へ案内する傾斜面が形成された案内部と、
    前記フード部の開口端面に対面する縦壁を備えた規制部とが設けられるとともに、
    前記縦壁は前記被嵌合体の嵌合方向に関し前記傾斜面の始端と終端との間にあり、かつ前記傾斜面の内側に形成され、前記フード部に対する嵌合動作の過程で前記案内部が圧潰された場合に前記フード部の開口端面に面当たりして前記嵌合動作を規制する構成であることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記被嵌合体は、
    複数のサブコネクタハウジングと、
    内部に前記サブコネクタハウジングを装着可能とし、側面には前記収容部が形成されたホルダとを備えて構成されるとともに、
    前記リテーナは本体部の幅方向の両側に前記ホルダの側面に対して摺接するガイド壁を設けて全体が前記ホルダを跨ぐようなコの字状に形成されるとともに、前記収容部内に正規に収められた際にはホルダに対し正規深さに挿入された前記サブコネクタハウジングを抜止め状態に係止するものであって、
    前記ガイド壁には前記フード部側に向けて延出するとともに、前記リテーナが半挿入状態にあると前記ホルダの壁面から、基端寄りの一部が突出する延出部が形成されるとともに、この延出部の基端寄りの一部に前記案内部が形成された構成であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記被嵌合体は、
    複数のサブコネクタハウジングと、
    内部に前記サブコネクタハウジングを装着可能とし、側面には前記収容部が形成されたホルダとを備えて構成されるとともに、
    相手側コネクタのフード部の内壁には嵌合方向に沿った案内溝が設けられる一方、前記ホルダの側面には前記案内溝に嵌合可能なガイドリブが突成されたものであって、
    前記リテーナは前記収容部内に正規に収められた際にはホルダに対し正規深さにまで挿入された前記サブコネクタハウジングを抜止め状態に係止するとともに、前記リテーナの外面側には前記ガイドリブに連続するような突出片部が形成され、この突出片部における嵌合方向側の先端部分に前記案内部が形成された構成であることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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