JP3985649B2 - 送信方法及び送信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は無線通信システムにおける電力増幅器の線形性および電力効率を向上させるための送信方法及び送信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無線通信システムにおける送信装置において電力増幅器は装置全体の中で最も電力を消費する回路でありその電力効率の向上が望まれている。一般にC級やD級といった非線形増幅器のほうが電力効率は高いが、近年の無線通信システムでは大容量のデータ伝送を行うために高速広帯域な線形変調信号が使用される傾向にあるため、電力効率に劣るA級やAB級といった線形増幅器をある程度のバックオフを持たせた状態で使用するのが一般的である。この場合電力効率を改善させるためにバックオフを小さくとった場合には若干の歪が発生してしまい、スペクトルの拡がりとして隣接の通信チャネルに対して妨害を与えてしまう。このような歪を抑圧する方法としてフィードフォワードやプリディストーションといった各種歪補償回路が用いられている。
【0003】
以上のように電力増幅器における電力効率の向上と線形性の確保は大きな課題であるが、この課題を解決するための方法の一つに、包絡線除去および復元法(EER:Envelope Elimination and Restoration)が既知の技術として知られている(例えば、非特許文献1参照)。この方法は送信信号を振幅成分と位相成分に分解することで、定包絡線信号となる位相成分は電力効率の高い非線形増幅器で増幅を行い、振幅成分によりその増幅器の電源をコントロールすることで振幅成分と位相成分の再構成を行う。
【0004】
図3に従来の包絡線除去および復元法による送信装置の構成例を示す。301は送信RF信号、302は分配器、303は振幅制限回路、304は遅延回路、305は電力増幅器、306は包絡線検波回路、307は電圧制御DC変換器、308はアンテナである。送信RF信号301はまず分配器302に入力される。分配器302の出力の一方は振幅制限回路303に入力され振幅制限を受けることで送信RF信号301の位相成分が得られる。振幅制限回路303の出力は遅延回路304において適切な遅延が与えられ、電力増幅器305において所望の電力値にまで増幅される。一方、分配器302のもう一方の出力は包絡線検波回路306に入力されることで送信RF信号301の振幅成分が得られる。そして包絡線検波回路306から出力された信号に基づいて電圧制御DC変換器307からは電力増幅器305を制御する電圧が出力される。例えば電力増幅器305がFET(電界効果トランジスタ)の場合にはそのドレイン電圧が電圧制御DC変換器307からの電圧によって制御されることで振幅変調が行われる。以上ような動作により電力増幅器305の出力には振幅成分と位相成分が再構成された信号が現れ、アンテナ308より送信される。
【0005】
電力効率の向上と線形性の確保の課題を両立する方法のもう一つに、包絡線追跡法も既知の技術として知られている(例えば、非特許文献2参照)。この方法は送信RF信号の振幅成分を包絡線検波器により検出し、その振幅成分に応じて電力増幅器に与える電圧を制御するものであるが、電力増幅器には位相成分のみではなく振幅変動も有する元の送信RF信号が入力されるため、電力増幅器としては線形増幅器が使用される。
【0006】
【非特許文献1】
Kahn著「Single-sideband transmission by envelope elimination and restoration」、Proc. IRE, 1952年7月、pp.803〜806
【非特許文献2】
Raab著「High efficiency amplification techniques」、IEEE Circuits and Systems Journal、1975年12月、pp.3〜11
【0007】
【発明の解決しようとする課題】
従来の送信信号の包絡線振幅に応じて電力増幅器の電圧制御を行う送信装置では、その制御タイミングを遅延回路によって正確に合わせる必要がある。図4にタイミング誤差がある場合(図4(a))とない場合(図4(b))との送信信号のスペクトルを示す。タイミングに誤差がある場合には図4(a)に示す401のような歪成分が生じてしまい、送信信号の性能劣化および隣接チャネルへの干渉を引き起こすが、タイミングを正確に合わせた場合には図4(b)に示す402のような歪のない送信信号が得られる。
【0008】
しかし、このタイミング調整をアナログの遅延回路で行った場合には手動による調整作業が必要となると同時に、温度変化や経年変化等に対する装置の特性変動に追従することができないという課題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明では、電圧制御のタイミング調整を行う遅延手段をディジタル化するとともに、電力増幅手段の出力に分配器を設けてその出力をフィードバックするような構成とする。そしてフィードバック信号を利用して送信信号帯域外の歪成分の電力を計算し、その帯域外電力が最小になるように遅延手段の遅延量を自動的に調整することで正確なタイミング調整を実現する。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、送信信号の包絡線振幅に応じて電力増幅手段の電圧制御を行う送信方法であって、前記電力増幅手段の出力信号をフィードバックして帯域外電力を計算し、その帯域外電力値が最小になるように電力増幅手段の電圧制御のタイミングを自動的に制御する送信方法である。
【0011】
請求項3に記載の発明は、送信ベースバンド信号の振幅を計算する振幅計算手段と、前記振幅計算手段の出力に遅延を与える第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力に基づいて電力増幅手段に与えるバイアスを制御する電圧制御手段と、前記送信ベースバンド信号の出力に遅延を与える第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段の出力をRF信号に変換する第1の周波数変換手段と、前記第1の周波数変換手段の出力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段の出力を分配する分配器と、前記分配器の出力の一方をベースバンド信号もしくはIF信号に変換する第2の周波数変換手段と、前記第2の周波数変換手段の出力に基づいて帯域外電力を計算する帯域外電力計算手段と、前記帯域外電力計算手段の出力に基づいて前記第1の遅延手段および第2の遅延手段で与える遅延量を計算し、前記遅延量は前記帯域外電力計算手段で計算された帯域外電力が最小になるように調整する遅延量計算手段を備えたことを特徴とする送信装置であり、前記電圧制御手段から前記電力増幅手段に与える電圧のタイミング調整を正確に行うことができる作用を有する。
【0012】
請求項4に記載の発明は、送信ベースバンド信号の振幅を計算する振幅計算手段と、前記振幅計算手段の出力に遅延を与える第3の遅延手段と、前記第3の遅延手段の出力に基づいて電力増幅手段に与えるバイアスを制御する電圧制御手段と、前記送信ベースバンド信号の位相を計算する位相計算手段と、前記位相計算手段の出力に遅延を与える第4の遅延手段と、前記第4の遅延手段の出力に基づいて位相変調信号を出力する電圧制御発振手段と、前記電圧制御発振手段の出力をRF信号に変換する第3の周波数変換手段と、前記第3の周波数変換手段の出力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段の出力を分配する分配器と、前記分配器の出力の一方をベースバンド信号もしくはIF信号に変換する第4の周波数変換手段と、前記第4の周波数変換手段の出力に基づいて帯域外電力を計算する帯域外電力計算手段と、前記帯域外電力計算手段の出力に基づいて前記第3の遅延手段および第4の遅延手段で与える遅延量を計算し、前記遅延量は前記帯域外電力計算手段で計算された帯域外電力が最小になるように調整する遅延量計算手段を備えたことを特徴とする送信装置であり、請求項1と同様の作用を有する。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項2から請求項4までに記載の送信装置において、帯域外電力計算手段では隣接チャネル漏洩電力比を計算して出力することを特徴とする送信装置であり、隣接チャネル漏洩電力比を計測することにより送信装置が与えられた仕様を満たしているかどうかを常時監視できる作用を有する。
【0014】
請求項6に記載の発明は、請求項2から請求項5までに記載の送信装置において、帯域外電力計算手段の出力が異常となった場合には本送信装置の動作を停止することを特徴とする送信装置であり、電力増幅手段が故障して異常な信号を出力した場合には、送信装置の動作を停止することで異常な信号がアンテナからの送信されないようにする作用を有する。
【0015】
以下、本発明の実施の形態について図1、図2、図4を用いて説明する。
【0016】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態における送信装置のブロック図である。101は送信ベースバンド信号、102は遅延回路、103はDA変換器、104は周波数変換回路、105は電力増幅器、106は振幅計算回路、107は遅延回路、108はDA変換器、109は電圧制御DC変換器、110は分配器、111はアンテナ、112は周波数変換回路、113はDA変換器、114は帯域外電力計算回路、115は遅延量計算回路である。
【0017】
以上のように構成された送信装置について図1を用いてその動作を説明する。まず送信ベースバンド信号101は遅延回路102に入力されて適切な遅延量が与えられ、遅延回路102の出力はDA変換器103においてアナログ信号に変換される。DA変換器103の出力は周波数変換器104において所望のRF信号にアップコンバートされ、さらに周波数変換器104の出力は電力増幅器105において所望の電力値にまで増幅される。電力増幅器105に入力される信号は包絡線振幅変動を伴う線形変調信号であるため、電力増幅器としてはA級やAB級等の線形増幅器が使用される。一方、送信ベースバンド信号101は振幅計算回路106に入力されて振幅成分が計算され、振幅計算回路106から出力される振幅成分は遅延回路107において適切な遅延量が与えられた後、DA変換器108においてアナログ信号に変換される。そしてDA変換器108から出力された信号に基づいて電圧制御DC変換器109からは電力増幅器105を制御する電圧が出力される。例えば電力増幅器105がFETの場合にはそのドレイン電圧もしくはゲート電圧が電圧制御DC変換器109からの電圧によって制御される。電圧制御DC変換器109の制御を受けた電力増幅器105からの出力は分配器110に入力され、分配器110の出力の一方はアンテナ111より送信される。
【0018】
分配器110のもう一方の出力は周波数変換回路112によりベースバンド信号もしくはIF信号にダウンコンバートされ、AD変換器113によりディジタル信号に変換される。AD変換器113の出力は帯域外電力計算回路114に入力され送信信号の帯域外の電力402(図4(b)参照)が計算される。帯域外電力計算回路114では隣接チャネル漏洩電力比を計算しても良い。電力増幅器105の故障等で隣接チャネル漏洩電力比が規定の値を超えてしまうような場合には送信装置の動作を停止することで異常な信号がアンテナ111より送信されることを防止する。帯域外電力計算回路114の出力は遅延量計算回路115に入力されて帯域外電力402が小さくなる方向に遅延量を計算して遅延回路102、107へ出力する。
【0019】
以上のような動作により遅延回路102、107における遅延量が設定されることで、電圧制御DC変換器109による電力増幅器105の制御タイミング調整が自動的に行われ、結果として歪が少なく且つ電力効率の高い送信装置が得られる。なお遅延回路102、107の実現手段としては、必要な遅延単位でのバッファメモリもしくはタップ付き遅延線による構成が考えられる。遅延量を変更する場合には前者はバッファ量の変更、後者はタップ係数の変更により行う。
【0020】
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態における送信装置のブロック図である。201は送信ベースバンド信号、202は振幅計算回路、203は位相計算回路、204は遅延回路、205はDA変換器、206は電圧制御発振器、207は周波数変換回路、208は電力増幅器、209は遅延回路、210はDA変換器、211は電圧制御DC変換器、212は分配器、213はアンテナ、214は周波数変換回路、215はAD変換器、216は帯域外電力計算回路、217は遅延量計算回路である。
【0021】
以上のように構成された送信装置について図2を用いてその動作を説明する。まず送信ベースバンド信号201は振幅計算回路202および位相計算回路203に入力され、それぞれ振幅成分、位相成分が計算される。位相計算回路203から出力される位相成分は遅延回路204において適切な遅延量が与えられた後、DA変換器205においてアナログ信号に変換される。そしてDA変換器205から出力された信号に基づいて電圧制御発振器206では位相変調が行われ、電圧制御発振器206の出力は周波数変換回路207によりRF信号にアップコンバートされる。電力増幅器208では周波数変換回路207の出力を所望の電力値にまで増幅する。電力増幅器208に入力される信号は定包絡線信号であるため、電力増幅器としては電力効率に優れたC級やD級等の非線形増幅器が使用できる。一方、振幅計算回路202から出力される振幅成分は遅延回路209において適切な遅延量が与えられた後、DA変換器210においてアナログ信号に変換される。そしてDA変換器210から出力された信号に基づいて電圧制御DC変換器211からは電力増幅器208を制御する電圧が出力される。例えば電力増幅器208がFETの場合にはそのドレイン電圧が電圧制御DC変換器211からの電圧によって制御されることで振幅変調が行われる。電圧制御DC変換器211の制御により振幅変調を受けた電力増幅器208の出力は分配器212に入力され、分配器212の出力の一方はアンテナ213より送信される。
【0022】
分配器212のもう一方の出力は周波数変換回路214によりベースバンド信号もしくはIF信号にダウンコンバートされ、AD変換器215によりディジタル信号に変換される。AD変換器215の出力は帯域外電力計算回路216に入力され送信信号の帯域外の電力402(図4(b)参照)が計算される。帯域外電力計算回路216では隣接チャネル漏洩電力比を計算しても良い。電力増幅器208の故障等で隣接チャネル漏洩電力比が規定の値を超えてしまうような場合には送信装置の動作を停止することで異常な信号がアンテナ213より送信されることを防止する。帯域外電力計算回路216の出力は遅延量計算回路217に入力されて帯域外電力402が小さくなる方向に遅延量を計算して遅延回路204、209へ出力する。
【0023】
以上のような動作により遅延回路204、209における遅延量が設定されることで、電圧制御DC変換器211による電力増幅器105の制御タイミング調整が自動的に行われ、結果として歪が少なく且つ電力効率の高い送信装置が得られる。なお遅延回路204、209の実現手段としては、必要な遅延単位でのバッファメモリもしくはタップ付き遅延線による構成が考えられる。遅延量を変更する場合には前者はバッファ量の変更、後者はタップ係数の変更により行う。
【0024】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、送信信号の包絡線振幅に応じて電力増幅手段の電圧制御を行う送信装置は、電力増幅手段の出力信号をフィードバックして帯域外電力を計算し、その帯域外電力値が最小になるように電力増幅手段の電圧制御タイミングを自動的に制御することにより、送信信号の歪の低減および電力増幅手段の電力効率向上を同時に実現することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における第1の実施の形態による送信装置のブロック図
【図2】本発明における第2の実施の形態による送信装置のブロック図
【図3】従来の電圧制御型送信装置のブロック図
【図4】電力増幅器の電圧制御のタイミング誤差がある場合とない場合との送信信号のスペクトルの特性を示した図
【符号の説明】
101 送信ベースバンド信号
102 遅延回路
103 DA変換器
104 周波数変換回路
105 電力増幅器
106 振幅計算回路
107 遅延回路
108 DA変換器
109 電圧制御DC変換器
110 分配器
111 アンテナ
112 周波数変換回路
113 AD変換器
114 帯域外電力計算回路
115 遅延量計算回路
201 送信ベースバンド信号
202 振幅計算回路
203 位相計算回路
204 遅延回路
205 DA変換器
206 電圧制御発振器
207 周波数変換回路
208 電力増幅器
209 遅延回路
210 DA変換器
211 電圧制御DC変換器
212 分配器
213 アンテナ
214 周波数変換回路
215 AD変換器
216 帯域外電力計算回路
217 遅延量計算回路

Claims (6)

  1. 送信信号の包絡線振幅に応じて電力増幅手段の電圧制御を行う送信方法であって、前記電力増幅手段の出力信号をフィードバックして帯域外電力を計算し、その帯域外電力値が最小になるように電力増幅手段の電圧制御のタイミングを自動的に制御する送信方法。
  2. 電圧制御のタイミング調整を行う遅延手段と、前記電力増幅手段の出力を分配しフィードバックするための分配器と、前記フィードバックされた信号を利用して送信信号帯域外の歪成分の電力を計算し、その帯域外電力が最小になるように前記遅延手段の遅延量を自動的に調整する帯域外電力計算手段と、を有することを特徴とする送信装置。
  3. 送信ベースバンド信号の振幅を計算する振幅計算手段と、前記振幅計算手段の出力に遅延を与える第1の遅延手段と、前記第1の遅延手段の出力に基づいて電力増幅手段に与えるバイアスを制御する電圧制御手段と、前記送信ベースバンド信号の出力に遅延を与える第2の遅延手段と、前記第2の遅延手段の出力をRF信号に変換する第1の周波数変換手段と、前記第1の周波数変換手段の出力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段の出力を分配する分配器と、前記分配器の出力の一方をベースバンド信号もしくはIF信号に変換する第2の周波数変換手段と、前記第2の周波数変換手段の出力に基づいて帯域外電力を計算する帯域外電力計算手段と、前記帯域外電力計算手段の出力に基づいて前記第1の遅延手段および第2の遅延手段で与える遅延量を計算し、前記遅延量は前記帯域外電力計算手段で計算された帯域外電力が最小になるように調整する遅延量計算手段を備えたことを特徴とする送信装置。
  4. 送信ベースバンド信号の振幅を計算する振幅計算手段と、前記振幅計算手段の出力に遅延を与える第3の遅延手段と、前記第3の遅延手段の出力に基づいて電力増幅手段に与えるバイアスを制御する電圧制御手段と、前記送信ベースバンド信号の位相を計算する位相計算手段と、前記位相計算手段の出力に遅延を与える第4の遅延手段と、前記第4の遅延手段の出力に基づいて位相変調信号を出力する電圧制御発振手段と、前記電圧制御発振手段の出力をRF信号に変換する第3の周波数変換手段と、前記第3の周波数変換手段の出力を増幅する電力増幅手段と、前記電力増幅手段の出力を分配する分配器と、前記分配器の出力の一方をベースバンド信号もしくはIF信号に変換する第4の周波数変換手段と、前記第4の周波数変換手段の出力に基づいて帯域外電力を計算する帯域外電力計算手段と、前記帯域外電力計算手段の出力に基づいて前記第3の遅延手段および第4の遅延手段で与える遅延量を計算し、前記遅延量は前記帯域外電力計算手段で計算された帯域外電力が最小になるように調整する遅延量計算手段を備えたことを特徴とする送信装置。
  5. 前記帯域外電力計算手段では隣接チャネル漏洩電力比を計算して出力することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の送信装置。
  6. 前記帯域外電力計算手段の出力が異常となった場合には本送信装置の動作を停止することを特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の送信装置。
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