JP3983827B2 - 遊技機用コイン補給及び回収装置 - Google Patents

遊技機用コイン補給及び回収装置 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、遊技場においてスロットマシンやビデオ・ポーカーゲーム機等、コイン(硬貨だけでなく、メダル、トークン等の遊技媒体を含む。)を使用する遊技機に用いられるコイン補給及び回収装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技機に用いられるコイン補給及び回収装置としては、例えば実開昭55−166288号公報(米国特許 No. 4,342,384)に記載されているように、遊技場において一群をなす複数の遊技機の各々に対して、コイン搬送装置とコイン送り込み装置を用いて自動的にコインの補給及び回収を行うようにしたものが知られている。
【0003】
このコイン補給及び回収装置は、複数の遊技機にコインを搬送するベルトコンベアから成るコイン搬送装置と、各遊技機の内部に設けられたコイン貯留タンクと、搬送装置の下方に各遊技機ごとに設けられたコイン補給タンクとで構成されている。そして、コイン補給タンクから搬送装置の上方にある遊技機内のコイン貯留タンクまでコインを持ち上げて搬送するエスカレータホッパーが設けられている。このエスカレータホッパーによるコイン搬送路においては、遊技機内に設置されたコイン貯留タンクの直上に第1の通路切換装置、コイン搬送装置の直上に第2の通路切換装置が、それぞれ配置されている。第1の通路切換装置は、エスカレータホッパーによって搬送されて来たコインを遊技機内のコイン貯留タンクへ送出するものであり、第2の通路切換装置は、コイン搬送装置の端に設けられたコイン回収補給装置まで回収されるコインを搬送するため、エスカレータホッパーの搬送路の途中からコイン搬送装置へコインの送出を切り換えるものである。また、コイン補給タンクにはコインの増減量を感知するセンサが設けられ、このセンサからの信号により、上記2つの通路切換装置の遮断と解放とが行われるようになっている。
【0004】
以上の構成により、各遊技機ごとのコイン循環と一群の遊技機におけるコインの循環とが連動して行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のコイン補給及び回収装置においては、複数台の遊技機にに対し1台のベルトコンベアから成るコイン搬送装置を用いてコインの補給と回収を行う構成のため、複数台の遊技機が一列に直線状に配置されたところでしか使用できない。また、一旦配置された複数の遊技機の配置を変更する場合には、コイン搬送装置の長さや形状も変更することになるので、費用と時間がかかる。更に、上記のような2つの通路切換装置を用いているので、装置の制御が複雑化すると共に構成部品も多く、装置全体のコストが高いという問題がある。
【0006】
一方、米国等の遊技場(カジノ)では、複数台の遊技機(例えば、スロットマシンやビデオポーカーゲーム機)を一組として設置した場所をカルーセル(carousel)と呼ぶが、このカルーセルの形状は直線的な配置だけでなく、全体或いは部分的に曲線や円形の配置もあるため、上記のコイン補給及び回収装置を適用することは困難である。
【0007】
また、カジノにおいて、遊技機には通常ホッパー等の各種機器が内蔵されているので、遊技機が設置されている既存のカルーセルに上記のような従来の技術を適用しようとすると、遊技機の内部を大改造することが必要になる。更に、遊技機の下の遊技機台やカルーセルの形状を大幅に変更する必要も生じる。
【0008】
本発明の目的は、遊技機台、カルーセル及び遊技機内部の大改造が不要で、複数の遊技機を設置した既存のカルーセルに簡単に適用できるコイン補給及び回収装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、遊技場において一群をなす複数の遊技機の下方に配置され、各遊技機で使用されるコインを搬送する搬送手段と、該搬送手段から送られたコインを各遊技機内に送り込むコイン送り込み装置とを含む遊技機用コイン補給及び回収装置であって、上記搬送手段は、遊技機の一つに対応するコイン送り込み装置に対して、コイン供給側からコインを受け取って搬送する第1の搬送装置と、該第1の搬送装置から送られたコインを受け取って前記コイン送り込み装置側へ搬送する第2の搬送装置とを1組として構成され、各1組の第1及び第2の搬送装置がこれらと対応する遊技機の下方に配置されていることを特徴とする。
【0010】
本発明の1つの実施形態では、遊技機は遊技機台の上に設置され、前記第1及び第2の搬送装置は、遊技機台の内部に配置された一対のベルトコンベアから成り、前記コイン送り込み装置は、同遊技機台の内部に配置されたエスカレータ式コイン送出装置で構成される。
【0011】
他の実施形態では、搬送装置の下部にこれと一体に回動自在に設けられた位置決め部材と、該位置決め部材と係合して搬送装置を平面方向に移動調整可能に支持する支持手段とが設けられる。
【0012】
上記実施形態では、搬送装置を構成するベルトコンベアは、コイン搬送方向に沿って直線的に或いは所定の角度をなして連結される。
【0013】
更に別の実施形態では、第1の搬送装置と第2の搬送装置は、互いに両者を接続する接続手段を備え、この接続手段を中心として回動自在に構成される。この場合、接続手段は、第1の搬送装置の一端の下側に所定の範囲で回動自在に設けられ、コインが通過する内部への入口とその内部からの出口とを有する第1の中空部材と、第2の搬送装置の一端の上側に、第1の搬送装置に設置されている前記第1中空部材と嵌合し且つその嵌合部を中心として回動自在に設けられ、コインが通過する内部への入口とその内部からの出口とを有する第2の中空部材とで構成されることが好ましい。
【0014】
【作用及び効果】
本発明によれば、複数の遊技機の一つに対応するコイン送り込み装置に対して設けられた2つの搬送装置のうち、第1の搬送装置が、コイン供給側(例えば、前段の遊技機に対応する搬送装置)からコインを受け取って第2の搬送装置へ搬送する。第2の搬送装置は、第1の搬送装置から送られたコインを、コイン送り込み装置を介して、対応する遊技機の内部に供給する。このように、各遊技機に対応して配置された第1の搬送装置から第2の搬送装置へ、そして第2の搬送装置からコイン送り込み装置を介して遊技機へとコインが供給される。
【0015】
また、第2の搬送装置から後続の遊技機に対応する第1の搬送装置へコインを送ることにより、複数の遊技機の配置に従って順次コインの搬送と回収が行われる。すなわち、複数の遊技機の配置の方向に沿って各遊技機に対応する搬送装置を直線状或いは折れ線状に配置すれば、上記のようにコインの搬送と回収が行われる。
【0016】
このように、各遊技機毎に2つの搬送装置の組が設けられるので、遊技機を直線状に配置するだけでなく、所定の角度をなして配置することも可能である。従って、複数の遊技機が直線状に配置されている場合は勿論、折れ線状に配置されていても、各遊技機に対するコインの搬送と回収の経路を自在に構成することができる。
【0017】
このため、本発明は、遊技機の配置形状に制限されず、前述のカルーセルその他複数の遊技機を持つ遊技場に広く採用されるものであり、コインの補給と回収の自動化を促進するという効果を奏する。
【0018】
本発明の1つの実施形態では、第1及び第2の搬送装置は、遊技機を設置した遊技機台の内部に配置された一対のベルトコンベアから成り、コイン送り込み装置は、遊技機台の内部に設置されたエスカレータ式コイン送出装置で構成されるので、コインは、後続の遊技機の下方に配置されたベルトコンベアを介して、後続の遊技機へ供給される一方、エスカレータ式コイン送出装置を介して、当該遊技機内へ供給される。
【0019】
他の実施形態では、前記搬送装置の下部に位置決め部材が回動自在に設けられると共に、この位置決め部材と係合して平面方向に移動調整可能となるように台座を構成したので、複数の遊技機の配置の変更は、位置決め部材と台座とで容易に行うことができる。
【0020】
上記実施形態では、ベルトコンベアはコイン搬送方向に沿って直線的に或いは所定の角度をなして連結されるので、複数の遊技機を設置した既存のカルーセルに簡単に適用できるコイン補給及び回収システムが構成される。
【0021】
更に別の実施形態では、第1の搬送装置と第2の搬送装置との一端には、両者を接続する接続手段を有し、この接続手段は遊技機の配置を変更した場合でも、第1の搬送装置と第2の搬送装置との受け渡しの位置がずれることはない。
【0022】
更に別の実施形態では、第1中空部材と第2中空部材とが嵌合部を中心にして回動自在となって、第1及び第2の中空部材の中をコインが通過して移動するので、コインは第1の搬送装置から第2の搬送装置へ確実に移送される。
【0023】
【実施例】
図1は、前述のカルーセル(又は島)において一群をなす複数の遊技機の配置例を示し、図2は、このような複数の遊技機に対するコイン補給及び回収システムの外観を示す図である。
【0024】
図1に示すようなカルーセル1を構成している複数の遊技機2は、直線状に配列されたものと、所定の角度をなして折れ線状に配列されたものとに分けられる。これら一群の遊技機2は、各遊技機に対応する遊技機台3上に設置されている。各遊技機台3の内部には、後述のように(図3〜図5)、コイン搬送手段としての1対のベルトコンベア4(m),4(m+1) [mは整数]と、コイン送り込み装置としてのエスカレータ式コイン送出装置(コインディスペンサー)6と、制御装置7とが設置されている。
【0025】
図1〜図3に示すように、カルーセル1の角部に位置する遊技機台3の間にはコーナーカバー8が設けられる。また、カルーセルの一端には、図4及び図5に示すようにコイン洗浄装置9、マイクロコンピュータから成る中央制御装置(CCU)10及びエスカレータ式コイン送出装置11等を収納したコイン洗浄ユニットケース12が設けられている。
【0026】
図2において、コイン洗浄ユニットケース12の上部には、中央制御装置10を内蔵した収納部の扉13と、コイン洗浄装置9のコイン貯留タンク14から古いコインを回収したり新しいコインを供給するための扉15と、コイン洗浄ユニットケース12の前面部にコイン洗浄装置9を入れたり出したりするための扉17とが設けられ、これらの扉13,15,17には、外部からの不正な操作を防止するための施錠装置(図示省略)が設けられている。更に、コイン洗浄ユニットケース12の上端部には、異常その他の作動状態(例えば、赤色で異常作動時、黄色でメンテナンス時、青色で正常作動時)を示すタワーライト18が設けられている。
【0027】
図3において、複数のベルトコンベア4(m) [m = 1, 2,… n]は、各遊技機台3の内部において各一対が直線的に或いは互いに所定の角度をなして配置されることにより、カルーセル全体としてループ状のコイン搬送手段を構成しており、各遊技機2に対して補給又は回収されるコインを搬送する。これらのベルトコンベアは、後述のように、各遊技機台3の内部にコインを搬入する側に位置する第1のベルトコンベア4(m) が、コイン供給側からコインを受け取って搬送する第1の搬送装置となり、各遊技機台3の内部からコインを搬出する側に位置する第2のベルトコンベア4(m+1) [但し、m ≦ n-1]が、第1の搬送装置から送られたコインを受け取ってコイン送り込み装置としてのエスカレータ式コイン送出装置6の側へ搬送する第2の搬送装置となる。
【0028】
図4及び図5において、遊技機2内には、必要に応じてコインをコイン受皿26へ払い出すホッパー装置19が設置されている。また、エスカレータ式コイン送出装置6は、遊技機台3内のベルトコンベア4(m) ,4(m+1) の下方に設置されたホッパー部20と、このホッパー部20から遊技機2内のホッパー装置19へ送られるコインの通路を形成する案内レール等の部材から成るエスカレータ部21とで構成される。
【0029】
コイン洗浄装置9内には、必要に応じてコイン排出口22からのコインの払い出しを行うコイン貯留タンク14が設置されている。また、コイン洗浄ユニットケース12に内蔵されたエスカレータ式コイン送出装置11は、上記コイン送出装置6と同様、最後のベルトコンベア4(n) から搬送されてきたコインを貯留するホッパー部30と、このホッパー部30からコイン洗浄装置9内のコイン貯留タンク14へ送られるコインの通路を形成する案内レール等の部材から成るエスカレータ部23とで構成される。
【0030】
図4において、矢印はコインの移動方向を示す。初めに、図1の遊技機2のいずれかにおいて、遊技者によりコイン投入口24から投入されたコインCは、セレクタ25によって適正なコインかどうかを判別される。その結果、不適正なコインはコイン受皿26に返却され、遊技動作は行われない。一方、適正なコインは、セレクタ25の下段に設けられた振分け装置(ディバータ)27により、状況に応じて遊技機2内のホッパー装置19、又は当該遊技機2に対する第2のベルトコンベア4(m+1) [m = 1, …]に振り分けられる。
【0031】
遊技機2に投入されたコインが内部のホッパー装置19へ振り分けられるのは、当該ホッパー装置19内にコインが不足したとき(例えば、遊技中にジャックポットが発生して、コインが大量にコイン受皿26に払い出されたとき)である。このとき、制御装置7(図5)は、エスカレータ式コイン送出装置6のホッパー部20を駆動し、このホッパー部20からエスカレータ部21を介して遊技機2内のホッパー装置19内にコインを送り込む。そして、ホッパー部20内のコインが不足したとき、制御装置7は、当該遊技機2に対する第2のベルトコンベア4(m+1) を、第1のベルトコンベア4(m) とは反対の方向(図4において破線の矢印で示す方向)に駆動し、第2のベルトコンベア4(m+1) 上のコインをホッパー部20に送り込む。このとき、ベルトコンベア4(m+1) は、第1の搬送装置であるベルトコンベア4(m) から送られたコインを受け取って当該遊技機2のコイン送り込み装置へ搬送する第2の搬送装置となる。
【0032】
他方、遊技機2に投入されたコインが第2のベルトコンベア4(m+1) へ振り分けられるのは、遊技機2内のホッパー装置19内にコインが充満して、遊技機2内のホッパー装置19内に設けられた後述のレベルセンサ28(図5)から制御装置7へオーバーフロー信号が出ているときである。このとき、振分け装置27は、エスカレータ部21を通って送られてきたコインの行き先を、遊技機2内のホッパー装置19でなく、第2のベルトコンベア4(m+1) 上に切り替える。また、制御装置7は、2つのベルトコンベア4(m) 及び4(m+1) を矢印方向に駆動し、コインを第1のベルトコンベア4(m) から第2のベルトコンベア4(m+1) を介して後続の遊技機へ送る。この場合、第2のベルトコンベア4(m+1) は、後続の遊技機に対しては第1の搬送装置となる。
【0033】
当該遊技機2に対する第1のベルトコンベア4(m) は、通常コインを内部に送り込む方向に運転されているので、ベルトコンベア4(m),4(m+1) 上に落されたコインCは、各遊技機台3の一対のベルトコンベア4(m) 及び4(m+1) が共に所定方向に運転されている限り、図4のループ状の矢印で示すように、各ベルトコンベアによって次々に搬送され、最終的に、コイン洗浄装置9の横に設置されたエスカレータ式コイン送出装置11に送られる。
【0034】
エスカレータ式コイン送出装置11のホッパー部30に送られたコインCは、エスカレータ部23によりホッパー部30からコイン洗浄装置9内に送られ、この中で洗浄される。洗浄されたコインは、コイン洗浄装置9のコイン排出口22から、最初の遊技機2に対する第1のベルトコンベア4(1) 上へ排出され、このベルトコンベア4(1) から前述のように搬送される。なお、コイン洗浄装置9に対しては、例えば1日1回の頻度で、作業員が前述の扉15(図2)を開けて古いコインCO を回収し、新しいコインCN を供給する作業を行う。
【0035】
図5に示すように、各遊技機2内のホッパー装置19には上下1対のレベルセンサ28,29が設けられる一方、各エスカレータ式コイン送出装置6のホッパー部20内にも上下1対のレベルセンサ31,32が設けられている。また、コイン洗浄装置9のコイン貯留タンク14内に上下1対のレベルセンサ33,34が設けられ、エスカレータ式コイン送出装置11のホッパー部30内にも上下1対のレベルセンサ35,36が設けられている。これらのレベルセンサにより、コインの量が所定の範囲内にあるか否かが検出される。
【0036】
例えば、遊技機2のホッパー装置19内に貯留されたコインの量が上レベルセンサ28以上のとき、このレベルセンサ28がオーバーフロー検出信号を出す。これに応じて、前述のように、振分け装置27が、遊技機2に投入されたコインを第2のベルトコンベア4(m+1) 上に振り分けると共に、制御装置7がベルトコンベア4(m) 及び4(m+1) を所定方向に駆動するので、コインは、第1のベルトコンベア4(m) から第2のベルトコンベア4(m+1) を介して後続の遊技機へ送られる。
【0037】
その後、エスカレータ式コイン送出装置6のホッパー部20からコインが送り出されるのに伴って、ホッパー部20内のコインの量が下レベルセンサ32以下になると、下レベルセンサ32はコイン検出信号を出さなくなるので、制御装置7は、前述のように第2のベルトコンベア4(m+1) を反対方向に運転(逆転)し、このベルトコンベア4(m+1) からコインをホッパー部20内に送り込む。これは、ホッパー部20内のコインの量が上レベルセンサ31を越えるまで続く。そして、上レベルセンサ31がオーバーフロー検出信号を出力すると、制御装置7は、第2のベルトコンベア4(m+1) の運転を所定方向に戻す(正転)。以上のようなホッパー部20内のコインの量に応じたベルトコンベア4(m+1) の作動は、図6のフローチャートで示される。これについては、後で詳述する。
【0038】
また、ホッパー部20の下レベルセンサ32がコインを検知している場合、遊技機2内のホッパー装置19の下レベルセンサ29がコインを検知しなくなると、制御装置7は、ホッパー部20を駆動してコインを遊技機2のホッパー装置19内に送り込む。そして、遊技機2のホッパー装置19にコインが貯まって上レベルセンサ28がオーバーフロー信号を出力すると、ホッパー部20の駆動を停止してコインの補給を止める。以上のような遊技機2のホッパー装置19内のコインの量に応じたエスカレータ式コイン送出装置6の作動は、図7のフローチャートで示される。これについても、後で詳述する。
【0039】
一方、コイン洗浄ユニットケース12内では、エスカレータ式コイン送出装置11のホッパー部30内に貯留されたコインの量が下レベルセンサ36以上で、コイン貯留タンク14内に貯留されたコインの量が上レベルセンサ33以下になり、更に下レベルセンサ34がコインを検知しなくなったとき、中央制御装置10がホッパー部30を駆動し、その中のコインをコイン貯留タンク14へ送り込む。これは、コイン貯留タンク14内の上レベルセンサ33がコインを検知するまで行われる。
【0040】
ここで、図6を参照して、遊技機台3に設けられたホッパー部20内のコインの量に応じた第2のベルトコンベア4(m+1) の作動を説明する。
【0041】
初めに、制御装置7は電源がオンかどうかを判断し(ST1)、オンでなければ、以下の動作は実行しない。そして、オンのとき、本システムに何らかのトラブルが発生しているか否かをチェックする(ST2)。これら(電源及びトラブル)は、中央制御装置10から送られる信号によって判断される。後者の判断でトラブルがある場合は、トラブル表示を行う。例えば、タワーライト18の赤ランプを点灯させると共に、トラブルの内容に応じたコード(トラブルコード)を中央制御装置10の制御パネルに表示する。従って、本システムの管理者は、図に示された扉13を開けて制御パネルの表示を見ることで、トラブルの内容を知ることができる。
【0042】
一方、トラブルがなければ、ホッパー部20の下レベルセンサ32のON/OFFを判別する(ST3)。この下レベルセンサ32は、前述のように、ホッパー部20内のコインの量が下限を下回ったかどうかを検知するためのもので、当該コインの量(高さ)が下レベルセンサ32以上のとき、ONとなっている。
【0043】
従って、下レベルセンサ32がONのとき、制御装置7は、第1のベルトコンベア4(m) と共に、第2のベルトコンベア4(m+1) を後続のベルトコンベア4(m+2) へコインを搬送する方向に駆動する(ST4)。このため、コインは第2のベルトコンベア4(m+1) から後続の遊技機へ搬送される。ホッパー部20内のコインの量が減少してレベルセンサ32がOFFになると、制御装置7は第2のベルトコンベア4(m+1) を反対方向に駆動する(ST5)。これにより、コインは第2のベルトコンベア4(m+1) からホッパー部20内に搬送されて貯留される。
【0044】
その後、ホッパー部20内の上レベルセンサ31のON/OFFを判別する(ST6)。このレベルセンサ31は、前述のように、ホッパー部20内のコインの量が上限を上回ったかどうかを検知するためのもので、当該コインの量(高さ)が上レベルセンサ31以上のとき、ONとなる。
【0045】
従って、制御装置7は、上レベルセンサ31がOFFである限り、第2のベルトコンベア4(m+1) を反対方向に駆動し続け、上レベルセンサ31がONになったとき、第2のベルトコンベア4(m+1) の駆動を所定方向に戻す(ST4)。これにより、再びコインは第2のベルトコンベア4(m+1) から後続の遊技機へ搬送される。
【0046】
次に、図7を参照して、遊技機2のホッパー装置19内のコインの量に応じたエスカレータ式コイン送出装置6の作動を説明する。
【0047】
初めに、図6の作動時と同様、制御装置7は電源がオンかどうかを判断し(ST11)、オンのとき、システムに何らかのトラブルが発生しているか否かをチェックし(ST12)、トラブルがある場合は、その内容に応じて前述のようなトラブル表示が行われる。一方、トラブルがなければ、遊技機2のホッパー装置19内の下レベルセンサ29のON/OFFを判別する(ST13)。このレベルセンサ29は、前述のように、遊技機2のホッパー装置19内のコインの量が下限を下回ったかどうかを検知するためのもので、当該コインの量(高さ)が下レベルセンサ29以上のとき、ONとなっている。
【0048】
従って、下レベルセンサ29がONのとき、制御装置7は、エスカレータ式コイン送出装置6のホッパー部20を駆動せず、停止させている(ST14)。このため、遊技機2のホッパー装置19にはコインが供給されない。この状態で遊技機2に当たりが発生した場合、遊技機2のホッパー装置19から遊技者に払い出されるコインがコイン受皿26に排出される。こうして、遊技機2のホッパー装置19内のコインの量が減少していき、下レベルセンサ29がOFFになると、制御装置7は、ホッパー部20内の下レベルセンサ32のON/OFFを判別する(ST15)。このレベルセンサ32は、前述のように、ホッパー部20内のコインの量が下限を下回ったかどうかを検知するためのもので、当該コインの量(高さ)が下レベルセンサ32より低いとき、OFFとなる。
【0049】
従って、制御装置7は、下レベルセンサ32がOFFであれば、エスカレータ式コイン送出装置6のホッパー部20を駆動せず、停止させているが(ST14)、下レベルセンサ32がONのとき、ホッパー部20を駆動する(ST16)。これにより、コインがホッパー部20から遊技機2のホッパー装置19へコインが供給される。これは、遊技機2のホッパー装置19内の上レベルセンサ28がONになるまで行われる。
【0050】
このため、制御装置7は、上レベルセンサ28のON/OFFを判別し(ST17)、遊技機2内のホッパー装置19内の上レベルセンサ28がOFFで且つホッパー部20内の下レベルセンサ32がONである限り、エスカレータ式コイン送出装置6を駆動し続け、遊技機2のホッパー装置19内の上レベルセンサ28がONになったとき、エスカレータ式コイン送出装置6を停止させる(ST14)。
【0051】
次に、図8は、遊技機2に対する一対のベルトコンベア4(m),4(m+1) 及びエスカレータ式コイン送出装置6の構造を示す部分断面図、図9は、図8の構造の右側から見た断面図、図10は、図8の一対のベルトコンベアの接続部分の拡大図である。
【0052】
図8において、遊技機2の底部には、その下に位置する遊技機台3の内部に配置された第2のベルトコンベア4(m+1) 上にディバータ27からのコインを落下させて送り込むためのコイン落下口38が設けられている。後で詳細に説明するように、遊技機台3の内部では、1対のベルトコンベア4(m),4(m+1) が、ほぼ水平なフレーム40の上に設置されたフローティングベース41上に、支持脚42と位置決め部材43とフローティングベース機構44とによって支持されている。フローティングベース機構44は、後述のとおり各ベルトコンベア4(m),4(m+1) を平面方向に移動調整可能に取り付ける台座である。
【0053】
図11はベルトコンベア4(m) 又は4(m+1) の外観斜視図、図12は同ベルトコンベアの一端部の拡大斜視図、図13は同ベルトコンベアの他端部の拡大斜視図である。なお、上記では一対のベルトコンベアを第1のベルトコンベア4(m) と第2のベルトコンベア4(m+1) に区別して説明したが、具体的な構成は両ベルトコンベアとも同一であるので、以下では、第1のベルトコンベア4(m) についてのみ説明する。
【0054】
まず、ベルトコンベア4(m) は、その両側に、長手方向に延びる長方形の板から成形された側板46及び47を備えている。各側板46,47の一端には上方から結合する部材(以下、上結合部材という)48、他端には下方から結合する部材(以下、下結合部材という)49が各々取り付けられ、当該ベルトコンベア4(m) の下結合部材49に、図11の左側に位置するベルトコンベア4(m-1) (図示省略)の上結合部材48が上方から結合すると共に、当該ベルトコンベア4(m) の上結合部材48が、図11の右側に位置するベルトコンベア4(m+1) (図示省略)の下結合部材49に、上方から結合するようになっている。これらの上結合部材48と下結合部材49は、前記カルーセルのように、コイン搬送手段としての複数のベルトコンベアを順次接続するために必要な接続手段を構成している。これらの構造については、後で図16及び図17を参照して詳細に説明する。
【0055】
各側板46,47の一端側(図11の右側)には、外側から各側板に挿通した支軸50を中心として各側板を回動自在に支持するU字状の支持脚42が設けられている。この支持脚42は、支軸50を支点として所定の角度範囲まで回動することにより、ベルトコンベア4(m) の一端側の高さを一定にして支持することができる。また、必要に応じて、図11に二点鎖線で示すように、支持脚42をベルトコンベア4(m) の底面に当接した位置に設定することができるので、ベルトコンベアの搬送時に邪魔にならない。
【0056】
各側板46,47の他端側(図11の左側)には、上記支持脚42よりもはるかに低いが、各側板に挿通した支軸52を中心として各側板を回動自在に支持する略U字状の位置決め部材43が、取り付けられている。この位置決め部材43は、図14に示すように、両端部を同方向に垂直に折り曲げた金属製の帯板53から成り、その両端部に支軸52が回転自在に貫通できる孔54が設けられると共に、帯板53の中央部から両端とは逆向きに軸部55が突出して設けられている。この軸部55の突出端は、後述のフローティング板72の挿入孔56(図15)に挿入し易いように丸みを付けた形状となっている。
【0057】
ベルトコンベア4(m) は、上記の支持脚42と位置決め部材43とでベルトコンベアを支持する高さが異なるため、図示のように傾斜して支持される。
【0058】
ベルトコンベア4(m) の各側板46,47の両端部において、それぞれ回転自在に配置された横軸57,58に、ベルト59を駆動するためのローラー60,61が一体に設けられ、これらのローラー60,61の間にベルト59が巻き掛けられている。
【0059】
図11において手前側の側板47には、その左端寄りの位置に、略垂直に立ち上がった支持板62が取り付けられ、これに減速機63とモータ64とを含む駆動機構37が固定されている。減速機63は、モータ64の回転力を減速して出力するが、その出力軸65は、支持板62に設けられた穴(図示省略)から突出し、その先端にプーリ66が固定されている。一方、軸58には、上記プーリ66と同様のプーリ67が固定されており、プーリ66,67に巻掛けた歯付きベルト68によって駆動機構37の出力軸65のトルクが軸58に伝達され、ローラー61が回転してベルト59を駆動するようになっている。駆動機構37は、その出力軸65を二方向に回転可能であるが、その駆動は、前述の図6のフローチャートに従って制御される。
【0060】
図15は、フローティングベース機構44の構成を示す斜視図である。この機構は、前述のフローティングベース41上で各ベルトコンベアを平面方向に移動調整可能に取り付けるための台座として働くもので、位置決め板69とフローティング板72とを備えている。
【0061】
位置決め板69は略正方形の板で、その中央部に円形の貫通孔70、四隅にボルト73を挿通するための取付孔71を有している。一方、フローティング板72は、位置決め板69の対角線上の2つの取付孔71間の距離よりも小さい直径を有する円盤状の部材から成り、その中心に、前述の位置決め部材43(図14)の軸部55を回動自在に挿入できる挿入孔56を有する。位置決め板69の中央部の貫通孔70は、フローティング板72の挿入孔56より大きく形成されている。
【0062】
位置決め板69は、その貫通孔70がフローティング板72の挿入孔56の上に位置するようにして、フローティング板72上に戴置される。また、フローティング板72の周囲において位置決め板69の取付孔71とフローティングベース41との間に円筒状のスペーサ74を介在させ、位置決め板69の取付孔71とスペーサ74にボルト73を通して、各ボルトの下端部をフローティングベース41のネジ穴75にねじ込むことにより、図10に示すように、フローティングベース41上に位置決め板69が固定される。その上方から、位置決め部材43の軸部55がフローティング板72の挿入孔56に回動自在に挿入される。
【0063】
上記のように固定される位置決め板69の中央貫通孔70はフローティング板72の挿入孔56より大きく、スペーサ74はフローティング板72の厚みよりも少し長く形成されているので、フローティング板72を、挿入孔56が位置決め板69の貫通孔70から外れない範囲において、水平方向に移動させることができる。これにより、フローティング板72の挿入孔56に軸部55を挿入した位置決め部材43も水平方向に移動でき、ベルトコンベア4(m) の位置を調整することができる。
【0064】
また、このフローティングベース機構44と位置決め部材43により、ベルトコンベア4(m) は、位置決め部材43の軸部55を中心として平面方向に回動可能である。
【0065】
図16は、前述のようにコイン搬送手段としての複数のベルトコンベアを接続するための一手段である上結合部材48の全体斜視図である。この上結合部材48は、コインの通路を形成する円環状の連結部76と、コ字状に形成された覆い部77とから成る。この上結合部材48は、覆い部77の両側壁に設けた長穴78を、ベルトコンベア4(m) の両側板46,47の一端部にそれぞれ設けたネジ穴(図示省略)に合わせて、図11及び図12に示すようにネジ79を長穴78からねじ込むことにより、ベルトコンベア4(m) の一端(図において右端)に固定される。
【0066】
図17は、もう一つの接続手段である下結合部材49の全体斜視図である。この下結合部材49は、コインの通路を形成する円環状の連結部材81と、この連結部81の下側にこれと一体に形成されると共に互いに所定の間隔をとって平行に設けられた1対の略長方形の取付板82と、これらの取付板82の上部の一隅に設けた軸孔83に回転自在に支持された横軸84と、この横軸84を支点として回動自在に取り付けられた回動板85とから成る。
【0067】
この下結合部材49において、回動板85は、四角形の薄板の両側辺の上端から突出させた小片86を有する。そして、この2つの小片86に軸孔83と同様な貫通孔87を設け、それらの貫通孔87に両端を挿入した横軸84により、図のように吊り下げられた状態にある。なお、横軸84の両端には、脱落防止のため、2枚の取付板82の外側から止め輪(図示省略)が装着されている。
【0068】
各取付板82には長穴88が設けられており、各長穴88は、図11及び図13に示すように下結合部材49がベルトコンベア4(m) の他端部に装着されたとき、側板46,47に設けられたネジ穴(図示省略)の外側に位置付けられ、各長穴88の外側からネジ89を通して側板46,47のネジ穴にねじ込むことにより、下結合部材49がベルトコンベア4(m) の側板33,34に固定される。
【0069】
回動板85は、その自重により横軸84から吊り下げられた状態から、手前側には(図17の右側から見て時計方向に)回動可能であるが、その反対方向に回動させようとしても、回動板85の上端縁が連結部81の下面に当ってしまうので、図17の状態から反時計方向には回動することができない。
【0070】
上記のように上結合部材48と下結合部材49が装着されたベルトコンベア4(m) において、図11の左側に位置するベルトコンベア4(m-1) (図示省略)の上結合部材48から排出されたコインは、上記ベルトコンベア4(m) の下結合部材49の連結部81の開口からベルト59上に落下する。このとき、ベルト59が正転方向に(図の左から右へ)駆動されているならば、ベルト59上に落下したコインは、そのままベルト59により運搬されて、ベルトコンベア4(m) の右端にある上結合部材48の連結部76の開口から排出される。一方、このベルトコンベア4(m) が第2のベルトコンベアとして使用され、ベルト59が反対方向に(図の右から左へ)駆動されているならば、ベルト59上に落下したコインは、回動板85に当たってこれを時計方向に回動させながらベルトコンベア4(m) の左端から排出され、前述のようにホッパー部20に送り込まれる。
【0071】
上記実施例において、各ベルトコンベア4(m)の上結合部材48及び下結合部材49の円環状の連結部7及び81は、隣り合うベルトコンベアの間で結合されるため、上結合部材48の連結部76の内径が下結合部材49の連結部81の外径より若干大きく形成され、上結合部材48の連結部76が下結合部材49の連結部81の外周に嵌合するようになっている。そして、一方のベルトコンベア4(m)の上結合部材48の連結部76が他方のベルトコンベア4(m+1)の下結合部材49の連結部81に嵌合しているときでも、両者の連結部は円環状であるから、ベルトコンベア4(m)及び4(m+1)は、各々の位置決め部材43の軸部55を中心としてある範囲で回動することができる。このような構成により、様々な形状のカルーセル1において、複数のベルトコンベアを直線状だけでなく、互いに所定の角度をなして折れ線状にも接続できるので、1つのカルーセルを構成する全ての遊技機に対して自動的にコインの補給及び回収を行うことができる。
【0072】
なお、上記実施例においては、各遊技機の下側に設置されたコイン送出装置に対してそれぞれ1組(第1、第2)のベルトコンベアが組み合わされ、ある遊技機のコイン送出装置に対する第2のベルトコンベアが、次のコイン送出装置に対して第1のベルトコンベアとなるように構成されているが、例えばある遊技機と次の遊技機との間が長かったり屈曲したりしている場合には、それらの遊技機の間にコイン送出装置とは組み合わされないベルトコンベアが1又は2以上介在する構成としても良い。
【0073】
また、各ベルトコンベアから上方の遊技機にコインを送り込む装置は、エスカレータ式に限らず、ベルトコンベア方式のコイン送出装置でも良く、コインを上方に送り込めるものであれば何でも良い。
【0074】
更に、図5のコイン洗浄装置9の代わりに単なるキャッシュボックスを設置し、通常はベルトコンベアが環状となるように配置して、必要に応じて振り分け装置でベルトコンベアから当該キャッシュボックスにコインを回収する構成にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】一群をなす複数の遊技機の配置例を示す斜視図。
【図2】複数の遊技機に対するコイン補給及び回収システムの全体を示す斜視図。
【図3】図2のシステムにおけるベルトコンベアの配置を示す上面図。
【図4】図2のシステムにおけるコインの移動径路を示す図。
【図5】ベルトコンベアと遊技機内へのコイン送り込み装置との関係を示す図。
【図6】コイン送り込み装置のホッパー部内のコインの量に応じたベルトコンベアの作動を示すフローチャート。
【図7】遊技機のホッパー装置内のコインの量に応じたエスカレータ式コイン送出装置の作動を示すフローチャート。
【図8】遊技機及び遊技機台の内部におけるベルトコンベアとエスカレータ式コイン送出装置の構成を示す正面から見た部分断面図。
【図9】図8の部分の側面図。
【図10】図8において隣り合うベルトコンベアの接続部分を示す図。
【図11】ベルトコンベアの全体構成を示す斜視図。
【図12】図11のベルトコンベアの一端部の拡大斜視図。
【図13】図11のベルトコンベアの他端部の拡大斜視図。
【図14】位置決め部材の斜視図。
【図15】フローティングベース機構の構成を示す斜視図。
【図16】上結合部材の全体斜視図。
【図17】下結合部材の全体斜視図。
【符号の説明】
1…カルーセル、2…遊技機、3…遊技機台、4,5…ベルトコンベア、6,11…エスカレータ式コイン送出装置、7…制御装置、10…中央制御装置、12…コイン洗浄ユニット、14…コイン貯留タンク、16…コイン洗浄装置、19…ホッパー装置、20,30…ホッパー部、21,23…エスカレータ部、28,29,31,32,33,34,35,36…レベルセンサ、37…駆動機構、43…位置決め部材、44…フローティングベース機構、48…上結合部材、49…下結合部材、63…減速機、64…モータ、65…駆動軸、68…歯付きベルト。

Claims (1)

  1. 遊技場において一群をなす複数の遊技機の下方に配置され、各遊技機で使用されるコインを搬送する搬送手段と、該搬送手段から送られたコインを各遊技機内に送り込むコイン送り込み装置とを含む遊技機用コイン補給及び回収装置において、
    前記搬送手段は、前記遊技機の一つに対応するコイン送り込み装置に対して、コイン供給側からコインを受け取って搬送する第1の搬送装置と、該第1の搬送装置から送られたコインを受け取って前記コイン送り込み装置側へ搬送するように設置された第2の搬送装置とを1組として構成され、
    前記第1及び第2の搬送装置は、遊技機台の内部に配置された一対のベルトコンベアから成り、
    前記コイン送り込み装置は、該遊技機台の内部に配置されたエスカレータ式コイン送出装置で構成され、
    前記搬送装置は、前記搬送装置の下部に該搬送装置と一体に回動自在に設けられた位置決め部材と、該位置決め部材と係合して該搬送装置を平面方向に移動調整可能に支持する支持手段とを備え、
    さらに、前記搬送装置は、前記位置決め部材及び前記支持手段とにより、コイン搬送方向に沿って直線的に或いは所定の角度をなして連結され、
    複数の遊技機をループ状に連結し、一の遊技機に対応して配置された第1の搬送装置から第2の搬送装置へ、そして第2の搬送装置からコイン送り込み装置を介して遊技機にコインが供給されると共に、
    第2の搬送装置から後続の遊技機に対応する第1の搬送装置へコインを送ることにより、複数の遊技機の配置に従って順次コインの搬送と回収が行われ、
    該後続の遊技機に対応する第2の搬送装置からコインを洗浄しうるように形成されたコイン洗浄装置に送られ、前記コイン洗浄装置から、一の遊技機に再びコインの搬送と回収が行われることにより、ループ状に形成された全ての遊技機に対して自動的にコインの搬送、補給及び回収することを特徴とする遊技機用コイン補給及び回収装置。
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