JP3983494B2 - ケーブル保護管 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はケーブル保護管に関し、特にたとえば通信ケーブルまたは電力ケーブル等のようなケーブルを保護する、ケーブル保護管に関する。
【0002】
【従来の技術】
図25を参照して、この種の従来のケーブル保護管1では、管本体2の内部空間を仕切壁3によって分割し、分割後の各スペース4内にケーブル5を収容していた。そして、たとえば実開平3−125990号公報に開示されているような継手を用いて、ケーブル保護管1どうしを接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来技術では、ケーブル保護管1どうしの接続部において、各スペース4内に継手の一部(スペースガイド)を挿入していたため、各スペース4の内面に段差が生じていた。したがって、各スペース4内にケーブル5を挿通する際には、この段差にケーブル5の先端が引っ掛かるため、作業性が悪いという問題があった。
【0004】
一方、この問題を解決するケーブル保護管の一例が、特開平11−37387号公報に開示されているが、この従来技術では、カラー等が必要なために部品点数が多く、施工性が悪いという別の問題があった。
【0005】
それゆえに、この発明の主たる目的は、簡単な構成でケーブル収容スペースの内面の段差を解消することにより、配管時およびケーブル挿通時の作業性を向上できる、ケーブル保護管を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った第1の発明は、一端に拡径受口の形成された外管と、一端に拡径受口の形成された複数の内管と、外管内で複数の内管を所定の配列で支持する支持部材とを備えるケーブル保護管において、支持部材は内管を外管の周方向に回転可能に支持する支持部材であることを特徴とする、ケーブル保護管である。
この発明に従った第2の発明は、一端に拡径受口の形成された外管と、一端に拡径受口の形成された複数の内管と、外管内で複数の内管を所定の配列で支持する支持部材とを備えるケーブル保護管において、支持部材を弾性材料で構成することによって外管に対して半固定に設けたことを特徴とする、ケーブル保護管である。
【0007】
【作用】
外管内に支持部材によって固定的に支持された複数の内管によってケーブル収容スペースが確保される。ケーブル保護管どうしを接続する際には、一方のケーブル保護管における外管の拡径受口に他方のケーブル保護管における外管の差口を挿入し、かつ、一方のケーブル保護管における各内管の差口を他方のケーブル保護管における各内管の拡径受口に挿入する。この接続構造では、内管の拡径受口で内管の差口が受けられるので、内管の内面すなわちケーブル収容スペースの内面に段差は生じない。
【0008】
【発明の効果】
この発明によれば、ケーブル収容スペースの内面に段差が生じるのを防止できるので、ケーブル挿通時の作業性を飛躍的に向上できる。また、カラー等を用いる必要がないので、配管時の作業性を向上できる。
【0009】
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】
図1を参照して、この実施例のケーブル保護管10は、複数のケーブル(電力ケーブルまたは通信ケーブル等)を配線する際に、これらを一括して収容し、かつ、保護するものであり、外管12,複数(この実施例では4つ)の内管14,2つの支持部材16aおよび16bを含む。
【0011】
外管12は、直管部18および直管部18の一方端から拡径して形成される拡径受口20を含み、拡径受口20の開口側の端部は、先端へ向かうにつれて拡径される。また、直管部18および拡径受口20の外面には、複数の周方向リブ22が管軸方向へ一定間隔を隔てて形成され、2つのリブ22間には切断時に鋸歯を案内するためのガイド溝24が形成される。そして、直管部18の端部すなわち差口18aのリブ22間には、ゴム輪26が装着される。
【0012】
各内管14は、外管12の内部においてケーブル収容スペースを確保するためのものであり、直管部28および直管部28の一方端から拡径して形成される拡径受口30を含み、直管部28の端部が差口28aとされる。各内管14は、外管12によって保護されるので、それ自体に外力(土圧等)に対する強度をもたせる必要はない。ただし、内管14の端部が外管12から突出すると、搬送時にその端部が破損される恐れがあるため、内管14の長さは、外管12の長さとほぼ同じかそれよりも短く設定することが望ましい。
【0013】
支持部材16aは、外管12内で内管14を固定的に支持するものであり、図2(A)に示すように、差口18aの端部内面に嵌合される略円板状の本体32を含み、本体32の軸方向一方端部外周には差口18aの端面に係止される鍔状の係止部34が形成される。また、本体32には、内管14の拡径受口30を保持する複数(この実施例では4つ)の孔36が形成され、各孔36の内面には、軸方向一端から他端に向けて、接着面38,ストッパ段部40およびテーパ面42がこの順に形成される。
【0014】
接着面38は、拡径受口30の外面に接着される部分であり、拡径受口30の外径とほぼ同じサイズの内径を有する。ストッパ段部40は、拡径受口30の端面が当接される部分であり、その最小内径は、拡径受口30の外径よりも小さく、かつ、差口28aの外径よりも大きく設定される。テーパ面42は、差口28aを案内する部分であり、開口端へ向かうにつれて拡径して形成される。
【0015】
支持部材16bは、外管12内で内管14を軸方向へ摺動自在に支持するものであり、図2(B)に示すように、拡径受口20の基部において直管部18の内面に嵌合される略円板状の本体44を含み、本体44の軸方向一方端部外周には、係止部46が形成される。また、本体44には、内管14の直管部28を受ける複数(この実施例では4つ)の孔48が形成される。孔48の内径は、内管14の軸方向への動きを許容し得るように、直管部28の外径よりもやや大きく設定される。
【0016】
ケーブル保護管10を組み立てる際には、各内管14の受・差の向きを外管12の受・差の向きとは逆にして、各内管14を外管12の内部で2つの支持部材16aおよび16bを用いて支持する。つまり、各内管14の差口28aを一方の支持部材16bの孔48で受けながら、この支持部材16bを拡径受口20の基部における直管部18の内面に接着し、各内管14の拡径受口30を他方の支持部材16aの接着面38に接着して、この支持部材16aを差口18aの端部内面に接着する。
【0017】
ケーブル保護管10どうしを接続する際には、図3に示すように、一方のケーブル保護管10aの拡径受口(外管の受口)20に他方のケーブル保護管10bの差口(外管の差口)18aを挿入し、かつ、一方のケーブル保護管10aの差口(内管の差口)28aを他方のケーブル保護管10bの拡径受口(内管の差口)30に挿入する。そして、内管14により構成されたケーブル収容スペース内に図示しないケーブルを挿通する。
【0018】
この実施例によれば、拡径受口30により差口28aを受けるようにしているので、ケーブル収容スペースの内面の段差を解消できる。したがって、ケーブル挿通時の作業性を飛躍的に向上できる。また、カラー等のような継手部材を用いる必要がないので、配管時の作業性を向上できる。さらに、支持部材16bにおいては、内管14の動きが許容されるので、熱等による内管14の伸長および収縮を無理なく吸収できる。
【0019】
なお、上述の実施例では、異種類の支持部材16aおよび16bを用いて内管14を支持しているが、たとえば図4に示すように、同種類の支持部材16aを2つ用いて内管14を支持するようにしてもよい。
【0020】
また、図5に示すように、支持部材16aの係止部34を、周方向へ互いに間隔を配置される複数の突起として形成してもよい。この場合には、接続時に、係止部34を位置決めのための目印として用いることができる。
【0021】
また、図6に示すように、内管14の長さを外管12の長さよりも長く設定し、外管12から突出した内管14(拡径受口30)の端部を支持部材16aで保護するようにしてもよい。
【0022】
また、図7に示すように、各内管14の拡径受口30にゴム輪受容部50を形成し、ゴム輪受容部50にゴム輪52を装着し、拡径受口30の内面とそこに挿入される差口28aの外面との隙間をゴム輪52により封止するようにしてもよい。
【0023】
また、図8に示すように、外管12としてリブなし管を使用し、リブなし管の拡径受口20にゴム輪受容部20aを形成し、拡径受口20の内面とそこに挿入される差口18aの外面との隙間をゴム輪54により封止するようにしてもよい。
【0024】
図9に示す他の実施例のケーブル保護管56は、外管12および各内管14における受・差の向きを一致させたものである。このケーブル保護管56では、各内管14の受口側端部が支持部材58を用いて外管12に対して固定的に支持され、差口側端部が支持部材60を用いて外管12に対して摺動自在に支持される。支持部材58は、孔58bの内径を内管14(直管部28)の外径とほぼ同じサイズに設定したものであり、本体58aの外面が外管12(直管部18)の内面に接着され、孔58bの内面に直管部28が接着される。一方、支持部材60は、支持部材16b(図2(B))から係止部46を取り除いた形状を有し、孔60bの内径は内管14(直管部28)の外径よりもやや大きく設定される。そして、本体60aの外面が差口18aの奥部内面に接着され、孔60bに内管14(直管部28)が摺動自在に挿通される。
【0025】
図10に示す他の実施例のケーブル保護管62は、ケーブル保護管56(図9)を組立面および強度面で改善したものであり、各内管14の受口側端部が支持部材64を用いて外管12に対して固定的に支持され、差口側端部が支持部材66を用いて摺動自在に支持される。支持部材64は、拡径受口30の基部外面に沿う内面を有する接着部68を含み、この接着部68と内管14とが接着される。一方、支持部材66は、図11に示すように、本体66aの周縁部から軸方向へ延びる筒状部70と筒状部70の先端部外面に突出して形成される係止部72とを含み、係止部72が差口18aの先端面に係止される。ただし、支持部材64に代えて支持部材58(図9)を使用し、支持部材66に代えて支持部材60(図9)を使用することも勿論可能である。
【0026】
なお、ケーブル保護管56(図9)および62(図10)では、各内管14の受口側端部を固定的に支持し、差口側端部を摺動自在に支持するようにしているが、たとえば図12に示すように、各内管14の差口側端部を支持部材60または66を用いて固定的に支持し、受口側端部を支持部材78を用いて摺動自在に支持するようにしてもよい。この場合、支持部材60および66に設けられる孔60bおよび66bの内径は、接着性を高めるために直管部28の外径とほぼ同じサイズに設定され、支持部材78に設けられる孔78bの内径は、摺動性を確保するために直管部18の外径よりも大きめに設定される。そして、支持部材78には、拡径受口30との干渉を避けるために肉ぬすみ部80が形成される。
【0027】
図13に示す他の実施例のケーブル保護管82は、曲がり配管の曲がり部に用いるために、外管12を曲管により構成し、各内管14をフレキ管により構成したものである。詳しくは、外管12では、拡径受口20の基部近傍から所定の曲率半径を有する曲管部84が形成され、他方端部には差口18aが拡径受口20に差し込み可能なように直線状に形成される。各内管14では、管壁が平坦(プレーン)な拡径受口30の基部近傍から伸縮および曲げ可能な蛇腹形状または波形状等のフレキ管部86が形成され、他方端部にはプレーンな差口28aが拡径受口30に差し込み可能なように直線状に形成される。また、各内管14の拡径受口30側端部が支持部材16aを用いて外管12に対して固定的に支持され、差口28a側端部が支持部材88を用いて外管12に対して固定的に支持される。支持部材88は、支持部材16b(図2(B))における孔48の内径を内管14の差口28aの外径とほぼ同じに設定したものであり、本体88aの外面が拡径受口20の奥部近傍の内面に接着され、孔88bの内面に差口28aの外面が接着される。
【0028】
このケーブル保護管82では、外管12の曲がり方向が縦方向または横方向に設定され、各内管14は、図13(B)および図13(C)に示すように、図1実施例の直管(ケーブル保護管)10と同様に、縦横に2つずつ並んだ形状の配列に設定される。したがって、このケーブル保護管82によれば、内管14の配列が直管の内管14の配列と一致する縦(上下)方向および横(左右)方向の4方向への曲がり配管をすることができる。
【0029】
なお、このケーブル保護管82においても、同種類の支持部材16aを2つ用いて内管14を支持するようにしてもよい。
【0030】
また、内管14としては、フレキ管でなく所定の曲率半径で曲げられたプレーンな曲管が用いられてもよい。この場合、各内管14のうち曲がり方向の内周側に配置される内管14の長さは、外周側に配置される内管14の長さよりも短く設定される。また、支持部材88に代えて支持部材16bを用いて、差口28a側端部を摺動自在に支持する。
【0031】
図14に示す他の実施例のケーブル保護管90は、任意の方向へ曲がり配管するためのものである。このケーブル保護管90では、ケーブル保護管82(図13)における支持部材16aおよび88に代えて、管軸周りに回転可能に形成された支持部材92および94が用いられ、これらにより各内管14が外管12に対して固定的に支持される。
【0032】
支持部材92は、図15(A)〜(D)に示すように、略環状の枠体96および略円板状の本体98を含み、支持部材16a(図2(A))と同様にして、枠体96の外周には係止部34が形成され、本体98には、複数(この実施例では4つ)の孔98a,接着面98b,ストッパ段部98cおよびテーパ面98dが形成される。枠体96の内面のたとえば軸方向ほぼ中央には、溝100が全周にわたって形成され、本体98の外面には、溝100に係合する突起102が全周にわたって形成される。さらに、溝100内には、回転止め用溝104が周方向に延びて形成される。そして、突起102の外面の所定位置には、回転止め用溝104に係合する係止突起106が形成される。この実施例では、4つの孔98aが軸周りに90度間隔(縦横2つずつの配列)で形成されるので、本体98が軸周りに90度回転されると孔98aの配列は元の配列と同じになる。そこで、この回転止め用溝104の一方側面104aから他方側面104bまでの軸周りの角度は、90度に係止突起106の幅に相当する角度を加えた値に設定される。したがって、この支持部材92では、係止突起106が係止される回転止め用溝104の一方側面104aから他方側面104bまでの範囲すなわち軸周りに90度の範囲で、枠体96に対して本体98が回転可能である。そして、枠体96の外面が差口18aの先端部内面に接着される。
【0033】
支持部材94は、枠体108および本体110を含み、図示は省略するが、支持部材94の回転機構は支持部材92と同様にして形成される。つまり、枠体108の内面には溝および回転止め用溝が形成され、本体110の外面には突起および係止突起が形成され、本体110が枠体108に対して軸周りに90度の範囲で回転可能にされる。また、支持部材88(図13)と同様にして、枠体108の外周には係止部46が形成され、本体110には複数(この実施例では4つ)の孔110aが形成される。そして、枠体108の外面が拡径受口20の奥部近傍の内面に接着される。
【0034】
たとえば、図16(A)に示すような斜め45度方向への曲がり配管をする際には、2つの直管10とこのケーブル保護管90をそのような曲がり方向となるように配置する。すると、ケーブル保護管90では、外管12の曲がり方向を縦方向または横方向として各内管14が縦横に配列されているので、ケーブル保護管90の拡径受口20における内管14の配列は、図16(C)に示すように、一方の直管10の差口18aの内管14の配列(図16(B))に対して、軸周りに45度回転したものとなる。また、一方の直管10の内管14の配列(図16(B))と他方の直管10の内管14の配列(図16(D))とが同じになるようにして配管がなされるので、ケーブル保護管90の差口18aにおける内管14の配列は、図16(E)に示すように、他方の直管10の拡径受口20における内管14の配列(図16(D))に対して、軸周りに45度回転したものとなる。したがって、図17(A)に示すような配列にある支持部材92および94をそれぞれ45度回転させることにより、図17(B)に示すように、直管10の配列と同じ配列にする。このとき、内管14は、フレキ管により構成されているため支持部材92および94の回転に従って容易に移動および変形される。そして、両方の直管10とこのケーブル保護管90とをそれぞれ接続する。なお、両直管10の間に複数のケーブル保護管90を接続して、曲がり配管するようにしてもよいのは勿論である。
【0035】
このケーブル保護管90によれば、直管10の内管14の配列と最大のずれを生じる斜め45度方向への曲がり配管をすることができる。また、支持部材92および94を適宜の角度回転させることにより、斜め45度方向以外への曲がり配管もすることができる。つまり、このケーブル保護管90によれば、任意の方向へ曲がり配管することができる。
【0036】
なお、上述の実施例では、4つの内管14を縦横に2つずつ配列し、支持部材92および94を90度回転可能に形成するようにしているが、内管14の数および配列に従って、支持部材92および94の回転可能な角度が適宜変更されるのは言うまでもない。また、支持部材92では、係止突起106の回転止め用溝104内における初期位置によって、実際の配管時に本体98を回転させる方向および角度は異なる。たとえば、初期の係止突起106を回転止め用溝104の周方向中央に配置する場合には、最小の回転角度で所望の配列とすることができる。これは支持部材94においても同様である。
【0037】
また、上述の実施例では、支持部材92(94)に回転止め用溝104および係止突起106を1つずつ設けるようにしているが、それぞれ複数設けるようにしてもよい。この場合、周方向に等間隔を隔てて設けるようにするのが好ましい。また、複数設けると、回転止め用溝104および係止突起106のみで安定した回転が可能となるため、溝100および突起102が形成されなくてもよい。
【0038】
また、このケーブル保護管90においても、同種類の支持部材92を2つ用いて内管14を支持するようにしてもよい。
【0039】
また、ケーブル保護管82(図13)および90(図14)においても、図9実施例と同様にして、外管12および各内管14における受・差の向きを一致させるようにしてもよいし、さらに図10実施例と同様にして、組立面および強度面で改善するようにしてもよいのは勿論である。これらの場合も、内管14をフレキ管で構成するときは、適用される各支持部材により各内管14の両端部を外管12に対して固定的に支持するようにする。また、ケーブル保護管90においては、適用される各支持部材を回転可能に形成するのは言うまでもない。
【0040】
さらに、ケーブル保護管56(図9),62(図10),74および76(図12),82(図13)ならびに90(図14)においても、図7に示したゴム輪接合方式や、図8に示したリブなし管を適用可能なことは言うまでもない。
【0041】
なお、上述の各実施例では、接着することにより各支持部材を外管12に固定するようにしているが、各支持部材の固定方法はこれに限定されるものではない。たとえば、機械的な手段により外管12に固定するようにしてもよい。
【0042】
たとえば図18に示すような支持部材16aおよび16bでは、本体32および44の外面に複数(この実施例では4つ)の溝112が形成され、各溝112に接合部材114が設けられる。接合部材114は、ボルト116,ナット118およびゴム等からなる弾性部材120を含み、図19から分かるように、ボルト116は本体32および44を貫通し、ナット118はボルト116に螺合され、弾性部材120はたとえばナット118と溝112の壁部112aとの間に挟まってボルト116により保持される。この接合部材114では、ボルト116を締めると、ナット118が弾性部材120側へ引き寄せられ、これにより弾性部材120が圧縮される。弾性部材120はナット118および溝112に挟まれているため外面方向に膨張する。つまり、膨張した弾性部材120が外管12の内面を押圧する。したがって、支持部材16aおよび16bが外管12に固定される。
【0043】
また、図20に示すような接合部材114が用いられてもよい。この接合部材114では、弾性部材120の代わりに固定部材122が用いられ、ナット118の外面が固定部材122側に向かって厚小となるテーパ状に形成される。固定部材122の内面は、ナット118のテーパ外面に沿うテーパ状に形成され、固定部材122の外面には、たとえば複数の突条により粗面124が形成される。この接合部材114では、ボルト116を締めると、ナット118が固定部材122側へ引き寄せられるとともに、ナット118のテーパ外面に沿って固定部材122が外面方向へ持ち上げられる。そして、固定部材122の粗面124(突条)が外管12の内面に食い込み、したがって、支持部材16aおよび16bが外管12の内面に固定される。
【0044】
また、上述の各実施例では、支持部材を外管12に対して固定するようにしているが、たとえば図21に示す他の実施例のケーブル保護管130の支持部材132のように、支持部材は外管12に対して半固定にされてもよい。ここで、半固定とは、加えられる外力が一定以下であるときは固定されているが、一定以上の外力が加えられると摺動することをいう。
【0045】
ケーブル保護管130(図21)は、図1実施例の直管のケーブル保護管10において、内管14の差口28a側を摺動自在に支持する支持部材16bに代えて、支持部材132を適用して半固定にしたものである。
【0046】
支持部材132は、ゴムまたは発泡ポリエチレン等のような反発性または復元性の良い弾性を有する弾性材料によって構成され、支持部材132の本体134の外径は外管12の直管部18の内径よりもやや大きく設定される。しかし、支持部材132の外面と外管12の内面とは接着されない。したがって、支持部材132は、弾性の復元力によって外管12の内面に固定されるが、一定以上の外力(復元力による支持部材132の外面と外管12の内面との摩擦力を超える外力等)が加えられると、その作用する方向が軸方向であるときは軸方向に摺動し、その作用する方向が軸周りであるときは軸周りに摺動(回転)する。そして、外力が一定以下になると、支持部材132は摺動した位置で復元力によって再び固定されることになる。
【0047】
ケーブル保護管130では、配管時、拡径受口20側および差口18a側の内管14の配列がそれぞれ、図21(B)および(C)に示すように、縦横2列ずつの配列となるようにされるが、内管14の差口28a側、すなわち、この実施例では外管12の拡径受口20側の支持部材132が、外管12に対して半固定にされるので軸周りに回転可能となり、図22に示すように、内管14の差口28aの配列を、軸周りに±45度程度の範囲で回転した状態にすることができる。
【0048】
なお、ケーブル保護管130は実用上比較的長尺に構成されるので、内管14は、その他方端(拡径受口30)が支持部材16aによって固定的に支持されていても、その一方端(差口28a)は、支持部材132の±45度程度までの回転に追従して移動され得る。ただし、この移動の結果、内管14はやや曲がった状態となる。
【0049】
また、支持部材132では、複数(この実施例では4つ)の孔136の内径は、内管14の直管部28の外径とほぼ同じに設定される。内管14の外面と孔136の内面とは接着(固定)されず、支持部材132は弾性材料よって構成されるので、内管14の軸方向等の動きは許容される。つまり、支持部材132では、内管14の摺動性が確保されており、内管14の差口28a側は支持部材132によって摺動自在に支持されている。なお、内管14の拡径受口30側は支持部材16aに固定されているので、内管14の離脱は生じない。また、このように、内管14の拡径受口30側を固定するので、拡径部の先端またはテーパ部を利用することによって、外管12,内管14および各支持部材からケーブル保護管を組み立てる際の内管14の軸方向の位置決めが容易である。
【0050】
なお、この実施例の支持部材132では、軸方向の位置決めを厳密に行わなくてもよいで、本体134の外面に支持部材16bのような係止部46は設けられていない。
【0051】
このケーブル保護管130によれば、たとえば、図13に示したような曲り配管が縦横4方向に限定されるケーブル保護管(曲管)82を用いて曲り配管を行う場合でも、任意の方向に曲り配管することができる。
【0052】
すなわち、たとえば、図23(A)に示すように、曲管82を用いて斜め45度方向への曲り配管をする場合には、曲管82の拡径受口20側および差口18a側の内管14の配列はそれぞれ、図23(B)および(C)に示すように、縦横4方向の場合の配列(図13(B)および(C))から軸周りに45度回転した状態となる。
【0053】
曲管82の差口18aと一方のケーブル保護管(直管)130の拡径受口20とを接続する際には、直管130の拡径受口20における内管14の配列は、図23(D)に示すように、通常、縦横2列ずつの配列となっているが、拡径受口20側の支持部材132が外管12に対して半固定であるため、支持部材132をたとえば図23(D)の矢印で示す方向に45度回転させる。すると、直管130の拡径受口20における内管14の配列は、曲管82の差口18aにおける内管14の配列(図23(C))と同じ配列になる。したがって、これらケーブル保護管82(差口18a)とケーブル保護管130(拡径受口20)とを所望の接続状態(斜め45度方向の配管)で接続できる。
【0054】
なお、実際の接続の際には、まず、支持部材132を回転させていない直管配列状態(縦横2列ずつ)のままで、直管130の拡径受口20における内管14の配列を、曲管82の差口18aにおける内管14の配列(図23(C))に適合させて、これらを接続し、その後、直管130および曲管82の外管12どうしを軸周りに相対的に45度回転させることにより、直管130の支持部材132を回転させて所望の接続状態とするようにしてもよい。
【0055】
一方、曲管82の拡径受口20と他方の直管130の差口18aとを接続する際には、支持部材132を回転させていない直管配列状態のままで、直管130の差口18aにおける内管14の配列を、曲管82の拡径受口20における内管14の配列(図23(B))に適合させて、これらを接続する。すると、直管130の拡径受口20における内管14の配列は、図23(E)に示すように、縦横2列ずつの配列から軸周りに45度回転した状態となる。しかし、直管130の拡径受口20側の支持部材132は外管12に対して半固定であるため、支持部材132を、たとえば図23(E)の矢印で示す方向(曲管82の差口18aとの接続の場合と逆方向)に45度回転させることにより、直管130の拡径受口20における内管14の配列を、直管10における通常の内管14の配列である縦横2列ずつの状態(図23(F))と同じにすることができ、これら直管130と直管10とを接続できる。したがって、ケーブル保護管82(拡径受口20)とケーブル保護管130(差口18a)、およびケーブル保護管130(拡径受口20)とケーブル保護管10(差口18a)を所望の接続状態(斜め45度方向の配管)で接続できる。
【0056】
なお、実際の接続の際には、まず、曲管82の拡径受口20と直管130の差口18aとを接続するとともに、直管130の拡径受口20と直管10の差口18aとを接続し、その後、直管130および直管10の外管12どうしを軸周りに相対的に45度回転させることにより、直管130の支持部材132を回転させて所望の接続状態とするようにしてもよい。
【0057】
このようにして、ケーブル保護管82を用いても、斜め45度方向への曲り配管をすることができる。また、支持部材132を適宜の角度回転させることにより、斜め45度方向以外への曲り配管もすることができる。したがって、このケーブル保護管130を適用すれば、ケーブル保護管82でも任意の方向へ曲り配管することができる。
【0058】
なお、ケーブル保護管130では、たとえば図24に示すような支持部材132も適用され得る。この支持部材132(図24)では、図21実施例の支持部材132と違って、本体134の外径が外管12の直管部28の内径とほぼ同じに設定され、本体134の外面には、軸方向への延びる複数(この実施例では4つ)の凸部138が周方向へ間隔を隔てて形成される。この凸部138の復元力によって、支持部材132が外管12に対して半固定にされる。凸部138の外径は外管12の内径よりも大きく設定される。また、たとえば、凸部138の軸方向の両端面は軸方向の摺動を考慮して面取りされ、凸部138の軸方向の両側面は軸周りの摺動を考慮してテーパ状に形成される。また、各孔136の本体134の外面側の一部が切り欠かれて、切欠部140が形成される。支持部材132は弾性材料により構成されているので、この切欠部140を押し広げる等することにより、内管14の支持部材132への取付けが容易に行える。
【0059】
なお、上述の図21実施例(ケーブル保護管130)は、図1実施例(ケーブル保護管10)において支持部材132を適用して、外管12に対して半固定にしたものであるが、図1実施例以外の各実施例においても、内管14の差口28a側を摺動自在に支持する各支持部材に代えて、支持部材132のような弾性材料によって構成される支持部材を適用して、外管12に対して半固定にしてもよい。
【0060】
また、たとえば、この支持部材132のような外管12に対して半固定にされる支持部材を、ケーブル保護管82(図13)において適用することによって、この曲管自体を任意の方向に曲り配管可能にしてもよい。また、ケーブル保護管90(図14)において、回転可能に形成された支持部材92または94に代えて適用されてもよい。ただし、この支持部材132のような半固定にされる支持部材を適用する場合、内管14が孔136において摺動可能であるため、他方側には孔で内管14を固定できる支持部材を適用することによって、内管14の支持部材からの離脱を防止する必要がある。
【0061】
また、上述の各実施例における外管12としては、断面形状が、四角形,三角形または楕円形等のような異形管を用いてもよい。この場合には、直管部18または曲管部84の断面と相似形の断面を有して差口18aを受ける部分を「拡径受口」と呼ぶものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】支持部材を示す斜視図である。
【図3】図1実施例の接続状態を示す図解図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図5】支持部材の変形例を示す斜視図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図7】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図8】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図9】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図10】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図11】図10実施例で用いられる支持部材を示す斜視図である。
【図12】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図13】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図14】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図15】図14実施例で用いられる支持部材を示す図解図である。
【図16】図14実施例を用いて曲がり配管する前の状態を示す図解図である。
【図17】図14実施例で用いられる支持部材の動作を示す図解図である。
【図18】支持部材の変形例を示す斜視図である。
【図19】図18の支持部材を適用した状態を示す図解図である。
【図20】支持部材の他の変形例を適用した状態を示す図解図である。
【図21】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図22】図21実施例の内管の差口側を支持する支持部材の動作を示す図解図である。
【図23】図13実施例の曲管と図21実施例の直管とを接続する際の状態を示す図解図である。
【図24】図21実施例で適用される支持部材の変形例を示す斜視図である。
【図25】従来技術を示す図解図である。
【符号の説明】
10,56,62,82,90,130 …ケーブル保護管
12 …外管
14 …内管
18a,28a …差口
16a,16b,58,60,64,66,78,88,92,94,132…支持部材
20,30 …拡径受口

Claims (6)

  1. 一端に拡径受口の形成された外管と、一端に拡径受口の形成された複数の内管と、前記外管内で前記複数の内管を所定の配列で支持する支持部材とを備えるケーブル保護管において、
    前記支持部材は前記内管を前記外管の周方向に回転可能に支持する支持部材であることを特徴とする、ケーブル保護管。
  2. 一端に拡径受口の形成された外管と、一端に拡径受口の形成された複数の内管と、前記外管内で前記複数の内管を所定の配列で支持する支持部材とを備えるケーブル保護管において、
    前記支持部材を弾性材料で構成することによって前記外管に対して半固定に設けたことを特徴とする、ケーブル保護管。
  3. 前記内管の長さは前記外管の長さと同じかそれより短く設定された、請求項1または2記載のケーブル保護管。
  4. 前記外管および前記内管はそれぞれ他端に差口を有し、前記外管の前記拡径受口および前記差口の一方側に前記内管の前記差口を配置し、前記外管の前記拡径受口および前記差口の他方側に前記内管の前記拡径受口を配置した、請求項1ないし3のいずれかに記載のケーブル保護管。
  5. 前記外管は他端に差口を有するリブ付管であり、前記差口の外面のリブ間にゴム輪を装着した、請求項1ないし4のいずれかに記載のケーブル保護管。
  6. 前記外管は曲管により構成され、前記内管はフレキ管により構成された、請求項1ないし5のいずれかに記載のケーブル保護管。
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