JP3982903B2 - 液晶用照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、透過型液晶表示装置の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の液晶用照明装置の構造は、図7に示すように、下面に拡散パターンが成型または印刷された導光板7の下に、反射板8を配置し、導光体7の入射部近傍に管状光源6を配置し、管状光源6の外側に反射板5を配置し、導光板7の上に拡散シート4を配置する。
【0003】
その上に集光効果を有するシート3、光偏向選択性反射透過シート2、拡散効果を有するシート4、シャーシ9および液晶表示板1が配置される。この時、拡散効果を有するシート4とシャーシ9のクリアランスは、0.2mmである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
熱収縮が大きくベース基材も熱ストレスによる変形が起こりやすい光学用シートを液晶表示装置に配置する場合、図8に示すように、例えば約25°Cでも光源による熱的要因によって液晶表示上該シートに波状のたわみがシート端部の4辺に発生する。
【0005】
この表示上の局所的なたわみは、正面から観察する限りでは検出することが困難である。しかし、上下左右斜めからの観察すれば確認できる。図9に示すように、拡散効果を有するシート4とシャーシ9クリアランスを、0.1mmにした場合には、約25°Cでは光源による熱的要因によって液晶表示装置の上部に該シートに波状のたわみが発生しないが、60°Cではシート端部の4辺にたわみが発生し、正面から観察して検出することができた。
【0006】
図10に示すように、シート全部の辺端部を固定し拡散効果を有するシート4とシャーシ9のクリアランスを0mmにした場合には、約25°Cでは光源による熱的要因によって液晶表示装置の上部に該シートに波状のたわみが発生しないが、60°Cではシート端部の4辺にたわみが発生し、正面から観察して検出することができ図9に示す場合よりも大きなたわみであった。
【0007】
また、熱収縮が小さくベース基材も熱ストレスによる変形が起こりにくい光学用シートを液晶表示装置に配置する場合、図5に示すように、例えば約25°Cでも光源による熱的要因によって液晶表示装置の上部に該シートに波状のたわみがシート端部の4辺に発生する。
【0008】
この表示部分の上に現れる局所的なたわみは、正面から観察する限りでは検出することが困難である。しかし、上下左右斜めからの観察すれば確認できる。
【0009】
図6に示すように、拡散効果を有するシート4とシャーシ9のクリアランスを、0.1mmにした場合には、約25°Cでは光源による熱的要因によって液晶表示装置の上部には該シートに波状のたわみが発生しないが、60°Cではシート端部の4辺にたわみが発生し、正面から観察して検出することができた。
【0010】
図7に示すように、シート全部の辺端部を固定しシート9とシャーシ10のクリアランスを、0mmにした場合には、約25°Cでは光源による熱的要因によって液晶表示上該シートに波状のたわみが発生しないが、60°Cではシート端部の4辺にたわみが発生し、正面から観察して検出することができ図9よりも大きなたわみであった。
【0011】
本発明は、液晶用照明装置として、シートの熱収縮が大きくベース基材も熱ストレスによる変形が起こりやすい光学用シートを液晶表示装置に配置する場合、熱的要因によって液晶表示装置の上部に検出される、波状のたわみ発生を解決することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の液晶用照明装置は、液晶表示板の後方に照明装置を有した液晶用照明装置において、略矩形の光学用シートと、前記光学用シートの各辺の略中央部を押さえて保持するシャーシと、を備えたことを特徴としている。
【0013】
また本発明は、上記構成の液晶用照明装置において、前記シャーシは湾曲部を有し、前記シャーシは前記湾曲部の頂部で前記光学用シートを押さえて保持することを特徴としている。
【0014】
また本発明は、上記構成の液晶用照明装置において、前記シャーシは、シート状または板状の押さえ部材を介して前記光学用シートを押さえて保持することを特徴としている。
【0015】
また本発明は、上記構成の液晶用照明装置において、前記押さえ部材は、半透明色または透明色あるいは前記シャーシと同色であることを特徴としている。
【0016】
以下、上記構成によれば、液晶表示の4コーナに波状のたわみを押しやり中央部のたわみを発生させない一方、周辺部のたわみも軽減する。
また前記押さえ部材は、半透明色または透明色あるいは前記シャーシと同色であるためにたわみが検出されにくく、液晶表示装置にこのような構成を用いた照明装置を組込んだ場合には、表示品位を低下させることがない。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について以下に説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1に係わる液晶用照明装置を示す断面図であり、図2は図1の部分的断面図である。図6は本実施の形態1に係わる液晶用照明装置の表示状態を示す図である。
【0018】
図1に示すように、導光体7の下に反射板8を配設した。光偏向選択性反射透過シート2として、例えば3M社製DBEFの上に拡散効果を有するシート4を配設する。光偏向選択性反射透過シート2の特徴は、液晶表示装置の下側偏向板に光が吸収されることなく、選択的に反射する機能を有する。
【0019】
3M社製DBEFの材料は、ポリエチレンテレフタレート(以下PETと記す)からなるが、上記の機能を有するものであれば、DBEFに特定するものではない。実施の形態1では、拡散効果を有するシート4として恵和商工株式会社製PC−03を使用した。DBEFの中央端部をポリカーボネート製又はガラス繊維混合樹脂からなる、シャーシ9形状を湾曲させ局部的に押さえる構造とした。
【0020】
ポリカーボネート製又はガラス繊維混合樹脂からなる、シャーシ9形状を形成する材料を選択する条件としては摩擦抵抗が小さな材料を選択することが重要であり、摩擦抵抗が小さな材料であれば、本実施の形態1で使用した材料に特定されるものではない。
【0021】
上記の構造を実現したときの、クリアランスは、各シート辺の中央部と該シャーシ間を0〜+0.1mmとし、シート両端部とシャーシ9間を0.2mmとした。
【0022】
(実施の形態2)
図3は本実施形態2に係わる液晶用照明装置を示す断面図であり、図4は図3の部分的断面図である。図5は本実施形態2に係わる液晶用照明装置のシャーシ9以外の部材に別パーツ10(シートあるいは板状体)を設置した部分的断面図である。
【0023】
図3に示すように、光偏向選択性反射透過シート2の辺中央端部を別パーツ10(シートあるいは板状体)と湾曲状の成型品で局所的に押さえる構造とした。
【0024】
この時、該別パーツ10(シートまたは板状体)と湾曲状の成型品はシート端部に近接保持しているシャーシ9に接着する点が実施の形態2の特徴でありこの点が上記実施の形態1と相違する点である。
【0025】
その他は実施の形態1と同様に光偏向選択性反射透過シート2として3M社製DBEFを用いた。また、拡散効果を有するシート4として恵和商工株式会社製PC−03を使用した。DBEFの中央端部をポリカーボネート製又はガラス繊維混合樹脂からなる、シャーシ9形状を湾曲させ局部的に押さえる構造とした。
【0026】
ポリカーボネート製又はガラス繊維混合樹脂からなる、シャーシ9を用いた。上記構造を実現したときの、クリアランスは、各シート辺の中央部と該シャーシ9間を0〜+0.1mmとし、シート両端部とシャーシ9間を0.2mm以上とした。
【0027】
(実施の形態3)
図3は本実施形態3に係わる液晶表示装置を示す断面図であり、図4は図3の部分的断面図である。図5は本実施形態3に係わる液晶表示装置のシャーシ9部以外の部材に別パーツ10(シートあるいは板状体)を設置した部分的断面図である。図3に示すように、光偏向選択性反射透過シート2の辺中央端部を別パーツ10(シートまたは板状体)と湾曲状の成型品で局所的に押さえる構造とした。この時、別パーツ10(シートまたは板状体)と湾曲状の成型品はシート端部に近接保持しているポリカーボネート製又はガラス繊維混合樹脂からなる、シャーシ9と色調を同じとした。本実施の形態3では光反射を押さえる目的に合致する黒色を採用したが、光反射を逆に利用する用途の場合には白色を採用してもよい。
【0028】
又、黒色、白色以外であっても同色あるいは透明あるいは半透明の色調に統一することでもよい。
【0029】
(比較例1)
図11は図8に示す、従来例1のシートを押さえない条件で、熱ストレスに対して変形が起こりにくい光学用シートを用いた場合での、たわみの発生状態を管状光源6を点灯してから30分後と2時間後の状態を追跡したものである。
【0030】
(比較例2)
図12は図9に示す、従来例2のシート全部の辺を押さえた条件で、熱ストレスに対して変形が起こりにくい光学用シートを用いた場合での、たわみの発生状態を管状光源6を点灯してから30分後と2時間後の状態を追跡したものである。
【0031】
(比較例3)
図13は図10に示す、従来例3のシート全部の辺を固定した条件で、熱ストレスに対して変形が起こりにくい光学用シートを用いた場合での、たわみの発生状態を管状光源6を点灯してから30分後と2時間後の状態を追跡したものである。
【0032】
以上説明した通り、比較例1〜比較例3の結果から、熱ストレスに対して変形が起こりにくい光学用シートを用いた場合では、たわみの発生状態は管状光源6を点灯してから30分後と2時間後の状態は改善されるものの、光学用シートの固定方法変えないかぎり大幅なたわみの改善が図れないことを確認できた。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示の4コーナに波状のたわみを押しやり中央部のたわみを発生させない一方、周辺部のたわみも軽減する効果を奏する。
【0034】
また前記押さえ部材は、半透明色または透明色あるいは前記シャーシと同色であるため、たわみが検出されにくくなり、表示品位の低下を防止する効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係わる断面図である。
【図2】図1の液晶照明用装置の部分的断面図である。
【図3】本発明の実施の形態2に係わる断面図である。
【図4】図3の液晶照明用装置の部分的断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係わる液晶用照明装置のシャーシ部分以外の部材にシートあるいは板状体を設置した断面図である。
【図6】図1の液晶照明用装置の表示状態を示す図である。
【図7】従来技術1に係わるの液晶用照明装置の断面図である。
【図8】従来技術1に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【図9】従来技術2に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【図10】従来技術3に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【図11】比較例1に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【図12】比較例2に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【図13】比較例3に係わる液晶照明装置の表示状態を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示板
2 光偏光選択性反射透過シート
3 集光効果を有するシート
4 拡散効果を有するシート
5 反射板
6 管状光源
7 導光体
8 反射板
9 シャーシ
10 別パーツ(シート状または板状体)

Claims (4)

  1. 液晶表示板の後方に照明装置を有した液晶用照明装置において、
    略矩形の光学用シートと、
    前記光学用シートの各辺の略中央部を押さえて保持するシャーシと
    を備えたことを特徴とする液晶用照明装置。
  2. 前記シャーシは湾曲部を有し、前記シャーシは前記湾曲部の頂部で前記光学用シートを押さえて保持することを特徴とする請求項1に記載の液晶用照明装置。
  3. 前記シャーシは、シート状または板状の押さえ部材を介して前記光学用シートを押さえて保持することを特徴とする請求項1に記載の液晶用照明装置。

  4. 前記押さえ部材は、半透明色または透明色あるいは前記シャーシと同色であることを特徴とする請求項3に記載の液晶用照明装置。
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