JP3982894B2 - 連結具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの部材を連結するための連結具で、例えば机の天板と、脚部または袖部キャビネットとの連結に用いるドライバー等の工具を必要としない連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、天板又は脚部の一方の連結面側に止め穴を形成し、他方の連結面側に開口と少なくとも該開口の一対の口縁に連続した傾斜面を形成し、合成樹脂製で一体成形した連結具の係合突部を前記止め穴に嵌合係止するとともに、該連結具の側方から突出した弾性復元性を有する係止爪を前記開口の口縁に係止して互いに連結してなる天板と脚部との連結装置であって、前記連結具は中空状の胴部の両側に前記傾斜面に接合するテーパーを有する位置決め部を突設し、該胴部の上下一端には前記係合突部を形成するとともに、該胴部の一側部には弾性片部を形成し且つその先端外側方に前記係止爪を突設し、更に該弾性片部に降伏点以上の内方変形を生じさせないように前記胴部に形成したストッパー部で弾性片部を当止してなる天板と脚部との連結装置(特開平7−23819号公報参照)が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の天板と脚部との連結装置は、係止爪を解除するために下辺が開放されている。この下辺が開放されていないと変形しないので係止を解除することができない。しかも、係止爪には鋸歯部を形成して、この鋸歯部で脚部の傾斜面を係止するものであり、このように複雑な構造にしないと機能しないものであり、製造においても金型においても複雑であるという問題があった。
【0004】
本発明は、これらの事情に鑑み、簡単な構成により得ることができたもので、下辺を開放しないで、角筒状の本体中央に補強壁を設け、係止爪の部分が合成樹脂の弾性復元性を利用して押し下げると、一時変形して一方の部材に形成した取付孔に係止できるもので、しかも、角筒状の一辺を延長した板部材に戻り止め爪と、取り外し用ガイド孔とガイドレールとを設けた二つの部材を連結する連結具を得ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような技術手段を採用した。請求項1記載の発明においては、二つの部材間を連結するために両部材に形成した取付孔を利用して連結する合成樹脂製の連結具において、断面が角筒状の本体中央に壁を設け、角筒状の本体外側方に、一方の部材に形成した取付孔に係合する係止爪を設け、さらに、角筒状の本体の一辺を延長した板部材に、他方の部材に形成した取付孔に係合する戻り止め爪と、取り外し用のガイド孔とガイドレールとを設けるという技術手段を採用した。
【0006】
請求項2記載の発明においては、机における天板と、脚部または袖部キャビネットとを連結する連結具において、天板側の補強折り曲げ片に取付孔を穿設し、脚部または袖部キャビネットに連結具を挿入するためのガイド用孔部を有する取付孔を穿設し、前記天板と、脚部または袖部キャビネット間を連結する断面が角筒状の本体中央に壁を設け、角筒状の本体外側方に天板に形成した取付孔に係合する係止爪を設け、さらに、角筒状の本体の一辺を延長した板部材に、脚部または袖部キャビネットに形成した取付孔に係合する戻り止め爪と、取り外し用のガイド孔とガイドレールとを設けるという技術手段を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1に示すものは、本発明に係る第1実施例の机における天板と脚部との連結を説明するための斜視図、図2に示すものは、本発明の連結具を示す斜視図、図3に示すものは連結状態を示す断面図である。
【0008】
本発明は、二つの部材を連結組立てする上で、特殊な連結具を採用することによってネジ止めをせず、工具を使用することなく簡単に連結組立て可能にしたものである。
【0009】
事務机、学習机等のスチールデスクは、天板、脚部、袖部、幕板等を各々量産し、これを工場の組立ラインで互いにネジ止めして組み立て、最終完成品の状態で包装して出荷、あるいは完成品を主要部品に分解して出荷し、各販売代理店に在庫し、これを販売先で組み立てている。そのために、該組立てのためのラインを工場内に設け、あるいは販売代理店、需要者のオフィス内等にて組み立てる必要があるが、この組み立てるデスク1つ当たり複数個のネジ止め作業をしなければならない。この不便を解決するために、ネジ止めの不要な連結装置が前記従来の技術の項でも述べたように存在しているが、この従来の技術にも問題があった。
【0010】
この問題を解決したものが本発明の連結具である。この本発明の連結具を机の天板と、脚部または袖部キャビネットと連結する具体的な実施例を図1〜図3に基づいて詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の天板と、脚部、及び袖部キャビネットとの連結に連結具を採用して組み立てるスチール机1を示した斜視図、図中2は天板、3は脚部、4は複数の引出しを有する袖部キャビネットを示す。図2は、脚部3または袖部キャビネット4の取付孔5と、天板の補強板8に形成した天板の取付孔6に連結具7を取り付ける状態を示す斜視図、図3は図2の状態から連結具7で連結固定した状態の断面図をそれぞれ示している。
そして、本発明は、二つの部材を連結する組立物品であれば、各種のものに適用可能である。
【0012】
ここで、本発明の具体的な実施例としてスチール机1の天板2と脚部3との連結について詳細に説明する。
天板2と脚部3を連結面側で連結する場合、天板の補強板8に天板の取付孔6を、脚部3に取付孔5を形成する。この実施例では天板2の周辺に形成した補強板8に連結具7の係止爪9が係止できる天板の取付孔6を穿設し、脚部3の天板2との連結面に連結具7を取り付ける取付孔5を穿設する。
【0013】
そして、この取付孔5は、連結具7の底面に形成したガイドレール10が摺動案内できる狭幅のガイド用孔部11と、同じく連結具7の底面に形成した戻り止め爪12と係合する狭幅の切り欠き孔13を有するものである。
【0014】
次に、連結具7について図2、図3に基づき詳細に説明する。
合成樹脂で一体成形したもので、形状は断面が角筒状で横倒した状態の連結具本体14で、この連結具本体14の中央に補強用の壁15を形成し、この壁15は、天板2に取り付ける係止爪9側の一部が切り欠いたように切り欠き部18を形成し、さらに、連結具本体14の外側方の一方に係止爪9を設ける。
【0015】
また、角筒状の連結具本体14の一辺(この実施例では底辺に相当)を延長して板部材16を一体的に形成し、この板部材16は弾性復元力を利用できるようにする。さらに、この板部材16の端部に戻り止め爪12を形成し、この戻り止め爪12の手前に取り外し用のガイド孔17を棒状部材、例えばドライバー等の先端部が挿入でき、突き抜けないで係止できる程度の径の穴を穿設する。そして、角筒状の連結具本体14の底部には、ガイドレール10が形成されているものである。
【0016】
ここで、具体的にスチール机1の天板2と脚部3との連結について説明する。連結具本体14の底部に形成したガイドレール10を脚部3に形成した取付孔5に挿入して、ガイド用孔部11側にスライドさせながら挿入固定する(この際板部材16は弾性復元力のある材料で制作されているので、若干曲げられた状態で脚部3の上部をスライドする)。すると、板部材16の端部に設けられた戻り止め爪12が脚部3の取付孔5に形成された狭幅の切り欠き孔13に係合し固定される。
【0017】
以上のように、脚部3に連結具7を取り付けた状態になったら、天板2を位置合わせしながら上方から押し下げると、連結具本体14の壁15が切り欠かれた切り欠き部18があるために、若干の変形を生じながら天板2の補強板8に穿設された天板の取付孔6に係合し、係止され連結できるものである。このようにネジ止め等、一切必要なく連結固定できるものである。
【0018】
また、天板の取付孔6に適合させる上で、図2のようなガイド19を設けることにより簡単に位置合わせが可能である。さらに、製品強度が特に必要な場合、前後方向の力に対しては、天板2の前後に連結具7が取り付けられているのでズレが無い。そして、上下方向の力に対しては天板2の前後の天板の取付孔6と連結具7の係止爪9との係止でズレは無い。また、左右方向の力に対しては、天板の取付孔6と係止爪9の左右のガタツキと強い力の場合、天板の取付孔6からハズれる可能性が有るのをガイド19でガイドすることで防止することができる。
【0019】
しかも、ガイド19は図1のA部の4ヶ所に設けると良い。なお、4ヶ所以上B部も含めて設けても良い。図2、図3で図示されている溝20は無くても良いが、溝20が形成されていれば係止爪9への応力を分散させることができる。
【0020】
次に、図3に基づいて連結具7の取り外しについて説明する。
脚部3の底面に穿設したバカ孔21より棒状のもの、例えばドライバー等を挿入して連結具本体14の板部材16に形成したガイド孔17に係合させ、板部材16を押し上げながら、脚部3の板厚から外し、ドライバー等をそのまま横にずらすようにして連結具7をずらすことによって、解除することができるものである。
【0021】
なお、この取り外しのためのガイド孔17に換えて棒状のもの、例えばドライバー等が引っかかってずらすことができるものであれば凹部あるいは凸部でも機能は同様に奏するものである。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、以上の構成を採用した結果、次の効果を得ることができる。
(1)ワンタッチで取付連結が可能で、ノックダウン化ができる。
(2)合成樹脂による一体成形が可能で部品の削減、品質の安定、そしてコストダウンにつながるものである。
(3)取り外しが容易で、組み換えが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における、机における天板と脚部を取り外した状態を示す概略斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例における、机における天板と脚部を連結するための連結具を示す概略斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例における、机における天板と脚部を連結具で連結した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1‥‥スチール机 2‥‥天板
3‥‥脚部 4‥‥袖部キャビネット
5‥‥取付孔 6‥‥天板の取付孔
7‥‥連結具 8‥‥補強板
9‥‥係止爪 10‥‥ガイドレール
11‥‥ガイド用孔部 12‥‥戻り止め爪
13‥‥切り欠き孔 14‥‥連結具本体
15‥‥壁 16‥‥板部材
17‥‥ガイド孔 18‥‥切り欠き部
19‥‥ガイド 20‥‥溝
21‥‥バカ孔

Claims (2)

  1. 二つの部材間を連結するために両部材に形成した取付孔を利用して連結する合成樹脂製の連結具において、断面が角筒状の本体中央に壁を設け、角筒状の本体外側方に、一方の部材に形成した取付孔に係合する係止爪を設け、さらに、角筒状の本体の一辺を延長した板部材に、他方の部材に形成した取付孔に係合する戻り止め爪と、取り外し用のガイド孔とガイドレールとを設けたことを特徴とする連結具。
  2. 机における天板と、脚部または袖部キャビネットとを連結する連結具において、天板側の補強折り曲げ片に取付孔を穿設し、脚部または袖部キャビネットに連結具を挿入するためのガイド用孔部を有する取付孔を穿設し、前記天板と、脚部または袖部キャビネット間を連結する断面が角筒状の本体中央に壁を設け、角筒状の本体外側方に天板に形成した取付孔に係合する係止爪を設け、さらに、角筒状の本体の一辺を延長した板部材に、脚部または袖部キャビネットに形成した取付孔に係合する戻り止め爪と、取り外し用のガイド孔とガイドレールとを設けたことを特徴とする机の天板と、脚部または袖部キャビネットとを連結する連結具。
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