JP3982496B2 - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3982496B2
JP3982496B2 JP2003514574A JP2003514574A JP3982496B2 JP 3982496 B2 JP3982496 B2 JP 3982496B2 JP 2003514574 A JP2003514574 A JP 2003514574A JP 2003514574 A JP2003514574 A JP 2003514574A JP 3982496 B2 JP3982496 B2 JP 3982496B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
forming
electrolytic capacitor
hole
solid electrolytic
aluminum foil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003514574A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2003009320A1 (ja
Inventor
勝政 三木
勇治 御堂
達雄 藤井
慎 中野
涼 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Publication of JPWO2003009320A1 publication Critical patent/JPWO2003009320A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3982496B2 publication Critical patent/JP3982496B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/15Solid electrolytic capacitors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01GCAPACITORS; CAPACITORS, RECTIFIERS, DETECTORS, SWITCHING DEVICES, LIGHT-SENSITIVE OR TEMPERATURE-SENSITIVE DEVICES OF THE ELECTROLYTIC TYPE
    • H01G9/00Electrolytic capacitors, rectifiers, detectors, switching devices, light-sensitive or temperature-sensitive devices; Processes of their manufacture
    • H01G9/004Details
    • H01G9/008Terminals
    • H01G9/012Terminals specially adapted for solid capacitors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子機器に利用される固体電解コンデンサの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化、高性能化に伴い、電子部品である固体電解コンデンサ(以下SECと表す)では小型大容量化、低ESR(等価直列抵抗)、低ESL(等価直列インダクタンス)が求められている。大容量、低ESRのSECについては、USP5377073号と特開平11−274002号公報に開示されているように、コンデンサ素子を積層したチップ型コンデンサが知られている。上記従来のSECは、アルミニウムやタンタル等の弁作用を有する金属の箔や焼結体を電極部とし、この金属の箔や焼結体の表面に誘電体層を形成し、その表面に固体電解質層を形成し、この固体電解質層の表面に集電体層を形成してさらに電極層を設けてコンデンサ素子を構成する。さらに、このコンデンサ素子の電極部および電極層をそれぞれ接続端子に接続し、この接続端子を表出するように外装を設けてSECを構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のSECを半導体部品と同じように回路基板に表面実装するためには、外部端子を介して接続しなければならない。
【0004】
そのため、電極部、電極層から接続端子までの伝導経路だけでなく、回路基板上の配線部分も高周波特性に影響を与える。
【0005】
その結果、ESLが大きくなり高周波特性の改善が困難であった。本発明は上記課題を解決し、半導体部品と直接接続でき、低ESR、低ESLを実現し、高周波特性の優れたSECの製造方法を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、アルミニウム箔の片面にレジスト膜を形成する工程と、前記アルミニウム箔の所定の位置に第一のスルーホールを形成する工程と、前記アルミニウム箔の前記レジスト膜形成面とは反対の面および前記第一のスルーホール内を埋めるように絶縁膜を形成する工程と、前記レジスト膜を除去した部分の前記アルミニウム箔を粗面化する工程と、粗面化された前記アルミニウム箔の表面に誘電体層を形成する工程と、前記第一のスルーホールを埋めている前記絶縁膜内に第二のスルーホールを形成する工程と、前記第二のスルーホール内にスルホール電極を形成する工程に続いて前記誘電体層の表面に固体電解質層を形成する工程と、前記固体電解質の表面に集電体層を形成する工程と、前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記開口部に第一の接続端子を形成する工程と、前記スルホール電極の表出面に第二の接続端子を形成する工程とを有するSECの製造方法を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の固体電解コンデンサ(SEC)の製造方法について実施の形態および図面を用いて説明する。なお、図面は模式図であり、各位置を寸法的に正しく示したものではない。
【0008】
(実施の形態1)
図2、図3において、アルミニウム箔20は片面側が粗面化されており、この粗面化されたアルミニウム箔20の表面に誘電体層27を形成している。さらにその表面には実質の電極となる固体電解質層29が形成され、アルミニウム箔20とともにコンデンサとして機能する。アルミニウム箔20の粗面化は電極部の表面積を拡大し、SECの静電容量を向上させるために行う。
【0009】
上記固体電解質層29の表面には、外部への電極取り出しを容易にするための集電体層30が設けられる。さらに、この集電体層30はスルホール電極28を介して第二の接続端子32と接続されている。上記スルホール電極28は第二のスルーホール36の内部に導電体を充填することによって形成され、アルミニウム箔20とは絶縁膜25によって電気的に絶縁されている。
【0010】
第一の接続端子31はアルミニウム箔20と直接接続されており、第一の接続端子31と第二の接続端子32は絶縁膜25により電気的に絶縁されている。また、それぞれの接続端子31と32には半導体部品と直接接続するために、接続バンプ33と34がそれぞれ設けられている。
【0011】
上記のように第一の接続端子31および第二の接続端子32を同一面上に配置する構成により、SECに直接、半導体部品を接続することができる。これによって、部品間の配線を大幅に短縮することができ、ESRやESLの低減が可能となる。
【0012】
さらに、図1で示すように接続端子を配置することによって、互いの電流の流れが逆方向になり、これにより発生する磁界が打ち消しあいESLが低減できる効果が得られる。
【0013】
図4〜図15はSECの製造工程を示す断面図である。
【0014】
図4において、アルミニウム箔20の片面にレジスト膜23を形成する。このレジスト膜23としては感光性樹脂、接着性を有する有機フィルムのいずれかを用いる。これらの形成方法としては、例えば浸漬、スピンコーティング、スクリーン印刷、フィルム接着法、スプレー法を用いる。いずれも容易かつ生産性高くこれらの片面のレジスト膜23を形成することができる。
【0015】
なお、感光性樹脂を用いる場合は、塗布および硬化が容易であるという利点があり、有機フィルムを用いる場合は、工程の簡略化が実現できるとともに、後の片面のレジスト膜23の剥離も容易であるという利点がある。次に図5に示すようにアルミニウム箔20に第一のスルーホール24を形成する。
【0016】
第一のスルーホール24はレーザー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法、放電加工法の少なくともいずれか一つを用いることにより、任意の位置に高精度に形成することができる。
【0017】
続いて図6に示すように、アルミニウム箔20のレジスト膜23を形成した面とは反対側の面および第一のスルーホール内を埋めるように絶縁膜25を形成する。この絶縁膜25の材料は好ましくはエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂から選ばれる。上記材料は絶縁性、耐溶剤性、耐熱性に優れ、かつ電極部であるアルミニウム箔20との密着性にも優れている。製造過程におけるアルミニウム箔20の表面を溶剤、酸等から保護するだけでなくSECを外部環境から保護する効果も有する。また、上記絶縁膜25の形成には、浸漬、スピンコーティング、スクリーン印刷、スプレー法、電着法のうち少なくともいずれか一つの方法を用いる。いずれの方法もアルミニウム箔20の表面に容易かつ均一に絶縁膜25を形成することができる。なお、上記絶縁膜25の形成工程の前に、アルミニウム箔20の第一のスルーホール24のエッジ周辺を面取り加工してもよい。これは第一のスルーホール24を形成する際に発生する可能性のあるバリを除去するために行うものであり、アルミニウム箔20の他面においては絶縁膜25の被覆性を高め、その結果としてスルホール電極28とアルミニウム箔20との短絡を防止する効果を有する。一方、アルミニウム箔20の片面においてはアルミニウム箔20の表面に形成する誘電体層27の被覆性を高め、その結果として固体電解質層29とアルミニウム箔20との短絡を防止する効果を有する。以上の効果によりSECの特性が安定するとともに、信頼性の向上を図ることができる。
【0018】
次に図7に示すように、レジスト除去剤への浸漬などの方法によってアルミニウム箔20の片面のレジスト膜23を除去する。
【0019】
さらに図8に示すように、片面のレジスト膜23を除去した部分のアルミニウム箔20の表面をエッチングにより粗面化し、この粗面化されたアルミニウム箔20の表面に誘電体層27を形成する。上記粗面化の方法としてはエッチング法があり、例えば酸溶液へ浸漬しながら所定の電圧印加を行うか、もしくは酸溶液への浸漬のみなどによって行われる。また誘電体層の形成は、例えば、アジピン酸アンモニウム水溶液中もしくは硼酸と硼砂を混合した水溶液中などでアルミニウム箔20を陽極酸化する方法などにより行われる。図9は第一のスルーホール24を充填している絶縁膜25内に、上記絶縁膜25を第一のスルーホール24の壁面に残すようにして第二のスルーホール36を形成した状態を示している。この第二のスルーホール36はレーザー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法のいずれかを用いることにより、第一のスルーホールを充填している絶縁膜内に高精度に形成することができる。次に第二のスルーホール36の内部に導電性接着剤を充填し、硬化する方法によりスルホール電極28を形成した状態を示しているのが図10である。この製造方法によりスルホール電極28を容易に形成できる。続いて誘電体層27の表面に固体電解質層29を形成した状態を示すものが図11である。
【0020】
この固体電解質層29は、ピロール、チオフェンなどの複素環式モノマーを硫酸第二鉄などの酸化剤を用いて重合する化学重合あるいは複素環式モノマー溶液中にアルミニウム箔20を浸漬し電圧を印加して重合する電解重合などにより生成した導電性高分子と、硝酸マンガンを熱分解することにより形成した二酸化マンガンと、導電性高分子の粉末懸濁液を塗布して形成した塗膜と、導電性高分子水溶液を塗布して形成した塗膜とからなる群から選ばれた少なくとも一つを用いて構成される。
【0021】
なお、誘電体層の表面27に二酸化マンガンを形成した後に、上記各種方法により得られる導電性高分子を形成してもよい。
【0022】
この方法により、導電性高分子が均一に、かつ緻密に形成される効果が得られる。上記これらの材料および方法用いると、粗面化により形成された微細なエッチングピット内の誘電体層27の表面にも固体電解質層29を形成することができるため、SECの静電容量増加に寄与することができる。
【0023】
また、固体電解質層29が有機材料の場合、固体電解質層29が柔軟性に富むため、工程中等における損傷、破壊が防止できる。次に図12は固体電解質層29の表面に集電体層30を形成した状態を示している。その形成は、カーボン微粒子の懸濁液と、導電性接着剤と、導電性塗料の少なくともいずれか一つを塗布して行われる。この製造方法により、実質の電極である固体電解質層29と見かけの電極である集電体層30との密着性が向上することにより、ESRを低減し、高周波特性の向上に寄与する効果を有する。図13は、アルミニウム箔20の他面の第一の接続端子31を形成するために、絶縁膜の部分にレーザー加工法あるいは研削法によって開口部37を形成した状態を示している。
【0024】
これらの方法により開口部を効率よく形成でき、生産性の向上に寄与する効果を有する。次に上記開口部37に第一の接続端子31を設けた状態を示しているのが図14である。
【0025】
この第一の接続端子31は他の部品との接続を良好に行うために形成され、アルミニウム箔20に接続されている。
【0026】
第一の接続端子31の形成方法としては好ましくは導電性接着剤の塗布や、電気めっき、無電解めっき等が用いられる。
【0027】
導電性接着剤の塗布の場合、塗布、硬化が容易であるため、生産性を向上することができる。また、電気めっき、無電解めっきを行う場合、開口部37およびスルホール電極28の表出部以外は絶縁膜25で覆われているため、スルホール電極28の表出部および集電体層30の裏側全面を絶縁テープ等により被覆保護することにより、開口部37に第一の接続端子31を均一かつ簡便に一括形成することができる。なお、半導体部品との接続を良好にするために必要に応じて、電気めっき、無電解めっきなどの方法によりスルホール電極28の表出部に第二の接続端子32を形成してもよい。第二の接続端子32を形成する場合は、集電体層30の裏側全面のみを上記絶縁テープ等により被覆保護することにより、第一の接続端子31および第二の接続端子32を一括形成することができる。図15は図14の第一の接続端子31および第二の接続端子32の上に、半田、金、錫や銀などのうち少なくともいずれか一つからなる第一の接続バンプ33と第二の接続バンプ34を形成した状態を示している。なお、第二の接続端子32を設けずに、直接第二の接続バンプを形成してもよい。
【0028】
接続端子が同一面上にあるので、半導体部品との直接接続が可能となる。以上のような製造方法によれば、低ESR化、低ESL化を実現し、高周波特性の優れたSECを容易に提供することができる。
【0029】
(実施の形態2)
図16は、実施の形態1の図8にあるように粗面化されたアルミニウム箔20の表面に誘電体層27を形成した後その表面に固体電解質層29を形成した状態を示している。
【0030】
この固体電解質層29は、実施の形態1と同様の方法により形成される。実施の形態1と異なる点は、この時点でスルホール電極28が形成されていない点であり、これにより以下の利点を有する。すなわち、スルホール電極28は材料として導電性接着剤を用いるので、固体電解質層29の形成時に使用される溶剤等から膨潤、溶解、剥離等の影響を受ける可能性がある。
【0031】
そのため、導電性接着剤の選択の幅が限定される結果となる。
【0032】
しかしながら、本実施の形態2のように固体電解質層29を形成した後、スルホール電極28を形成する製造方法では、上記溶剤等の影響を考慮する必要がないため、導電性接着剤の選択の幅を広げることができる。続いて、図17に示すようにレーザー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法、放電加工法などにより第二のスルーホール36を形成する。次に図18に示すように、第二のスルーホール36の内部に導電性接着剤を充填し、硬化する方法によりスルホール電極28を形成する。
【0033】
図19は固体電解質層29の表面に集電体層30を形成した状態を示している。図19と実施の形態1の図12の違いとしては、図12のスルホール電極28は固体電解質層29に接続されているのに対して、上記図19のスルホール電極28は固体電解質層29に加え、集電体層30にも接続されている点である。
【0034】
これによりさらなるESRの低減ができ高周波特性が向上する効果を有する。続いて実施の形態1と同様の工法により、図20と図21に示すように、開口部37を設け、この開口部37に第一の接続端子31を形成してSECを得ることができる。
【0035】
本発明の製造方法の特徴は、エッチング前のアルミニウム箔20を製造の出発材料としている点であり、以下の利点が挙げられる。すなわち、第一のスルーホール24を形成した後アルミニウム箔20の片面のレジスト膜23の除去の工程においても、本発明によればレジスト除去剤として有機溶剤だけでなく、酸、アルカリ溶液の使用も可能になる。出発材料として粗面化されたアルミニウム箔20を用いて、片面のレジスト膜23を除去する際、酸もしくはアルカリ溶液を用いた場合、片面のレジスト膜23だけでなく、粗面化されたアルミニウム箔20の表面も溶解しSECとしての静電容量を低下させてしまう可能性が高くなる。
【0036】
しかし、本発明の製造方法では、片面のレジスト膜23の除去後、エッチングを行うため、その心配が全くなく、レジスト除去剤を選定する際、選択の幅を広げることができる。
【0037】
加えて上記実施の形態2の製造方法を行った場合、導電性接着剤を選定する際の選択の幅を広げることができる。
【0038】
以上より、本発明はプロセスの設計自由度が高いため、SECの製造を容易とすることができる。本発明を用いて製造されたSECは以下の特徴を有する。すなわち、第一の接続端子と第二の接続端子が同一面上に配置されており、半導体部品の電源として直接半導体に接続可能であり高周波特性にも優れている。
【0039】
さらに、誘電体に有機材料を用いるため柔軟性に富み、従来使用が困難であった曲げ応力がかかるような回路や基板などにも装着が可能であるとともに基板への埋設も容易になるため、機器の小型化に大きく貢献する。
【0040】
【発明の効果】
上記の通り本発明は、プロセスの設計自由度が高いため、SECの製造を容易かつ高精度に実現でき、また、高い生産性を実現できるものであり、その工業的価値は大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるSECの斜視図
【図2】 本発明の実施の形態1におけるSECの断面図
【図3】 本発明の実施の形態1におけるSECの要部の拡大断面図
【図4】 本発明の実施の形態1におけるSECのアルミニウム箔にレジスト膜を形成した状態の断面図
【図5】 本発明の実施の形態1におけるSECのアルミニウム箔に第一のスルホールを形成した状態の断面図
【図6】 本発明の実施の形態1におけるSECのアルミニウム箔に絶縁膜を形成した状態の断面図
【図7】 本発明の実施の形態1におけるSECのレジスト膜を除去した状態の断面図
【図8】 本発明の実施の形態1におけるSECの粗面化されたアルミニウム箔の表面に誘電体層を形成した状態の断面図
【図9】 本発明の実施の形態1におけるSECのアルミニウム箔に第二のスルホールを形成した状態の断面図
【図10】 本発明の実施の形態1におけるSECの第二のスルホール内に導電体を充填した状態の断面図
【図11】 本発明の実施の形態1におけるSECの誘電体層上に固体電解質層を形成した状態の断面図
【図12】 本発明の実施の形態1におけるSECの集電体層を形成した状態の断面図
【図13】 本発明の実施の形態1におけるSECの開口部を形成した状態の断面図
【図14】 本発明の実施の形態1におけるSECの第一の接続端子を形成した状態の断面図
【図15】 本発明の実施の形態1におけるSECの接続バンプを形成した状態の断面図
【図16】 本発明の実施の形態2におけるSECの誘電体層上に固体電解質層を形成した状態の断面図
【図17】 本発明の実施の形態2におけるSECのアルミニウム箔に第二のスルーホールを形成した状態の断面図
【図18】 本発明の実施の形態2におけるSECの第二のスルホール内に導電体を充填した状態の断面図
【図19】 本発明の実施の形態2におけるSECの集電体層を形成した状態の断面図
【図20】 本発明の実施の形態2におけるSECの開口部を形成した状態の断面図
【図21】 本発明の実施の形態2におけるSECの第一の接続端子を形成した状態の断面図
【符号の説明】
20 アルミニウム箔
22 レジスト膜
23 レジスト膜
24 第一のスルーホール
25 絶縁膜
27 誘電体層
28 スルホール電極
29 固体電解質層
30 集電体層
31 第一の接続端子
32 第二の接続端子
33 第一の接続バンプ
34 第二の接続バンプ
35 レジスト膜
36 第二のスルーホール
37 開口部

Claims (17)

  1. アルミニウム箔の片面にレジスト膜を形成する工程と、前記アルミニウム箔の所定の位置に第一のスルーホールを形成する工程と、前記アルミニウム箔の前記レジスト膜形成面とは反対の面および前記第一のスルーホール内を埋めるように絶縁膜を形成する工程と、前記レジスト膜を除去した部分の前記アルミニウム箔を粗面化する工程と、粗面化された前記アルミニウム箔の表面に誘電体層を形成する工程と、前記第一のスルーホールを埋めている前記絶縁膜内に第二のスルーホールを形成する工程と、前記第二のスルーホール内にスルホール電極を形成する工程に続いて前記誘電体層の表面に固体電解質層を形成する工程と、前記固体電解質の表面に集電体層を形成する工程と、前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記開口部に第一の接続端子を形成する工程と、前記スルホール電極の表出面に第二の接続端子を形成する工程とを有する固体電解コンデンサの製造方法。
  2. アルミニウム箔の片面にレジスト膜を形成する工程と、前記アルミニウム箔の所定の位置に第一のスルーホールを形成する工程と、前記アルミニウム箔の前記レジスト膜形成面とは反対の面および前記第一のスルーホール内を埋めるように絶縁膜を形成する工程と、前記レジスト膜を除去した部分の前記アルミニウム箔を粗面化する工程と、前記粗面化された前記アルミニウム箔の表面に誘電体層を形成する工程と、前記誘電体層の表面に固体電解質層を形成する工程に続いて前記絶縁膜内に第二のスルーホールを形成し前記第二のスルーホール内にスルホール電極を形成する工程と、前記固体電解質層の表面に集電体層を形成する工程と、前記絶縁膜に開口部を形成する工程と、前記開口部に第一の接続端子を形成する工程と、前記スルホール電極の表出面に第二の接続端子を形成する工程とを有する固体電解コンデンサの製造方法。
  3. 前記第一のスルーホールの形成方法はレーザー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法、放電加工法のうち少なくともいすれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  4. 前記第二のスルーホールの形成方法はレーザー加工法、パンチング加工法、ドリル加工法のうち少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  5. 前記第一のスルーホールのエッジの面取り加工に続いて前記絶縁膜を形成するする請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  6. 前記絶縁膜はエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、シリコン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂のうち少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  7. 前記絶縁膜の形成方法は浸漬、スピンコーティング、スクリーン印刷、スプレー法、電着法のうち少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  8. 前記レジスト膜は感光性樹脂または接着性を有する有機フィルムのうち少なくともいずれかを一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  9. 前記レジスト膜の形成方法は浸漬、スピンコーティング、スクリーン印刷、フィルム接着法、スプレー法、電着法のうち少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  10. 前記スルホール電極の形成は導電性接着剤を充填した後硬化する方法を用いる請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  11. 前記第一と前記第二の接続端子を構成する材料は導電性接着剤である請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  12. 前記第一と前記第二の接続端子を形成する方法は電気めっきと無電解めっきの少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  13. 前記固体電解質層を構成する材料はパイ電子共役高分子とこれ以外の導電性高分子の少なくともいずれか一つを含む組成物である請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  14. 前記固体電解質層を形成する方法は、複素環式モノマーを酸化剤を用いて重合する化学重合と、複素環式モノマーを電圧の印加により重合する電解重合と、導電性高分子の粉末懸濁液の塗布と、導電性高分子水溶液の塗布と、硝酸マンガンの熱分解のうちの少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  15. 前記固体電解質層を形成する方法は、硝酸マンガンの熱分解による二酸化マンガンの形成に続いて、複素環式モノマーを酸化剤を用いて重合する化学重合と、複素環式モノマーを電圧の印加により重合する電解重合と、導電性高分子の粉末懸濁液の塗布と、導電性高分子水溶液の塗布のうち少なくともいずれか一つを行う請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  16. 前記開口部を形成する方法はレーザー加工法と研削法のうちの少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
  17. 前記集電体の材料は、カーボン微粒子の懸濁液と、導電性接着剤と、導電性塗料のうちの少なくともいずれか一つである請求項1もしくは請求項2に記載の固体電解コンデンサの製造方法。
JP2003514574A 2001-07-17 2002-07-16 固体電解コンデンサの製造方法 Expired - Fee Related JP3982496B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001216351 2001-07-17
JP2001216351 2001-07-17
PCT/JP2002/007218 WO2003009320A1 (fr) 2001-07-17 2002-07-16 Procede de production d'un condensateur electrolytique solide

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2003009320A1 JPWO2003009320A1 (ja) 2004-11-11
JP3982496B2 true JP3982496B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=19050837

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003514574A Expired - Fee Related JP3982496B2 (ja) 2001-07-17 2002-07-16 固体電解コンデンサの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6852137B2 (ja)
EP (1) EP1408521A4 (ja)
JP (1) JP3982496B2 (ja)
CN (1) CN100339918C (ja)
WO (1) WO2003009320A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003095928A2 (en) * 2002-05-10 2003-11-20 Lewis Karl R Monolithic rail platform and bolt assemblies for a firearm
JP4019837B2 (ja) * 2002-07-19 2007-12-12 松下電器産業株式会社 固体電解コンデンサ及びその製造方法
US7016180B2 (en) * 2003-12-26 2006-03-21 Tdk Corporation Capacitor
US6870728B1 (en) * 2004-01-29 2005-03-22 Tdk Corporation Electrolytic capacitor
CN1998056A (zh) * 2004-07-15 2007-07-11 松下电器产业株式会社 电容器
TWI270901B (en) * 2005-09-16 2007-01-11 Ctech Technology Corp Solid capacitor and fabrication method thereof
JP4478695B2 (ja) * 2007-03-19 2010-06-09 ニチコン株式会社 固体電解コンデンサ素子およびそれを備えた固体電解コンデンサ
JP4743896B2 (ja) * 2007-04-19 2011-08-10 Necトーキン株式会社 固体電解コンデンサ
JP4931776B2 (ja) * 2007-11-21 2012-05-16 三洋電機株式会社 固体電解コンデンサ
US8470680B2 (en) 2008-07-28 2013-06-25 Kemet Electronics Corporation Substrate with embedded patterned capacitance
KR20100110613A (ko) * 2009-04-03 2010-10-13 삼성전자주식회사 반도체 장치 및 그 제조방법
TWI405322B (zh) 2010-12-29 2013-08-11 Ind Tech Res Inst 內藏電容基板模組
US9013893B2 (en) 2010-12-29 2015-04-21 Industrial Technology Research Institute Embedded capacitor module
TWI483352B (zh) 2012-03-12 2015-05-01 Ind Tech Res Inst 固態電解電容基板模組及包括該固態電解電容基板模組的電路板
CN108701544A (zh) 2016-02-23 2018-10-23 株式会社村田制作所 电容器

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845171B2 (ja) * 1976-01-30 1983-10-07 日本電気株式会社 固体電解コンデンサの製造方法
JPH02137311A (ja) * 1988-11-18 1990-05-25 Marcon Electron Co Ltd 固体電解コンデンサ
JPH02301118A (ja) * 1989-05-15 1990-12-13 Nippon Chemicon Corp 固体電解コンデンサの製造方法
JPH05205984A (ja) 1992-01-27 1993-08-13 Nec Corp 積層型固体電解コンデンサ
JP3351224B2 (ja) * 1996-01-31 2002-11-25 日立エーアイシー株式会社 電解コンデンサ
JPH11274002A (ja) 1998-03-25 1999-10-08 Nichicon Corp チップ型積層固体電解コンデンサ
US6239965B1 (en) * 1998-05-22 2001-05-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Electrolytic capacitor and method of producing the same
JP3416076B2 (ja) * 1998-05-22 2003-06-16 松下電器産業株式会社 電解コンデンサの製造方法
US6275729B1 (en) * 1998-10-02 2001-08-14 Cardiac Pacemakers, Inc. Smaller electrolytic capacitors for implantable defibrillators
JP4479050B2 (ja) * 2000-04-20 2010-06-09 パナソニック株式会社 固体電解コンデンサ
JP4432207B2 (ja) * 2000-05-25 2010-03-17 パナソニック株式会社 コンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
CN1465078A (zh) 2003-12-31
CN100339918C (zh) 2007-09-26
WO2003009320A1 (fr) 2003-01-30
EP1408521A1 (en) 2004-04-14
EP1408521A4 (en) 2007-04-04
JPWO2003009320A1 (ja) 2004-11-11
US6852137B2 (en) 2005-02-08
US20030182781A1 (en) 2003-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4432207B2 (ja) コンデンサ
JP3982496B2 (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
US6510045B2 (en) Solid electrolyte capacitor
JP4019837B2 (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
US6855177B2 (en) Method for producing solid electrolytic capacitor
JP2002299161A (ja) 複合電子部品
JP2003086463A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003022936A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003068574A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP4337423B2 (ja) 回路モジュール
JP2003037025A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003031439A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003031438A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2002299160A (ja) 複合電子部品
JP2003045751A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003115418A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003068573A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2004128242A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003007569A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003068575A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003017368A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2003100564A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JPH05267107A (ja) 固体電解コンデンサの製造方法
JP2002367866A (ja) 固体電解コンデンサ
JP2002289471A (ja) 固体電解コンデンサ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050510

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070612

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070625

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees